JPH01173527A - シーソー形スイツチ - Google Patents
シーソー形スイツチInfo
- Publication number
- JPH01173527A JPH01173527A JP32835887A JP32835887A JPH01173527A JP H01173527 A JPH01173527 A JP H01173527A JP 32835887 A JP32835887 A JP 32835887A JP 32835887 A JP32835887 A JP 32835887A JP H01173527 A JPH01173527 A JP H01173527A
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- JP
- Japan
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- movable
- movable contact
- operation button
- recess
- contact
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば自動車のウィンドガラスを昇降制御す
るのに用いるシーソー形スイッチに関する。
るのに用いるシーソー形スイッチに関する。
(従来の技術)
第5図は従来におけるシーソー形スイッチの一例を示し
たもので、このスイッチ1は、操作ボタン2、ベース3
、板ばね4、ボール5、ボール受部材6などで構成され
、操作ボタン2が枢軸23を支点に回動される。そして
操作ボタン2の片側を第5図中に矢印Eで示す方向側よ
り押すと、操作ボタン2が時計回り方向へ回動される。
たもので、このスイッチ1は、操作ボタン2、ベース3
、板ばね4、ボール5、ボール受部材6などで構成され
、操作ボタン2が枢軸23を支点に回動される。そして
操作ボタン2の片側を第5図中に矢印Eで示す方向側よ
り押すと、操作ボタン2が時計回り方向へ回動される。
また同時に、操作ボタン2の下面に一体形成されている
制御突起10によって、弾性を有する導電性板ばね4の
両端をそれぞれ外側へ折り曲げて形成されている可動片
16が押し下げられ、この押し下げられた側の可動片1
6に取り付けられた可動接点部材17が固定接点22に
当接されて導通状態が形成される。そして再び押下刃が
取り去られると、可動片16の自己弾性復帰力で操作ボ
タン2が反時計回り方向へ押し戻されて再び中立位置に
復帰され、これにより可動接点部材17と固定接点22
とが離され非導通状態になる。また逆に反対側の第5図
中に矢印Fで示す方向側より操作ボタン2が押されると
、操作ボタン2の片側が反時計回り方向へ回動されて反
対側に設けられた制御突起10で反対側の可動接片16
を押し下げ、この押し下げられた側の可動接点部材17
を固定接点22に当接させる。そして再び押下刃が取り
去られると、可動接片16の自己弾性復帰力で操作ボタ
ン2が時計回り方向へ押し戻されて中立位置に復帰され
、これにより可動接点部材17と固定接点22とが離さ
れて非導通状態になる。
制御突起10によって、弾性を有する導電性板ばね4の
両端をそれぞれ外側へ折り曲げて形成されている可動片
16が押し下げられ、この押し下げられた側の可動片1
6に取り付けられた可動接点部材17が固定接点22に
当接されて導通状態が形成される。そして再び押下刃が
取り去られると、可動片16の自己弾性復帰力で操作ボ
タン2が反時計回り方向へ押し戻されて再び中立位置に
復帰され、これにより可動接点部材17と固定接点22
とが離され非導通状態になる。また逆に反対側の第5図
中に矢印Fで示す方向側より操作ボタン2が押されると
、操作ボタン2の片側が反時計回り方向へ回動されて反
対側に設けられた制御突起10で反対側の可動接片16
を押し下げ、この押し下げられた側の可動接点部材17
を固定接点22に当接させる。そして再び押下刃が取り
去られると、可動接片16の自己弾性復帰力で操作ボタ
ン2が時計回り方向へ押し戻されて中立位置に復帰され
、これにより可動接点部材17と固定接点22とが離さ
れて非導通状態になる。
したがって、このシーソー形スイッチ1では操作ボタン
2の矢印E方向側またはF方向側を選択して押すと、こ
の押された側の可動片16が制御突起10によって下側
へ押されて撓み、この撓みで可動接点部材17が固定接
点22に当接され、接点の切り換えが行なわれる。
2の矢印E方向側またはF方向側を選択して押すと、こ
の押された側の可動片16が制御突起10によって下側
へ押されて撓み、この撓みで可動接点部材17が固定接
点22に当接され、接点の切り換えが行なわれる。
(発明が解決しようとする問題点)
上述したように従来のシーソー形スイッチ1は、操作ボ
タン2の矢印E方向側またはF方向側を選択して押すと
、この押された側に対応配置されている可動片16が制
御突起10によって押されて下側へ撓み、この撓みで可
動接点部材17が固定接点22に当接されて接点の切り
換えが行なわれる構造にしている。
タン2の矢印E方向側またはF方向側を選択して押すと
、この押された側に対応配置されている可動片16が制
御突起10によって押されて下側へ撓み、この撓みで可
動接点部材17が固定接点22に当接されて接点の切り
換えが行なわれる構造にしている。
そして操作ボタン2の回動力は、制御突起10と可動片
16を介して可動接点部材17に直接加えられ、この可
動接点部材17が固定接点22に圧接される構成になっ
ている。このため操作ボタン2が回動できる聞が十分設
けられずに、可動片16が操作ボタン2で押し下げられ
る間が小さいと、可動接点部材17と固定接点22との
間における所定の接触力が得られず、接触不良の状態が
生ずる。逆に操作ボタン2が回動される量が大きく、可
動片16を操作ボタン2で撓ませる堡が大きいと、可動
片16の機械的疲労が激しくなり寿命を知くする。した
がって操作ボタン2と可動片16との間で設定する圧力
が非常に難しいなどの問題があった。
16を介して可動接点部材17に直接加えられ、この可
動接点部材17が固定接点22に圧接される構成になっ
