JPH0121836Y2 - - Google Patents
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- JPH0121836Y2 JPH0121836Y2 JP1985153972U JP15397285U JPH0121836Y2 JP H0121836 Y2 JPH0121836 Y2 JP H0121836Y2 JP 1985153972 U JP1985153972 U JP 1985153972U JP 15397285 U JP15397285 U JP 15397285U JP H0121836 Y2 JPH0121836 Y2 JP H0121836Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push shaft
- cartridge
- lead
- shaft
- motor
- Prior art date
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Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 8
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトルクモータ(加圧手段)の出力軸に
連繋する押し軸の圧力によつて、芯カートリツジ
内の消耗性筆記芯を作画面に押圧するようにした
自動製図機に関し、上記押し軸が上記芯を押圧で
きない状態のまま、ヘツドの作画面に対する相対
的移動制御が行われるのを防止することを目的と
するものである。従来、ホルダーに複数の消耗性
筆記芯を保持した自動製図機において、芯選択を
行う場合には、駆動装置によつてホルダーを所定
間隔移動して、所望の筆記芯を押し軸の直下に位
置させる。そして押し軸を下降して該押し軸直下
の筆記芯の上端を押し軸の下端によつて押圧して
筆記芯を作画面に押圧して作画を行うように構成
されている。しかるに、押し軸中心に対して、筆
記芯の中心が少しでもずれていると、押し軸の下
端が下降したとき筆記芯の上端に一致せず、押し
軸の下端が筆記芯の上方で、芯カートリツジの上
端又は、ホルダーの上面に引掛かつてしまい、該
押し軸の下端が筆記芯に当接することができな
い。該状態で画線ヘツドが作画面に対して移動
し、作画動作に移動すると、筆記芯が押し軸によ
つて作画面方向に加圧されない状態で作画動作が
行われてしまうことになる。
連繋する押し軸の圧力によつて、芯カートリツジ
内の消耗性筆記芯を作画面に押圧するようにした
自動製図機に関し、上記押し軸が上記芯を押圧で
きない状態のまま、ヘツドの作画面に対する相対
的移動制御が行われるのを防止することを目的と
するものである。従来、ホルダーに複数の消耗性
筆記芯を保持した自動製図機において、芯選択を
行う場合には、駆動装置によつてホルダーを所定
間隔移動して、所望の筆記芯を押し軸の直下に位
置させる。そして押し軸を下降して該押し軸直下
の筆記芯の上端を押し軸の下端によつて押圧して
筆記芯を作画面に押圧して作画を行うように構成
されている。しかるに、押し軸中心に対して、筆
記芯の中心が少しでもずれていると、押し軸の下
端が下降したとき筆記芯の上端に一致せず、押し
軸の下端が筆記芯の上方で、芯カートリツジの上
端又は、ホルダーの上面に引掛かつてしまい、該
押し軸の下端が筆記芯に当接することができな
い。該状態で画線ヘツドが作画面に対して移動
し、作画動作に移動すると、筆記芯が押し軸によ
つて作画面方向に加圧されない状態で作画動作が
行われてしまうことになる。
本考案は上記作画ミスを防止することを目的と
するものであり、上記押し軸と筆記芯との不一致
状態を検出する検出器を設けたことを特徴とする
ものである。
するものであり、上記押し軸と筆記芯との不一致
状態を検出する検出器を設けたことを特徴とする
ものである。
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例に
付き詳細に説明する。
付き詳細に説明する。
1は図板、2は画線ヘツドであり、前記図板1
の上面に対して平行な平面内で、且つ図板面に対
して一定の間隔を保持した状態で、所定の方向に
移動制御されるようにコントローラ(図示省略)
に連結している。尚、図板1は回転駆動装置に連
繋されたドラムに置き換えても良く、また、前記
ヘツド2に対して、作画面1a側を移動可能に構
