JPH01244621A - シリコン単結晶基板の表面清浄化方法 - Google Patents
シリコン単結晶基板の表面清浄化方法Info
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- JPH01244621A JPH01244621A JP7130288A JP7130288A JPH01244621A JP H01244621 A JPH01244621 A JP H01244621A JP 7130288 A JP7130288 A JP 7130288A JP 7130288 A JP7130288 A JP 7130288A JP H01244621 A JPH01244621 A JP H01244621A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は半導体集積回路用シリコン単結晶基板(以下基
板という)の表面清浄化方法に関し、特にイントリンシ
ックゲッタ効果の著しくない金属原子汚染を除去し、イ
ントリンシックゲッタ効果に加えてより清浄な表面の半
導体集積回路用基板を得る方法に係わる。
板という)の表面清浄化方法に関し、特にイントリンシ
ックゲッタ効果の著しくない金属原子汚染を除去し、イ
ントリンシックゲッタ効果に加えてより清浄な表面の半
導体集積回路用基板を得る方法に係わる。
(従来の技術とその問題点)
基板の表面は、そこに半導体素子を形成するので、結晶
形成時に完全であることはもちろん、各種の汚染を受け
たものであってはならない。
形成時に完全であることはもちろん、各種の汚染を受け
たものであってはならない。
現在基板は、主にチョクラルスキー法によるシリコン単
結晶棒をその軸方向に直角に切断し、得た薄円板の片面
を鏡面研磨し、ついで化学的な方法で清浄化することに
よって得られる。
結晶棒をその軸方向に直角に切断し、得た薄円板の片面
を鏡面研磨し、ついで化学的な方法で清浄化することに
よって得られる。
基板表面は、できるだけ化学的エツチングを併用し、結
晶性の乱れを極力抑える方法で研磨されるため、なかな
か良好な結晶性の、すなわち表面にシリコン原子の未結
合手を除いて該原子のミスフィツトのない表面を得るこ
とは難かしかった。
晶性の乱れを極力抑える方法で研磨されるため、なかな
か良好な結晶性の、すなわち表面にシリコン原子の未結
合手を除いて該原子のミスフィツトのない表面を得るこ
とは難かしかった。
基板表面に付着した汚れとしては、分類にもよるが、−
例をあげると、Na”、F−等のイオンの表面への吸着
、Cu、Fe、Au等の金属、Sin。
例をあげると、Na”、F−等のイオンの表面への吸着
、Cu、Fe、Au等の金属、Sin。
粒子その他の研磨、研削粒子の表面への付着、空気中の
各種ダストによる表面の微粒子汚染、さらに使用する水
を含めた各種液体の残渣カラナルスティンなどの膜状汚
染が考えられる。これら表面汚染の清浄化のために各種
の試行錯誤が行われ、最近ではほぼ満足すべき方法が実
用化されつつある。
各種ダストによる表面の微粒子汚染、さらに使用する水
を含めた各種液体の残渣カラナルスティンなどの膜状汚
染が考えられる。これら表面汚染の清浄化のために各種
の試行錯誤が行われ、最近ではほぼ満足すべき方法が実
用化されつつある。
基本的清浄化方法は、化学的作用、物理的作用を種々組
み合わせたものであるが、純水、酸、アルカリ、有機溶
剤、界面活性剤による洗浄、ドライ洗浄及び乾燥などが
その全貌である。
み合わせたものであるが、純水、酸、アルカリ、有機溶
剤、界面活性剤による洗浄、ドライ洗浄及び乾燥などが
その全貌である。
基板表面の活性層領域、たとえば表面から10〜20t
mの結晶層を理想的な完全結晶、すなわち不純物を含ま
ず、かついかなる結晶欠陥も含まないようにすることが
試みられている。それは、チョクラルスキー法による単
結晶中の溶存酸素に基づく微小欠陥の内部形成を通じ、
この微小欠陥の周囲に発生する歪領域に不純物その他の
結晶欠陥をゲッタし、さらに基板表面に向かって、結晶
内の酸素をアウトデイツユ−ジオン(Out dif−
fusion)する特異な方法を通じてなされた。そし
てこの方法は半導体素子製造技術の発展の中でさらに改
善され、通常内因的ゲッタリングまたはイントリンシッ
クゲッタリングと称し、半導体集積回路素子技術におけ
る8AQ技術の一つとして重用されている。
mの結晶層を理想的な完全結晶、すなわち不純物を含ま
ず、かついかなる結晶欠陥も含まないようにすることが
試みられている。それは、チョクラルスキー法による単
結晶中の溶存酸素に基づく微小欠陥の内部形成を通じ、
