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JPH01238642A - 放射線画像情報記録読取装置 - Google Patents

放射線画像情報記録読取装置

Info

Publication number
JPH01238642A
JPH01238642A JP63066743A JP6674388A JPH01238642A JP H01238642 A JPH01238642 A JP H01238642A JP 63066743 A JP63066743 A JP 63066743A JP 6674388 A JP6674388 A JP 6674388A JP H01238642 A JPH01238642 A JP H01238642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
belt
image
roller
meandering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63066743A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Horikawa
堀川 一夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP63066743A priority Critical patent/JPH01238642A/ja
Priority to EP19890100485 priority patent/EP0333978A3/en
Publication of JPH01238642A publication Critical patent/JPH01238642A/ja
Priority to US07/627,902 priority patent/US5099119A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B42/00Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
    • G03B42/02Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means using X-rays

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、蓄積性蛍光体に放射線画像情報を蓄積記録し
、次いでこれに励起光を照射し、蓄積記録された画像情
報に応じて輝尽発光する光を検出して画像情報を読取り
電気信号に変換する放射線画像情報記録読取装置に関し
、特に詳細には蓄積性蛍光体層がエンドレスヘルド上に
形成されてなる放射線画像情報記録読取装置に関するも
のである。
(従来の技術) ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、β線。
γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線エ
ネルギーの一部か蛍光体中に蓄積され、この蛍光体に可
視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギーに
応じて蛍光体が輝尽発光を示すことが知られており、こ
のような性質を示す蛍光体は蓄積性蛍光体(輝尽蛍光体
)と呼ばれる。
この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被写体の放射線
画像情報を一旦蓄積性蛍光体層を有する記録体に記録し
、この記録体をレーザ光等の励起光で2次元的に走査し
て輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝尽発光光を光検出
器により光電的に読み取って画像信号を得、この画像信
号に基づいて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表
示装置に被写体の放射線画像を可視像として出力させる
放射線画像情報記録再生システムが本出願人によりすで
に提案されている。(特開昭55−12429号。
同5[1−11395号など。) このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録しうるという実用的な利点を有している。すな
わち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して
蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量か極め
