JPH01183980A - 画像信号帯域圧縮方式 - Google Patents
画像信号帯域圧縮方式Info
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- JPH01183980A JPH01183980A JP63008937A JP893788A JPH01183980A JP H01183980 A JPH01183980 A JP H01183980A JP 63008937 A JP63008937 A JP 63008937A JP 893788 A JP893788 A JP 893788A JP H01183980 A JPH01183980 A JP H01183980A
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- Japan
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- mode
- signal
- distortion
- block
- circuit
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- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 17
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、画像信号の伝送あるいは記録に適用できる画
像信号帯域圧縮方式に関するものである。
像信号帯域圧縮方式に関するものである。
(従来の技術)
従来、画(象信号の帯域圧縮技術に関して、電子通信学
会通信方式研究会資料C884−7r高品位テレビ信号
の時間軸変換帯域圧縮方式」に報告されているTAT方
式という技術が知られている。
会通信方式研究会資料C884−7r高品位テレビ信号
の時間軸変換帯域圧縮方式」に報告されているTAT方
式という技術が知られている。
TAT方式は、まず粗いサブサンプリングによって画像
の基本構造を表す基本画素を取り出し、次に残りの画素
の中から画像の精細さを表すために必要な追加画素をと
るものである。
の基本構造を表す基本画素を取り出し、次に残りの画素
の中から画像の精細さを表すために必要な追加画素をと
るものである。
これは、画像を小さなブロックに分割し、ブロック内の
画像の細かさに応じて第8図(a)、 (b)に示すよ
うにサンプリングパターンを変化させること−に相当す
る。即ち、1つのサンプリングパターンを1つのモード
として複数のモードを設定し画像の細かさに応じて各ブ
ロック毎にモードを切り替えて割り当て、割り当てられ
たモードに従って画素を間引き帯域圧縮を行う。このよ
うにすることで、画像の精細な部分では画素を間引かず
に、画像の平坦な部分では画素を間引いて、全体として
補間誤差を小さくすることが可能である。TAT方式に
おけるモードの決定では、モードの数が第8図(a)。
画像の細かさに応じて第8図(a)、 (b)に示すよ
うにサンプリングパターンを変化させること−に相当す
る。即ち、1つのサンプリングパターンを1つのモード
として複数のモードを設定し画像の細かさに応じて各ブ
ロック毎にモードを切り替えて割り当て、割り当てられ
たモードに従って画素を間引き帯域圧縮を行う。このよ
うにすることで、画像の精細な部分では画素を間引かず
に、画像の平坦な部分では画素を間引いて、全体として
補間誤差を小さくすることが可能である。TAT方式に
おけるモードの決定では、モードの数が第8図(a)。
(1))に示す2種類の場合、第9図に示すように、第
8図(b)のモード2に対する補間誤差の絶対値のブロ
ック内総和であるブロック毎の歪量Sのヒストグラムを
用いて、Sの成る値Thを境界にしてモードを決定して
いる。即ち、Thを越えたブロックはモード1が、Th
以下のブロックはモード2が割り当てられる。
8図(b)のモード2に対する補間誤差の絶対値のブロ
ック内総和であるブロック毎の歪量Sのヒストグラムを
用いて、Sの成る値Thを境界にしてモードを決定して
いる。即ち、Thを越えたブロックはモード1が、Th
以下のブロックはモード2が割り当てられる。
(発明が解決しようとする問題点)
従来のTAT方式では、各ブロックに対するモードは、
前述のように補間誤差の絶対値のブロック内総和である
ブロック毎の歪量の値を見て、成る閾値を境界にして決
定している。従って、ブロック毎の歪量が閾値Th近傍
となる画像領域においてはブロック毎に画質差の大きな
限られた種類のモードが複雑に入り組むことになり、こ
れが視覚的な画質劣化となって現れる。またこの領域に
おいては、雑音等の影響により時間方向に歪量がわずか