ている。このため操作ボタン2が回動できる聞が十分設
けられずに、可動片16が操作ボタン2で押し下げられ
る間が小さいと、可動接点部材17と固定接点22との
間における所定の接触力が得られず、接触不良の状態が
生ずる。逆に操作ボタン2が回動される量が大きく、可
動片16を操作ボタン2で撓ませる堡が大きいと、可動
片16の機械的疲労が激しくなり寿命を知くする。した
がって操作ボタン2と可動片16との間で設定する圧力
が非常に難しいなどの問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的は可動接片と操作ボタンとの押圧設定が簡単で、同
時に可動接点部と固定接点との接触圧が確実に得られ、
切り換え精度と寿命を向上させることのできる構造にし
たシーソー形スイッチを提供することにある。
目的は可動接片と操作ボタンとの押圧設定が簡単で、同
時に可動接点部と固定接点との接触圧が確実に得られ、
切り換え精度と寿命を向上させることのできる構造にし
たシーソー形スイッチを提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明は、操作部の下側より突
出された枢軸部の中間がベースに回動自在に支持されこ
の支持部を支点に左右へ回動する操作ボタンと、前記操
作ボタンの回動領域内に配置されて前記操作ボタンの回
動で押し下げられるとともに前記操作ボタンを中立位置
へ付勢している可動片を両端に有しこの可動片に可動接
点部材を取り付けた導電性板ばねと、押し下げられた前
記可動接点部材が当接される固定接点とを備えたシーソ
ー形スイッチであって、前記可動接点部材を前記可動片
に摺動自在に取り付けるとともに、前記可動片と前記可
動接点部材との間に前記可動接点部材を前記固定接点側
へ付勢するスプリングを設けた構成にしたものである。
出された枢軸部の中間がベースに回動自在に支持されこ
の支持部を支点に左右へ回動する操作ボタンと、前記操
作ボタンの回動領域内に配置されて前記操作ボタンの回
動で押し下げられるとともに前記操作ボタンを中立位置
へ付勢している可動片を両端に有しこの可動片に可動接
点部材を取り付けた導電性板ばねと、押し下げられた前
記可動接点部材が当接される固定接点とを備えたシーソ
ー形スイッチであって、前記可動接点部材を前記可動片
に摺動自在に取り付けるとともに、前記可動片と前記可
動接点部材との間に前記可動接点部材を前記固定接点側
へ付勢するスプリングを設けた構成にしたものである。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例に係るシーソー形
スイッチの要部構成を示したものである。
スイッチの要部構成を示したものである。
第1図乃至第4図においてスイッチ25は、操作ボタン
26、ベース27、接点基板28、板ばね29、ボール
30、ボール受部材31、可動接点部材33.34,3
5.36およびコイルスプリング37、補助コイルスプ
リング38などで構成されている。
26、ベース27、接点基板28、板ばね29、ボール
30、ボール受部材31、可動接点部材33.34,3
5.36およびコイルスプリング37、補助コイルスプ
リング38などで構成されている。
そして操作ボタン26は、樹脂材で各々別々に成形され
た操作部39と枢軸部40とで形成されている。操作部
39には下面の中央部分に係合凹部41が設けられてい
るとともに、この係合凹部41を挟んで互いに対向した
位置にそれぞれ制御突起42が設けられている。一方、
枢軸部40は棒状に形成されているとともに、一端が係
合凹部41に嵌合され操作部39の下面から突出された
状態で取り付けられている。そして垂れ下がっている枢
軸部40の下面に、ボール受凹部43を設けている。こ
のボール受四部43は中心へ向かうに従って深さ寸法が
大きくなる状態に形成されたすり錦秋の外周四部44と
、この外周凹部44の中心部分からさらに深く切り込ま
れて外周凹部44との間に段差が設けられた状態の中心
凹部45とで形成されている。なお中心凹部45の直径
寸法はボール30の直径寸法の約4分の1程度の大きさ
で、外周凹部44の直径寸法はボール30の直径寸法よ
りも若干大きく形成されている。また外周凹部44の最
大深さ寸法は、ボール30の直径寸法よりも小さく形成
されている。さらに枢軸部40の中間部分には、この枢
軸部40の側面を貫通した状態で長孔46が設けられて
いる。
た操作部39と枢軸部40とで形成されている。操作部
39には下面の中央部分に係合凹部41が設けられてい
るとともに、この係合凹部41を挟んで互いに対向した
位置にそれぞれ制御突起42が設けられている。一方、
枢軸部40は棒状に形成されているとともに、一端が係
合凹部41に嵌合され操作部39の下面から突出された
状態で取り付けられている。そして垂れ下がっている枢
軸部40の下面に、ボール受凹部43を設けている。こ
のボール受四部43は中心へ向かうに従って深さ寸法が
大きくなる状態に形成されたすり錦秋の外周四部44と
、この外周凹部44の中心部分からさらに深く切り込ま
れて外周凹部44との間に段差が設けられた状態の中心
凹部45とで形成されている。なお中心凹部45の直径
寸法はボール30の直径寸法の約4分の1程度の大きさ
で、外周凹部44の直径寸法はボール30の直径寸法よ
りも若干大きく形成されている。また外周凹部44の最
大深さ寸法は、ボール30の直径寸法よりも小さく形成
されている。さらに枢軸部40の中間部分には、この枢
軸部40の側面を貫通した状態で長孔46が設けられて
いる。
ベース27は樹脂材で成形されている。そして操作ボタ
ン26が取り付けられる位置に対応して、矩形状の凹部
47が一体に設けられており、さらにこの凹部47の下
面に貫通孔48が設けられている。なお、この凹部47
の大きさは、枢軸部4Oが受は入れられるのに十分な大
きざで形成されている。またベース27には、凹部47
の両側縁に沿って各々上方へ突出させた状態で支持片4
9を一体に成形し、この各支持片49に長孔46に対応
する貫通孔50を設けている。ざらに凹部47を挟んで
対称な位置に一対ずつ並置された状態で、筒状部52.
