JPH01212220A - 超伝導材料の気相成長方法 - Google Patents
超伝導材料の気相成長方法Info
- Publication number
- JPH01212220A JPH01212220A JP63087629A JP8762988A JPH01212220A JP H01212220 A JPH01212220 A JP H01212220A JP 63087629 A JP63087629 A JP 63087629A JP 8762988 A JP8762988 A JP 8762988A JP H01212220 A JPH01212220 A JP H01212220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- growth
- superconducting material
- superconducting
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C16/00—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
- C23C16/22—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
- C23C16/30—Deposition of compounds, mixtures or solid solutions, e.g. borides, carbides, nitrides
- C23C16/40—Oxides
- C23C16/408—Oxides of copper or solid solutions thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N60/00—Superconducting devices
- H10N60/01—Manufacture or treatment
- H10N60/0268—Manufacture or treatment of devices comprising copper oxide
- H10N60/0296—Processes for depositing or forming copper oxide superconductor layers
- H10N60/0436—Processes for depositing or forming copper oxide superconductor layers by chemical vapour deposition [CVD]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S505/00—Superconductor technology: apparatus, material, process
- Y10S505/725—Process of making or treating high tc, above 30 k, superconducting shaped material, article, or device
- Y10S505/73—Vacuum treating or coating
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
本発明は超伝導材料の形成方法に関し、セラミックス系
の高温超伝導体をCVD法で形成することを目的とし、 第一には、セラミックス系の超伝導材料を基板上に形成
する方法において、 前記超伝導材料を形成する出発材料として希土類、アル
カリ土類、銅の金属若しくは金属ハロゲン化合物を用い
、化学気相成長により、超伝導材料として前記基板上に
形成することを特徴とするものであり、 第二には、前記超伝導材料を形成する出発材料として、
5族元索、アルカリ土類、銅のハロゲン化合物並びに酸
素よりなる化合物を用い、化学気相成長により、超伝導
材料として、前記基板上に形成することを特徴とするも
のである。
の高温超伝導体をCVD法で形成することを目的とし、 第一には、セラミックス系の超伝導材料を基板上に形成
する方法において、 前記超伝導材料を形成する出発材料として希土類、アル
カリ土類、銅の金属若しくは金属ハロゲン化合物を用い
、化学気相成長により、超伝導材料として前記基板上に
形成することを特徴とするものであり、 第二には、前記超伝導材料を形成する出発材料として、
5族元索、アルカリ土類、銅のハロゲン化合物並びに酸
素よりなる化合物を用い、化学気相成長により、超伝導
材料として、前記基板上に形成することを特徴とするも
のである。
本発明は、超伝導材料の気相成長方法に係り、詳しくは
希土類又は5族元索とアルカリ土類、銅、酸素、ハロゲ
ンからなるセラミックス系のいわゆる高温超伝導材料を
化学気相成長方法により基板上に形成する方法に関する
。
希土類又は5族元索とアルカリ土類、銅、酸素、ハロゲ
ンからなるセラミックス系のいわゆる高温超伝導材料を
化学気相成長方法により基板上に形成する方法に関する
。
近年、コンピュータの高速化はめざましく、この高速化
のアブa−チとしてプロセッサのマルチ化、デバイスの
スイッチング速度の向上、およびこれらデバイスを高密
度に実装して配線距離を短くすることが行われている。
のアブa−チとしてプロセッサのマルチ化、デバイスの
スイッチング速度の向上、およびこれらデバイスを高密
度に実装して配線距離を短くすることが行われている。
高密度に配線するためには、微細な配線パターンで回路
を作成することが必要となり、このような微細化を図る
と、配線に用いる導体の断面積が減少する反面、配線の
電気抵抗が増加する。そのため、伝播する電気信号の減
少、波形の歪が起こる。
を作成することが必要となり、このような微細化を図る
と、配線に用いる導体の断面積が減少する反面、配線の
電気抵抗が増加する。そのため、伝播する電気信号の減
少、波形の歪が起こる。
そこで、超伝導物質を銅などの常伝導体に代えて配線材
料として用いることができれば、これらの問題は大きく
改善される。また、超伝導物質によりジ曹セフソン素子
を構成し、集積化すれば高速・低電力性と微小実装部品
技術の活用によシ超高速ノコンビ一一タシステムを実現
できる。
料として用いることができれば、これらの問題は大きく
改善される。また、超伝導物質によりジ曹セフソン素子
を構成し、集積化すれば高速・低電力性と微小実装部品
技術の活用によシ超高速ノコンビ一一タシステムを実現
できる。
従来の超伝導体は超伝導状態に転移する温度が低く、冷
却のために液体ヘリウムや液体水素を用いなければなら
なかった。しかし、これらの冷却媒体は取シ扱いが鎌し