て広い範囲にわたって比例することか認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体を有する記録体より放射さ
れる輝尽発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定し
て光電変換手段により読み取って電気信号に変換し、こ
の電気信号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT
等の表示装置に放射線画像を可視像として出力させるこ
とによって、放射線露光量の変動に影響されない放射線
画像を得ることができる。
上記放射線画像情報記録再生システムにおいては、蓄積
性蛍光体を有する記録体は最終的に画像情報を記録せず
、上記のような最終的な記録媒体に画像を与えるために
一時的に画像情報を担持するものであるから、この記録
体は繰り返し使用するようにしてもよく、またそのよう
に繰返し使用すれば極めて経済的である。
そこで本出願人は、蓄積性蛍光体の効率良い循環再使用
を実現する放射線画像情報記録読取装置を先に提案した
(例えば特開昭58−200211i9号)。
上記装置は、支持体と、この支持体上に固定された放射
線画像を蓄積記録しうる蓄積性蛍光体層からなる記録体
と、この記録体に被写体を通して放射線を照射すること
により、この記録体上に被写体の放射線透過画像を蓄積
記録する画像記録部と、前記放射線画像が蓄積記録され
た記録体を走査する励起光を発する励起光源とこの励起
光により走査された記録体から発せられた輝尽発光光を
読み取って画像信号を得る光電読取手段とを有する画像
読取部と、前記支持体と前記画像読取部とを相対的に繰
返し移動させて、支持体上の前記記録体を前記読取部に
対して相対的に循環移動させる手段と、前記画像読取部
において画像読取が行なわれた後の記録体に画像記録が
なされるのに先行してこの記録体上の残存放射線エネル
ギーを放出させる消去部とを1つの装置に組み込み、上
記記録体の効率的な循環再使用を行なうようにしたもの
である。上記記録体としては、エンドレスの支持ベルト
上に蓄積性蛍光体層が形成されてなるものを用いれば、
この記録体をローラ等に懸架させて循環搬送し、上記画
像記録部、画像読取部、消去部を順次通過させることが
できるため極めて便利である。
また上記のようにエンドレスの支持ベルト上に蓄積性蛍
光体層が形成されてなる記録ベルトを用いる放射線画像
情報記録読取装置の中でも、特に装置を小型化し、画像
読取部における励起光の走査を高精度に行なうことかで
きる装置か本出願人により提案されている(特願昭62
−7332号)。この記録読取装置は、エンドレスの記
録ベルトを互いに放射線画像一画面の長さと同程度の距
離だけ離れて配された2組のローラ部により懸架し、こ
の2組のローラ部の間を走行する記録ベルトに対向して
画像記録部を配することにより、装置の一方の長さを上
記−画面近くまで縮小可能にするとともに、励起光の走
査位置をローラの周面上とすることにより、ローラの周
面は記録ベルトが最も安定して走行する部分であるため
、揺れ等の不都合を回避して励起光の走査精度を高める
ことができるものとなっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで上述のようにエンドレスベルト状の記録ベルト
を用いた記録読取装置は、蓄積性蛍光体層の循環搬送を
容易に行なえるという利点を有する反面、装置使用中に
記録ベルトが蛇行するおそれがあるという欠点がある。
記録ベルトが蛇行すると、特に画像読取部において高精
度な読取りを行なうことかできなくなるばかりでなく、
ついには側板にのりあげ、記録ベルトを破壊してしまう
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、エ
ンドレスベルト状の記録ベルトを用いた装置において、
簡単な機構により記録ベルトの蛇行矯正を行なうことの
できる放射線画像記録読取装置を提供することを目的と
するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の放射線画像情報記録読取装置は、蓄積性蛍光体
層を有するエンドレスベルトである記録ベルト、 複数のローラからなり、前記記録ベルトを懸架して循環
搬送させる記録ベルト搬送ローラ群、前記蓄積性蛍光体
層に被写体を通して放射線を照射することにより、この
蛍光体層上に被写体の放射線画像を蓄積記録する画像記
録部、前記放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光体層
上を走査する励起光を発する励起光源と、この励起光に
