JPH01229721A - 四輪駆動車の駆動力配分比検出装置 - Google Patents
四輪駆動車の駆動力配分比検出装置Info
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- JPH01229721A JPH01229721A JP5529988A JP5529988A JPH01229721A JP H01229721 A JPH01229721 A JP H01229721A JP 5529988 A JP5529988 A JP 5529988A JP 5529988 A JP5529988 A JP 5529988A JP H01229721 A JPH01229721 A JP H01229721A
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- FGUUSXIOTUKUDN-IBGZPJMESA-N C1(=CC=CC=C1)N1C2=C(NC([C@H](C1)NC=1OC(=NN=1)C1=CC=CC=C1)=O)C=CC=C2 Chemical compound C1(=CC=CC=C1)N1C2=C(NC([C@H](C1)NC=1OC(=NN=1)C1=CC=CC=C1)=O)C=CC=C2 FGUUSXIOTUKUDN-IBGZPJMESA-N 0.000 description 3
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Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、クラッチ締結力の増減により前後駆動力配分
の変更が可能な四輪駆動車の駆動力配分比検出装置に関
する。
の変更が可能な四輪駆動車の駆動力配分比検出装置に関
する。
(従来の技術)
従来の四輪駆動車の駆動力配分表示装置としては、例え
ば、実開昭62−47430号公報に記載されているよ
うな装置が知られている。
ば、実開昭62−47430号公報に記載されているよ
うな装置が知られている。
この従来装置は、前後輪の一方への伝達トルクを発生す
るクラッチ締結力の指令値検出のみに基づいて駆動力配
分比を検出し、この検出された駆動力配分比による駆動
力配分状況を連続的あるいは複数段的に表示するもので
ある。
るクラッチ締結力の指令値検出のみに基づいて駆動力配
分比を検出し、この検出された駆動力配分比による駆動
力配分状況を連続的あるいは複数段的に表示するもので
ある。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、この従来装置にあっては、駆動力配分状
況といえどもクラッチ締結力そのものを前後駆動力配分
比と仮定して表示するに逢ぎないものであった為、概略
的な前接駆動力配分状況を知ることが出来ても、実際に
タイヤから路面に伝達されている正確な前後駆動力配分
比情報を運転者に伝えることが出来ず、この為に運転者
が駆動力配分比の変化による車両挙動の変化を予測出来
ないという課題を残していた。
況といえどもクラッチ締結力そのものを前後駆動力配分
比と仮定して表示するに逢ぎないものであった為、概略
的な前接駆動力配分状況を知ることが出来ても、実際に
タイヤから路面に伝達されている正確な前後駆動力配分
比情報を運転者に伝えることが出来ず、この為に運転者
が駆動力配分比の変化による車両挙動の変化を予測出来
ないという課題を残していた。
即ち、実際には走行路面摩擦係数やタイヤ等の影響で、
例えば、同じクラッチ締結力を付与していてもタイヤか
ら路面に伝達される駆動力は一定ではなく、前後駆動力
配分比も逐次変化する。
例えば、同じクラッチ締結力を付与していてもタイヤか
ら路面に伝達される駆動力は一定ではなく、前後駆動力
配分比も逐次変化する。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上述のような課題を解決することを目的とし
てなされたもので、この目的達成のために本発明では、
以下に述べる手段とした。
てなされたもので、この目的達成のために本発明では、
以下に述べる手段とした。
第1図のクレーム概念図に示すように、エンジン駆動力
を前後輪に分配伝達するエンジン駆動系の途中に駆動系
クラッチ手段1を備え、該駆動系フランチ手段1の締結
力増減により前後輪への駆動力配分比が変更される四輪
駆動車において、検出手段として、少なくとも前記クラ
ッチ締結力を直接または間接的に検出するクラッチ締結
力検出手段2と、車速を検出する車速検出手段3と、前
後輪回転速度差を検出する前後輪回転速度差検出手段4
とを有し、これらの検出手段からの検出値に基づいて前
後駆動力配分比を演算により検出する前後駆動力配分比
演算手段5を設けた事を特徴とする。
を前後輪に分配伝達するエンジン駆動系の途中に駆動系
クラッチ手段1を備え、該駆動系フランチ手段1の締結
力増減により前後輪への駆動力配分比が変更される四輪
駆動車において、検出手段として、少なくとも前記クラ
ッチ締結力を直接または間接的に検出するクラッチ締結
力検出手段2と、車速を検出する車速検出手段3と、前
後輪回転速度差を検出する前後輪回転速度差検出手段4
とを有し、これらの検出手段からの検出値に基づいて前
後駆動力配分比を演算により検出する前後駆動力配分比
演算手段5を設けた事を特徴とする。
ここで、駆動系クラッチ手段1とは、電子制御による外
部からの制御油圧等で締結される多板摩擦クラッチや入
出力軸の回転差で伝達トルクを発生する粘性クラッチ等
のように前後輪への駆動力配分比の変更が可能なりラッ
チ手段をいう。
部からの制御油圧等で締結される多板摩擦クラッチや入
出力軸の回転差で伝達トルクを発生する粘性クラッチ等
のように前後輪への駆動力配分比の変更が可能なりラッ