く、コストもかかるので、超伝導配線材料の実現化は困
難であった。
却のために液体ヘリウムや液体水素を用いなければなら
なかった。しかし、これらの冷却媒体は取シ扱いが鎌し
く、コストもかかるので、超伝導配線材料の実現化は困
難であった。
ところが、近時Y−Ba−Cu−0系セラミックスに代
表される、いわゆる高温超伝導体が出現し、超伝導配線
の実用化の可能性が大きく広がシうつある。
表される、いわゆる高温超伝導体が出現し、超伝導配線
の実用化の可能性が大きく広がシうつある。
セラミックス系の酸化物高温超伝導体は液体窒素の沸点
(7′PK)以上の比較的高温で超伝導状態になること
から、ICなどの半導体デバイス、各種装置の部品、装
置内の配線など応用範囲が広く、その要求も太きい。こ
れらの要求に答えるためには品質の良い薄膜を効率良く
形成する必要がある。例えばジ冒セフノン接合を含め半
導体、集積回路の構成素子は、すべて薄膜素子からなる
全薄膜集積回路という特質がある。このため、薄膜の結
晶粒径、配向性等の結晶性に基づく薄膜の性質、均一性
、再現性が素子ひいては超伝導集積回路の歩留り、信頼
性の重要な因子となる。
(7′PK)以上の比較的高温で超伝導状態になること
から、ICなどの半導体デバイス、各種装置の部品、装
置内の配線など応用範囲が広く、その要求も太きい。こ
れらの要求に答えるためには品質の良い薄膜を効率良く
形成する必要がある。例えばジ冒セフノン接合を含め半
導体、集積回路の構成素子は、すべて薄膜素子からなる
全薄膜集積回路という特質がある。このため、薄膜の結
晶粒径、配向性等の結晶性に基づく薄膜の性質、均一性
、再現性が素子ひいては超伝導集積回路の歩留り、信頼
性の重要な因子となる。
従来の半導体材料の薄膜の形成方法とじてに、主にスパ
ッタ法、蒸着法などが用いられる。スパッタ法では、成
長を行う物質と同程度の組成のターゲットを用い、これ
をイオンスパッタによす気化し基板上に成長させている
。また、蒸着法では、薄膜を形成する物質(蒸発源)を
加熱して蒸発させ、基板上に、蒸着させている。
ッタ法、蒸着法などが用いられる。スパッタ法では、成
長を行う物質と同程度の組成のターゲットを用い、これ
をイオンスパッタによす気化し基板上に成長させている
。また、蒸着法では、薄膜を形成する物質(蒸発源)を
加熱して蒸発させ、基板上に、蒸着させている。
しかしながら、このような従来の薄膜形成方法を高温超
伝導材料に適用した場合、結晶性の良い薄膜を得ること
が難しく、特に単結晶薄膜は形成が困難である。
伝導材料に適用した場合、結晶性の良い薄膜を得ること
が難しく、特に単結晶薄膜は形成が困難である。
スパッタ法は単一元素(Siや金属)や分解しにくい単
純な組成の化合物(S i Ox + A ’ 雪0
、など)の薄膜形成には適しているものの、セラミック
ス系の酸化物高温超伝導体(例えば、Y−Ba−Cu−
0系の酸化物)のような複雑な化合物では、スパッタに
よる分解が生じるため、組成の制御が峻しく化合物の薄
膜が形成され峻い。
純な組成の化合物(S i Ox + A ’ 雪0
、など)の薄膜形成には適しているものの、セラミック
ス系の酸化物高温超伝導体(例えば、Y−Ba−Cu−
0系の酸化物)のような複雑な化合物では、スパッタに
よる分解が生じるため、組成の制御が峻しく化合物の薄
膜が形成され峻い。
一方、蒸着法でも多元の化合物を蒸着すると、蒸発しや
すい物質が先に蒸着され、蒸発しにくい物質が後に残り
、均一な組成の膜が得られにくい。
すい物質が先に蒸着され、蒸発しにくい物質が後に残り
、均一な組成の膜が得られにくい。
特に、酸化物のような化合物を均一に蒸着することに嫉
しい。このため、蒸着法では組成比分の金属を層状に蒸
着の後、これを酸化するという方法も考えられているが
、この方法では酸化による体積変化による膜の凹凸、膜
の剥離、不均一な膜質という事趨になシやすく、緻密な
膜が得られにくい。
しい。このため、蒸着法では組成比分の金属を層状に蒸
着の後、これを酸化するという方法も考えられているが
、この方法では酸化による体積変化による膜の凹凸、膜
の剥離、不均一な膜質という事趨になシやすく、緻密な
膜が得られにくい。
さらに、スパッタ法、蒸着法の何れであっても個々の金
属の化合物酸化物や合金となって成長基板に堆積するた
め、複雑な組成の成長膜の単結晶化が雛しい。例えば、
第9−に示すように前述のY−Ba−Cu−0系セラミ
ツクスの薄aat基板20上に形成しようとする場合、
Y、Ba%Cuが個々の金属あるいはY! O,m
、B a Ox 、 Y −Ba−0,CaO,Cu
、O,Y−Cu−0,Y−0、Ba−Cu−0、Ba−
0という種々の化合物、酸化物や合金となって基板20
上に堆積、すなわち、成長する物質が原子状ろるいは分
子状となって基板20上に形成される。したがって、所
望組成の化合物成長膜が得られにくい。このような結晶
性の良い@膜が得られないと、電流@度の低下、微細化
した際のバウンダリー特性の低下などの不具合が発生し
、半導体の集積回路への適用が困雌となる。
属の化合物酸化物や合金となって成長基板に堆積するた
め、複雑な組成の成長膜の単結晶化が雛しい。例えば、
第9−に示すように前述のY−Ba−Cu−0系セラミ
ツクスの薄aat基板20上に形成しようとする場合、
Y、Ba%Cuが個々の金属あるいはY! O,m
、B a Ox 、 Y −Ba−0,CaO,Cu
、O,Y−Cu−0,Y−0、Ba−Cu−0、Ba−
0という種々の化合物、酸化物や合金となって基板20
上に堆積、すなわち、成長する物質が原子状ろるいは分
子状となって基板20上に形成される。したがって、所
望組成の化合物成長膜が得られにくい。このような結晶
性の良い@膜が得られないと、電流@度の低下、微細化
した際のバウンダリー特性の低下などの不具合が発生し
、半導体の集積回路への適用が困雌となる。
そこで本発明者は鋭意検討の結果、化学気相成長(CV
D : Chemical Vapor Deposi
tion )に着目し、高温超伝導体の薄膜形成に適用
可能なCVD法を開発した。
D : Chemical Vapor Deposi
tion )に着目し、高温超伝導体の薄膜形成に適用
可能なCVD法を開発した。
本発明は、セラミックス系の高温超伝導体をCVD法で
形成する方法を提供することを目的としている。
形成する方法を提供することを目的としている。
本発明は前記目的を達成するための手段として、第一に
、セラきツクス系の超伝導材料を基板上に形成する方法
において、 前記超伝導材料を形成する出発材料として希土類、アル
カリ土類、銅の金属若しくは金属ハロゲン化合物を用い
、化学気相成長により、超伝導材料として前記基板上に
形成する方法を提供するものである。