より走査された蓄積性蛍光体層から発せられた輝尽発光
光を読み取って画像信号を得る光電読取手段とを有する
画像読取部、 前記画像読取部において画像読取が行なわれた後の蓄積
性蛍光体層に画像記録がなされるのに先行してこの蛍光
体層上の残存放射線エネルギーを放出させる消去部、 前記記録ベルトの蛇行量および蛇行方向を検出する蛇行
検出手段、および 前記蛇行検出手段の出力に応じて前記記録ベルト搬送ロ
ーラ群中の所定のローラの回転軸を前記記録ベルトの搬
送長がほぼ変わらない方向に傾けて前記蛇行を矯正する
蛇行矯正手段を備えてなることを特徴とするものである
また、上記記録ベルト搬送ローラ群は画像記録部におい
て記録されうる最大サイズの画像の画面の長さの1倍以
上1.5倍以下の所定の距離だけ離れて配された2組の
ローラ部を有し、この所定の距離方向において記録ベル
トは2組のローラ部の間において循環搬送されることが
装置を小型化する上で好ましい。なお、その場合の所定
の距離とは、上記2組のローラ部の互いに最も離れた端
縁から端縁までの長さを意味するものである。
(作  用) 本発明の装置によれば、蛇行検出手段の出力に応じてロ
ーラの回転軸を傾けて蛇行矯正を行なうようにしたので
、簡単な調整により、常に記録ベルトを正しく走行させ
ることができる。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図は本発明の一実施例による放射線画像情報記録読
取装置の概要を示す側面図であり、第2図はその要部の
平面図である。
本装置内において、全面に蓄積性蛍光体層が形成された
エンドレスベルトである記録ベルト1は、2つのローラ
41.42からなる第1のローラ部40と、この第1の
ローラ部40と軸間距離しだけ離れて配された、2つの
ローラ51.52からなる第2のローラ部50により懸
架されて図中矢印方向に循環搬送される。本実施例装置
においてはこれらの第1゜第2のローラ部40.5(1
、後述するニップローラ61.62、およびローラ64
により記録ベルト搬送ローラ群が構成されている。
上記記録ベルト1の上方には記録ベルト1に対向させて
X線源等の放射線源11か配されており、このX線源1
1および被写体12を載置する撮影台14を含む装置上
部が画像記録部10となっている。
画像記録部10において、撮影台14に載置された被写
体12を介して放射線源11が作動されると、被写体■
2の透過放射線画像が記録ベルト1上に投影され、被写
体の放射線画像情報が記録ベルトの蓄積性蛍光体層に蓄
積記録される。また前記2つのローラ部40.50の軸
間距離りは、上記画像記録(撮影)により形成される一
画像の長さと略等しくなっている。従って一回の撮影に
より記録ベルトの上側部分全体に上記放射線画像情報が
蓄積記録される。なお上記−画像とは、半切、大角、四
ツ、六ツ等種々の大きさの画像のうち、装置が撮影可能
な中の最大サイズの画像であり、これより小さいサイズ
の撮影を行なう場合には、画像は記録ベルトの上側の適
当な部分に記録される。
また撮影台14と記録ベルト1との間には、撮影を行な
う部位によってブツキー装置等のグリッド装置15が設
けられる場合かある。すなわち、胸部等の体厚の大きい
部位の撮影を行なう際には、撮影時に被写体から発せら
れる散乱放射線が画質を低下させる原因となることがあ
るので、その場合には被写体と記録ベルトの間に上記散
乱放射線を吸収するグリッドを有するグリッド装置や、
グリッドに加えてそれを往復移動させる手段も備えたい
わゆるブツキー装置を設けることが必要となる。
なお、本発明の装置は後述するように画像情報の記録と
読取を同時に行なうことも考えられるので、かかる装置
においてグリッドの移動を伴なうブツキー装置を設ける
場合には、読取中に画像読取部に対して、ブツキー装置
か外乱振動を与えることのないよう、グリッドの移動手
段であるバネの設計を工夫したりモータの回転速度をコ
ントロールしたりしてブツキー装置の移動加速度を制御
することが必要である。
上記記録ベルト1は、撮影か行なわれている間は撮影を
行なう記録ベルトの一部を放射線源に対向させる所定の
位置に停止せしめられているが、撮影が終了すると図中
矢印方向に回転するローラ41、42.51.52によ
り搬送され、記録ベルトの撮影の行なわれた部分は記録
ベルト1の下方右側位置に設けられた画像読取部20に
搬送される。なお、上記4つのローラ41.42.51
.52のうち、ローラ52はモータ53の軸53aにベ
ルト、またはチェーンにより連続されてなる駆動ローラ
であり、他のローラ41.42.51はこのローラ52
に従動して回転する従動ローラとなっている。また第2
図に示すようにモータの軸53aにはロータリーエンコ
