JPH01212578A - 球技用ボールのための表面パネル - Google Patents
球技用ボールのための表面パネルInfo
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- JPH01212578A JPH01212578A JP9995988A JP9995988A JPH01212578A JP H01212578 A JPH01212578 A JP H01212578A JP 9995988 A JP9995988 A JP 9995988A JP 9995988 A JP9995988 A JP 9995988A JP H01212578 A JPH01212578 A JP H01212578A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、球技用ボールのための表面パネルに関する。
〈従来の技術〉
球技用ボールの最外層表面パネルの材料として大別して
天然皮革、人工皮革及びゴムの3種類が現在知られてい
る。天然皮革としては、牛等の皮革が使用されている0
人工皮革は、例えばポリエステル短繊維を縦横に順次積
み重ねて軽くプレスした後、ニードルパンチングによっ
て3次元的に交絡させて得た不織布に、高分子エラスト
マーよりなるバインダーを含浸させて基体を作る。この
基体に塗布又はロール転写←よって表面パネルを形成す
るのである。ゴムとしては、例えば天然及び合成ゴムが
使用される。
天然皮革、人工皮革及びゴムの3種類が現在知られてい
る。天然皮革としては、牛等の皮革が使用されている0
人工皮革は、例えばポリエステル短繊維を縦横に順次積
み重ねて軽くプレスした後、ニードルパンチングによっ
て3次元的に交絡させて得た不織布に、高分子エラスト
マーよりなるバインダーを含浸させて基体を作る。この
基体に塗布又はロール転写←よって表面パネルを形成す
るのである。ゴムとしては、例えば天然及び合成ゴムが
使用される。
〈発明が解決しようとする課題〉
天然皮革は、使用後数カ月で摩耗したり、雨水を吸って
固くかつ重くなるという問題がある。また皮革の部位に
よって毛穴の大きさ、形状、密度等にバラツキがあり、
また皺も存在することから、均一な品質のものが得られ
にくいという問題がある。
固くかつ重くなるという問題がある。また皮革の部位に
よって毛穴の大きさ、形状、密度等にバラツキがあり、
また皺も存在することから、均一な品質のものが得られ
にくいという問題がある。
人工皮革は、表面層が約0.01ないし0.03mと極
めて薄いために、耐摩耗性が悪(かつひつかきに弱いと
いう問題がある。この人工皮革に°施した印刷も同様に
耐摩耗性に劣り1.約6カ月の使用で表面層が消滅し、
不織布層が露出してフェルト状表面となり、文字、模様
等も消え、その判別は極めて困難となる。更に不織布層
には、吸水性があるため、水分を吸収して重くなるとい
う問題がある。
めて薄いために、耐摩耗性が悪(かつひつかきに弱いと
いう問題がある。この人工皮革に°施した印刷も同様に
耐摩耗性に劣り1.約6カ月の使用で表面層が消滅し、
不織布層が露出してフェルト状表面となり、文字、模様
等も消え、その判別は極めて困難となる。更に不織布層
には、吸水性があるため、水分を吸収して重くなるとい
う問題がある。
ゴム表皮は、その摩耗係数が極めて大きく、また色合、
光沢感、反発弾性等において天然皮革、人工皮革より劣
り、さらに耐候性が悪いためにヒビ割れを生じるという
問題がある。
光沢感、反発弾性等において天然皮革、人工皮革より劣
り、さらに耐候性が悪いためにヒビ割れを生じるという
問題がある。
天然皮革、人工皮革を用いたボール表面パネルの製造に
際しては、まず皮革原反を所定のパネル形状、例えばサ
ッカーボールの場合6角形及び5角形の形状に裁断され
る。裁断された皮革パネルは、次にコバ削ぎ処理と称さ
れるパネル周縁部の傾斜肉薄化処理がなされる。かかる
コバ削ぎ処理は、皮革不織布層を斜方向に切除するもの
であり、これにより皮革パネル隣接部に溝が形成される
。
際しては、まず皮革原反を所定のパネル形状、例えばサ
ッカーボールの場合6角形及び5角形の形状に裁断され
る。裁断された皮革パネルは、次にコバ削ぎ処理と称さ
れるパネル周縁部の傾斜肉薄化処理がなされる。かかる
コバ削ぎ処理は、皮革不織布層を斜方向に切除するもの
であり、これにより皮革パネル隣接部に溝が形成される
。
しかしながらこのような皮革を用い上記コバ削ぎ処理を
行うと、緩やかな傾斜をもつ溝しか得られず、縫製ボー
ルに見られる如き立体感は表現できないという問題があ
る。さらに、上記天然皮革、人工皮革にあっては、コバ
削ぎ処理後、その表面にホットスタンプ、シルク印刷、
パッド印刷等により所定の文字、記号、模様等を印刷す
る工程が必要である。このように天然皮革、人工皮革を
用いてボール表皮を製造する場合、多数の工程を経る必
要がある。
行うと、緩やかな傾斜をもつ溝しか得られず、縫製ボー
