JPH01178002A - 自動二輪用ラジアルタイヤ - Google Patents
自動二輪用ラジアルタイヤInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C19/00—Tyre parts or constructions not otherwise provided for
- B60C19/001—Tyres requiring an asymmetric or a special mounting
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/02—Carcasses
- B60C9/04—Carcasses the reinforcing cords of each carcass ply arranged in a substantially parallel relationship
- B60C9/08—Carcasses the reinforcing cords of each carcass ply arranged in a substantially parallel relationship the cords extend transversely from bead to bead, i.e. radial ply
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
- B60C9/2003—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords
- B60C9/2006—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords consisting of steel cord plies only
-
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- B60C2200/10—Tyres specially adapted for particular applications for motorcycles, scooters or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動二輪車用タイヤ、特に高速走行に於ける
操縦安定性に優れかつブレーカ両端のプライ剥離を軽減
した自動二輪車用ラジアルタイヤに関する。
操縦安定性に優れかつブレーカ両端のプライ剥離を軽減
した自動二輪車用ラジアルタイヤに関する。
最近、道路の舗装整備化に伴ない車両の高速化がすすめ
られ、又自動二輪車用タイヤも高速走行における緒特性
が要求されている。
られ、又自動二輪車用タイヤも高速走行における緒特性
が要求されている。
−mに自動二輪車は、カーカスにクロスプライ構造、即
ちカーカスプライのコード角度を周方向に対して約25
°〜60°の角度で傾斜させプライ間で相互に交差する
配置が広く採用されていた。これは自動二輪車用タイヤ
が乗用車等の四輪車用タイヤと比べて、特に旋回走行時
の運動機能が根本的に相違することによるものであり、
自動二輪車は旋回時、路面と垂直な面に対して大きく傾
斜させ(大きなキャンバ−角を与え)、その時タイヤに
はキャンバ−角を与えた方向に路面と水平な力(キャン
バ−スラスト)が生じ、車体に働く遠心力に対抗し安定
な走行を維持するという特性が要求される。従って自動
二輪車用タイヤは、前述のクロスプライ構造のカーカス
を用いることにより横方向剛性を高め、前記キャンバ−
スラストの維持を図っており、横剛性の劣るラジアル“
1造は上記観点からほとんど採用されていなかった。し
かしクロスプライ構造のタイヤは、高速走行時、タイヤ
のコーナリングパワーと横剛性に起因する車体の横方向
の振動(WEAVE現象)が発生すること及び耐摩耗性
の点で難点があり、そのためカーカスのコード角度を調
整したり、又カーカスプライの枚数を増加させるなどタ
イヤ剛性を高めて対策を施したが、クロスプライ構造を
採用する限りその構造に起因する欠点は充分に完全に解
消できない。
ちカーカスプライのコード角度を周方向に対して約25
°〜60°の角度で傾斜させプライ間で相互に交差する
配置が広く採用されていた。これは自動二輪車用タイヤ
が乗用車等の四輪車用タイヤと比べて、特に旋回走行時
の運動機能が根本的に相違することによるものであり、
自動二輪車は旋回時、路面と垂直な面に対して大きく傾
斜させ(大きなキャンバ−角を与え)、その時タイヤに