ーダ55が取り付けられており、モータの回転を検出し
て種々の制御を行なうことかできるようになっている。
また第1のローラ部40のローラ41は、支持板43a
に一端を固定された2つのバネ43bに軸41aの両端
がそれぞれ接続されることにより、記録ペルト1を張る
方向に付勢されたテンションローラとなっている。この
ように、記録ベルト搬送ローラ群中にテンションローラ
を設けておけば、ベルト搬送中に記録ベルトがたるんだ
り、走行が不安定になることがなく、常に精度の高い搬
送を行なうことができる。
また、第1のローラ部のローラ42は、その軸42aの
一端が、一対のローラ45b 、 45cに懸架されロ
ーラ45bに接続されたモータ45dの回転により移送
されるベルト45aに固定されることにより、ベルト4
5aの移送に伴なって移動可能となっており、本装置は
このようにローラ42が移動することにより後述するよ
うに記録ベルトの蛇行を矯正するものとなっている。
上記のような2組のローラ部40,50により記録ベル
ト1は、画像読取部20に送られ、記録ベルト1に蓄積
記録された画像情報の読取りが行なわれる。この画像読
取部20について、第1図、第2図とともに画像読取部
内の、励起光走査のための光学系を収容してなる光学定
盤20A(第2図参照)の平面図である第3図を参照し
て説明する。
上記画像読取部20には、励起光21Aを発するHe−
Neレーザ等の励起光源21が記録ベルト1の搬送方向
と垂直方向に延びて設けられ、また励起光21の光路上
には、励起光21を記録ベルト上にその幅方向(第1図
の紙面に垂直な方向)に主走査させる光偏向器である回
転多面鏡24が設けられている。励起光源21から発せ
られた励起光21Aは第3図に示すようにミラー22に
より光路を変更せしめられた後、ビームエキスパンダ、
シリンドリカルレンズ等を備えた入射用光学系23を通
過して回転多面鏡24に入射する。回転多面鏡24によ
り反射偏向された励起光21Aは、rθレンズ等からな
る走査用光学系25およびシリンドリカルレンズ26を
通過し、さらにシリンドリカルミラ−27a2反射ミラ
ー27b 、 27cにより光路を変更せしめられた後
、前記ローラ52の下側周面上にある記録ベルト1に対
してくり返し主走査を行なう。なおシリンドリカルレン
ズ26およびシリンドリカルミラー27aは励起光21
Aを第1図の紙面と平行な面内においてのみ屈折させる
光学素子であり、上述した光学系においてはこれらの光
学素子と前記入射用光学系23内のシリンドリカルレン
ズとの作用により、回転多面鏡24に軸ぶれ、面倒れ等
が生じても、記録ベルト上において走査線のピッチむら
を発生させることのないものとなっている。また上記反
射ミラー27cと走査位置との間には入射する励起光2
1Aのうち大部分の光を透過させ、残りの光を反射する
ビームスプリッタ28か設けられており、このビームス
プリッタ28を透過した光が励起光となり、ビームスプ
リッタにより反射された光21aは、励起光2LAの走
査方向に延びた、明部と暗部が交互に形成されてなるグ
リッド29Aに入射し、このグリッド29Aを通過した
光がグリッド29Aの背後に設けられた集光ロッド29
Bにより集光されて光検出器29Cにより検出されるこ
とにより、励起光21Aの走査位置を示す同期信号か得
られる。上記励起光21Aの主走査と同時に記録ベルト
1は画像読取部20内を一定速度で第1図左方向に搬送
されて副走査され、前記画像記録部IOにおいて放射線
画像情報が蓄積記録された部分は、その略全面に亘って
励起光21Aが照射される。
記録ベルト1の励起光照射箇所からは、蓄積記録された
画像情報に応じて輝尽発光光か生じ、この輝尽発光光は
光電読取手段70により検出される。
本装置における光電読取手段70は、特開昭62−16
666号等に示されているような、主走査方向に主走査
線の長さ以上に亘って延び、受光面が主走査線に対向し
て配された長尺の光電子増倍管(フォトマルチプライヤ
−’I 71と、このフォトマルチプライヤ−71の受
光面に設けられ、輝尽発光光のみを選択的に透過させて
シート表面で反射した励起光のフォトマルチプライヤ−
への入射をカットするフィルタ72、およびこのフィル
タ72を介してフォトマルチプライヤ−71の入射端面
に取り付けられ、輝尽発光光の集光を良好に行なう集光
板73からなっている。励起光の走査位置から発せられ
た輝尽発光光は、上記集光板73およびフィルタ72を
経てフォトマルチプライヤ71に入射し、フォトマルチ
プライヤ71により光電変換されて電気信号とじて取り
出される。取り出された画像信号は必要な画像処理が行
なわれた後、CRT等のデイスプレィや感光フィルムに
光走査記録を行なう記録装置といった種々の画像再生装