ルに見られる如き立体感は表現できないという問題があ
る。さらに、上記天然皮革、人工皮革にあっては、コバ
削ぎ処理後、その表面にホットスタンプ、シルク印刷、
パッド印刷等により所定の文字、記号、模様等を印刷す
る工程が必要である。このように天然皮革、人工皮革を
用いてボール表皮を製造する場合、多数の工程を経る必
要がある。
本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたもので、
天然皮革、人工皮革に1HGtする艶、漬り感、ソフト
感、反発弾性を有するとともに天然皮革、人工皮革にお
いて劣る耐摩耗性、耐ひっかき性−耐吸水性を備え、さ
らに高い印刷強度を有するボールの表面パネルを実現す
るものである。
天然皮革、人工皮革に1HGtする艶、漬り感、ソフト
感、反発弾性を有するとともに天然皮革、人工皮革にお
いて劣る耐摩耗性、耐ひっかき性−耐吸水性を備え、さ
らに高い印刷強度を有するボールの表面パネルを実現す
るものである。
また本発明は、ボール用表面パネルを射出成形法を用い
て成形することにより、従来の天然皮革、人工皮革に見
られた裁断、コバ削ぎ、印刷といった一連の工程を不要
とし、ボール表面パネルの製造を極めて簡略化するもの
である。
て成形することにより、従来の天然皮革、人工皮革に見
られた裁断、コバ削ぎ、印刷といった一連の工程を不要
とし、ボール表面パネルの製造を極めて簡略化するもの
である。
く課題を解決するための手段〉
本発明は、圧搾空気が封入される球形中空体のゴム製チ
ェーブ及び該チェープ表面に形成された補強層よりなる
カーカス又は補強機能を有する熱可塑性エラストマーを
球形中空体に形成してなるカーカス上に直接又はゴム薄
層を介して複数枚接着され球技用ボールの表皮を形成す
る表面パネルにおいて、上記表面パネルは、熱可塑性エ
ラストマー材料を射出成形金型に注入して所定形状に成
形されてなるものである。
ェーブ及び該チェープ表面に形成された補強層よりなる
カーカス又は補強機能を有する熱可塑性エラストマーを
球形中空体に形成してなるカーカス上に直接又はゴム薄
層を介して複数枚接着され球技用ボールの表皮を形成す
る表面パネルにおいて、上記表面パネルは、熱可塑性エ
ラストマー材料を射出成形金型に注入して所定形状に成
形されてなるものである。
く実 施 例〉
以下本発明をサッカーボールlに適用した例につき説明
する。第1図及び第2図において、2は、ブチルゴム等
を球形中空体に成形して形成されたチェーブで、バルブ
(図示せず)を介して圧搾空気が注入される。3は、こ
のチューブ2表面に数千m分のナイロン糸を無限軌道上
に巻回して形成した補強層で、ボールに形状維持性、耐
久性、寸法安定性等の特性を与えるとともに反発弾性の
抑制等の作用をなすものである。このチューブ2′&び
補強層3にてカーカスが構成される。尚このチェープ2
及び補強層3を、補強機能を有する熱可塑性エラストマ
ー例えばハイトレル(登録商標)に代えることもでき、
これによると、熱可塑性エラストマーよりなる球形中空
体にてカーカスが構成される。4は、補強層3上に形成
された天然ゴム、合成ゴム等よりなるゴム薄層、5は、
このゴム薄層4上に加硫ゴム用プライマー及びウレタン
糊等よりなる接着剤層6を介して接着形成された表皮層
で、6角形及び5角形の表面パネル7.7・・・を配列
してなるものである。向上記ゴム薄層4は表面パネル7
.7・・・の接着強度を向上させるためのものであるが
必ずしも必要ではな(、これを省き、表面パネル7.7
・・・を直接補強層3に接着することもできる0表面パ
ネル7.7−・・は、硬度(J I S)約50ないし
90をもつ熱可塑性エラストマー材料を射出成形型に注
入して成形される。
する。第1図及び第2図において、2は、ブチルゴム等
を球形中空体に成形して形成されたチェーブで、バルブ
(図示せず)を介して圧搾空気が注入される。3は、こ
のチューブ2表面に数千m分のナイロン糸を無限軌道上
に巻回して形成した補強層で、ボールに形状維持性、耐
久性、寸法安定性等の特性を与えるとともに反発弾性の
抑制等の作用をなすものである。このチューブ2′&び
補強層3にてカーカスが構成される。尚このチェープ2
及び補強層3を、補強機能を有する熱可塑性エラストマ
ー例えばハイトレル(登録商標)に代えることもでき、
これによると、熱可塑性エラストマーよりなる球形中空
体にてカーカスが構成される。4は、補強層3上に形成
された天然ゴム、合成ゴム等よりなるゴム薄層、5は、
このゴム薄層4上に加硫ゴム用プライマー及びウレタン
糊等よりなる接着剤層6を介して接着形成された表皮層
で、6角形及び5角形の表面パネル7.7・・・を配列
してなるものである。向上記ゴム薄層4は表面パネル7
.7・・・の接着強度を向上させるためのものであるが
必ずしも必要ではな(、これを省き、表面パネル7.7
・・・を直接補強層3に接着することもできる0表面パ