はキャンバ−角を与えた方向に路面と水平な力(キャン
バ−スラスト)が生じ、車体に働く遠心力に対抗し安定
な走行を維持するという特性が要求される。従って自動
二輪車用タイヤは、前述のクロスプライ構造のカーカス
を用いることにより横方向剛性を高め、前記キャンバ−
スラストの維持を図っており、横剛性の劣るラジアル“
1造は上記観点からほとんど採用されていなかった。し
かしクロスプライ構造のタイヤは、高速走行時、タイヤ
のコーナリングパワーと横剛性に起因する車体の横方向
の振動(WEAVE現象)が発生すること及び耐摩耗性
の点で難点があり、そのためカーカスのコード角度を調
整したり、又カーカスプライの枚数を増加させるなどタ
イヤ剛性を高めて対策を施したが、クロスプライ構造を
採用する限りその構造に起因する欠点は充分に完全に解
消できない。
そこで最近は、従来のクロスプライ構造の前記欠点を解
消すべくラジアルタイヤが提案されている。然し自動二
輪車用タイヤにラジアル構造を採用すると、乗用車用タ
イヤと異なり、プレーカー両端におけるゴム剥離が多発
することが判明している。その理由は、自動二輪車用タ
イヤの断面構造が第2図+8)に示されるごとく、トレ
ッド部の曲率半径が小さく、従ってキャンバ−量H/L
は大きくなっており、一方プレーカーはトレッド部の一
端から他端に亘り一体のプライで構成されるため、トレ
ッド中央部と両端部においてブレーカ−コードの伸張に
不均一を生じさせ、かつプレーカー両端に歪を生じさせ
ることになる。しかも走行時にはトレッド部は第2図(
blの接地状態と第2図(alの接地開放状態の繰り返
し変形を受けることになるが、接地開放時のタイヤショ
ルダ一部内側の曲率半径R1(第2図(a))は接地時
にはR2(第2図山))に減少し、それに伴ってこの領
域に位置するプレーカー両端で剪断歪が発生することと
なる。
消すべくラジアルタイヤが提案されている。然し自動二
輪車用タイヤにラジアル構造を採用すると、乗用車用タ
イヤと異なり、プレーカー両端におけるゴム剥離が多発
することが判明している。その理由は、自動二輪車用タ
イヤの断面構造が第2図+8)に示されるごとく、トレ
ッド部の曲率半径が小さく、従ってキャンバ−量H/L
は大きくなっており、一方プレーカーはトレッド部の一
端から他端に亘り一体のプライで構成されるため、トレ
ッド中央部と両端部においてブレーカ−コードの伸張に
不均一を生じさせ、かつプレーカー両端に歪を生じさせ
ることになる。しかも走行時にはトレッド部は第2図(
blの接地状態と第2図(alの接地開放状態の繰り返
し変形を受けることになるが、接地開放時のタイヤショ
ルダ一部内側の曲率半径R1(第2図(a))は接地時
にはR2(第2図山))に減少し、それに伴ってこの領
域に位置するプレーカー両端で剪断歪が発生することと
なる。
特にラジアルタイヤのプレーカーコードは通常スチール
コードにかえて、ナイロンコードのようにモジュラスの
低いコードを用いることが提案されているが、ブレーカ
−剛性の低下により内圧充填によりタイヤのグロースが
生じたり操縦安定性が悪くなる傾向にある。
コードにかえて、ナイロンコードのようにモジュラスの
低いコードを用いることが提案されているが、ブレーカ
−剛性の低下により内圧充填によりタイヤのグロースが
生じたり操縦安定性が悪くなる傾向にある。
本発明は、前記問題点を解消し、ラジアルタイヤのブレ
ーカ−両端におけるプライ剥離を軽減し、かつ高速走行
時の操縦安定性に優れタイヤのグロースを抑制した自動
二輪車用ラジアルタイヤを提案することを目的とする。
ーカ−両端におけるプライ剥離を軽減し、かつ高速走行
時の操縦安定性に優れタイヤのグロースを抑制した自動
二輪車用ラジアルタイヤを提案することを目的とする。
少なくとも3本の金属フィラメントを撚り合わした、ス
トランドを更に複数本撚り合わして構成した金属コード
で、1本あたり1−の過量をかけた場合0.5〜1.5
%の伸度を有し、一本あたり10kgの過量をかけたと
きの接線弾性率は 8. 0 0 0kgf/m”
〜 1 5. 0 0 0kgf/am”の範囲
のものをゴムに埋設したプライをベルト層に用いたこと
を特徴とする自動二輪車用ラジアルタイヤである。
トランドを更に複数本撚り合わして構成した金属コード
で、1本あたり1−の過量をかけた場合0.5〜1.5
%の伸度を有し、一本あたり10kgの過量をかけたと
きの接線弾性率は 8. 0 0 0kgf/m”
〜 1 5. 0 0 0kgf/am”の範囲
のものをゴムに埋設したプライをベルト層に用いたこと
を特徴とする自動二輪車用ラジアルタイヤである。
