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JPH01185934A - 薄膜トランジスタ基板の異物検出装置 - Google Patents

薄膜トランジスタ基板の異物検出装置

Info

Publication number
JPH01185934A
JPH01185934A JP959488A JP959488A JPH01185934A JP H01185934 A JPH01185934 A JP H01185934A JP 959488 A JP959488 A JP 959488A JP 959488 A JP959488 A JP 959488A JP H01185934 A JPH01185934 A JP H01185934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
sample
foreign object
light
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP959488A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Koizumi
小泉 光義
Yoshiharu Shigyo
執行 義春
Yoshimasa Oshima
良正 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP959488A priority Critical patent/JPH01185934A/ja
Publication of JPH01185934A publication Critical patent/JPH01185934A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、薄膜トランジスタ基板の異物検出装置に係り
、とくに薄膜トランジスタ製造工程途中での基板上の異
物を検出するのに好適な薄膜トランジスタ基板の異物検
出装置に関する。
〔従来の技術] 最近の半導体デバイスにおいては、高集積化。
パターンの微細化が増々進み、回路パターンの線幅は1
μm程度又はそれ以下になっている。このような半導体
デバイスを高歩留りで製造するためには異物の管理が重
要である。
薄膜トランジスタアレイの作成は、通常フォトリソグラ
フィの手法を使い10枚程度の工程用に各々のマスクを
必要とするため、製造プロセスが長くなり、工程中の異
物による欠陥、フォトプロセス中に混入する異物による
欠陥により、電極及び保護膜などにピンホールや断線等
が発生し、電極間のショート等のパターン不良発生の問
題があった。
そのため薄膜トランジスタ基板表面の附着異物を検査し
、各種プロセス装置の清浄度を定量的に把握し、的確に
プロセスを管理する必要がある。
このためには薄膜トランジスタ基板表面の異物を検査す
る装置が不可欠となる。
そこで、従来は、たとえば特開昭54−101390号
に記載されているように、レーザ光源と、このレーザ光
源を斜めから照射する手段と、レンズによるフーリエ変
換光学系と、フーリエ変換面に設置した空間フィルタお
よび結像光学系とを備えた異物検査装置が提案されてい
る。この提案の装置は、パターンが一般的に視野内で同
一方向あるいは2〜3方向の組合せで構成されているこ
とに着目し、この方向のパターンによる回折光をフーリ
エ変換面に設置した空間フィルタで遮光することにより
、異物からの反射光だけを通過させて検出するものであ
る。
また、従来たとえば、特開昭59−186324号に記
載されているように、レーザ光源と、斜め上方からレー
ザ光を照射し走査する手段と、散乱光を複数の方向から
検出するための複数の検出手段とを備えたホトマスクの
異物検査装置が提案されている。この提案の装置は、r
パターンエツジ部で生じる散乱光は、3つの受光素子の
うち、確実に1つの素子ではほとんど受光されない」の
に対し、「異物からは、無指向に散乱光が発生するので
、各受光素子の受光量はほぼ同程度になる。」ことを利
用して論理積を得て、パターンと異物とを弁別するもの