ネル7.7−・・は、硬度(J I S)約50ないし
90をもつ熱可塑性エラストマー材料を射出成形型に注
入して成形される。
ここで熱可塑性エラストマー材料としては、エラストマ
ーAE(東亜合成化学工業株式会社製)、タフプレン(
登録商標、旭化成株式会社製)、ツルプレンT(登録商
標、日本エラストマー株式会社製)等のSBS系熱可熱
可塑性エラストマーラストマー(登録商標、三井石油化
学工業株式会社製)、住友TPE (住友化学株式会社
製)等オレフィン系熱可塑性エラストマー、スミフレッ
クス(登録商標、住友ベークライト株式会社製)、サン
ブレーン(登録商標、三菱化成ビニル株式会社製)、デ
ンカレオマーG(登録商標、電気化学株式会社製) 、
EZ−800(信越ポリマー株式会社製)等のPvC系
熱可熱可塑性エラストマーラプレン(登録商標、日本ポ
リウレタン株式会社製)、エラストラン(登録商標、日
本エラストラン株式会社製)、バンデックス(登録商標
、大日本インキ化学工業株式会社製)等ポリウレタン系
熱可塑性エラストマー、ペルプレン(登録商標、東洋紡
績株式会社製)、ハイトレル(登録商標、デュポン社製
)等ポリエステル系熱可塑性エラストマーを使用するこ
とができる。
ーAE(東亜合成化学工業株式会社製)、タフプレン(
登録商標、旭化成株式会社製)、ツルプレンT(登録商
標、日本エラストマー株式会社製)等のSBS系熱可熱
可塑性エラストマーラストマー(登録商標、三井石油化
学工業株式会社製)、住友TPE (住友化学株式会社
製)等オレフィン系熱可塑性エラストマー、スミフレッ
クス(登録商標、住友ベークライト株式会社製)、サン
ブレーン(登録商標、三菱化成ビニル株式会社製)、デ
ンカレオマーG(登録商標、電気化学株式会社製) 、
EZ−800(信越ポリマー株式会社製)等のPvC系
熱可熱可塑性エラストマーラプレン(登録商標、日本ポ
リウレタン株式会社製)、エラストラン(登録商標、日
本エラストラン株式会社製)、バンデックス(登録商標
、大日本インキ化学工業株式会社製)等ポリウレタン系
熱可塑性エラストマー、ペルプレン(登録商標、東洋紡
績株式会社製)、ハイトレル(登録商標、デュポン社製
)等ポリエステル系熱可塑性エラストマーを使用するこ
とができる。
熱可塑性エラストマーは、ソフトセグメントと物理的架
橋作用をなすハードセグメントとからなり、常温よりも
低いガラス転移温度を有するために、ボールの使用温度
範囲(約−20t’ないし50℃)では、ボール表面パ
ネルとして適する弾性(J I S硬度で約50ないし
90)を有する。上記物理的架橋は、ゴムにおける加硫
のような化学結合と異なり、高温にすると溶融するため
、射出成形によって所望の形状に成形することができる
。
橋作用をなすハードセグメントとからなり、常温よりも
低いガラス転移温度を有するために、ボールの使用温度
範囲(約−20t’ないし50℃)では、ボール表面パ
ネルとして適する弾性(J I S硬度で約50ないし
90)を有する。上記物理的架橋は、ゴムにおける加硫
のような化学結合と異なり、高温にすると溶融するため
、射出成形によって所望の形状に成形することができる
。
射出成形法にて形成された表面パネル7の裏面には、多
数の突起体8.8・・・が所定の間隔をもって形成され
てなり、これら突起体8.8・・・の先端が、ゴム薄層
4に接着固定される。この突起体8.8・・・は、表面
パネル7の柔軟性を増し、衝撃を緩和するとともに、表
面パネル7表面に対し斜方向から力が加わったとき、表
面パネル7がよじれる如く変形し、この方を吸収緩和す
る作用をなす。
数の突起体8.8・・・が所定の間隔をもって形成され
てなり、これら突起体8.8・・・の先端が、ゴム薄層
4に接着固定される。この突起体8.8・・・は、表面
パネル7の柔軟性を増し、衝撃を緩和するとともに、表
面パネル7表面に対し斜方向から力が加わったとき、表
面パネル7がよじれる如く変形し、この方を吸収緩和す
る作用をなす。
かかる作用は、天然皮革にlI44mの作用である。
9は表面パネル7の周縁部に形成された傾斜肉薄部であ
る。
る。
以下突起体8.8・・・の具体的構造につき説明する。
(イ)円形突起体(第3図A、B)
突起体8の間隔をX軸方向P、Y軸方向qとし、突起体
8の直径をaとすると、p=q>aなる関係で配列され
る。ここでp = q −1,5ないし2.5鶴、a
= 0.5ないし2.0 vanである。また表面パネ
ル7の表層10の厚さtと、突起体8の高さhは、それ
ぞれt = 0.5ないし1.5鶴、h = 0.5な
いし1.5鶴とすることができる。これらの値は、以下
の例においても同様である。向上記構造では、使用を繰
り返すうちに表面パネル7の突起体8上に位置する表面
S部分が早く汚れ、斑点状の汚れ模様が現れることがあ
る。また突起体8の基部に切れ目が入ることがある。
8の直径をaとすると、p=q>aなる関係で配列され
る。ここでp = q −1,5ないし2.5鶴、a
