JPH01209928A - 電気系統間の有効および無効電力調節方法および装置 - Google Patents
電気系統間の有効および無効電力調節方法および装置Info
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- JPH01209928A JPH01209928A JP63323192A JP32319288A JPH01209928A JP H01209928 A JPH01209928 A JP H01209928A JP 63323192 A JP63323192 A JP 63323192A JP 32319288 A JP32319288 A JP 32319288A JP H01209928 A JPH01209928 A JP H01209928A
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J3/00—Circuit arrangements for AC mains or AC distribution networks
- H02J3/36—Arrangements for transfer of electric power between AC networks via a high-tension DC link
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/60—Arrangements for transfer of electric power between AC networks or generators via a high voltage DC link [HVCD]
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- Power Engineering (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、2つの電気系統が特にショートカップリン
グとして構成された高圧直流送電区間を介して結ばれて
いる場合に、2つの電気系統の間の有効および無効電力
伝送を調節するための方法および装置に関するものであ
る。
グとして構成された高圧直流送電区間を介して結ばれて
いる場合に、2つの電気系統の間の有効および無効電力
伝送を調節するための方法および装置に関するものであ
る。
(従来の技術)
ドイツ連邦共和国特許出願公開第1962042号明細
書から、高圧直流ショートカップリングにより三相交流
系統の力率または電圧を調節するための方法は既に知ら
れている。その際にを動負荷特性とならんで無効負荷特
性も高圧直流送電区間の変換設備の適当な制御方法によ
り制御されるべきである。そのために開時に高圧直流送
電区間の直流電流および直流電圧の調節が予め定められ
た関数に従って行われる。その際にたとえば一定の力率
を有する作動のために目標値が電流調節器に対しても電
圧調節器に対してもたとえば現在の有効電力目標値に関
係して関数形成器により別に予め与えられる。
書から、高圧直流ショートカップリングにより三相交流
系統の力率または電圧を調節するための方法は既に知ら
れている。その際にを動負荷特性とならんで無効負荷特
性も高圧直流送電区間の変換設備の適当な制御方法によ
り制御されるべきである。そのために開時に高圧直流送
電区間の直流電流および直流電圧の調節が予め定められ
た関数に従って行われる。その際にたとえば一定の力率
を有する作動のために目標値が電流調節器に対しても電
圧調節器に対してもたとえば現在の有効電力目標値に関
係して関数形成器により別に予め与えられる。
以下、図面により公知の技術および本発明を一層詳細に
説明する。
説明する。
第7図には、高圧直流送電区間に対する公知の調節構造
が示されている。その際に2つの特に三相のエネルギー
供給系統AおよびBが各1つの制御可能な変換装置UR
IまたはUR2を介して高圧直流送電区間の端に結ばれ
ている。高圧直流送電区間の電気的パラメータは直流電
流に対しては参照符号1dを、また直流電圧に対しては
参照符号Udを付されている。さらに高圧直流送電区間
の高調波振動を減衰させるための平滑化インダクタンス
Ldが示されている。高圧直流送電区間を介してのエネ
ルギー伝送の所望の方向に関係してそれぞれ再変換装置
UR1、UR2の一方が1III変換装置として、また
他方が逆変換装置として動作する。第7図では、変換装
置URIが順変換装置として、また変換装置UR2が逆
変換装置として動作していると仮定されている。
が示されている。その際に2つの特に三相のエネルギー
供給系統AおよびBが各1つの制御可能な変換装置UR
IまたはUR2を介して高圧直流送電区間の端に結ばれ
ている。高圧直流送電区間の電気的パラメータは直流電
流に対しては参照符号1dを、また直流電圧に対しては
参照符号Udを付されている。さらに高圧直流送電区間
の高調波振動を減衰させるための平滑化インダクタンス
Ldが示されている。高圧直流送電区間を介してのエネ
ルギー伝送の所望の方向に関係してそれぞれ再変換装置
UR1、UR2の一方が1III変換装置として、また
他方が逆変換装置として動作する。第7図では、変換装
置URIが順変換装置として、また変換装置UR2が逆
変換装置として動作していると仮定されている。
両系統あ一方における有効電力Pおよび系統電圧Uまた
は無効電力Qを調節するために2つのカスケード調節が
用いられる。これらはそれぞれ再変換装置の一方に作用
し、また第7図中では参照符号■を付されている垂直な
破線の左側に示されている。参照符号Iを付されている
別の線の右側または左側には、それぞれのカスケード調
節の下位または上位の調節器が示されている。こうして
第1のカスケード調節の際には差し引き点lにより有効
電力目標値P”および有効電力実際値Pから形成された
制御偏差ΔPが上位の有効電力調節器Rpに供給される
。その出力信号は高圧直流送電区間の直流電流の値に対
する目標値1d”として用いられる。それに付属の制御
偏差は第2の差し引き点2により直流電流実際値!dと
の比較により形成され、下位の直流電流調節器R1に供
給される。これは最後に第7図の例では順変換装置とし
て動作している変換装置URIに対する、第1の制御装
置Stlのなかで変換装置の半導体スイッチング要素に
対する相応の点弧パルスに変換される現在の制御角αW
Rを形成する。
は無効電力Qを調節するために2つのカスケード調節が
用いられる。これらはそれぞれ再変換装置の一方に作用
し、また第7図中では参照符号■を付されている垂直な
破線の左側に示されている。参照符号Iを付されている
別の線の右側または左側には、それぞれのカスケード調
節の下位または上位の調節器が示されている。こうして
第1のカスケード調節の際には差し引き点lにより有効
電力目標値P”および有効電力実際値Pから形成された
制御偏差ΔPが上位の有効電力調節器Rpに供給される
。その出力信号は高圧直流送電区間の直流電流の値に対
する目標値1d”として用いられる。それに付属の制御
偏差は第2の差し引き点2により直流電流実際値!dと
の比較により形成され、下位の直流電流調節器R1に供
給される。これは最後に第7図の例では順変換装置とし
て動作している変換装置URIに対する、第1の制御装
置Stlのなかで変換装置の半導体スイッチング要素に
対する相応の点弧パルスに変換される現在の制御角αW
Rを形成する。
第2のカスケードiFf 1lffは、第7図の例では
逆変換装置として動作している変換装置UR2に作間す
る。その際に上位の調節器Rqは具体的な応用ケースに
関係して両系統の一方における系統電圧Uに対する調節
器としてまた無効電力Qに対する3m1fl器としても
用いられる。こうしてこの調節器に対する電圧または無
効電力制御偏差ΔU/ΔQは第3の差し引き点3で相応
の目標値U” /Q”とそれに付属の実際値U/Qとの
比較により形成される。第7図に示されている例ではこ
の上位の調節器RQの出力信号が逆変換装!UR2の消
弧角に対する目標値T0として用いられる。それに付属
の制御偏差Δγは第4の差し引き点4で消弧角実際値γ
との比較により形成され、下位の消弧角調節器R1に供
給される。これは最後に逆変換装置UR2に対する制御
角αWRを与え、この制御角は別の制御装置St2のな
かで半導体スイッチング要素に対する相応の点弧パルス
に変換される。
逆変換装置として動作している変換装置UR2に作間す
る。その際に上位の調節器Rqは具体的な応用ケースに
関係して両系統の一方における系統電圧Uに対する調節
器としてまた無効電力Qに対する3m1fl器としても
用いられる。こうしてこの調節器に対する電圧または無
効電力制御偏差ΔU/ΔQは第3の差し引き点3で相応
の目標値U” /Q”とそれに付属の実際値U/Qとの
比較により形成される。第7図に示されている例ではこ
の上位の調節器RQの出力信号が逆変換装!UR2の消
弧角に対する目標値T0として用いられる。それに付属
の制御偏差Δγは第4の差し引き点4で消弧角実際値γ
との比較により形成され、下位の消弧角調節器R1に供
給される。これは最後に逆変換装置UR2に対する制御
角αWRを与え、この制御角は別の制御装置St2のな
かで半導体スイッチング要素に対する相応の点弧パルス
に変換される。
逆変換装置は制御角α、の現在の値に相応して適当な方
法で大きさおよび符号に従い高圧直流送電区間の直流電
