JPH01215087A - 半導体発光素子 - Google Patents
半導体発光素子Info
- Publication number
- JPH01215087A JPH01215087A JP4106488A JP4106488A JPH01215087A JP H01215087 A JPH01215087 A JP H01215087A JP 4106488 A JP4106488 A JP 4106488A JP 4106488 A JP4106488 A JP 4106488A JP H01215087 A JPH01215087 A JP H01215087A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、発光部と隣接する導波部を有する半導体発
光素子に係り、特に発光部のレーザ発振しきい値電流低
減および高機能化に関するものである。
光素子に係り、特に発光部のレーザ発振しきい値電流低
減および高機能化に関するものである。
(従来の技術)
第2図(a)、(b)、(C)はTHE TRANSA
C−TIONS OF THE IECE OF、 J
APAN、VOL、E68.No、12(198S)
9788〜790に示された従来の半導体発光素子を示
す断面図であり、第2図(a)は半導体発光素子の光出
力方向の断面図、第2図(b)は、第2図(a)の切断
線C−Cにおける発光部の断面図、第2図(C)は、第
2図(a)の切断線り一りにおける導波部の断面図であ
る。
C−TIONS OF THE IECE OF、 J
APAN、VOL、E68.No、12(198S)
9788〜790に示された従来の半導体発光素子を示
す断面図であり、第2図(a)は半導体発光素子の光出
力方向の断面図、第2図(b)は、第2図(a)の切断
線C−Cにおける発光部の断面図、第2図(C)は、第
2図(a)の切断線り一りにおける導波部の断面図であ
る。
これらの図において、11はn0形のInP基板、12
はn形のInPクラッド層、13はInGaAsP活性
層、14はp形のInP層、15はInGaAsPガイ
ド層(先導波層)、16はp形のInPクラッド層、1
7はp0形のInGaAsPコンタクト層、18はn電
極、19は活性領域側p電極、20は導波領域側p電極
、21は回折格子、22はp形のInP埋込層、23は
n形のInP埋込層である。
はn形のInPクラッド層、13はInGaAsP活性
層、14はp形のInP層、15はInGaAsPガイ
ド層(先導波層)、16はp形のInPクラッド層、1
7はp0形のInGaAsPコンタクト層、18はn電
極、19は活性領域側p電極、20は導波領域側p電極
、21は回折格子、22はp形のInP埋込層、23は
n形のInP埋込層である。
次に動作について説明する。
活性領域側p電極19.n電極18間に順方向電流を流
すと、キャリアがInGaAsP活性層13に注入され
輻射再結合する。そして、電流がレーザ発振しきい値を
越えると、レーザ発振が開始される。ここで、導波領域
側p電極20.n電、18間に新たに電流を注入すると
、InGaAsPガイド層15の屈折率が変化しレーザ
の発光特性(波長)が変化する。すなわち、この半導体
発光素子は、変調部を一体化した素子として用いること
ができる。また、この半一導体発光素子は導波領域に回
折格子21を備えているので単一波長の光が取り出され
る。
すと、キャリアがInGaAsP活性層13に注入され
輻射再結合する。そして、電流がレーザ発振しきい値を
越えると、レーザ発振が開始される。ここで、導波領域
側p電極20.n電、18間に新たに電流を注入すると
、InGaAsPガイド層15の屈折率が変化しレーザ
の発光特性(波長)が変化する。すなわち、この半導体
発光素子は、変調部を一体化した素子として用いること
ができる。また、この半一導体発光素子は導波領域に回
折格子21を備えているので単一波長の光が取り出され
る。
(発明が解決しようとする課題)
上記のような従来の半導体発光素子は、その製造手順に
起因して活性領域側のInP層1層上4上比較的厚いI
nGaAsPガイド層15が形成されているため、この
領域でロスが生じてレーザ発振のしきい値電流が大きく
なるという問題点があった。この発明は、かかる課題を
解決するためになされたもので、変調部を一体化したま
までレーザ発振しきい値電流を低減できる半導体発光素
子を得ることを目的とする。
起因して活性領域側のInP層1層上4上比較的厚いI
nGaAsPガイド層15が形成されているため、この
領域でロスが生じてレーザ発振のしきい値電流が大きく
なるという問題点があった。この発明は、かかる課題を
解決するためになされたもので、変調部を一体化したま
までレーザ発振しきい値電流を低減できる半導体発光素
子を得ることを目的とする。
この発明に係る半導体素子は、活性領域を細いストライ
プ状とするとともに、少なくとも光ガイド層を液相成長
法により形成して導波部内および活性領域の両側に設け
たものである。
プ状とするとともに、少なくとも光ガイド層を液相成長
法により形成して導波部内および活性領域の両側に設け
たものである。
(作用)
この発明においては、光ガイド層が細いストライプ状の
活性領域上には成長しにくく、仮に成長してもその厚さ
はごく僅かである。
活性領域上には成長しにくく、仮に成長してもその厚さ
はごく僅かである。
(実施例〕