53.54.55が一体に設けられており、この筒状部
52.53,54.55には上下に貫通した孔51が各
々形成されている。
ン26が取り付けられる位置に対応して、矩形状の凹部
47が一体に設けられており、さらにこの凹部47の下
面に貫通孔48が設けられている。なお、この凹部47
の大きさは、枢軸部4Oが受は入れられるのに十分な大
きざで形成されている。またベース27には、凹部47
の両側縁に沿って各々上方へ突出させた状態で支持片4
9を一体に成形し、この各支持片49に長孔46に対応
する貫通孔50を設けている。ざらに凹部47を挟んで
対称な位置に一対ずつ並置された状態で、筒状部52.
53.54.55が一体に設けられており、この筒状部
52.53,54.55には上下に貫通した孔51が各
々形成されている。
板ばね29は、弾性を有した金3板材で形成されている
。この板ばね29の中間部分56は、この中間部分56
がベース27の凹部47内に挿入されると、この凹部4
7の内壁面に沿う状態で略U字状に折り曲げられている
。また凹部47の上部から突出配置される中間部分56
は、各先端部分がさらに外側へ略直角に折り曲げられて
いる。
。この板ばね29の中間部分56は、この中間部分56
がベース27の凹部47内に挿入されると、この凹部4
7の内壁面に沿う状態で略U字状に折り曲げられている
。また凹部47の上部から突出配置される中間部分56
は、各先端部分がさらに外側へ略直角に折り曲げられて
いる。
そして、この外側へ折り曲げられた部分は、各々先端部
分から中間部分56へ向かってこの中間部分56の領域
内まで切り込んで設けた満58で二つに分離されている
。また、この分離により一方の先端側に可動片59.6
0が、他方の先端側に可動片61.62がそれぞれ形成
されている。さらに各可動片59.60.61.62に
は、先端部分から中間部分56側へ向かって途中まで切
り込んだ状態で摺割り満63が設けられているとともに
、この摺割り溝63の内部終端部分にこの摺割り溝63
の幅寸法よりも大きい径寸法で形成した大径孔部64(
第1図参照)が連続して設けられている。そして、この
各可動片59.60.61.62に、プランジャー機能
が持たされて可動接点部材33.34,35.36がそ
れぞれ取り付けられている。
分から中間部分56へ向かってこの中間部分56の領域
内まで切り込んで設けた満58で二つに分離されている
。また、この分離により一方の先端側に可動片59.6
0が、他方の先端側に可動片61.62がそれぞれ形成
されている。さらに各可動片59.60.61.62に
は、先端部分から中間部分56側へ向かって途中まで切
り込んだ状態で摺割り満63が設けられているとともに
、この摺割り溝63の内部終端部分にこの摺割り溝63
の幅寸法よりも大きい径寸法で形成した大径孔部64(
第1図参照)が連続して設けられている。そして、この
各可動片59.60.61.62に、プランジャー機能
が持たされて可動接点部材33.34,35.36がそ
れぞれ取り付けられている。
この各可動接点部材33.34.35.36には、一端
に可動接点部33A、34A、35A。
に可動接点部33A、34A、35A。
36Aが一体に形成されており、またこの可動接点部3
3A、34A、35A、36△の直ぐ上部外周面に鍔状
の座金32が各々固定されている。
3A、34A、35A、36△の直ぐ上部外周面に鍔状
の座金32が各々固定されている。
また可動接点部材33,34,35.36の上部には、
この可動接点部材33,34,35.36の側面を横切
った状態で41通孔67が各々設けられている。そして
各可動接点部材33.34.35.36に、この可動接
点部材33.34.35゜36を固定接点70,71,
72.73側へ付勢するスプリング手段を構成する補助
コイルスプリング38がそれぞれ取り付けられている。
この可動接点部材33,34,35.36の側面を横切
った状態で41通孔67が各々設けられている。そして
各可動接点部材33.34.35.36に、この可動接
点部材33.34.35゜36を固定接点70,71,
72.73側へ付勢するスプリング手段を構成する補助
コイルスプリング38がそれぞれ取り付けられている。
この補助コイルスプリング38は、座金32と貫通孔6
7間の寸法よりも長い寸法で形成されており、下端が座
金32に当接位置決めされた状態で各可動接点部材33
.34.35.36の外周部分にそれぞれ装着され、そ
の後上端側が下側に押されて圧縮された状態で、貫通孔
67に圧入係止された係止ビン68により、上端側が係
止されている。
7間の寸法よりも長い寸法で形成されており、下端が座
金32に当接位置決めされた状態で各可動接点部材33
.34.35.36の外周部分にそれぞれ装着され、そ
の後上端側が下側に押されて圧縮された状態で、貫通孔
67に圧入係止された係止ビン68により、上端側が係
止されている。
このようにして各可動接点部材33.34,35゜36
に取り付けている各補助コイルスプリング38は、各可
動接点部材33.34.35.36とともにユニット化
された部品の状態で取り扱われる。そして補助コイルス
プリングとともにユニット化された各可動接点部材33
.34.35.36は、可動片59.60.61.62
を係止ビン68と補助コイルスプリング38との間に挟
んだ状態で摺割り溝63から大径孔部64内に取り付け
られ、・この大径孔64内で摺動されるプランジャー機
能が持たされている。また大径孔64内にそれぞれ取り
付けられた各可動接点部材33,34.35.36は、
補助コイルスプリング38の付勢力で可動片59,60
.61.62の下側へ付勢された状態で通常保持されて
いる。そして可動接点部材33.34.35.36に下
側から補助コイルスプリング38の付勢力に打ち勝つ外
力が付与されると、外力が付与された可動接点部材33
.34,35.36だけが可動片59,60゜61.6
2の上側へ摺動退避され、この退避で操作ボタン26の
超過回動酊などに起因する、可動接点部材59.60.