圧を制御する。
法で大きさおよび符号に従い高圧直流送電区間の直流電
圧を制御する。
図示されていない実施例では下位の消弧角調節器R1を
省略することもできる。この場合、上位の電圧および無
効電力調節器RQが逆変換装置UR2に対する制御角α
WRを直接に予め与える。
省略することもできる。この場合、上位の電圧および無
効電力調節器RQが逆変換装置UR2に対する制御角α
WRを直接に予め与える。
別の実施例では逆変換装置UR2に対する操作量として
制御角αWRΦ代わりに重なり角Uを考慮に入れる進み
角βまたは消弧角γも直接に用いられ得る。
制御角αWRΦ代わりに重なり角Uを考慮に入れる進み
角βまたは消弧角γも直接に用いられ得る。
第7図の公知の回路の作用の仕方を第8図の特性曲線領
域により簡単に説明する。ここで、第2のカスケード調
節の上位の調節器Rqが系統の一方のなかの無効電力に
影響することが仮定されている。それに応じて第8図の
特性曲線領域は有効電力Pと無効電力Qとの間の関係を
、それぞれの定格値P。またはQ、を基準として示す、
他のパラメータとして特性曲線領域は高圧直流送電区間
の直流1i流Tdおよびそれぞれの変換装置の順変換動
作の際の制御角αWRまたはそれぞれの変換装置の逆変
換動作の際の消弧角γ□を含んでいる。
域により簡単に説明する。ここで、第2のカスケード調
節の上位の調節器Rqが系統の一方のなかの無効電力に
影響することが仮定されている。それに応じて第8図の
特性曲線領域は有効電力Pと無効電力Qとの間の関係を
、それぞれの定格値P。またはQ、を基準として示す、
他のパラメータとして特性曲線領域は高圧直流送電区間
の直流1i流Tdおよびそれぞれの変換装置の順変換動
作の際の制御角αWRまたはそれぞれの変換装置の逆変
換動作の際の消弧角γ□を含んでいる。
第7図の高圧直流送電区間の変換装置URIおよびUR
2が這加的なスイッチオンまたはスイッチオフ可能な無
効電力発生器、たとえばコンデンサバンク、平滑リアク
トルまたは変圧器ステップスイッチを備えていないとい
う仮定のちとに、特性曲線領域は、それぞれの変換装置
が順変換装置として動作するか逆変換装置として動作す
るかに無関係に、すべての許容可能な動作点を示す、特
性曲線領域の第8図中に示されている一部分は、それか
ら好ましくは、約60’(lit気角)までの順変換装
置制御角または逆変換装置消弧角の小さい値または中間
的な値において生ずる動作点が見い出されるように選ば
れている。特性曲線領域の個々のパラメータへの動作点
に関係する重なりの影響を無視すれば、一定の順変換装
置制御角または逆変換装置消弧角において生ずる特性曲
線の直線は、ダイアダラムの図示されていない原点を通
って延びている直線となる。このような場合には順変換
装置制御角または逆変換装置消弧角はそのつどの変換装
置の系統側の負荷角φと同一である。
2が這加的なスイッチオンまたはスイッチオフ可能な無
効電力発生器、たとえばコンデンサバンク、平滑リアク
トルまたは変圧器ステップスイッチを備えていないとい
う仮定のちとに、特性曲線領域は、それぞれの変換装置
が順変換装置として動作するか逆変換装置として動作す
るかに無関係に、すべての許容可能な動作点を示す、特
性曲線領域の第8図中に示されている一部分は、それか
ら好ましくは、約60’(lit気角)までの順変換装
置制御角または逆変換装置消弧角の小さい値または中間
的な値において生ずる動作点が見い出されるように選ば
れている。特性曲線領域の個々のパラメータへの動作点
に関係する重なりの影響を無視すれば、一定の順変換装
置制御角または逆変換装置消弧角において生ずる特性曲
線の直線は、ダイアダラムの図示されていない原点を通
って延びている直線となる。このような場合には順変換
装置制御角または逆変換装置消弧角はそのつどの変換装
置の系統側の負荷角φと同一である。
第8図にはたとえば1つのこのような直線がφ−45”
の負荷角に対して示されている。
の負荷角に対して示されている。
1つの動作点APIからAP2への、または1つの動作
点AP3からAP4への、第8図中に示されている移行
により、第7図の回路の動作の仕方をさらに説明する。
点AP3からAP4への、第8図中に示されている移行
により、第7図の回路の動作の仕方をさらに説明する。
有効電力調節器Rpの有効電力目標値P0が値ΔP12
だけ変更されるとき、1つの変−換装置の動作点はたと
えばAPIからAP2へ移行する。
だけ変更されるとき、1つの変−換装置の動作点はたと
えばAPIからAP2へ移行する。
第7図の回路で、上位の有効電力調節器RPおよび下位
の直流電流調節器Rtから成る第1のカスケードのみが
動作しているとすれば、この場合には値ΔId12だけ
の直流電流Idの変化により動作点API’が生ずるで
あろう。その後に上位の無効電力調節器RQおよび下位
の消弧角調節器R1から成る第2の調節器カスケードが
動作に入れば、これにより所望の動作点AP2にくらべ
ての動作点API’の望ましくない無効電力制御偏差Δ
Q12が、消弧角を値ΔT12だけ変更することによっ
て、補償されよう。正常時には第7図の回路の両調節器
カスケードが動作しているので、動作点APIとAP2
との間の移行は実際に第8図に示されている軌跡0K1
2上で行われる。第8図かられかるように、動作点移行
の原因である有効電力変化ΔP12と、それから下位の
調節器R1の操作干渉により惹起される値ΔId12だ
けの直流電流変化との間には鋭角δ12が存在する。こ
の理由から、無効電力調節器および消弧角調節器から成
る第2の調節器カスケードは、直流電流!l1ilff
器の操作干渉に基づいて惹起される無効電力制御偏差を
値Δγ12だけの消弧角の変更により、動作点APIが
軌跡0K12上で行き過ぎ振動なしに、また小さい過渡
的な無効電力制御偏差をもって動作点AP2に移行する
ように、迅速に補償し得る。
の直流電流調節器Rtから成る第1のカスケードのみが
動作しているとすれば、この場合には値ΔId12だけ
の直流電流Idの変化により動作点API’が生ずるで
あろう。その後に上位の無効電力調節器RQおよび下位
の消弧角調節器R1から成る第2の調節器カスケードが
動作に入れば、これにより所望の動作点AP2にくらべ
ての動作点API’の望ましくない無効電力制御偏差Δ
Q12が、消弧角を値ΔT12だけ変更することによっ
て、補償されよう。正常時には第7図の回路の両調節器
カスケードが動作しているので、動作点APIとAP2
との間の移行は実際に第8図に示されている軌跡0K1
2上で行われる。第8図かられかるように、動作点移行
の原因である有効電力変化ΔP12と、それから下位の
調節器R1の操作干渉により惹起される値ΔId12だ
けの直流電流変化との間には鋭角δ12が存在する。こ
の理由から、無効電力調節器および消弧角調節器から成
る第2の調節器カスケードは、直流電流!l1ilff
器の操作干渉に基づいて惹起される無効電力制御偏差を
値Δγ12だけの消弧角の変更により、動作点APIが
軌跡0K12上で行き過ぎ振動なしに、また小さい過渡
的な無効電力制御偏差をもって動作点AP2に移行する
ように、迅速に補償し得る。
非常に類似した仕方で、たとえば軌跡0K34上の動作
点AP3から動作点AP4への移行がΔQ34だけの無
効電力目標値の変化の際に行われる。この場合にも先ず
上位の無効電力調節器R9および下位の消弧角調節器R
1から成る第2の調節器カスケードのみが動作している
という仮定のちとに、動作点AP3はi調節器Rctの
操作干渉に基づいて値Δr34だけの消弧角の変更によ
り先ず動作点AP3’に移行する。続いていま有効電力
調節器および直流電流tW4節器から成る第1の塙部器
カスケードが動作に入れば、望ましくない有効電力制御
偏差ΔP34は値ΔId34だけの直流電流の変化によ
り除かれ、また動作点AP3’は本来型まれる動作点A
P4に移される。この場合にも、動作点移行に対する原
因である無効電力制御偏差ΔQ34とそれにより惹起さ
れる消弧角変化Δr34とは下位の調節器RQの操作干
渉に基づいて互いに鋭角δ34をなす、こうしてこの場
合にも正常時には両カスケード禰節の同時動作の際に動
作点AP3からAP4への移行が行き過ぎ振動なしに、
また小さい過渡的な有効電力制御31偏差をもって軌跡
0K34上で行われる。こうして任意の動作点移行がた
とえば第7図の公知の調節による有効または無効電力目
標値の跳躍的な変更に基づいて特性曲線領域の第8図中
に示されている一部分のなかで小さくかつ中間的な順変
換装置制御角または逆変換装置消弧角において良好なダ
ンピングをもって、従ってまたすべての1liJ節ルー
プの高い安定性をもって可能である。
点AP3から動作点AP4への移行がΔQ34だけの無
効電力目標値の変化の際に行われる。この場合にも先ず
上位の無効電力調節器R9および下位の消弧角調節器R
1から成る第2の調節器カスケードのみが動作している
という仮定のちとに、動作点AP3はi調節器Rctの
操作干渉に基づいて値Δr34だけの消弧角の変更によ
り先ず動作点AP3’に移行する。続いていま有効電力
調節器および直流電流tW4節器から成る第1の塙部器
カスケードが動作に入れば、望ましくない有効電力制御
偏差ΔP34は値ΔId34だけの直流電流の変化によ
り除かれ、また動作点AP3’は本来型まれる動作点A
P4に移される。この場合にも、動作点移行に対する原
因である無効電力制御偏差ΔQ34とそれにより惹起さ
