JPH01193149A - カム頂点位置割出方法及びその制御装置 - Google Patents
カム頂点位置割出方法及びその制御装置Info
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- JPH01193149A JPH01193149A JP1719388A JP1719388A JPH01193149A JP H01193149 A JPH01193149 A JP H01193149A JP 1719388 A JP1719388 A JP 1719388A JP 1719388 A JP1719388 A JP 1719388A JP H01193149 A JPH01193149 A JP H01193149A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 13
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、曲面の輪郭線を有するカムなどの工作物の
頂点位置を決めるカム頂点位置割出方法及びその制御装
置である。更に詳しくは、カムの従動節のリフト量が最
大であるカム頂点位置を割出すカム頂点位置割出方法及
びその制御装置に関する。
頂点位置を決めるカム頂点位置割出方法及びその制御装
置である。更に詳しくは、カムの従動節のリフト量が最
大であるカム頂点位置を割出すカム頂点位置割出方法及
びその制御装置に関する。
[従来技術]
カムの種類は種々知られているが、例えば円弧と直線の
接線を接続して作られた接線カムがある。接線カムの加
工法は、切削、研削加工など各種の加工法が知られてい
るが、フライス盤、ターニングセンタ(旋盤でミーリン
グ加工ができるもの)などでミーリングカッタでその外
周、内周を切削する加工方法がある0例えば、調造され
た黒皮の素材からターニングセンタで接線カムのキー溝
を削る場合、基礎内部分と従動節の変位量が最大の位置
である頂点部分とを区別して、位置決めし切削加工しな
ければ、加工代が充分にとれない。
接線を接続して作られた接線カムがある。接線カムの加
工法は、切削、研削加工など各種の加工法が知られてい
るが、フライス盤、ターニングセンタ(旋盤でミーリン
グ加工ができるもの)などでミーリングカッタでその外
周、内周を切削する加工方法がある0例えば、調造され
た黒皮の素材からターニングセンタで接線カムのキー溝
を削る場合、基礎内部分と従動節の変位量が最大の位置
である頂点部分とを区別して、位置決めし切削加工しな
ければ、加工代が充分にとれない。
従来、この頂点位置を割出しのため、工具主軸にタッチ
センサを付けて接線カム側へ除々に近づけながら、接線
カムを加工の送り速度程度でゆっくり何回も回しくC軸
線を中心に)、タッチセンサが接触した角度位置を頂点
(C軸線の角度位置で)と定めている。
センサを付けて接線カム側へ除々に近づけながら、接線
カムを加工の送り速度程度でゆっくり何回も回しくC軸
線を中心に)、タッチセンサが接触した角度位置を頂点
(C軸線の角度位置で)と定めている。
特開昭63−2651号公報には、変位計センサによっ
て工作物の偏心量を計測し、その始点角度位置を終点角
度位置のそれぞれの偏心距離が等しくなる角度を検出し
て、その角度中心を頂点と判断する偏心軸の偏心位置自
動検出方法が記載されている。
て工作物の偏心量を計測し、その始点角度位置を終点角
度位置のそれぞれの偏心距離が等しくなる角度を検出し
て、その角度中心を頂点と判断する偏心軸の偏心位置自
動検出方法が記載されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、接線カムを切削送り速度で何度もC軸線を中心
に回すので、頂点を計測するには時間がかかる。前記特
開昭63−2651号公報には変位計センサを工作物に
接触させて偏心量を検出するので、変位形センサの計測
範囲を越えて計測することができない、したがって、偏
心量が大きい工作物の頂点位置は検出できない。また、
黒皮など形状のばらつきの多い工作物には適用できない
。
に回すので、頂点を計測するには時間がかかる。前記特
開昭63−2651号公報には変位計センサを工作物に
接触させて偏心量を検出するので、変位形センサの計測
範囲を越えて計測することができない、したがって、偏
心量が大きい工作物の頂点位置は検出できない。また、
黒皮など形状のばらつきの多い工作物には適用できない
。
本発明の目的は、カムなどの曲面を有する工作物の頂点
を短時間で割出すためのカム頂点位置割出方法及びその
制御装置を提供することにある。
を短時間で割出すためのカム頂点位置割出方法及びその