61.62に付与される大きな外力が吸収される。また
可動接点部材33゜34.35.36の内、可動接点部
材34の座金32から突出されている可動接点部34A
の長さ寸法は、他の可動接点部材33.35.36の座
金32から突出されている可動接点部33A、35A、
36の長さ寸法よりもX分(第2図参照)だけ長く形成
されている。そして可動片59,60.61.62に可
動接点部材33.34,35゜36がそれぞれ取り付け
られた状態で、可動接点部34Aだけが寸法X分下側へ
突出された状態になっている。また板ばね29における
中間部分56の底面中央には、凹部47の貫通孔48に
対応した貫通孔65が設けられている。
に取り付けている各補助コイルスプリング38は、各可
動接点部材33.34.35.36とともにユニット化
された部品の状態で取り扱われる。そして補助コイルス
プリングとともにユニット化された各可動接点部材33
.34.35.36は、可動片59.60.61.62
を係止ビン68と補助コイルスプリング38との間に挟
んだ状態で摺割り溝63から大径孔部64内に取り付け
られ、・この大径孔64内で摺動されるプランジャー機
能が持たされている。また大径孔64内にそれぞれ取り
付けられた各可動接点部材33,34.35.36は、
補助コイルスプリング38の付勢力で可動片59,60
.61.62の下側へ付勢された状態で通常保持されて
いる。そして可動接点部材33.34.35.36に下
側から補助コイルスプリング38の付勢力に打ち勝つ外
力が付与されると、外力が付与された可動接点部材33
.34,35.36だけが可動片59,60゜61.6
2の上側へ摺動退避され、この退避で操作ボタン26の
超過回動酊などに起因する、可動接点部材59.60.
61.62に付与される大きな外力が吸収される。また
可動接点部材33゜34.35.36の内、可動接点部
材34の座金32から突出されている可動接点部34A
の長さ寸法は、他の可動接点部材33.35.36の座
金32から突出されている可動接点部33A、35A、
36の長さ寸法よりもX分(第2図参照)だけ長く形成
されている。そして可動片59,60.61.62に可
動接点部材33.34,35゜36がそれぞれ取り付け
られた状態で、可動接点部34Aだけが寸法X分下側へ
突出された状態になっている。また板ばね29における
中間部分56の底面中央には、凹部47の貫通孔48に
対応した貫通孔65が設けられている。
ボール受部材31は、一端が閉じられた有底筒状に樹脂
材で形成されており、m10端側の周縁には鍔状部66
が一体に設けられている。そしてボール受部材31は、
板ばね29の負通孔65と凹部47の貫通孔48とを貫
通し、鍔状部66が貫通孔65の周縁に衝接して規制さ
れるまで受は入れられ、開口部分が上方を向いた状態で
凹部47内に固定されている。また、このボール受部材
31の内部に圧縮状態で使用するコイルスプリング37
が収納され、さらにボール30がコイルスプリング37
の一端上に載置されて、このボール30が間口部分より
突出した状態で設けられている。
材で形成されており、m10端側の周縁には鍔状部66
が一体に設けられている。そしてボール受部材31は、
板ばね29の負通孔65と凹部47の貫通孔48とを貫
通し、鍔状部66が貫通孔65の周縁に衝接して規制さ
れるまで受は入れられ、開口部分が上方を向いた状態で
凹部47内に固定されている。また、このボール受部材
31の内部に圧縮状態で使用するコイルスプリング37
が収納され、さらにボール30がコイルスプリング37
の一端上に載置されて、このボール30が間口部分より
突出した状態で設けられている。
そしてボール受部材31が板ばね29の貫通孔65と凹
部47の貫通孔48とに貫通されて、鍔状部66が貫通
孔65の周縁に衝接して規制されるまで四部47内に取
り付けられるとき、板ばね29もこの鍔状部66と凹部
47の底面とで挟持された状態で同時に凹部47内に取
り付けられる。
部47の貫通孔48とに貫通されて、鍔状部66が貫通
孔65の周縁に衝接して規制されるまで四部47内に取
り付けられるとき、板ばね29もこの鍔状部66と凹部
47の底面とで挟持された状態で同時に凹部47内に取
り付けられる。
また、この状態で各可動接片59,60,61゜62は
ベース27の表面上に沿って相対向する方向へ延び、各
可動片59.60,61.62の各大径孔64が、筒状
部52,53,54.55の上部に対応された状態にな
る。そして各可動片59.60.61.62にそれぞれ
取り付けられた可動接点部材33.34.35.36は
、それぞれ対応している筒状部52.53,54.55
を通って可動接点部33A、34A、35A、36Aが
接点基板28側に突出された状態になる。
ベース27の表面上に沿って相対向する方向へ延び、各
可動片59.60,61.62の各大径孔64が、筒状
部52,53,54.55の上部に対応された状態にな
る。そして各可動片59.60.61.62にそれぞれ
取り付けられた可動接点部材33.34.35.36は
、それぞれ対応している筒状部52.53,54.55
を通って可動接点部33A、34A、35A、36Aが
接点基板28側に突出された状態になる。
接点基板28は樹脂材で成形され、表面に印刷配線回路
(不図示)が形成されている。また貫通孔48と対応し
た位置にボール受部材31を逃がす貫通孔69が設けら
れているとともに、筒状部52.53.54.55と対
応した位置に上記印刷配線回路へつながる固定接点70
.71.72゜73がそれぞれ設けられている。そして
可動接点部34Aと対応している固定接点71は固定接
点71Aと固定接点71Bで形成されており、また可動
接点部36Aに対応している固定接点73は固定接点7
3Aと固定接点73Bで形成されている。
(不図示)が形成されている。また貫通孔48と対応し
た位置にボール受部材31を逃がす貫通孔69が設けら
れているとともに、筒状部52.53.54.55と対
応した位置に上記印刷配線回路へつながる固定接点70
.71.72゜73がそれぞれ設けられている。そして
可動接点部34Aと対応している固定接点71は固定接