、セラきツクス系の超伝導材料を基板上に形成する方法
において、 前記超伝導材料を形成する出発材料として希土類、アル
カリ土類、銅の金属若しくは金属ハロゲン化合物を用い
、化学気相成長により、超伝導材料として前記基板上に
形成する方法を提供するものである。
また、第二に、前記超伝導材料金形成する出発材料とし
て、5族元累、アルカリ土類、銅のハロゲン化合物並び
に酸素、よりなる化合物を用い、化学気相成長により、
超伝導材料として、前記基板上に形成する方法を提供す
るものである。
て、5族元累、アルカリ土類、銅のハロゲン化合物並び
に酸素、よりなる化合物を用い、化学気相成長により、
超伝導材料として、前記基板上に形成する方法を提供す
るものである。
本発明は、超伝導材料を形成する出発材料として希土類
又は5族元素と、アルカリ土類、銅の金属若しくは金属
ハロゲン化物を用いることで、気相成長法によりてよる
超伝導材料を形成するものである。
又は5族元素と、アルカリ土類、銅の金属若しくは金属
ハロゲン化物を用いることで、気相成長法によりてよる
超伝導材料を形成するものである。
したがって、いわゆるCVD法の長所が取り入れられ、
成長膜の結晶粒径、配向性等の結晶性に基づく薄膜の性
質、均一性、再現性の高い高温超伝導体が得られる。
成長膜の結晶粒径、配向性等の結晶性に基づく薄膜の性
質、均一性、再現性の高い高温超伝導体が得られる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1実施例
(1)第1〜5図は本発明の第1実施例を示す図である
。第1因はCVD装置の概略−であり、この囚において
、1は円筒状で石英を素材とする耐熱性の反応管である
。反応管1の周囲には4つの抵抗加熱炉2a〜2dが配
設されており、抵抗加熱炉2a〜2dは電流の通電によ
シ発熱して反応管1の各部を加熱する。一方、反応管1
の内部にはソースチェンバ3が設けられており、ソース
チェンバ3内には3つのソースボート4a〜4cが配置
すれる。ソースボート4a〜4cにはそれぞれBaC1
1。
。第1因はCVD装置の概略−であり、この囚において
、1は円筒状で石英を素材とする耐熱性の反応管である
。反応管1の周囲には4つの抵抗加熱炉2a〜2dが配
設されており、抵抗加熱炉2a〜2dは電流の通電によ
シ発熱して反応管1の各部を加熱する。一方、反応管1
の内部にはソースチェンバ3が設けられており、ソース
チェンバ3内には3つのソースボート4a〜4cが配置
すれる。ソースボート4a〜4cにはそれぞれBaC1
1。
YCI、、CuC1が入っており、ソースボー)4a〜
4cは2a〜2dによシ加熱されると、それぞれBaC
11ガス、YCI、ガx、CuClガスを発生させる。
4cは2a〜2dによシ加熱されると、それぞれBaC
11ガス、YCI、ガx、CuClガスを発生させる。
すなわち、本実施例ではセラミックス系の酸化物高温超
伝導体の材料としてY%Ba、Cuの塩化物が用いられ
、これらがガス化されるようになっている。
伝導体の材料としてY%Ba、Cuの塩化物が用いられ
、これらがガス化されるようになっている。
ソースチェンバ3の一端側には小径のガス導入部3aが
設けられ、ガス導入部3aからはキャリアガスHeが導
入される。また、ソースチェンバ3の他端側は開口し、
その側方には所定距離を隔てて基板支持台5が配置され
ている。基板支持台5は石英あるいにセラきツクなどか
らなり、その上面には成長基板6が載置されている。一
方、反応管1の一端側にも同様に小径のガス導入口1a
が設けられ、キャリアガスHeとともに、酸化・還元剤
となるCO,、Hlが導入される。反応管1の他端側に
は排気口1bが設けられ、反応管1内のガスを排出する
。
設けられ、ガス導入部3aからはキャリアガスHeが導
入される。また、ソースチェンバ3の他端側は開口し、
その側方には所定距離を隔てて基板支持台5が配置され
ている。基板支持台5は石英あるいにセラきツクなどか
らなり、その上面には成長基板6が載置されている。一
方、反応管1の一端側にも同様に小径のガス導入口1a
が設けられ、キャリアガスHeとともに、酸化・還元剤
となるCO,、Hlが導入される。反応管1の他端側に
は排気口1bが設けられ、反応管1内のガスを排出する
。
以上の構成において、本実施例ではY−Ba−Cu−0
系の高温超伝導体を薄膜状に成長させるために、成長ガ
スとしてYCII 、BaC11。
系の高温超伝導体を薄膜状に成長させるために、成長ガ
スとしてYCII 、BaC11。
CuC1、COx 、Hzが用いられる。まず、基板
支持台5上に成長基板6を載置するとともに、ソースボ
ート4a〜4cにそれぞれBacks。
支持台5上に成長基板6を載置するとともに、ソースボ
ート4a〜4cにそれぞれBacks。
YCl、、Curlを入れる。久いで、反応管1を抵抗
加熱炉2a〜2dにより加熱してソースボ−)4a 〜
4cからそれぞれBaCl2 ガX。
加熱炉2a〜2dにより加熱してソースボ−)4a 〜
4cからそれぞれBaCl2 ガX。
YCI、ガス、CuClガスを発生させるとともに、ガ
ス導入部3aよシキャリアガスHefJ人し、発生した
ガスを成長基板6上に送る。また、ガス導入口1aより
キャリアガスHet−導入するとともに、Co、、H,
を導入し、これらのガスをソースチェンバ3の外側を通
して成長基板6上に送る。このとき、成長基板6も抵抗
加熱炉2aにょシ加熱する。この結果、成長基板6上あ
るいは成長基板6の周辺で酸化・還元反応が起こり、成
長基板6上に次式■で示す化学反応が生じてYBa鵞C
u1Oy−xなる高温超伝導体の薄膜が成長する。
ス導入部3aよシキャリアガスHefJ人し、発生した
ガスを成長基板6上に送る。また、ガス導入口1aより
キャリアガスHet−導入するとともに、Co、、H,
を導入し、これらのガスをソースチェンバ3の外側を通
して成長基板6上に送る。このとき、成長基板6も抵抗
加熱炉2aにょシ加熱する。この結果、成長基板6上あ
るいは成長基板6の周辺で酸化・還元反応が起こり、成
長基板6上に次式■で示す化学反応が生じてYBa鵞C
u1Oy−xなる高温超伝導体の薄膜が成長する。
MCI、+2BaC1,+3CuC1+7CO1+5H
1→YBaICu、o、−x+7co+1oHc1川・
・・・・■上記の成長条件として下記の範囲で行った。
1→YBaICu、o、−x+7co+1oHc1川・
・・・・■上記の成長条件として下記の範囲で行った。
成長基板温度(T、、、) 、・、・850−1200
’0BaC1,@度(T、a) ==−850−11
50’0YCI、温度(TV l ・−・−=700〜
1150’0CuC1温度(Tcu) ・・・=・3
50〜800’OCo、濃度(対He ) ・・・0.