置に送られる。
なお、放射線画像情報の読み取りにおいては、上述した
可視像出力用の画像信号を得る読み取り(本読み)に先
立って、予め上記記録ベルトに蓄積記録されている放射
線画像情報の概略を読み取る先読みを行ない、この先読
みによって得られた画像情報に基づいて上記本読みを行
なう際の読取条件等を決定し、この読取条件に従って前
記本読みを行なう方法が知られている。
この様な先読みを行なう方法としては、例えば上記本読
みに用いられる励起光のエネルギーよりも低いエネルギ
ーの励起光を用いて記録ベルト1を走査し、この走査に
よって発せられる輝尽発光光を同じく光電読取手段によ
って読み取る方法(例えば特開昭58−87240号公
報参照)等が存在する。
本発明における画像読取部は、上記本読みと先読みの双
方を行なうものであってもよく、その場合には画像読取
部20では記録ベルト1は上述したように左方向に搬送
されてまず先読みが行なわれ、続いて各ローラか逆転せ
しめられて記録ベルトか走査開始位置に戻され、再び左
方向に搬送されて本読みが行なわれる。なお、先読み時
の記録ベルトの搬送速度は本読み時の搬送速度に比べて
高速になっている。
上記画像読取りが終了した記録ベルトの一部は、ローラ
部40.50によってさらに搬送され、消去部30に送
られる。消去部30は函体31と、この函体31の内部
に並べられた一例として8本の蛍光灯等の消去光源32
とからなるものである。函体31内の消去光源32は、
記録ベルトの蓄積性蛍光体層の励起波長領域の光を主に
発するものであり、前記画像読取り後に蛍光体層に残存
していた放射線エネルギーは、記録ベルトか搬送されつ
つその画像形成域全体にこのような光が照射されること
により放出される。なお33は消去光のうちの紫外線成
分をカットするためのフィルタである。また前記撮影台
14の下方には放射線を遮蔽する船医2か配されている
ため、撮影時に放射線源11から発せられる放射線か、
上述した画像読取部や消去部およびその内部に位置する
記録ベルトに影響を及はすといった不都合は生じない。
また本装置においては、上記読取り、消去は1つの画像
形成域に対して一定期間並行して行なわれるようになる
ので、読取中に消去部30から漏れた光が画像読取部2
0に入射することがないように、消去部30の両端部に
2対のニップローラ[il、[i2を配設して記録ベル
トを挾持し、ベルト表面から消去光が画像読取部20に
入射することを防ぐとともに、これらのニップローラ6
1.62と消去部30内の記録ベルトの消去光源31と
反対側の面を遮光板63て覆い、遮光を確実に行なうよ
うになっている。また本装置においては、画像読取部2
0と消去部30との間に記録ベルト1の搬送位置を上方
へずらすローラ64か設けられており、このローラ64
によっても画像読取部20に対する遮光か行なわれる。
消去部30において消去の終了した記録ベルト部分は、
再び画像記録部10に搬送されて新たな記録を行なうこ
との可能な状態となる。
ところで本装置は上述のようにローラ42を移動可能と
したことにより、記録ベルト1に蛇行が生じても、その
蛇行を簡単に矯正することができるものとなっている。
以下、第1図とともにローラ42近傍部分の斜視図であ
る第4図を参照して記録ベルトの蛇行矯正について説明
する。
ローラ42は、前述したベルト45a、o−ラ45b。
45cおよびモータ45dからなる蛇行矯正手段45に
軸42aの一端が接続するとともに、軸42aの他端4
2bが装置の側板4(第2図参照)にボールジヨイント
により接続されることにより、上記他端42bを中心と
して回動可能となっている。また、ローラ42の上記回
動は回動を行なっても記録ベルト1の一周の搬送長がほ
とんど変化することのないように行なわれる。すなわち
本装置においてローラ42の前後における記録ベルト1
の搬送方向は、互いに90°異なっているので、ローラ
42は第4図に示すように両様送方向とそれぞれ45°
をなす平面S内を移動せしめられる。
また上記ローラ42の回動による記録ベルト1の蛇行矯
正は、ローラ42の手前に設けられた、発光器4[iA
と受光器46Bとからなる蛇行検出手段46により検出
される蛇行量および蛇行方向に基づいて行なわれる。上
記発光器46Aと受光器4[iBは互いに記録ベルト1
を介して対向する位置に配されており、発光器46Aは
その受光面46a全体から光を発し、受光器46Bは発
光器4BAから発せられる光を受けてその光量を検出す
る。発光器46Aは記録ベルト1が所定の位置を走行し
ている際に、記録ベルト1によりその発光面48aの半
分が覆われる位置に配されており、記録ベルト1か蛇行
すると記録ベルトにより覆われる発光面46aの面積が
多く (または少なく)なるので、その場合に受光器4
