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JPH01213244A - 第2級または第3級アルコールの製造方法 - Google Patents

第2級または第3級アルコールの製造方法

Info

Publication number
JPH01213244A
JPH01213244A JP63328107A JP32810788A JPH01213244A JP H01213244 A JPH01213244 A JP H01213244A JP 63328107 A JP63328107 A JP 63328107A JP 32810788 A JP32810788 A JP 32810788A JP H01213244 A JPH01213244 A JP H01213244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
item
metal
compound
reaction
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63328107A
Other languages
English (en)
Inventor
Gerard Cahiez
ジェラール・カイエ
Pierre-Yves Chavant
ピエルーイヴ・シャヴァン
Pierre Tozzolino
ピエル・トツオリーノ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Societe National Elf Aquitaine
Original Assignee
Societe National Elf Aquitaine
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Societe National Elf Aquitaine filed Critical Societe National Elf Aquitaine
Publication of JPH01213244A publication Critical patent/JPH01213244A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/36Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring increasing the number of carbon atoms by reactions with formation of hydroxy groups, which may occur via intermediates being derivatives of hydroxy, e.g. O-metal
    • C07C29/38Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring increasing the number of carbon atoms by reactions with formation of hydroxy groups, which may occur via intermediates being derivatives of hydroxy, e.g. O-metal by reaction with aldehydes or ketones
    • C07C29/40Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring increasing the number of carbon atoms by reactions with formation of hydroxy groups, which may occur via intermediates being derivatives of hydroxy, e.g. O-metal by reaction with aldehydes or ketones with compounds containing carbon-to-metal bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/14The ring being saturated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/16Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring the ring being unsaturated

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は第2級および第3級アルコール製造の改良に関
する。特に本発明は有機マンガン化合物のカルボニル基
含有化合物への作用による、かかるアルコールの製造に
関する。
第2級および第3級アルコールの有用性は天然物の合成
において良く知られている。これらアルコール製造のた
めの標準的方法の中で有機金属反応の使用にもとづく方
法は極めて興味がある。なぜならば、これらの方法は、
特に芳香剤および香料に関してと同様に医薬分野におい
て特に有用な種々のタイプの第3級アルコールの製造を
可能にするからである。
有機金属化合物使用の方法は、ハロゲン化物、マグネシ