= 0.5ないし2.0 vanである。また表面パネ
ル7の表層10の厚さtと、突起体8の高さhは、それ
ぞれt = 0.5ないし1.5鶴、h = 0.5な
いし1.5鶴とすることができる。これらの値は、以下
の例においても同様である。向上記構造では、使用を繰
り返すうちに表面パネル7の突起体8上に位置する表面
S部分が早く汚れ、斑点状の汚れ模様が現れることがあ
る。また突起体8の基部に切れ目が入ることがある。
(ロ)4角形状突起体(第4図A、 B)表面パネル7
裏面に4角形例えば正方形断面を有する突起体11を形
成したものである。かがる構造においても、前述の第3
図に示す例と同様の利点が得られる。また同様に表面パ
ネル7の突起体11上に位置する表面Sに4角形の斑点
状の汚れが現れ、或いは突起体1’ 1の基部に切れ目
が入るおそれがある。
裏面に4角形例えば正方形断面を有する突起体11を形
成したものである。かがる構造においても、前述の第3
図に示す例と同様の利点が得られる。また同様に表面パ
ネル7の突起体11上に位置する表面Sに4角形の斑点
状の汚れが現れ、或いは突起体1’ 1の基部に切れ目
が入るおそれがある。
(ハ)円形突起体の基部にアールをとったもの(第5図
A、 B) 円形突起体8の基部にアール部1・2を形成したもので
ある。ここでアール部12の直径をbとすると、p ”
q > b > aなる関係を有する。がくすると、
アール部12の存在により突起体8上に表面Sの汚れは
減少し、また突起体8基部の切れ口も生じにくくなる。
A、 B) 円形突起体8の基部にアール部1・2を形成したもので
ある。ここでアール部12の直径をbとすると、p ”
q > b > aなる関係を有する。がくすると、
アール部12の存在により突起体8上に表面Sの汚れは
減少し、また突起体8基部の切れ口も生じにくくなる。
(ニ)アール部を連接したもの(第6図λ、B)隣接す
φアール部12.12・・・が接する如く突起体8.8
−・・を密に配列した構造であり、p−q−b>aなる
SaF!を有する。かかる構造では、表面パネル7表面
の!点状汚れ発生は、更に抑制されるが、アール部12
でカバーできない表層1゜裏面杢がか。なり広(存在す
るた妙に、未だ充分ではない*−、)、2
。
φアール部12.12・・・が接する如く突起体8.8
−・・を密に配列した構造であり、p−q−b>aなる
SaF!を有する。かかる構造では、表面パネル7表面
の!点状汚れ発生は、更に抑制されるが、アール部12
でカバーできない表層1゜裏面杢がか。なり広(存在す
るた妙に、未だ充分ではない*−、)、2
。
(ホ)突起体の列を交互にずらせたもの(第7図A、、
B) 突起体8.8・・・及ダアール部12.12−・・の大
きさ及び間隔を、p = b > q −3/ 2・シ
〉aなる関係としたものである。が、かる構造にすると
、アール部12でカバーきない表層1o裏面3の面積を
最小限とすることができる。これにより、突起体8に対
応すると表面パネル7表面の汚れは殆ど目立たず、また
卑起体8の基部に切れ目が生じることもない。
B) 突起体8.8・・・及ダアール部12.12−・・の大
きさ及び間隔を、p = b > q −3/ 2・シ
〉aなる関係としたものである。が、かる構造にすると
、アール部12でカバーきない表層1o裏面3の面積を
最小限とすることができる。これにより、突起体8に対
応すると表面パネル7表面の汚れは殆ど目立たず、また
卑起体8の基部に切れ目が生じることもない。
尚第8図は、上記各具体例において、突起体8の下端に
径大部13を形成し、ゴム薄層4又は補強層3との接着
面積を増大させ、接着強度を向上させ−たものである。
径大部13を形成し、ゴム薄層4又は補強層3との接着
面積を増大させ、接着強度を向上させ−たものである。
第9図は、本宛、明に係る表面パネル7を示し、外方に
湾曲した辺をもっ略6角形にて形成され、周辺には、傾
斜肉薄部9を有している。この表面パネル7は、地の部
分である白色部14と、記号。
湾曲した辺をもっ略6角形にて形成され、周辺には、傾
斜肉薄部9を有している。この表面パネル7は、地の部
分である白色部14と、記号。
文字、模様等を黒色て表示した印刷部15とからなる。
第1θ図は、上記印刷部15を、箔の転写によって形成
した表面パネル7の断面を示し、これは第11図に示す
金型16.17によって形成される。即ち、パネル7の
表面を形成する金型16と、裏面を形成する金型17と
からなり、両全型16、 1 ’RJニヘースフィルム
18上に被着された印刷用箔19を挟み、両金型16.
17を重ね合わせた状態でノズル2oより白色部14を
構成する□熱可塑性エラストマーを射出注入するのであ
る。
した表面パネル7の断面を示し、これは第11図に示す
金型16.17によって形成される。即ち、パネル7の
表面を形成する金型16と、裏面を形成する金型17と
からなり、両全型16、 1 ’RJニヘースフィルム
18上に被着された印刷用箔19を挟み、両金型16.