成しても良い。3はヘツドケーシングに固設され
た基板であり、これにパルスモータ5(サーボモ
ータでも良い)(駆動装置)が固定され、該パル
スモータの回転軸の一方にはウオーム6が、他方
には、原点検出用の盤7が固定されている。前記
盤7には小孔8が透設され、該小孔8の移動経路
には検出装置9が固設されている。10は前記基
板3に固定された保持管であり、これにボールベ
アリングを介して主軸11が回転自在に支持され
ている。12は前記主軸11に着脱可能に固定さ
れたカートリツジホルダーであり、これの上下の
鍔部には、図板1面に対して垂直な軸線に沿つて
孔13,14が透設され、該孔13,14は、カ
ートリツジ保持案内部を構成している。該カート
リツジ保持案内部は、前記ホルダー12の上下鍔
部に、前記主軸11を中心として、所定間隔毎に
多数設けられている。前記ホルダー12の上位鍔
部に透設された孔13には、コイルばねが配置さ
れ、該コイルばねによつて、芯カートリツジ19
は、前記孔13,14内に定位置で弾発的に保持
されている。前記芯カートリツジ19には、鉛芯
その他同効物質から成る芯20が内置され、該芯
カートリツジはその下端が丁度前記図板1面に近
接して対向すべく、保持されている。21は、カ
ートリツジ位置検出装置、24は前記ケーシング
4に固定されたトルクモータ(加圧手段)であ
り、これの出力軸に固定されたプーリ25と、前
記ケーシング4にブラケツトを介して回転自在に
取付けられたプーリ26との間には、無端状タイ
ミングベルト27が適宜のテンシヨンを有して掛
け渡されている。28は前記基板3に立設された
案内軸であり、これの上端は、前記ケーシング4
に固定された支持片29に固定されている。前記
案内軸28には、スライドボールベアリング30
を介して昇降体31が昇降自在に嵌挿され、該昇
降体31には、押し軸32の上端が固定されてい
る。前記昇降体31には取付片33が固定され、
該取付片33は前記ベルト27に固定されてい
る。34は、前記基板3に立設された案内板であ
り、これの上部と下部にリミツトスイツチ35,
36が配設されている。37はボールベアリング
を介して、前記案内板34に透設されたスリツト
38に摺動自在に嵌挿された軸であり、該軸37
の一端は前記昇降体31に固定されている。39
は前記ケーシング4に固定されたソレノイドであ
り、これの作動軸に、ブレーキシユー40が固着
され、該ブレーキシユー40は、前記プーリ25
に対向している。50は、前記タイミングベルト
27に固定された被検出体であり、これの移動経
路に位置して、前記ヘツドケーシング4には、検
出器51が配設されている。前記押し軸32の先
端は、前記芯カートリツジ19の配列円線上に位
置するように、前記基板3に固設されたガイド4
1の案内孔内に摺動自在に嵌挿されている。46
は主軸11に固定された歯車、45は中間歯車で
ある。
の上面に対して平行な平面内で、且つ図板面に対
して一定の間隔を保持した状態で、所定の方向に
移動制御されるようにコントローラ(図示省略)
に連結している。尚、図板1は回転駆動装置に連
繋されたドラムに置き換えても良く、また、前記
ヘツド2に対して、作画面1a側を移動可能に構
成しても良い。3はヘツドケーシングに固設され
た基板であり、これにパルスモータ5(サーボモ
ータでも良い)(駆動装置)が固定され、該パル
スモータの回転軸の一方にはウオーム6が、他方
には、原点検出用の盤7が固定されている。前記
盤7には小孔8が透設され、該小孔8の移動経路
には検出装置9が固設されている。10は前記基
板3に固定された保持管であり、これにボールベ
アリングを介して主軸11が回転自在に支持され
ている。12は前記主軸11に着脱可能に固定さ
れたカートリツジホルダーであり、これの上下の
鍔部には、図板1面に対して垂直な軸線に沿つて
孔13,14が透設され、該孔13,14は、カ
ートリツジ保持案内部を構成している。該カート
リツジ保持案内部は、前記ホルダー12の上下鍔
部に、前記主軸11を中心として、所定間隔毎に
多数設けられている。前記ホルダー12の上位鍔
部に透設された孔13には、コイルばねが配置さ
れ、該コイルばねによつて、芯カートリツジ19
は、前記孔13,14内に定位置で弾発的に保持
されている。前記芯カートリツジ19には、鉛芯
その他同効物質から成る芯20が内置され、該芯
カートリツジはその下端が丁度前記図板1面に近
接して対向すべく、保持されている。21は、カ
ートリツジ位置検出装置、24は前記ケーシング