に変化しただけでも同一位置のブロックのモードが画面
毎にランダムに変化する可能性があり、これも視覚的な
画質劣化となって現れる。
前述のように補間誤差の絶対値のブロック内総和である
ブロック毎の歪量の値を見て、成る閾値を境界にして決
定している。従って、ブロック毎の歪量が閾値Th近傍
となる画像領域においてはブロック毎に画質差の大きな
限られた種類のモードが複雑に入り組むことになり、こ
れが視覚的な画質劣化となって現れる。またこの領域に
おいては、雑音等の影響により時間方向に歪量がわずか
に変化しただけでも同一位置のブロックのモードが画面
毎にランダムに変化する可能性があり、これも視覚的な
画質劣化となって現れる。
本発明の目的は、ブロック毎の歪量に対して空間または
時間方向にフィルタをかけて、フィルタのかけられた歪
量を用いてモードを決定することにより上述した問題点
を緩和した画像信号帯域圧縮方式を提供することにある
。
時間方向にフィルタをかけて、フィルタのかけられた歪
量を用いてモードを決定することにより上述した問題点
を緩和した画像信号帯域圧縮方式を提供することにある
。
(問題点を解決するための手段)
本発明の画像信号帯域圧縮方式は、画像を定められた大
きさのブロックに分割し、送信側で前記ブロック毎に画
素の間引き及び補間方法を示すモードを決定して、前記
モードに従って送信側で画素を間引き受信側で間引かれ
た画素を補間して復元する画像信号帯域圧縮方式にお”
いて、前記モードを決定する際に、画素毎に各モードに
対する補間誤差を計算し、少なくとも前記補間誤差を用
いてブロック毎の歪量を計算し、前記ブロック毎の歪量
に対して空間または時間方向にフィルタをかけてこれを
修正歪とし、少なくとも前記修正歪を用いて前記モード
を決定するものである。
きさのブロックに分割し、送信側で前記ブロック毎に画
素の間引き及び補間方法を示すモードを決定して、前記
モードに従って送信側で画素を間引き受信側で間引かれ
た画素を補間して復元する画像信号帯域圧縮方式にお”
いて、前記モードを決定する際に、画素毎に各モードに
対する補間誤差を計算し、少なくとも前記補間誤差を用
いてブロック毎の歪量を計算し、前記ブロック毎の歪量
に対して空間または時間方向にフィルタをかけてこれを
修正歪とし、少なくとも前記修正歪を用いて前記モード
を決定するものである。
(作用)
本発明では、送信側で画素を間引き、受信側で間引かれ
た画素を補間して画像を復元する画像の帯域圧縮におけ
る、モード決定のために用いるブロック毎の歪量の計算
および修正方法がポイントとなる。
た画素を補間して画像を復元する画像の帯域圧縮におけ
る、モード決定のために用いるブロック毎の歪量の計算
および修正方法がポイントとなる。
本発明においてはまず、各モードに対する補間誤差を計
算しこれを用いて例えば補間誤差の絶対値のブロック内
総和を第1図の歪量計算回路100において計算し、こ
れをブロック毎の歪量とする。
算しこれを用いて例えば補間誤差の絶対値のブロック内
総和を第1図の歪量計算回路100において計算し、こ
れをブロック毎の歪量とする。
さらに、このブロック毎の歪量に対して第1図に示すよ
うに画面内で周囲に位置するまたは同一位置で時間の異
なる一複数のブロックの歪量を用いてフィルタ回路20
0において、フィルタをかけてこれを修正歪とし、この
修正歪を用いて従来のTAT方式と同様にしてモード決
定回路300においてモードを決定する。フィルタとし
て、例えば低域通過型空間フィルタを用いれば隣接する
ブロック間の歪量変化が小さくなり画質差の大きな限ら
れた種類のモードが複雑に入り組む可能性が小さくなる
。
うに画面内で周囲に位置するまたは同一位置で時間の異
なる一複数のブロックの歪量を用いてフィルタ回路20
0において、フィルタをかけてこれを修正歪とし、この
修正歪を用いて従来のTAT方式と同様にしてモード決
定回路300においてモードを決定する。フィルタとし
て、例えば低域通過型空間フィルタを用いれば隣接する
ブロック間の歪量変化が小さくなり画質差の大きな限ら
れた種類のモードが複雑に入り組む可能性が小さくなる
。
また、フィルタの別の例として、当該ブロックを中心と
した定められた範囲内で定められた数以上のブロックの
歪量が同一値ならば、当該ブロックの歪量をその同一値
で置換するものでも同様の効果が得られる。さらに、フ
ィルタを時間方向にかければ雑音等の影響による時間方
向のモードのランダムな変化を抑えることができる。
した定められた範囲内で定められた数以上のブロックの
歪量が同一値ならば、当該ブロックの歪量をその同一値
で置換するものでも同様の効果が得られる。さらに、フ
ィルタを時間方向にかければ雑音等の影響による時間方