以下本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明の自動二輪車用タイヤの部分断面図を示
す0図において本発明のタイヤlは、トレッド部2と、
その5両端からラジアル方向内方に向けて延びるサイド
ウオール部3と、該サイドウオール部3のラジアル方向
内側端部に位置すると一ド部4とを有している。ここで
トレッド部2はカーカスのクラウン上にその輪郭と略平
行な外表面輪郭形状もしくはクラウン中央から両端方向
に同じもしくは漸減する肉厚で延び、その直線幅Wtは
通常サイドウオール部3最大幅W3を越える断面形状で
構成され、これによってタイヤが傾斜したときのキャン
バ−スラストが維持される。
す0図において本発明のタイヤlは、トレッド部2と、
その5両端からラジアル方向内方に向けて延びるサイド
ウオール部3と、該サイドウオール部3のラジアル方向
内側端部に位置すると一ド部4とを有している。ここで
トレッド部2はカーカスのクラウン上にその輪郭と略平
行な外表面輪郭形状もしくはクラウン中央から両端方向
に同じもしくは漸減する肉厚で延び、その直線幅Wtは
通常サイドウオール部3最大幅W3を越える断面形状で
構成され、これによってタイヤが傾斜したときのキャン
バ−スラストが維持される。
次に本発明のタイヤlのカーカス5は、二枚のプライで
構成され、そのうち少なくとも1枚のプライの両端はい
ずれもビードコア6のまわりを内側から外側方向に折り
返されビード部4又はサイドウオール部3に終端する。
構成され、そのうち少なくとも1枚のプライの両端はい
ずれもビードコア6のまわりを内側から外側方向に折り
返されビード部4又はサイドウオール部3に終端する。
ここでビード部4外側に位置するカーカス5の折り返し
端5aは、ビード部4内側に位置するカーカス5の折り
返し端5bよりも高い位置まで延長し、前記内側の折り
返し端5bを完全に被覆し、該端部での応力集中を緩和
した例を示している、さらにサイドウオール部3を補強
するため、前記内側の折り返し部5b及び外側の折り返
し部5aのビードベース部からの夫々の高さHb、Ha
は、サイドウオール部3最大幅位置のビードベース部か
らの高さHの55〜65%及び70〜150%の範囲に
設定されている0次に前記カーカス5のコードは、タイ
ヤのラジアル方向に平行に又は略平行に配列されている
。ここで略平行とはコードがラジアル方向に20゜以内
の角度で傾斜しているものを意味し、20°を越えた構
成を採用すると、ラジアルタイヤの特徴である優れた高
速走行特性は得られない。ここでカーカスは、引張弾性
率が200〜1500kg/鶴冨の有機繊維コード例え
ばナイロン、レーヨン、ポリエステルが使用され、この
場合、例えば1500〜4000デニールの範囲で35
〜60本/ 5 cmの埋設密度で100%モジュラス
が25〜75kg/aJのゴムに平行に埋設したプライ
が用いられる。なお本発明では、カーカス5のプライは
1枚以上用られるが、ビードコア6の廻りでの折り返し
構造は図に示す如(内側から外側に折り返す構造のほか
、外側から内側に折り返す構造、あるいは両者の併用も
採用しうるが、図は最適な例として内側から外側へ折り
返した構造を示すものである。
端5aは、ビード部4内側に位置するカーカス5の折り
返し端5bよりも高い位置まで延長し、前記内側の折り
返し端5bを完全に被覆し、該端部での応力集中を緩和
した例を示している、さらにサイドウオール部3を補強
するため、前記内側の折り返し部5b及び外側の折り返
し部5aのビードベース部からの夫々の高さHb、Ha
は、サイドウオール部3最大幅位置のビードベース部か
らの高さHの55〜65%及び70〜150%の範囲に
設定されている0次に前記カーカス5のコードは、タイ
ヤのラジアル方向に平行に又は略平行に配列されている
。ここで略平行とはコードがラジアル方向に20゜以内
の角度で傾斜しているものを意味し、20°を越えた構
成を採用すると、ラジアルタイヤの特徴である優れた高
速走行特性は得られない。ここでカーカスは、引張弾性
率が200〜1500kg/鶴冨の有機繊維コード例え
ばナイロン、レーヨン、ポリエステルが使用され、この
場合、例えば1500〜4000デニールの範囲で35
〜60本/ 5 cmの埋設密度で100%モジュラス
が25〜75kg/aJのゴムに平行に埋設したプライ
が用いられる。なお本発明では、カーカス5のプライは
1枚以上用られるが、ビードコア6の廻りでの折り返し
構造は図に示す如(内側から外側に折り返す構造のほか
、外側から内側に折り返す構造、あるいは両者の併用も