れる消弧角変化Δr34とは下位の調節器RQの操作干
渉に基づいて互いに鋭角δ34をなす、こうしてこの場
合にも正常時には両カスケード禰節の同時動作の際に動
作点AP3からAP4への移行が行き過ぎ振動なしに、
また小さい過渡的な有効電力制御31偏差をもって軌跡
0K34上で行われる。こうして任意の動作点移行がた
とえば第7図の公知の調節による有効または無効電力目
標値の跳躍的な変更に基づいて特性曲線領域の第8図中
に示されている一部分のなかで小さくかつ中間的な順変
換装置制御角または逆変換装置消弧角において良好なダ
ンピングをもって、従ってまたすべての1liJ節ルー
プの高い安定性をもって可能である。
しかし、このような調節の安定性は順変換装置制御角ま
たは逆変換装置消弧角の増大と共に減少し、また約60
°と70°との間の角度値において安定性限界に達する
ことが示されている。これについて第8図にはたとえば
1つの“安定性直線”SGが記入されている。このこと
を、第8図に相応する1つの特性曲線領域の、第9図に
示されている別の一部分を例として簡単に説明する。こ
れから特に、高圧直流送電区間の順変換装置または逆変
換装置として動作する1つの変換装置に対する、中間的
および大きい順変換装置制御角または逆変換装置消弧角
において生ずる動作点が見い出される。
たは逆変換装置消弧角の増大と共に減少し、また約60
°と70°との間の角度値において安定性限界に達する
ことが示されている。これについて第8図にはたとえば
1つの“安定性直線”SGが記入されている。このこと
を、第8図に相応する1つの特性曲線領域の、第9図に
示されている別の一部分を例として簡単に説明する。こ
れから特に、高圧直流送電区間の順変換装置または逆変
換装置として動作する1つの変換装置に対する、中間的
および大きい順変換装置制御角または逆変換装置消弧角
において生ずる動作点が見い出される。
第9図には、1つの動作点AP5からAP6への移行ま
たは1つの動作点AP7からAP8への移行が例として
示されている。有効電力目標値がΔP56だけ変更され
るとき、当該の変換装置の動作点はたとえばAP5から
AP6へ移動する。
たは1つの動作点AP7からAP8への移行が例として
示されている。有効電力目標値がΔP56だけ変更され
るとき、当該の変換装置の動作点はたとえばAP5から
AP6へ移動する。
この場合にも、先ず有効電力調節器部器および直流電流
調節器R1から成る第1のカスケード調節のみが動作し
ていると仮定すると、動作点AP5は直流電流実際値の
非常に大きい変化ΔId56に基づいて動作点AP5’
に移動する。この動作点は本来の望ましい動作点AP6
から大きい無効電力制御偏差ΔQ56だけ異なっている
。動作点移行を惹起する有効電力目標値の変化ΔP56
と、それに続いて下位の直流電流調節器R1の操作干渉
に基づいて惹起される直流電流の変化との間には第8図
の特性曲線領域の範囲においては鋭角65Gがもはや存
在しないことがわかる。この理由から、動作点AP5か
らAP6への実際の移行は画調部器カスケードの同時動
作の際にかなりの1テき過ぎ振動を伴って軌跡0K56
上で行われる。
調節器R1から成る第1のカスケード調節のみが動作し
ていると仮定すると、動作点AP5は直流電流実際値の
非常に大きい変化ΔId56に基づいて動作点AP5’
に移動する。この動作点は本来の望ましい動作点AP6
から大きい無効電力制御偏差ΔQ56だけ異なっている
。動作点移行を惹起する有効電力目標値の変化ΔP56
と、それに続いて下位の直流電流調節器R1の操作干渉
に基づいて惹起される直流電流の変化との間には第8図
の特性曲線領域の範囲においては鋭角65Gがもはや存
在しないことがわかる。この理由から、動作点AP5か
らAP6への実際の移行は画調部器カスケードの同時動
作の際にかなりの1テき過ぎ振動を伴って軌跡0K56
上で行われる。
しかし、このような移行挙動の存在の際には実際にもは
や安定な動作点に落ち着くことを期待し得ない、それど
ころか調節ループ内のわずかなダンピングに基づいて特
性曲線領域のこの範凹内で実際の動作点が所望の点の周
りで絶えず変動することを見込まなければならない、な
ぜならば、高圧直流送電区間の非常にわずかな擾乱によ
っても特に下位の直流電流調節器R1の過度に大きい操
作干渉が惹起されるからである。
や安定な動作点に落ち着くことを期待し得ない、それど
ころか調節ループ内のわずかなダンピングに基づいて特
性曲線領域のこの範凹内で実際の動作点が所望の点の周
りで絶えず変動することを見込まなければならない、な
ぜならば、高圧直流送電区間の非常にわずかな擾乱によ
っても特に下位の直流電流調節器R1の過度に大きい操
作干渉が惹起されるからである。
非常にm4Qした仕方で、たとえば軌跡0K78上の動
作点AP7から動作点AP8への移行がΔQ7Bだけの
無効電力目標値の変化の際に行われる。この場合にも、
移行は特に変化を惹起する無効電力制御量のかなりの行
き過ぎ振動を伴って行われる。なぜならば、無効電力制
御偏差ΔQ78と無効電力iJ1節器部器び消弧角調節
器から成るカスケード11節の第2の調節器カスケード
のただ1つの動作の際に下位の消弧角調節器RLにより
惹起される消弧角の変化Δγ78との間には鈍角678
が存在しているからである。第7図の公知の11#構造
では第9図中に例として記入されている1つの安定性直
線SGの上側では安定な動作点はもはや生じないことが
実際に示されている。それどころか、すべての制御量が
多かれ少なかれ強く連続的に所望の目標値の周りを振動
する。
作点AP7から動作点AP8への移行がΔQ7Bだけの
無効電力目標値の変化の際に行われる。この場合にも、
移行は特に変化を惹起する無効電力制御量のかなりの行
き過ぎ振動を伴って行われる。なぜならば、無効電力制
御偏差ΔQ78と無効電力iJ1節器部器び消弧角調節
器から成るカスケード11節の第2の調節器カスケード
のただ1つの動作の際に下位の消弧角調節器RLにより
惹起される消弧角の変化Δγ78との間には鈍角678
が存在しているからである。第7図の公知の11#構造
では第9図中に例として記入されている1つの安定性直
線SGの上側では安定な動作点はもはや生じないことが
実際に示されている。それどころか、すべての制御量が
多かれ少なかれ強く連続的に所望の目標値の周りを振動
する。
本発明の課題は、特に高圧直流送電区間の変換装置を調
節するための方法であって、中間的および大きい順変換
装置制御角または逆変換装置消弧角の際にも高圧直流送
電区間の十分にダンピングされた安定な動作が可能であ
る方法を提供することである。さらに、本発明の!!!
!題は、本発明による方法を実施するための適切な制御
装置を提供することである。
節するための方法であって、中間的および大きい順変換
装置制御角または逆変換装置消弧角の際にも高圧直流送
電区間の十分にダンピングされた安定な動作が可能であ
る方法を提供することである。さらに、本発明の!!!
!題は、本発明による方法を実施するための適切な制御
装置を提供することである。
この課題は、本発明によれば、2つの電気系統が特にシ
ョートカップリングとして構成された高圧直流送電区間
を介して結ばれており、各系統が制御n可能な変換装置
を介して高圧直流送電区間に接続されており、変換装置
の一方が順変換装置として、また他方が逆変換装置とし
て使用され、2つの電気系統の間の有効および無効電力
伝送を調節するための方法であって、順変換装置として
使用されている変換装置の制御装置に対する制all角
操作量が高圧直流送電区間の直流電流に対する下位の電
流!I1節器から予め与えられ、下位の電流調節器に対
する目標値が系統の一方の有効電力に対する上位の電力
調節器から予め与えられ、また逆変換装置として使用さ
れている変換装置の制御装置に対する制御角操作量が系
統の一方の電圧または無効電力に対する上位の調節器か
ら予め与えられる方法において、J−位の電圧または無
効電力調節器の出力信号に、そのつどの動作点で逆変換
装置として使用されている変換装置に対する制御角の、
有効電力の変化に対する変化速度と、現在の有効電力制
御偏差とに関係している第1の予制御量が負の符号で重
畳され、また上位の有効電力調節器の出力信号に、その
つどの動作点で電圧または無効電力の変化に対する直流
電流実際値の変化速度と、現在の電圧または無効電力制
御偏差とに関係している別の予制御量が重畳される方法
により解決される。
ョートカップリングとして構成された高圧直流送電区間
を介して結ばれており、各系統が制御n可能な変換装置
を介して高圧直流送電区間に接続されており、変換装置
の一方が順変換装置として、また他方が逆変換装置とし
て使用され、2つの電気系統の間の有効および無効電力
伝送を調節するための方法であって、順変換装置として
使用されている変換装置の制御装置に対する制all角
操作量が高圧直流送電区間の直流電流に対する下位の電
流!I1節器から予め与えられ、下位の電流調節器に対
する目標値が系統の一方の有効電力に対する上位の電力
調節器から予め与えられ、また逆変換装置として使用さ
れている変換装置の制御装置に対する制御角操作量が系
統の一方の電圧または無効電力に対する上位の調節器か
ら予め与えられる方法において、J−位の電圧または無
効電力調節器の出力信号に、そのつどの動作点で逆変換
装置として使用されている変換装置に対する制御角の、
有効電力の変化に対する変化速度と、現在の有効電力制