向のモードのランダムな変化を抑えることができる。
このようにすることで、空間方向にフィルタをかければ
隣接するブロック間で歪量の違いが小さくなり、時間方
向にフィルタをかければ時間方向の歪量の変化を抑える
ことが可能であり、従って空間方向あるいは時間方向に
同じモードが割り当てられる可能性が高まるために、゛
ブロック毎に画質差の大きな限られた種類のモードが空
間的に複雑に入り組んだり雑音等により時間方向にモー
ドがランダムに変化することによる画質劣化を軽減でき
る。
隣接するブロック間で歪量の違いが小さくなり、時間方
向にフィルタをかければ時間方向の歪量の変化を抑える
ことが可能であり、従って空間方向あるいは時間方向に
同じモードが割り当てられる可能性が高まるために、゛
ブロック毎に画質差の大きな限られた種類のモードが空
間的に複雑に入り組んだり雑音等により時間方向にモー
ドがランダムに変化することによる画質劣化を軽減でき
る。
(実施例)
次に第2図〜第9図を用いて本発明の実施例について説
明する。
明する。
本実施例では一例として、テレビジョン信号を入力とし
てフィールドを4画素×4画素の大きさのブロックに分
割し、フィールド毎に各ブロックに対してモードの決定
を行い、画素の数を全体の1/2に間引く場合について
示している。また本実施例におけるモードは、−例とし
て第8図(a)、(b)に示すモード1、モード2の2
種類とする。各モードの圧縮率はモード1が1、モード
2が1/4で、モード2はフィールド内補間を用いてい
る。
てフィールドを4画素×4画素の大きさのブロックに分
割し、フィールド毎に各ブロックに対してモードの決定
を行い、画素の数を全体の1/2に間引く場合について
示している。また本実施例におけるモードは、−例とし
て第8図(a)、(b)に示すモード1、モード2の2
種類とする。各モードの圧縮率はモード1が1、モード
2が1/4で、モード2はフィールド内補間を用いてい
る。
即ち本実施例は、第8図の(a)、 (b)2種類のモ
ードを各ブロックに割り当て、それぞれに対応した間引
きを行い、帯域圧縮を行うものであり、以下では特に羊
のモード決定方法について説明する。
ードを各ブロックに割り当て、それぞれに対応した間引
きを行い、帯域圧縮を行うものであり、以下では特に羊
のモード決定方法について説明する。
第2図は本発明の一実施例であるテレビジョン信号帯域
圧縮方式の送信部の基本部分の概略を示すブロック図で
ある。
圧縮方式の送信部の基本部分の概略を示すブロック図で
ある。
入力端子から入力される画像信号50に対し、モード2
間引き補間回路1でモード2の間引きおよび補間が行わ
れ、その補間信号は差分回路2に入力されて補間信号と
原信号との差分が計算される。
間引き補間回路1でモード2の間引きおよび補間が行わ
れ、その補間信号は差分回路2に入力されて補間信号と
原信号との差分が計算される。
その差分信号51は歪量計算回路3に入力され、−例と
して差分信号の絶対値のブロック内の総和を計算しこれ
をブロック毎の歪量D2とする。ブロック毎の歪量は歪
量信号52として出力される。第3図に本実施例におけ
るフィールドのブロック分割法を示す。
して差分信号の絶対値のブロック内の総和を計算しこれ
をブロック毎の歪量D2とする。ブロック毎の歪量は歪
量信号52として出力される。第3図に本実施例におけ
るフィールドのブロック分割法を示す。
歪量信号52はフィルタ回路4に入力されて、例えば低
域通過型空間フィルタがかけられて修正歪信号53とし
て出力される。第4図は歪量信号に空間方向フィルタを
かける場合のフィルタ回路の一例のブロック図である。
域通過型空間フィルタがかけられて修正歪信号53とし
て出力される。第4図は歪量信号に空間方向フィルタを
かける場合のフィルタ回路の一例のブロック図である。
歪量信号52と歪量信号52をnブロック分遅延させた
遅延信号64と歪量信号52を2Xnブロック分遅延さ
せた遅延信号65に対して、1ブロック分遅延させる遅
延回路をそれぞれ3個ずつ(遅延回路27〜35)直列
に接続し、空間的に当該ブロックを中心とした3×3ブ
ロック分の歪量を取り出し、遅延回路27〜35の出力
信号に対して固定係数乗算器36〜44によりそれぞれ
固定のフィルタ係数を乗算し、固定係数乗算器36〜4
4の出力を加算回路45により加算して修正歪信号53
を出力する。
遅延信号64と歪量信号52を2Xnブロック分遅延さ
せた遅延信号65に対して、1ブロック分遅延させる遅
延回路をそれぞれ3個ずつ(遅延回路27〜35)直列
に接続し、空間的に当該ブロックを中心とした3×3ブ
ロック分の歪量を取り出し、遅延回路27〜35の出力
信号に対して固定係数乗算器36〜44によりそれぞれ