である。
[発明が解決しようとする課題] 前記前者の従来技術においては、微小な異物を検出する
ことは可能であるが、遮光可能なパターンの大きさが限
定されるため、一つの空間フィルタで前記10種類の工
程のパターンを遮光することが不可能であった。
また後者の従来技術においては、照射領域に照射したさ
いに、異物の大きさによっては、この異物からの反射光
の強度よりもエツチング部分からの反射光の強度が大き
くなるため、異物を検出することが回置であった。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決するため
、薄膜トランジスタ試料上の微小異物のみを検出してパ
ターンから弁別可能とする薄膜トランジスタ基板の異物
検出装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的は、試料にレーザ光を斜方向から照明するレ
ーザ照明手段と、前記試料のパターン形状9種類に対応
して異なる幅の遮光部を有する空間フィルタおよびこれ
ら複数の空間フィルタを適宜切換えて検出光路中に挿入
する切換手段を有し、前記照明手段によって発生する異
物からの散乱光のみ集光検出する検出光学系と、この検
出光学系からの散乱光を電気信号に変換する個々の検査
領域(画素)を試料上に換算して20μ、o以下の大き
さの複数の画素を有する固体撮像光電変換素子と、この
固体撮像光電変換素子からの出力を量子化して異物を判
別する量子化処理回路と、前記試料を搭載してXY力方
向走査する走査手段と、上記試料を位置決めする位置決
め手段とを備えることによって達成される。
[作用コ 異物からの散乱光と、パターンからの回折光との違いは
、パターンからの回折光は指向性があるのに対して異物
からの散乱光は指向性がない点である。
この理由は、パターンからの反射は、回折現象が支配的
であるのに対して異物からの反射は、散乱現象が支配的
であるからである。パターンからの反射は特定の方向に
極めて高い指向性で回折する。
よって、レンズの開口と照明レーザ光スポットの形状に
よって決まる遮光部を有する空間フィルタにより特定の
パターンからの反射光だけが遮光される。
また、検出器の検出領域(画素)を小さくすることで、
パターンの検査領域を分割できるため、1画素内へのパ
ターンからの散乱光検出出力を低下することができる。
さらに固体撮像光電変換素子の検出出力の量子化処理回
路において、表示部内のトランジスタおよび画素電極部
における検出設定レベルと、表示部および周辺配線部に
おける異物の検出設定レベルとを変化することにより目
的に応じた検査を行なうことができる。
つぎにこれらの点についてさらに詳述する。
まず、本発明が適用する薄膜トランジスタ(Thin 
Film Transister)主要製造工程を示す
第3図について説明する。
一般に薄膜トランジスタ基板(以下単に基板と称す、)
5を製造する場合には、第3図(a)に示すように、ガ
ラス基板1上にクロム導体(ゲート)2を形成するパタ
ーンコーナ、第3図(b)に示すように5i−Nからな
る絶縁体3を形成するパターンコーナ、第3図(C)に
示すように、アモルファスシリコン(a−Si)4を形
成するパターンコーナなどによって回路パターンを順次
形成している。
また基板5を試料とする場合には、後述の第17図に示
すように、XY力方向回路パターンの組合せによる構成
であり、パターンからの散乱光は空間フィルタ6によっ
て遮光できる。すなわち、空間フィルタには遮光部と透
過部とから形成され、その遮光部によって遮光すること
ができる。
つぎに、上記の構成をした基板5におけるパターンと異
物からの散乱光分布について第4図乃至第7図により説
明する。
第4図(a)(b)に示すように、パターン直線部9a
にレーザ光が照射した場合には、第4図(a) (c)
に示すように対物レンズ11のフーリエ変換面Fの中央
に幅の狭い回折光Faが生じる。そのためこの場合の空
間フィルタ6の遮光部7の幅W1は狭くすればよいこと
になる。なお、この回折光Faの幅Wは試料上へのレー
ザ光スポットのX方向の幅によって決定される。
ついで、第5図(a)(b)に示すように、パターンコ