採用しうるが、図は最適な例として内側から外側へ折り
返した構造を示すものである。
プレーカーフは、複数プライで構成されるが少な(とも
lプライの幅は、トレッド部2の幅WTと実質的に同じ
幅で形成する。
lプライの幅は、トレッド部2の幅WTと実質的に同じ
幅で形成する。
そしてプレーカーフに用いる金属コードは少なくとも3
本の金属フィラメントを撚り合わしたストランドを更に
複数本撚り合して構成される構造であり、かかる構造に
より金属コード中へのゴム浸透性を有利にし、金属コー
ドの耐腐蝕性の向上を図っており、例えば3×3構造。
本の金属フィラメントを撚り合わしたストランドを更に
複数本撚り合して構成される構造であり、かかる構造に
より金属コード中へのゴム浸透性を有利にし、金属コー
ドの耐腐蝕性の向上を図っており、例えば3×3構造。
3×4構造が好適である。
そして1本あたり1 kgの荷重をかけた場合0゜5〜
1.5%の伸度を有し、1本当たり10kgの荷重をか
けたときの接線弾性率は8.000kg/璽m” 〜1
5000 kir/ va”の範囲である。この種の伸
度の高い金属コードを用いたためタイヤ走行時、トレッ
ドセンターとトレッドショルダーの径が著しく異なるこ
とに起因し、ショルダ一部に位置するプレーカ一端部で
の歪の発生を軽減することができ、更にトレッド部の接
地状態と接地開放状態の繰り返し変形を受ける際の応力
集中を緩和できる。1kg荷重時の伸度は好ましくは0
.8〜1.2%であ、る。
1.5%の伸度を有し、1本当たり10kgの荷重をか
けたときの接線弾性率は8.000kg/璽m” 〜1
5000 kir/ va”の範囲である。この種の伸
度の高い金属コードを用いたためタイヤ走行時、トレッ
ドセンターとトレッドショルダーの径が著しく異なるこ
とに起因し、ショルダ一部に位置するプレーカ一端部で
の歪の発生を軽減することができ、更にトレッド部の接
地状態と接地開放状態の繰り返し変形を受ける際の応力
集中を緩和できる。1kg荷重時の伸度は好ましくは0
.8〜1.2%であ、る。
また10に1荷重時での弾性率は、従来のフィラメント
が相互に密につまったコンパクト型のスチールコードに
比べて低(、一方ナイロン、ポリエステル等の有機繊維
コードに比べて高い値を有しており、その為タガ効果に
基づきタイヤ成長を抑制するとともにカーカスプライの
間に剛性の差を軽減し、カーカスとのセパレーションを
防止する。
が相互に密につまったコンパクト型のスチールコードに
比べて低(、一方ナイロン、ポリエステル等の有機繊維
コードに比べて高い値を有しており、その為タガ効果に
基づきタイヤ成長を抑制するとともにカーカスプライの
間に剛性の差を軽減し、カーカスとのセパレーションを
防止する。
また、ストランドの撚りピッチは、3fi以下、金属コ
ードの撚りピンチは、6鶴以下である。
ードの撚りピンチは、6鶴以下である。
またベルト層の埋設コードは100%モジュラスが30
〜70kg/c+1の範囲のものが用いられ、39 k
g/am”より小さいと金属コードとゴムの剛性の段差
が大きく、歪みが生じやすく、−方70kg/−を越え
ると、ベルト層の剛性が高すぎて、ベルト層両端でのプ
ライ剥離を生じやすい。
〜70kg/c+1の範囲のものが用いられ、39 k
g/am”より小さいと金属コードとゴムの剛性の段差
が大きく、歪みが生じやすく、−方70kg/−を越え
ると、ベルト層の剛性が高すぎて、ベルト層両端でのプ
ライ剥離を生じやすい。
このように本発明では、ブレーカ−に従来に比べ伸びが
高く、かつ弾性率の小さい金属コードを用いることによ
りタイヤ全体に剛性が均一化し、走行時の繰り返し変形
に伴う応力集中がタイヤ全体に緩和され、プレーカー両
端でのプライ剥離は軽減される。
高く、かつ弾性率の小さい金属コードを用いることによ
りタイヤ全体に剛性が均一化し、走行時の繰り返し変形
に伴う応力集中がタイヤ全体に緩和され、プレーカー両
端でのプライ剥離は軽減される。
なおブレーカーのプライコードは、タイヤ周方向に5〜
30°の角度好ましくはlO〜25°の角度で配列され
るが、コード角度が余り小さすぎるとトレッド剛性を高
め路面に散在する石又は路面の凹凸に対して衝撃が太き
(、走行安定性、乗心地を阻害し、一方コード角が大き
すぎると高速走行時の操縦安定性を阻害する。
30°の角度好ましくはlO〜25°の角度で配列され
るが、コード角度が余り小さすぎるとトレッド剛性を高
め路面に散在する石又は路面の凹凸に対して衝撃が太き
(、走行安定性、乗心地を阻害し、一方コード角が大き
すぎると高速走行時の操縦安定性を阻害する。