御偏差とに関係している第1の予制御量が負の符号で重
畳され、また上位の有効電力調節器の出力信号に、その
つどの動作点で電圧または無効電力の変化に対する直流
電流実際値の変化速度と、現在の電圧または無効電力制
御偏差とに関係している別の予制御量が重畳される方法
により解決される。
この課題は、また本発明によれば、2つの電気系統が高
圧直流送電区間を介して結ばれており、各系統が制御可
能な変換装置を介して高圧直流送電区間に接続されてお
り、変換装置の一方が順変換装置として、また他方が逆
変換装置として使用されて、2つの電気系統の間の有効
および無効電力伝送をi71 jiffするための装置
であって、a)順変換装置として使用されている変換装
置の制御装置に対する制御角操作量を予め与える、高圧
直流送電区間の直流1i流に対する下位の電流調節器と
、 b)下位の電流調節器に対する目標値を予め与える、系
統の一方の有効電力に対する上位の電力調節器と、 C)逆変換装置として使用されている変換装置の制御装
置に対する制御角操作量を予め与える、系統の一方の電
圧または無効電力に対する上位の調節器と を有する装置において、 d)上位の有効電力gIN節器の入力端における制御偏
差を、理想的な無負荷直流電圧および直流電流の積を基
準とする系統の1つのなかの電圧とW流との間の位相ず
れ角の正弦関数により評価し、また上位の電圧または無
効電力調節器の出力信号に第1の予制御量として負の符
号で重畳する第1の特性曲線発生器と、 e)と位の電圧または無効電力調節器の入力端における
制御偏差を、理想的な無負荷直流電圧を基準とする系統
の1つのなかの電圧と電流との間の位相ずれ角の正弦関
数により評価し、また上位のを動電力調節器の出力信号
に第2の干割重量として重畳する第2の特性曲線発生器
とを有する装置により解決される。
圧直流送電区間を介して結ばれており、各系統が制御可
能な変換装置を介して高圧直流送電区間に接続されてお
り、変換装置の一方が順変換装置として、また他方が逆
変換装置として使用されて、2つの電気系統の間の有効
および無効電力伝送をi71 jiffするための装置
であって、a)順変換装置として使用されている変換装
置の制御装置に対する制御角操作量を予め与える、高圧
直流送電区間の直流1i流に対する下位の電流調節器と
、 b)下位の電流調節器に対する目標値を予め与える、系
統の一方の有効電力に対する上位の電力調節器と、 C)逆変換装置として使用されている変換装置の制御装
置に対する制御角操作量を予め与える、系統の一方の電
圧または無効電力に対する上位の調節器と を有する装置において、 d)上位の有効電力gIN節器の入力端における制御偏
差を、理想的な無負荷直流電圧および直流電流の積を基
準とする系統の1つのなかの電圧とW流との間の位相ず
れ角の正弦関数により評価し、また上位の電圧または無
効電力調節器の出力信号に第1の予制御量として負の符
号で重畳する第1の特性曲線発生器と、 e)と位の電圧または無効電力調節器の入力端における
制御偏差を、理想的な無負荷直流電圧を基準とする系統
の1つのなかの電圧と電流との間の位相ずれ角の正弦関
数により評価し、また上位のを動電力調節器の出力信号
に第2の干割重量として重畳する第2の特性曲線発生器
とを有する装置により解決される。
以下、第1図ないし第6図により本発明を一層詳細に説
明する。
明する。
本発明による方法により、第1および第2のカスケード
調節における両上位調節器の各々の出力信号に、両上位
調節器のそれぞれ他方に属する制御量に関係している1
つの予測?O量が相応の符号で重畳される。こうして第
7図中の第2のカスケード調節の上位の電圧または無効
電力調節器R9の出力端における消弧角目標値T1には
、第1のカスケード調節の上位の有効電力調節器Rpの
入力端における制御量Pの偏差ΔPに関係する第1の予
制御量が重畳される。調節の1つの他の実施例において
たとえば下位の消弧角調節器R1が存在しないならば、
第1の予制御量はこの場合には直接に逆変換装置制御角
αWRに重畳される。相応に、第1のカスケード調節の
上位の有効電力調節器Rpの出力端における直流電流目
標値1d”には、第2のカスケード調節の上位の電圧ま
たは無効電力jJ111ff器Rqの入力端における制
御量UまたはQの偏差ΔUまたはΔQに関係する第2の
予制御量が重畳される0両干割?111に属する“増幅
率”はその際に本発明による方法により上位の調節器の
他方の操作信号への上位のy4vi器の一方の制御偏差
の望まれる予制御の影響と動作点との関係を考慮に入れ
る。こうして第8図および第9図の特性曲線領域により
予め与えられるパラメータ(有効電力P、無効電力Q、
直流電流1dおよび順変換装置制御角α。または逆変換
装置消弧角rw++)の間の関係に相応して、両上位調
節器の各々の操作信号が相応の予制御n量により画調部
器の“他方“の制御偏差を介して両カスケード調節の減
結合の形で予制御される。
調節における両上位調節器の各々の出力信号に、両上位
調節器のそれぞれ他方に属する制御量に関係している1
つの予測?O量が相応の符号で重畳される。こうして第
7図中の第2のカスケード調節の上位の電圧または無効
電力調節器R9の出力端における消弧角目標値T1には
、第1のカスケード調節の上位の有効電力調節器Rpの
入力端における制御量Pの偏差ΔPに関係する第1の予
制御量が重畳される。調節の1つの他の実施例において
たとえば下位の消弧角調節器R1が存在しないならば、
第1の予制御量はこの場合には直接に逆変換装置制御角
αWRに重畳される。相応に、第1のカスケード調節の
上位の有効電力調節器Rpの出力端における直流電流目
標値1d”には、第2のカスケード調節の上位の電圧ま
たは無効電力jJ111ff器Rqの入力端における制
御量UまたはQの偏差ΔUまたはΔQに関係する第2の
予制御量が重畳される0両干割?111に属する“増幅
率”はその際に本発明による方法により上位の調節器の
他方の操作信号への上位のy4vi器の一方の制御偏差
の望まれる予制御の影響と動作点との関係を考慮に入れ
る。こうして第8図および第9図の特性曲線領域により
予め与えられるパラメータ(有効電力P、無効電力Q、
直流電流1dおよび順変換装置制御角α。または逆変換
装置消弧角rw++)の間の関係に相応して、両上位調
節器の各々の操作信号が相応の予制御n量により画調部
器の“他方“の制御偏差を介して両カスケード調節の減
結合の形で予制御される。
こうして第1の予制御量は第1の増幅率による現在存在
する有効電力制御偏差ΔPの評価から生ずる。その値は
、第8図および第9図の曲線群から取り出され、有効電
力変化の開始前の調節のそのつどの動作点に存在する、
有効電力に対する順変換装置制御角または逆変換装置消
弧角の変化速度に相当する。1つの適切な調節方向を発
生するためには、1つのこのような動作点に関係する増
幅率による有効電力偏差の評価により形成さた第1の予
制御量を負の符号で調節器R9の出力信号に重畳すべき
であることがわかる。逆変換装置として動作している変
換装置UR2の操作量のこのような予制御により、特に
有効電力制御偏差の跳躍的な変化ΔPの際に、制御対象
を介しての両カスケード調節の結合と、そのつどの動作
点における変換装置特性曲線の勾配とに基づいて期待す
べき第2のカスケード調節の“他方”の制WtQの望ま
しくない偏差がそれに付属の無効電力調節器の操作量を
介して直接に予設定されることが特に有利に達成される
。これにより、望まれた有効電力変化によりそれ自体は
望まれずに惹起され、またそのつどの動作点に関係して
制御対象自体および無効電力調節器の動特性により事情
によってはかなり遅らされた無効電力制御偏差の生起は
、調節の望ましくない動作点においても特に中間的およ
び大きい順変換装置制御角または逆変換装置消弧角にお
いてなお安定な動作点が生じるように前もって処理され
る。さらに、第1の干割mlのそのつどの干渉の度合は
それに付属の増幅率の本発明による動作点との関係に基
づいて自動的にそのつと存在する状況に適合し得る。こ
のことを第8図および第9図面の簡単な説明する。
する有効電力制御偏差ΔPの評価から生ずる。その値は
、第8図および第9図の曲線群から取り出され、有効電
力変化の開始前の調節のそのつどの動作点に存在する、
有効電力に対する順変換装置制御角または逆変換装置消
弧角の変化速度に相当する。1つの適切な調節方向を発
生するためには、1つのこのような動作点に関係する増
幅率による有効電力偏差の評価により形成さた第1の予
制御量を負の符号で調節器R9の出力信号に重畳すべき
であることがわかる。逆変換装置として動作している変
換装置UR2の操作量のこのような予制御により、特に
有効電力制御偏差の跳躍的な変化ΔPの際に、制御対象
を介しての両カスケード調節の結合と、そのつどの動作
点における変換装置特性曲線の勾配とに基づいて期待す
べき第2のカスケード調節の“他方”の制WtQの望ま
しくない偏差がそれに付属の無効電力調節器の操作量を
介して直接に予設定されることが特に有利に達成される
。これにより、望まれた有効電力変化によりそれ自体は
望まれずに惹起され、またそのつどの動作点に関係して
制御対象自体および無効電力調節器の動特性により事情
によってはかなり遅らされた無効電力制御偏差の生起は
、調節の望ましくない動作点においても特に中間的およ
び大きい順変換装置制御角または逆変換装置消弧角にお