ーナ9bにレーザ光を照射した場合には、第5図(a)
(c)に示すように、対物レンズ11のフーリエ変換面
Fの回折光の状態でパターン直線部9aの場合よりも幅
の広い回折光Fbが生じるにれは、パターンコーナ9b
によりレーザ光の回折光Fbが指向性を失なうためであ
る。
ついで、第6図(a) (b)に示すように、第4図に
示すパターン直線部に対して直角なパターン9cにレー
ザ光を照射した場合には、第6図(a)(C)に示すよ
うに、対物レンズ11に回折光が入らないので、回折光
は検出されない。
ついで、第7図(a)(b)に示すように異物10↓こ
レーザ光を照射した場合には、第7図(a)(c)に示
すように、対物レンズ11のフーリエ変換面Fの全面に
亘って回折光Fcが生じる。これは、異物10からの散
乱光には、指向性がないためである。
したがって、対物レンズ11のフーリエ変換面Fに幅W
、の遮光部7を有する空間フィルタ6を設置すれば、パ
ターンコーナ9bからの散乱光は完全に遮光され、パタ
ーン9cは検出器12に入らないので異物10の検出に
影響のあるパターンコーナ9bのみを考慮すればよいこ
とになる。
これに加えて薄膜トランジスタ製造工程によりパターン
9は、種類、材料および形状が異なるために、散乱光分
布が異なる。すなわち、第8図(b)に示すように、パ
ターンコーナ9bの角部の丸味が小さい場合には、第8
図(a) (C) (d)に示すように対物レンズ11
のフーリエ変換面Fの回折光Fdの幅は、狭いため空間
フィルタ6の遮光部7aは幅W1で完全に遮光すること
ができる。
しかるに第9図(b)および第1O図(b)に示すよう
に、パターンコーナ9bの角部の丸味が第8図(b)の
場合に比較して大きい場合には、対物レンズ11のフー
リエ変換面Fの回折光Fe、Ffの幅WttW、は広が
り、これに応じて空間フィルタ6の遮光部7b、7cの
幅W、、 W、を広くする必要がある。
つぎに検出器の検出領域(画素)の大きさと、パターン
寸法との関係について第11図および第12図により説
明する。
第11図(b)に示すような多層パターンにおいては、
パターン9は、その段差が大きく、かつ多層しこなるた
め、第11図(a)に示すように検出器の画素13aが
60μ、0の場合、複数(2ケ)のパターンコーナ9b
の影響を受け、画素13aの検出出力が大きくなる。そ
こで、画素13bのように画素寸法を20μ、oとすれ
ばパターンコーナ9bの影響は画素13aに比べて小さ
くできる。
基板5試料上のパターンは、幅20〜30μm程度であ
り画素寸法をこの程度以下とすれば、1画素内に複数の
パターンコーナ9bが入らない。
第12図(a)は、画素13bが20μm口の場合で、
1画素には1ケのパターンコーナ9bからの散乱光のみ
が入るので第12図(C)のようにパターンコーナ9b
の検出出力は0.5μm異物10の検出出力より小さく
なる。この場合、1画素を20μlIOとしたため、1
画素内のパターンコーナ9bの数が1ケ以内であり異物
IOとパターンコーナ9bの弁別が可能となる。
しかるに、第12図(b)のように画素13aを60μ
mC1と大きくすると、1画素には複数のパターンコー
ナ9bが入るため第12図(d)のように、パターンコ
ーナ9bからの検出出力は0.5μm異物10の検出出
力より大きくなる。
このように、画素13を大きくして基板5表面を走査す
ると複数のパターンコーナ9bからの散乱光を検出する
ため、異物検出出力がその中に埋もれてしまう。よって
、画素13を20μ、o以下にする必要がある。
つぎに、第13図(b)に示すようにガラス基板1上の
パターン9と異物10とが存在する場合の検出信号と、
信号ノイズとの比S/Nについて説明する。
この場合の検出信号は、第13図(a)に示すようにノ
イズNとパターン9からの検出信号SPおよび異物10
からの検出信号Siが発生し、このときの異物10から
の検出信号SiとノイズNとの比はSi/Hにより表わ
される。このSi/Nは、大きい方が異物10を安定し
て検出することができる。
第14図はトランジスタ部14と画素電極部15よりな
る表示部(第17図参照)における異物10の影響を示