さらに、本発明ではカーカス5及びその折り返し端部5
a、5bに囲まれる部分にビードコア6からサイドウオ
ール方向に厚さを漸減してのびる硬質ゴムよりなるビー
ドエーペックス8を配置することにより、ビード部4か
らサイドウオール方向へ至る間の横剛性を強化すること
ができる。そのJIS硬度は65〜95°の範囲である
。
a、5bに囲まれる部分にビードコア6からサイドウオ
ール方向に厚さを漸減してのびる硬質ゴムよりなるビー
ドエーペックス8を配置することにより、ビード部4か
らサイドウオール方向へ至る間の横剛性を強化すること
ができる。そのJIS硬度は65〜95°の範囲である
。
なお本発明のラジアルタイヤの断面形状は、第2図(a
)においてトレッド中央線Cからトレンド端までの距j
lilLとトレッド端からトレンド中央接線に下した垂
直路MHO比(H/L)で定義されるキャンバ−量が0
.2以上、特ニ0.3 以上である自動二輪車用タイヤ
に好適に採用しうる。
)においてトレッド中央線Cからトレンド端までの距j
lilLとトレッド端からトレンド中央接線に下した垂
直路MHO比(H/L)で定義されるキャンバ−量が0
.2以上、特ニ0.3 以上である自動二輪車用タイヤ
に好適に採用しうる。
本発明の実施例として第1図に示す構造のもの、及びこ
の構造を一部変更したものについてタイヤサイズ14G
/80−17の後輪用タイヤを試作した。
の構造を一部変更したものについてタイヤサイズ14G
/80−17の後輪用タイヤを試作した。
これらの詳細な仕様を第1表に示す。
高速時の振動自然発生速度は、高速路面で速度を増加し
振動の発生の時の速度をフィーリングで評価した。
振動の発生の時の速度をフィーリングで評価した。
耐久性は、J ATMA自動車タイヤ安全基準(二輪車
用タイヤの品質基準)の耐久性能試験の方法に基づき行
なった。つまり、80−の速度で、第1ステツプ荷重1
00%で4時間、−第2ステツプ荷重110%で6時間
、第3ステツプで115%で24時間走行させ、その後
200%の荷重条件でそのまま走行させ、第3ステップ
終了時からブレーカ−の損傷(カーカスとブレーカ−の
剥離等)が発生するまでの時間を測定した。なお下記の
実車走行の性能評価はいずれも車種として本田VF10
0ORを用い、その前輪に・120/80V16のクロ
スブライタイヤを、後輪に第1表のタイヤを夫々装着し
て測定したものである。
用タイヤの品質基準)の耐久性能試験の方法に基づき行
なった。つまり、80−の速度で、第1ステツプ荷重1
00%で4時間、−第2ステツプ荷重110%で6時間
、第3ステツプで115%で24時間走行させ、その後
200%の荷重条件でそのまま走行させ、第3ステップ
終了時からブレーカ−の損傷(カーカスとブレーカ−の
剥離等)が発生するまでの時間を測定した。なお下記の
実車走行の性能評価はいずれも車種として本田VF10
0ORを用い、その前輪に・120/80V16のクロ
スブライタイヤを、後輪に第1表のタイヤを夫々装着し
て測定したものである。
然して本発明の自動二輪車用タイヤは、カーカスにラジ
アル構造を採用するとともにブレーカーのコードを所定
の伸び率及び接線弾性率を有する金属コードを用いトレ
ッドショルダ一部の歪みを軽減しかつタイヤ全体の剛性
を均一化したため、ブレーカ一端部のブライ’III
iIIが防止できる。さらにビード部にはサイドウオー
ル方向に延びる硬いゴムのビードエーペックスを配置す
ることにより、ラジアル構造のタイヤ特有の欠点である
横剛性が強化されキャンバ−スラストが高くなり安定な
旋回走行を可能とし、さらにいわゆる腰くだけ現象も有
効に防止しうる
アル構造を採用するとともにブレーカーのコードを所定
の伸び率及び接線弾性率を有する金属コードを用いトレ
ッドショルダ一部の歪みを軽減しかつタイヤ全体の剛性
を均一化したため、ブレーカ一端部のブライ’III
iIIが防止できる。さらにビード部にはサイドウオー
ル方向に延びる硬いゴムのビードエーペックスを配置す
ることにより、ラジアル構造のタイヤ特有の欠点である
横剛性が強化されキャンバ−スラストが高くなり安定な
旋回走行を可能とし、さらにいわゆる腰くだけ現象も有
効に防止しうる
第1図は本発明の自動二輪車用タイヤを示す一部断面図
、第2図(al (blは夫々接地開放時、接地時のタ
イヤ断面図の概略図である。 1・・・・・・−・・タイヤ 2−・−・・−トレンド部 3・・・−・・・・サイドウオール部 4・−−−−−−・−・ビード部 5−・−・−カーカス 6−・・・・−・・ビードコア 7・・−・・−ブレーカ− 8−・・−・−ビードエーペックス 特許出願人 住友ゴム工業株式会社代理人 弁理