チ手段をいう。
(作 用)
走行中に前後駆動力配分比を検出する時は、前後駆動力
配分比演算手段5において、クラッチ締結力を直接また
は間接的に検出するクラッチ締結力検出手段2と、車速
を検出する車速検出手段3と、前後輪回転速度差を検出
する前後輪回転速度差検出手段4からの検出値に基づい
て、少なくともこれらの検出値を含む所定の演算式によ
り前後駆動力配分比が演算により検出される。
配分比演算手段5において、クラッチ締結力を直接また
は間接的に検出するクラッチ締結力検出手段2と、車速
を検出する車速検出手段3と、前後輪回転速度差を検出
する前後輪回転速度差検出手段4からの検出値に基づい
て、少なくともこれらの検出値を含む所定の演算式によ
り前後駆動力配分比が演算により検出される。
従って、車速及び前後輪回転速度差が間接的な路面摩擦
係数やタイヤ状態等の情報をもたらすことになり、クラ
ッチ締結力による理論上の駆動力配分比か路面摩擦係数
影響やタイヤ影響等を考慮した実際の駆動力配分比に補
正され、精度の高い前後駆動力配分比を検出することが
出来る。
係数やタイヤ状態等の情報をもたらすことになり、クラ
ッチ締結力による理論上の駆動力配分比か路面摩擦係数
影響やタイヤ影響等を考慮した実際の駆動力配分比に補
正され、精度の高い前後駆動力配分比を検出することが
出来る。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあったで、外部からの電子制
御により駆動力配分が変更される後輪駆動をベースにし
た四輪駆動車の駆動力配分比検出装置を例にとる。
御により駆動力配分が変更される後輪駆動をベースにし
た四輪駆動車の駆動力配分比検出装置を例にとる。
まず、構成を説明する。
実施例の駆動力配分制御装置りが適用される四輪駆動車
は、第2図に示すように、トランスファ装置10、エン
ジン11、トランスミッション12、トランスファ入力
軸13、後輪側駆動軸14、多板摩擦クラッチ(駆動系
クラッチ手段)15.リヤディファレンシャル16、後
輪17、フロントディファレンシャル18、前輪1つ、
ギヤトレーン20、前輪側駆動軸21を備えている。
は、第2図に示すように、トランスファ装置10、エン
ジン11、トランスミッション12、トランスファ入力
軸13、後輪側駆動軸14、多板摩擦クラッチ(駆動系
クラッチ手段)15.リヤディファレンシャル16、後
輪17、フロントディファレンシャル18、前輪1つ、
ギヤトレーン20、前輪側駆動軸21を備えている。
上記多板摩擦クラッチ15は、前記トランスファ入力軸
13(後輪側駆動軸14に直結される)と前輪駆動軸2
1側との間に介装されたもので、クラッチ圧制御により
前輪19測への伝達トルクの変更が可能である。
13(後輪側駆動軸14に直結される)と前輪駆動軸2
1側との間に介装されたもので、クラッチ圧制御により
前輪19測への伝達トルクの変更が可能である。
尚、第3図はトランスファ装置10の具体例を示したも
ので、トランスファケース22の中に前記多板摩擦クラ
ッチ15やギヤ順やシャフト順が納められている。
ので、トランスファケース22の中に前記多板摩擦クラ
ッチ15やギヤ順やシャフト順が納められている。
第3図中、159はプッシュプレート、+5hはリター
ンスプリング、24はクラッチ圧油入力ポート、25は
クラッチ圧油路、26は後輪側出力軸、27は潤滑用油
路、28はスピードメータ用ビニオン、29はオイルシ
ール、30はベアリング、31はニードルベアリング、
32はスラストヘアリンク、33は継手フランジである
。
ンスプリング、24はクラッチ圧油入力ポート、25は
クラッチ圧油路、26は後輪側出力軸、27は潤滑用油
路、28はスピードメータ用ビニオン、29はオイルシ
ール、30はベアリング、31はニードルベアリング、
32はスラストヘアリンク、33は継手フランジである
。
次に、前記多板摩擦クラッチ15を締結させるためのク
ラッチ油圧Pの制御及び駆動力配分比の検出をする電子
制御装置40は、第4図に示すように、検知手段として
、後輪回転速度センサ41と左前輪速度センサ42と右
前輪速度センサ43とを備え、制御処理手段として、コ
ントロールユニット45を備え、出力手段として、電磁
比例リリーフバルブ46と駆動力配分比表示装置60を
備えている。
ラッチ油圧Pの制御及び駆動力配分比の検出をする電子
制御装置40は、第4図に示すように、検知手段として
、後輪回転速度センサ41と左前輪速度センサ42と右
前輪速度センサ43とを備え、制御処理手段として、コ
ントロールユニット45を備え、出力手段として、電磁
比例リリーフバルブ46と駆動力配分比表示装置60を
備えている。
前記各車輪速度センサ41,42.43は、それぞれ左
右の前輪19位置や後輪側駆動軸14の途中に設けられ
、軸に固定されたセンサロータと、センサロータの回転
による磁力変化を検知するピックアップとによる回転セ
ンサ等が用いられ、これら各センサ41,42.43か
らは軸回転に応じた車輪速信号(nr)、(wf、)。
右の前輪19位置や後輪側駆動軸14の途中に設けられ
、軸に固定されたセンサロータと、センサロータの回転
による磁力変化を検知するピックアップとによる回転セ
ンサ等が用いられ、これら各センサ41,42.43か
らは軸回転に応じた車輪速信号(nr)、(wf、)。
(wf2)が出力される。
前記コントロールユニット45は、車載のマイクロコン
ピュータを中心とする回路が用いられ、内部回路として
、入力インターフェース451、RAM452. RO
M453. CPU454.出力インターフェース45
5を偏えている。
ピュータを中心とする回路が用いられ、内部回路として
、入力インターフェース451、RAM452. RO
M453. CPU454.出力インターフェース45
5を偏えている。
前記電磁比例リリーフバルブ46は、コントロールユニ