いてなお安定な動作点が生じるように前もって処理され
る。さらに、第1の干割mlのそのつどの干渉の度合は
それに付属の増幅率の本発明による動作点との関係に基
づいて自動的にそのつと存在する状況に適合し得る。こ
のことを第8図および第9図面の簡単な説明する。
これについて先ず、高圧直流送電区間が定常的に動作点
APIに安定していると仮定する。これは特性曲線領域
の第8図中に示されている一部分のなかで約20%の比
較的小さい順変換装置制御角α、または逆変換装置消弧
角Twlに見い出される。ここから出発して上位の調節
器Rpの有効電力料?111PがΔP12だけ変更され
ると、前記のように、第1のカスケード調節のただ1つ
の干渉の仮定のちとに理論的に、それによって比較的小
さい望まれない無効電力偏差ΔQ12が生ずることを考
慮に入れる必要がある。しかし、このような偏差は特に
第2のカスケード調節によりΔγ12だけの消弧角変更
を介して比較的容易に補償することができる。前記のよ
うに、特性曲線領域のこの範囲内に位置する動作点は比
較的安定であり、従ってまた両カスケード調節は高圧直
流送電区間を介してわずかしか互いに結合されていない
ので、動作点移行の際に第1の干割?IIのサポート作
用はここにそれ自体として必要とされない。またそれに
応じて本発明によれば第2のカスケード調節1節の上位
の調節器の操作信号への第1の予制御量の干渉は小さい
、なぜならば、有効電力に対して順変換装置制御角また
は逆変換装置消弧角の、第1の予制御量の増幅率を定め
る変化速度は特性曲線領域のこの範囲内では小さいから
である。
APIに安定していると仮定する。これは特性曲線領域
の第8図中に示されている一部分のなかで約20%の比
較的小さい順変換装置制御角α、または逆変換装置消弧
角Twlに見い出される。ここから出発して上位の調節
器Rpの有効電力料?111PがΔP12だけ変更され
ると、前記のように、第1のカスケード調節のただ1つ
の干渉の仮定のちとに理論的に、それによって比較的小
さい望まれない無効電力偏差ΔQ12が生ずることを考
慮に入れる必要がある。しかし、このような偏差は特に
第2のカスケード調節によりΔγ12だけの消弧角変更
を介して比較的容易に補償することができる。前記のよ
うに、特性曲線領域のこの範囲内に位置する動作点は比
較的安定であり、従ってまた両カスケード調節は高圧直
流送電区間を介してわずかしか互いに結合されていない
ので、動作点移行の際に第1の干割?IIのサポート作
用はここにそれ自体として必要とされない。またそれに
応じて本発明によれば第2のカスケード調節1節の上位
の調節器の操作信号への第1の予制御量の干渉は小さい
、なぜならば、有効電力に対して順変換装置制御角また
は逆変換装置消弧角の、第1の予制御量の増幅率を定め
る変化速度は特性曲線領域のこの範囲内では小さいから
である。
いま、直接に制御角の増大により、従ってまた直接に両
カスケード11節のそれ自体は望まれない結合の増大に
より、第1の干割′atの干渉の度合も動作点とそれに
付属の増幅率との関係に基づいて増大することは本発明
による方法の1つの特別な利点である。第8図中の動作
点APIの位置と第9図中の約75@の逆変換装置消弧
角における動作点AP5とを比較すると、有効電力に対
する逆変換装置消弧角のAr5における変化速度はAr
1におけるそれよりもはるかに大きいことがわかる。従
って、たとえば八P56の有効電力変化の際に第1の予
制御量は無効電力調節器Rqの操作信号を著しく強く予
制御する。しかし、このことはまさに特性曲線領域のこ
の範囲内で特別に必要である。なぜならば、前記のよう
に、第1のカスケードw節のただ1つの動作の際の有効
電力変化ΔP56は理論的に非常に大きい望まれない無
効電力制御偏差ΔQ56を発生するからである。
カスケード11節のそれ自体は望まれない結合の増大に
より、第1の干割′atの干渉の度合も動作点とそれに
付属の増幅率との関係に基づいて増大することは本発明
による方法の1つの特別な利点である。第8図中の動作
点APIの位置と第9図中の約75@の逆変換装置消弧
角における動作点AP5とを比較すると、有効電力に対
する逆変換装置消弧角のAr5における変化速度はAr
1におけるそれよりもはるかに大きいことがわかる。従
って、たとえば八P56の有効電力変化の際に第1の予
制御量は無効電力調節器Rqの操作信号を著しく強く予
制御する。しかし、このことはまさに特性曲線領域のこ
の範囲内で特別に必要である。なぜならば、前記のよう
に、第1のカスケードw節のただ1つの動作の際の有効
電力変化ΔP56は理論的に非常に大きい望まれない無
効電力制御偏差ΔQ56を発生するからである。
非常に類僚した仕方で第2の予制御量の作用を説明し得
る。これは、本発明によれば、第2の増幅率による現在
存在する電圧または無効電力制御偏差ΔU/ΔQの評価
から生ずる。その値は、第8図および第9図の曲線群か
ら取り出され、制御量変化の現れる前のIll!ffの
そのつどの動作点に存在する、無効電力に対する高圧直
流送電区間の直流電流の変化速度に相当する。この場合
には、適切な調節方向を発生するために、1つのこのよ
うな動作点に関係する増幅率による無効電力制御偏差の
評価により形成さた第2の予制御量が正の符号で調節器
Rpの出力信号に重畳されなければならない、こうして
本発明による方法は、高圧直流送電区間の個々の変換装
置の操作量の適切な予制御により、それに付属のカスケ
ード調節を、高圧直流送電区間の調節の特性曲線領域の
第8図および第9図中に示されている両一部分のなかで
従来の“安定性直線″SGの上側にも位置している各任
意の動作点が安定に設定され得るように、減結合するこ
とを可能にする。
る。これは、本発明によれば、第2の増幅率による現在
存在する電圧または無効電力制御偏差ΔU/ΔQの評価
から生ずる。その値は、第8図および第9図の曲線群か
ら取り出され、制御量変化の現れる前のIll!ffの
そのつどの動作点に存在する、無効電力に対する高圧直
流送電区間の直流電流の変化速度に相当する。この場合
には、適切な調節方向を発生するために、1つのこのよ
うな動作点に関係する増幅率による無効電力制御偏差の
評価により形成さた第2の予制御量が正の符号で調節器
Rpの出力信号に重畳されなければならない、こうして
本発明による方法は、高圧直流送電区間の個々の変換装
置の操作量の適切な予制御により、それに付属のカスケ
ード調節を、高圧直流送電区間の調節の特性曲線領域の
第8図および第9図中に示されている両一部分のなかで
従来の“安定性直線″SGの上側にも位置している各任
意の動作点が安定に設定され得るように、減結合するこ
とを可能にする。
以下には第1図ないし第5図により、本発明による方法
を実施するための有利な装置を説明する。
を実施するための有利な装置を説明する。
第1図の回路によれば、上位の有効電力調節器Rpの入
力端は上位の無効電力調節器Rqの出力端と第1の特性
曲線発生器KGIを介して、また上位の無効電力調節器
RQの入力端は上位の有効電力調節器RPの出力端と第
2の特性曲線発生器KG2を介して結合されている。そ
の際に発生器KG1の出力端における第1の予制御量は
参照符号ΔαWRを付されており、また無効電力調節器
Rqの出力端に形成された消弧角目標値T0または逆変
換装置制御角αWRに特に1つの差し引き点6を介して
負の符号で重畳される。相応に、発生器KG2の出力端
における第2の予制御量は参照符号ΔIdVを付されて
おり、また有効電力調節器Rpの出力端における直流電
流目標値1d”に特に1つの差し引き点5を介して正の
符号で重畳される。
力端は上位の無効電力調節器Rqの出力端と第1の特性
曲線発生器KGIを介して、また上位の無効電力調節器
RQの入力端は上位の有効電力調節器RPの出力端と第
2の特性曲線発生器KG2を介して結合されている。そ
の際に発生器KG1の出力端における第1の予制御量は
参照符号ΔαWRを付されており、また無効電力調節器
Rqの出力端に形成された消弧角目標値T0または逆変
換装置制御角αWRに特に1つの差し引き点6を介して
負の符号で重畳される。相応に、発生器KG2の出力端
における第2の予制御量は参照符号ΔIdVを付されて
おり、また有効電力調節器Rpの出力端における直流電
流目標値1d”に特に1つの差し引き点5を介して正の
符号で重畳される。
たとえば有効電力目標値P0の跳躍的変化により惹起さ
れる動作点変化ΔAPIは第1図による実施例では第1
の特性曲線発生器KGIのなかに格納されている動作点
に関係する第1の予制御量ΔαWRに対する第1の増幅
率による有効電力制御偏差ΔPの評価により処理される
。その際に特性曲線発生器は増幅率を、理想的な無負荷
直流電圧υdlおよび直流電流1dの積を基準とする、
好ましくは有効電力Pが調節されるべき系統のなかの電
圧と電流との間の負荷角φの正弦関数の形でシミュレー
トする。1つの別の有利な実施例では、理想的な無負荷
直流電圧および直流電流に対して、好ましくは動作範囲
の中央で特に定格動作点の付近に位置する値を有する定
数が仮定され得る。こうして第1の予制御量の干渉の度
合は主として負荷角の正弦関数に関係している。たとえ
ば高圧直流送電区間のなかの1つの変換装置に対する特
性曲線領域の第8図および第9図中に示されている一部
分かられかるように、この関数は約5″の最小値から約
80°の大きい値までの順変換装置制御角または逆変換
装置消弧角の変化の際に0よりもわずかに大きい値から