士 仲 村 義 平 第 l 図 C 第2 図(cl)
、第2図(al (blは夫々接地開放時、接地時のタ
イヤ断面図の概略図である。 1・・・・・・−・・タイヤ 2−・−・・−トレンド部 3・・・−・・・・サイドウオール部 4・−−−−−−・−・ビード部 5−・−・−カーカス 6−・・・・−・・ビードコア 7・・−・・−ブレーカ− 8−・・−・−ビードエーペックス 特許出願人 住友ゴム工業株式会社代理人 弁理
士 仲 村 義 平 第 l 図 C 第2 図(cl)
Claims (1)
- (1)少なくとも3本の金属フィラメントを撚り合わし
た、ストランドを更に複数本撚り合わして構成した金属
コードで、1本あたり1kgの荷重をかけた場合0.5
〜1.5%の伸度を有し、一本あたり10kgの荷重を
かけたときの接線弾性率は8,000kg/mm^2〜
15,000kg/mm^2の範囲のものをゴムに埋設
したプライをベルト層に用いたことを特徴とする自動二
輪車用ラジアルタイヤ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002675A JPH01178002A (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 自動二輪用ラジアルタイヤ |
US07/291,595 US5014761A (en) | 1988-01-08 | 1988-12-29 | Radial tire for motorcycle with improved metallic belt cord |
CA000587580A CA1312267C (en) | 1988-01-08 | 1989-01-05 | Radial tire for motorcycle |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP63002675A JPH01178002A (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 自動二輪用ラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01178002A true JPH01178002A (ja) | 1989-07-14 |
Family
ID=11535883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63002675A Pending JPH01178002A (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 自動二輪用ラジアルタイヤ |
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---|---|
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JP (1) | JPH01178002A (ja) |
CA (1) | CA1312267C (ja) |
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FR1407685A (fr) * | 1964-05-27 | 1965-08-06 | Pneumatiques, Caoutchouc Manufacture Et Plastiques Kleber Colombes | Enveloppe de pneumatique |
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-
1988
- 1988-01-08 JP JP63002675A patent/JPH01178002A/ja active Pending
- 1988-12-29 US US07/291,595 patent/US5014761A/en not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-01-05 CA CA000587580A patent/CA1312267C/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5014761A (en) | 1991-05-14 |
CA1312267C (en) | 1993-01-05 |
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