制御装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、偏心量の大きい突起を有する工作
物の突起位置を割出すためのカム頂点位置割出方法及び
その制御装置を提供することにある。
物の突起位置を割出すためのカム頂点位置割出方法及び
その制御装置を提供することにある。
[前記課題を解決するための手段]
第1の発明は、曲面を有するカムなどの被加工物の頂点
位置をタッチセンサで検出する方法において、前記タッ
チセンサを前記被加工物の外周に位置させする工程と、
前記被加工物を正転させる正転工程と、該正転工程によ
り前記被加工物の輪郭線の第1点を検出する第1の検出
工程と、該第1の検出工程で前記第1点を検出した後前
記被加工物を逆転させて輪郭線の第2点を検出する第2
の検出工程と、前記第1点と前記第2点の位置を演算し
て第1点と第2点の前記被加工物の回転軸の中間の角度
位置が前記輪郭線の頂点と計算して推定するカム頂点位
置割出方法である。
位置をタッチセンサで検出する方法において、前記タッ
チセンサを前記被加工物の外周に位置させする工程と、
前記被加工物を正転させる正転工程と、該正転工程によ
り前記被加工物の輪郭線の第1点を検出する第1の検出
工程と、該第1の検出工程で前記第1点を検出した後前
記被加工物を逆転させて輪郭線の第2点を検出する第2
の検出工程と、前記第1点と前記第2点の位置を演算し
て第1点と第2点の前記被加工物の回転軸の中間の角度
位置が前記輪郭線の頂点と計算して推定するカム頂点位
置割出方法である。
更に、第1の発明は、計算し推定した頂点位置が実際に
その角度位置にあるが否が前記頂点位置にタッチセンサ
を接触させて、頂点位置を確認してその計測値で補正す
る方法がより効果的である。
その角度位置にあるが否が前記頂点位置にタッチセンサ
を接触させて、頂点位置を確認してその計測値で補正す
る方法がより効果的である。
第2の発明は、第1項記載のカム頂点位置割出方法を実
施する制御装置において、前記被加工物を回転駆動させ
るサーボモータと、前記タッチセンサを駆動するサーボ
モータと、前記被加工物を回転させて前記タッチセンタ
が前記被加工物に接触した位置を検知する検知手段と、
前記第1点と、前記第2点の中間の角度位置を演算する
頂点演算部とを有することを特徴とするカム頂点位置割
出制御装置である。
施する制御装置において、前記被加工物を回転駆動させ
るサーボモータと、前記タッチセンサを駆動するサーボ
モータと、前記被加工物を回転させて前記タッチセンタ
が前記被加工物に接触した位置を検知する検知手段と、
前記第1点と、前記第2点の中間の角度位置を演算する
頂点演算部とを有することを特徴とするカム頂点位置割
出制御装置である。
[作 用]
タッチセンサを被加工物の外周に位置させて、被加工物
を正転させる。被加工物の輪郭線上の第1点をタッチセ
ンサで検出した後、被加工物を逆転させて輪郭線上の第
2点を検出し、第1点と第2点の中間の角度位置を前記
被加工物の輪郭線の頂点として、カム状の被加工物の頂
点割出方法である。
を正転させる。被加工物の輪郭線上の第1点をタッチセ
ンサで検出した後、被加工物を逆転させて輪郭線上の第
2点を検出し、第1点と第2点の中間の角度位置を前記
被加工物の輪郭線の頂点として、カム状の被加工物の頂
点割出方法である。
[実施例]
以下、本発明の好適な実施例を図面とともに説明する。
第1図に示すものは本発明の原理を示す図である。接線
カム1を例にとれば、接線カムlの輪郭線2は、半径R
の基礎円3部分と、基礎円3に対する接線4と、基礎円
3と同心の半径R。
カム1を例にとれば、接線カムlの輪郭線2は、半径R
の基礎円3部分と、基礎円3に対する接線4と、基礎円
3と同心の半径R。
の同心円5とからできている。計測するにはまず、タッ
チセンサ21の半径rの接触子21aをX軸線上でかつ
基礎円3より大きい半径位置、a点に位置させ止めてお
(、a点は、基礎円3の半径Rにαを加算したX軸線上
の位置である。(ただし、α>r)C軸を中心に接線カ
ムlを正回転させる0輪郭線2上のあるA点でタッチセ
ンサ21の接触子21aの外周が接触する。
チセンサ21の半径rの接触子21aをX軸線上でかつ
基礎円3より大きい半径位置、a点に位置させ止めてお
(、a点は、基礎円3の半径Rにαを加算したX軸線上
の位置である。(ただし、α>r)C軸を中心に接線カ
ムlを正回転させる0輪郭線2上のあるA点でタッチセ
ンサ21の接触子21aの外周が接触する。
この接触したA点のC軸の角度位置を検出し、記憶する
。次に、C軸を逆転すると、接線カム1の外周の1点で
あるB点がタッチセンサ21の接触子21aの外周に接