す。
上記トランジスタ部14は、厚さ0.1〜0.5μm程
度の薄膜により形成されている。すなわち、トランジス
タ部14は、厚さ0.1μmのクロム導体(ゲート)2
上に5i−Nから形成された絶縁体3と、アモルファス
シリコン(a−8L)4とをそれぞれ厚さ0.5μmで
成膜・パターン形成を行なったのち、アモルファスシリ
コン(a−3i)4上に厚さ0.5μlのAl−3i導
体をソース電極16S、ドレイン電極170として形成
することによって形成される。
そのため、ソース電極16sに接続された画素電極部1
5への通電のスイッチング動作が可能になる。
また、上記トランジスタ部14と、上記画素電極部15
の全面に絶縁膜が覆われたあとで基板5上に装着される
液晶(LCD)1画素(トランジスタ部14と画素電極
部15との1組)毎の作動(ON。
0FF)がトランジスタの動作に伴い制御される。
そのため、たとえば、直径0.5μ−の異物10がトラ
ンジスタ部14上の絶縁膜3内に存在すると、トランジ
スタのゲート2とソース16sとが短絡して動作不良の
欠陥となる。
これに対して、画素電極部15ではたとえ直径10μm
程度の異物10bが存在したとしても電気的な影響はな
い。ここでは、画素の大きさ300μmに対して直径1
0μm程度の異物が存在してもLCDの光の透過率の変
動は目視で感知できないので、欠陥とはならない。その
ため、基板5を前記第4図乃主筒6図に示す工程(■@
θ・・・)の途中でNo/Go検査する場合には、トラ
ンジスタ部14と、画素電極部15とで量子化レベルの
設定感度を可変にする必要がある。
このように、基板5のトランジスタ部14では、電気的
接触が不良となり、画素電極部15では光の透過特性劣
化が不良となるので、各々の領域での不良の原因となる
異物寸法が異なる。そのため、あらかじめ設定された領
域に応じて異物検出信号の量子化レベルを可変にするこ
とが必要となった。
つぎに、パターン工程により空間フィルタの遮光部の幅
を変化する必要性について説明する。
第15図はパターン工程■@θ・・・の相違による検出
出力を示したものである。また第16図に基板5の鏡面
、パターン付試料の検査条件を示す。
基板5の表面が、パターンのないガラス基板1や全面導
体クロムベタ試料の場合は、パターン凹凸がないので、
量子化レベルはn+ΔVで検出でき、0.1μ論程度の
サブミクロンの微小異物を高S/Nで検出できる。ΔV
はnに対する余裕値である。(第16図パターン工程E
参照)この場合、空間フィルタ6cを用いる。
パターン工程■、@の場合は、空間フィルタ6aでその
遮光部7の幅がW、を用いる。この場合、パターン9か
らの検出出力が量子化レベルv1以下にあり、第19図
(a)に示すようにパターン9と0.5μm異物の弁別
は可能である。(■0のパターン工程に使用) パターン工程Oの場合は、空間フィルタ6aを用いると
パターン9からの検出出力が量子化レベルよりも大きい
ため0.5μI異物との弁別はできない。
そこで、第15図(c)に示すように空間フィルタ6b
を用いて遮光部7の幅をW3にすることにより、O工程
からのパターン検出出力は量子化レベル■、より小さく
なり、パターン9と0.5μm異物の弁別が可能となる
が、全体の検出出力は低下する。
(■のパターン工程に使用) この結果、第15図(a)の場合(空間フィルタ6a使
用)と同一の検査速度で量子化レベルをV、に下げると
、第15図(b)のように0.5μm異物のS/N比が
低下する。これは、遮光部7の幅がW、からW、へ広く
なることにより0.5μm異物からの散乱光を遮光され
る割合が多くなるためによる。
そこで、検査速度を第15図(a)の場合に比べて低下
させることにより固体撮像光電変換素子12への蓄積光
量を上げ、S/N比を向上させることができる。外部ノ
イズや量子化誤差等があるため安定に検出するにはS/
N>10以上必要となる。
前述のように、基板5のトランジスタ部14と、画素電
極部15とよりなる表示部は、量子化設定感度を可変す
るために正確に位置合せを行なう必要がある。
第17図は基板5の概略を示し、基板5の外形基準位置
決めと位置検出用マーク16の位置合せとを行なう場合