点71Aと固定接点71Bで形成されており、また可動
接点部36Aに対応している固定接点73は固定接点7
3Aと固定接点73Bで形成されている。
そして操作ボタン26のベース27への取り付けは、板
ばね29、ボール受部材31がベース27に一体に組み
込まれた状態で、また補助コイルスプリング38を装着
させてユニット化された各可動接点部材33,34.3
5.36が各可動片59.60.61.62に取り付け
られている状態で、筒状部52.53,54.55に可
動接点部材3,34.35; 36がそれぞれ挿入され
るときに、枢軸部40が凹部47内に差し込まれて行く
と、枢軸部40の中心凹部45が、コイルスプリング3
7の一端で支持されているボール30と当接する。また
、この中心凹部45内にボール30の一部が受は入れら
れた状態で操作ボタン26が下側へ押されると、コイル
スプリング37が圧縮されて、ボール30の一部がボー
ル受部材31内に収納され、さらに支持片49の貫通孔
50と枢軸部40の長孔46とが対応された状態になる
。そして、この状態で枢軸74が一方の支持片49の貫
通孔50側から枢軸部40の長孔46を通って他方の支
持片49の貫通孔50まで差し込まれて、この長孔46
の反対側に突出された部分を支持片49に固定されると
、操作ボタン26が枢軸74を支点にして左右方向へ回
動自在な状態で取り付けられる。
ばね29、ボール受部材31がベース27に一体に組み
込まれた状態で、また補助コイルスプリング38を装着
させてユニット化された各可動接点部材33,34.3
5.36が各可動片59.60.61.62に取り付け
られている状態で、筒状部52.53,54.55に可
動接点部材3,34.35; 36がそれぞれ挿入され
るときに、枢軸部40が凹部47内に差し込まれて行く
と、枢軸部40の中心凹部45が、コイルスプリング3
7の一端で支持されているボール30と当接する。また
、この中心凹部45内にボール30の一部が受は入れら
れた状態で操作ボタン26が下側へ押されると、コイル
スプリング37が圧縮されて、ボール30の一部がボー
ル受部材31内に収納され、さらに支持片49の貫通孔
50と枢軸部40の長孔46とが対応された状態になる
。そして、この状態で枢軸74が一方の支持片49の貫
通孔50側から枢軸部40の長孔46を通って他方の支
持片49の貫通孔50まで差し込まれて、この長孔46
の反対側に突出された部分を支持片49に固定されると
、操作ボタン26が枢軸74を支点にして左右方向へ回
動自在な状態で取り付けられる。
またこの状態は、ボール30がコイルスプリング37の
付勢力で中心凹部45内に圧接されており、操作ボタン
26も上方へ付勢されて操作ボタン26のガタを抑える
状態になっている。さらに操作部39の下面に設けられ
た各制御突起42が各可動片59,60.61.62の
先端部分にそれぞれ当接され、この当接された可動片5
9,60.61.62の弾性力によって操作ボタン26
が第2図中に示すように、真っすぐ中立位置に立つた状
態に維持されている。これにより各可動接点部材33.
34.35.36も各固定接点70゜71.72.73
から離れた状態にされている。
付勢力で中心凹部45内に圧接されており、操作ボタン
26も上方へ付勢されて操作ボタン26のガタを抑える
状態になっている。さらに操作部39の下面に設けられ
た各制御突起42が各可動片59,60.61.62の
先端部分にそれぞれ当接され、この当接された可動片5
9,60.61.62の弾性力によって操作ボタン26
が第2図中に示すように、真っすぐ中立位置に立つた状
態に維持されている。これにより各可動接点部材33.
34.35.36も各固定接点70゜71.72.73
から離れた状態にされている。
このように構成されているシーソー形スイッチ25は、
枢軸74を支点として操作ボタン26を左右方向へ回動
させることができ、そして第2図中に矢印Cで示す方向
側より操作部39の片側を押すと、操作ボタン26が枢
軸74を支点に時計回り方向へ回動される。このとき枢
軸部40も一体に回動されボール30に対して変位する
ので、この変位によってボール30から中心凹部45が
逃がされ、外周凹部44がボール30に対応配置された
状態で時削回り方向へ回動される。そして第3図にこの
状態を示すように、ボール30から中心凹部45が逃が
され、次いでボール30に外周凹部44が対応配置され
る。また、この移動時中心凹部45と外周凹部44との
段差で操作者の指に操作感触が与えられ、同時に可動片
59,60が制御突起42で押し下げられる。このとき
可動接点部材34の可動接点部34Aは、可動接点部材
33の可動接点部33Aよりも下側へ寸法X分だけ大き
く突出しているので、まず可動接点部34Aが固定接点
71に当接し、固定接点71Aと固定接点71Bとの間
が可動接点部34Aを介して導通状態にされる。この状
態は同じく第3図に示している。また、この状態から操
作ボタン26が時計回り方向へさらに可動されると、次
いで第4図に示すように外周凹部44の内縁44Aがボ
ール30に衝接し、それ以上操作ボタン26を回動させ
ることができない状態になるとともに、回動接点部33
Aが固定接点70に当接される。
枢軸74を支点として操作ボタン26を左右方向へ回動
させることができ、そして第2図中に矢印Cで示す方向
側より操作部39の片側を押すと、操作ボタン26が枢
軸74を支点に時計回り方向へ回動される。このとき枢
軸部40も一体に回動されボール30に対して変位する
ので、この変位によってボール30から中心凹部45が
逃がされ、外周凹部44がボール30に対応配置された
状態で時削回り方向へ回動される。そして第3図にこの
状態を示すように、ボール30から中心凹部45が逃が
され、次いでボール30に外周凹部44が対応配置され
る。また、この移動時中心凹部45と外周凹部44との
段差で操作者の指に操作感触が与えられ、同時に可動片
59,60が制御突起42で押し下げられる。このとき
可動接点部材34の可動接点部34Aは、可動接点部材
33の可動接点部33Aよりも下側へ寸法X分だけ大き
く突出しているので、まず可動接点部34Aが固定接点