触しこの位置を検知する。
。次に、C軸を逆転すると、接線カム1の外周の1点で
あるB点がタッチセンサ21の接触子21aの外周に接
触しこの位置を検知する。
このA点と、B点の2等分線上に中間が接線カム1の頂
点Cがあると推定する。往復1回転以内で頂点Cの角度
位置が検出できることになる。ただし、この2等分線上
に接線カム1の頂点Cがこの位置に存在するとは限らな
い、あくまでも推定された位置である。
点Cがあると推定する。往復1回転以内で頂点Cの角度
位置が検出できることになる。ただし、この2等分線上
に接線カム1の頂点Cがこの位置に存在するとは限らな
い、あくまでも推定された位置である。
カム 1出 置−
第2図に示すものは、前記した本発明の原理をターニン
グセンタで実施する場合のカム頂点割出制御装置の機能
ブロック図である。CPUIIは、割出制御装置の中央
処理装置である。CPU11には、I10装置、メモリ
などに接続されているバス12が接続しである。端末1
3は、キーボードを備えたもので、データ、プログラム
などの、入出力と表示を行うものである。端末13は、
インターフェイス14を介してバス12に接続しである
。
グセンタで実施する場合のカム頂点割出制御装置の機能
ブロック図である。CPUIIは、割出制御装置の中央
処理装置である。CPU11には、I10装置、メモリ
などに接続されているバス12が接続しである。端末1
3は、キーボードを備えたもので、データ、プログラム
などの、入出力と表示を行うものである。端末13は、
インターフェイス14を介してバス12に接続しである
。
カム軸サーボモータ15は、接線カム1の基礎円3を中
心(C軸)として回す駆動モータである。カム軸サーボ
モータ15は、本実施例では、ターニングセンタである
ので工作物を把持、駆動する主軸モータである。X軸サ
ーボモータ18は、タッチセンサ21を駆動するもので
ある。X軸サーボモータ18は、補間器11、アンプ1
9を介して制御される。
心(C軸)として回す駆動モータである。カム軸サーボ
モータ15は、本実施例では、ターニングセンタである
ので工作物を把持、駆動する主軸モータである。X軸サ
ーボモータ18は、タッチセンサ21を駆動するもので
ある。X軸サーボモータ18は、補間器11、アンプ1
9を介して制御される。
タッチセンサ21は、インターフェイス22を介してバ
ス12に接続されている。したがって、タッチセンサ2
1の接触子21aが接線カム1を検知すると、検知した
瞬間のC軸の位置を検出できる。この検出法は、周知で
あり詳記しない、加ニブログラムメモリ23は、ターニ
ングセンタによる接線カム1の形状加工のためのプログ
ラムである。計測プログラム24は、後記する本実施例
の計測動作の詳細をプログラムしたプログラム用のメモ
リである。
ス12に接続されている。したがって、タッチセンサ2
1の接触子21aが接線カム1を検知すると、検知した
瞬間のC軸の位置を検出できる。この検出法は、周知で
あり詳記しない、加ニブログラムメモリ23は、ターニ
ングセンタによる接線カム1の形状加工のためのプログ
ラムである。計測プログラム24は、後記する本実施例
の計測動作の詳細をプログラムしたプログラム用のメモ
リである。
計測情報メモリ26は、前記したように接線カム1を計
測したデータを記憶しておくメモリである。具体的には
、前記した接線カムlの輪郭線2上の接触点であるA点
、B点、0点、及び実測された頂点位置であるD点のC
軸上の角度位置を計測、演算されるたびに一時的に記憶
するメモリである。センサ位置メモリ27は、タッチセ
ンサ21の計測のための計測位置、及びデータなどを記
憶するメモリである。前記した位置であるX軸線上のa
点(R+α)、後述するb点(R1+r)、e点(RI
+r+β)である。
測したデータを記憶しておくメモリである。具体的には
、前記した接線カムlの輪郭線2上の接触点であるA点
、B点、0点、及び実測された頂点位置であるD点のC
軸上の角度位置を計測、演算されるたびに一時的に記憶
するメモリである。センサ位置メモリ27は、タッチセ
ンサ21の計測のための計測位置、及びデータなどを記
憶するメモリである。前記した位置であるX軸線上のa
点(R+α)、後述するb点(R1+r)、e点(RI
+r+β)である。
計測設定データメモリ28は、オペレータが自由に設定
できる設定値である。接線カム1の基礎円3からa点を
算出するために適宜選択される値α(α〉r)、タッチ
センサの接触子21aの半径r、e点を算出するための
β(加工代に近い値)などである。a点演算部29は、
基礎円3の半径Rと設定された定数αを頂点の測定指令
が発せられると加算する加算装置である。