ット45からの指令電流信号(1)の出力が指令電流値
I” =0の場合はクラッチ油圧P=0となるが、指令
電流信号(1)の出力が指令電流値I*〉0の場合はバ
ルブが閉じ方向に移動し、油圧源50からのライン圧を
ドレーン油量制御により指令電流値■*の大きさに応じ
たクラッチ油圧Pとなす(第5図)。尚、クラッチ油圧
Pとクラッチ締結カニとの関係は次式であられされる(
第6図)。
ット45からの指令電流信号(1)の出力が指令電流値
I” =0の場合はクラッチ油圧P=0となるが、指令
電流信号(1)の出力が指令電流値I*〉0の場合はバ
ルブが閉じ方向に移動し、油圧源50からのライン圧を
ドレーン油量制御により指令電流値■*の大きさに応じ
たクラッチ油圧Pとなす(第5図)。尚、クラッチ油圧
Pとクラッチ締結カニとの関係は次式であられされる(
第6図)。
P−T/(μ・A・2n−Rm)
但し、μ:クラッチ板の摩擦係数、A:ピストンへの圧
力作用面積、n、フリクションディスク枚斂、Rm:フ
リクションディスクのトルク伝達有効半径で、クラッチ
油圧Pを増大させると、クラッチ締結力Tも比例して増
大する。
力作用面積、n、フリクションディスク枚斂、Rm:フ
リクションディスクのトルク伝達有効半径で、クラッチ
油圧Pを増大させると、クラッチ締結力Tも比例して増
大する。
前記駆動力配分比表示装置60は、車室内の運転者から
視認できる位置に設けられ、コントロールユニット45
で行なわれる駆動力配分比の演算処理結果がデジタルや
アナログ表示される。
視認できる位置に設けられ、コントロールユニット45
で行なわれる駆動力配分比の演算処理結果がデジタルや
アナログ表示される。
次に、作用を説明する。
尚、作用を述べるにあたって、前後駆動力配分制御作用
と、前後駆動力配分比検出作用とに分けて述へる。
と、前後駆動力配分比検出作用とに分けて述へる。
[前後駆動力配分制御作用1
まず、実施例での駆動力配分制御作動の全体的流れを、
第7図に示すフローチャート図により説明する。
第7図に示すフローチャート図により説明する。
ステップaでは、各センサ41,42.43から左前輪
速w+1.右前輪速wf 2.後輪回転速度Nrが読み
込まれる。
速w+1.右前輪速wf 2.後輪回転速度Nrが読み
込まれる。
ステップbでは、前記ステップaで読み込まれた左前輪
l!!Wf1と右前輪速w+2とタイヤ径rとから、車
速Vfと前後輪回転速度差ΔNと左右前輪回転速度差へ
nが演算により求められる。
l!!Wf1と右前輪速w+2とタイヤ径rとから、車
速Vfと前後輪回転速度差ΔNと左右前輪回転速度差へ
nが演算により求められる。
車速Vfは、左右前輪iJwf +9wf 2の小さい
方とタイヤ径rとから次式で求められる。
方とタイヤ径rとから次式で求められる。
Vf=r* (mi n (wf 1.wf
2))尚、車速Vfは、左右前輪速wfl、wf2の平
均値により求めても良いし、また、直接、絶対車速を検
出しても良い。
2))尚、車速Vfは、左右前輪速wfl、wf2の平
均値により求めても良いし、また、直接、絶対車速を検
出しても良い。
前後輪回転速度差ΔNは、接輪回転速度Nrと平均前輪
回転速度とから次式で求められる。
回転速度とから次式で求められる。
△N=Nr−((wf + +wf 2)/2)尚、こ
れは、前後輪の差動回転検出により直接検出しても良い
。
れは、前後輪の差動回転検出により直接検出しても良い
。
左右前輪回転速度差Δnは、左前輪速wf+と右前輪速
wf2とから次式により求められる。
wf2とから次式により求められる。
△n (=1wf 、−wf、l)
尚、この左右前輪回転速度差Δnは、旋回半径Rならび
に横加速度Y9を演算により得るためのものである為、
操舵角θにより旋回半径Rを求めても、横加速度センサ
等で直接、横加速度Y9を検出しても良い。
に横加速度Y9を演算により得るためのものである為、
操舵角θにより旋回半径Rを求めても、横加速度センサ
等で直接、横加速度Y9を検出しても良い。
ステップCでは、前記ステップbで求められた前後輪回
転速度差ΔNが△N≧0か△N<Oかの判断がなされる
。
転速度差ΔNが△N≧0か△N<Oかの判断がなされる
。
そして、前記ステップbからは、ステップCの判断に基
づいてステップd(定速・加速時の制御)またはステッ
プe(減速時の制御)へ進む前後輪回転速度差ΔNに基
づく制御と、ステップf(高速時の制御)へ進む車速V
fに基づく制御とが並行して実行される。
づいてステップd(定速・加速時の制御)またはステッ
プe(減速時の制御)へ進む前後輪回転速度差ΔNに基
づく制御と、ステップf(高速時の制御)へ進む車速V
fに基づく制御とが並行して実行される。
ステップdの定速・加速時の制御では、左右前輪回転速
度差△nと車速Vfとから横方向加速度Y9を求め、横
方向加速度Y9と前後輪回転速度差ΔNによりクラッチ
締結力Txが演算される。
度差△nと車速Vfとから横方向加速度Y9を求め、横
方向加速度Y9と前後輪回転速度差ΔNによりクラッチ
締結力Txが演算される。
尚、詳しくは■の処理内容を示す第8図により後述する
。
。
ステ・ンブeの減速時の制御では、車速Vfと前後輪回
転速度差絶対値1△N1によりクラッチ締結力T ne
gか演算される。尚、詳しくは■の処理内容を示す第9
図〜第11図により後述する。
転速度差絶対値1△N1によりクラッチ締結力T ne
gか演算される。尚、詳しくは■の処理内容を示す第9
図〜第11図により後述する。
ステップfの高速時の制御では、車速Vfのみによりク
ラッチ締結力Tvが演算される。尚、詳しくは■の処理
内容を示す第12図及び第13図 −により後述す
る。
ラッチ締結力Tvが演算される。尚、詳しくは■の処理
内容を示す第12図及び第13図 −により後述す
る。
