JPH01230241A - 埋込拡散層の不良検出方法 - Google Patents
埋込拡散層の不良検出方法Info
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- JPH01230241A JPH01230241A JP5502688A JP5502688A JPH01230241A JP H01230241 A JPH01230241 A JP H01230241A JP 5502688 A JP5502688 A JP 5502688A JP 5502688 A JP5502688 A JP 5502688A JP H01230241 A JPH01230241 A JP H01230241A
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- wafer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は半導体集積回路の埋込拡散層に発生する欠陥
検出方法、特に欠陥ロゼツトとウェハ上の酸(1,膜に
対し、それぞれ透過率の異なる紫外光もしくは赤外光を
用いるか、また前記欠陥ロゼツトが有する吸収帯をカバ
ーする範囲の波長走査赤外光を用いて光学的に欠陥を検
出する方法に関するものである。
検出方法、特に欠陥ロゼツトとウェハ上の酸(1,膜に
対し、それぞれ透過率の異なる紫外光もしくは赤外光を
用いるか、また前記欠陥ロゼツトが有する吸収帯をカバ
ーする範囲の波長走査赤外光を用いて光学的に欠陥を検
出する方法に関するものである。
[従来の技術]
従来半導体集積回路、特にバイポーラ素子を使用した集
積回路の製造において、コレクタシリーズ抵抗低下のた
め埋込拡散層にN+拡散が行われる。この埋込拡散層の
形成時に欠陥が発生することがあり、例えば″イオン注
入によるsb拡散・ロゼツト欠陥の抑制効果”(198
5年秋季、京都大学における第46回応用物理学会学術
講演会講演予稿集3a−W−7、小林能1名)にロゼツ
ト欠陥が報告されている。これはスピンオン拡散で特に
ドーパントとしてsbやAsを用いた場合に、酸化膜中
に“ロゼツト”と呼ばれる欠陥が発生することであり、
このロゼツトはSik而にも到達し、素子の特性を低下
させることもある。
積回路の製造において、コレクタシリーズ抵抗低下のた
め埋込拡散層にN+拡散が行われる。この埋込拡散層の
形成時に欠陥が発生することがあり、例えば″イオン注
入によるsb拡散・ロゼツト欠陥の抑制効果”(198
5年秋季、京都大学における第46回応用物理学会学術
講演会講演予稿集3a−W−7、小林能1名)にロゼツ
ト欠陥が報告されている。これはスピンオン拡散で特に
ドーパントとしてsbやAsを用いた場合に、酸化膜中
に“ロゼツト”と呼ばれる欠陥が発生することであり、
このロゼツトはSik而にも到達し、素子の特性を低下
させることもある。
第4図はロゼツト発生を示す断面図である。同図(a)
において、41はシリコン基板でP型シリコンを使用す
る。42は酸化膜であり、シリコン基板上にパターン化
されている。
において、41はシリコン基板でP型シリコンを使用す
る。42は酸化膜であり、シリコン基板上にパターン化
されている。
同図(b)において、43はスピオンsbドーピング酸
化膜であり、シリコン基板41の表面と酸化膜42の上
に塗布により形成する。
化膜であり、シリコン基板41の表面と酸化膜42の上
に塗布により形成する。
同図(c)は同図(b)の素子を1200−1250℃
で30〜700分の熱処理(Sb拡散)したときの状態
図である。図において44はスピンオンsbドーピング
酸化膜より固相拡散で形成したN+埋込拡散層である。
で30〜700分の熱処理(Sb拡散)したときの状態
図である。図において44はスピンオンsbドーピング
酸化膜より固相拡散で形成したN+埋込拡散層である。
45はロゼツトと呼ばれる欠陥であり、酸化膜42が結
晶化したものである。また46は異状拡散層である。酸
化物の結晶化したものには、一般にクリストバライト(
正方晶系)とトリジマイト(六方晶系)があるといわれ
ている。
晶化したものである。また46は異状拡散層である。酸
化物の結晶化したものには、一般にクリストバライト(
正方晶系)とトリジマイト(六方晶系)があるといわれ