できる設定値である。接線カム1の基礎円3からa点を
算出するために適宜選択される値α(α〉r)、タッチ
センサの接触子21aの半径r、e点を算出するための
β(加工代に近い値)などである。a点演算部29は、
基礎円3の半径Rと設定された定数αを頂点の測定指令
が発せられると加算する加算装置である。
a点演算部29で加算された値aは、a黒書込手段30
でセンサ位置メモリ27の所定記憶位置に書き込まれる
。b点演算部32は、基礎円3の半径Rとタッチセンサ
21の接触子21aの半径rを加算するものである。b
点演算部32は、AND回路21からb点の計算指令が
出されると演算を開始する。b点演算部32からの計算
結果は、b点書き込み手段33に入力される。b点書き
込み手段33は、センサ位置メモリ27のb点のメモリ
位置にその値を書き込む。
でセンサ位置メモリ27の所定記憶位置に書き込まれる
。b点演算部32は、基礎円3の半径Rとタッチセンサ
21の接触子21aの半径rを加算するものである。b
点演算部32は、AND回路21からb点の計算指令が
出されると演算を開始する。b点演算部32からの計算
結果は、b点書き込み手段33に入力される。b点書き
込み手段33は、センサ位置メモリ27のb点のメモリ
位置にその値を書き込む。
e点演算部35は、同心円R,と、タッチセンサ21の
接触子21aの半径rと、設定値βを加算する演算部で
ある。e点演算部35は、e点の計算指令がAND回路
34から発せられると演算を開始する。演算結果は、e
点書き込み手段26に送られる。e点書き込み手段36
は、この計算結果をセンサ位置メモリ27のe点のメモ
リ位置にその値を書き込む。
接触子21aの半径rと、設定値βを加算する演算部で
ある。e点演算部35は、e点の計算指令がAND回路
34から発せられると演算を開始する。演算結果は、e
点書き込み手段26に送られる。e点書き込み手段36
は、この計算結果をセンサ位置メモリ27のe点のメモ
リ位置にその値を書き込む。
頂点割出油算部37は、計算指令が発せられるとA点の
角度位置とB点の角度位置の中間値である(A+B)/
2を計算する。この演算結果である0点(角度位置)は
、接線カム1の輪郭線4上の頂点である。C点書込手段
38は、計測情報メモリ26にその0点を書き込む、比
較器39は、第1回の計測値と2回目の計測値と比較す
るものである。計算した頂点位置C点と相違していれば
、第2回の計測値を新しい頂点として認定する。この検
出値は、新しい頂点Cとして計測センサ情報メモリ26
の頂点Cのメモリを書き換える。
角度位置とB点の角度位置の中間値である(A+B)/
2を計算する。この演算結果である0点(角度位置)は
、接線カム1の輪郭線4上の頂点である。C点書込手段
38は、計測情報メモリ26にその0点を書き込む、比
較器39は、第1回の計測値と2回目の計測値と比較す
るものである。計算した頂点位置C点と相違していれば
、第2回の計測値を新しい頂点として認定する。この検
出値は、新しい頂点Cとして計測センサ情報メモリ26
の頂点Cのメモリを書き換える。
左込」L剋茫 ’yo」11
第3図に示すフローチャートは、前記したカム割出制御
装置のフローチャートである。計測指令が発せられると
、カム頂点割出制御装置のa点演算部29、b点演算部
32、C点演算部35は、必要なデータをカム形状デー
タメモリ25などが引き出して演算を開始し、演算結果
をセンサ位置メモリ27に記憶させる(ステップP1)
、タッチセンサ21の接触子21aが基礎円3より大き
い位置a点に移動する(ステップP22〜P33)。
装置のフローチャートである。計測指令が発せられると
、カム頂点割出制御装置のa点演算部29、b点演算部
32、C点演算部35は、必要なデータをカム形状デー
タメモリ25などが引き出して演算を開始し、演算結果
をセンサ位置メモリ27に記憶させる(ステップP1)
、タッチセンサ21の接触子21aが基礎円3より大き
い位置a点に移動する(ステップP22〜P33)。
ステップP3で接線カム1をカム軸サーボモータ6でC
軸線を中心に回転駆動させる(ステ・ツブP4)、タッ
チセンサ21のボール21aと接線カムlの輪郭線2と
が接触をすると、タッチセンサ21がこの接触点Aの位
置すなわち、C軸線を中心とした角度位置を検知し測定
する(ステップP5〜P6)。
軸線を中心に回転駆動させる(ステ・ツブP4)、タッ
チセンサ21のボール21aと接線カムlの輪郭線2と
が接触をすると、タッチセンサ21がこの接触点Aの位
置すなわち、C軸線を中心とした角度位置を検知し測定
する(ステップP5〜P6)。
接触点Aを検知すると、直ちにカム軸サーボモータ6を