1よりもわずかに小さい値に増大する。こうして本発明
により形成される第1の増幅率は、第1の予制御量Δ、
α、が小さい逆変換装置制御角においてほぼ不作用であ
り、またそれらの完全な干渉にまさに安定性直線SGの
上側に位置する動作点において中間的および太きい逆変
換装置制御角において到達することを特に有利な仕方で
可能にする0本発明の1つの別の有利な実施例では、高
圧直流送電区間のこれまで一定と仮定された直流電流1
dを実際に存在する実際値に追従させることも可能であ
る。こうして第8図または第9図の特性曲線領域のなか
の実際に存在する動作点への第1の特性曲線発生器KG
Iのなかの第1の増幅率のなお一層細かい適合が達成さ
れる。
れる動作点変化ΔAPIは第1図による実施例では第1
の特性曲線発生器KGIのなかに格納されている動作点
に関係する第1の予制御量ΔαWRに対する第1の増幅
率による有効電力制御偏差ΔPの評価により処理される
。その際に特性曲線発生器は増幅率を、理想的な無負荷
直流電圧υdlおよび直流電流1dの積を基準とする、
好ましくは有効電力Pが調節されるべき系統のなかの電
圧と電流との間の負荷角φの正弦関数の形でシミュレー
トする。1つの別の有利な実施例では、理想的な無負荷
直流電圧および直流電流に対して、好ましくは動作範囲
の中央で特に定格動作点の付近に位置する値を有する定
数が仮定され得る。こうして第1の予制御量の干渉の度
合は主として負荷角の正弦関数に関係している。たとえ
ば高圧直流送電区間のなかの1つの変換装置に対する特
性曲線領域の第8図および第9図中に示されている一部
分かられかるように、この関数は約5″の最小値から約
80°の大きい値までの順変換装置制御角または逆変換
装置消弧角の変化の際に0よりもわずかに大きい値から
1よりもわずかに小さい値に増大する。こうして本発明
により形成される第1の増幅率は、第1の予制御量Δ、
α、が小さい逆変換装置制御角においてほぼ不作用であ
り、またそれらの完全な干渉にまさに安定性直線SGの
上側に位置する動作点において中間的および太きい逆変
換装置制御角において到達することを特に有利な仕方で
可能にする0本発明の1つの別の有利な実施例では、高
圧直流送電区間のこれまで一定と仮定された直流電流1
dを実際に存在する実際値に追従させることも可能であ
る。こうして第8図または第9図の特性曲線領域のなか
の実際に存在する動作点への第1の特性曲線発生器KG
Iのなかの第1の増幅率のなお一層細かい適合が達成さ
れる。
相応の仕方で、たとえば無効電力目標値Q0の跳躍的変
化により惹起される動作点変化ΔAP2が無効電力調節
器Rqの入力端における無効電力制W偏差ΔQの評価に
より有効電力調節器Rpの操作信号に対する第2の予制
御量ΔIdVに対する第2の特性曲線発生器KG2を介
して処理される。その際に第2の特性曲線発生器を介し
て用意された、第2の予制御量ΔIdVに対する動作点
に関係する増幅率は、好ましくは無効電力が調節される
べき系統のなかの電圧と電流との間の負荷角φの、理想
的な無負荷直流電圧Udlを基準とする正弦関数により
シミユレートされる。またこの際に、1つの別の実施例
で理想的な無負荷直流電圧に対して、好ましくは動作範
囲の中央、特に定格動作点に位置する1つの定数を予め
与えることはを利である。こうして第2の予制御量も主
として負荷角の正弦関数に関係しており、また中間的お
よび大きい逆変換装置消弧角における干渉の最大可能な
度合を達成する。
化により惹起される動作点変化ΔAP2が無効電力調節
器Rqの入力端における無効電力制W偏差ΔQの評価に
より有効電力調節器Rpの操作信号に対する第2の予制
御量ΔIdVに対する第2の特性曲線発生器KG2を介
して処理される。その際に第2の特性曲線発生器を介し
て用意された、第2の予制御量ΔIdVに対する動作点
に関係する増幅率は、好ましくは無効電力が調節される
べき系統のなかの電圧と電流との間の負荷角φの、理想
的な無負荷直流電圧Udlを基準とする正弦関数により
シミユレートされる。またこの際に、1つの別の実施例
で理想的な無負荷直流電圧に対して、好ましくは動作範
囲の中央、特に定格動作点に位置する1つの定数を予め
与えることはを利である。こうして第2の予制御量も主
として負荷角の正弦関数に関係しており、また中間的お
よび大きい逆変換装置消弧角における干渉の最大可能な
度合を達成する。
第2図には、第1図の本発明による調節回路の1つの別
の有利な実施例が示されている。その際に動作点変化Δ
API/ΔAP2は従来のようにそれに付属の上位の調
節器の入力端における相応の制御偏差の評価により検出
されない、それどころかそのつどの上位の!l1lif
f器の出力信号1d”またはT*/αWRは、微分およ
び遅れ伝達特性(“D −Tr ”要素)を有する追加
的な特性曲線発生器DVZIまたはDVZ2を介して導
かれ、また入力量としてそのつどの特性曲線発生器KG
IまたはKO2に与えられる。上位の調節器Rpおよび
RQは一般に比例−積分伝達特性を有する(“PI調節
部器′)ので、その伝達特性はそれぞれ後に接続されて
いるD −T を要素によりほぼ補償される。こうして
、そのつどの特性曲線発生器に、そのつどの制御偏差に
ほぼ相応する入力信号が供給される。しかし、本発明の
この実施例は、上位の調節器の一つの入力端における制
御量が直接にそれに付属の特性曲線発生器を介して上位
の調節器の他のものの操作信号に作用しないという特別
な利点を有する。それどころか、この場合には、そのつ
どの上位の調節器RpまたはRqの“ダンピングされた
伝達特性がその中間に接続されている。特に追加的な特
性曲線発生器DVZIまたはDVZ2に対する増幅率の
適当な選定により、この仕方で特に有利に、高圧直流送
電区間を介して閉じる追加的な、場合によっては比較的
ダンピングされない制御ループが回避され得る。
の有利な実施例が示されている。その際に動作点変化Δ
API/ΔAP2は従来のようにそれに付属の上位の調
節器の入力端における相応の制御偏差の評価により検出
されない、それどころかそのつどの上位の!l1lif
f器の出力信号1d”またはT*/αWRは、微分およ
び遅れ伝達特性(“D −Tr ”要素)を有する追加
的な特性曲線発生器DVZIまたはDVZ2を介して導
かれ、また入力量としてそのつどの特性曲線発生器KG
IまたはKO2に与えられる。上位の調節器Rpおよび
RQは一般に比例−積分伝達特性を有する(“PI調節
部器′)ので、その伝達特性はそれぞれ後に接続されて
いるD −T を要素によりほぼ補償される。こうして
、そのつどの特性曲線発生器に、そのつどの制御偏差に
ほぼ相応する入力信号が供給される。しかし、本発明の
この実施例は、上位の調節器の一つの入力端における制
御量が直接にそれに付属の特性曲線発生器を介して上位
の調節器の他のものの操作信号に作用しないという特別
な利点を有する。それどころか、この場合には、そのつ
どの上位の調節器RpまたはRqの“ダンピングされた
伝達特性がその中間に接続されている。特に追加的な特
性曲線発生器DVZIまたはDVZ2に対する増幅率の
適当な選定により、この仕方で特に有利に、高圧直流送
電区間を介して閉じる追加的な、場合によっては比較的
ダンピングされない制御ループが回避され得る。
第3図には、本発明による装置の1つの別の有利な実施
例が示されている。その際に、増幅率としての役割をす
る、負荷角の正弦関数と理想的な無負荷電圧Udlとの
比は1つの別の特性曲線発生器KG3のなかで有効電力
目標値P*に関係して1つの下降する直線状の特性曲線
の形態で近似される。この実施例は、負荷角の実際値が
別に検出される必要がないという特別な利点を有する。
例が示されている。その際に、増幅率としての役割をす
る、負荷角の正弦関数と理想的な無負荷電圧Udlとの
比は1つの別の特性曲線発生器KG3のなかで有効電力
目標値P*に関係して1つの下降する直線状の特性曲線
の形態で近似される。この実施例は、負荷角の実際値が
別に検出される必要がないという特別な利点を有する。
こうして第1の予制御量ΔαWRはこの場合には2つの
乗算器M1およびM3による特性曲線発生器KG3の出
力信号と有効電力変化ΔPを介して検出された動作点変
化ΔAPIおよび高圧直流送電区間の直流電流!dの逆
数値との乗算により生ずる。非常に頬僚した仕方で第2
の予制御量ΔIdVは1つの別の乗算!@M2による特
性曲線発生器KG3の出力信号と無効電力変化ΔQを介
して検出された動作点変化ΔAP2との乗算により生ず
る。もちろん、第3図に示されている実施例においても
、動作点変化ΔAPIおよびΔAP2は第2図の回路に
相応して追加的なり−T、要素DVZlおよびDVZ2
を介して上位の調節器の出力端から取り出され得る。
乗算器M1およびM3による特性曲線発生器KG3の出
力信号と有効電力変化ΔPを介して検出された動作点変
化ΔAPIおよび高圧直流送電区間の直流電流!dの逆
数値との乗算により生ずる。非常に頬僚した仕方で第2
の予制御量ΔIdVは1つの別の乗算!@M2による特
性曲線発生器KG3の出力信号と無効電力変化ΔQを介
して検出された動作点変化ΔAP2との乗算により生ず
る。もちろん、第3図に示されている実施例においても
、動作点変化ΔAPIおよびΔAP2は第2図の回路に
相応して追加的なり−T、要素DVZlおよびDVZ2
を介して上位の調節器の出力端から取り出され得る。