ている。
第5図はロゼツトのSEM写真の模写図であり、スピン
オンsbドーピング酸化膜により埋込拡散層形成時に発
生したロゼツト(5000倍)を示す。同図によればs
bロゼツトは六方晶系でありトリジマイトと推定される
。これらの結晶化した5IO2は文献、例えば“シリコ
ン集積素子技術の基礎″(地人書館、R,M、バーガー
、R,P、 トノファン編121頁4.4項)によれ
ば、酸化膜より緻密で酸化膜との境界は多孔質的な性質
を有する。従って不純物の拡散速度が速く、酸化膜42
が結晶化したロゼツト45の下部のシリコン基板41表
面にN反転した異状拡散層4Bが形成されると考えられ
る。
オンsbドーピング酸化膜により埋込拡散層形成時に発
生したロゼツト(5000倍)を示す。同図によればs
bロゼツトは六方晶系でありトリジマイトと推定される
。これらの結晶化した5IO2は文献、例えば“シリコ
ン集積素子技術の基礎″(地人書館、R,M、バーガー
、R,P、 トノファン編121頁4.4項)によれ
ば、酸化膜より緻密で酸化膜との境界は多孔質的な性質
を有する。従って不純物の拡散速度が速く、酸化膜42
が結晶化したロゼツト45の下部のシリコン基板41表
面にN反転した異状拡散層4Bが形成されると考えられ
る。
このロゼツトが形成されると素子特性が低下し、集積回
路の製造歩留りが極度に低下するため、埋込拡散の管理
上ロゼツトを検出することが必要である。そこで一般に
熱処理後、シリコン基板41を5%程度の弗酸でライト
エッチを行い、埋込拡散層の不良に代る特性の1つとし
て、ロゼツト数を金属顕微鏡や走査型電子顕微鏡により
検出していた。
路の製造歩留りが極度に低下するため、埋込拡散の管理
上ロゼツトを検出することが必要である。そこで一般に
熱処理後、シリコン基板41を5%程度の弗酸でライト
エッチを行い、埋込拡散層の不良に代る特性の1つとし
て、ロゼツト数を金属顕微鏡や走査型電子顕微鏡により
検出していた。
[発明が解決しようとする課題]
上記のような従来の金属顕微鏡によるロゼツト検出では
、ロゼツトの発生個数が通常0.1〜10個/ c4と
少ないため、少なくとも1〜1Oc−程度の大面積の外
観検査が必要で、1つ酸化膜もロゼツトも共に基本的に
可視光では透明な物質であり、屈折率のわずかな差から
生じる干渉色の違いが少ないという光学的明瞭度が低い
点や、干渉色に再現性がないことから自動検出装置の導
入が困難で、肉眼による検出が必要であった。
、ロゼツトの発生個数が通常0.1〜10個/ c4と
少ないため、少なくとも1〜1Oc−程度の大面積の外
観検査が必要で、1つ酸化膜もロゼツトも共に基本的に
可視光では透明な物質であり、屈折率のわずかな差から
生じる干渉色の違いが少ないという光学的明瞭度が低い
点や、干渉色に再現性がないことから自動検出装置の導
入が困難で、肉眼による検出が必要であった。
一方走査型電子顕微鏡によるロゼツト検出では、像のコ
ントラストは良好であるが、試料表面が酸化膜のような
絶縁膜で覆われているため、チャージアップ現象防止の
ため金コートが必要であり、破壊検査となるので生産ラ
インへの導入が困難であった。従って以上のいずれの方
法でも生産ラインでの多量のシリコン基板の検査には長
時間を要し、技術的に満足できるものではなかった。
ントラストは良好であるが、試料表面が酸化膜のような
絶縁膜で覆われているため、チャージアップ現象防止の
ため金コートが必要であり、破壊検査となるので生産ラ
インへの導入が困難であった。従って以上のいずれの方
法でも生産ラインでの多量のシリコン基板の検査には長
時間を要し、技術的に満足できるものではなかった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、生産ラインでの多量のシリコン基板のロゼツト検査
を可能とし、埋込拡散層の不良を防止し、製造過程での
歩留りの同上を計れる優れた検査方法を得ることを目的
とする。
で、生産ラインでの多量のシリコン基板のロゼツト検査
を可能とし、埋込拡散層の不良を防止し、製造過程での
歩留りの同上を計れる優れた検査方法を得ることを目的
とする。
[課題を角了決するだめの手段]
この発明に係る埋込拡散層の不良検出方法では、第1及
び第2の方法として、欠陥ロゼツトとウェハ上の酸化膜
に対し、それぞれ透過率の異なる紫外光及び赤外光を前