01〜to%H!濃度(対He l・・・0.01〜1
0%成長基板−−・−(1102)sapl)hire
s (1001MgOs(100)SrTiOs 成長膜厚・・・・・・0.2〜5μm このように、本実施例では成長薄膜として0,2〜5μ
m程度のものが確実に形成された。これは第2図に示す
ように成長基板6の上部あるいは周辺でYCI、 、C
uCl、IC1%BaC1,、H,、Co、Cotなど
のガスが化学反応を起こし、成長基板6上にY−Ba−
Cu−0なる化合物を均一に層積できることを意味して
いる。
’0BaC1,@度(T、a) ==−850−11
50’0YCI、温度(TV l ・−・−=700〜
1150’0CuC1温度(Tcu) ・・・=・3
50〜800’OCo、濃度(対He ) ・・・0.
01〜to%H!濃度(対He l・・・0.01〜1
0%成長基板−−・−(1102)sapl)hire
s (1001MgOs(100)SrTiOs 成長膜厚・・・・・・0.2〜5μm このように、本実施例では成長薄膜として0,2〜5μ
m程度のものが確実に形成された。これは第2図に示す
ように成長基板6の上部あるいは周辺でYCI、 、C
uCl、IC1%BaC1,、H,、Co、Cotなど
のガスが化学反応を起こし、成長基板6上にY−Ba−
Cu−0なる化合物を均一に層積できることを意味して
いる。
また、本実施例ではY−Ba−Cu−0なる組成の高温
超伝導体の成長薄膜をその後、抵抗加熱炉2aで酸素雰
囲気中において850℃の@度で8時間アニールし、さ
らに陵素雰囲気中で徐冷を行った。第3図はアニール後
の成長膜のX線回折(Cu%にα線)による測定結果の
一例であり、この図からも明らかであるように(100
)MgO基板上に(001)YBalCubO?−Xが
成長していることが示されている。また、第4図に示す
ようにアニール後の基板6を5鵡×10鵡にカットし、
これに銀ペーストにより4つの端子をつけて配線73〜
7dにより定電流源9を接続して電圧計8により成長膜
の電気抵抗の@度依存性の測定を行った。その結果は、
第5図のように示され、約90にでfifi抵抗が急激
に低下しはじめ、約87にで完全に電気抵抗が0になっ
ており超伝導状態になっていることがわかる。このとき
の成長条件は’rsom=1050°O%T、a=10
00℃、T、=1000℃、Tcu =450“0であ
る。他の成長条件においても超伝導となる@度に差はあ
るがいずれも超伝導状態になることが確認された。この
ように、セラミックス系の高温超伝導体の結晶性の良い
薄膜を確実に形成することができ、特に単結晶の薄膜を
形成することができる点は極めて有意義である。
超伝導体の成長薄膜をその後、抵抗加熱炉2aで酸素雰
囲気中において850℃の@度で8時間アニールし、さ
らに陵素雰囲気中で徐冷を行った。第3図はアニール後
の成長膜のX線回折(Cu%にα線)による測定結果の
一例であり、この図からも明らかであるように(100
)MgO基板上に(001)YBalCubO?−Xが
成長していることが示されている。また、第4図に示す
ようにアニール後の基板6を5鵡×10鵡にカットし、
これに銀ペーストにより4つの端子をつけて配線73〜
7dにより定電流源9を接続して電圧計8により成長膜
の電気抵抗の@度依存性の測定を行った。その結果は、
第5図のように示され、約90にでfifi抵抗が急激
に低下しはじめ、約87にで完全に電気抵抗が0になっ
ており超伝導状態になっていることがわかる。このとき
の成長条件は’rsom=1050°O%T、a=10
00℃、T、=1000℃、Tcu =450“0であ
る。他の成長条件においても超伝導となる@度に差はあ
るがいずれも超伝導状態になることが確認された。この
ように、セラミックス系の高温超伝導体の結晶性の良い
薄膜を確実に形成することができ、特に単結晶の薄膜を
形成することができる点は極めて有意義である。
(2)上記実施例では、高温超伝導体薄膜の成長の酸化
・還元剤としてCO1%Hat”用いており、CO2の
酸化力が弱いこと、H!による還元力が強く成長した酸
化物が金属に還元されやすいことなどの理由によシ成長
条件の設定、あるいは条件の再現性に細かなコントロー
ルが要求される。このため、酸化剤や酸化・還元剤とし
て、0.、H,0を用いて成長を行った。このときの成
長条件として下記の範囲で行った。
・還元剤としてCO1%Hat”用いており、CO2の
酸化力が弱いこと、H!による還元力が強く成長した酸
化物が金属に還元されやすいことなどの理由によシ成長
条件の設定、あるいは条件の再現性に細かなコントロー
ルが要求される。このため、酸化剤や酸化・還元剤とし
て、0.、H,0を用いて成長を行った。このときの成
長条件として下記の範囲で行った。
成長基板111度(Taus )−−850−1200
′0BaC1,温度(Tea ) −−850〜115
0”0YCIsa度(Tv ) ・−・−700〜11
50’QCuC1@度(Tcu ) −−−−−−35
0〜800’00、濃度(対He)・・・・川・・ θ
〜30%バブル温度・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・0〜i o o ’。
′0BaC1,温度(Tea ) −−850〜115
0”0YCIsa度(Tv ) ・−・−700〜11
50’QCuC1@度(Tcu ) −−−−−−35
0〜800’00、濃度(対He)・・・・川・・ θ
〜30%バブル温度・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・0〜i o o ’。
(水をキャリアガスの一部もしくは全部テバブル)
成長基板−・・・・・(1102) 5apphire
、 (10010O3゜(100)SrTiOs 成長膜厚・・・・・・0.2〜5μm この結果、第1実施例と同様に成長後、O2で了ニール
することによシ単結晶YBa= Cu20y−xの超伝
導薄膜が得られた。
、 (10010O3゜(100)SrTiOs 成長膜厚・・・・・・0.2〜5μm この結果、第1実施例と同様に成長後、O2で了ニール
することによシ単結晶YBa= Cu20y−xの超伝
導薄膜が得られた。
(3)上記実施例では、成長材料として金属の酸化物を
用いて成長を行ったが、BaについてはBaBr1 s
Ba l@ s YについてはYF8、YBrl 、
CuについてはCuF%CuF1 、CuC11、Cu
Br5 CuBr!、Cu lを用いても同様に超伝導
の薄膜が得られた。
用いて成長を行ったが、BaについてはBaBr1 s
Ba l@ s YについてはYF8、YBrl 、
CuについてはCuF%CuF1 、CuC11、Cu
Br5 CuBr!、Cu lを用いても同様に超伝導
の薄膜が得られた。
(4)上記実施例では、Baの材料としてBaC1゜を
用いて成長を行ったが、金属Baを用いても同様に超伝
導の薄膜が得られた。そのときの成長条件は下記のとお
シである。
用いて成長を行ったが、金属Baを用いても同様に超伝
導の薄膜が得られた。そのときの成長条件は下記のとお
シである。
戊長基板温1f:(Taus ) ・・−−sso〜
tzoo℃B aC1B温度(Tea )−−−550
〜1150°0Yet、温度(Tマ)・・・・・・・・
・・・・700〜1150°CCuC1温度(TCu
)−=・・−・450〜800°00t(11度(対H
e)・・・・・・・・・・・・O〜30%バブル温度・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0〜100℃
(水をキャリアガスの一部もしぐは全部でバブル) 成長基板・・(1102) 5apphire 、 (
100)MgO1(100)S rT iO。
tzoo℃B aC1B温度(Tea )−−−550
〜1150°0Yet、温度(Tマ)・・・・・・・・
・・・・700〜1150°CCuC1温度(TCu
)−=・・−・450〜800°00t(11度(対H