ステップ9及びステップhでは、それぞれ逆側のクラッ
チ締結力Tx、Tnegを0(ゼロ)に設定する。
チ締結力Tx、Tnegを0(ゼロ)に設定する。
ステップiでは、目標クラッチ締結力T*が、各クラッ
チ締結力Tx、Tneg、Tvのうち最大値を2択する
ことにより求められる。
チ締結力Tx、Tneg、Tvのうち最大値を2択する
ことにより求められる。
T*=max (Tx、Tneg、Tv)ステップ」で
は、前記目標クラッチ締結力T*が得られるクラッチ圧
制御信号(1)が電磁比例リリーフバルフ46に出力さ
れる。
は、前記目標クラッチ締結力T*が得られるクラッチ圧
制御信号(1)が電磁比例リリーフバルフ46に出力さ
れる。
次に、前記ステップdでの定速・加速時の制御処理内容
■を第8図のフローチャート図により説明する(特願昭
62−36036号参照)。
■を第8図のフローチャート図により説明する(特願昭
62−36036号参照)。
ステップ100では、前記ステップbでの各データに基
づいて旋回半径Rが演算により求められる。
づいて旋回半径Rが演算により求められる。
尚、旋回半径Rの演算式は、以下の通りである。
次のステップ101〜ステツプ109で旋回半径日の増
大割合の減少及び増加方向の変化速度を規制するローパ
スフィルタが実現されろ。
大割合の減少及び増加方向の変化速度を規制するローパ
スフィルタが実現されろ。
ステップ101では、前記ステップ100て得られた旋
回半径Rと1周期前の旋回半径日。どの差により単位時
間当りの変化量△Rが演算により求められる。
回半径Rと1周期前の旋回半径日。どの差により単位時
間当りの変化量△Rが演算により求められる。
ステップ102では、△Rの正負を判断し、旋回半径R
か増加方向か減少方向かの判断がなされ、以後の処理ル
ートを異ならせる。
か増加方向か減少方向かの判断がなされ、以後の処理ル
ートを異ならせる。
ステップ102で△Rが正、即ち、旋回半径Rが増加方
向である場合には、ステップ103でその変化幅が設定
値A4よりも大きいか否かが判断され、この設定値A4
が旋回半径日が増加する場合のローパスフィルタの値と
なる。
向である場合には、ステップ103でその変化幅が設定
値A4よりも大きいか否かが判断され、この設定値A4
が旋回半径日が増加する場合のローパスフィルタの値と
なる。
そして、ステップ103でΔRがA4より大きい場合は
、ステップ104に進んでフィルタリングされ、旋回半
径R×が、RO+A、の演算式により求められる。
、ステップ104に進んでフィルタリングされ、旋回半
径R×が、RO+A、の演算式により求められる。
また、ステップ103で△RがA4より小さい場合は、
ステップ+05へ進み、演算による旋回半径Rがそのま
ま旋回半径R×としてセットされる。
ステップ+05へ進み、演算による旋回半径Rがそのま
ま旋回半径R×としてセットされる。
一方、ステップ102で△Rが負、即ち、旋回半径Rが
減少方向である場合には、ステップ+06でその変化幅
が設定値A5より大きいか否かが判断され、この設定値
へ5が旋回半径Rが減少する場合のローパスフィルタの
値となる。尚、設定値A5は設定値A4よりも大の値で
ある。
減少方向である場合には、ステップ+06でその変化幅
が設定値A5より大きいか否かが判断され、この設定値
へ5が旋回半径Rが減少する場合のローパスフィルタの
値となる。尚、設定値A5は設定値A4よりも大の値で
ある。
そして、ステップ106で1ΔR1がA5より大きい場
合は、ステップ107へ進んでフィルタリングされ、旋
回半径RxがR8−A3の演算式により求められる。
合は、ステップ107へ進んでフィルタリングされ、旋
回半径RxがR8−A3の演算式により求められる。
また、ステップ106で1ΔR1がA5より小さい場合
は、ステップ+08へ進み、演算による旋回半径Rがそ
のまま旋回半径Rxとしてセットされる。
は、ステップ+08へ進み、演算による旋回半径Rがそ
のまま旋回半径Rxとしてセットされる。
ステップ109では、今回の制御周期で求められた旋回
半径Rxの値かΔRの演算用のRoとして記憶される。
半径Rxの値かΔRの演算用のRoとして記憶される。
ステップ110では、ローパスフィルタにかけられた旋
回半径Rxと、車速Vfとによって横加速度Y9が下記
の演算により求められる。
回半径Rxと、車速Vfとによって横加速度Y9が下記
の演算により求められる。
ステップ111では、比例係数(ゲイン)にが前記横加
速度Y9を用いて下記の演算式により求められる。
速度Y9を用いて下記の演算式により求められる。
K=−
ステップ112では、前言己ステップbで求められた前
後輪回転速度差ΔNの補正埴へNxが求められる。尚、
補正値ΔN×は、ΔN<0の場合、タイト]−すとみな
して八Nx=0とし、ΔN≧0の場合、旋回軌跡分の補
正を行なって、△N x=ΔN−f (Rx、Vf)
とする。
後輪回転速度差ΔNの補正埴へNxが求められる。尚、
補正値ΔN×は、ΔN<0の場合、タイト]−すとみな
して八Nx=0とし、ΔN≧0の場合、旋回軌跡分の補
正を行なって、△N x=ΔN−f (Rx、Vf)
とする。
ステップ113では、前記比例係数にと補正値へNxと
からクラッチ締結力Th(−に・△Nx)が演算により
求められる。
からクラッチ締結力Th(−に・△Nx)が演算により
求められる。
ステップ114では、所定の比例係数に℃と前後輪回転
速度差ΔNとからクラッチ締結力T℃(=K・ΔN)が
演算により求められる。
速度差ΔNとからクラッチ締結力T℃(=K・ΔN)が
演算により求められる。
ステップ115では、クラッチ締結力Txとして前記両
りランチ締結力Th、TJ2のうち大きし1方の値が選
択される。
りランチ締結力Th、TJ2のうち大きし1方の値が選
択される。
つまり、Th≧Tj2の時 Tx=ThTh<