ウムおよびカルボニル化合物から出発するアルコールの
製造を記述するBarbier(“C0P、八cad、
sci、Paris”、  Vol、128.  p、
110. 1899)の方法等を含めて種々の研究の主
題であった。この反応は亜鉛を使用するーagnerお
よび5aytzeefの方法(“Justus Lie
bigs Ann、Cheo+、”+ Vol。
175、 p、351.1875)の変形であって、有
機マグネシウム化学の著しい発展の起源をなしている。
亜鉛の使用は、重要な研究主題であり、特にα−ブロム
エステルとカルボニル化合物との亜鉛の存在下における
反応に関する。この反応は一般にRefors+ats
ky反応と呼ばれテイル。
最近の研究は、Reformatsky反応においてス
ズ、セリウムおよびZn/Cu、 Zn/CdおよびZ
n/pbの対のような種々の金属から出発する同様なタ
イプの反応を記述している。
有機マンガン化合物の使用によって、この分野における
極めて明らかな発展が実現した。かかるマンガン化合物
の利点は、多官能性分子をアタックする際の選択性によ
る。
すなわち、G、Cahiez (“L’Actuali
te Chin+1−que’ September、
 198Cp、27)によれば、有機マンガン化合物は
、多数の有機金属化合物のように、ケトンおよびアルデ
ヒドと反応して第3級アルコールを与える。しかしなが
ら、有機マンガン化合物はエステルをアタックしない。
この選択性は周囲温度下でさえも、これが全てであり興
味がある。
近年に至るまで、有機マンガン誘導体は、リチウムおよ
びマグネシウム化合物から出発する金属−金属交換によ
って得られていた。この製造方法は、X−MnCtl□
−CO□Etのような官能性有機マンガン化合物の製造
を不可能にしている。なぜならば、リチウムまたはマグ
ネシウム原料化合物が入手できないからである。このこ
とは、金属マンガンおよび有機ハロゲン化物から直接に
有機マンガン化合物を製造することが進歩であることを
示している。最近、旧yamaらは(“Organom
etallics″1982.1 、1249〜125
1)水素化物LiAIIIaによる塩化マンガン(II
)の還元によって得られたマンガン金属とアリルブロマ
イドとの反応性について記述している。そして、得られ
た反応物をアルデヒドまたはケトンで処理して相当する
第3級アルコールを得ている。
最近の刊行物じChen+1stry Letters
”+p、1237〜38.1983)によれば、微粉状
マンガンが経済的に極めて興味がある。
しかしながら、良好な収率を達成するには反応剤の過剰
量の使用を必要とする。金属/ケトンまたはアルデヒド
比=7/1、ハロゲン化物/ケトンまたはアルデヒド=
6である。
更に、12時間の還流のためにヨウ素の1当量を必要と
する。すなわちこの方法は、かかる製造法の工業的開発
が全くで仮定にすぎないとする条件を羅列している。
本発明は、有機ハロゲン化物、金属マンガンおよびカル
ボニルを有する有機化合物の反応によって周囲温度下お
よび良好な経済的条件下で全ての種類の第2級および第
3級アルコールの製造を可能にする新規な方法を提供す
るものである。
本発明は従来技術によって可能であったよりもより迅速
に、かつより良好な収率で目的とするアルコールの製造
の実施を可能にする。
本発明による方法は、有機ハロゲン化物と少なくとも一
つのカルボニル基を有する有機化合物を有機溶媒中で、
金属マンガンの存在下に反応させ、次いで形成された生
成物を加水分解することからなり、マンガンとの反応が
反応媒体中に元素の周期律表第■〜第VIII族の金属
化合物の添加によって開始され、活性化されることを特
徴とする。
すなわち、反応はたとえばZns Cds Sn 、H
g等の塩または有機物との組合せを有機溶媒媒体に加え
ることによって促進される。この塩はアニオンであって
媒体への溶解度は十分であり、この結果、金属マンガン
と反応することができる(金属/金属カップルの形成)
。塩化亜鉛はそれ自体特に活性であり、経済的であるこ
とが示された。
存在する反応剤の性質、Mnおよび使用した金属塩の物
理的構造によって、これらの比率は広い範囲で変化し、
特にMnに関しては10〜200モル%の間で、より詳
細にはMnに関して30〜150モル当量%間で変化す
る。ある程度までは、製造されるアルコールの収率は、
使用した活性化金属塩と比例して増加する。
本発明の方法は好ましくは使用した溶媒に溶解した活性
化金属塩によって行なわれるが、たとえば媒体とマンガ
ンと共に連続的攪拌によって分散状態に保持された、部
分的に可溶性の塩によっても行なうことができる。
使用するマンガンの粒径範囲は1〜2000μであり、
好ましくはlOO〜500μの間の範囲である。極めて
大規模での製造の場合には2000μより大きな粒径を
使用することも可能である。
本発明の方法に使用することができる溶媒は、存在する
反応剤と相溶性のある全ての溶媒から選択することがで
きる。テトラヒドロフラン(THF)やジメトキシエタ
ンのような、いくつかのエーテルを使用することができ
、また現在に至るまで使用されたことがないエステル、
特にメチル、エチル、その他のアセテート、プロピオネ
ート等のエステル、好ましくは全体として3〜10の炭
素原子を有するエステルの使用も同様に便利である。
また、アセトニトリルのような、いくつかのニトリルま
たはDMFのようなアミドも使用することができる。す
でに従来法において使用されるテトラヒドロフランは完