4に固定されたトルクモータ(加圧手段)であ
り、これの出力軸に固定されたプーリ25と、前
記ケーシング4にブラケツトを介して回転自在に
取付けられたプーリ26との間には、無端状タイ
ミングベルト27が適宜のテンシヨンを有して掛
け渡されている。28は前記基板3に立設された
案内軸であり、これの上端は、前記ケーシング4
に固定された支持片29に固定されている。前記
案内軸28には、スライドボールベアリング30
を介して昇降体31が昇降自在に嵌挿され、該昇
降体31には、押し軸32の上端が固定されてい
る。前記昇降体31には取付片33が固定され、
該取付片33は前記ベルト27に固定されてい
る。34は、前記基板3に立設された案内板であ
り、これの上部と下部にリミツトスイツチ35,
36が配設されている。37はボールベアリング
を介して、前記案内板34に透設されたスリツト
38に摺動自在に嵌挿された軸であり、該軸37
の一端は前記昇降体31に固定されている。39
は前記ケーシング4に固定されたソレノイドであ
り、これの作動軸に、ブレーキシユー40が固着
され、該ブレーキシユー40は、前記プーリ25
に対向している。50は、前記タイミングベルト
27に固定された被検出体であり、これの移動経
路に位置して、前記ヘツドケーシング4には、検
出器51が配設されている。前記押し軸32の先
端は、前記芯カートリツジ19の配列円線上に位
置するように、前記基板3に固設されたガイド4
1の案内孔内に摺動自在に嵌挿されている。46
は主軸11に固定された歯車、45は中間歯車で
ある。
次に本実施例の作用について説明する。まず、
昇降体31を上昇位置に保持した状態において、
ヘツドケーシング4を持ち上げる。次にカートリ
ツジホルダー12の各カートリツジ保持案内部に
芯カートリツジ19を挿入配置し、このカートリ
ツジホルダー12を、その原点を一致させて主軸
11に固定する。次に、ヘツド2を原位置に戻
し、各芯カートリツジ19の先端が図板1上の作
画面に近接する状態に設定する。次に、コントロ
ーラの指令によつて、パルスモータ5(駆動装
置)を励磁すると同時に、カートリツジホルダー
12に対するブレーキを解除させる。パルスモー
タ5が回転すると、主軸11及びカートリツジホ
ルダー12が回転し、該カートリツジホルダー1
2の原点が検出されると、パルスモータ5が停止
し、カートリツジホルダー12は原点で停止する
とともに、該ホルダー12にブレーキが掛けられ
る。次にコントローラからソレノイド39に通電
が成され、ブレーキシユ40がプーリ25から離
反する。次に、コントローラからトルクモータ2
4(加圧手段)に通電が成され、トルクモータ2
4は、正回転を開始する。このとき、コントロー
ラは、トルクモータ24(加圧手段)の電流値を
検出する。トルクモータ24が正回転方向に回転
を開始すると、押し軸32は、第1図及び第2図
に示す最上昇位置から下降を開始する。押し軸3
2が下降の途中で、その直下の芯カートリツジ1
9の頭部上端面に当接してしまい、押し軸32が
芯カートリツジ19内に挿入できなかつたとき
は、押し軸32は、それ以上の下降が阻止され
る。該状態において、被検出体50は検出器51
に到達していない。押し軸32の下降が阻止され
ると、トルクモータ24(加圧手段)の電流レベ
ルが上昇する。コントローラは、この電流レベル
アツプを検出して、トルクモータ24(加圧手
段)を逆転させる。トルクモータ24(加圧手
段)の逆転により押し軸32が上昇し、軸37が
リミツトスイツチ35に達してこれを動作させる
と、ソレノイド39がオフとなり、プーリ25に
ブレーキが掛ると同時に、トルクモータ24への
通電がオフとなる。次に、パルスモータ55を駆
動してカートリツジホルダー12を所定量回転さ
せ、次の芯カートリツジ19が、押し軸32の直
下に位置したところで、パルスモータ5を停止
し、カートリツジホルダー12を固定する。次
に、ソレノイド39を通電し、プーリ25のブレ
ーキを解除するとともに、トルクモータ24に通
電して、これを正回転させる。トルクモータ24
の正回転により、押し軸32が下降し、これの直
下の芯カートリツジ19内に挿入され押し軸32
が設定位置を通過すると、被検出体50が検出器
51を通過し、検出器51がオンとなる。更に、
押し軸32が下降すると、押し軸32の先端は芯
カートリツジ19内の芯20の上端に当接し、こ
れを下方向に押圧し、芯20は、作画面1a上に
当接する。芯20が押し軸32の押圧力によつて