この微小欠陥の周囲に発生する歪領域に不純物その他の
結晶欠陥をゲッタし、さらに基板表面に向かって、結晶
内の酸素をアウトデイツユ−ジオン(Out dif−
fusion)する特異な方法を通じてなされた。そし
てこの方法は半導体素子製造技術の発展の中でさらに改
善され、通常内因的ゲッタリングまたはイントリンシッ
クゲッタリングと称し、半導体集積回路素子技術におけ
る8AQ技術の一つとして重用されている。
しかしながら、特にMO8構造に注目すると。
酸化膜・シリコン界面におけるSiからSiO2への化
学組成の変化のための中間的な遷移、SiとSin、ど
の熱膨張係数の差、Siと5in2との間の不純物元素
の分配率の変化、酸化膜内の不純物のトラップ等のため
、シリコン単結晶内の種々の不純物に注目しなければな
らず、単結晶基板だけでは解決できないことも今日迄に
判明している。
学組成の変化のための中間的な遷移、SiとSin、ど
の熱膨張係数の差、Siと5in2との間の不純物元素
の分配率の変化、酸化膜内の不純物のトラップ等のため
、シリコン単結晶内の種々の不純物に注目しなければな
らず、単結晶基板だけでは解決できないことも今日迄に
判明している。
基板の酸化が進行するとき、酸化膜の成長とともに基板
内の不純物も酸化膜内に取り込まれ、界面近傍で不純物
の再分布が起きるが、かかる再分布は、 ■基板と酸化膜の界面の両側で化学ポテンシャルが一致
するように不純物比を生じさせる。
内の不純物も酸化膜内に取り込まれ、界面近傍で不純物
の再分布が起きるが、かかる再分布は、 ■基板と酸化膜の界面の両側で化学ポテンシャルが一致
するように不純物比を生じさせる。
すなわち偏析係数が1より大または小に偏ること、
■酸化膜内と基板内の不純物の拡散速度比、■酸化の進
行に伴う界面の移動力1あることと、基板の酸化速度と
不純物の拡散速度との相対比 による等が原因するとみられている。
行に伴う界面の移動力1あることと、基板の酸化速度と
不純物の拡散速度との相対比 による等が原因するとみられている。
たとえば、Bは酸化性雰囲気中で酸化膜内【こ蓄積され
、基板表面では濃度が減少する。し力嘱し、11□雰囲
気中では逆となる。P、Asiよ基板表面で濃度が上昇
する。このように不純物元素、処理雰囲気によっても不
純物の再分布力1複雑1こ変イヒすることが知られてい
る。
、基板表面では濃度が減少する。し力嘱し、11□雰囲
気中では逆となる。P、Asiよ基板表面で濃度が上昇
する。このように不純物元素、処理雰囲気によっても不
純物の再分布力1複雑1こ変イヒすることが知られてい
る。
さらに、Akira Ohsawa等1よ、 J、 E
lectrochem。
lectrochem。
Soc、、 Vol、 111. No、 12. P
、 2964(1984)の中で。
、 2964(1984)の中で。
酸化膜・シリコン界面近傍の2次イオン質量スペク1−
ロスコープ及び化学エツチングを(JF用して、銅はシ
リコンのバルク内に拡散し、Feiま酸イヒll憐・シ
リコン界面に集まり、Crは酸化膜内しこ取り込まれる
ことを報告している。特に、Feiまシ1ノコン表面か
ら100 nmの間に蓄積されてb)ることをつきとめ
られている。
ロスコープ及び化学エツチングを(JF用して、銅はシ
リコンのバルク内に拡散し、Feiま酸イヒll憐・シ
リコン界面に集まり、Crは酸化膜内しこ取り込まれる
ことを報告している。特に、Feiまシ1ノコン表面か
ら100 nmの間に蓄積されてb)ることをつきとめ
られている。
以上のように、酸化膜・シリコン界面の各種不純物の分
布が報告されているが、これらの不純物元素を基板の表
面から除去するための具体的方策あるいは最適処理条件
は明らかにされていない。
布が報告されているが、これらの不純物元素を基板の表
面から除去するための具体的方策あるいは最適処理条件
は明らかにされていない。
本発明は、熱酸化基板の酸化膜・シリコン界面近傍に、
不純物元素としてFeを効果的に集め、同時にイントリ
ンシックゲッタ効果を利用して。
不純物元素としてFeを効果的に集め、同時にイントリ
ンシックゲッタ効果を利用して。
半導体集積回路用基板表面の活性層領域の高純度化、無
欠陥化を目的とするものである。
欠陥化を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するために熱酸化条件を最適
化し、ついでその酸化膜を含め、基板の表面層をわずか
に除去して表面を清浄化する方法を提供する。該熱酸化
条件としては、900〜1200℃の雰囲気下で1時間
乃至20時間内の適当な時間を選ぶ。このとき基板とし
ては酸素濃度が少なくとも1016atoms/cm3