固定のフィルタ係数を乗算し、固定係数乗算器36〜4
4の出力を加算回路45により加算して修正歪信号53
を出力する。
モード決定回路5では修正歪信号53を用いて従来のT
AT方式と同様にしてモードが決定される。第5図にモ
ード決定回路の一例を示す。まず、修正歪信号53はヒ
ストグラム作成回路8に入力されて、第9図に示される
のと同様にして歪量D2のヒストグラムが作成される。
AT方式と同様にしてモードが決定される。第5図にモ
ード決定回路の一例を示す。まず、修正歪信号53はヒ
ストグラム作成回路8に入力されて、第9図に示される
のと同様にして歪量D2のヒストグラムが作成される。
閾値決定回路9において、ヒストグラム作成回路8で作
成されたヒストグラムの内容をD2の大きな方から次々
に読み出して加算していき、全ブロック数の1/3以上
となったときのD2の値を閾値Thとし、閾値信号57
として出力する。さらに、修正歪信号53は閾値決定回
路9で閾値Thが決定されるまで遅延回路11で遅延さ
れる。モード割り当て回路10では、遅延された修正歪
信号58と閾・値信号57を用いて全ブロックに対する
モードを決定する。即ち、各ブロックについて、歪量D
2がTh以上の値を持つブロックではモード1を、Th
より小さい値を持つブロックではモード2を割り当てて
モード信号54を出力する。
成されたヒストグラムの内容をD2の大きな方から次々
に読み出して加算していき、全ブロック数の1/3以上
となったときのD2の値を閾値Thとし、閾値信号57
として出力する。さらに、修正歪信号53は閾値決定回
路9で閾値Thが決定されるまで遅延回路11で遅延さ
れる。モード割り当て回路10では、遅延された修正歪
信号58と閾・値信号57を用いて全ブロックに対する
モードを決定する。即ち、各ブロックについて、歪量D
2がTh以上の値を持つブロックではモード1を、Th
より小さい値を持つブロックではモード2を割り当てて
モード信号54を出力する。
入力画像信号50が入力されてからモード決定回路5で
モードが決定されるまでの間、入力画f象信号50は遅
延回路6で遅延される。遅延された入力画像信号55は
間引き回路7においてモード信号54に従って画素が間
引かれ、間引かれた画像信号56とモード決定回路5で
決定されたモード信号54はそれぞれ出力端子から受信
側に送信される。
モードが決定されるまでの間、入力画f象信号50は遅
延回路6で遅延される。遅延された入力画像信号55は
間引き回路7においてモード信号54に従って画素が間
引かれ、間引かれた画像信号56とモード決定回路5で
決定されたモード信号54はそれぞれ出力端子から受信
側に送信される。
以下に、本実施例を基にしたモード決定方法について説
明する。
明する。
第2図の実施例では、フィールド毎にモードを決定して
いるが、複数フィールド分をまとめて行ってもよい。
いるが、複数フィールド分をまとめて行ってもよい。
また、第2図のモード2間引き補間回路1および間引き
回路7において間引きをする前に、モード2に対応して
、折り返し歪み防止のために信号帯域の制限を行っても
よい。
回路7において間引きをする前に、モード2に対応して
、折り返し歪み防止のために信号帯域の制限を行っても
よい。
また、第5図の閾値決定回路9における閾値Th決定方
法として、ヒストグラムの内容の読み出しは −歪量D
2の小さな方から行ってもよい。ただしその場合には、
加暮結果が全ブロック数の2/3を越えた時のD2の値
をThとする。
法として、ヒストグラムの内容の読み出しは −歪量D
2の小さな方から行ってもよい。ただしその場合には、
加暮結果が全ブロック数の2/3を越えた時のD2の値
をThとする。
また、第2図のフィルタ回路4における空間フィルタと
して、第6図のブロック図に示されるようなフィルタ回
路により、当該ブロックを中心とした定められた範囲内
で定められた数以上のブロックの歪量が同一値ならば、
当該ブロックの歪量をその同一値で置換するものでもよ
い。即ち計数回路22において、歪量信号52を用いて
当該ブロックを中心とした例えば3×3ブロツクの範囲
内における歪量のヒストグラムを作り、このヒストグラ
ムにおいて最大の度数を持つ歪量の値をDsとしDsに
対する度数をH(Ds)としてそれぞれ最大度数歪量信
号60と最大度数信号61として出力する。比較回路2
3において、最大度数信号61と既定値信号62を入カ
シてH(Ds)が既定値より大きいか小さいかの比較を
行い比較信号63を出力する。選択回路21において、
H(Ds)が既定値より大きい場合には最大度数歪量信
号60を選択し、H(Ds)が既定値以下の場合には歪
量信号52を選択して修正歪信号53としてもよい。
して、第6図のブロック図に示されるようなフィルタ回