第1図(a)、(b)、(e)はこの発明の半導体発光
素子の一実施例を示す断面図であり、第1図(a)はこ
の発明の半導体発光素子の光出力方向の断面図、第1図
(b)は、第1図(a)の切断線A−Aにおける発光部
の断面図、第1図(C)は、第1図(a)の切断線B−
Bにおける導波部の断面図である。
素子の一実施例を示す断面図であり、第1図(a)はこ
の発明の半導体発光素子の光出力方向の断面図、第1図
(b)は、第1図(a)の切断線A−Aにおける発光部
の断面図、第1図(C)は、第1図(a)の切断線B−
Bにおける導波部の断面図である。
これらの図において、1はn0形のInP基板、2はn
形のInPクラッド層、3はInGaAsP活性層、4
はp形のInP層、5はInGaAsPガイド層(導波
領域)、6はp形のInPクラッド層、7はp0形のI
nGaAsPコンタクト層、8はn電極、9は活性領域
側p電極、10は導波領域側p電極である。
形のInPクラッド層、3はInGaAsP活性層、4
はp形のInP層、5はInGaAsPガイド層(導波
領域)、6はp形のInPクラッド層、7はp0形のI
nGaAsPコンタクト層、8はn電極、9は活性領域
側p電極、10は導波領域側p電極である。
次に動作について説明する。
活性領域側p電極9.n電極8間′に順方向電流を流す
と、キャリアがInGaAsP活性層3に注入されて輻
射再結合する。そして電流がレーザ発振しきい値電流を
越えるとレーザ発振が開始される。ここで、導波領域側
p電極10.n電極8間に新たに電流を注入するとIn
GaAsPガイド層5の屈折率が変化してレーザの発光
特性が変 −化する。すなわち、この半導体発光素子は
変調部を一体化した素子として使用することができる。
と、キャリアがInGaAsP活性層3に注入されて輻
射再結合する。そして電流がレーザ発振しきい値電流を
越えるとレーザ発振が開始される。ここで、導波領域側
p電極10.n電極8間に新たに電流を注入するとIn
GaAsPガイド層5の屈折率が変化してレーザの発光
特性が変 −化する。すなわち、この半導体発光素子は
変調部を一体化した素子として使用することができる。
ところで、この実施例では発光部にI nGaAsPガ
イド層5が形成されていないためロスがなく、従来のも
のよりもレーザ発振しきい値電流が低減される。
イド層5が形成されていないためロスがなく、従来のも
のよりもレーザ発振しきい値電流が低減される。
さらに、この構造を用いれば、これらの活性−導波領域
を複数個持たせた集積素子の実現も容易となる。
を複数個持たせた集積素子の実現も容易となる。
次に第1図(a)〜(C)に示した半導体発光素子を得
るための製造工程について説明する。
るための製造工程について説明する。
まず、1回目の結晶成長においてInP基板1上にIn
Pクラッド層2.1nGaAsP活性層3、InP層4
を順次形成する。
Pクラッド層2.1nGaAsP活性層3、InP層4
を順次形成する。
次にこの構造に対して、InGaAsP活性層3をエツ
チングしない塩酸系エツチング液を用いてInP層4を
選択的にエツチングし、さらにInP層4をエツチング
しない硫酸系エツチング液を用いてInGaAsP活性
層3を選択的にエツチングすることにより、幅が5μm
以下のストライプ状の活性領域を形成するとともに、I
nPクラッド層2の表面を露出させる。
チングしない塩酸系エツチング液を用いてInP層4を
選択的にエツチングし、さらにInP層4をエツチング
しない硫酸系エツチング液を用いてInGaAsP活性
層3を選択的にエツチングすることにより、幅が5μm
以下のストライプ状の活性領域を形成するとともに、I
nPクラッド層2の表面を露出させる。
次に、2回目の結晶成長において、I nGaAsPガ
イド層5.InPクラッド層6.InGaAsPコンタ
クト層7を順次形成する。この際、少なくともInGa
AsPガイド層5は液相成長法により形成するが、液相
成長法においてはInGaAsPガイド層5の成長時間
を適当に選ぶことにより、5μm以下の狭いストライプ
状の活性領域上にはInGaAsPガイド層5が成長じ
なぃようにすることができるため、第1図に示した構造
を再現性良く実現できる。
イド層5.InPクラッド層6.InGaAsPコンタ
クト層7を順次形成する。この際、少なくともInGa
AsPガイド層5は液相成長法により形成するが、液相
成長法においてはInGaAsPガイド層5の成長時間
を適当に選ぶことにより、5μm以下の狭いストライプ
状の活性領域上にはInGaAsPガイド層5が成長じ
なぃようにすることができるため、第1図に示した構造
を再現性良く実現できる。
また、この製造方法によればストライプ状の活性領域上
にInGaAsPガイド層5が成長してもその厚さは僅
かであり、レーザ発振しきい値電流の低減は充分可能で
ある。 − なお、上記実施例では、InPnツクド層6およびIn
GaAsPコンタクト層7を形成したのち、リッジ導波
構造としたものを示したが、埋込構造、もしくは不純物
拡散、不純物イオン注入を用いて上側の電流注入部を狭
窄した構造、あるいは全く電流狭窄しない構造としても
よい。
にInGaAsPガイド層5が成長してもその厚さは僅
かであり、レーザ発振しきい値電流の低減は充分可能で
ある。 − なお、上記実施例では、InPnツクド層6およびIn
GaAsPコンタクト層7を形成したのち、リッジ導波