を示す。
第17図(a)に示すように、外形基準位置決めは。
あらかじめX、Y両方向の所定位置に固定された複数の
位置決めピン17に基板5の外形X、Y方向端面を対接
することによって行なわれる。
また位置検出用マーク16の位置合せは、たとえば特開
昭57−29045号に記載された位置整合方式を用い
て行なわれる。
つぎに量子化設定感度可変の方法について第19図によ
り説明する。
第19図(b)に示すように、工程■、Oの試料では、
第19図(a)に示す空間フィルタ6aを用いてトラン
ジスタ部14上の異物検出は、0.5μI異物の量子化
レベルV工に、画素電極部15の領域では10μm異物
の量子化レベルV ’ 、にそれぞれ設定すれば、画素
電極部15内の微小異物は無視することができ、かつト
ランジスタ部14の微小異物は検出することができる。
(第16図パターン工程A参照)ついで、第19図(d
)に示すように、工程Oでは、第19図(c)に示す空
間フィルタ6bを用いかつあらかじめ量子化レベルv、
、 v’、を設定することによって第19図(a)にて
説明したのと同様な方法によりトランジスタ部14およ
び画素電極部15上の異物を検出することができる。(
第16図パターン工程B参照) つぎにN O/G O検査方法について、第17図およ
び第18図により説明する。
第17図および第18図に示すように、基板5は、XY
力方向回路パターンの組合せの構成で、繰り返しのパタ
ーンであるため、この繰り返しパターンを利用すること
により、トランジスタ部14と画素電極部15の座標設
定が容易となる。この座標設定に際しては第18図に示
すように、トランジスタ部設定領域14Tは、トランジ
スタ部14のxrxyrに位置精度誤差等による余裕値
2ΔXTと2ΔyTをもたせたもので、その他の領域を
画素電極部設定領域15Gとする。
基板5マトリクス型パターンの場合は左隅の位置検出用
マーク16より最初のトランジスタ部設定領域14Tの
位置ΔX−ΔX T p Δy−ΔyT、ピッチXP+
 yP及びトランジスタ部設定領域14Tの幅x7+2
ΔXTt)’r+2ΔyTをセットする。
又、第17図(b)のような千鳥型パターンの場合は、
位置合せマーク16より最初のトランジスタ部設定領域
14Tの位置ΔX−Δx丁、Δy−Δy丁。
ピッチXP+yP及びトランジスタ部設定領域14Tの
幅x7+2ΔXTy yT+2ΔyTをセットする。
この時xpは、位置合せマーク16より数えて奇数の場
合xp/2、偶数の場合はxpにセットし座標に連動さ
せて、トランジスタ部設定領域14Tと画素電極部設定
領域15Gの各々の領域における量子化レベルを各々V
11V’、と可変する。
したがって、不必要に基板5を不良にすることがなくな
り、後工程で欠陥となる本質的な不良のみを摘出するこ
とができ、これによって歩留りの向上および生産性の向
上をはかることができる。
つぎに薄膜トランジスタ製造工程では、上記N O/G
 O検査の他に、成膜装置、パターンエツチング装置な
どからの発塵を定量的に検査して、これらの装置の最適
条件出しを目的としたプロセスキュアリティコントロー
ル(Process Qualit−y Contro
l) (PQC)を量産に先だって行なわれる。
この方法は、第16図のパターン工程Eの場合のように
鏡面試料を用いる方法と、第16図のパターン工程C,
Dの場合のようにパターン付試料を用いる方法とがある
前者の鏡面試料を用いる場合には、量子化レベルn+Δ
Vとして空間フィルタを挿出または工程○で使用される
空間フィルタ6Cを用いて高速に微小異物の検査が可能
であり、洗浄および搬送治具の評価などに使用される。
後者のパターン付試料を用いる場合には、成膜のさいの
反応性異物、パターン形成のためのエツチングでの放電
反応により発生した異物を有する試料■@θ・・・で空
間フィルタ6を用いて検査し、上記各装置から発塵のチ
エツクを行なう。
この場合には、N O/G O検査と異なり、その検査
目的からトランジスタ部14と画素電極部15の領域に
分けて検査する必要はない。
つぎに基板5の周辺配線部パターン領域での異物検出に
ついて説明する。