路により、当該ブロックを中心とした定められた範囲内
で定められた数以上のブロックの歪量が同一値ならば、
当該ブロックの歪量をその同一値で置換するものでもよ
い。即ち計数回路22において、歪量信号52を用いて
当該ブロックを中心とした例えば3×3ブロツクの範囲
内における歪量のヒストグラムを作り、このヒストグラ
ムにおいて最大の度数を持つ歪量の値をDsとしDsに
対する度数をH(Ds)としてそれぞれ最大度数歪量信
号60と最大度数信号61として出力する。比較回路2
3において、最大度数信号61と既定値信号62を入カ
シてH(Ds)が既定値より大きいか小さいかの比較を
行い比較信号63を出力する。選択回路21において、
H(Ds)が既定値より大きい場合には最大度数歪量信
号60を選択し、H(Ds)が既定値以下の場合には歪
量信号52を選択して修正歪信号53としてもよい。
また、第2図のフィルタ回路4における空間フィルタと
して、第7図のブロック図に示されるようなフィルタ回
路により、歪量信号52に対して時間方向に低域通過型
フィルタをかけてもよい。即ち、歪量信号52と歪量信
号52をnXmXmプロツク1フイ一ルド分)遅延させ
た遅延信号66と歪量信号52を2XnXmブロック分
(2フイ一ルド分)遅延させた遅延信号67に対して、
1ブロック分遅延させる遅延回路をそれぞれ1個ずつ(
遅延回路14〜16)接続 ・し、時間方向に当該ブロ
ックを中心とした3ブロック分の歪量を取り出して、遅
延回路14〜16の出力信号に対して固定係数乗算器1
7〜19によりそれぞれ固定のフィルタ係数を乗算し、
固定係数乗算器17〜19の出力を加算回路20により
加算して修正歪信号53として出力させてもよい。
して、第7図のブロック図に示されるようなフィルタ回
路により、歪量信号52に対して時間方向に低域通過型
フィルタをかけてもよい。即ち、歪量信号52と歪量信
号52をnXmXmプロツク1フイ一ルド分)遅延させ
た遅延信号66と歪量信号52を2XnXmブロック分
(2フイ一ルド分)遅延させた遅延信号67に対して、
1ブロック分遅延させる遅延回路をそれぞれ1個ずつ(
遅延回路14〜16)接続 ・し、時間方向に当該ブロ
ックを中心とした3ブロック分の歪量を取り出して、遅
延回路14〜16の出力信号に対して固定係数乗算器1
7〜19によりそれぞれ固定のフィルタ係数を乗算し、
固定係数乗算器17〜19の出力を加算回路20により
加算して修正歪信号53として出力させてもよい。
また、用いるモードの種類は第8図(a)、 (b)と
異なるものでもよい。
異なるものでもよい。
本実施例によればテレビジョン信号の信号帯域を1/2
に圧縮でき、伝送時に必要とする伝送路の帯域は1/2
になり、さらに画像品質が良い画像信号帯域圧縮方式が
可能となる。なお、画像信号の圧縮率は各モードの圧縮
率あるいはThの値を制御することにより可変となる。
に圧縮でき、伝送時に必要とする伝送路の帯域は1/2
になり、さらに画像品質が良い画像信号帯域圧縮方式が
可能となる。なお、画像信号の圧縮率は各モードの圧縮
率あるいはThの値を制御することにより可変となる。
(発明の効果)
以上述べてきたように、本発明によれば隣接するブロッ
ク間の歪量の違いを小さくしたり時間方向の歪量の変化
を抑えることが可能であり、従って同じモードが割り当
てられる可能性が高まるために、ブロック毎に画質差の
大きな限られた種類のモードが複雑に入り組んだり雑音
等の影響によりモードが時間方向にランダムに変化する
ことによる画質劣化を軽減できる。従って、従来のTA
T方式より視覚的に高画質な画像の帯域圧縮が可能とな
る。
ク間の歪量の違いを小さくしたり時間方向の歪量の変化
を抑えることが可能であり、従って同じモードが割り当
てられる可能性が高まるために、ブロック毎に画質差の
大きな限られた種類のモードが複雑に入り組んだり雑音
等の影響によりモードが時間方向にランダムに変化する
ことによる画質劣化を軽減できる。従って、従来のTA
T方式より視覚的に高画質な画像の帯域圧縮が可能とな
る。
第1図は本発明における歪量の計算および修正方法を示
す図、第2図は本発明の一実施例における送信部の基本
部分の概略を示すブロック図、第3図は本発明の一実施
例における1フイールドのブロック分割法を示す図、第
4図は本発明の一実施例におけるフィルタ回路の一例を
示す図、第5図は本発明の一実施例におけるモード決定
回路の一例を示す図、第6図は本発明の一実施例におけ
るフィルタ回路の一例を示す図、第7図は本発明の一実
施例におけるフィルタ回路の一例を示す図、第8図(a
)、(b)はTAT方式のサンプリングパターンを示す
説明図、第9図はTAT方式におけるモード決定方法を
示す説明図である。 図において、100・・・歪量計算回路、200・・・