記ウェハに照射し、紫外反射光の強弱を検出するか、又
は赤外透過光の強弱を検出することにより、前記埋込拡
散層のロゼツトを検出する方法を実施するものである。
び第2の方法として、欠陥ロゼツトとウェハ上の酸化膜
に対し、それぞれ透過率の異なる紫外光及び赤外光を前
記ウェハに照射し、紫外反射光の強弱を検出するか、又
は赤外透過光の強弱を検出することにより、前記埋込拡
散層のロゼツトを検出する方法を実施するものである。
また第3の方法としては、欠陥ロゼツトが資する吸収帯
(波長2.5μm〜3,0μm)をカバーする範囲の波
長走査赤外線を前記ウェハに照射し、該ウェハ及びその
上の酸化膜を透過した波長走査透過光を前記波長走査と
同期して検出し、前記欠陥ロゼツトに対する吸収帯の有
無を判断して、前記埋込拡散層のロゼツトを検出する方
法を実施するものである。
(波長2.5μm〜3,0μm)をカバーする範囲の波
長走査赤外線を前記ウェハに照射し、該ウェハ及びその
上の酸化膜を透過した波長走査透過光を前記波長走査と
同期して検出し、前記欠陥ロゼツトに対する吸収帯の有
無を判断して、前記埋込拡散層のロゼツトを検出する方
法を実施するものである。
[作用]
この発明においては、埋込拡散層の不良検出法として、
ロゼツトを形成している六か晶系の結晶石英と通常の酸
化膜か紫外光領域及び赤外光領域てd過度が異なること
を利用し、前記紫外光又は赤外光をウェハに照射し、前
記ウェハからの紫外反射光又は赤外透過光の強弱により
ロゼツトを検出する。
ロゼツトを形成している六か晶系の結晶石英と通常の酸
化膜か紫外光領域及び赤外光領域てd過度が異なること
を利用し、前記紫外光又は赤外光をウェハに照射し、前
記ウェハからの紫外反射光又は赤外透過光の強弱により
ロゼツトを検出する。
またロゼツトかaする吸収帯(波長2,5μm〜3.0
IJm)をカバーする範囲の波長走査赤外光をウェハに
照射し、前記ウェハからの透過した波長走査透過光を前
記波長走査と同期して赤外光センサで受光し、その受光
波長及び信号強度から前記吸収帯のhmを判断すること
によりロゼツトを検出する。
IJm)をカバーする範囲の波長走査赤外光をウェハに
照射し、前記ウェハからの透過した波長走査透過光を前
記波長走査と同期して赤外光センサで受光し、その受光
波長及び信号強度から前記吸収帯のhmを判断すること
によりロゼツトを検出する。
[実施例]
第1図は本発明の第1の実施例を示す構造図であり、1
1はウェハ、12はDeep U V光源、13は波長
帯域200 nm±20nmのバンドパスフィルタ、1
4はハーフミラ−115はDecpUVセンサ、16は
試料台、17は試料台移動系である。
1はウェハ、12はDeep U V光源、13は波長
帯域200 nm±20nmのバンドパスフィルタ、1
4はハーフミラ−115はDecpUVセンサ、16は
試料台、17は試料台移動系である。
第1図の動作を説明する。Deep U V先FAI2
からのDcepUV光を波長帯域20Onm±20nm
の干渉型バンドパスフィルタ13を通し、ハーフミラ−
14で反射した中心波長200 nmのDeepUV光
をウェハ11の表面に照射する。ウェハ11からの反射
光はハーフミラ−14を介し、DeepUVセンサ15
で受光される。DoepUVセンサ15は受光信号を光
電変換し電気信号を出力する。試料台IBは試料台移動
系17により2次元的に移動されるので、ウェハ11の
全面にわたってDeep U V光で走査することがで
きる。
からのDcepUV光を波長帯域20Onm±20nm
の干渉型バンドパスフィルタ13を通し、ハーフミラ−
14で反射した中心波長200 nmのDeepUV光
をウェハ11の表面に照射する。ウェハ11からの反射
光はハーフミラ−14を介し、DeepUVセンサ15
で受光される。DoepUVセンサ15は受光信号を光
電変換し電気信号を出力する。試料台IBは試料台移動
系17により2次元的に移動されるので、ウェハ11の
全面にわたってDeep U V光で走査することがで
きる。
文献例えば“分光学的性質を主とした基礎物性図表″
(工藤恵栄粁、共立出版株式会社)によると、ウェハ1
1の表面に形成されている通常の酸化膜と同一の性質を
持つ水晶(溶融)の波長200 niでの透過度は厚さ
6.4G關で85%である。しかしロゼツトである六方