e)・・・・・・・・・・・・O〜30%バブル温度・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0〜100℃
(水をキャリアガスの一部もしぐは全部でバブル) 成長基板・・(1102) 5apphire 、 (
100)MgO1(100)S rT iO。
成長膜厚・・・・・・0.2〜5μm
この方法でも、前記実施例と同様に成長後、O!でアニ
ールすることにより単結晶YBalCu101−xの超
伝導薄膜が得られた。
ールすることにより単結晶YBalCu101−xの超
伝導薄膜が得られた。
なお、前記実施例においては、高温超伝導材料としてY
Ba= Cut 07−xの組gt−有するものについ
て説明したが、本発明の適用はこれに限るものではなく
、例えばYのハロゲン化合物の代りにLn(ランタン系
元素)のハロゲン化合物を用い、LnBal Cu20
l−xf)組成を有する化合物を基板上に超伝導材料(
90に前後で超伝導性を示す)として成長させることも
できる。この場合、ランタン系元素(Ln)としては、
Nd 、 Sm 。
Ba= Cut 07−xの組gt−有するものについ
て説明したが、本発明の適用はこれに限るものではなく
、例えばYのハロゲン化合物の代りにLn(ランタン系
元素)のハロゲン化合物を用い、LnBal Cu20
l−xf)組成を有する化合物を基板上に超伝導材料(
90に前後で超伝導性を示す)として成長させることも
できる。この場合、ランタン系元素(Ln)としては、
Nd 、 Sm 。
Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm。
Ybなどがある。また、これらの元素を2種以上混合し
てCVD法により成長させるようにしてもよい。成長材
料としては、これらの金属の塩化物、臭化物あるいはヨ
ウ化物を用−る。
てCVD法により成長させるようにしてもよい。成長材
料としては、これらの金属の塩化物、臭化物あるいはヨ
ウ化物を用−る。
第2実施例
上記第1実施例でi、Y−Ba−Cu−0系のセラミッ
クス超伝導体についてその気相成長方法を説明したが、
本発明者は超伝導が示される事が確認されているB1−
8r−Ca−Cu−0系のセラミックス超伝導体につい
ても気相成長が出来る事を見い出した。
クス超伝導体についてその気相成長方法を説明したが、
本発明者は超伝導が示される事が確認されているB1−
8r−Ca−Cu−0系のセラミックス超伝導体につい
ても気相成長が出来る事を見い出した。
以下にその実施例を説明する。
第6図は本実施例にかかるcvoimの概略口である。
1は円筒状石英製反応管であり、2a〜2ei抵抗加熱
炉で、反応管1の各St−加熱する。
炉で、反応管1の各St−加熱する。
3は石英製ソースチェンバで反応管1に内接して納めら
れている。4a〜4dはソースポートでノースチェンバ
内に納められている。これらのソースボート中には、そ
れぞれS r Il 、 Ca Il 。
れている。4a〜4dはソースポートでノースチェンバ
内に納められている。これらのソースボート中には、そ
れぞれS r Il 、 Ca Il 。
CuI 、B1C1Bが入っており、抵抗加熱炉2a〜
2eにより、加熱され、5r11.CaIt+CuI、
B1C11の蒸気を発生させる。
2eにより、加熱され、5r11.CaIt+CuI、
B1C11の蒸気を発生させる。
ソースチャンバ3の一端側には小径のガス導入部3aが
設けられ、HeΦヤリャガスが導入される。ソースチャ
ンバの他端側は開口し、その側方には所足距*1−隔て
て、基板支持台5が配置されている。基板支持台5上に
は成長基板6 (MgO結晶等)が載置されている。
設けられ、HeΦヤリャガスが導入される。ソースチャ
ンバの他端側は開口し、その側方には所足距*1−隔て
て、基板支持台5が配置されている。基板支持台5上に
は成長基板6 (MgO結晶等)が載置されている。
反応管1の一端側にも小径のガス導入口1aが設ffう
れ、Heキャリヤーガスとともに、酸化、還元剤となる
C6とH,0が導入される。反応管1の他端側には排気
口1bが設けられ、反応ガスを排出する。
れ、Heキャリヤーガスとともに、酸化、還元剤となる
C6とH,0が導入される。反応管1の他端側には排気
口1bが設けられ、反応ガスを排出する。
本実施例でB15rCaCuOx系の高温超伝導体をM
gO結晶上に薄膜状に成長させるために用いた緒灸件は
下記の通である。
gO結晶上に薄膜状に成長させるために用いた緒灸件は
下記の通である。
成長基板温度(MgO): TOO〜900℃5r11
ソース温度 : 700〜900℃Ca11ソース
温度 :650〜850℃CuIソース温度
: 500〜700’0BiC13ソース温度 :2
00〜aso’aソースチヤンバ(3a)中へのHeキ
ャリヤガス流fi: 1()−20l/分反応管(1)
中へのHeキャリヤガス流量 :10〜201/’
yj−酸素(Oりガス流量 : 1 o−
300c c/分水分(H10at23υ)中へのHe
ノdk流量: 1ト300CC15)成長基板: (1
00)MgO 成長速度:30〜301/分 成長膜厚:0.1〜10μm 酸素アニール温13i::400〜+350’0時間:
30〜60分 上記実施例に従って形成された成長膜のX線回折(Cu
Ka線)による実測結果を第7図に示す。
ソース温度 : 700〜900℃Ca11ソース
温度 :650〜850℃CuIソース温度
: 500〜700’0BiC13ソース温度 :2
00〜aso’aソースチヤンバ(3a)中へのHeキ
ャリヤガス流fi: 1()−20l/分反応管(1)
中へのHeキャリヤガス流量 :10〜201/’
yj−酸素(Oりガス流量 : 1 o−
300c c/分水分(H10at23υ)中へのHe
ノdk流量: 1ト300CC15)成長基板: (1
00)MgO 成長速度:30〜301/分 成長膜厚:0.1〜10μm 酸素アニール温13i::400〜+350’0時間:
30〜60分 上記実施例に従って形成された成長膜のX線回折(Cu
Ka線)による実測結果を第7図に示す。
図から明らかな様に、基板(MgO)の回折ピークの他
に基板面指数(100)に配回し九特足の回折面からの
回折ピーク((o08)、(oolo)。
に基板面指数(100)に配回し九特足の回折面からの
回折ピーク((o08)、(oolo)。
(0012))が測定されてお9、B15rCaCuO
xの単結晶が成長していることが確認された。成長@度
は825°0、膜厚は1.5μmである。
xの単結晶が成長していることが確認された。成長@度
は825°0、膜厚は1.5μmである。
第8因に第7図に示したB15rCaCuOx成長膜の
電抵抗の@度依存性の実測値を示す。約90にで′成抵
抗が急激に低下しはじめ、約77にで完全に電抵抗が0
になっており、超伝導状態になっていることが確認され
た。
電抵抗の@度依存性の実測値を示す。約90にで′成抵
抗が急激に低下しはじめ、約77にで完全に電抵抗が0
になっており、超伝導状態になっていることが確認され
た。
なお、本実施例ではB15rCaCuOxについての気
相成長法を説明したが、その他には、5族元素トシて、
Tl、Nb、V、Sb、Asなど、アルカリ土類として
は、BarMg+ Beなどを含む系に関しても同様の
効果を得ることが出来る。
相成長法を説明したが、その他には、5族元素トシて、
Tl、Nb、V、Sb、Asなど、アルカリ土類として
は、BarMg+ Beなどを含む系に関しても同様の
効果を得ることが出来る。
B15rCaCuOx系高温超伝膜は、成長温度が約8
00℃と、YBaCuO系に比べて約100〜200
’Q低温化できる。この効果は、基板結晶と相互反応を
抑止できるので、界面の急峻な超低4膜tl−得ること
ができ、ジ璽セクソン素子や超伏4トランジスタなど、
界面特性の品質が大切な素子の性能向上に効果が大きい
。
00℃と、YBaCuO系に比べて約100〜200