71に当接し、固定接点71Aと固定接点71Bとの間
が可動接点部34Aを介して導通状態にされる。この状
態は同じく第3図に示している。また、この状態から操
作ボタン26が時計回り方向へさらに可動されると、次
いで第4図に示すように外周凹部44の内縁44Aがボ
ール30に衝接し、それ以上操作ボタン26を回動させ
ることができない状態になるとともに、回動接点部33
Aが固定接点70に当接される。
そして固定接点71A、718.70とが固定接点部材
33,34、板ばね29を介して導通状態にされる。す
なわち、この操作では固定接点71A、71Bの接続と
、この固定接点71A、71Bに同じく接続される固定
接点70との間に、固定接点部33A、34Aの長さ寸
法を変えることによって時間差が持たされている。これ
により操作ボタン26の矢印Cで示す側を押すと、まず
固定接点71A、71Bに接続される外部回路(不図示
〉が導通し、続いて固定接点70に接続されている外部
回路(不図示)が導通するといるように、各回路間の制
御に時間差を持たせた態様で使用することができる。
33,34、板ばね29を介して導通状態にされる。す
なわち、この操作では固定接点71A、71Bの接続と
、この固定接点71A、71Bに同じく接続される固定
接点70との間に、固定接点部33A、34Aの長さ寸
法を変えることによって時間差が持たされている。これ
により操作ボタン26の矢印Cで示す側を押すと、まず
固定接点71A、71Bに接続される外部回路(不図示
〉が導通し、続いて固定接点70に接続されている外部
回路(不図示)が導通するといるように、各回路間の制
御に時間差を持たせた態様で使用することができる。
そして可動接点部材33が固定接点70に当接す・るま
で操作ボタン26が下側へ動くとき、可動接点部材37
に付与される超過変位力は、可動片60の撓み変形と、
補助コイルスプリング38の付勢力に抗して可動接点部
vU34が可動片60に対し摺動することによって吸収
され、これにより可動片60の機械的な疲労を少なくし
ている。また可動接点部材33側においても、可動接点
部材33が固定接点70に当接した後、さらに下側への
余分な回動力が加えられたときは、同じく可動片59に
対する可動接点部材33の摺動で超過変位力を吸収し、
これにより可動片59の機械的な疲労も少なくされる。
で操作ボタン26が下側へ動くとき、可動接点部材37
に付与される超過変位力は、可動片60の撓み変形と、
補助コイルスプリング38の付勢力に抗して可動接点部
vU34が可動片60に対し摺動することによって吸収
され、これにより可動片60の機械的な疲労を少なくし
ている。また可動接点部材33側においても、可動接点
部材33が固定接点70に当接した後、さらに下側への
余分な回動力が加えられたときは、同じく可動片59に
対する可動接点部材33の摺動で超過変位力を吸収し、
これにより可動片59の機械的な疲労も少なくされる。
また操作ボタン26に矢印C方向側からの押下刃が取り
去られると、可動片59.60の自己弾性復帰力で操作
ボタン26が反時計回り方向へ押し戻される。このとき
の各可動接点部材33,34が各固定接点70.71A
、71Bから離れる順序は押し下げられたときと逆で、
まず可動接点部材33と固定接点70とが離され、続い
て可動接点部材34と固定接点71が離される。
去られると、可動片59.60の自己弾性復帰力で操作
ボタン26が反時計回り方向へ押し戻される。このとき
の各可動接点部材33,34が各固定接点70.71A
、71Bから離れる順序は押し下げられたときと逆で、
まず可動接点部材33と固定接点70とが離され、続い
て可動接点部材34と固定接点71が離される。
そして操作ボタン26が枢軸74を支点に第2図中の反
時計方向へ回動して戻され゛るとき、枢軸部40も一体
に反時計回り方向へ回動して、ボール30に中心凹部4
5が対応される方向へ変位される。また操作ボタン26
が所定量回動して中立位置へ戻される直前になると、ボ
ール30に中心凹部45が対応された状態になる。そし
て中心凹部45にボール30が再び落ち込んだ状態にさ
れ、操作ボタン26が第2図に示す状態に復帰する。
時計方向へ回動して戻され゛るとき、枢軸部40も一体
に反時計回り方向へ回動して、ボール30に中心凹部4
5が対応される方向へ変位される。また操作ボタン26
が所定量回動して中立位置へ戻される直前になると、ボ
ール30に中心凹部45が対応された状態になる。そし
て中心凹部45にボール30が再び落ち込んだ状態にさ
れ、操作ボタン26が第2図に示す状態に復帰する。
またボール30が中心凹部45に落ち込むとき、この感
触が操作者の指に伝わり操作者に操作ボタン26の操作
感触を与えることができる。
触が操作者の指に伝わり操作者に操作ボタン26の操作
感触を与えることができる。
次に操作ボタン26を、逆に第2図中の矢印り方向側よ
り操作部39の片側を押すと、操作ボタン26が枢軸7
4を支点に反時計回り方向へ回動される。このとき枢軸
部4oも一体に回動されてボール30に対し変位するの
で、この変位によってボール30から中心凹部45が逃
がされ、外周凹部44がボール30に対応配置される状
態に反時計回り方向へ回動される。そしてボール3oが
ら中心凹部45が逃がされ、ボール3oに外周凹部44
が対応配置されるとき、中心凹部45と外周凹部44と
の段差で操作者の指に操作感触が与えられ、同時に可動
片61.62が制御突起42で押し下げられる。すると
可動接点部材35と可動接点部材36が可動片61.6
2と一体に下側へ変位される。そして可動接点部35A
が固定接点73に当接して固定接点73Aと固定接点7
3Bとの間が可動接点部36Aを介して導通状態にされ
ると同時に、可動接点部35Aが固定接点72に・当接
して固定接点73A、固定接点73Bおよび固定接点7
2とが互いに導通状態にされる。
り操作部39の片側を押すと、操作ボタン26が枢軸7
4を支点に反時計回り方向へ回動される。このとき枢軸
部4oも一体に回動されてボール30に対し変位するの
で、この変位によってボール30から中心凹部45が逃
がされ、外周凹部44がボール30に対応配置される状