作画面1a上に当接すると、トルクモータ24の
電流レベルが上昇する。コントローラは、、検出
器51オンと、トルクモータ24の電流レベルア
ツプを検出することで、押し軸32が正常に下降
動作することを確認する。この確認後コントロー
ラは再びトルクモータ24を逆転して、押し軸3
2を最上昇位置に設定し、作画用意が完了したこ
とを表示する。
昇降体31を上昇位置に保持した状態において、
ヘツドケーシング4を持ち上げる。次にカートリ
ツジホルダー12の各カートリツジ保持案内部に
芯カートリツジ19を挿入配置し、このカートリ
ツジホルダー12を、その原点を一致させて主軸
11に固定する。次に、ヘツド2を原位置に戻
し、各芯カートリツジ19の先端が図板1上の作
画面に近接する状態に設定する。次に、コントロ
ーラの指令によつて、パルスモータ5(駆動装
置)を励磁すると同時に、カートリツジホルダー
12に対するブレーキを解除させる。パルスモー
タ5が回転すると、主軸11及びカートリツジホ
ルダー12が回転し、該カートリツジホルダー1
2の原点が検出されると、パルスモータ5が停止
し、カートリツジホルダー12は原点で停止する
とともに、該ホルダー12にブレーキが掛けられ
る。次にコントローラからソレノイド39に通電
が成され、ブレーキシユ40がプーリ25から離
反する。次に、コントローラからトルクモータ2
4(加圧手段)に通電が成され、トルクモータ2
4は、正回転を開始する。このとき、コントロー
ラは、トルクモータ24(加圧手段)の電流値を
検出する。トルクモータ24が正回転方向に回転
を開始すると、押し軸32は、第1図及び第2図
に示す最上昇位置から下降を開始する。押し軸3
2が下降の途中で、その直下の芯カートリツジ1
9の頭部上端面に当接してしまい、押し軸32が
芯カートリツジ19内に挿入できなかつたとき
は、押し軸32は、それ以上の下降が阻止され
る。該状態において、被検出体50は検出器51
に到達していない。押し軸32の下降が阻止され
ると、トルクモータ24(加圧手段)の電流レベ
ルが上昇する。コントローラは、この電流レベル
アツプを検出して、トルクモータ24(加圧手
段)を逆転させる。トルクモータ24(加圧手
段)の逆転により押し軸32が上昇し、軸37が
リミツトスイツチ35に達してこれを動作させる
と、ソレノイド39がオフとなり、プーリ25に
ブレーキが掛ると同時に、トルクモータ24への
通電がオフとなる。次に、パルスモータ55を駆
動してカートリツジホルダー12を所定量回転さ
せ、次の芯カートリツジ19が、押し軸32の直
下に位置したところで、パルスモータ5を停止
し、カートリツジホルダー12を固定する。次
に、ソレノイド39を通電し、プーリ25のブレ
ーキを解除するとともに、トルクモータ24に通
電して、これを正回転させる。トルクモータ24
の正回転により、押し軸32が下降し、これの直
下の芯カートリツジ19内に挿入され押し軸32
が設定位置を通過すると、被検出体50が検出器
51を通過し、検出器51がオンとなる。更に、
押し軸32が下降すると、押し軸32の先端は芯
カートリツジ19内の芯20の上端に当接し、こ
れを下方向に押圧し、芯20は、作画面1a上に
当接する。芯20が押し軸32の押圧力によつて
作画面1a上に当接すると、トルクモータ24の
電流レベルが上昇する。コントローラは、、検出
器51オンと、トルクモータ24の電流レベルア
ツプを検出することで、押し軸32が正常に下降
動作することを確認する。この確認後コントロー
ラは再びトルクモータ24を逆転して、押し軸3
2を最上昇位置に設定し、作画用意が完了したこ
とを表示する。
尚、トルクモータ24を正回転したとき、検出
器51がオンとならないうちにトルクモータ24
の電流レベルが上昇したときは、トルクモータ2
4はコントローラの指令により自動的に逆転し
て、押し軸32が上昇し、次の芯カートリツジが
選択される。この芯カートリツジ選択動作が連続
して行われるときは、押し軸と、芯カートリツジ
との位置関係に誤差があるため、作図作業の前に
機械の調整を行うものである。作画用意完了後自
動スイツチをオンとするとコントローラ(図示せ
ず)の指令によつて、ヘツド2は図板1面に対し
て平行な平面内で、所定の方向に移動する。一
方、コントローラの指令によつて、ソレノイド3
9をON(通電)し、ブレーキシユー40をプー
リ25から離反するとともに、トルクモータ24
を正回転方向に駆動する。これによりプーリ25