’Q低温化できる。この効果は、基板結晶と相互反応を
抑止できるので、界面の急峻な超低4膜tl−得ること
ができ、ジ璽セクソン素子や超伏4トランジスタなど、
界面特性の品質が大切な素子の性能向上に効果が大きい
。
本発明によると、単結晶の超伝導体が得られるため、薄
膜の結晶粒径、配向性等の結晶性に基づく薄膜の性質、
均一性、再現性の高い高温超伝導体を得ることができ、
ICや各種部品、配線に適用して歩留り、信頼性を同上
させることができる。
膜の結晶粒径、配向性等の結晶性に基づく薄膜の性質、
均一性、再現性の高い高温超伝導体を得ることができ、
ICや各種部品、配線に適用して歩留り、信頼性を同上
させることができる。
vJ1〜5図は本発明に係る超伝導材料の気相成長方法
の第1笑施例を示す図であり、 第1図はその方法を実現するCVD装置の模式図、第2
図はその基板上の化合物の様子を示す模式図、 第3図はその成長結晶のX線回折を示す図、第4図はそ
の成長膜の電気特性を測定するための回路図、 第5図はその成長膜の電気特性を示す因である。 また、第6〜8因は本発明に系る超伝導材料の気相成長
法の第2実施例を示す図でちゃ、第6図はその方法を実
現するCVD装置の摸弐■、 第7図はその成長結晶のX線回折を示す図、第8図はそ
の成長結晶の電気的特性を示す図である。 g9図は従来の方法により基板上に超伝導材料を成長さ
せる様子を示す模式図である。 1・・・・・・・・・・・・・・反応管、2a〜2e・
・・・・抵抗加熱炉、 3 ・・・・・・・・・・・ソースチェンバ、4a〜4
d ・・・・ソースボート、 5・・・・ ・・・・基板支持台、 P−t S *1芙方綬イ利の幕板上の4t/M勿の)私子と到りR
成因 串 2 吻 に賞G紺駅腰 手1¥施例のへ長片美の電気符イ′1υ′]足するにめ
い回路口 峯 4 虐
の第1笑施例を示す図であり、 第1図はその方法を実現するCVD装置の模式図、第2
図はその基板上の化合物の様子を示す模式図、 第3図はその成長結晶のX線回折を示す図、第4図はそ
の成長膜の電気特性を測定するための回路図、 第5図はその成長膜の電気特性を示す因である。 また、第6〜8因は本発明に系る超伝導材料の気相成長
法の第2実施例を示す図でちゃ、第6図はその方法を実
現するCVD装置の摸弐■、 第7図はその成長結晶のX線回折を示す図、第8図はそ
の成長結晶の電気的特性を示す図である。 g9図は従来の方法により基板上に超伝導材料を成長さ
せる様子を示す模式図である。 1・・・・・・・・・・・・・・反応管、2a〜2e・
・・・・抵抗加熱炉、 3 ・・・・・・・・・・・ソースチェンバ、4a〜4
d ・・・・ソースボート、 5・・・・ ・・・・基板支持台、 P−t S *1芙方綬イ利の幕板上の4t/M勿の)私子と到りR
成因 串 2 吻 に賞G紺駅腰 手1¥施例のへ長片美の電気符イ′1υ′]足するにめ
い回路口 峯 4 虐
Claims (2)
- (1)セラミックス系の超伝導材料を基板上に形成する
方法において、 前記超伝導材料を形成する出発材料として希土類、アル
カリ土類、銅の金属若しくは金属ハロゲン化合物を用い
、化学気相成長により、超伝導材料として前記基板上に
形成することを特徴とする超伝導材料の気相成長方法。 - (2)前記超伝導材料を形成する出発材料として、5族
元素、アルカリ土類、銅のハロゲン化合物並びに酸素よ
りなる化合物を用い、化学気相成長により、超伝導材料
として、前記基板上に形成することを特徴とする超伝導
材料の気相成長方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63087629A JPH01212220A (ja) | 1987-10-09 | 1988-04-08 | 超伝導材料の気相成長方法 |
US07/249,653 US4931425A (en) | 1987-10-09 | 1988-09-27 | Process for chemical vapor deposition of superconductive oxide |
DE3851195T DE3851195T2 (de) | 1987-10-09 | 1988-10-06 | Verfahren für die chemische Dampfabscheidung. |
EP88309324A EP0311401B1 (en) | 1987-10-09 | 1988-10-06 | Process for chemical vapor deposition |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25567787 | 1987-10-09 | ||
JP62-255677 | 1987-10-09 | ||
JP63087629A JPH01212220A (ja) | 1987-10-09 | 1988-04-08 | 超伝導材料の気相成長方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01212220A true JPH01212220A (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=26428879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63087629A Pending JPH01212220A (ja) | 1987-10-09 | 1988-04-08 | 超伝導材料の気相成長方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4931425A (ja) |
EP (1) | EP0311401B1 (ja) |
JP (1) | JPH01212220A (ja) |
DE (1) | DE3851195T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01235103A (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-20 | Toray Ind Inc | 超伝導材 |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0325659B1 (en) * | 1987-06-16 | 1993-05-05 | Kawasaki Steel Corporation | Complex compounds for forming thin film of oxide superconductor and process for forming thin film of oxide superconductor |
US5185317A (en) * | 1988-02-19 | 1993-02-09 | Northwestern University | Method of forming superconducting Tl-Ba-Ca-Cu-O films |
JPH02150040A (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-08 | Fujitsu Ltd | 気相成長装置 |
US5198411A (en) * | 1988-12-02 | 1993-03-30 | Hewlett-Packard Company | Chemical vapor phase method for forming thin films of high temperature oxide superconductors |
US5252548A (en) * | 1989-06-09 | 1993-10-12 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method of forming an oxide superconductor/semiconductor junction |