17を重ね合わせた状態でノズル2oより白色部14を
構成する□熱可塑性エラストマーを射出注入するのであ
る。
金型16のキャビティ表面には、天然皮革の表面模様に
僚せたシボが形成されており、また金型17のキャビテ
ィ表面に善本、突ii!瞭8の陰型が形成されている。
僚せたシボが形成されており、また金型17のキャビテ
ィ表面に善本、突ii!瞭8の陰型が形成されている。
これにより第10図に示す構造の表面パネル7が成形さ
れる。
れる。
第12図は、表面パネル7の印刷部15を2色成形法に
より成形した断面構造を示す、−かかる構造では、印刷
部15−はパネル表面、のみではな(裏面にまで達シて
おり、従って表面が摩耗しても、印刷部15が消滅する
こと眸ない、第13図(A)(B)は、上記構造の表面
バネ7L!7の製造方法を示し、まず、印刷部15の形
状のキャビオイ零〇を有する金型21と、表面パネル7
の裏面を形成する金型22が1重ね合わされ、ノズル2
3より黒色の熱可塑性エラスト、マーが獣出注入される
0次に、金型21は、取、り外され1、パネル表面形状
を有する他の金型24が、金型22に重ね合わされる。
より成形した断面構造を示す、−かかる構造では、印刷
部15−はパネル表面、のみではな(裏面にまで達シて
おり、従って表面が摩耗しても、印刷部15が消滅する
こと眸ない、第13図(A)(B)は、上記構造の表面
バネ7L!7の製造方法を示し、まず、印刷部15の形
状のキャビオイ零〇を有する金型21と、表面パネル7
の裏面を形成する金型22が1重ね合わされ、ノズル2
3より黒色の熱可塑性エラスト、マーが獣出注入される
0次に、金型21は、取、り外され1、パネル表面形状
を有する他の金型24が、金型22に重ね合わされる。
この金型22キ中ビテイ内5は黒色の印刷部15が形成
されたままの状態にある。
されたままの状態にある。
かかる状態で、他のノズル25から白色の熱可塑性エラ
予トマーが射出注入される。かくして、第12図に示す
構造をも°つ表面パネル7が成形される。
予トマーが射出注入される。かくして、第12図に示す
構造をも°つ表面パネル7が成形される。
一般に周辺をコバ削ぎ処理した皮革パネルを多数枚−着
した構造のボールにあっては、皮革パネルの中央が地面
←衝突した場合と、その周辺が地面に衡突し木場合と!
は、バウンド高さが鰐なる、ことが知られており、パネ
ル中央部分の方がパネル周辺部分よりもツメウィドが高
くなるのである。
した構造のボールにあっては、皮革パネルの中央が地面
←衝突した場合と、その周辺が地面に衡突し木場合と!
は、バウンド高さが鰐なる、ことが知られており、パネ
ル中央部分の方がパネル周辺部分よりもツメウィドが高
くなるのである。
例えば、上記構造のサッカーボールを1.8 mの高さ
から落下させた場合、よ記?つのバウンド高さには、約
5〜73の差が生じることが確認されている0、本発明
は、ζやようなバウンド高さのボール部位による差をな
(すために以下のような構造を採用した。
から落下させた場合、よ記?つのバウンド高さには、約
5〜73の差が生じることが確認されている0、本発明
は、ζやようなバウンド高さのボール部位による差をな
(すために以下のような構造を採用した。
即ち、第514図に示すように痺面パネルア中央部分の
突起体8の密度を高(し、周辺にいくに従?てその密度
を低(したものである、カフすると、密度の高い表面パ
ネル7中4央部分では、バウンドが低くなり、密度の低
い表面パネル7周辺部分ではバウンドが高くなり、これ
により両者の差が相殺され、略均−なバウンド高さとす
ることができる。
突起体8の密度を高(し、周辺にいくに従?てその密度
を低(したものである、カフすると、密度の高い表面パ
ネル7中4央部分では、バウンドが低くなり、密度の低
い表面パネル7周辺部分ではバウンドが高くなり、これ
により両者の差が相殺され、略均−なバウンド高さとす
ることができる。
第15図は、同様の目的を達成する他の構造を示し、表
面パネル7の厚さを、周辺にいくに従って厚くし、かつ
これに応じて突起体8の長さを、周辺部分にいくほど長
くしたのである。かくすれば表面パネル7中央部分が硬
く従って低バウンドとなり、かつ周辺部分が軟らかく従
って高バウンドとなり、バウンド高さの調整を図ること
ができる。かかる構造の表面パネル7は、高硬度のプラ
スチックコンパウンド例えばJIS硬度約80のポリ塩
化ビニルを使用した場合に通している。
面パネル7の厚さを、周辺にいくに従って厚くし、かつ
これに応じて突起体8の長さを、周辺部分にいくほど長
くしたのである。かくすれば表面パネル7中央部分が硬
く従って低バウンドとなり、かつ周辺部分が軟らかく従
って高バウンドとなり、バウンド高さの調整を図ること
ができる。かかる構造の表面パネル7は、高硬度のプラ
スチックコンパウンド例えばJIS硬度約80のポリ塩
化ビニルを使用した場合に通している。
第16i!lは、同様の目的を達成するさらに他の構造
を示し、表面パネル7の厚さを周辺にいくに従って厚く
し、かつこれに対応して表層10の厚さを周辺部分にい
くほど厚くしたものである。従ってこの場合突起体8の
長さはミ均一である。かかる構造は、硬度の低いプラス
チックコンパウンド例えばJIS硬度約60のポリ塩化
ビニルを使−用した場合に遺しており、表層10が軟ら
かいために、その厚さが厚い表面パネル7周辺部分ては
軟らかく、従って高バウンドとなり、他方表面パネル7
中央部分では硬く、従って低バウンドとなり、両者は、
均等となるよう調整されるのである。