以、上のものを選び。
化し、ついでその酸化膜を含め、基板の表面層をわずか
に除去して表面を清浄化する方法を提供する。該熱酸化
条件としては、900〜1200℃の雰囲気下で1時間
乃至20時間内の適当な時間を選ぶ。このとき基板とし
ては酸素濃度が少なくとも1016atoms/cm3
以、上のものを選び。
さらにあらかじめ600〜800℃の雰囲気下で熱処理
を行なうことにより、基板表面層の高純度化、無欠陥化
が促進される。
を行なうことにより、基板表面層の高純度化、無欠陥化
が促進される。
(作用)
Feがシリコン内で高い溶解度を示し、また比較的早い
拡散速度をもつにもかかわらず、何故酸化膜とシリコン
との界面近傍に集まるかは明らかではないが、本発明者
等は実験により、Faが酸化膜・シリコン界面に再分布
されることを確認した。さらに酸化膜の形成条件として
、800℃のような低温ではFeの再分配は起こらず、
また1200”Cのような高温では、Feがバルクに拡
散し、界面近傍の集積度は低下することを見出した。
拡散速度をもつにもかかわらず、何故酸化膜とシリコン
との界面近傍に集まるかは明らかではないが、本発明者
等は実験により、Faが酸化膜・シリコン界面に再分布
されることを確認した。さらに酸化膜の形成条件として
、800℃のような低温ではFeの再分配は起こらず、
また1200”Cのような高温では、Feがバルクに拡
散し、界面近傍の集積度は低下することを見出した。
これよりFeが界面に集まる原因としては、酸化膜・シ
リコン界面のシリコン原子未結合手がFeを捕獲するた
めと考えられる。
リコン界面のシリコン原子未結合手がFeを捕獲するた
めと考えられる。
しかし酸化膜とシリコンとの界面に捕獲されたFeは、
高温では逆に基板内への再分配が考えられるので、酸化
膜とともに基板表面から除去するのが好ましい。かかる
除去方法としては、弗硝酸混液を用い酸化膜を除去する
と同時に、シリコン層表面を数p除去するのがよい、こ
のように基板バルク内のFeを効果的に除去して、これ
にイントリンシックゲッタ技術を併用すれば、理想的な
基板表面の活性層の高純度化、無欠陥化が可能となる。
高温では逆に基板内への再分配が考えられるので、酸化
膜とともに基板表面から除去するのが好ましい。かかる
除去方法としては、弗硝酸混液を用い酸化膜を除去する
と同時に、シリコン層表面を数p除去するのがよい、こ
のように基板バルク内のFeを効果的に除去して、これ
にイントリンシックゲッタ技術を併用すれば、理想的な
基板表面の活性層の高純度化、無欠陥化が可能となる。
イントリンシックゲッタリングには二つの目的があり、
その一つは基板表面からのm素のアウトデイフュージョ
ンであり、他の−っは内部微小欠陥の形成による表面層
領域不純物のゲッタ効果である。このために基板は通常
低温(650〜800℃)と高温(1000’C以上)
の2段階熱処理が行われる。低温アニールは、欠陥の核
を形成するものであり、高温アニールは核の成長による
微小析出物を生成させるものである。高温アニールの過
程では、同時に表面層から酸素のアウトデイフュージョ
ンが起こるので、無欠陥高純度活性層(通常デヌーデッ
ドゾーン:DN)を形成できる。
その一つは基板表面からのm素のアウトデイフュージョ
ンであり、他の−っは内部微小欠陥の形成による表面層
領域不純物のゲッタ効果である。このために基板は通常
低温(650〜800℃)と高温(1000’C以上)
の2段階熱処理が行われる。低温アニールは、欠陥の核
を形成するものであり、高温アニールは核の成長による
微小析出物を生成させるものである。高温アニールの過
程では、同時に表面層から酸素のアウトデイフュージョ
ンが起こるので、無欠陥高純度活性層(通常デヌーデッ
ドゾーン:DN)を形成できる。
ここで、微小析出物の構成については種々の説があるが
、主体は酸素を含むクリストバライトであることは疑い
はない。この微小析出物近傍の歪の場は、不純物等の吸
引固定を行い、イントリンシックゲッター法では、デヌ
ーデッドゾーンの高純度化、結晶の完全化を助長する。
、主体は酸素を含むクリストバライトであることは疑い
はない。この微小析出物近傍の歪の場は、不純物等の吸
引固定を行い、イントリンシックゲッター法では、デヌ
ーデッドゾーンの高純度化、結晶の完全化を助長する。
本発明者等の実験によれば、イントリンシックゲッタリ
ングは界面の吸引効果に劣るが、Feのゲッタには多少
効果があり、またその他の不純物に対しては従来からゲ
ッタ効果が認められているので、酸化膜の形成とイント
リンシックゲッタ法を同時に併用することは理想的であ
ることが判明した。