晶系の結晶石英と同一の性質を持つ水晶(結晶)の同一
波長での透過度は厚さ2.0mmで29%であり、また
シリコンの波長200 nmでの反射率は65%で、且
つ酸化膜表面での表面反射量は45%である。そこでも
しウェハ11にロゼツトが存在している場合には、ロゼ
ツト45とシリコン基板41上の酸化膜42とが波長2
00 nmの紫外光に対する透過度の差により、Dec
pUVセンサ15に受光される反射光に強弱があり、コ
ントラストの高い検出信号が得られ、ロゼツトは容易に
検出される。このロゼツトの検出は通常その形状や大き
さよりも、111位面積当りの発生数量を主目的ととし
て検出するため、DeepUVセンサ15は通常のしき
い値を設定し、充電変換された出力電圧がこのしきい値
以下となったらロゼツトFA出出力を発生する方法でよ
い。
(工藤恵栄粁、共立出版株式会社)によると、ウェハ1
1の表面に形成されている通常の酸化膜と同一の性質を
持つ水晶(溶融)の波長200 niでの透過度は厚さ
6.4G關で85%である。しかしロゼツトである六方
晶系の結晶石英と同一の性質を持つ水晶(結晶)の同一
波長での透過度は厚さ2.0mmで29%であり、また
シリコンの波長200 nmでの反射率は65%で、且
つ酸化膜表面での表面反射量は45%である。そこでも
しウェハ11にロゼツトが存在している場合には、ロゼ
ツト45とシリコン基板41上の酸化膜42とが波長2
00 nmの紫外光に対する透過度の差により、Dec
pUVセンサ15に受光される反射光に強弱があり、コ
ントラストの高い検出信号が得られ、ロゼツトは容易に
検出される。このロゼツトの検出は通常その形状や大き
さよりも、111位面積当りの発生数量を主目的ととし
て検出するため、DeepUVセンサ15は通常のしき
い値を設定し、充電変換された出力電圧がこのしきい値
以下となったらロゼツトFA出出力を発生する方法でよ
い。
第2図は本発明の第2の実施例を示す構造図であり、1
1及び17は第1図の機器と全く同一のものである。2
2は赤外先光源、23は波長帯域4μm±0.1LII
nのバンドパスフィルタ、24はサファイア製試料台、
25は赤外光センサである。
1及び17は第1図の機器と全く同一のものである。2
2は赤外先光源、23は波長帯域4μm±0.1LII
nのバンドパスフィルタ、24はサファイア製試料台、
25は赤外光センサである。
第2図の動作を説明する。赤外光光源22からの赤外光
を波長帯域4−±0.1μmのバンドパスフィルタ23
を通して中心波長4−の赤外光となし、サファイア製の
試料台24を通してウェハ11の裏面側に照射する。ウ
ェハ11からの透過光は赤外光センサ25に受光される
。赤外光センサ25は受光信号を光電変換し電気信号を
出力する。また試料台24は試料台移動系17により2
次元的に移動されるので、ウェハ11の全面を走査する
ことができる。第1図の説明で引用した文献によると、
ウェハ11の表面に形成されている通常の酸化膜と同一
性質を持つ水晶(溶融)の波長4μmの透過度は厚さ6
.46mmで70%である。しかしロゼツトである六方
晶系の結晶石英と同一の性質を持つ水晶(結晶)の同一
波長での透過度は厚さ2,0關で20%であり、またシ
リコンの透過度は厚さ2,5順で55%である。半導体
集積回路で使用されるシリコンMlの厚さは通常0.4
〜0.7 m11であり、波長41JII+の赤外光は
十分に透過できる。従ってロゼツト45とシリコン基板
41及び酸化膜42とか波長4IJI11の赤外光に対
する透過度の差により、赤外光センサ25はウェハ11
を透過する赤外光の強弱を検出し、ロゼツトを容易に検
出することかできる。赤外光センサ25の検出法はDe
ep U Vセンサ15のロゼツト検出法と同様にしき
い値の設定によるレベル検出でよい。
を波長帯域4−±0.1μmのバンドパスフィルタ23
を通して中心波長4−の赤外光となし、サファイア製の
試料台24を通してウェハ11の裏面側に照射する。ウ
ェハ11からの透過光は赤外光センサ25に受光される
。赤外光センサ25は受光信号を光電変換し電気信号を
出力する。また試料台24は試料台移動系17により2
次元的に移動されるので、ウェハ11の全面を走査する
ことができる。第1図の説明で引用した文献によると、
ウェハ11の表面に形成されている通常の酸化膜と同一