T℃の8−1¥ Tx=TJ2として設定され
る。
T℃の8−1¥ Tx=TJ2として設定され
る。
このように、クラッチ締結力T×は、通常、旋回半径R
の値にフィルタをかけることにより間接的に横加速度Y
9によって決定する比例係aKの値にフィルタをかけて
求められたクラッチ締結力Thとなるが、極端に小さな
値とはならないように、実測値の基づいて求められる所
定のクラッチ締結力T℃が最低前られるようにしている
。
の値にフィルタをかけることにより間接的に横加速度Y
9によって決定する比例係aKの値にフィルタをかけて
求められたクラッチ締結力Thとなるが、極端に小さな
値とはならないように、実測値の基づいて求められる所
定のクラッチ締結力T℃が最低前られるようにしている
。
次に、前記ステップeでの減速時の制御処理内容■を第
9図のフローチャート図により説明する。
9図のフローチャート図により説明する。
ステップ120では、ゲインにnegが車速Vfの関数
により求められる。このゲインにnegは、第10図及
び第11図に示すように、前後輪回転速度差ΔNが負か
ら正に転じる車速V。まではにneg=0であり、車速
V。から車速V、まではKneg = O”□K oま
で徐々に増大し、車速V1を越えたらにneg−に。の
値となる。
により求められる。このゲインにnegは、第10図及
び第11図に示すように、前後輪回転速度差ΔNが負か
ら正に転じる車速V。まではにneg=0であり、車速
V。から車速V、まではKneg = O”□K oま
で徐々に増大し、車速V1を越えたらにneg−に。の
値となる。
ステップ12〕では、前記ステップ200で得られたゲ
インK negと、前後輪回転速度差絶対値1△N1と
からクラッチ締結力T negが次式での、運算により
求められる。
インK negと、前後輪回転速度差絶対値1△N1と
からクラッチ締結力T negが次式での、運算により
求められる。
T neg−にneg * l△N1
次に、前記ステップfでの高速時の制御処理内容■を第
12図のフローチャート図により説明する。
12図のフローチャート図により説明する。
ステップ130では、車速V+のみによる関数でクラッ
チ締結力Tvが次式での演算により求められる。
チ締結力Tvが次式での演算により求められる。
Tv=f (Vf)
この重連関数f (Vf)は、第13図に示すような
内容で、車速感応によるクラッチ締結力の増加は、高速
走行時の安定性が主眼であるので、クラッチ締結力Tv
がゼロ以上となる始点の車速゛J2はおよそ80 km
/hで、最大クラッチ締結力TVmaXに達する車速V
3はおよそ+20km/h程度とし、低・中速時の旋回
性に影響が及ばない範囲とする。
内容で、車速感応によるクラッチ締結力の増加は、高速
走行時の安定性が主眼であるので、クラッチ締結力Tv
がゼロ以上となる始点の車速゛J2はおよそ80 km
/hで、最大クラッチ締結力TVmaXに達する車速V
3はおよそ+20km/h程度とし、低・中速時の旋回
性に影響が及ばない範囲とする。
また、最大クラッチ締結力Tvmaxは、高速直進安定
性を満足する値であり、且つ、加速旋回時にステア特性
を弱アンダーステア特性にするのに十分な値とする。
性を満足する値であり、且つ、加速旋回時にステア特性
を弱アンダーステア特性にするのに十分な値とする。
以上述べた制御作動により、例えば、80 km/h以
下の低・中速での定速・加速時には、車速対応のクラッ
チ締結力Tvがほぼゼロである為、クラッチ締結力Tx
が目標クラッチ締結力T*とじて選択される。
下の低・中速での定速・加速時には、車速対応のクラッ
チ締結力Tvがほぼゼロである為、クラッチ締結力Tx
が目標クラッチ締結力T*とじて選択される。
また、減速時には、高車速でない限り、クラッチ締結力
T negが目標クラッチ締結力T*として選択される
。
T negが目標クラッチ締結力T*として選択される
。
また、例えば、80 km/h以上の高速走行時には、
クラッチ締結力Txとクラ・ンチ締結力Tvとの値うち
大きい方の値が目標クラッチ締結力T*として選択され
る。つまり、前後輪回転速度差ΔNが小さい場合でも車
速Vfか高車速の場合には、クラッチ締結力Tvの値が
目標クラッチ締結力T*として選択される。
クラッチ締結力Txとクラ・ンチ締結力Tvとの値うち
大きい方の値が目標クラッチ締結力T*として選択され
る。つまり、前後輪回転速度差ΔNが小さい場合でも車
速Vfか高車速の場合には、クラッチ締結力Tvの値が
目標クラッチ締結力T*として選択される。
従って、低・中速走行での加・減速の安定性と、高速直
進走行での安定性と、高速旋回加速での最適なステア特
性とを全て満足出来るという効果が得られる。
進走行での安定性と、高速旋回加速での最適なステア特
性とを全て満足出来るという効果が得られる。
尚、実際の走行では、前記(イ)〜(ハ)のように走行
状況が明確に異なることは少なく、各要素が複合的にな
っているが、各要素によるクラッチ締結力のうち影響度
のいち1ゴん大きな最大値を2択することで、いずれに
しろ安定サイドに制御されることになる(特願昭62−
302473号参照)。
状況が明確に異なることは少なく、各要素が複合的にな
っているが、各要素によるクラッチ締結力のうち影響度
のいち1ゴん大きな最大値を2択することで、いずれに
しろ安定サイドに制御されることになる(特願昭62−
302473号参照)。
[前後駆動力配分比検出作用]
まず、車輪速から駆動力配分比を求める理論計算につい
て、第14図、第15図により述べる。
て、第14図、第15図により述べる。
但し、VLf、Wr;輪荷重、Sf、Sr:スリンブ率
、wf、wr;車輪速、Of、Or:駆動力、Tf、T
r;軸トルク、ロ、タイヤー路面間摩擦係数、r:タイ
ヤ半径、V、車速である。
、wf、wr;車輪速、Of、Or:駆動力、Tf、T