6Bの受光する光の光量は少なく (または多く)なる
。受光器46Bは受光した光量に基づいて検出信号を発
し、モータ45dはこの検出信号に基づいてローラ45
bを回転させ、ローラ42を移動させる。
例えば受光器46Bの検出する光量か所定の値を超えて
いる場合にはローラ42を図中破線で示す方向に回動さ
せて回転を行なわせれば、ローラ42によって送り出さ
れる記録ベルト1の位置を破線で示すようにずらすこと
ができ、蛇行を矯正することができる。また光検出器4
[iBの検出する光量が所定の値を下回っている場合に
は、モータ45aを逆転させてローラ42を逆方向に回
動させればよい。
また、この蛇行矯正はどのような頻度で行なってもよい
が、本装置では一例として記録ベルトが1回転する毎に
蛇行矯正を行なうようになっている。
なお、ローラ42か蛇行矯正位置にある蛇行矯正中には
、画像読取部20において読取りを行なわないようにす
ることが望ましい。エンドレスベルト状の記録ベルト1
は通常長尺の記録ベルトの両端をつなぎ合わせることに
より形成され、つなぎ目の部分には画像の記録は行なわ
れないので、本装置において蛇行矯正は、このつなぎ目
の部分が画像読取部20を通過中に行なわれる。すなわ
ち、第1図に示すように前記第2のローラ部50の2つ
のローラ51.52の間には、記録ベルト1に光を照射
してその反射光を検出し、反射状態の変化により記録ベ
ルトのつなぎ目を検出する検知手段80が設けられてお
り、検知手段80がつなぎ目を検出した後、前記ロータ
リエンコーダ55(第2図参照)がモータ53の回転量
を検出することによりつなぎ目が画像読取部20内に搬
送されたことか検知されると、前記蛇行検出手段46か
らの信号が蛇行矯正手段45のモータ45dに送られ、
ローラ42の移動が行なわれる。
なお、蛇行検出手段は、どのように蛇行量を検出するも
のであってもよく、上記実施例のように光量を検出して
記録ベルトの位置を求める他に、反射型光センサ等を用
いて記録ベルトの端縁の位置を直接検出してもよい。ま
た蛇行検出手段の配される位置も、検出値に基づいてロ
ーラを移動させるのに適した位置であれば任意の位置で
よい。
またローラ42は、第5図に示すように、前記平面S内
において、ローラ42の長手方向の中央部を支点として
回動させてもよい。さらに、蛇行補正のためにローラ4
2が移動する方向も、移動により記−23= 録シートの搬送長がほとんど変化しないようにする必要
があるため、ローラの前後における記録シートの搬送方
向等により変化するものであることは言うまでもない。
また蛇行矯正のために移動するローラは必ずしも1本で
ある必要はなく、複数のローラを移動させて蛇行矯正を
行なってもよい。
さらに移動用のローラに予めバネ等の付勢手段を接続し
ておき、この付勢手段を伸縮させることによりローラを
移動させることもでき、その場合には通常の装置使用時
には移動ローラをテンションローラとして機能させるこ
ともできる。
なお、蛇行量か著しく多く、上述したようにローラを傾
けるだけでは矯正か十分に行なえない、あるいは時間が
かかる場合には、上述した蛇行矯正手段に加えて、記録
ベルトローラ群中のニップローラのニップを外し、テン
ションローラの付勢を解除した上で、記録ベルトの端部
を把持して所定位置まで引き寄せる手段を併設して、か
かる手段により蛇行矯正を行なってもよい。
このように本実施例装置によれば、エンドレス状の記録
ベルトを用いて該ベルトを画像記録部、画像読取部、消
去部を順次通過させるようにした装置において、記録ベ
ルトの蛇行量を検出し、検出値に基づいてローラを移動
させるようにしたので、簡単な機構により容易に蛇行矯
正を行なうことができ、常に記録ベルトを正しい方向に
走行させることができる。
また、特に本実施例の装置は、記録ベルトの搬送幅を規
定する2組のローラ部40.50の軸間距離を最大サイ
ズの画像一画面の長さと同等にし、記録ベルトの上方に
画像記録部を、下方に画像読取部および消去部を配した
ことにより、装置全体の横方向の長さを上記一画面の長
さ近くまで縮小することができ、記録読取装置を極めて
小さくすることかできるという利点を有する。これとと
もに励起光は、記録ベルトを搬送するローラの周面上に
おいて主走査を行なうため、走査位置における記録ベル
トの搬送は極めて安定し、高精度な走査を行なうことも
できる。
なお、蓄積性蛍光体層は必すしも記録ベルトの全面に設
けられていなくてもよく、記録ベルトの一部に1画面分
の蛍光体層が1つまたは2つ形成されていてもよい。ま
た装置の小型化を図る上では、2つのローラ部の端縁か
ら端縁までの所定の距離は、装置において撮影か行なわ
れうる最大サイズの画像のサイズを1とした場合に1.