性質を持つ水晶(溶融)の波長4μmの透過度は厚さ6
.46mmで70%である。しかしロゼツトである六方
晶系の結晶石英と同一の性質を持つ水晶(結晶)の同一
波長での透過度は厚さ2,0關で20%であり、またシ
リコンの透過度は厚さ2,5順で55%である。半導体
集積回路で使用されるシリコンMlの厚さは通常0.4
〜0.7 m11であり、波長41JII+の赤外光は
十分に透過できる。従ってロゼツト45とシリコン基板
41及び酸化膜42とか波長4IJI11の赤外光に対
する透過度の差により、赤外光センサ25はウェハ11
を透過する赤外光の強弱を検出し、ロゼツトを容易に検
出することかできる。赤外光センサ25の検出法はDe
ep U Vセンサ15のロゼツト検出法と同様にしき
い値の設定によるレベル検出でよい。
第′う図は本発明の第3の実施例を示す構造図であり、
11.17.22.24.25は第2図の機器と全く同
一のものである。33は回折格子、34は回折格子走査
系である。
11.17.22.24.25は第2図の機器と全く同
一のものである。33は回折格子、34は回折格子走査
系である。
第3図の動作を説明する。赤外光光源22からの赤外光
は、回折格子33および回折格子走査系34により分光
した波長2〜3μmの範囲で高速に波長走査される赤外
光に変換され、サファイア製の試料台24を通してウェ
ハitの裏面側に照射される。ウェハ11からの波長走
査透過光は赤外光センサ25により、回折格子の走査系
と同期して透過光の波長に対する受光強度が光電変換さ
れ電気信号となり出力される。また試料台24は試料台
移動系17により2次元的に移動されるので、波長2〜
3−の赤外光によりウェハ11の全面を走査することが
できる。第1図の説明で引用した文献によると、ウェハ
11の表面に形成されている通常の酸化膜と同一性質を
持つ水晶(溶融)の波長2〜3μmの赤外光の透過度は
厚さ6 、46 m11で90〜85%であり、平坦な
特性である。しかしロゼツトである六方晶系の結晶石英
と同一の性質を持つ水晶(結晶)は波長2.5〜3μm
に吸収帯があるので、波長2.0〜3.0μmでの赤外
光の透過度は低下している。またシリコンの透過度は厚
さ2.5mmで55%であり、波長2〜31JInの間
では平坦な特性である。一般に集積回路で使用されるシ
リコン基板の厚さ0.4〜0.7報であり、波長2〜3
μmの赤外光は十分透過する。
は、回折格子33および回折格子走査系34により分光
した波長2〜3μmの範囲で高速に波長走査される赤外
光に変換され、サファイア製の試料台24を通してウェ
ハitの裏面側に照射される。ウェハ11からの波長走
査透過光は赤外光センサ25により、回折格子の走査系
と同期して透過光の波長に対する受光強度が光電変換さ
れ電気信号となり出力される。また試料台24は試料台
移動系17により2次元的に移動されるので、波長2〜
3−の赤外光によりウェハ11の全面を走査することが
できる。第1図の説明で引用した文献によると、ウェハ
11の表面に形成されている通常の酸化膜と同一性質を
持つ水晶(溶融)の波長2〜3μmの赤外光の透過度は
厚さ6 、46 m11で90〜85%であり、平坦な
特性である。しかしロゼツトである六方晶系の結晶石英
と同一の性質を持つ水晶(結晶)は波長2.5〜3μm
に吸収帯があるので、波長2.0〜3.0μmでの赤外
光の透過度は低下している。またシリコンの透過度は厚
さ2.5mmで55%であり、波長2〜31JInの間
では平坦な特性である。一般に集積回路で使用されるシ
リコン基板の厚さ0.4〜0.7報であり、波長2〜3
μmの赤外光は十分透過する。
従ってロゼツト検出光として波長2〜3−の赤外光を高
速で波長走査させなからウェハ11に照射し、ウェハ1
1の透過光の中から赤外光センサ25が受光波長及びそ
の受光強度を検出し、ロゼツトが有する波長2.5〜3
.0umの吸収帯の有無を判断することによりロゼツト
を検出することができる。このロゼツト検出法は、ロゼ
ツトの状態による吸収帯の移動による影響、試料上の塵
埃、赤外光の走査ムラ等の影響を除去した外乱に強い検
出方法である。
速で波長走査させなからウェハ11に照射し、ウェハ1
1の透過光の中から赤外光センサ25が受光波長及びそ
の受光強度を検出し、ロゼツトが有する波長2.5〜3
.0umの吸収帯の有無を判断することによりロゼツト