構造としたものを示したが、埋込構造、もしくは不純物
拡散、不純物イオン注入を用いて上側の電流注入部を狭
窄した構造、あるいは全く電流狭窄しない構造としても
よい。
また、上記実施例では回折格子を持たない構造のものに
ついて示したが、活性領域および導波領域の両方もしく
はいずれか一方に回折格子を有する構造のものとしても
よい。
ついて示したが、活性領域および導波領域の両方もしく
はいずれか一方に回折格子を有する構造のものとしても
よい。
さらに、上記実施例では導波部で発光特性を変化させる
構造のものを示したが、発光部と導波部が隣接している
ものであれば、この構造以外の半導体発光素子について
も応用できることはいうまでもない。
構造のものを示したが、発光部と導波部が隣接している
ものであれば、この構造以外の半導体発光素子について
も応用できることはいうまでもない。
(発明の効果)
この発明は以上説明したとおり、活性領域を細いストラ
イプ状とするとともに、少なくとも光ガイド層を液相成
長法により形成し−て導波部内および活性領域の両側に
設けたので、発光に必要なしきい値電流を低減でき、か
つ導波領域を含め高機能化が可能になるという効果があ
る。
イプ状とするとともに、少なくとも光ガイド層を液相成
長法により形成し−て導波部内および活性領域の両側に
設けたので、発光に必要なしきい値電流を低減でき、か
つ導波領域を含め高機能化が可能になるという効果があ
る。
第1図はこの発明の半導体発光素子の一実施例を示す図
、第2図は従来の半導体発光素子を示す図である。 図において、1はInP基板、2はInPクラッド層、
3はInGaAsP活性層、4はInP層、5はInG
aAsPガイド層、6はInPクラッド層、7はInG
aAsPコンタクト層である。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 (外2名)第1図 (a) (b) (c) 第2図 (a) (b)(C)
、第2図は従来の半導体発光素子を示す図である。 図において、1はInP基板、2はInPクラッド層、
3はInGaAsP活性層、4はInP層、5はInG
aAsPガイド層、6はInPクラッド層、7はInG
aAsPコンタクト層である。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 (外2名)第1図 (a) (b) (c) 第2図 (a) (b)(C)
Claims (1)
- 同一基板上に活性領域を含む発光部と、前記活性領域と
結合する光ガイド層を含む導波部とを備えた半導体発光
素子において、前記活性領域を細いストライプ状とする
とともに、少なくとも前記光ガイド層を液相成長法によ
り形成して前記導波部内および前記活性領域の両側に設
けたことを特徴とする半導体発光素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106488A JPH01215087A (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 半導体発光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106488A JPH01215087A (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 半導体発光素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01215087A true JPH01215087A (ja) | 1989-08-29 |
Family
ID=12598001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4106488A Pending JPH01215087A (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 半導体発光素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01215087A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04243216A (ja) * | 1991-01-17 | 1992-08-31 | Nec Corp | 光導波路の製造方法ならびに光集積素子及びその製造方法 |
JP2016092124A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 三菱電機株式会社 | 光変調器集積半導体レーザ |
-
1988
- 1988-02-24 JP JP4106488A patent/JPH01215087A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04243216A (ja) * | 1991-01-17 | 1992-08-31 | Nec Corp | 光導波路の製造方法ならびに光集積素子及びその製造方法 |
JP2016092124A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 三菱電機株式会社 | 光変調器集積半導体レーザ |
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