全に好適である。
上記した溶媒と共に、ハロゲン化溶媒、特に塩化メチレ
ン、クロルベンゼン、トリクロルエタン、クロルアルカ
ンまたは脂肪族または芳香族炭化水素のような種々の補
助溶媒を使用することもできる。
本発明の方法を形成する反応の過程は、下記のように表
される。
(来貢以下余白) 反応(1)は、二つの反応剤囚および■が好ましくは可
溶性の溶媒中で行なわれる。本発明の特徴は、上述した
ように、Mnよりも電気陽性度が劣る金属の活性化化合
物”cM”の添加にある。
有機マンガン化合物(Qは、加水分解(2)のために反
応媒体から分離される。特に、反応+1)の後に溶媒が
蒸発せしめられ、残渣がそれ自体知られている方法によ
って水で処理される。
加水分解は、また、反応(1)の後に溶媒中で直接行な
うこともできる。加水分解は、一般に酸性媒体中で行な
われ、Mnは塩MnX、の形で回収される。
R1がIIのとき化合初回はアルデヒドである。
またはRおよびR1が炭化水素基のときはケトンであり
、RおよびR1は脂肪族、好ましくはCI〜C8炭化水
素、脂環族、特に04〜C1l炭化水素、および/また
は芳香族、詳細にはフェニルまたはナフチルであり、こ
れらはアルキル、アルケニル、ハロゲンまたは他の置換
基を有することができる。
アルデヒドの場合のRおよびケトンの場合のPおよび/
またはR′はエステル、ニトリル、エーテル、スルフィ
ド、ハライド、アセクールのような官能基を有すること
ができる。
すなわち反応剤囚は、たとえばアセトアルデヒド、プロ
ピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、フェニルアセト
アルデヒド、ベンズアルデヒド、桂皮アルデヒド、アニ
スアルデヒド等のようなアルデヒドである。
また反応剤囚は、アセトン型のケトン、ジプロピルケト
ン、メチルエチルケトン、メチルヘプテノン、シクロペ
ンタノン、メチルシクロヘキサノン、メチルアセチルプ
ロピオネート、アセトフェノン、ベンゾフェノン、メン
トン、ナフチルメチルケトン等によっても構成される。
有機ハロゲン化物■において、Xはハロゲン、特にBr
を示す。R2は炭化水素基であり、Yは官能基を示すが
、その存在は必須ではない。一方、有機ハロゲン化物は
、アリル、プロパルギル、ベンジルまたはα−ハロゲン
エステルまたはニトリルのハロゲン化物であっても良い
。すなわち化合物■は、たとえば、Br−CHg−Cl
 =CIIz 5C1−CHt−CH−CHtSBr−
CH2−Ci■s 、Br−Cl1z−C(CHs)□
CL 1Br−CHz−COzEt、 I−CHt−C
H=C(CRs)z等である。
本発明による方法は、反応(1)において、反応剤囚、
■およびMnの化学量論量によって行なわれる。しかし
ながら、カルボニル化合初回に対して金属Mnおよび化
合物■の成る過剰量を用いることが好ましいことが明ら
かになった。事実、第2級または第3級アルコールの収
率は、Mnおよび化合物■が化学量論量よりも過剰のと
きに増加する。−船釣方法においては、カルボニル化合
物■のモル当り1〜3原子のMnおよび1〜2モルの■
を用いるのが有効である。好ましい比率は、1.2〜1
.6原子のMnおよび1.1〜1.5モルのハロゲン化
物■の範囲である。
一方、化合初回の十分な、しかしあまり濃厚ではない溶
液、詳細には0.3〜2M溶液、好ましくは0.5〜1
.6 M溶液で反応を行なうことが有利である。
本発明の方法の工程(1)の温度は、20〜100℃の
間の範囲であり、好ましくは30〜60℃の範囲である
反応剤の添加は、−数的には1〜6時間、最も度々には
3〃〜4%時間にわたって行なわれるべきであり、この
ことは約12時間以上を必要とする従来技術に比較して
著しく有利である。
金属活性剤塩の添加によって、直ちに反応が始まるが、
一方、Mn粉末を用いる既知の方法においては約2時間
後においてのみ反応が始まる。
本発明を下記する非限定的実施例によって説明するが、
下記の操作方法を採用した。
反応器は、反応器中に存在するMn粉末の移動をもたら
すように設けられた機械的攪拌器が取付けられた、10
〇−容積の三ロフラスコからなる。この反応器は、また
、温度計および操作を通じて不活性雰囲気を装置に確立
するための窒素導入管を有している。反応器は望ましい
温度に保持された水浴中に置かれるマンガンは10〜5
00μの間の粒径を有する98〜99%粗粉末であり、
金属活性他剤塩と共にフラスコに供給され、溶媒で覆わ
れる。反応は有機ハロゲン化物■、XR”Yの数滴によ
って開始される。
金属の色が変化するや否や、そして加熱が行なわれたと
きに、ポンプによって反応剤囚および■の連続的導入が
行なわれる。数時間を要するこの導入後に、その反応(
1)に用いたと同一温度で15〜30分、媒体の攪拌を
継続する。
次いで存在する金属塩を溶解させるために、pHを7に
調整するために、またはわずかにより低い値に調整する
ためにHCIで僅かに酸性にした、はぼ同容積の20℃
の水と、反応媒体を混合する。目的とする生成物をエー
テルで抽出し、酸性炭酸ナトリウムで洗浄する。得られ
たアルコールの化合初回に対する収率は、抽出および蒸
留によって分離されたアルコールの量から計算した。
上記のように操作して、1モルのジプロピルケトンC1
hCHzC)b−CO−CH□CIhCjl+ 1.1
モルのアリルブロマイドCHz□CH−CHtBrおよ
び1.3原子の金属Mn粉を、上記量に対して0.11
