JPH0118506Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0118506Y2 JPH0118506Y2 JP12625284U JP12625284U JPH0118506Y2 JP H0118506 Y2 JPH0118506 Y2 JP H0118506Y2 JP 12625284 U JP12625284 U JP 12625284U JP 12625284 U JP12625284 U JP 12625284U JP H0118506 Y2 JPH0118506 Y2 JP H0118506Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- transport box
- paper transport
- paper
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Cartons (AREA)
- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は各部材をハニカムコアを有する構造物
で構成した、機械部品等の重量物の搬送にも耐え
る、紙製搬送用ボツクスに関するものである。
で構成した、機械部品等の重量物の搬送にも耐え
る、紙製搬送用ボツクスに関するものである。
従来より各種素材を用いて搬送用ボツクスが製
作され荷役作業に利用されているが、その最も一
般的なものは木製であり、木箱の底板下面に数本
の桁材をほぼ平行に固定したかたちをとるのであ
る。これら木製の搬送用ボツクスは頑丈で使い勝
手も良いのであるが、・材料が非常に高価であ
る・重量が大きい・木くい虫、かび等害虫等が潜
伏していて保管中の荷を汚損する可能性があるた
め薫蒸等による殺虫殺菌処理が必要である・含有
水分の制御がむつかしく倉庫等内で随所に結露を
生じ荷を汚損する可能性がある・樹種にもよる
が、いわゆる木酸類を含めて各種の有害揮発成分
等を含有していて荷を腐蝕等して汚損する可能性
がある。
作され荷役作業に利用されているが、その最も一
般的なものは木製であり、木箱の底板下面に数本
の桁材をほぼ平行に固定したかたちをとるのであ
る。これら木製の搬送用ボツクスは頑丈で使い勝
手も良いのであるが、・材料が非常に高価であ
る・重量が大きい・木くい虫、かび等害虫等が潜
伏していて保管中の荷を汚損する可能性があるた
め薫蒸等による殺虫殺菌処理が必要である・含有
水分の制御がむつかしく倉庫等内で随所に結露を
生じ荷を汚損する可能性がある・樹種にもよる
が、いわゆる木酸類を含めて各種の有害揮発成分
等を含有していて荷を腐蝕等して汚損する可能性
がある。
等の諸欠点を有する。
また、最近では三層段ボール紙を利用した段ボ
ール紙製の搬送用ボツクスも使用されるが、これ
らはもともと全体的な強度が不足している上に底
隅部をVカツト加工にて折り曲げ形成することが
一般的でここから破損しやすく積み重ねはほぼ不
可能であり、これらはごく限られた範囲の種類の
荷扱いに利用されるにとどまつていた。さらに、
これらの場合接着剤、紙等の段ボール紙を構成す
る各素材より蒸発してくる酸物質等もあり保管中
の内容物が汚損する恐れもあつたのである。ま
た、ごく最近では防銹型のボツクスとしてある程
度の機械的強度を有するプラスチツク製のものも
散見されるが、これは非常に高価であり利用範囲
はさらに限られたものとなつている。本考案は上
述の諸問題点に鑑みてなされたもので、具体的に
は段ボール紙製搬送用ボツクスとプラスチツク製
搬送用ボツクスの折衷的物品を提供しようとする
ものである。
ール紙製の搬送用ボツクスも使用されるが、これ
らはもともと全体的な強度が不足している上に底
隅部をVカツト加工にて折り曲げ形成することが
一般的でここから破損しやすく積み重ねはほぼ不
可能であり、これらはごく限られた範囲の種類の
荷扱いに利用されるにとどまつていた。さらに、
これらの場合接着剤、紙等の段ボール紙を構成す
る各素材より蒸発してくる酸物質等もあり保管中
の内容物が汚損する恐れもあつたのである。ま
た、ごく最近では防銹型のボツクスとしてある程
度の機械的強度を有するプラスチツク製のものも
散見されるが、これは非常に高価であり利用範囲
はさらに限られたものとなつている。本考案は上
述の諸問題点に鑑みてなされたもので、具体的に
は段ボール紙製搬送用ボツクスとプラスチツク製
搬送用ボツクスの折衷的物品を提供しようとする
ものである。
本考案の紙製搬送用ボツクスについて、以下
に、図面に示した実施例の場合を用いて詳細に説
明する。即ち、本考案の紙製搬送用ボツクスは一
下底隅部を折目pとする形溝nにより側板形成
部1と底板形成部2とに上下に二分され、その左
右両端部には該形溝nと概ね直交し互いに平行
