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JPH0122405Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0122405Y2
JPH0122405Y2 JP1982081506U JP8150682U JPH0122405Y2 JP H0122405 Y2 JPH0122405 Y2 JP H0122405Y2 JP 1982081506 U JP1982081506 U JP 1982081506U JP 8150682 U JP8150682 U JP 8150682U JP H0122405 Y2 JPH0122405 Y2 JP H0122405Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
adjustment
adjusting
adjustment screw
screw body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982081506U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58182618U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8150682U priority Critical patent/JPS58182618U/ja
Publication of JPS58182618U publication Critical patent/JPS58182618U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0122405Y2 publication Critical patent/JPH0122405Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は周面に設ける凹部の大きさを無段に調
節できるように構成した農用作業機の繰出ロール
に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、繰出ロールを具備し該ロール本体に
設けた凹所と、該凹所に嵌装した調節ロールの調
節枝杆の嵌入程度により繰出量を調節する技術は
公知されているのである。
例えば実公昭54−1367号や実開昭55−37394号
公報に記載の技術の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は周面に設ける凹所の大きさを無断に調
節できるように構成した農用作業機の繰出ロール
において、凹所の大きさを調節しやすくし、かつ
一旦調節した凹所の大きさを確保できるように構
成したのである。
実開昭55−37394号公報に開示されて技術にお
いては、調節回転体の回動により、繰出ロール全
体が回転するように構成されており、逆に螺子部
を刻設したパイプ状のボスの方を、機体側に回転
不可能に固定すべく構成していたのである。
このような構造では、繰出量の調整に際して、
螺子部の回転回数だけ繰出ロールの方を回転する
必要があり、繰出ロールの各部に種子の屑や塵埃
が詰まつている場合には回転し難くなり、また繰
出箱の内部に種子が入つている場合には、何回も
繰出ロールを回転させて調節することは出来なか
つたのである。
本考案においては、繰出ロールの側は回転しな
いように固定して、通常は係合歯部26で係合し
ていることにより調節ロール14と共に回転すべ
く構成した調節回転体23を、オペレーターが凹
所7の大きさの調節の為に、係合歯部26に抗し
て回転することにより、調節ロール14と調節枝
杆15の側を左右に摺動して、繰出ロール装置を
回転することなく、凹所7の大きさを調節可能と
したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
駆動軸4の外周に小径の調節螺子体20と大径
のロール本体10を一体回転すべく嵌装し、調節
螺子体20がロール本体10よりも側方へ突出し
た部分に螺子部24を設け、ロール本体10の外
周面に条溝12を刻設し、該条溝12に調節ロー
ル14の調節枝杆15を嵌入すると共に、調節ロ
ール14の芯穴部を調節螺子体20の外周に遊嵌
し、調節ロール14を調節螺子体20の外周上で
左右に摺動調節可能とし、該調節螺子体20が調
節ロール14から外側方へ突出した螺子部24に
調節回転体23を螺装し、該調節回転体23と調
節ロール14の外側接当面との間に係合歯部26
を設け、ロール本体10と調節ロール14との間
で調節螺子体20の外周に突つ張り付勢バネ27
を介装したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
1は種子の繰出箱で、播種機のフレーム(図示
なし)に取付けられ、上口2を種子箱(図示な
し)に接続し、底面の後部に連設された吐出管3
が地面に向つて開口し、平坦面5を有する駆動軸
4が箱壁の中央部を貫通する。
6は繰出ロール装置でロール本体10と調節ロ
ール14よりなり、繰出箱1の中央部に納めてボ
スを駆動軸4に固定し、周面に8個の凹所7を等
間隔に設け、凹所に入つた種子を後側へ運んで吐
出管3へ落とす。8は繰出ロール6の後縁に接触
するブラシで、凹所7に入つた種子の繰出量を一
定に保つ用をなす。
9は繰出箱1を播種機のフレームに取付けるた
めの取付具である。
繰出ロール6は円筒状のロール本体10と調節
ロール14からなり、ロール本体の端板11を2
段に大きく刳抜いて余肉を除き、ロール本体の周
囲に断面半月形をなす8本の条溝12を等間隔に
刳設する。
この条溝12…は端板11から長手方向に延び
て反対側に達し、端板側に残した平滑な環状面1
3を繰出箱1の箱壁に密合させて種子の漏出を防
ぐ。
調節ロール14にはその周縁にロール本体の条
溝12と同じ断面形状をもつ8本の調節枝杆15
を等間隔に突設し、この枝杆を条溝12に嵌め合
せて、ロール本体10の外周面に凹所7と円筒面
を構成している。
16は各条溝12の奥端に斜めに刳取つた浅い
湾曲面で、これに相対して調節枝杆15の先端に
も浅い湾曲面17を斜めに刳取る。両湾曲面1
6,17により凹所7の端部を構成している。
20はロール本体10よりも小径のパイプ状の
調節螺子体で、ロール本体10の軸部に納めて一
体に結合し、ロール本体の側方へ長く突出させて
調節ロール14のボス部を構成する芯孔に挿通
し、駆動軸4と一体回転すべく嵌装し、2個のス
ナツプリング21,21で左右の動きを止め、駆
動軸4と同じように平坦面22を設けて回止とな
す。
23は調節枝杆15の嵌め合せ具合を調節する
調節回転体で、パイプ状の調節螺子体20の突出
部に切つた螺子部24に螺合して調節ロール14
を押さえ、この調節回転体23の全周に指掛け用
の凹凸縁25を設けて回し易くし、調節回転体2
3と調節ロール14の接触部に設けた係合歯部2
6を噛み合せて調節回転体23がむやみに動かな
いようにする。
27はパイプ状の調節螺子体20に捲装した突
つ張り付勢バネで、両端をロール本体10と調節
ロール14の各軸部の刳抜き部に納め、両者を突
張つて調節ロール14を調節回転体23に押し付
ける。
28はボスの平坦面22に設けた目盛で、この
目盛を読んで調節枝杆15の嵌め合せ具合を判断
する。