r;軸トルク、ロ、タイヤー路面間摩擦係数、r:タイ
ヤ半径、V、車速である。
Ti=Oi−r
Oi=pi−Wi
口 i=に一5i
一方、
V 1 共V
■
W1= (Si+1)
、、△N=wr−wf= (Sr−9f) =
12)(+)、 (2)により、 前輪側駆動力配分比Tf%=Tf/(Tf+Tr)・・
・(4) により、前輪側駆動力配分比Tf%を計算により求ぬる
ことか出来る。
12)(+)、 (2)により、 前輪側駆動力配分比Tf%=Tf/(Tf+Tr)・・
・(4) により、前輪側駆動力配分比Tf%を計算により求ぬる
ことか出来る。
次に、前記(4)式の各変数の計算方法について、第1
6図を参照して述べる。
6図を参照して述べる。
・フロント軸トルクTf
Tf=TXif if;ファイナルギヤ比・車速V
・輪荷重Wf、Wr
・前後輪回転速度差ΔN
ΔN = w r −w f
・制駆動剛性係数に
以上の理論計算式に基づく計算例を示す。
■ リジット4WDとなった場合
前記(4)式において、△N=Oとすると、となり、重
量配分比と一致する。
量配分比と一致する。
■ 駆動力配分比一定の制御が出来るか9前記(4)式
において、■f%入力、Tf出力として解くと、 ・・・(6) となり、駆動力配分比一定制御は可能である。
において、■f%入力、Tf出力として解くと、 ・・・(6) となり、駆動力配分比一定制御は可能である。
但し、制駆動剛性係数には路面摩擦係数やタイヤ状態に
よって変化するし、前後輪回転速度差ΔNや車速Vは旋
回補正を要する。
よって変化するし、前後輪回転速度差ΔNや車速Vは旋
回補正を要する。
次に、上述の理論計算に基づいてコントロールユニット
45で行なわれる駆動力配分比検出処理作動の流れを第
17図に示すフローチャート図により説明する。
45で行なわれる駆動力配分比検出処理作動の流れを第
17図に示すフローチャート図により説明する。
ステップ200では、上記駆動力配分制御処理作動にお
いて求められた前後輪回転速度差△N。
いて求められた前後輪回転速度差△N。
車速Vf、旋回半径R1目標クラッチ締結力T*が読み
込まれる。
込まれる。
ステ・ンブ201では、ステップ200 t’の入力値
により求心加速度Y9と前後加速度×9とが下記の式で
計算される。
により求心加速度Y9と前後加速度×9とが下記の式で
計算される。
Y9=Vf’/R
X g= (V +−Vfo) /ΔtVfoは所定の
制御周期△を前に読み込まれた車速で×9は車速の全分
値により求められる。
制御周期△を前に読み込まれた車速で×9は車速の全分
値により求められる。
尚、求心加速度Y9と前後加速度×9は、Gセンサを用
いて直接検出しても良い。
いて直接検出しても良い。
ステップ202では、前輪荷重Wfと後輪荷重Wrとが
、前後加速度×9の関数として下記の式で計算される。
、前後加速度×9の関数として下記の式で計算される。
Wf = (A 、 −A、−X 9) /2W r
−(A 2 + A o・X 9 ) / 2尚、この
前接輪荷重Wf、Wrは、ストロークセンサ等で直接検
出しても良い。
−(A 2 + A o・X 9 ) / 2尚、この
前接輪荷重Wf、Wrは、ストロークセンサ等で直接検
出しても良い。
ステップ203では、タイヤの制駆動剛性係2々kxが
求心加速度Y9及び前後輪回転速度差ΔNの関数として
下記の式で求められる。
求心加速度Y9及び前後輪回転速度差ΔNの関数として
下記の式で求められる。
ここで、この制駆動剛性係数に、は、路面摩擦係数μに
よって変化する値であり、第18図に示すように、k、
(高−路)>k、(低μ路)の関係にある。
よって変化する値であり、第18図に示すように、k、
(高−路)>k、(低μ路)の関係にある。
しかし、路面摩擦係数μを直接検出出来ないので、求心
加速度Y9と前後輪回転速度差ΔNにより間接的に検出
する。即ち、 求心加速度が大きい一高μ路 求心加速度が小さい一低口路 更に、第19図に示すように、 前後輪回転速度差入−スリップ大−低μ路前後輪回転速
度差小→スリップ小→高μ路の関係を式に表す。
加速度Y9と前後輪回転速度差ΔNにより間接的に検出
する。即ち、 求心加速度が大きい一高μ路 求心加速度が小さい一低口路 更に、第19図に示すように、 前後輪回転速度差入−スリップ大−低μ路前後輪回転速
度差小→スリップ小→高μ路の関係を式に表す。
kx=f (Y9.ΔN)
=A 3 +Aa・Yg Aa・ΔN但し、A3.A
、、A、は定数。
、、A、は定数。
ステップ204では、前輪側駆動力配分比Tf%と後輪
側駆動力配分比Tr%とを下記の式により計算する。
側駆動力配分比Tr%とを下記の式により計算する。
Tr%=1−Tf%
但し、A5は定数
ステップ205では、前記ステップ204で求めた前輪
側駆動力配分比Tf%と後輪側駆動力配分比Tr%を運
転者に知らせるべく、駆動力配分比表示装置60へ出力
する。
側駆動力配分比Tf%と後輪側駆動力配分比Tr%を運
転者に知らせるべく、駆動力配分比表示装置60へ出力
する。
以上の駆動力配分比検出処理によって、目標クラッチ締
結力T*を基礎情報とし、車速Vf及び前後輪回転速度
差ΔNを間接的な路面摩擦係数μやタイヤ状態等の情報
源として、目標クラッチ締結力T*による理論上の駆動
力配分比が路面摩擦係数影響やタイヤ影響等を考慮した
形で実際の駆動力配分比に補正され、精度の高い前後駆
動力配分比Tf%、Tr%が検出される。
結力T*を基礎情報とし、車速Vf及び前後輪回転速度
差ΔNを間接的な路面摩擦係数μやタイヤ状態等の情報
源として、目標クラッチ締結力T*による理論上の駆動
力配分比が路面摩擦係数影響やタイヤ影響等を考慮した
形で実際の駆動力配分比に補正され、精度の高い前後駆
動力配分比Tf%、Tr%が検出される。
従って、実施例の駆動力配分比検出装置では、以下に列