する字溝l,mを有するハニカムパネルよりな
る溝付パネル3の該折目pを利用して該側板形成
部1下端面が該底板形成部2上端部に乗るよう位
置させて断面L字形の部材を形成し、この断面L
字形部材2個を相互に対向させ、このとき内側両
端部に形成される形溝内にやはりハニカムパネ
ルよりなる側板パネル4を固定し、さらに該断面
L字形部材の底板形成部2下面に多くの場合にハ
ニカムパネルよりなる桁材5を固定したものであ
る。そして必要に応じて少なくとも将来箱の内側
面となるべき面にプラスチツクフイルム層6,
7,8を有する溝付パネル3および側板パネル4
を用いて製作した紙製搬送用ボツクスである。
に、図面に示した実施例の場合を用いて詳細に説
明する。即ち、本考案の紙製搬送用ボツクスは一
下底隅部を折目pとする形溝nにより側板形成
部1と底板形成部2とに上下に二分され、その左
右両端部には該形溝nと概ね直交し互いに平行
する字溝l,mを有するハニカムパネルよりな
る溝付パネル3の該折目pを利用して該側板形成
部1下端面が該底板形成部2上端部に乗るよう位
置させて断面L字形の部材を形成し、この断面L
字形部材2個を相互に対向させ、このとき内側両
端部に形成される形溝内にやはりハニカムパネ
ルよりなる側板パネル4を固定し、さらに該断面
L字形部材の底板形成部2下面に多くの場合にハ
ニカムパネルよりなる桁材5を固定したものであ
る。そして必要に応じて少なくとも将来箱の内側
面となるべき面にプラスチツクフイルム層6,
7,8を有する溝付パネル3および側板パネル4
を用いて製作した紙製搬送用ボツクスである。
本考案の紙製搬送用ボツクスでは各部材として
ハニカム状構造を有するものを使用しているため
軽量ではあるが全体的な強度が大であり、また防
銹型となつており、さらに本考案の紙製搬送用ボ
ツクスでは主素材が紙であるために水分制御が容
易であり、焼却等して処分も簡単に行なえる。
ハニカム状構造を有するものを使用しているため
軽量ではあるが全体的な強度が大であり、また防
銹型となつており、さらに本考案の紙製搬送用ボ
ツクスでは主素材が紙であるために水分制御が容
易であり、焼却等して処分も簡単に行なえる。
実施例 1
ハニカムコアを芯材とし、その片面に(30μ厚
ポリプロピレンフイルム/接着剤層/400g/m2
紙管原紙)よりなる複合シートを貼り、他面に
400g/m2紙管原紙を貼つて15mm厚と10mm厚の2
種類のハニカムパネルを作成した。この15mm厚の
パネルの、長さ方向に複合シートの側より幅15mm
の切り込みを入れ400g/m2紙管原紙のみ残る状
態でハニカムコア部を切除して溝を作り、次に同
様にして幅方向に2本の10mm幅の溝を作つて溝付
パネルを得た。こうして得た溝付パネルの15mm幅
の溝内に接着剤を注入し、その下底隅部に施され
た折線を利用して側板部下端面を底板部上端部の
上に乗せてL字形に接着固定し断面L字形部材を
得、次にこうして得た2個の断面L字形部材の側
板部を対向させるとともに底板部下端面をつきあ
わせて、その下面に2〜3本の桁材を接着して相
互固定し、最後に接着剤を注入してある10mm幅の
溝内に、左右の側板パネルをさし込んで内側全面
がプラスチツク層で被われた防銹型の紙製搬送用
ボツクスを製作した。
ポリプロピレンフイルム/接着剤層/400g/m2
紙管原紙)よりなる複合シートを貼り、他面に
400g/m2紙管原紙を貼つて15mm厚と10mm厚の2
種類のハニカムパネルを作成した。この15mm厚の
パネルの、長さ方向に複合シートの側より幅15mm
の切り込みを入れ400g/m2紙管原紙のみ残る状
態でハニカムコア部を切除して溝を作り、次に同
様にして幅方向に2本の10mm幅の溝を作つて溝付
パネルを得た。こうして得た溝付パネルの15mm幅
の溝内に接着剤を注入し、その下底隅部に施され
た折線を利用して側板部下端面を底板部上端部の
上に乗せてL字形に接着固定し断面L字形部材を
得、次にこうして得た2個の断面L字形部材の側
板部を対向させるとともに底板部下端面をつきあ
わせて、その下面に2〜3本の桁材を接着して相
互固定し、最後に接着剤を注入してある10mm幅の
溝内に、左右の側板パネルをさし込んで内側全面
がプラスチツク層で被われた防銹型の紙製搬送用
ボツクスを製作した。
本考案の各部材がハニカムコアを有する構造物
で構成され、少なくとも内側面に沿つてプラスチ
ツクフイルム層が施してある紙製搬送用ボツクス
は軽量ではあるが全体的な強度が極めて大であ
り何の懸念も無く木製のものとほぼ同様に荷役作
業をすることができる安価で経済的である荷
を比較的長時間箱内に保管したとしても防銹性を
備えるためにその内容物を汚損するおそれがない
主素材が紙製ハニカムパネルであるために水分
制御が容易である焼却等して処分が簡単に行な