が回転し、これに伴い昇降体31及び押し軸32
が下降する。押し軸32は、これの直下の選択さ
れた一本の芯カートリツジ19内に挿入し、該芯
カートリツジ19内の芯20の上端に当接し、該
芯20を押圧する。芯20は、押し軸32からの
押圧力によつて下降し、その下端が作画面1aに
当接したところで停止する。これによつてペンダ
ウン動作が完了する。芯20が下降するとき、こ
れとの摩擦力によつて芯カートリツジ19は、こ
れを定位置に保持するスプリングの弾力に抗して
下降し、その下端が、作画面に軽く接触する。作
画面に当接した芯20は、トルクモータ24のト
ルクによつて、所定の、作画に適した圧力で加圧
される。この加圧力は、適宜、トルクモータ24
への電気量を制御することで変化させることがで
きる。芯20の作画面からの離反(ペンアツプ)
は、コントローラの指令によつて、トルクモータ
24の逆転により行われる。トルクモータ24の
逆転によつて、押し軸32が上昇し、芯20に対
する加圧力が解除されると、芯カートリツジ19
は、スプリングの弾力によつて若干上昇する。こ
の芯カートリツジ19の上昇に伴ない、これとの
摩擦力によつて芯20が若干上昇し、該芯20は
作画面より若干離反する。芯カートリツジ19が
所定位置まで、スプリングの弾力により、若干上
昇復帰すると、検出装置21が動作する。この検
出装置21の検出信号に基いて、コントローラか
らトルクモータ24へ停止(OFF)指令が出さ
れて、該トルクモータ24がOFFとなりその逆
転が停止する。トルクモータ24OFFと同時に、
ソレノイド39がOFFとなり、これによつて、
ブレーキシユー40がばねの弾力でプーリ25に
圧着し、該プーリ25が固定される。これによつ
て、ペンアツプ動作が完了する。上記ヘツド2の
移動制御、及びペンアツプ、ダウン動作によつ
て、作画面に所定のパターンが作画される。
器51がオンとならないうちにトルクモータ24
の電流レベルが上昇したときは、トルクモータ2
4はコントローラの指令により自動的に逆転し
て、押し軸32が上昇し、次の芯カートリツジが
選択される。この芯カートリツジ選択動作が連続
して行われるときは、押し軸と、芯カートリツジ
との位置関係に誤差があるため、作図作業の前に
機械の調整を行うものである。作画用意完了後自
動スイツチをオンとするとコントローラ(図示せ
ず)の指令によつて、ヘツド2は図板1面に対し
て平行な平面内で、所定の方向に移動する。一
方、コントローラの指令によつて、ソレノイド3
9をON(通電)し、ブレーキシユー40をプー
リ25から離反するとともに、トルクモータ24
を正回転方向に駆動する。これによりプーリ25
が回転し、これに伴い昇降体31及び押し軸32
が下降する。押し軸32は、これの直下の選択さ
れた一本の芯カートリツジ19内に挿入し、該芯
カートリツジ19内の芯20の上端に当接し、該
芯20を押圧する。芯20は、押し軸32からの
押圧力によつて下降し、その下端が作画面1aに
当接したところで停止する。これによつてペンダ
ウン動作が完了する。芯20が下降するとき、こ
れとの摩擦力によつて芯カートリツジ19は、こ
れを定位置に保持するスプリングの弾力に抗して
下降し、その下端が、作画面に軽く接触する。作
画面に当接した芯20は、トルクモータ24のト
ルクによつて、所定の、作画に適した圧力で加圧
される。この加圧力は、適宜、トルクモータ24
への電気量を制御することで変化させることがで
きる。芯20の作画面からの離反(ペンアツプ)
は、コントローラの指令によつて、トルクモータ
24の逆転により行われる。トルクモータ24の
逆転によつて、押し軸32が上昇し、芯20に対
する加圧力が解除されると、芯カートリツジ19
は、スプリングの弾力によつて若干上昇する。こ
の芯カートリツジ19の上昇に伴ない、これとの
摩擦力によつて芯20が若干上昇し、該芯20は
作画面より若干離反する。芯カートリツジ19が
所定位置まで、スプリングの弾力により、若干上
昇復帰すると、検出装置21が動作する。この検
出装置21の検出信号に基いて、コントローラか
らトルクモータ24へ停止(OFF)指令が出さ
れて、該トルクモータ24がOFFとなりその逆
転が停止する。トルクモータ24OFFと同時に、
ソレノイド39がOFFとなり、これによつて、
ブレーキシユー40がばねの弾力でプーリ25に
圧着し、該プーリ25が固定される。これによつ
て、ペンアツプ動作が完了する。上記ヘツド2の
移動制御、及びペンアツプ、ダウン動作によつ