(ヘ) 考案の作用 本考案の一実施例は以上の構成からなり、ロー
ル本体10の周面に断面半月形の8つの条溝12
を刳設し、これに調節ロール14から突出する同
じ断面状の8本の調節枝杆15を嵌め合せたか
ら、繰出ロール6の周面に断面半月形の8つの凹
所7が形成され、調節回転体23を回わして調節
枝杆15を出し入れするとその嵌め合せ具合によ
り、凹所7の大きさを無段に調節できる。
そこで種子の大きさと繰出量に応じて凹所7の
大きさを調節し、所望量の種子を凹所7に入れて
繰出す。
この凹所は断面半月形であるから底面から両側
面にかけて丸味をもつており、従つてここに入つ
た種子がブラシ8で掻き取られる際、こすれ合つ
ても折れたり傷付いたりすることがない。
調節枝杆15が条溝12を一杯に閉塞するとそ
れぞれの湾曲面16,17により小さな凹所7′
ができる。これは白菜やキヤベツ、人参のような
小粒の種子を播くのに適し、この場合も凹所7′
は前後の両面が丸味をもつから種子を損傷するこ
とがない。
調節枝杆15の嵌め合せ具合を調節する際に、
調節回転体23を一旦戻して枝杆を出し入れし、
目盛28をみて凹所7が所望の大きさになつたと
き調節枝杆15を左手の指で押えて調節ロール1
4を止め、右手で調節回転体23を回わして調節
ロール14を押える。
このとき調節ロール14は突つ張り付勢バネ2
7の弾力で調節回転体23に圧接し、両者の係合
歯部26が噛合い、かつ調節回転体23はボスの
螺子部24に螺合しているので調節ロール14及
び調節回転体23は絶対に動くことが無く。一旦
調節された凹所7の大きさは変化しない。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、実開昭55−37394号公報に開示された
技術においては、調節回転体の回動により、繰出
ロール全体が回転するように構成されており、逆
に螺子部を刻設したパイプ状のボスの方を機体側
に回転しないように固定すべく構成していたので
ある。
該構造であることから、繰出量の調整に際し
て、螺子部の回転回数だけ繰出ロールの方を回転
する必要があり、繰出ロールの各部に種子の屑や
塵埃が詰まつている場合には回転し難くなり、ま
た繰出箱の内部に種子が入つている場合には、何
回も繰出ロールを回転させて、繰出量を調節する
ことは出来なかつたのである。
本考案においては、繰出ロールの側は回転しな
いように固定して、通常は係合歯部26で係合さ
れ調節ロール14と共に回転すべく構成した調節
回転体23を回転することにより、調節ロール1
4と調節枝杆15の側を左右に摺動して繰出量の
調節を可能としたので、繰出ロールを回転するこ
となく、凹所7の大きさを調節可能としたもので
ある。
第2に、調節回転体23が調節時以外は繰出ロ
ール6と共に回転する為の係合歯部26は、調節
ロール14の側面と調節回転体23の側面との間
に直接に構成したので、調節ロール14を付勢す
べく設けた突つ張り付勢バネ27により、該係合
歯部26の部分を付勢をも行うことが出来たもの
である。
故に従来技術の如く、デテントボールや該デテ
ントボールを押さえる別の付勢バネを設ける必要
が無くなつたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
繰出箱に納めた実施例の断面図、第2図は第1図
のA−A断面図である。 6……繰出ロール、7……凹所、10……ロー
ル本体、12……条溝、14……調節ロール、1
5……調節枝杆、20……調節螺子体、23……
調節回転体、24……螺子部、26……係合歯
部、27……突つ張り付勢バネ、28……目盛。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動軸4の外周に小径の調節螺子体20と大径
    のロール本体10を一体回転すべく嵌装し、調節
    螺子体20がロール本体10よりも側方へ突出し
    た部分に螺子部24を設け、ロール本体10の外
    周面に条溝12を刻設し、該条溝12に調節ロー
    ル14の調節枝杆15を嵌入すると共に、調節ロ
    ール14の芯穴部を調節螺子体20の外周に遊嵌
    し、調節ロール14を調節螺子体20の外周上で
    左右に摺動調節可能とし、該調節螺子体20が調
    節ロール14から外側方へ突出した螺子部24に
    調節回転体23を螺装し、該調節回転体23と調
    節ロール14の外側接当面との間に係合歯部26
    を設け、ロール本体10と調節ロール14との間
    で調節螺子体20の外周に突つ張り付勢バネ27
    を介装したことを特徴とする農用作業機の繰出ロ
    ール。
JP8150682U 1982-05-31 1982-05-31 農用作業機の繰出ロ−ル Granted JPS58182618U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8150682U JPS58182618U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 農用作業機の繰出ロ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8150682U JPS58182618U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 農用作業機の繰出ロ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58182618U JPS58182618U (ja) 1983-12-06
JPH0122405Y2 true JPH0122405Y2 (ja) 1989-07-04

Family

ID=30090610

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8150682U Granted JPS58182618U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 農用作業機の繰出ロ−ル

Country Status (1)

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JP (1) JPS58182618U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537394A (en) * 1978-07-18 1980-03-15 Olivetti & Co Spa Letter corrector

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5794325U (ja) * 1980-12-01 1982-06-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537394A (en) * 1978-07-18 1980-03-15 Olivetti & Co Spa Letter corrector

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58182618U (ja) 1983-12-06

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