態に反時計回り方向へ回動される。そしてボール3oが
ら中心凹部45が逃がされ、ボール3oに外周凹部44
が対応配置されるとき、中心凹部45と外周凹部44と
の段差で操作者の指に操作感触が与えられ、同時に可動
片61.62が制御突起42で押し下げられる。すると
可動接点部材35と可動接点部材36が可動片61.6
2と一体に下側へ変位される。そして可動接点部35A
が固定接点73に当接して固定接点73Aと固定接点7
3Bとの間が可動接点部36Aを介して導通状態にされ
ると同時に、可動接点部35Aが固定接点72に・当接
して固定接点73A、固定接点73Bおよび固定接点7
2とが互いに導通状態にされる。
また同時に外周凹部44の内面44Aがボール30に衝
接し、それ以上操作ボタン26を回動させることができ
ない状態になる。
接し、それ以上操作ボタン26を回動させることができ
ない状態になる。
そして可動接点部材35と可動接点部材36は、固定接
点72.73に当接された後もさらに下側へ動かされた
場合は、可動片61.62の撓み変形と、補助コイルス
プリング38の付勢力に抗して可動接点部材35が可動
片61に対して摺動する変位および可動接点部材36が
可動片62に対して摺動する変位で超過変位力を吸収し
、これにより可動片61.62の機械的な疲労を少なく
する。
点72.73に当接された後もさらに下側へ動かされた
場合は、可動片61.62の撓み変形と、補助コイルス
プリング38の付勢力に抗して可動接点部材35が可動
片61に対して摺動する変位および可動接点部材36が
可動片62に対して摺動する変位で超過変位力を吸収し
、これにより可動片61.62の機械的な疲労を少なく
する。
また操作ボタン26の矢印り方向側の押下刃が取り去ら
れると、可動片61.62の自己弾性復帰力で操作ボタ
ン26が時計回り方向へ押し戻され、同時に各可動接点
部材35.36が各固定接点72.73A、73Bから
離される。
れると、可動片61.62の自己弾性復帰力で操作ボタ
ン26が時計回り方向へ押し戻され、同時に各可動接点
部材35.36が各固定接点72.73A、73Bから
離される。
そして操作ボタン26が枢軸74を支点にして第2図中
の時計方向へ回動して戻されるとき、枢軸部40も一体
に時耐回り方向へ回動し、ボール30に中心凹部45が
対応される方向へ変位される。また操作ボタン26が所
定量回動して中立位置へ戻される直前になると、ボール
30に中心凹部45が対応配lされ、これによりボール
30が中心凹部45に再び落ち込み、操作ボタン26が
第2図に示す状態に復帰する。またボール30が中心凹
部45に落ち込むとき、この感触が操作者の指に伝わり
操作者に操作ボタン26の操作感触を与える。
の時計方向へ回動して戻されるとき、枢軸部40も一体
に時耐回り方向へ回動し、ボール30に中心凹部45が
対応される方向へ変位される。また操作ボタン26が所
定量回動して中立位置へ戻される直前になると、ボール
30に中心凹部45が対応配lされ、これによりボール
30が中心凹部45に再び落ち込み、操作ボタン26が
第2図に示す状態に復帰する。またボール30が中心凹
部45に落ち込むとき、この感触が操作者の指に伝わり
操作者に操作ボタン26の操作感触を与える。
したがって、このシーソー形スイッチ1は、第2図中に
おいて矢印C方向側またはD方向側より操作ボタン26
が択一的に押されると、この押された側の可動片59.
60または可動片61,62が制御突起42によって下
側へ押されて撓むと同時に、この撓みで可動接点部材3
3.34または可動接点部材35.36が下側へ変位さ
れて固定接点70.71または固定接点72.73に当
接し接点の切り換えが行なわれる。
おいて矢印C方向側またはD方向側より操作ボタン26
が択一的に押されると、この押された側の可動片59.
60または可動片61,62が制御突起42によって下
側へ押されて撓むと同時に、この撓みで可動接点部材3
3.34または可動接点部材35.36が下側へ変位さ
れて固定接点70.71または固定接点72.73に当
接し接点の切り換えが行なわれる。
そして操作ボタン26が矢印C方向側より押された場合
は、可動接点部材34が固定接点71に接離するタイミ
ングと可動接点部材33が固定接点70に接離するタイ
ミングを、可動接点部34Aと可動接点8!I 33
Aとの良さを変えることによつて時間差を持たせている
ので、このスィッチ25自体で外部回路のシーケンス制
御を行なわせることもできる。したがって、このスイッ
チ25を使用することにより外部回路の構成を簡略化す
ることも可能になる。なお、この実施例では、時間差を
持たせる手段として可動接点部33Aと可動接点部34
Aの長さ寸法を変えた構造にしているが、可動接点部材
34全体の長さ寸法を可動接点部材33全体の長さ寸法
に対して、あるいは固定接点71の高さ寸法と固定接点
72の高さ寸法を互いに変えて時間差を持たせても良い
。
は、可動接点部材34が固定接点71に接離するタイミ
ングと可動接点部材33が固定接点70に接離するタイ
ミングを、可動接点部34Aと可動接点8!I 33
Aとの良さを変えることによつて時間差を持たせている
ので、このスィッチ25自体で外部回路のシーケンス制
御を行なわせることもできる。したがって、このスイッ
チ25を使用することにより外部回路の構成を簡略化す
ることも可能になる。なお、この実施例では、時間差を
持たせる手段として可動接点部33Aと可動接点部34
Aの長さ寸法を変えた構造にしているが、可動接点部材
34全体の長さ寸法を可動接点部材33全体の長さ寸法
に対して、あるいは固定接点71の高さ寸法と固定接点
72の高さ寸法を互いに変えて時間差を持たせても良い
。
また各可動接点部材33.34,35.36がそれぞれ
固定接点70,71.72.73に接触した状態で、さ
らに操作ボタン26が回動されて押し下げられた場合は
、この超過した押し下げ聞を可動片59,60,61.
62の撓みと、補助コイルスプリング38の付勢力に抗
し可動接点′部材33.34,35.36を可動片59
.60゜61.62に対して摺動させることによって吸
収するようにしている。したがって可動片59,60.