US5108983A (en) * | 1989-11-21 | 1992-04-28 | Georgia Tech Research Corporation | Method for the rapid deposition with low vapor pressure reactants by chemical vapor deposition |
EP0450394A3 (en) * | 1990-03-20 | 1991-10-23 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for forming superconductor layer |
US5280012A (en) * | 1990-07-06 | 1994-01-18 | Advanced Technology Materials Inc. | Method of forming a superconducting oxide layer by MOCVD |
US5204314A (en) * | 1990-07-06 | 1993-04-20 | Advanced Technology Materials, Inc. | Method for delivering an involatile reagent in vapor form to a CVD reactor |
US5225561A (en) * | 1990-07-06 | 1993-07-06 | Advanced Technology Materials, Inc. | Source reagent compounds for MOCVD of refractory films containing group IIA elements |
US5362328A (en) * | 1990-07-06 | 1994-11-08 | Advanced Technology Materials, Inc. | Apparatus and method for delivering reagents in vapor form to a CVD reactor, incorporating a cleaning subsystem |
US7323581B1 (en) | 1990-07-06 | 2008-01-29 | Advanced Technology Materials, Inc. | Source reagent compositions and method for forming metal films on a substrate by chemical vapor deposition |
US5453494A (en) * | 1990-07-06 | 1995-09-26 | Advanced Technology Materials, Inc. | Metal complex source reagents for MOCVD |
US5840897A (en) * | 1990-07-06 | 1998-11-24 | Advanced Technology Materials, Inc. | Metal complex source reagents for chemical vapor deposition |
CA2053549A1 (en) * | 1990-11-15 | 1992-05-16 | John A. Agostinelli | Construction of high temperature josephson junction device |
US5858465A (en) * | 1993-03-24 | 1999-01-12 | Georgia Tech Research Corporation | Combustion chemical vapor deposition of phosphate films and coatings |
ATE233327T1 (de) * | 1993-03-24 | 2003-03-15 | Georgia Tech Res Inst | Verfahren und vorrichtung zur verbrennungs cvd von filmen und beschichtungen |
US6689422B1 (en) * | 1994-02-16 | 2004-02-10 | Howmet Research Corporation | CVD codeposition of A1 and one or more reactive (gettering) elements to form protective aluminide coating |
US5989733A (en) * | 1996-07-23 | 1999-11-23 | Howmet Research Corporation | Active element modified platinum aluminide diffusion coating and CVD coating method |
AU751092B2 (en) | 1997-06-18 | 2002-08-08 | Massachusetts Institute Of Technology | Controlled conversion of metal oxyfluorides into superconducting oxides |
US6214473B1 (en) | 1998-05-13 | 2001-04-10 | Andrew Tye Hunt | Corrosion-resistant multilayer coatings |
US20030130129A1 (en) * | 2001-07-13 | 2003-07-10 | Massachusetts Institute Of Technology | Vacuum processing for fabrication of superconducting films fabricated by metal-organic processing |
US10233541B2 (en) | 2012-06-29 | 2019-03-19 | Applied Materials, Inc. | Deposition of films containing alkaline earth metals |
CN104947084A (zh) * | 2015-07-09 | 2015-09-30 | 成都点石创想科技有限公司 | 一种在导电金属基底上制备超导材料的方法 |
CN115369387A (zh) * | 2021-05-18 | 2022-11-22 | 迈络思科技有限公司 | 连续进给化学气相沉积系统 |
US12163228B2 (en) | 2021-05-18 | 2024-12-10 | Mellanox Technologies, Ltd. | CVD system with substrate carrier and associated mechanisms for moving substrate therethrough |
US11963309B2 (en) | 2021-05-18 | 2024-04-16 | Mellanox Technologies, Ltd. | Process for laminating conductive-lubricant coated metals for printed circuit boards |
US20230002906A1 (en) * | 2021-07-01 | 2023-01-05 | Mellanox Technologies, Ltd. | Continuous-feed chemical vapor deposition system |
