JPH0124135Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124135Y2 JPH0124135Y2 JP10370980U JP10370980U JPH0124135Y2 JP H0124135 Y2 JPH0124135 Y2 JP H0124135Y2 JP 10370980 U JP10370980 U JP 10370980U JP 10370980 U JP10370980 U JP 10370980U JP H0124135 Y2 JPH0124135 Y2 JP H0124135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive plastic
- plastic material
- synthetic resin
- resin film
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packages (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
本考案は、合成ゴムを基材とした粘着塑性状物
1(以下粘着塑性物と称す)の外周面を包着養生
する場合、一軸方向に延伸された合成樹脂フイル
ム2を用いて包着した包装体に係るものである。 一軸方向に延伸された合成樹脂フイルム2は、
粘着塑性状物1を包着したまゝ、必要個所に装填
してから、何らかの方法で本考案の粘着塑性状物
体の外寸法の約1/4以上の圧縮変形を与えた時、
包着している合成樹脂フイルムは、フイルムの延
伸方向にそつて、裂け目が多数発生して内容物の
粘着塑性状物が露呈し、周辺部の被着体に粘着接
着する特徴を有する考案である。 従来、粘着塑性状物の包装養生にはシリコーン
処理した包装用剥離養生紙又は合成樹脂フイルム
などを用いて包装養生するのが一般的である。こ
れらの包装用剥離養生紙又は合成樹脂フイルム
は、使用に際しては、取り除いてから粘着塑性物
を使用するのが一般的である。これら従来の包装
用剥離養生紙又は合成樹脂フイルムを除去したも
のは片付けなければならず、廃棄処分するため経
済的には無駄である。又、本来粘着塑性物を機能
的に使用するための補助材料として包装用剥離養
生紙又は合成樹脂フイルムが使用されているにす
ぎず、機能的要因はなく保存、養生のみに使用さ
れているのみで経済的に無駄である。 本考案はこれらの欠点を解決し、極めて有効で
新規な構成を成し、粘着塑性状物体の取扱い作業
性を著しく改善した考案である。合成ゴムを基材
とした粘着塑性状物体の包装に一軸方向に延伸さ
れた合成樹脂フイルムを用いて包着した包装体
を、必要個所にそのまゝ合成樹脂フイルムを取り
除くことなく装填して使用するもので、狭細部に
も合成樹脂フイルムの表面滑性を利用して容易に
装填が可能である。斯る後、必要個所に装填され
た包装体に対して、外寸法の1/4以上変形するべ
く圧縮力を与えた時、合成樹脂フイルムが延伸さ
れた方向にそつて多数の裂け目を発生して内容物
である粘着塑性状物体が露呈すると同時に圧縮力
により周辺部に粘着接着するものである。 本考案の特長は、一軸方向に延伸した合成樹脂
フイルムを用いた包装体を圧締、圧縮、変形を与
えることにより内部の粘着塑性状物体の変形抵抗
により、延伸された方向にそつて多数の裂け目が
発生する性質を利用した考案である。本考案の包
装体に利用される1例として、合成ゴム系接着
剤、合成ゴム系シーリング材、合成ゴム系マスチ
ツク状塑性物、その他に適用可能である。 又、使用される合成樹脂フイルムは、ポリオレ
フイン系樹脂、例えばポリプロピイレン樹脂、ポ
リエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニール共重合樹
脂、1−2ポリブタジエン樹脂などを用いてフイ
ルム状となし引き取り方向に延伸された合成樹脂
フイルムを用いると効果がある。 実施例 ポリエチレン樹脂を用いた延伸フイルムの性状
例
1(以下粘着塑性物と称す)の外周面を包着養生
する場合、一軸方向に延伸された合成樹脂フイル
ム2を用いて包着した包装体に係るものである。 一軸方向に延伸された合成樹脂フイルム2は、
粘着塑性状物1を包着したまゝ、必要個所に装填
してから、何らかの方法で本考案の粘着塑性状物
体の外寸法の約1/4以上の圧縮変形を与えた時、
包着している合成樹脂フイルムは、フイルムの延
伸方向にそつて、裂け目が多数発生して内容物の
粘着塑性状物が露呈し、周辺部の被着体に粘着接
着する特徴を有する考案である。 従来、粘着塑性状物の包装養生にはシリコーン
処理した包装用剥離養生紙又は合成樹脂フイルム
などを用いて包装養生するのが一般的である。こ
れらの包装用剥離養生紙又は合成樹脂フイルム
は、使用に際しては、取り除いてから粘着塑性物
を使用するのが一般的である。これら従来の包装
用剥離養生紙又は合成樹脂フイルムを除去したも
のは片付けなければならず、廃棄処分するため経
済的には無駄である。又、本来粘着塑性物を機能
的に使用するための補助材料として包装用剥離養
生紙又は合成樹脂フイルムが使用されているにす
ぎず、機能的要因はなく保存、養生のみに使用さ
れているのみで経済的に無駄である。 本考案はこれらの欠点を解決し、極めて有効で
新規な構成を成し、粘着塑性状物体の取扱い作業
性を著しく改善した考案である。合成ゴムを基材
とした粘着塑性状物体の包装に一軸方向に延伸さ
れた合成樹脂フイルムを用いて包着した包装体
を、必要個所にそのまゝ合成樹脂フイルムを取り