ングは界面の吸引効果に劣るが、Feのゲッタには多少
効果があり、またその他の不純物に対しては従来からゲ
ッタ効果が認められているので、酸化膜の形成とイント
リンシックゲッタ法を同時に併用することは理想的であ
ることが判明した。
イントリンシックゲッタ効果を得るためには、酸素が重
要であることはすでに述べたが、このためには基板中に
1016/d以上の酸素が必要である。
要であることはすでに述べたが、このためには基板中に
1016/d以上の酸素が必要である。
(実施例)
酸化膜とシリコンとの界面にシリコン内のFeがどのよ
うに再分布されているか、窒素雰囲気内と酸化性雰囲気
内で熱処理して比較した。またイントリンシックゲッタ
リングのFe吸着に対する効果、及び処理温度によるF
eの界面吸着効果についても調べた。試料としては、固
有抵抗1oΩ−1のp型CZ法単結晶(酸素濃度Oi
: 20ppma)とFZ法法帖結晶酸素濃度0L(0
,1ppma)を用いた。
うに再分布されているか、窒素雰囲気内と酸化性雰囲気
内で熱処理して比較した。またイントリンシックゲッタ
リングのFe吸着に対する効果、及び処理温度によるF
eの界面吸着効果についても調べた。試料としては、固
有抵抗1oΩ−1のp型CZ法単結晶(酸素濃度Oi
: 20ppma)とFZ法法帖結晶酸素濃度0L(0
,1ppma)を用いた。
この場合の熱処理条件と酸素析出量を以下に示す。
試料表面を希硝酸に鉄を溶解させた水溶液に漬けて汚染
したが、表面のFe汚染量は0.5〜IXlX1012
ato/ cm?であった。このFeを結晶内に均一に
拡散したとすると、濃度は1〜2 X 1013atθ
ms、11 (全汚染量という)となる6汚染測定はD
LTS法によった。
したが、表面のFe汚染量は0.5〜IXlX1012
ato/ cm?であった。このFeを結晶内に均一に
拡散したとすると、濃度は1〜2 X 1013atθ
ms、11 (全汚染量という)となる6汚染測定はD
LTS法によった。
この熱処理後の結果を第1図に示す。
熱処理区分Aでは、Fe不純物濃度は1〜3X1012
atoms/ clで800℃における固溶度と一致す
る。このように熱処理区分Aでは、大きなゲッタリング
効果を示していない。熱処理区分Bの0□雰囲気では、
FZ、CZ法結晶いずれも内部に拡散したFe不純物1
度はI X 10”atoms/ cn?まで大幅に減
少している。N、雰囲気ではFZ法結晶は全汚染量と同
じ1.5 X 10”atoms/ adであるが、C
zg結晶では8 X 101012ato/−で1/2
になっている。FZとC7での差がO1析出によるIG
効果とみなされるが、o2雰囲気による汚染低減と比べ
るとゲッタリング効果は小さい。熱処理区分Cではo2
雰囲気でFZ、CZ法結晶いずれも、3 X 1010
12ato/ cx&と増加し、Feの再放出が確認さ
れるが、全汚染量の115である。N2雰囲気ではFZ
、07.法結晶いずれも、全汚染量と同じである。
atoms/ clで800℃における固溶度と一致す
る。このように熱処理区分Aでは、大きなゲッタリング
効果を示していない。熱処理区分Bの0□雰囲気では、
FZ、CZ法結晶いずれも内部に拡散したFe不純物1
度はI X 10”atoms/ cn?まで大幅に減
少している。N、雰囲気ではFZ法結晶は全汚染量と同
じ1.5 X 10”atoms/ adであるが、C
zg結晶では8 X 101012ato/−で1/2
になっている。FZとC7での差がO1析出によるIG
効果とみなされるが、o2雰囲気による汚染低減と比べ
るとゲッタリング効果は小さい。熱処理区分Cではo2
雰囲気でFZ、CZ法結晶いずれも、3 X 1010
12ato/ cx&と増加し、Feの再放出が確認さ
れるが、全汚染量の115である。N2雰囲気ではFZ
、07.法結晶いずれも、全汚染量と同じである。
このように酸化膜界面近傍のFe吸着効果は、1000
℃近辺で最大となるが、低温及び高温では。
℃近辺で最大となるが、低温及び高温では。
理由は異なるが同効果は減少する。また1000℃近辺
でFeに対してイントリンシックゲッタリング効果のあ
ることがみられる。しかし、界面の吸着効果と比較して
小さいので、補助的作用に留まる。
でFeに対してイントリンシックゲッタリング効果のあ
ることがみられる。しかし、界面の吸着効果と比較して
小さいので、補助的作用に留まる。
(発明の効果)
以上述べたように1本発明の方法では、 fJ層欠陥や
ライフタイム低下の原因となるFe元素を、半導体素子
製造工程中に、はぼ完全にシリコン単結晶基板より除去
し、その表面に理想的な高純度かつ無欠陥のデヌーデッ