を示し、表面パネル7の厚さを周辺にいくに従って厚く
し、かつこれに対応して表層10の厚さを周辺部分にい
くほど厚くしたものである。従ってこの場合突起体8の
長さはミ均一である。かかる構造は、硬度の低いプラス
チックコンパウンド例えばJIS硬度約60のポリ塩化
ビニルを使−用した場合に遺しており、表層10が軟ら
かいために、その厚さが厚い表面パネル7周辺部分ては
軟らかく、従って高バウンドとなり、他方表面パネル7
中央部分では硬く、従って低バウンドとなり、両者は、
均等となるよう調整されるのである。
また、第15図及び第16図に示す構造の表面パネルで
は、周辺部分が厚くなるためにコバ削ぎ部分により形成
される溝が深くなり、そのコントラストが明確になると
いう利点がある。
は、周辺部分が厚くなるためにコバ削ぎ部分により形成
される溝が深くなり、そのコントラストが明確になると
いう利点がある。
第17図及び第18図は、サッカーボールに使用される
2枚の6角形表面パネル26A、26Bを2枚連結した
構造を示す。6角形表面パネル26A、26Bは、その
各辺が外方へ湾曲した曲線を有し、任意の一辺の中央部
分において連結されている。この構造は、一方を6角形
表面パネルとし、他方を5角形表面パネルとすることも
できる。
2枚の6角形表面パネル26A、26Bを2枚連結した
構造を示す。6角形表面パネル26A、26Bは、その
各辺が外方へ湾曲した曲線を有し、任意の一辺の中央部
分において連結されている。この構造は、一方を6角形
表面パネルとし、他方を5角形表面パネルとすることも
できる。
6角形表面パネル26A、26Bの各辺を外方へ湾曲し
た曲線とするのは、カーカスに接着したとき隣接する表
面パネル同士の辺を接合させるためである。6角形表面
パネル26の一辺の長さdに対するその中央部分の連結
部の長さCの割合は、c / d = 1 / 2とす
ることができる。本例の場合d=45m、c”−24m
+である。
た曲線とするのは、カーカスに接着したとき隣接する表
面パネル同士の辺を接合させるためである。6角形表面
パネル26の一辺の長さdに対するその中央部分の連結
部の長さCの割合は、c / d = 1 / 2とす
ることができる。本例の場合d=45m、c”−24m
+である。
第18図(A)に示す如く、傾斜肉薄部27は外方に湾
曲した急傾斜部28と平坦部29とからなり傾斜肉薄部
27の全長は約4鶴、平坦部29の幅は約0.3鶴であ
る。30は、表面パネル26A、26Bの裏面周辺部分
に帯状に形成された接着代であり、その幅gは約3鶴で
ある。この値は約11〜4鶴の範囲が適当である。即ち
この値が約1論より小さければ表面パネル26A、26
B周辺部分の接着強度が低下し、逆に約4鶴より大きく
なれば、接着強度は上昇するが、この部分が中実である
ために、比較的強く曲面に沿わせて接着させた後、反り
返って剥離したり、或いは突起体31を形成した他の領
域との硬度差が目立ってくる等の問題が現れる。
曲した急傾斜部28と平坦部29とからなり傾斜肉薄部
27の全長は約4鶴、平坦部29の幅は約0.3鶴であ
る。30は、表面パネル26A、26Bの裏面周辺部分
に帯状に形成された接着代であり、その幅gは約3鶴で
ある。この値は約11〜4鶴の範囲が適当である。即ち
この値が約1論より小さければ表面パネル26A、26
B周辺部分の接着強度が低下し、逆に約4鶴より大きく
なれば、接着強度は上昇するが、この部分が中実である
ために、比較的強く曲面に沿わせて接着させた後、反り
返って剥離したり、或いは突起体31を形成した他の領
域との硬度差が目立ってくる等の問題が現れる。
本例の場合、6角形表面パネル26Aの中心から一辺の
中心までの距離は、約40鶴であるから、上記接着代3
0の幅約1〜4鶴は、上記距離の1/40〜1/10−
となる。
中心までの距離は、約40鶴であるから、上記接着代3
0の幅約1〜4鶴は、上記距離の1/40〜1/10−
となる。
平坦部29は、その肉厚が薄いために可撓性を有する。
それ故第19図に示す如く接合される2つの表面パネル
26:26が僅かに重なり合う如く誤差を生じても、こ
の平坦部29.29を押し潰す如くつき合わせ′ること
により、−この誤差を吸収させることができる。
26:26が僅かに重なり合う如く誤差を生じても、こ
の平坦部29.29を押し潰す如くつき合わせ′ること
により、−この誤差を吸収させることができる。
〈発明の効果〉 −
本発明によれば、以下の効果が奏せられる。
(イ)表皮パネルが熱可塑性エラストマーを用いて射出
成形法にて形成されるため辷、ボール表皮として最適な
形状の表面パネルを製造することができる。即ち、表面
パネル周縁部に傾斜肉薄部を形成し、同時に表面パネル
の裏面に一定間隔を隔てて多数の突起体を形成すること
ができるのである。
成形法にて形成されるため辷、ボール表皮として最適な
形状の表面パネルを製造することができる。即ち、表面
パネル周縁部に傾斜肉薄部を形成し、同時に表面パネル
の裏面に一定間隔を隔てて多数の突起体を形成すること
ができるのである。
(ロ)ボール表面パネルに通した熱可塑性エラストマー
の使用により、耐摩耗性、耐ひっかき性、耐候性、耐吸
水性等の特性を向上させることができる。
の使用により、耐摩耗性、耐ひっかき性、耐候性、耐吸
水性等の特性を向上させることができる。
(ハ)表面パネルの裏面に多数の突起体を形成すること
により、表皮の柔軟性を増し、従ってボ−ルが人体に当
たったときの衝撃を緩和することができる。さらにこの