挙する効果が得られる。
挙する効果が得られる。
■ 正確な前後駆動力配分比Tf%、 Tr%の情報が
駆動力配分比表示装置60により運転者に伝わることに
なり、運転者は前後駆動力配分比Tf%。
駆動力配分比表示装置60により運転者に伝わることに
なり、運転者は前後駆動力配分比Tf%。
Tr%による車両の挙動変化を的確に予測することが出
来る。
来る。
■ 検出した前後駆動力配分仕丁f%、 Tr%を駆動
力配分制御の入力情報として、フィードバックすること
で、駆動力配分比を一定に保つ制御や、クラッチ締結力
ではなく、前後駆動力配分比Tf%。
力配分制御の入力情報として、フィードバックすること
で、駆動力配分比を一定に保つ制御や、クラッチ締結力
ではなく、前後駆動力配分比Tf%。
Tr%を制御目標とする、実際走行に対応した最適の駆
動力配分制御を行なうことが出来る。
動力配分制御を行なうことが出来る。
■ 車両に設置するセンサとしては、接輪回転速度セン
サ41と左前輪速度センサ42と右前輪速度センサ43
のわずか3つのセンサだけのコスト的に有利で信頼性の
高い装置で、駆動力配分制御のみならず、駆動力配分比
検出を行なうことが出来る。
サ41と左前輪速度センサ42と右前輪速度センサ43
のわずか3つのセンサだけのコスト的に有利で信頼性の
高い装置で、駆動力配分制御のみならず、駆動力配分比
検出を行なうことが出来る。
以上、実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構
成、制御内容はこの実施例に限られるものではない。
成、制御内容はこの実施例に限られるものではない。
例えば、実施例では、外部から締結力が制御されるクラ
ッチのみで前後輪の駆動力配分比が決まる例を示したが
、この電子制御クラッチとプラネタリ−ギヤセット等と
を組合わせたトランスファ装置とした場合には、駆動力
配分比を求めるにあたって、目標クラ・ンチ締結力によ
る配分比にプラネタリ−ギヤセット等による配分比を考
慮し、最終の駆動力配分比を決める。
ッチのみで前後輪の駆動力配分比が決まる例を示したが
、この電子制御クラッチとプラネタリ−ギヤセット等と
を組合わせたトランスファ装置とした場合には、駆動力
配分比を求めるにあたって、目標クラ・ンチ締結力によ
る配分比にプラネタリ−ギヤセット等による配分比を考
慮し、最終の駆動力配分比を決める。
また、駆動系クラッチ手段として自ら締結力を生じる粘
性クラッチを用いた場合には、クラッチ締結力Tを、締
結力発生原因である入出力軸の回転速度差ΔNの関数(
T=f(ΔN))により推定演算して求める。
性クラッチを用いた場合には、クラッチ締結力Tを、締
結力発生原因である入出力軸の回転速度差ΔNの関数(
T=f(ΔN))により推定演算して求める。
(発明の効果)
以上説明してきたように、本発明の四輪駆動車の駆動力
配分比検出装置にあっては、検出手段として、少なくと
もクラッチ締結力を直接または間接的に検出するクラッ
チ締結力検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、
前後輪回転速度差を検出する前後輪回転速度差検出手段
とを有し、これらの検出手段からの検出値に基づいて前
後駆動力配分比を演算により検出する前後駆動力配分比
演算手段を設けた事を特徴とする為、車速及び前後輪回
転速度差か間接的な路面摩擦係数やタイヤ状態等の情報
をもたらすことになり、クラッチ締結力による理論上の
駆動力配分比が路面摩擦係数影響やタイヤ影響等を考慮
した実際の駆動力配分比に補正され、精度の高い前後駆
動力配分比を検出することが出来るという効果が得られ
る。
配分比検出装置にあっては、検出手段として、少なくと
もクラッチ締結力を直接または間接的に検出するクラッ
チ締結力検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、
前後輪回転速度差を検出する前後輪回転速度差検出手段
とを有し、これらの検出手段からの検出値に基づいて前
後駆動力配分比を演算により検出する前後駆動力配分比
演算手段を設けた事を特徴とする為、車速及び前後輪回
転速度差か間接的な路面摩擦係数やタイヤ状態等の情報
をもたらすことになり、クラッチ締結力による理論上の
駆動力配分比が路面摩擦係数影響やタイヤ影響等を考慮
した実際の駆動力配分比に補正され、精度の高い前後駆
動力配分比を検出することが出来るという効果が得られ
る。
第1図は本発明の四輪駆動車の駆動力配分比検出装置を
示すクレーム概念図、第2図は実施例装置が適用される
四輪駆動車を示す図、第3図は実施例装置のトランスフ
ァ装置を示す断面図、第4図は実施例装置のコントロー
ルユニットを示すフロック線図、第5図はクラッチ油圧
とクラッチ締結力の関係特性図、第6図は指令電流値と
クラッチ圧の関係特性図、第7図は実施例装置のコント
ロールユニットでの駆動力配分制御作動の流れを示すフ
ローチャート図、第8図は定速・加速時の制御処理作動
の流れを示すフローチャート図、第9図は減速時の制御
処理作動の流れを示すフローチャート図、第10図は車
速に対するゲイン特性図、第11図は車速に対する前後
輪回転速度差特性図、第12図は高速時の制御処理作動
の流れを示すフローチャート図、第13図は車速に対す
るクラッチ締結力特性図、第14図は走行時の駆動系の
力学モデル図、第15図はスリップ率に対する路面摩擦
係数特性図、第16図は車両の寸法モデル図、第17図
は実施例装置のコントロールユニットでの駆動力配分比
検出処理作動の流れを示すフローチャート図、第18図
は低μ路と高μ路とでの路面摩擦係数特性比較図、第1
9図は前後輪回転速度差と路面摩擦係数特性との関係対
応図である。 1・・・駆動系クラッチ手段 2・・・クラッチ締結力検出手段 3・・・車速検出手段 4・・・前後輪回転速度差検出手段 5・・・前後駆動力配分比演算手段