第20図(a)に示すように、パターン9dが傾斜して
いるため、空間フィルタ6aの遮光部7の幅W1が狭い
場合には、第20図(b)に示すように散乱光がフィル
タ6aを通過してパターン9dの影響がさけられないの
で、第20図(c)に示すように、異物が5μ−以上の
みしか検出できない、これに対して配線パターン9dは
幅が50μ曹程度あるので、断線への影響を考慮しても
、5μ履異物の能力で十分である。また配線パターン9
dのピッチは200μm以上で短絡の影響もない。
このように表示部14. Isと周辺配線部9dの量子
化設定レベルを可変するための位置合わせして基板5の
外形基準位置決めが必要である。(第16図パターン工
程C,D参照) また上記では、トランジスタ部14と、画素電極部15
との区別(第16図パターン工程A、B参照)、表示部
14.15と、周辺配線部(第16図パターン工程C,
D参照)の設定感度可変の目的のため、座標位置に応じ
て量子化レベルを可変にする方法を述べたがこれに限定
されるものでなく、半導体レーザ23の出力感度を可変
する方法および半導体レーザ23の出力設定感度と量子
化レベルの両者を可変とする方法により行なうこともで
きる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例である異物検出装置を示す第1
図および第2図によりさらに詳述する。
第1図および第2図に示すように、本発明による異物検
出装置は、光学照明部18と、基板をX。
Y方向に走査するためのXステージ19.Xステージ2
0および0方向に回転させるためのθステージ21と、
自動焦点合せ機構(図示せず)からなるステージ駆動部
22と、半導体レーザ23をレンズ24により集光し、
基板5に照射する照射部25と、基板5の表面より反射
された散乱光を検出する検出部26と、条件設定を選択
する条件設定処理部27と、検出部26より検出された
出力信号を処理するための処理回路28とから構成され
ている。
つぎに上記各部の構成について説明する。
ステージ駆動部22は、基板5をθステージ21上の上
面にセットし、4ケの位置決めピン17により基板5の
外形基準位置決めと合せマーク検出回路29により基板
5の位置検出用マーク16の位置合せを行ない、真空で
吸着することにより基板5が固定される。Xステージ1
9とXステージ20のエンコにより位置検出用マーク1
6を検出して、検出器12の検出信号が合せマーク検出
回路29へ入力される。
照射部25は、半導体レーザ23をレンズ24により集
光して基板5表面に照射するものである。基板5の表面
全面を検査するために、X−Y走査させる。この時、基
板5表面の高さが変動すると、半導体レーザ23による
照明位置が変動し、異物検出これには、特開昭58−7
0540号のような投影縞パターンコントラスト検出方
式が適している。
検出部26は、基板S上より反射された散乱光を対物レ
ンズ11により集光し、検出器12上に結像する。ここ
では固体撮像光電変換素子12を用いる。
対物レンズ11のフーリエ変換面Fに設けられた複数の
形状の空間フィルタ6a、6b、6cを有するホルダ3
2が具備されている。
ホルダ32には、遮光部7の幅が違う種類6a。
6bと遮光部7なし6cの3種類の空間フィルタ6があ
り、スライド機構33により空間フィルタ6a。
6b、6cの挿入、挿出を行なうので、これによって、
パターン9およびパターンコーナ9bからの回折光を遮
光することができる。したがって異物lOとパターン9
との弁別および十分なS/N比を有する検査条件を選定
することができる。
この選定は、基板5の成膜状態(鏡面又はパターン付)
、パターン工程の種類(■@θ・・・工程パターン)、
空間フィルタ6の種類(6a、 6b、 6c)はパタ
ーン工程切換スイッチ34にて選定、トランジスタ部1
4と画素電極部15及び表示部と周辺配線部の量子化設
定レベルの選定を検査条件切換スイッチ35により行な
い条件設定処理部27内で第16図に示すような条件設
定の処理が行なわれる。
検出器12の検出信号は、処理回路28により処理され
る。検出器12の各画素からの信号はA/Dコンバータ