の比率の十分に乾燥したテトロヒドロフラン中で反応さ
せた。
実施例1 反応媒体に他に何も加えなかった。60℃で6時間後で
も反応は始まらなかった。反応媒体の分析の結果、証拠
となる期待された生成物の形成は認められなかった。
実施例2 上述した反応媒体に、!当り2.7gのZnC1zまた
は0.02モルをまず加えた。
反応剤を導入するや否や反応が始まった。60℃4時間
後の第3級アルコールの収率は、ジプロピルケトン当り
77%であった。このように塩化亜鉛による活性化が顕
著である。
ジプロピルケトンをジペンチルケトン(CsH++)t
COで、また臭化物をアリルブロマイドで置きかえ、実
施例2のようにして6−アリルウンデカノール−6を製
造した。
H CsH++−C−CsHo CIh−CH=CHt ケトンのモル当り、添加したZnC1zのモル比率を変
えて、ジペンチルケトン当りの、形成され、分離された
第3級アルコールから決定された下記収率を見出した。
0.02        85 0.05        89 0、10        90 0.15        95 製造の第1工程における三つの異なる温度で実施例2を
繰り返した。ジプロピルケトンの濃度はテトラヒドロフ
ラン中1.33Mであった。クロマトグラフィで決定し
た第3級アルコールの収率は下記のとおりである。
50℃・・・・・・・・・・・60% 60℃・・・・・・・・・・・77 70℃・・・・・・・・・・・85 大施拠】 反応剤の比率の影 臭化物■およびMnの比率をかえて実施例4と同一条件
による製造を行なった。
気相クロマトグラフィによって示された下記の収率を得
た。
1.1       1.3      771.3 
      1.4      841.4     
  1.5      90ジプロピルケトン(化合初
回)のモル濃度を変えて実施例2を繰り返し、下記の収
率を見出した。
反庭娠生主皇へ1皮    玄」仁X O,67M ・・・・・・・・・・・・・761.33
   ・・・・・・・・・・・・・791.70   
・・・・・・・・・・・・・75すなわち、最適条件が
存在する。
実施例7 実施例5において、アリルブロマイドを塩化物(1,1
モル)に置きかえ、ジプロピルケトンのモル当りの0.
02モルの代わりにZnC1z 0.1モルを添加して
繰り返し、下記の収率を得た。
1、3グラム原子Mn1モルケトンで81%1.8グラ
ム原子Mn1モルケトンで94%実施例2の一般的条件
下で、メチル 8−オキソドデカフェート1モルを、M
nおよび001モルのZnC1□存在下にアリルロライ
ドと60℃で4Z時間反応させた。反応の結果、下記生
成物を得た。
CHxCHzCHtCHz−C−(CHt) bcOO
cHz 4 CHz・C)I−CH2(:+H + Mn  −C1hCHzCHzCHz−C−(CH
z)6cOOcHiCHg−CI=CtLz 不飽和基とエステル基を有するこの第3級アルコールの
収率は、アリルクロライド1.3モルおよびMnの1.
5グラム原子を用いたとき、原料ケトン当り67%であ
った。
塩化物の1.6モルおよびMnの1.6原子を用いると
、76%収率が得られた。この製造は、もしも反応媒体
中に金属塩、特にZnC1zを含まないと、極めて貧弱
な結果を与える。
すなわち本発明は、他の官能基を有するアルコールも容
易に製造することができる。
実施例9 ヱyヱ竺上皇長里 60℃における実施例2の製造様式に従い、ヘキシルア
ルデヒド(n−ヘプタナール)の1モルをアリルクロラ
イド1.3モルおよびMnの1.3原子と反応させた。
テトラヒドロフラン中のアルデヒド濃度は0.67Mで
あった。
活性化剤ZnCl□をアルデヒドのモル当り0.1モル
の比率で存在させた。4時間10分後、下記第2級アル
コールの収率は原料アルデヒド基準で85%であった。
H CII+ (C1h) s−CH−CHt−CH=CH
g上記操作様式を下記反応に用い、23%の収率を得た
(CHzCHzCHzCHz) zcO+ BrCII
zCOOCzHs + Mn→0■ ■ (CJ9) z−CI−CHzCOOCJs爽施適旦二
晟 種々のカルボニル化合物■および有機ハライド■から出
発するいくつかの製造法について、第2級または第3級
アルコールの収率を下記表に示す。この表には、これら
化合初回、■の式と、囚のモル当りの■およびMnの比
率も示した。
反応温度は60℃であり、塩化亜鉛量は囚のモル当り0
.1モル、反応時間は4時間〜4%時間であった。溶媒
はTHFであった。
ス11秒影ぢU 実施例2の方法とl’Qt(Uの製造方法を、ジプロピ
ルケトン(C3H?) tcOから出発し、異なる有機
ハロゲン化物および異なる溶媒を用いて行なった。また
、亜鉛塩をカドミウム、水銀またはスズ塩にかえた。こ
れら試験の特徴を下記に示す。
(来貢以下余白) 実施例隘 ハロゲン化物  金属化合物  溶 媒26
            ”           H
gCh  O,05モル    酢酸エチル 27            〃          
CdC1z  0.1  モル    THF28  
         〃         5nC1a 
 O,1%ル    THF29       CJs
CH*CI       HgCh  O,1モル  
  T)IF3Q           〃     
    CdC1z  0.1  モル    THF
31     CHt=C(CHs)CHtBr   