を検出することができる。このロゼツト検出法は、ロゼ
ツトの状態による吸収帯の移動による影響、試料上の塵
埃、赤外光の走査ムラ等の影響を除去した外乱に強い検
出方法である。
[発明の効果]
以上のようにこの発明によれば、埋込拡散層の不良検出
法として、欠陥ロゼツトとウエノ1上の酸化膜に対し、
それぞれ透過率の異なる紫外光もしくは赤外光の照射に
よる反射光又は透過光の強弱を検出する方法か、又は欠
陥ロゼツトが有する吸収帯をカバーする波長走査赤外線
の照射による透過光から前記吸収帯の存在を検出するる
方法を採用したので、生産ラインでの多量のシリコン基
板の自動的ロゼツト検査を可能として、生産性の向上に
効果がある。
法として、欠陥ロゼツトとウエノ1上の酸化膜に対し、
それぞれ透過率の異なる紫外光もしくは赤外光の照射に
よる反射光又は透過光の強弱を検出する方法か、又は欠
陥ロゼツトが有する吸収帯をカバーする波長走査赤外線
の照射による透過光から前記吸収帯の存在を検出するる
方法を採用したので、生産ラインでの多量のシリコン基
板の自動的ロゼツト検査を可能として、生産性の向上に
効果がある。
また上記自動的ロゼツト検査により製造過程での歩留り
が向上し経済的効果がある。
が向上し経済的効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例の構造図、第2図は本発
明の第2の実施例の構造図、第3図は本発明の第3の実
施例の構造図、第4図はロゼツト発生を示す断面図、第
5図はロゼツトのSEM写真の模写図である。 図において、11はウェハ、12はDeep U V光
源、13はバンドパスフィルタ、14はハーフミラ−1
15はDC!0pUVセンサ、16は試料台、17は試
料台移動系、22は赤外光光源、23はバンドパスフィ
ルタ、24はサファイア製試料台、25は赤外光センサ
、33は回折格子、34は回折格子走査系、41はシリ
コン基板、42は酸化膜、43はスピオンsbドーピン
グ酸化膜、44は埋込拡散層、45はロゼツト、4Bは
異状拡散層である。 口e−6t h 化’!c %示すwrWJ12g第4
図
明の第2の実施例の構造図、第3図は本発明の第3の実
施例の構造図、第4図はロゼツト発生を示す断面図、第
5図はロゼツトのSEM写真の模写図である。 図において、11はウェハ、12はDeep U V光
源、13はバンドパスフィルタ、14はハーフミラ−1
15はDC!0pUVセンサ、16は試料台、17は試
料台移動系、22は赤外光光源、23はバンドパスフィ
ルタ、24はサファイア製試料台、25は赤外光センサ
、33は回折格子、34は回折格子走査系、41はシリ
コン基板、42は酸化膜、43はスピオンsbドーピン
グ酸化膜、44は埋込拡散層、45はロゼツト、4Bは
異状拡散層である。 口e−6t h 化’!c %示すwrWJ12g第4
図
Claims (3)
- (1)半導体集積回路の埋込拡散層に発生する欠陥ロゼ
ットを検出する方法に於て、 デープ(Deep)UV光源から出射される光をバンド
パスフィルタを介して波長180nmから220nmま
での範囲の紫外光とし、該紫外光を前記埋込拡散層を形
成したウェハ表面に照射し、前記ウェハ上の酸化膜及び
ロゼットを透過して反射される反射光を受光し、前記酸
化膜及びロゼットの前記紫外光に対する透過率の差に起
因する反射光の強弱を検出することにより、前記ロゼッ
トを検出することを特徴とする埋込拡散層の不良検出方
法。 - (2)半導体集積回路の埋込拡散層に発生する欠陥ロゼ
ットを検出する方法において、 赤外光光源より出射される光をバンドパスフィルタを介
して波長3.5μmから4.5μmまでの範囲の赤外光
とし、該赤外光を前記埋込拡散層を形成したウェハに照
射し、前記ウェハ並びに酸化膜及びロゼットを透過した
透過光を受光し、前記酸化膜及びロゼットの前記赤外光
に対する透過率の差に起因する透過光の強弱を検出する
ことにより、前記ロゼットを検出することを特徴とする
埋込拡散層の不良検出方法。 - (3)半導体集積回路の埋込拡散層に発生する欠陥ロゼ
ットを検出する方法において、 赤外光光源より出射される光を回折格子及び回折格子走
査系を介して波長2.0μmから3.0μmまでの範囲
を走査する走査赤外光とし、該走査赤外光を前記埋込拡
散層を形成したウェハに照射し、前記ウェハ並びに酸化