逆転させる(ステップP7)、この逆転速度は最初は早
送りし、次の接触点B近くで遅い送り回転にする。なぜ
ならば、接触点Aを検知した後、次の接触点Bはある程
度位置が予測できるためである0次々、接触点Bを前記
接触点Aと同様に検出する(ステップP8〜P9)、接
触点Aと接触点Bの中間の角度位置を接線カム1の頂点
、言い換えると同心円5の位置を接線カムの頂点角度位
置C点とみなして、接線カム1のC軸の基準角度位置を
確定する(ステップPIO〜pH)。
逆転させる(ステップP7)、この逆転速度は最初は早
送りし、次の接触点B近くで遅い送り回転にする。なぜ
ならば、接触点Aを検知した後、次の接触点Bはある程
度位置が予測できるためである0次々、接触点Bを前記
接触点Aと同様に検出する(ステップP8〜P9)、接
触点Aと接触点Bの中間の角度位置を接線カム1の頂点
、言い換えると同心円5の位置を接線カムの頂点角度位
置C点とみなして、接線カム1のC軸の基準角度位置を
確定する(ステップPIO〜pH)。
タッチセンサ21をX軸線方向の外側へ退避位置に移動
させる(ステップP1□)。接線カム1を回転させて、
接線カム1を割出しする。(ステップP13)、予め分
かっている同心円5の半径Rと、タッチセンの接触子2
1aの半径rの径を積算した位置すにタッチセンサを移
動させる(ステップP14)。接触カム1を回転駆動さ
せて、頂点角度位置Cを検出する(ステップPu5)。
させる(ステップP1□)。接線カム1を回転させて、
接線カム1を割出しする。(ステップP13)、予め分
かっている同心円5の半径Rと、タッチセンの接触子2
1aの半径rの径を積算した位置すにタッチセンサを移
動させる(ステップP14)。接触カム1を回転駆動さ
せて、頂点角度位置Cを検出する(ステップPu5)。
検出した頂点Cの座標は、予定より大きいが否か判断す
る(ステップP16)Noであれば異常なワークなので
ワークは外す(ステップP24)、予定より大きければ
、すなわち所定の最低加工代を有しているか否かの判断
である。この最低の加工代以上を有していれば、ステッ
プPI7に進み、タッチセンサ21の前記位置すより更
に外側に位置に移動させ(本例では、β−0,5mm程
度)、すなわち位置eに移動させる(ステップP17)
、接線カム1を1回転させ、タッチセンサ接触子21a
が頂点角度位置Cに接触したか否か判断する。接触した
のであれば、その接触位置を接触点りとする(ステップ
P20)。
る(ステップP16)Noであれば異常なワークなので
ワークは外す(ステップP24)、予定より大きければ
、すなわち所定の最低加工代を有しているか否かの判断
である。この最低の加工代以上を有していれば、ステッ
プPI7に進み、タッチセンサ21の前記位置すより更
に外側に位置に移動させ(本例では、β−0,5mm程
度)、すなわち位置eに移動させる(ステップP17)
、接線カム1を1回転させ、タッチセンサ接触子21a
が頂点角度位置Cに接触したか否か判断する。接触した
のであれば、その接触位置を接触点りとする(ステップ
P20)。
ステップP22でA<D<BまたはA>D>Bであるか
否か判断する。この判断がYesであれば、ステップP
23でD点を新たに頂点角度位置Cとみなす。A位置と
B位置の間にあって、前記した演算結果の頂点角度位置
Cでない位置をこの工作物の頂点角度位置Cとみなす、
この新しい頂点角度位置Cを基準に接線カム1を割出し
て(ステップP23)、接線カム1の加工を行う。また
、黒皮材工作物のようにばらつきのある形状でも、カム
頂点の位置を割出すことができる。
否か判断する。この判断がYesであれば、ステップP
23でD点を新たに頂点角度位置Cとみなす。A位置と
B位置の間にあって、前記した演算結果の頂点角度位置
Cでない位置をこの工作物の頂点角度位置Cとみなす、
この新しい頂点角度位置Cを基準に接線カム1を割出し
て(ステップP23)、接線カム1の加工を行う。また
、黒皮材工作物のようにばらつきのある形状でも、カム
頂点の位置を割出すことができる。
[発明の効果]
以上、詳記したように、本発明はカム頂点の割出し作業
時間が短縮できる。偏心量の大きい工作物も短時間で頂
点が割出しできる。
時間が短縮できる。偏心量の大きい工作物も短時間で頂
点が割出しできる。
第1図は本発明の原理を示す図、第2図はカム頂点位置
割出制御装置、第3図(a)、(b)はカム頂点割出制
御装置のフロチャートである。 1・・・接線カム、3・・・基礎円、21・・・タッチ
センサ、29・・・a点演算部、32・・・b点演算部
、35・・・e点演算部、37・・・頂点割出演算部、
39・・・比較器
割出制御装置、第3図(a)、(b)はカム頂点割出制