さらに第5図により、負の傾斜を有する直線特性曲線が
特性曲線発生器KG3のなかでどのようにして特に有利
な仕方で形成され得るかを簡単に説明する。そのために
第5図には、定格値P、を基準とする有効電力目標値P
1に対する負荷角φの正弦関数の経過が、同じく有効電
力定格値を基準とする無効電力Qの複数の値に対して示
されている。実際に高圧直流送電区間は好ましくは約5
0%の基準無効電力値で運転されるので、第5図には特
にQ/PH=0.4または0.5および0.6に対する
sinφの3つの経過が示されている。1つの可能な実
施例では負荷角の正弦関数が、第5図中に鎖線で記入さ
れている直線KG3Aにより近似され得る。既に第8図
および第9図により詳細に説明したように、カスケード
調節の減結合のための予制御量の干渉は特に中間的およ
び大きい逆変換装置消弧角において、すなわち45°よ
りも大きい値を有する負荷角φにおいて必要とされる。
特性曲線発生器KG3のなかでどのようにして特に有利
な仕方で形成され得るかを簡単に説明する。そのために
第5図には、定格値P、を基準とする有効電力目標値P
1に対する負荷角φの正弦関数の経過が、同じく有効電
力定格値を基準とする無効電力Qの複数の値に対して示
されている。実際に高圧直流送電区間は好ましくは約5
0%の基準無効電力値で運転されるので、第5図には特
にQ/PH=0.4または0.5および0.6に対する
sinφの3つの経過が示されている。1つの可能な実
施例では負荷角の正弦関数が、第5図中に鎖線で記入さ
れている直線KG3Aにより近似され得る。既に第8図
および第9図により詳細に説明したように、カスケード
調節の減結合のための予制御量の干渉は特に中間的およ
び大きい逆変換装置消弧角において、すなわち45°よ
りも大きい値を有する負荷角φにおいて必要とされる。
この理由から実際には、sinφに近似する直線の勾配
は場合によってはより大きくも選定され得る。第5図に
はこのような直線が11線で記入されており、また参照
符号KG3Bを付されている。この直線は、予制御量Δ
αWRおよびΔIdVが、約50%の基準無効電力値お
よび45@よりも大きい負荷角を有する動作点に、すな
わち第5図に破線で記入されている垂直な分離線■の右
側に位置し、もはや作用しないように選定されている。
は場合によってはより大きくも選定され得る。第5図に
はこのような直線が11線で記入されており、また参照
符号KG3Bを付されている。この直線は、予制御量Δ
αWRおよびΔIdVが、約50%の基準無効電力値お
よび45@よりも大きい負荷角を有する動作点に、すな
わち第5図に破線で記入されている垂直な分離線■の右
側に位置し、もはや作用しないように選定されている。
最後に第4図には、本発明による装置の別の有利な実施
例が示されている。その際に再び動作点変化ΔAPIお
よびΔAP2は第2図の回路に相応して!IJIff器
出力量の評価により追加的な特性曲線発生器DVZIお
よびDVZ2を介して検出され、また第3図によるその
つどの予制御量の形成のために第1または第2の乗算器
M1またはM2に供給される。第4図の実施例では、予
制御量の形成のために必要な動作点に関係する増幅率は
特に有利に2つの特性曲線発生器KG3およびKO2の
なかで有効電力目標値P0に関係して分離されて特に相
異なる負の傾斜を有する2つの直線特性曲線の形態でシ
ミュレートされる。その際に特性曲線発生器KG3は特
性曲線発生器KG2に準拠して、また第3図の回路の特
性曲線発生器KG3に相応して、理想的な無負荷直流電
圧Udiを基準とする負荷角の正弦関数を近似する。特
性曲線発生器KC4は第1図または第2図中の回路の特
性曲線発生器KGIに準拠して、理想的無負荷直流電圧
および高圧直流送電区間の直流電流の積を基準とする負
荷角の正弦関数をシミュレートする。
例が示されている。その際に再び動作点変化ΔAPIお
よびΔAP2は第2図の回路に相応して!IJIff器
出力量の評価により追加的な特性曲線発生器DVZIお
よびDVZ2を介して検出され、また第3図によるその
つどの予制御量の形成のために第1または第2の乗算器
M1またはM2に供給される。第4図の実施例では、予
制御量の形成のために必要な動作点に関係する増幅率は
特に有利に2つの特性曲線発生器KG3およびKO2の
なかで有効電力目標値P0に関係して分離されて特に相
異なる負の傾斜を有する2つの直線特性曲線の形態でシ
ミュレートされる。その際に特性曲線発生器KG3は特
性曲線発生器KG2に準拠して、また第3図の回路の特
性曲線発生器KG3に相応して、理想的な無負荷直流電
圧Udiを基準とする負荷角の正弦関数を近似する。特
性曲線発生器KC4は第1図または第2図中の回路の特
性曲線発生器KGIに準拠して、理想的無負荷直流電圧
および高圧直流送電区間の直流電流の積を基準とする負
荷角の正弦関数をシミュレートする。
第6図にはsinφ/UdiXIdの比が再び定格動作
点P’sを基準とする3つの無効電力値Q=0.4また
は0.5および0.6に対して示されている。その際に
、図面を見易くするため、理想的な無負荷直流電圧Ud
iおよび高圧直流送電区間の直流電流1dはそのつどの
定格動作値Ud、またはId、Iを基準として示されて
いる。その際に特性曲線発生器KG4に対する1つの特
に有利な“下降する”直線特性曲線は鎖線で示されてお
り、また参照符号KG4Aを付されている0両カスケー
ド調節の所望の減結合は、特性曲線発生器KG3に対し
て第5図の特性曲線KG3Aに近似的に相応する負の傾
斜を有する下降する特性曲線が、また特性曲線発生器K
G4に対して第5図の特性曲線KG4Aに近(9的に相
応する負の傾斜を有する下降する特性曲線が選定される
ならば、第4図の本発明による回路により特に有利な仕
方で達成される。
点P’sを基準とする3つの無効電力値Q=0.4また
は0.5および0.6に対して示されている。その際に
、図面を見易くするため、理想的な無負荷直流電圧Ud
iおよび高圧直流送電区間の直流電流1dはそのつどの
定格動作値Ud、またはId、Iを基準として示されて
いる。その際に特性曲線発生器KG4に対する1つの特
に有利な“下降する”直線特性曲線は鎖線で示されてお
り、また参照符号KG4Aを付されている0両カスケー
ド調節の所望の減結合は、特性曲線発生器KG3に対し
て第5図の特性曲線KG3Aに近似的に相応する負の傾
斜を有する下降する特性曲線が、また特性曲線発生器K
G4に対して第5図の特性曲線KG4Aに近(9的に相
応する負の傾斜を有する下降する特性曲線が選定される
ならば、第4図の本発明による回路により特に有利な仕
方で達成される。
第1図は高圧直流送電区間に対する本発明による調節装
置の1つの実施例を示す図、第2図は第1図の1lli
ffl装置の本発明による1つの別の実施例を示す図、
第3図は高圧直流送電区間に対する本発明による調節装
置の1つの別の実施例を示す図、第4図は第3図の調節
装置の本発明による1つの別の実施例を示す図、第5図
は系統の一方のなかの電流と電圧との間の位相ずれ角の
サイン関数を示す図、第6図は系統の一方のなかの電流
と電圧との間の位相ずれ角の、理想的な直流電圧および
直流電流を基準とするサイン関数を示す図、第7図は高
圧直流送電区間の変換装置に影響するための1つの公知
の11節構造を示す図、第8図は小さいおよび中間的な
制御角で動作する変換装置に対してパラメータ(存効電
力、無効電力、直流電流および制御角)の間の関係を示
す特性曲線領域の一部分を示す図、第9図は中間的およ
び大きい制御角で動作する変換装置に対して第8図に相
応する特性曲線領域の一部分を示す図である。 A、B・・・電気エネルギー供給系統 DVZISDVZ2・・・微分−遅れ要素KGI〜KG
4・・・特性曲線発生器 Ld・・・平滑化インダクタンス Ml〜M3・・・差し引き点 Rし・・直流電流調節器 RP・・・有効電力調節器 RQ・・・無効電力および系統電圧調節器R1・・・消
弧角調節器 Stl・・・順変換装置の制御装置 St2・・・逆変換装置の制御装置 UR1、UR2・・・変換装置
置の1つの実施例を示す図、第2図は第1図の1lli
ffl装置の本発明による1つの別の実施例を示す図、
第3図は高圧直流送電区間に対する本発明による調節装
置の1つの別の実施例を示す図、第4図は第3図の調節
装置の本発明による1つの別の実施例を示す図、第5図
は系統の一方のなかの電流と電圧との間の位相ずれ角の
サイン関数を示す図、第6図は系統の一方のなかの電流
と電圧との間の位相ずれ角の、理想的な直流電圧および
直流電流を基準とするサイン関数を示す図、第7図は高
圧直流送電区間の変換装置に影響するための1つの公知
の11節構造を示す図、第8図は小さいおよび中間的な
制御角で動作する変換装置に対してパラメータ(存効電
力、無効電力、直流電流および制御角)の間の関係を示
す特性曲線領域の一部分を示す図、第9図は中間的およ
び大きい制御角で動作する変換装置に対して第8図に相
応する特性曲線領域の一部分を示す図である。 A、B・・・電気エネルギー供給系統 DVZISDVZ2・・・微分−遅れ要素KGI〜KG
4・・・特性曲線発生器 Ld・・・平滑化インダクタンス Ml〜M3・・・差し引き点 Rし・・直流電流調節器 RP・・・有効電力調節器 RQ・・・無効電力および系統電圧調節器R1・・・消