て、作画面に所定のパターンが作画される。
尚、作画中、芯20が摩耗するに従つて、昇降
体31及び押し軸32が下降する。芯カートリツ
ジ19内の芯20がほとんど無くなると、軸37
がリミツトスイツチ36の可動スイツチ片に当接
し、これを押圧する。リミツトスイツチ36が動
作すると、リミツトスイツチ36の信号によつ
て、コントローラから、トルクモータ24に逆転
指令が出される。トルクモータ24の逆転によつ
て、押し軸32が上昇し、その下端が芯カートリ
ツジ19の上端より若干離反したところで、軸3
7がリミツトスイツチ36に当接し、該リミツト
スイツチ36が動作して、コントローラよりトル
クモータ24に停止指令が出され、トルクモータ
24がOFFとなると同時に、ソレノイド39が
OFFとなつて、ブレーキシユー40がプーリ2
5に圧着し、プーリ25が固定される。次に、パ
ルスモータ5に駆動指令が出されて、ウオーム6
が回転し、主軸11及びカートリツジホルダー1
2が回転する。次の芯カートリツジ19が、押し
軸32の直下に位置したところでパルスモータ5
が停止する。この動作によつて、芯カートリツジ
19の交換が完了する。芯カートリツジ自動交換
後、押し軸32が下降し、押し軸32が、カート
リツジ19の頭部端面等に引掛かつて、芯カート
リツジ19内に挿入されないときは、上記した要
領により、次の芯カートリツジ19が選択され
る。
体31及び押し軸32が下降する。芯カートリツ
ジ19内の芯20がほとんど無くなると、軸37
がリミツトスイツチ36の可動スイツチ片に当接
し、これを押圧する。リミツトスイツチ36が動
作すると、リミツトスイツチ36の信号によつ
て、コントローラから、トルクモータ24に逆転
指令が出される。トルクモータ24の逆転によつ
て、押し軸32が上昇し、その下端が芯カートリ
ツジ19の上端より若干離反したところで、軸3
7がリミツトスイツチ36に当接し、該リミツト
スイツチ36が動作して、コントローラよりトル
クモータ24に停止指令が出され、トルクモータ
24がOFFとなると同時に、ソレノイド39が
OFFとなつて、ブレーキシユー40がプーリ2
5に圧着し、プーリ25が固定される。次に、パ
ルスモータ5に駆動指令が出されて、ウオーム6
が回転し、主軸11及びカートリツジホルダー1
2が回転する。次の芯カートリツジ19が、押し
軸32の直下に位置したところでパルスモータ5
が停止する。この動作によつて、芯カートリツジ
19の交換が完了する。芯カートリツジ自動交換
後、押し軸32が下降し、押し軸32が、カート
リツジ19の頭部端面等に引掛かつて、芯カート
リツジ19内に挿入されないときは、上記した要
領により、次の芯カートリツジ19が選択され
る。
上記の説明から明らかな如く、上記コントロー
ラは押し軸32の受圧変化をトルクモータ24の
駆動信号に基いて検出する検出手段と、検出器5
1の物体検出信号を受信する手段と、前記物体検
出信号の発生時期が前記受圧変化検出信号の発生
時期に対して前か後かを検出する判断手段とを備
えている。また、上記の説明から明らかな如く、
上記押し軸32の設定位置とは、押し軸32の下
端が芯カートリツジ19内に若干入つた状態の位
置を言う。しかしながら、上記設定位置は、これ
に限定されるものでなく、本考案の目的の範囲内
において、構造的状況に応じ各種の設計変更が可
能である。
ラは押し軸32の受圧変化をトルクモータ24の
駆動信号に基いて検出する検出手段と、検出器5
1の物体検出信号を受信する手段と、前記物体検
出信号の発生時期が前記受圧変化検出信号の発生
時期に対して前か後かを検出する判断手段とを備
えている。また、上記の説明から明らかな如く、
上記押し軸32の設定位置とは、押し軸32の下
端が芯カートリツジ19内に若干入つた状態の位
置を言う。しかしながら、上記設定位置は、これ
に限定されるものでなく、本考案の目的の範囲内
において、構造的状況に応じ各種の設計変更が可
能である。
本考案は上述した如く構成したので、押し軸が
芯の上方で引掛かつて芯を押圧しない状態で、作
画動作が開始されることがなく、作画ミスを未然
に防止することができる効果が存する。
芯の上方で引掛かつて芯を押圧しない状態で、作
画動作が開始されることがなく、作画ミスを未然
に防止することができる効果が存する。
図は本考案の好適な一つの実施例を示し、第1
図は正面断面図、第2図は側面断面図である。 1……図板、2……画線ヘツド、1a……作画
面、3……基板、5……パルスモータ(駆動装