HgCh  O,1モル    THF32     
      〃         ZnC1z  O,
05モル    酢酸エチル 収率は実施例2の収率と同程度であった。
代理人 弁理士 小 川 信 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カルボニル化合物の存在下、溶媒中で有機ハロゲン
    化物を金属マンガンに作用させ、次いで加水分解するこ
    とによる第2級または第3級アルコールの製造方法であ
    り、マンガンより電気陽性度が劣る元素周期律表の第I
    I族〜第VIII族の金属化合物が反応媒体中に存在するこ
    とを特徴とする第2級または第3級アルコールの製造方
    法。 2、前記金属化合物がZn、Cd、HgまたはSnの化
    合物である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、前記金属化合物が有機または無機アニオンの塩、と
    りわけ亜鉛の塩化物、臭化物またはヨウ化物である特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 の方法。 4、前記金属化合物が有機物と金属の組合せである特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 5、添加した前記金属化合物が金属当り約0.01〜2
    モル当量、特に0.3〜1.5モル当量である特許請求
    の範囲第1項、第2項、第3項または第4項記載の方法
    。 6、ケトンまたはアルデヒドの1モルが有機ハロゲン化
    物の1〜2モルおよびマンガンの1〜3グラム原子と反
    応せしめられ、反応媒体中のケトンまたはアルデヒドの
    好ましい濃度が0.3〜2M、特に0.5〜1.6Mで
    ある特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項ま
    たは第5項記載の方法。 7、前記溶媒がエーテル、エステル、ニトリル、アミド
    またはこれらと塩素化溶媒または脂肪族または芳香族炭
    化水素との組合せである特許請求の範囲第1項、第2項
    、第3項、第4項、第5項または第6項記載の方法。 8、前記カルボニル化合物、有機ハロゲン化物およびマ
    ンガンの間の反応が0〜100℃、好ましくは50〜8
    0℃で行なわれる特許請求の範囲第1項、第2項、第3
    項、第4項、第5項、第6項または第7項記載の方法。 9、前記カルボニル化合物がR−CO−R^1型で、R
    およびR^1は脂肪族炭化水素基、好ましくはC_1〜
    C_8、脂環族炭化水素基、好ましくはC_4〜C_8
    、またはアリール、特にフェニルまたはナフチルで、ア
    ルキル、アルケニルまたはアルキニル置換基またはとり
    わけエステル、アミドまたはニトリルのような官能基を
    有することができ、Rはまた水素であっても良い特許請
    求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第
    6項、第7項または第8項記載の方法。 10、前記有機ハロゲン化物が活性化された化合物X−
    R^2−Yであり、Xはハロゲンであり、R^2は炭化
    水素基、特にアルキル、アルケニル、アルキニルまたは
    アリールであり、Yはエステル、ニトリルまたはアミド
    のような官能基である特許請求の範囲第1項、第2項、
    第3項、第4項、第5項、第6項、第7項、第8項また
    は第9項記載の方法。 11、前記溶媒が酢酸エチルである特許請求の範囲第1
    項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、第7項
    、第8項、第9項または第10項記載の方法。
JP63328107A 1987-12-30 1988-12-27 第2級または第3級アルコールの製造方法 Pending JPH01213244A (ja)

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FR8718353A FR2625500B1 (fr) 1987-12-30 1987-12-30 Perfectionnement a la preparation d'alcools tertiaires et secondaires par l'action d'un compose organo-manganeux sur un compose porteur de groupe carbonyle
FR8718353 1987-12-30

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Publication Number Publication Date
JPH01213244A true JPH01213244A (ja) 1989-08-28

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JP63328107A Pending JPH01213244A (ja) 1987-12-30 1988-12-27 第2級または第3級アルコールの製造方法

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