JPH01239180A - タイヤ用スチールコード - Google Patents
タイヤ用スチールコードInfo
- Publication number
- JPH01239180A JPH01239180A JP63066956A JP6695688A JPH01239180A JP H01239180 A JPH01239180 A JP H01239180A JP 63066956 A JP63066956 A JP 63066956A JP 6695688 A JP6695688 A JP 6695688A JP H01239180 A JPH01239180 A JP H01239180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- twisted
- pitch
- steel cord
- cord
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2022—Strands coreless
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はタイヤのベルト部に埋設状に用いられるオープ
ン撚りのスチールコードに関する。
ン撚りのスチールコードに関する。
(従来の技術)
従来のこの種のオープン撚りスチールコードは、非オー
ブン撚りスチールコードで問題となっているところのコ
ード中心部の空調部に浸入した水でコードに錆が発生す
るのを防ぐために、各素線相互間あるいは一部の素線間
に隙間があるように撚り合わせて、その隙間からゴムが
空y部内に浸入し、同ゴムが空調部を埋めて、水が浸入
する空胴部をなくすことによって水の浸入を防ぎ、錆の
発生がないようにしている。
ブン撚りスチールコードで問題となっているところのコ
ード中心部の空調部に浸入した水でコードに錆が発生す
るのを防ぐために、各素線相互間あるいは一部の素線間
に隙間があるように撚り合わせて、その隙間からゴムが
空y部内に浸入し、同ゴムが空調部を埋めて、水が浸入
する空胴部をなくすことによって水の浸入を防ぎ、錆の
発生がないようにしている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが前記撚り合わけ部分が加硫時における低い張力
で縮径し易く、素線が相互に接近して隙間がほとんどな
くなり、空胴部にゴムが充分に浸入しなくなる問題があ
る。又、コードをカットした場合など、コードとしての
形状を保てない問題が生ずる場合もある。
で縮径し易く、素線が相互に接近して隙間がほとんどな
くなり、空胴部にゴムが充分に浸入しなくなる問題があ
る。又、コードをカットした場合など、コードとしての
形状を保てない問題が生ずる場合もある。
これらの問題について、発明者は鋭意研究を進めた結果
、前記オープン撚りスチールコードの撚りピッチを変化
させることによって解決出来ることを見い出した。
、前記オープン撚りスチールコードの撚りピッチを変化
させることによって解決出来ることを見い出した。
すなわち、前記したオープン撚りスチールコードの撚り
ピッチが等ピッチであることにより、加硫時の張力で、
コードの長手方向の各撚り合わせ部分が夫々−様に縮径
して、素線間の隙間がコードの全長に渉ってほとんどな
くなるためである。
ピッチが等ピッチであることにより、加硫時の張力で、
コードの長手方向の各撚り合わせ部分が夫々−様に縮径
して、素線間の隙間がコードの全長に渉ってほとんどな
くなるためである。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、加硫時における張力により縮径し
ても、ゴムが隙間から充分に浸入することのできる撚り
合わせ部分を有し、しかも撚りを安定させたタイヤ用ス
チールコードを提供しようとするものである。
目的とするところは、加硫時における張力により縮径し
ても、ゴムが隙間から充分に浸入することのできる撚り
合わせ部分を有し、しかも撚りを安定させたタイヤ用ス
チールコードを提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は斯る目的を達成するために、オープン撚りのス
チールコードの長手方向に長短二以上の撚りピッチを有
する撚り構造としたものである。
チールコードの長手方向に長短二以上の撚りピッチを有
する撚り構造としたものである。
その撚りピッチとしては長短二連り、或いは長中短三通
りの組合わせ等が挙げられる。
りの組合わせ等が挙げられる。
又、長さが異なる各ピッチは交互するようにしたり、長
いピッチが数ピツチ連続して、短いピッチが間に入るよ
うにしたり、短いピッチが数ピツチ連続して、長いピッ
チが間に入るようにしたり、各ピッチが不規則になって
いたりするも良い。
いピッチが数ピツチ連続して、短いピッチが間に入るよ
うにしたり、短いピッチが数ピツチ連続して、長いピッ
チが間に入るようにしたり、各ピッチが不規則になって
いたりするも良い。
又、各ピッチの撚り合わせ部分における素線間は相互に
離れていたり、一部が接触していたりしても良い。
離れていたり、一部が接触していたりしても良い。
又、各ピッチの撚り合わせ部分における相互に離れた素
線間の隙間は、縮径後もゴムが充分に浸入可能な間隔と