36によりディジタル信号に変換されゲート回路37で
試料上の座標に応じた量子化レベルで2値化され、2値
化信号と異物座標が異物メモリ38に記憶される。
座標位置はエンコーダ30X、30YによりCPU31
へ入力し座標位置に応じた量子化レベルは予めCPU3
1内で設定されている。
[発明の効果コ 本発明によれば、薄膜トランジスタ製造工程における薄
膜トランジスタの任意のパターンを有する基べ上に異物
を検査する場合、パターンからの反射光を効果的に遮光
して微小異物を検査することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である異物検出装置の概略
を示す模式図、第2図は、第1図のブロック図、第3図
は、本発明が適用する薄膜トランジスタ製造の主要工程
図にして、その(a)はガラス基板上に導体を形成する
■工程図、その(b)は絶縁体を形成する@工程図、そ
の(c)はアモルファスシリコンを形成するO工程図、
第4図は、パターン直線部の回折光分布説明図にして、
その(a)はパターン直線部の異物検出装置の概略図、
その(b)はパターン直線部、その(C)はフーリエ変
換面における回折分布拡大図、その(d)は空間フィル
タの正面図、第5図は、パターンコーナの光分布説明図
、第6図は、第4図に示すパターン直線部に対して直角
な方向のパターン分布説明図、第7図は異物の散乱分布
説明図、第8図は、角部の丸みの小さいパターンの場合
の回折光分布説明図にして、その(a)はパターン角部
の異物検出装置の概略図、その(b)は角部の丸みの小
さいパターン、その(c)はフーリエ変換面における回
折光分布拡大図、その(d)は空間フィルタの正面図、
第9図は、角部の丸みの稍大きいパターンの場合の回折
光分布説明図、第1O図は、角部の丸みの大きいパター
ンの場合の回折光分布説明図、第11図(a)は検出器
の検出画素が60μm口の場合のパターンおよび異物の
大きさとの関係を示す図、第11図(b)はそのパター
ンの形状を示す斜視図、第12図(a)は検出器の検出
画素が20μ、oの場合のパターンおよび異物の大きさ
との関係を示す図、第12図(b)はそのパターンおよ
び異物の検出出力を示す図、第12図(c)は検出器の
検出画素が60μm口の場合のパターンおよび異物の大
きさとの関係を示す図、第12図(d)は、そのパター
ンコーナおよび異物の検出出力を示す図、第13図(a
)はガラス基板上にパターンおよび異物が存在する状態
を示す図、第13図(b)はそのパターンからの検出信
号と、異物からの検出信号とを示す図、第14図は表示
部における異物との関係を示し、その(a)は平面図、
その(b)は(a)のA−A’矢視断面正面図、第15
図はパターン工程の相違による検出出力を示し、その(
a)は遮光部の幅がW2の場合の空間フィルタの正面図
、その(b)は(a)の場合の各パターン工程の検出出
力を示す図、その(c)は遮光部の幅がW、の場合の空
間フィルタの正面図、その(d)は、(c)の場合の各
パターン工程の検出出力を示す図、第16図は基板の鏡
面、パターン付試料の検査条件を示す図、第17図は基
板の概略図にしてその(a)は平面図、その(b)は拡
大平面図、第18図はトランジスタ設定領域を示し、そ
の(a)は概略図、その(b)は検出器(固体撮像光電
変換素子)の概略図、第19図は、量子化設定感度可変
によるパターンと異物の検出出力図を示し、その(a)
は遮光部の幅がW、の場合の空間フィルタの正面図、そ
の(b)は(a)の場合の各パターン工程における量子
化設定感度可変による各パターンと異物の検出出力図、
その(c)は遮光部の幅がW3の場合の空間フィルタの
正面図、その(d)は、(c)の場合の各パターン工程
における量子化設定感度可変による各パターンと異物の
検出出力図、第20図は一辺配線部におけるパターンと
異物の検出出力図を示し、その(a)はパターンを傾斜
して照射したときの異物検出装置の概略図、その(b)
は空間フィルタの正面図、その(c)は各パターン工程
における量子化設定感度可変による各パターンと異物の
検出出力図である。 5・・・基板、6・・・空間フィルタ、7・・・遮光部