膜及びロゼットを透過した走査透過光を受光し、前記透
過光の波長及び信号強度を前記回折格子走査系と同期し
て検出し、前記ロゼットが赤外光領域に有する波長2.
5μmから3.0μmまでの範囲の吸収帯の有無を判断
し、前記ロゼットを検出することを特徴とする埋込拡散
層の不良検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5502688A JPH01230241A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 埋込拡散層の不良検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5502688A JPH01230241A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 埋込拡散層の不良検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01230241A true JPH01230241A (ja) | 1989-09-13 |
Family
ID=12987156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5502688A Pending JPH01230241A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 埋込拡散層の不良検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01230241A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03225843A (ja) * | 1990-01-30 | 1991-10-04 | Nec Corp | コンタクトホール開孔検出装置 |
GB2380258B (en) * | 2001-05-15 | 2005-11-09 | Zeiss Carl Jena Gmbh | Method and arrangement for determining product characteristics in a contact-free manner |
JP2012083335A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-04-26 | Yazaki Corp | 赤外光源 |
JP2020502492A (ja) * | 2016-10-26 | 2020-01-23 | ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム | 反射型および透過型ナノフォトニック装置のための高スループット、高解像度光学計測 |
-
1988
- 1988-03-10 JP JP5502688A patent/JPH01230241A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03225843A (ja) * | 1990-01-30 | 1991-10-04 | Nec Corp | コンタクトホール開孔検出装置 |
GB2380258B (en) * | 2001-05-15 | 2005-11-09 | Zeiss Carl Jena Gmbh | Method and arrangement for determining product characteristics in a contact-free manner |
JP2012083335A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-04-26 | Yazaki Corp | 赤外光源 |
JP2020502492A (ja) * | 2016-10-26 | 2020-01-23 | ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム | 反射型および透過型ナノフォトニック装置のための高スループット、高解像度光学計測 |
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