示すクレーム概念図、第2図は実施例装置が適用される
四輪駆動車を示す図、第3図は実施例装置のトランスフ
ァ装置を示す断面図、第4図は実施例装置のコントロー
ルユニットを示すフロック線図、第5図はクラッチ油圧
とクラッチ締結力の関係特性図、第6図は指令電流値と
クラッチ圧の関係特性図、第7図は実施例装置のコント
ロールユニットでの駆動力配分制御作動の流れを示すフ
ローチャート図、第8図は定速・加速時の制御処理作動
の流れを示すフローチャート図、第9図は減速時の制御
処理作動の流れを示すフローチャート図、第10図は車
速に対するゲイン特性図、第11図は車速に対する前後
輪回転速度差特性図、第12図は高速時の制御処理作動
の流れを示すフローチャート図、第13図は車速に対す
るクラッチ締結力特性図、第14図は走行時の駆動系の
力学モデル図、第15図はスリップ率に対する路面摩擦
係数特性図、第16図は車両の寸法モデル図、第17図
は実施例装置のコントロールユニットでの駆動力配分比
検出処理作動の流れを示すフローチャート図、第18図
は低μ路と高μ路とでの路面摩擦係数特性比較図、第1
9図は前後輪回転速度差と路面摩擦係数特性との関係対
応図である。 1・・・駆動系クラッチ手段 2・・・クラッチ締結力検出手段 3・・・車速検出手段 4・・・前後輪回転速度差検出手段 5・・・前後駆動力配分比演算手段
Claims (5)
- (1)エンジン駆動力を前後輪に分配伝達するエンジン
駆動系の途中に駆動系クラッチ手段を備え、該駆動系ク
ラッチ手段の締結力増減により前後輪への駆動力配分比
が変更される四輪駆動車において、 検出手段として、少なくとも前記クラッチ締結力を直接
または間接的に検出するクラッチ締結力検出手段と、車
速を検出する車速検出手段と、前後輪回転速度差を検出
する前後輪回転速度差検出手段とを有し、 これらの検出手段からの検出値に基づいて前後駆動力配
分比を演算により検出する前後駆動力配分比演算手段を
設けた事を特徴とする四輪駆動車の駆動力配分比検出装
置。 - (2)前記前後駆動力配分比演算手段は、車速V、前後
輪回転速度差ΔN、クラッチ締結力Tの関数関係である
下記の式 Tf%=f(T、V、ΔN) =T/(K_1*T+K_2*ΔN/V) により前輪側駆動力配分比Tf%を求める手段である請
求項1記載の四輪駆動車の駆動力配分比検出装置。 - (3)前記前後駆動力配分比演算手段は、請求項2記載
の式において、K_1、K_2を車両の前後重量配分の
関数である下記の式 K_1=(1+Wr/Wf) K_2=K_3*Wr 但し、Wf;フロント重量 Wr;リヤ重量 により求める手段である請求項2記載の四輪駆動車の駆
動力配分比検出装置。 - (4)前記前後駆動力配分比演算手段は、請求項3記載
の式において、K_3を路面摩擦係数μの関数により求
める手段である請求項3記載の四輪駆動車の駆動力配分
比検出装置。 - (5)前記前後駆動力配分比演算手段は、請求項3記載
の式において、K_3を求心加速度Y_9及び前後輪回
転速度差ΔNの関数により求める手段である請求項3記
載の四輪駆動車の駆動力配分比検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63055299A JP2552321B2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 四輪駆動車の駆動力配分比検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63055299A JP2552321B2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 四輪駆動車の駆動力配分比検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01229721A true JPH01229721A (ja) | 1989-09-13 |
JP2552321B2 JP2552321B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=12994695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63055299A Expired - Lifetime JP2552321B2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 四輪駆動車の駆動力配分比検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552321B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6250226A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-04 | Mazda Motor Corp | 4輪駆動車の伝達トルク制御装置 |
-
1988
- 1988-03-09 JP JP63055299A patent/JP2552321B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6250226A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-04 | Mazda Motor Corp | 4輪駆動車の伝達トルク制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2552321B2 (ja) | 1996-11-13 |
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