フィルタ回路、300・・・モード決定回路。
す図、第2図は本発明の一実施例における送信部の基本
部分の概略を示すブロック図、第3図は本発明の一実施
例における1フイールドのブロック分割法を示す図、第
4図は本発明の一実施例におけるフィルタ回路の一例を
示す図、第5図は本発明の一実施例におけるモード決定
回路の一例を示す図、第6図は本発明の一実施例におけ
るフィルタ回路の一例を示す図、第7図は本発明の一実
施例におけるフィルタ回路の一例を示す図、第8図(a
)、(b)はTAT方式のサンプリングパターンを示す
説明図、第9図はTAT方式におけるモード決定方法を
示す説明図である。 図において、100・・・歪量計算回路、200・・・
フィルタ回路、300・・・モード決定回路。
Claims (1)
- 画像を定められた大きさのブロックに分割し、送信側で
前記ブロック毎に画素の間引き及び補間方法を示すモー
ドを決定して、前記モードに従って送信側で画素を間引
き受信側で間引かれた画素を補間して復元する画像信号
帯域圧縮方式において、前記モードを決定する際に、画
素毎に各モードに対する補間誤差を計算し、少なくとも
前記補間誤差を用いてブロック毎の歪量を計算し、前記
ブロック毎の歪量に対して空間または時間方向にフィル
タをかけてこれを修正歪とし、少なくとも前記修正歪を
用いて前記モードを決定することを特徴とする画像信号
帯域圧縮方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63008937A JPH01183980A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 画像信号帯域圧縮方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63008937A JPH01183980A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 画像信号帯域圧縮方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01183980A true JPH01183980A (ja) | 1989-07-21 |
JPH0511836B2 JPH0511836B2 (ja) | 1993-02-16 |
Family
ID=11706583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63008937A Granted JPH01183980A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 画像信号帯域圧縮方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01183980A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6430318B1 (en) * | 1997-12-23 | 2002-08-06 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | Image processing method including spatial and temporal noise filtering steps, and medical imaging apparatus for carrying out this method |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP63008937A patent/JPH01183980A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6430318B1 (en) * | 1997-12-23 | 2002-08-06 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | Image processing method including spatial and temporal noise filtering steps, and medical imaging apparatus for carrying out this method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0511836B2 (ja) | 1993-02-16 |
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