ドゾーンを形成することができ、よって半導体素子特に
集積回路の特性の向上ならびに収量の増加によるコスト
ダウンを可能にする。
ライフタイム低下の原因となるFe元素を、半導体素子
製造工程中に、はぼ完全にシリコン単結晶基板より除去
し、その表面に理想的な高純度かつ無欠陥のデヌーデッ
ドゾーンを形成することができ、よって半導体素子特に
集積回路の特性の向上ならびに収量の増加によるコスト
ダウンを可能にする。
第1図は各種熱処理条件におけるFeの不純物1度(a
toms / rxl )のDLTSによる211す定
結果のグラフを示す。 特許出願人 信越半導体株人会社 代理人・弁理士 山 本 亮 止−□11、公1.11
toms / rxl )のDLTSによる211す定
結果のグラフを示す。 特許出願人 信越半導体株人会社 代理人・弁理士 山 本 亮 止−□11、公1.11
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)シリコン単結晶基板の表面を熱酸化し、その酸化膜
及びこれに接するシリコン層表面を除去することを特徴
とするシリコン単結晶基板の表面清浄化方法。 2)前記熱酸化が900℃乃至1200℃の雰囲気内で
1時間乃至20時間行われる、請求項1記載の表面清浄
化方法。 3)前記シリコン単結晶基板内の酸素濃度が少なくとも
10^1^6atoms/cm^3であり、あらかじめ
600〜800℃の雰囲気内で熱処理されている請求項
1及び2のいずれか1項記載の表面清浄化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7130288A JPH01244621A (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | シリコン単結晶基板の表面清浄化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7130288A JPH01244621A (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | シリコン単結晶基板の表面清浄化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01244621A true JPH01244621A (ja) | 1989-09-29 |
Family
ID=13456717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7130288A Pending JPH01244621A (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | シリコン単結晶基板の表面清浄化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01244621A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007536738A (ja) * | 2004-05-07 | 2007-12-13 | エムイーエムシー・エレクトロニック・マテリアルズ・インコーポレイテッド | シリコンウエハ中の金属汚染低減のための方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5243360A (en) * | 1975-10-01 | 1977-04-05 | Hitachi Ltd | Process for production of silicon wafer |
JPS58216425A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-16 | Komatsu Denshi Kinzoku Kk | 半導体シリコン基板の製造方法 |
JPS5974638A (ja) * | 1982-10-22 | 1984-04-27 | Hitachi Ltd | 半導体ウエ−ハの製法 |
-
1988
- 1988-03-25 JP JP7130288A patent/JPH01244621A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2013058784A (ja) * | 2004-05-07 | 2013-03-28 | Memc Electron Materials Inc | シリコンウエハ中の金属汚染低減のための方法 |
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