弧角調節器 Stl・・・順変換装置の制御装置 St2・・・逆変換装置の制御装置 UR1、UR2・・・変換装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)2つの電気系統が特にショートカップリングとして
構成された高圧直流送電区間を介して結ばれており、各
系統が制御可能な変換装置を介して高圧直流送電区間に
接続されており、変換装置の一方が順変換装置として、
また他方が逆変換装置として使用され、2つの電気系統
の間の有効および無効電力伝送を調節するための方法で
あって、順変換装置として使用されている変換装置の制
御装置に対する制御角操作量が高圧直流送電区間の直流
電流に対する下位の電流調節器から予め与えられ、下位
の電流調節器に対する目標値が系統の一方の有効電力に
対する上位の電力調節器から予め与えられ、また逆変換
装置として使用されている変換装置の制御装置に対する
制御角操作量が系統の一方の電圧または無効電力に対す
る上位の調節器から予め与えられる方法において、上位
の電圧または無効電力調節器(Rq)の出力信号に、そ
のつどの動作点で逆変換装置として使用されている変換
装置(UR2)に対する制御角(α_W_R)の、有効
電力の変化に対する変化速度と、現在の有効電力制御偏
差(ΔP)とに関係している第1の予制御量(Δα_W
_R)が負の符号で重畳され、また上位の有効電力調節
器(Rp)の出力信号に、そのつどの動作点で電圧また
は無効電力の変化に対する直流電流実際値(Id)の変
化速度と、現在の電圧または無効電力制御偏差(ΔU/
ΔQ)とに関係している別の予制御量(ΔIdV)が重
畳されることを特徴とする電気系統間の有効および無効
電力調節方法。 2)逆変換装置として使用されている変換装置(UR2
)に対する制御角操作量(α_W_R)が下位の消弧角
調節器(R1)から予め与えられ、またその消弧角目標
値(γ^*)が上位の電圧または無効電力調節器(Rq
)から予め与えられることを特徴とする請求項1記載の
方法。 3)2つの電気系統が高圧直流送電区間を介して結ばれ
ており、各系統が制御可能な変換装置を介して高圧直流
送電区間に接続されており、変換装置の一方が順変換装
置として、また他方が逆変換装置として使用されて、2
つの電気系統の間の有効および無効電力伝送を調節する
ための装置であって、 a)順変換装置として使用されている変換装置の制御装
置に対する制御角操作量を予め与える、高圧直流送電区
間の直流電流に対する下位の電流調節器と、 b)下位の電流調節器に対する目標値を予め与える、系
統の一方の有効電力に対する上位の電力調節器と、 c)逆変換装置として使用されている変換装置の制御装
置に対する制御角操作量を予め与える、系統の一方の電
圧または無効電力に対する上位の調節器とを有する装置
において、d)上位の有効電力調節器(Rp)の入力端
における制御偏差(ΔP)を、理想的な無負荷直流電圧
および直流電流の積(Udi×Id)を基準とする系統
の1つのなかの電圧と電流との間の位相ずれ角の正弦関
数(sinφ)により評価し、また上位の電圧または無
効電力調節器(Rq)の出力信号に第1の予制御量(Δ
α_W_R)として負の符号で重畳する第1の特性曲線
発生器(KG1)と、 e)上位の電圧または無効電力調節器(Rq)の入力端
における制御偏差(ΔQ)を、理想的な無負荷直流電圧
(Udi)を基準とする系統の1つのなかの電圧と電流
との間の位相ずれ角の正弦関数(sinφ)により評価
し、また上位の有効電力調節器(Rp)の出力信号(I
d^*)に第2の予制御量(ΔIdV)として重畳する
第2の特性曲線発生器(KG2)と を有することを特徴とする電気系統間の有効および無効
電力調節装置。 4)2つの電気系統が高圧直流送電区間を介して結ばれ
ており、各系統が制御可能な変換装置を介して高圧直流
送電区間に接続されており、変換装置の一方が順変換装
置として、また他方が逆変換装置として使用され、2つ
の電気系統の間の有効および無効電力伝送を調節するた
めの装置であって、 a)順変換装置として使用されている変換装置の制御装
置に対する制御角操作量を予め与える、高圧直流送電区
間の直流電流に対する下位の電流調節器と、 b)下位の電流調節器に対する目標値を予め与える、系
統の一方の有効電力に対する上位の電力調節器と、 c)逆変換装置として使用されている変換装置の制御装
置に対する制御角操作量を予め与える、系統の一方の電
圧または無効電力に対する上位の調節器とを有する装置
において、d)理想的な無負荷直流電圧(Udi)を基
準とする系統の1つのなかの電圧と電流との間の位相ず
れ角の正弦関数(sinφ)を有効電力目標値(P^*
)に関係して、負の傾斜を有する直線の形態で入力量と
して近似する第3の特性曲線発生器(KG3)と、 e)第3の特性曲線発生器(KG3)の出力信号と入力
量としての直流電流(Id)の逆数値とに対する第3の
乗算器(M3)と、f)上位の有効電力調節器(Rp)
の入力端における制御偏差(ΔP)と入力量としての第
3の乗算器(M3)の出力信号とから第1の予制御量(
Δα_W_R)を形成し、また上位の電圧または無効電
力調節器(Rq)の出力信号に負の符号で重畳する第1
の乗算器(M1)と、 g)上位の電圧または無効電力調節器(Rq)の入力端
における制御偏差(ΔQ)と入力量としての第3の特性
曲線発生器(KG3)の出力信号とから第2の予制御量
(ΔIdV)を形成し、また上位の有効電力調節器(R
p)の出力信号に重畳する第2の乗算器(M2)と を有することを特徴とする電気系統間の有効および無効
電力調節装置。 5)2つの電気系統が高圧直流送電区間を介して結ばれ
ており、各系統が制御可能な変換装置を介して高圧直流
送電区間に接続されており、変換装置の一方が順変換装
置として、また他方が逆変換装置として使用され、2つ
の電気系統の間の有効および無効電力伝送を調節するた
めの装置であって、 a)順変換装置として使用されている変換装置の制御装
置に対する制御角操作量を予め与える、高圧直流送電区
間の直流電流に対する下位の電流調節器と、 b)下位の電流調節器に対する目標値を予め与える、系
統の一方の有効電力に対する上位の電力調節器と、 c)逆変換装置として使用されている変換装置の制御装
置に対する制御角操作量を予め与える、系統の一方の電
圧または無効電力に対する上位の調節器とを有する装置
において、d)理想的な無負荷直流電圧(Udi)を基
準とする系統の1つのなかの電圧と電流との間の位相ず
れ角の正弦関数(sinφ)を有効電力目標値(P^*
)に関係して、負の傾斜を有する直線の形態で入力量と
して近似する第3の特性曲線発生器(KG3)と、 e)理想的な無負荷直流電圧および直流電流の積(Ud
i×Id)を基準とする系統の1つのなかの電圧と電流
との間の位相ずれ角の正弦関数(sinφ)を有効電力
目標値(P^*)に関係して、負の傾斜を有する直線の
形態で入力量として近似する第4の特性曲線発生器(K
G4)と、 f)上位の有効電力調節器(Rp)の入力端における制
御偏差(ΔP)と入力量としての第4の特性曲線発生器
(KG4)の出力信号とから第1の予制御量(Δα_W
_R)を形成し、また上位の電圧または無効電力調節器
(Rq)の出力信号に負の符号で重畳する第1の乗算器
(M1)と、 g)上位の電圧または無効電力調節器(Rq)の入力端
における制御偏差(ΔQ)と入力量としての第3の特性
曲線発生器(KG3)の出力信号とから第2の予制御量
(ΔIdV)を形成し、また上位の有効電力調節器(R
p)の出力信号に重畳する第2の乗算器(M2)と を有することを特徴とする電気系統間の有効および無効
電力調節装置。 6)逆変換装置として使用されている変換装置(UR2
)の制御装置(St2)に対する制御角操作量(α_W
_R)を予め与え、またその消弧角目標値(γ^*)が
上位の電圧または無効電力調節器(Rq)から予め与え
られる下位の消弧角調節器(R1)を有することを特徴
とする請求項3ないし5の1つに記載の調節装置。 7)それぞれ上位の有効電力調節器(Rp)および電圧
または無効電力調節器(Rq)の出力信号をそれぞれの
調節器入力端における制御偏差の代わりに第1および第
2の特性曲線発生器(KG1、KG2)または第1およ
び第2の乗算器(M1、M2)に入力量として供給する
、微分および遅れ特性を有する各1つの第5および第6
の特性曲線発生器(DVZ1、DVZ2)を有すること
を特徴とする請求項3ないし5の1つに記載の調節装置
。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3743997.9 | 1987-12-23 | ||
DE19873743997 DE3743997A1 (de) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | Verfahren und vorrichtung zur entkopplung der wirk- und blindleistungsregelung bei einer zwei netze verbindenden hochspannungs-gleichstrom-uebertragungsstrecke |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01209928A true JPH01209928A (ja) | 1989-08-23 |
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