御装置のフロチャートである。 1・・・接線カム、3・・・基礎円、21・・・タッチ
センサ、29・・・a点演算部、32・・・b点演算部
、35・・・e点演算部、37・・・頂点割出演算部、
39・・・比較器
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、曲面を有するカムなどの被加工物の頂点位置をタッ
チセンサで検出する方法において、前記タッチセンサを
前記被加工物の外周に位置させる工程と、前記被加工物
を正転させる正転工程と、該正転工程により前記被加工
物の輪郭線の第1点を検出する第1の検出工程と、該第
1の検出工程で前記第1点を検出した後前記被加工物を
逆転させて輪郭線の第2点を検出する第2の検出工程と
、前記第1点と前記第2点の位置を演算して第1点と第
2点の前記被加工物の回転軸の中間の角度位置が前記輪
郭線の頂点と計算して推定するカム頂点位置割出方法。 2、前記推定した頂点位置の近傍に前記被加工物の実際
の頂点位置にあるか否か判断するため、前記推定した前
記頂点位置に前記タッチセンサを位置させ頂点を計測し
て、前記推定した頂点位置を新たな頂点位置として補正
することを特徴とする第1項記載のカム頂点位置割出方
法。 3、第1項記載の頂点位置割出方法を実施する制御装置
において、前記被加工物を回転駆動させるサーボモータ
と、前記タッチセンサを駆動するサーボモータと、前記
被加工物を回転させて前記タッチセンタが前記被加工物
に接触した位置を検知する検知手段と、前記第1点と、
前記第2点の中間の角度位置を演算する頂点演算部とを
有することを特徴とするカム頂点位置割出制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1719388A JPH0671692B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | カム頂点位置割出方法及びその制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1719388A JPH0671692B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | カム頂点位置割出方法及びその制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01193149A true JPH01193149A (ja) | 1989-08-03 |
JPH0671692B2 JPH0671692B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=11937098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1719388A Expired - Lifetime JPH0671692B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | カム頂点位置割出方法及びその制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0671692B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105598789A (zh) * | 2014-11-17 | 2016-05-25 | 株式会社捷太格特 | 加工装置以及加工方法 |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP1719388A patent/JPH0671692B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105598789A (zh) * | 2014-11-17 | 2016-05-25 | 株式会社捷太格特 | 加工装置以及加工方法 |
JP2016093878A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 株式会社ジェイテクト | 加工装置および加工方法 |
CN105598789B (zh) * | 2014-11-17 | 2019-11-26 | 株式会社捷太格特 | 加工装置以及加工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0671692B2 (ja) | 1994-09-14 |
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