JPH0124339Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0124339Y2 JPH0124339Y2 JP1983028542U JP2854283U JPH0124339Y2 JP H0124339 Y2 JPH0124339 Y2 JP H0124339Y2 JP 1983028542 U JP1983028542 U JP 1983028542U JP 2854283 U JP2854283 U JP 2854283U JP H0124339 Y2 JPH0124339 Y2 JP H0124339Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan shroud
- mounting
- metal ring
- rubber mount
- mounting bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用エンジンの冷却フアンの効率
を向上させるために装着するフアンシユラウドの
取付装置に関するものである。
を向上させるために装着するフアンシユラウドの
取付装置に関するものである。
冷却フアンの外周と、フアンシユラウドの内周
との間隙は可及的に小なるほど効果的であり、冷
却フアンとフアンシユラウドとをエンジン本体側
に取付けて同一振動系の下で支持させれば別振動
系として支持させた場合に比して前記間隙を極め
て小とすることができる。
との間隙は可及的に小なるほど効果的であり、冷
却フアンとフアンシユラウドとをエンジン本体側
に取付けて同一振動系の下で支持させれば別振動
系として支持させた場合に比して前記間隙を極め
て小とすることができる。
従来、フアンシユラウドは第1図及至第3図に
すように、エンジン本体1側にブラケツト2,
2,2を固設し、これらブラケツト2,2,2に
フアンシユラウド3の支片部4,4,4を間隔筒
5、ゴムマウント6、取付ボルト7、金属製環状
端板8、ナツト9を介して取付けた。
すように、エンジン本体1側にブラケツト2,
2,2を固設し、これらブラケツト2,2,2に
フアンシユラウド3の支片部4,4,4を間隔筒
5、ゴムマウント6、取付ボルト7、金属製環状
端板8、ナツト9を介して取付けた。
しかも、この場合、ブラケツト2の通孔10に
挿通した取付ボルト7に間隔筒5を密嵌させ、ゴ
ムマウント6の外側金属環板11の内周縁面11
aを間隔筒5の外周に密接させるとともに内側金
属環板12の内周引掛部12aと、フアンシユラ
ウド3の支片部4の取付孔4a周面との間に比較
的大きな間隙イを形成させ、外側金属環板11に
金属製環状端板8を当接させ、ナツト9により緊
締し、前記間隙イを調整代として冷却フアン13
とフアンシユラウド3の中心を合致させ組付け
た。
挿通した取付ボルト7に間隔筒5を密嵌させ、ゴ
ムマウント6の外側金属環板11の内周縁面11
aを間隔筒5の外周に密接させるとともに内側金
属環板12の内周引掛部12aと、フアンシユラ
ウド3の支片部4の取付孔4a周面との間に比較
的大きな間隙イを形成させ、外側金属環板11に
金属製環状端板8を当接させ、ナツト9により緊
締し、前記間隙イを調整代として冷却フアン13
とフアンシユラウド3の中心を合致させ組付け
た。
このような従来の取付手段では、ゴムマウント
6のゴム部分がへたり現象を起生し変形すると、
フアンシユラウド3の支片部4と内側金属環板1
2との係合面部分ロにおける摩擦力が減少し、車
輌の上下振動等によつて支片部4の取付け設定位
置のずれを起し、フアンシユラウド3の中心が冷
却フアン13の中心に対して偏位し、、冷却フア
ン13に対しフアンシユラウド3が干渉する。
6のゴム部分がへたり現象を起生し変形すると、
フアンシユラウド3の支片部4と内側金属環板1
2との係合面部分ロにおける摩擦力が減少し、車
輌の上下振動等によつて支片部4の取付け設定位
置のずれを起し、フアンシユラウド3の中心が冷
却フアン13の中心に対して偏位し、、冷却フア
ン13に対しフアンシユラウド3が干渉する。
本考案は前記のような事情から、ゴムマウント
におけるゴム部分の弾性が喪失し、いわゆるへた
り現象を起生して永久変形した場合でもフアンシ
ユラウドの中心を冷却フアンの中心よりずれない
ようにしてフアンシユラウドの干渉を未然に防止
するような取付装置であつて、フアンシユラウド
の支片部に貫設した取付孔にゴムマウントの内側
金属環板の内周引掛け部を密嵌させ、エンジン側
に固設したブラケツトの通孔に挿通させた取付ボ
ルトの周りに所要の周隙を形成させて間隔筒を遊
嵌させ、前記ゴムマウントの外側金属環板の内周
縁面を前記間隔筒に密嵌させ、この間隔筒の端面
に金属製環状端板を当接し、前記取付ボルトに嵌
装させてナツトを緊締してなるフアンシユラウド
取付装置である。
におけるゴム部分の弾性が喪失し、いわゆるへた
り現象を起生して永久変形した場合でもフアンシ