61.62などに局部的な応力が加わることがなくなる
ので、可動片59.60.61.62の機械的な疲労が
少なくなり、寿命が向上する。
固定接点70,71.72.73に接触した状態で、さ
らに操作ボタン26が回動されて押し下げられた場合は
、この超過した押し下げ聞を可動片59,60,61.
62の撓みと、補助コイルスプリング38の付勢力に抗
し可動接点′部材33.34,35.36を可動片59
.60゜61.62に対して摺動させることによって吸
収するようにしている。したがって可動片59,60.
61.62などに局部的な応力が加わることがなくなる
ので、可動片59.60.61.62の機械的な疲労が
少なくなり、寿命が向上する。
またボール30を受けるボール受凹部43を外周凹部4
4と中心凹部45とで形成し、操作ボタン26の回動操
作時にボール30に対して中心凹部45と外周凹部44
とが動き、この中心凹部45と外周凹部44との切り換
え時に操作者にクリック感触を与えるようにしている。
4と中心凹部45とで形成し、操作ボタン26の回動操
作時にボール30に対して中心凹部45と外周凹部44
とが動き、この中心凹部45と外周凹部44との切り換
え時に操作者にクリック感触を与えるようにしている。
これにより操作が行なわれたか否かの確認が感触で得ら
れ、操作性が向上する。
れ、操作性が向上する。
(発明の効果)
以上説明したとおり、本発明に係るシーソー形スイツヂ
によれば、各可動接点部材がそれぞれ固定接点に接触し
た状態で、さらに操作ボタンが押し下げられた場合は、
この超過した押し下げ量を可動片の撓みと、可動片に対
する可動接点部材の摺動で吸収するようにしているので
、可動片などに局部的な応力が加わることがない。これ
により可動片の機械的な疲労を少なくすることができ、
゛寿命が向上するとともに可動片の材料選定なども簡単
になる。
によれば、各可動接点部材がそれぞれ固定接点に接触し
た状態で、さらに操作ボタンが押し下げられた場合は、
この超過した押し下げ量を可動片の撓みと、可動片に対
する可動接点部材の摺動で吸収するようにしているので
、可動片などに局部的な応力が加わることがない。これ
により可動片の機械的な疲労を少なくすることができ、
゛寿命が向上するとともに可動片の材料選定なども簡単
になる。
第1図は本発明の一実施例に係るシーソー形スイッチの
要部分解斜視図、第2図は押ボタンが押下されていない
状態で示した第1図のA−A線に沿う断面図、第3図は
押ボタンが途中まで押下された状態で示した第1図の/
1AFiに沿う断面図、第4図は押ボタンが一杯に押下
された状態で示した第1図のA−A線に沿う断面図、第
5図は従来におけるシーソー形スイッチの一例を示した
断面図である。 25・−・スイッチ、26・・・操作ボタン、27・・
・ベース、28・・・接点基板、29・・・板ばね、3
0・・・ボール、33.34.35.36・・・可動接
点部材、37・・・コイルスプリング、38・・・補助
コイルスプリング、39・・・操作部、40・・・枢軸
部、42・・・制御突起、43・・・ボール受凹部、4
4・・・外周凹部、45・・・中心凹部、59,60.
61.62・・・可動片、70.71,72.73・・
・固定接点、74・・・枢軸。
要部分解斜視図、第2図は押ボタンが押下されていない
状態で示した第1図のA−A線に沿う断面図、第3図は
押ボタンが途中まで押下された状態で示した第1図の/
1AFiに沿う断面図、第4図は押ボタンが一杯に押下
された状態で示した第1図のA−A線に沿う断面図、第
5図は従来におけるシーソー形スイッチの一例を示した
断面図である。 25・−・スイッチ、26・・・操作ボタン、27・・
・ベース、28・・・接点基板、29・・・板ばね、3
0・・・ボール、33.34.35.36・・・可動接
点部材、37・・・コイルスプリング、38・・・補助
コイルスプリング、39・・・操作部、40・・・枢軸
部、42・・・制御突起、43・・・ボール受凹部、4
4・・・外周凹部、45・・・中心凹部、59,60.
61.62・・・可動片、70.71,72.73・・
・固定接点、74・・・枢軸。
Claims (1)
- 操作部の下側より突出された枢軸部の中間がベースに回
動自在に支持されこの支持部を支点に左右へ回動する操
作ボタンと、前記操作ボタンの回動領域内に配置されて
前記操作ボタンの回動で押し下げられるとともに前記操
作ボタンを中立位置へ付勢している可動片を両端に有し
この可動片に可動接点部材を取り付けた導電性板ばねと
、押し下げられた前記可動接点部材が当接される固定接
点とを備えたシーソー形スイッチであつて、前記可動接
点部材を前記可動片に摺動自在に取り付けるとともに、
前記可動片と前記可動接点部材との間に前記可動接点部
材を前記固定接点側へ付勢するスプリング手段を設けた
ことを特徴とするシーソー形スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32835887A JPH01173527A (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | シーソー形スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32835887A JPH01173527A (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | シーソー形スイツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01173527A true JPH01173527A (ja) | 1989-07-10 |
Family
ID=18209354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32835887A Pending JPH01173527A (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | シーソー形スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01173527A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002349837A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 燃焼溶融炉における空気吹き込みノズルの閉塞防止方法 |
DE102021213600A1 (de) | 2021-12-01 | 2023-06-01 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Bedieneinheit, insbesondere zur Anordnung an einem Lenker eines Zweiradfahrzeugs |
-
1987
- 1987-12-26 JP JP32835887A patent/JPH01173527A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002349837A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 燃焼溶融炉における空気吹き込みノズルの閉塞防止方法 |
DE102021213600A1 (de) | 2021-12-01 | 2023-06-01 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Bedieneinheit, insbesondere zur Anordnung an einem Lenker eines Zweiradfahrzeugs |
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