5以下であれば効果が大きい。またその場合にも、装置
の筐体は比較的大型に形成しておいてもよいし、第1図
に示すように筐体の上面において撮影台14′を側方に
突出させ、被写体の支持を良好に行なえるようにしても
よい。
さらに記録ベルト搬送ローラの構成も上記実施例に示し
たものに限られるものではなく、任意の数のローラを任
意の位置に配することができる。
例えば画像記録部の前後にそれぞれ位置を移動してその
部分における記録ベルトの搬送長を変化させるアイドル
ローラを設けておけば、画像記録部において記録ベルト
の一部を停止させつつ画像読取部に記録ベルトを送り出
して画像記録部における撮影と画像読取部における読取
りを同時に行なうことが可能となるので、多数の撮影を
効率的に行なうことができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の放射線画像情報記
録読取装置によれば、蛇行量検出手段により記録ベルト
の蛇行量および蛇行方向を検出するとともに、この検出
値に基づいて記録ベルト搬送ローラ群中のローラを移動
させるようにしたので、簡単な機構により記録ヘルドの
蛇行を矯正することができ、記録ベルトの走行状態を常
に正しく保つことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例による放射線画像情報記録読
取装置の概要を示す側面図、 第2図はその要部の平面図、 第3図は上記装置における画像読取部の光学系の平面図
、 第4図は蛇行矯正手段により移動せしめられるローラの
近傍部分の斜視図、 第5図は上記ローラの移動の他の例を示す概略図である
。 1・記録ベルl−10・・画像記録部 11・放射線源 12・被 写 体 20・・画像読取部 2LA・・・励 起 光30・・
消  去  部  40・・第1のローラ部41、42
・ロ − ラ  45・蛇行矯正手段45a−ベ ル 
 ト  45b、45c =−o −ラ45d・・モ 
− タ 46・・蛇行検出手段4GA・・・発  光 
 器  48B・・・受  光  器50・・・第2の
ローラ部 51、52・・ロ − ラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)蓄積性蛍光体層を有するエンドレスベルトである記
    録ベルト、 複数のローラからなり、前記記録ベルトを懸架して循環
    搬送させる記録ベルト搬送ローラ群、前記蓄積性蛍光体
    層に被写体を通して放射線を照射することにより、この
    蛍光体層上に被写体の放射線画像を蓄積記録する画像記
    録部、 前記放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光体層上を走
    査する励起光を発する励起光源と、この励起光により走
    査された蓄積性蛍光体層から発せられた輝尽発光光を読
    み取って画像信号を得る光電読取手段とを有する画像読
    取部、 前記画像読取部において画像読取が行なわれた後の蓄積
    性蛍光体層に画像記録がなされるのに先行してこの蛍光
    体層上の残存放射線エネルギーを放出させる消去部、 前記記録ベルトの蛇行量および蛇行方向を検出する蛇行
    検出手段、および 前記蛇行検出手段の出力に応じて前記記録ベルト搬送ロ
    ーラ群中の所定のローラの回転軸を前記記録ベルトの搬
    送長がほぼ変わらない方向に傾けて前記蛇行を矯正する
    蛇行矯正手段を備えてなる放射線画像情報記録読取装置
    。 2)前記記録ベルト搬送ローラ群が、互いに前記画像記
    録部において記録されうる最大サイズの放射線画像の画
    面の長さの1倍以上1.5倍以下の所定の距離だけ離れ
    て配された2組のローラ部を有し、前記所定の距離方向
    において前記記録ベルトを前記2組のローラの間におい
    て循環搬送させることを特徴とする請求項1項記載の放
    射線画像情報記録読取装置。
JP63066743A 1988-03-19 1988-03-19 放射線画像情報記録読取装置 Pending JPH01238642A (ja)

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EP0333978A2 (en) 1989-09-27
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