ユラウドの中心を冷却フアンの中心よりずれない
ようにしてフアンシユラウドの干渉を未然に防止
するような取付装置であつて、フアンシユラウド
の支片部に貫設した取付孔にゴムマウントの内側
金属環板の内周引掛け部を密嵌させ、エンジン側
に固設したブラケツトの通孔に挿通させた取付ボ
ルトの周りに所要の周隙を形成させて間隔筒を遊
嵌させ、前記ゴムマウントの外側金属環板の内周
縁面を前記間隔筒に密嵌させ、この間隔筒の端面
に金属製環状端板を当接し、前記取付ボルトに嵌
装させてナツトを緊締してなるフアンシユラウド
取付装置である。
次に本考案の実施例を第4図について説明す
る。エンジン本体1側に固設したブラケツト2の
通孔10に取付ボルト7を挿通させ、この取付ボ
ルト7の周りに所要の周隙ハを形成自在とした間
隔筒5を遊嵌し、フアンシユラウド3の支片部4
の取付孔4aに内側金属環板12を密嵌させ内周
引掛け部12aに係合させてゴムマウント6を前
記間隔筒5に密嵌する。
る。エンジン本体1側に固設したブラケツト2の
通孔10に取付ボルト7を挿通させ、この取付ボ
ルト7の周りに所要の周隙ハを形成自在とした間
隔筒5を遊嵌し、フアンシユラウド3の支片部4
の取付孔4aに内側金属環板12を密嵌させ内周
引掛け部12aに係合させてゴムマウント6を前
記間隔筒5に密嵌する。
即ち、ゴムマウント6の外側金属環板11の内
周縁面11aを間隔筒5の周面に密接させる。
周縁面11aを間隔筒5の周面に密接させる。
次いで、この間隔筒5の端面5aに金属製環状
端板8を当接し、前記取付ボルト7に嵌装させ、
ナツト9の締付けを加減しながら、フアンシユラ
ウド3の中心を冷却フアン13の中心に合致させ
る。
端板8を当接し、前記取付ボルト7に嵌装させ、
ナツト9の締付けを加減しながら、フアンシユラ
ウド3の中心を冷却フアン13の中心に合致させ
る。
このような作業中、取付ボルト7と間隔筒5と
の間の周隙ハが充分な調整代となる。
の間の周隙ハが充分な調整代となる。
フアンシユラウド3の設定位置が確定したの
ち、ナツト9を緊締し、間隔筒5の端面5aに金
属製環状端板8の端面8aを接合させる。
ち、ナツト9を緊締し、間隔筒5の端面5aに金
属製環状端板8の端面8aを接合させる。
本案装置は前記のように構成したので、フアン
シユラウド3を正確な設定位置として組付けたの
ちは、ゴムマウント6のゴム部分にへたりを来た
しても間隔筒5の端面5aと金属製環状端板8の
端面8aとの強力接合による摩擦力によつて間隔
筒5の位置ずれを防止するから、間隔筒5に内周
縁面11aを密嵌させた外側金属環板11,11
および内側金属環板12,12の内周引掛け部1
2aを支片部4の取付孔4aに密嵌させたことに
より、支片部4がずれることはない。
シユラウド3を正確な設定位置として組付けたの
ちは、ゴムマウント6のゴム部分にへたりを来た
しても間隔筒5の端面5aと金属製環状端板8の
端面8aとの強力接合による摩擦力によつて間隔
筒5の位置ずれを防止するから、間隔筒5に内周
縁面11aを密嵌させた外側金属環板11,11
および内側金属環板12,12の内周引掛け部1
2aを支片部4の取付孔4aに密嵌させたことに
より、支片部4がずれることはない。
本考案は取付けボルトと間隔筒との間の周隙を
調整代とし、かつ間隔筒の端面と金属製環状端板
の端面とを強力接合せしめてフアンシユラウドの
支片部のずれを防止するから、エンジン振動等に
よつてもフアンシユラウドを冷却フアンに干渉さ
せることはない等の利点を有する。
調整代とし、かつ間隔筒の端面と金属製環状端板
の端面とを強力接合せしめてフアンシユラウドの
支片部のずれを防止するから、エンジン振動等に
よつてもフアンシユラウドを冷却フアンに干渉さ
せることはない等の利点を有する。
第1図はフアンシユラウドの取付け位置を示す
概略説明図、第2図はフアンシユラウドと冷却フ
アンの関係位置を示す説明図、第3図はフアンシ
ユラウドの従来手段による取付装置の要部断面
図、第4図は本考案によるフアンシユラウド取付
装置の要部断面図である。 1……エンジン本体、2……ブラケツト、3…
…フアンシユラウド、4……支片部、5……間隔
筒、5a……端面、6……ゴムマウント、7……
取付ボルト、8……金属製環状端板、8a……端
面、9……ナツト、10……通孔、11……外側
金属環板、11a……内周縁面、12……内側金
属環板、12a……内周引掛け部、13……冷却
フアン。
概略説明図、第2図はフアンシユラウドと冷却フ
アンの関係位置を示す説明図、第3図はフアンシ
ユラウドの従来手段による取付装置の要部断面
図、第4図は本考案によるフアンシユラウド取付
装置の要部断面図である。 1……エンジン本体、2……ブラケツト、3…
…フアンシユラウド、4……支片部、5……間隔
筒、5a……端面、6……ゴムマウント、7……
取付ボルト、8……金属製環状端板、8a……端
面、9……ナツト、10……通孔、11……外側
金属環板、11a……内周縁面、12……内側金