突起体の存在により、パネル表面に斜め方向から、力が
加わった場合、表皮がよじれる如く変形し、手9足等に
適度にフィツトする。それ故、天然皮革の縫製ボールに
!1偵した感触が得られ、高度の競技テクニックに対し
ても応答性の極めて優れたものとなる。
により、表皮の柔軟性を増し、従ってボ−ルが人体に当
たったときの衝撃を緩和することができる。さらにこの
突起体の存在により、パネル表面に斜め方向から、力が
加わった場合、表皮がよじれる如く変形し、手9足等に
適度にフィツトする。それ故、天然皮革の縫製ボールに
!1偵した感触が得られ、高度の競技テクニックに対し
ても応答性の極めて優れたものとなる。
(ニ)また表面パネルの裏面の周辺に帯状の接着代を形
成することにより、表面パネルの周辺部分の接着を確実
にするととともに、その剥離を防止することができ、か
つ突起体にて形成されるボールの柔軟性を最大限に保持
することができる。
成することにより、表面パネルの周辺部分の接着を確実
にするととともに、その剥離を防止することができ、か
つ突起体にて形成されるボールの柔軟性を最大限に保持
することができる。
(ホ)サッカーボールのための6角形表面パネルを2枚
以上連結した場合においては、連結部が6角形の一辺の
更にその中央部分とされるから、球体のカーカスにこれ
を接着する際、各表面パネルの辺が一致する。それ故表
面パネル接着作業時間の短縮化と作業の簡易化を図るこ
とができる。
以上連結した場合においては、連結部が6角形の一辺の
更にその中央部分とされるから、球体のカーカスにこれ
を接着する際、各表面パネルの辺が一致する。それ故表
面パネル接着作業時間の短縮化と作業の簡易化を図るこ
とができる。
第1図は、サッカーボールの外観を示す正面図、第2図
は、第1図1−1線断面図、第3図(A)は、表面パネ
ルの第1の具体例を示す断面図、同図(B)は、同側の
表面パ杢ルの底面、図、第4図(A)は、表面パネルの
第2の具体例を示す断面図、同図(B)は、同側表面パ
ネルの底面図、第5図(A)は、表面パネルの第3の具
体例を示す断面図、同図(B)は、同側表面パネルの底
面図、第6図(A)は、表面パネルの第4の具体例を示
す断面図、同図(B)は、同側表面パネルの底面図、第
7図(A)は、表面パネルの第5の具体例を示す断面図
、同図(B)は、同側表面パネルの底面図、第8図は、
突起体を示す断面図、第9図は、印刷部を有する表面パ
ネルの正面図、第10図は、第9図n−n線断面図、第
11図は、第1O図に示す構造の表面パネルを製造する
ための金型構造を示す断面図、第12図は、表面パネル
の他の構造を示す断面図、第13図(A)(B)は、第
12図に示す構造の表面パネルを製造するための金型構
造を示す断面図、第14図ないし第16図は、表面パネ
ルの構造を示す断面図、第17図は、6角形表面パネル
を2枚連結した状態を示す正面図、第18図(A)は第
17図1−1線断面図、同図(B)は第17図mV−m
V線断面図、、第19図は、パネルの接合状態を示す断
面図である。
は、第1図1−1線断面図、第3図(A)は、表面パネ
ルの第1の具体例を示す断面図、同図(B)は、同側の
表面パ杢ルの底面、図、第4図(A)は、表面パネルの
第2の具体例を示す断面図、同図(B)は、同側表面パ
ネルの底面図、第5図(A)は、表面パネルの第3の具
体例を示す断面図、同図(B)は、同側表面パネルの底
面図、第6図(A)は、表面パネルの第4の具体例を示
す断面図、同図(B)は、同側表面パネルの底面図、第
7図(A)は、表面パネルの第5の具体例を示す断面図
、同図(B)は、同側表面パネルの底面図、第8図は、
突起体を示す断面図、第9図は、印刷部を有する表面パ
ネルの正面図、第10図は、第9図n−n線断面図、第
11図は、第1O図に示す構造の表面パネルを製造する
ための金型構造を示す断面図、第12図は、表面パネル
の他の構造を示す断面図、第13図(A)(B)は、第
12図に示す構造の表面パネルを製造するための金型構
造を示す断面図、第14図ないし第16図は、表面パネ
ルの構造を示す断面図、第17図は、6角形表面パネル
を2枚連結した状態を示す正面図、第18図(A)は第
17図1−1線断面図、同図(B)は第17図mV−m
V線断面図、、第19図は、パネルの接合状態を示す断
面図である。
Claims (4)
- (1)圧搾空気が封入される球形中空体のゴム製チュー
ブ及び該チューブ表面に形成された補強層よりなるカー
カス又は補強機能を有する熱可塑性エラストマーを球形
中空体に形成してなるカーカス上に直接又はゴム薄層を
介して複数枚接着され球技用ボールの表皮を形成する表
面パネルにおいて、上記表面パネルは、熱可塑性エラス
トマー材料を射出成形金型に注入して所定形状に成形さ
れてなることを特徴とする球技用ボールのための表面パ
ネル - (2)上記表面パネルは、その周辺に傾斜肉薄部を有す
るとともに、その裏面に多数の突起体を有してなること
を特徴とする請求項1記載の球技用ボールのための表面
パネル - (3)上記表面パネルは、その裏面周辺部分に帯状の接
着代を有することを特徴とする請求項1又は2記載の球
技用ボールのための表面パネル - (4)上記表面パネルは、サッカーボールのための6角
形表面パネルであって、該6角形表面バネルの各辺は外
方へ湾曲した曲線を有し、任意の一辺の中央部分におい
て他の6角形表面パネル又は5角形表面パネルの任意の
一辺の中央部分と連結されてなることを特徴とする請求
項1、2又は3記載の球技用ボールのための表面パネル