置)、9……検出装置、11……主軸、12……
カートリツジホルダー、19……芯カートリツ
ジ、20……芯、21……カートリツジ位置検出
装置、24……トルクモータ(加圧手段)、32
……押し軸、50……被検出体、51……検出
器。
図は正面断面図、第2図は側面断面図である。 1……図板、2……画線ヘツド、1a……作画
面、3……基板、5……パルスモータ(駆動装
置)、9……検出装置、11……主軸、12……
カートリツジホルダー、19……芯カートリツ
ジ、20……芯、21……カートリツジ位置検出
装置、24……トルクモータ(加圧手段)、32
……押し軸、50……被検出体、51……検出
器。
Claims (1)
- 作画面1aと、これに対して相対的に、一定の
間隔を保持しつつ所定の方向に移動自在なヘツド
2と、該ヘツド2に配設されたモータと、該モー
タの出力軸に連繋された押し軸32と、消耗性筆
記芯20を内置した芯カートリツジ19を、その
中心軸線が前記押し軸32の加圧線上に位置し得
るように保持する、駆動装置に連結するホルダー
12とから成る装置において、前記押し軸32と
連動するように被検出体50を設け、前記押し軸
32が最上昇待機位置から該押し軸32が前記ホ
ルダー12内の消耗性筆記芯20に当接し得る設
定位置まで下降したとき、前記被検出体50を検
出して物体検出信号を出力する検出器51と、前
記押し軸32の受圧変化を前記モータの駆動信号
に基いて検出する検出手段と前記検出器51の物
体検出信号を受信する手段と前記物体検出信号の
発生時期が前記受圧変化検出信号の発生時期に対
して前か後かを検出する判断手段とを具備するコ
ントローラとから成る自動製図機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985153972U JPH0121836Y2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985153972U JPH0121836Y2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6164494U JPS6164494U (ja) | 1986-05-01 |
JPH0121836Y2 true JPH0121836Y2 (ja) | 1989-06-28 |
Family
ID=30711970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985153972U Expired JPH0121836Y2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0121836Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5334532A (en) * | 1976-09-13 | 1978-03-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Heat transfer recording coloring material |
JPS5391768A (en) * | 1973-04-20 | 1978-08-11 | Gerber Scientific Instr Co | Plotting method and apparatus |
-
1985
- 1985-10-08 JP JP1985153972U patent/JPH0121836Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5391768A (en) * | 1973-04-20 | 1978-08-11 | Gerber Scientific Instr Co | Plotting method and apparatus |
JPS5334532A (en) * | 1976-09-13 | 1978-03-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Heat transfer recording coloring material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6164494U (ja) | 1986-05-01 |
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