属環板、12a……内周引掛け部、13……冷却
フアン。
Claims (1)
- フアンシユラウドの支片部に貫設した取付孔に
ゴムマウントの内側金属環板の内周引掛け部を密
嵌させ、エンジン側に固設したブラケツトの通孔
に挿通させた取付ボルトの周りに所要の周隙を形
成させて間隔筒を遊嵌させ、前記ゴムマウントの
外側金属環板の内周縁面を前記間隔筒に密嵌さ
せ、この間隔筒の端面に金属製環状端板を当接
し、前記取付ボルトに嵌装させてナツトを緊締し
てなるフアンシユラウド取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2854283U JPS59133724U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | フアンシユラウド取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2854283U JPS59133724U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | フアンシユラウド取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59133724U JPS59133724U (ja) | 1984-09-07 |
JPH0124339Y2 true JPH0124339Y2 (ja) | 1989-07-24 |
Family
ID=30159428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2854283U Granted JPS59133724U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | フアンシユラウド取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59133724U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH089374Y2 (ja) * | 1985-10-30 | 1996-03-21 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 産業車両用エンジンのシユラウド装置 |
JP6324921B2 (ja) * | 2015-04-03 | 2018-05-16 | 株式会社日立建機ティエラ | 建設機械 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52140010U (ja) * | 1976-04-17 | 1977-10-24 |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP2854283U patent/JPS59133724U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59133724U (ja) | 1984-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2002032701A1 (fr) | Montage de support de jambe de force | |
JPH0124339Y2 (ja) | ||
JPS63134382A (ja) | 自動車における樹脂製外板の取付構造 | |
JPH01195196A (ja) | 鞍乗型車両のエンジン懸架装置 | |
JPH0645623Y2 (ja) | フアンシユラウド取付構造 | |
JPS6131549Y2 (ja) | ||
JPH0540263Y2 (ja) | ||
JPS599052Y2 (ja) | エンジン排気系の遮熱装置 | |
JPS6332543Y2 (ja) | ||
JPH0125118Y2 (ja) | ||
JPS6229654Y2 (ja) | ||
JPH0224940Y2 (ja) | ||
JP2591156B2 (ja) | 自動車用ワイパーモータの取付構造 | |
JPH0139649Y2 (ja) | ||
JPS6225556Y2 (ja) | ||
JPS646331Y2 (ja) | ||
JPS5933865Y2 (ja) | コンプレツサの取付構造 | |
JPH072241Y2 (ja) | 自動車用ホイールステップ | |
JP2520098Y2 (ja) | 緩衝器のダストカバー取付け構造 | |
JPH0425418Y2 (ja) | ||
JPH0322564Y2 (ja) | ||
JPS5823926Y2 (ja) | エンジン排気管構造 | |
JPS6150805U (ja) | ||
JP2726000B2 (ja) | 自動車用フラッグポールの取付け具 | |
JPS6337353Y2 (ja) |