、8・・・透過部、9・・・パータン、10・・・異物
、11・・・対物レンズ、12・・・検出器、13・・
・画素、14・・・トランジスタ部、15・・・画素電
極部、16・・・位置検出用マーク、17・・・位置決
めビン、23・・・半導体レーザ、25・・・照明部、
28・・・処理回路、37・・・ゲート回路、38・・
・異物メモリ。 代理人 弁理士  秋 本 正 実 集 3 Σ (C) ノ  6 ! / ガ・ラス」(版     4− γしル万人Vリゴ
゛7(a−3え)242本【四人)・ケ゛−05丁FT
差オ叉3 絶縁体(SL−N) 第4−図         第 5面 7遮先部  to異物 嵩 6 回       嶌 7N IC (b)(1)) 第 87        第 9 Z 稟 tO回       栴 11  回(α)   
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(甲      レベル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料にレーザ光を斜方向から照射するレーザ照射手
    段と、前記試料にパターンを有する場合、パターンから
    の散乱光を遮光する空間フィルタ検出光路中に挿入し、
    試料にパターンがない場合には前記空間フィルタを検出
    光路中から逃がすべく切換える切換手段を有し、前記照
    明手段によって発生する試料からの散乱光を検出する検
    出光学系と、この検出光学系からの散乱光を電気信号に
    変換すべく試料上に換算して20μm^■以下の大きさ
    の複数の画素を有する固体撮像光電変換素子と、この固
    体撮像光電変換素子からの出力を量子化して異物を判別
    する量子化処理手段とを備えていることを特徴とする異
    物検出装置。 2、前記空間フィルタを形状の異なる複数で形成したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の異物検出装
    置。 3、前記量子化処理手段は、前記試料の表示部の繰り返
    しパターン(トランジスタ部と画像電極部)の座標に応
    じて量子化設定感度を可変すべく構成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の異物検
    出装置。 4、前記量子化処理手段は、前記試料の前記表示部の座
    標に応じてレーザ出力設定感度を可変すべく構成したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第2項も
    しくは第3項記載の異物検出装置。 5、前記レーザ照射手段は、前記位置決め手段にて観測
    された座標位置に基づいて前記試料の前記表示部と前記
    周辺配線部とでレーザ出力設定感度を可変する手段を備
    えていることを特徴とする特許請求の範囲第1項もしく
    は第2項記載の異物検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0522356A2 (en) * 1991-06-24 1993-01-13 Canon Kabushiki Kaisha Method for detecting structural defect of film

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0522356A2 (en) * 1991-06-24 1993-01-13 Canon Kabushiki Kaisha Method for detecting structural defect of film
US5305079A (en) * 1991-06-24 1994-04-19 Canon Kabushiki Kaisha Nondestructive method for detecting defects in thin film using scattered light

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