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63099959A JP2619913B2 (ja) | 1987-10-23 | 1988-04-21 | 球技用ボールのための表面パネル |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-267931 | 1987-10-23 | ||
JP26793187 | 1987-10-23 | ||
JP63099959A JP2619913B2 (ja) | 1987-10-23 | 1988-04-21 | 球技用ボールのための表面パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01212578A true JPH01212578A (ja) | 1989-08-25 |
JP2619913B2 JP2619913B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=26441051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63099959A Expired - Lifetime JP2619913B2 (ja) | 1987-10-23 | 1988-04-21 | 球技用ボールのための表面パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2619913B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009153541A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Molten Corp | ボール、ボール用表皮材及びボールの製造方法 |
JP2012527260A (ja) * | 2009-05-20 | 2012-11-08 | プーマ エス イー | ボール及びその製造方法 |
JP2013516227A (ja) * | 2010-01-05 | 2013-05-13 | ナイキ インターナショナル リミテッド | スポーツ用ボールおよびスポーツ用ボールの製造方法 |
US8529386B2 (en) | 2009-04-03 | 2013-09-10 | Adidas Ag | Ball |
JP2014518135A (ja) * | 2011-06-28 | 2014-07-28 | ナイキ インターナショナル リミテッド | スポーツ用ボールのケーシング及びこれを製造する方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4973235A (ja) * | 1972-11-18 | 1974-07-15 | ||
JPS5244122U (ja) * | 1975-09-23 | 1977-03-29 |
-
1988
- 1988-04-21 JP JP63099959A patent/JP2619913B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4973235A (ja) * | 1972-11-18 | 1974-07-15 | ||
JPS5244122U (ja) * | 1975-09-23 | 1977-03-29 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009153541A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Molten Corp | ボール、ボール用表皮材及びボールの製造方法 |
US8529386B2 (en) | 2009-04-03 | 2013-09-10 | Adidas Ag | Ball |
JP2012527260A (ja) * | 2009-05-20 | 2012-11-08 | プーマ エス イー | ボール及びその製造方法 |
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JP2013090945A (ja) * | 2010-01-05 | 2013-05-16 | Nike Internatl Ltd | スポーツ用ボールおよびスポーツ用ボールの製造方法 |
JP2013090944A (ja) * | 2010-01-05 | 2013-05-16 | Nike Internatl Ltd | スポーツ用ボールおよびスポーツ用ボールの製造方法 |
US9814941B2 (en) | 2010-01-05 | 2017-11-14 | Nike, Inc. | Sport balls and methods of manufacturing the sport balls |
JP2014518135A (ja) * | 2011-06-28 | 2014-07-28 | ナイキ インターナショナル リミテッド | スポーツ用ボールのケーシング及びこれを製造する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2619913B2 (ja) | 1997-06-11 |
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