する。
線間の隙間は、縮径後もゴムが充分に浸入可能な間隔と
する。
又、前記ピッチの比としてはl : 1.05〜10
、望ましくはi : 1.05〜2である。
、望ましくはi : 1.05〜2である。
又、コードの撚り本数としては1×4或いは1×5が望
ましい。
ましい。
又、素線の径は0.15〜0.7Mが望ましい。
(作用)
長いビッヂの撚り合わせ部分における隙間の間隔が、短
いピッチの撚り合わせ部分における隙間よりもさらに大
きい比率関係を保つ。
いピッチの撚り合わせ部分における隙間よりもさらに大
きい比率関係を保つ。
それにより、加硫時における低い張力で縮径した後も、
長いピッチの撚り合わせ部分はオープン度が大きいため
、ゴムが十分に浸入することのできる隙間・間隔を有し
て、仮に短いピッチの部分の隙間がなくなるか、少なく
なったとしても、コード全長に亘りゴムの浸入性が安定
していることになる。
長いピッチの撚り合わせ部分はオープン度が大きいため
、ゴムが十分に浸入することのできる隙間・間隔を有し
て、仮に短いピッチの部分の隙間がなくなるか、少なく
なったとしても、コード全長に亘りゴムの浸入性が安定
していることになる。
そして、短いピッチの撚り合わせ部分が存在することに
よりその部分がコードとしての形状を保つ役割を果す。
よりその部分がコードとしての形状を保つ役割を果す。
(実施例)
以下実施例について図面を参照して説明する。
図中(A)はスチールコードで、このスチールコード(
A)は長短二以上の撚りピッチ(Pl)(P2)・・・
で撚り合わされている。
A)は長短二以上の撚りピッチ(Pl)(P2)・・・
で撚り合わされている。
そして、各ピッチの撚り合わせ部分(A1)くA2)に
は相互に離れている素線(1)間に隙間(a>を形成し
ている。この隙間(a)の間隔は短い撚りピッチ(Pl
)の撚り合わせ部分くAI)よりも長い撚りピッチ(P
2)の撚り合わせ部分(A2)が大きく、且つ短い撚り
ピッチ(Pl)の撚り合わせ部分(A+ )においても
、加硫時の低い張力で縮径する値を考慮して、縮径後も
ゴムが充分に浸入可能な隙間・間隔状にして(A)は素
線(1)が相互に離れている長い撚りピッチ(P2)の
撚り合わせ部分(A2 )と、素線(1)が相互に密着
状の一部を除いて離れている短いピッチ(Pl)の撚り
合わせ部分(A+ )とをコードの長手方向に交互する
ように撚り合わせている。
は相互に離れている素線(1)間に隙間(a>を形成し
ている。この隙間(a)の間隔は短い撚りピッチ(Pl
)の撚り合わせ部分くAI)よりも長い撚りピッチ(P
2)の撚り合わせ部分(A2)が大きく、且つ短い撚り
ピッチ(Pl)の撚り合わせ部分(A+ )においても
、加硫時の低い張力で縮径する値を考慮して、縮径後も
ゴムが充分に浸入可能な隙間・間隔状にして(A)は素
線(1)が相互に離れている長い撚りピッチ(P2)の
撚り合わせ部分(A2 )と、素線(1)が相互に密着
状の一部を除いて離れている短いピッチ(Pl)の撚り
合わせ部分(A+ )とをコードの長手方向に交互する
ように撚り合わせている。
短いピッチ(Pl)の撚り合わせ部分(A1)における
相互に密着状の素′0(1)の接触摩擦抵抗で、同撚り
合わせ部分(A1)および長い撚りピッチ(P2)の撚
り合わせ部分における各素線(1)の動きが制約されて
、両撚り合わせ部分(△+ ) (A2 )の隙間(
a>はゴムが充分に浸入可能な安定状態に保持される。
相互に密着状の素′0(1)の接触摩擦抵抗で、同撚り
合わせ部分(A1)および長い撚りピッチ(P2)の撚
り合わせ部分における各素線(1)の動きが制約されて
、両撚り合わせ部分(△+ ) (A2 )の隙間(
a>はゴムが充分に浸入可能な安定状態に保持される。
そして、コード(A)における両撚り合わせ部分(A+
)(Az )の長さ比は、隙間・間隔の大きい長い撚
りピッチの撚り合わせ部分(A2)が短いピッチ(Pl
)の撚り合わせ部分(A+)よりも数倍の比率関係とな
り、コード(△)の大部分がゴムの浸入し易い撚り構造
となっている。
)(Az )の長さ比は、隙間・間隔の大きい長い撚
りピッチの撚り合わせ部分(A2)が短いピッチ(Pl
)の撚り合わせ部分(A+)よりも数倍の比率関係とな
り、コード(△)の大部分がゴムの浸入し易い撚り構造
となっている。
(発明の効果)
したがって本発明によれば次の利点がある。
加硫時に張力を受けて縮径しても、コードにお(プる長
い撚りピッチの撚り合わせ部分の隙間・間隔が、短い撚
りピッチの撚り合わせ部分の隙間・間隔よりもさらに大
きい比になっていて、ゴムが充分に浸入しやすく、ゴム
との良好な結合状態を得ることができる。
い撚りピッチの撚り合わせ部分の隙間・間隔が、短い撚
りピッチの撚り合わせ部分の隙間・間隔よりもさらに大
きい比になっていて、ゴムが充分に浸入しやすく、ゴム
との良好な結合状態を得ることができる。
しかも、コードを特にカットした場合などに於いて撚り
形状のくづれを防ぎ撚りを安定できる。
形状のくづれを防ぎ撚りを安定できる。
第1図は本発明のスチールコードの一実施例を示す側面
図。第2図は■−■線に沿える縦断面図。 第3図は■−■線に沿える縦断面図。 図中 (A>はスチールコード (A+ )(A2 )は撚り合わせ部分(P+ )は短