える底板部と各桁材の接着は補強紙−補強紙間
で行なえるため有効接着面積は大きく接着強度は
極めて大となつている 等の各効果を奏するのである。
で構成され、少なくとも内側面に沿つてプラスチ
ツクフイルム層が施してある紙製搬送用ボツクス
は軽量ではあるが全体的な強度が極めて大であ
り何の懸念も無く木製のものとほぼ同様に荷役作
業をすることができる安価で経済的である荷
を比較的長時間箱内に保管したとしても防銹性を
備えるためにその内容物を汚損するおそれがない
主素材が紙製ハニカムパネルであるために水分
制御が容易である焼却等して処分が簡単に行な
える底板部と各桁材の接着は補強紙−補強紙間
で行なえるため有効接着面積は大きく接着強度は
極めて大となつている 等の各効果を奏するのである。
第1図は本考案の紙製搬送用ボツクスの概観斜
視図を示すものであり、第2図はその底隅部の部
分拡大説明図を示すものであり、第3図は本考案
の紙製搬送用ボツクスを構成する各部材の芯材の
斜視図を示すものでありそのイは溝付パネルのも
の、ロは側板パネルのもの、ハは桁材に関するも
のである。第4図は底隅部をVカツト加工により
形成してある従来の段ボール紙製の搬送用ボツク
スを示すものである。 1……側板部、2……底板部、3……溝付パネ
ル、4……側板パネル、5……桁材、6,7,8
……プラスチツクフイルム層、9,10……接着
剤層、l,m,n……状溝、p……折線。
視図を示すものであり、第2図はその底隅部の部
分拡大説明図を示すものであり、第3図は本考案
の紙製搬送用ボツクスを構成する各部材の芯材の
斜視図を示すものでありそのイは溝付パネルのも
の、ロは側板パネルのもの、ハは桁材に関するも
のである。第4図は底隅部をVカツト加工により
形成してある従来の段ボール紙製の搬送用ボツク
スを示すものである。 1……側板部、2……底板部、3……溝付パネ
ル、4……側板パネル、5……桁材、6,7,8
……プラスチツクフイルム層、9,10……接着
剤層、l,m,n……状溝、p……折線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 2個の、溝付パネル3を折目pで折り曲げて
形成した断面L字形部材を相互に対向させ、こ
のとき内側両端部に形成される形溝内に側板
パネル4を固定し、さらに該断面L字形部材の
底板形成部2下面に桁材5を固定した各部材を
ハニカムコアを有する構造物で構成したことを
特徴とする紙製搬送用ボツクス。 2 少なくとも箱の内側面にプラスチツクフイル
ム層6,7,8を有する用新案登録請求の範囲
第1項に記載の紙製搬送用ボツクス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12625284U JPS6140311U (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | 紙製搬送用ボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12625284U JPS6140311U (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | 紙製搬送用ボツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140311U JPS6140311U (ja) | 1986-03-14 |
JPH0118506Y2 true JPH0118506Y2 (ja) | 1989-05-30 |
Family
ID=30684934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12625284U Granted JPS6140311U (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | 紙製搬送用ボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140311U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2523254Y2 (ja) * | 1993-10-01 | 1997-01-22 | 株式会社三幸 | 生鮮食料品用のダンボール容器 |
-
1984
- 1984-08-20 JP JP12625284U patent/JPS6140311U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6140311U (ja) | 1986-03-14 |
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