除くことなく装填して使用するもので、狭細部に
も合成樹脂フイルムの表面滑性を利用して容易に
装填が可能である。斯る後、必要個所に装填され
た包装体に対して、外寸法の1/4以上変形するべ
く圧縮力を与えた時、合成樹脂フイルムが延伸さ
れた方向にそつて多数の裂け目を発生して内容物
である粘着塑性状物体が露呈すると同時に圧縮力
により周辺部に粘着接着するものである。 本考案の特長は、一軸方向に延伸した合成樹脂
フイルムを用いた包装体を圧締、圧縮、変形を与
えることにより内部の粘着塑性状物体の変形抵抗
により、延伸された方向にそつて多数の裂け目が
発生する性質を利用した考案である。本考案の包
装体に利用される1例として、合成ゴム系接着
剤、合成ゴム系シーリング材、合成ゴム系マスチ
ツク状塑性物、その他に適用可能である。 又、使用される合成樹脂フイルムは、ポリオレ
フイン系樹脂、例えばポリプロピイレン樹脂、ポ
リエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニール共重合樹
脂、1−2ポリブタジエン樹脂などを用いてフイ
ルム状となし引き取り方向に延伸された合成樹脂
フイルムを用いると効果がある。 実施例 ポリエチレン樹脂を用いた延伸フイルムの性状
例
【表】
実施例に示すポリエチレン樹脂の一軸方向に延
伸されたフイルムを用いて、プチルゴム系粘着塑
性状物10mmφの紐状体を包着した包装体を圧縮試
験機を用いて圧縮速度100mm/分で圧縮した時10
mmφの外径寸法に対して4mm圧縮した時点で包着
していたフイルムが延伸された方向にそつて多数
の裂け目を生じて破れ、内容物が露呈して、ブチ
ルゴム粘着塑性状物が圧縮方向と直角の方向には
み出して周辺部に粘着接着することが確認され
た。 以上の如く第3図に示すように、本考案の合成
ゴム系粘着塑性状物を、一軸方向に延伸された合
成樹脂フイルムを用いて包着した包装体を必要個
所にフイルムを付けたまゝ装填してから必要な外
力を加えると延伸方向にそつてフイルムに多数の
裂け目が発生して、内容物の粘着塑性状物が露呈
し押さえつけられて目的個所に粘着接着すること
により、気密、水密などの目的で間隙充填する目
的が確実に達成出来る特徴を有する粘着塑性状物
の包装体。
伸されたフイルムを用いて、プチルゴム系粘着塑
性状物10mmφの紐状体を包着した包装体を圧縮試
験機を用いて圧縮速度100mm/分で圧縮した時10
mmφの外径寸法に対して4mm圧縮した時点で包着
していたフイルムが延伸された方向にそつて多数
の裂け目を生じて破れ、内容物が露呈して、ブチ
ルゴム粘着塑性状物が圧縮方向と直角の方向には
み出して周辺部に粘着接着することが確認され
た。 以上の如く第3図に示すように、本考案の合成
ゴム系粘着塑性状物を、一軸方向に延伸された合
成樹脂フイルムを用いて包着した包装体を必要個
所にフイルムを付けたまゝ装填してから必要な外
力を加えると延伸方向にそつてフイルムに多数の
裂け目が発生して、内容物の粘着塑性状物が露呈
し押さえつけられて目的個所に粘着接着すること
により、気密、水密などの目的で間隙充填する目
的が確実に達成出来る特徴を有する粘着塑性状物
の包装体。
第1図は粘着塑性状物の包装体の断面図。第2
図は粘着塑性状物の包装体の斜面図。第3図は包
装体を圧縮変形させて、フイルムの破れた状態を
示す断面図。 1……粘着塑性物、2……一軸延伸フイルム、
3……フイルム重ね合せ部分。
図は粘着塑性状物の包装体の斜面図。第3図は包
装体を圧縮変形させて、フイルムの破れた状態を
示す断面図。 1……粘着塑性物、2……一軸延伸フイルム、
3……フイルム重ね合せ部分。
Claims (1)
- 一軸方向に延伸した合成樹脂フイルム2を用い
て合成ゴムを基材とした粘着塑性状物1の外周面
を包着した包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10370980U JPH0124135Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10370980U JPH0124135Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5726360U JPS5726360U (ja) | 1982-02-10 |
JPH0124135Y2 true JPH0124135Y2 (ja) | 1989-07-21 |
Family
ID=29465093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10370980U Expired JPH0124135Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0124135Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60154546A (ja) * | 1984-01-24 | 1985-08-14 | Seiko Epson Corp | 半導体装置用リ−ドフレ−ム |
-
1980
- 1980-07-21 JP JP10370980U patent/JPH0124135Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5726360U (ja) | 1982-02-10 |
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