い撚りピッチ (P2)は長い撚りピッチ (a)は隙間 (1)は素線 特許 出 願人 興国鋼線索株式会社第1図
図。第2図は■−■線に沿える縦断面図。 第3図は■−■線に沿える縦断面図。 図中 (A>はスチールコード (A+ )(A2 )は撚り合わせ部分(P+ )は短
い撚りピッチ (P2)は長い撚りピッチ (a)は隙間 (1)は素線 特許 出 願人 興国鋼線索株式会社第1図
Claims (1)
- オープン撚りのタイヤ用スチールコードにおいて、コー
ドの長手方向に長短二以上の撚りピッチを有するタイヤ
用スチールコード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63066956A JPH01239180A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | タイヤ用スチールコード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63066956A JPH01239180A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | タイヤ用スチールコード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01239180A true JPH01239180A (ja) | 1989-09-25 |
JPH0343390B2 JPH0343390B2 (ja) | 1991-07-02 |
Family
ID=13330984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63066956A Granted JPH01239180A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | タイヤ用スチールコード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01239180A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150258854A1 (en) * | 2012-10-18 | 2015-09-17 | Kordsa Global Endustriyel Iplik Ve Kord Bezi Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | Tire cord fabric and production method thereof |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5643008A (en) * | 1979-09-13 | 1981-04-21 | Bridgestone Corp | Pneumatic radial tire |
JPS5848392U (ja) * | 1981-09-22 | 1983-04-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 廃水の生物学的処理装置 |
JPS6049421A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-18 | Fujitsu Ltd | タイミングパルス発生方式 |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP63066956A patent/JPH01239180A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5643008A (en) * | 1979-09-13 | 1981-04-21 | Bridgestone Corp | Pneumatic radial tire |
JPS5848392U (ja) * | 1981-09-22 | 1983-04-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 廃水の生物学的処理装置 |
JPS6049421A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-18 | Fujitsu Ltd | タイミングパルス発生方式 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150258854A1 (en) * | 2012-10-18 | 2015-09-17 | Kordsa Global Endustriyel Iplik Ve Kord Bezi Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | Tire cord fabric and production method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0343390B2 (ja) | 1991-07-02 |
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