US12289839B2 (en) | 2021-05-18 | 2025-04-29 | Mellanox Technologies, Ltd. | Process for localized repair of graphene-coated lamination stacks and printed circuit boards |
US12004308B2 (en) | 2021-05-18 | 2024-06-04 | Mellanox Technologies, Ltd. | Process for laminating graphene-coated printed circuit boards |
US12221695B2 (en) | 2021-05-18 | 2025-02-11 | Mellanox Technologies, Ltd. | CVD system with flange assembly for facilitating uniform and laminar flow |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63225528A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-20 | Toa Nenryo Kogyo Kk | 超伝導性複合酸化物の製造方法 |
JPS63244530A (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 超電導薄膜の形成方法 |
JPS63274027A (ja) * | 1987-05-01 | 1988-11-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 超電導材料の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3982049A (en) * | 1969-06-16 | 1976-09-21 | Rockwell International Corporation | Method for producing single crystal films |
DE3440590A1 (de) * | 1984-11-07 | 1986-05-07 | BBC Aktiengesellschaft Brown, Boveri & Cie., Baden, Aargau | Verfahren zur herstellung von supraleitenden faserbuendeln |
-
1988
- 1988-04-08 JP JP63087629A patent/JPH01212220A/ja active Pending
- 1988-09-27 US US07/249,653 patent/US4931425A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-10-06 DE DE3851195T patent/DE3851195T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-10-06 EP EP88309324A patent/EP0311401B1/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63225528A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-20 | Toa Nenryo Kogyo Kk | 超伝導性複合酸化物の製造方法 |
JPS63244530A (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 超電導薄膜の形成方法 |
JPS63274027A (ja) * | 1987-05-01 | 1988-11-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 超電導材料の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01235103A (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-20 | Toray Ind Inc | 超伝導材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0311401A2 (en) | 1989-04-12 |
US4931425A (en) | 1990-06-05 |
DE3851195T2 (de) | 1994-12-15 |
EP0311401B1 (en) | 1994-08-24 |
DE3851195D1 (de) | 1994-09-29 |
EP0311401A3 (en) | 1990-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH01212220A (ja) | 超伝導材料の気相成長方法 | |
Scheel et al. | Problems in epitaxial growth of high-Tc superconductors | |
US5262396A (en) | Plasma-enhanced CVD of oxide superconducting films by utilizing a magnetic field | |
JP2711253B2 (ja) | 超伝導膜及びその形成方法 | |
EP0328333A2 (en) | Process for producing ceramic superconductors | |
JP2623100B2 (ja) | 超電導ジョセフソン接合及びその形成方法 | |
Zhang et al. | Formation of oriented high T c superconducting Bi‐Sr‐Ca‐Cu‐O thin films on silver substrates by organometallic chemical vapor deposition | |
JPH02167820A (ja) | T1系複合酸化物超電導体薄膜の成膜方法 | |
WO1989003125A1 (en) | A process for producing an electric circuit including josephson diodes | |
JPH01106481A (ja) | 超伝導材料構造 | |
JPH01203203A (ja) | 超伝導材料層の形成方法 | |
JPH01106479A (ja) | 超伝導材料構造 | |
JPH01202875A (ja) | 超伝導材料構造の製造方法 | |
JP2598043B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2582380B2 (ja) | 超伝導材料構造 | |
JP2502344B2 (ja) | 複合酸化物超電導体薄膜の作製方法 | |
Chu et al. | Superconducting Niobium Stannide (Nb3Sn) Films on Metallic Substrates | |
JP2645730B2 (ja) | 超電導薄膜 | |
JP2668532B2 (ja) | 超電導薄膜の作製方法 | |
JP2616986B2 (ja) | Tl系超電導体積層膜の製造法 | |
JP3813493B2 (ja) | 複合基板 | |
JPH06287100A (ja) | 希土類元素を含む超電導酸化物薄膜の形成方法 | |
JPH0745357B2 (ja) | 超電導繊維状単結晶およびその製造方法 | |
JP2840475B2 (ja) | 酸化物超伝導薄膜の製造方法 | |
JPH01106482A (ja) | 超伝導材料構造 |