JPH01170596A - 非溶極式ガスシールドアーク溶接後の熱処理方法 - Google Patents
非溶極式ガスシールドアーク溶接後の熱処理方法Info
- Publication number
- JPH01170596A JPH01170596A JP32840187A JP32840187A JPH01170596A JP H01170596 A JPH01170596 A JP H01170596A JP 32840187 A JP32840187 A JP 32840187A JP 32840187 A JP32840187 A JP 32840187A JP H01170596 A JPH01170596 A JP H01170596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat treatment
- welding
- gas shielded
- arc welding
- shielded arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 33
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 13
- 238000004080 punching Methods 0.000 abstract description 3
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 4
- 229910000906 Bronze Inorganic materials 0.000 description 3
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000010974 bronze Substances 0.000 description 3
- KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N copper tin Chemical compound [Cu].[Sn] KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical group [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、端子及びコネクター等電子部品として広く用
いられる銅合金の非溶極式ガスシールドアーク溶接によ
る溶接部の曲げ特性を向上させる方法である。
いられる銅合金の非溶極式ガスシールドアーク溶接によ
る溶接部の曲げ特性を向上させる方法である。
[従来の技術]
銅合金は機械強度及び電気伝導性が優れているため、端
子及びコネクター等電子部品とじて広く用いられている
。銅合金を部品加工する場合、条材が用いられ、素材の
まま或いは素材に錫めっき等の表面処理を施されて連続
プレス機により打抜き加工されるが、材料のプレス機へ
の装着開度を少なくし設備効率を向上させる事が望まれ
ており、条材の長尺化が進められている。条材を長尺に
するには、条そのものを大型化する他、2条以」二を溶
接により接合する方法があり、大規模な設備投資の必要
がなく、任意の長さが可能なため、溶接により条材を長
尺化する方法が取られている。
子及びコネクター等電子部品とじて広く用いられている
。銅合金を部品加工する場合、条材が用いられ、素材の
まま或いは素材に錫めっき等の表面処理を施されて連続
プレス機により打抜き加工されるが、材料のプレス機へ
の装着開度を少なくし設備効率を向上させる事が望まれ
ており、条材の長尺化が進められている。条材を長尺に
するには、条そのものを大型化する他、2条以」二を溶
接により接合する方法があり、大規模な設備投資の必要
がなく、任意の長さが可能なため、溶接により条材を長
尺化する方法が取られている。
銅合金の溶接としては、ガスシールドアーク溶接法が広
く用いられているが、これはアーク溶着金属及び溶接箇
所をと特定のガスで大気から遮蔽しつつ行うアーク溶接
法であり、この中でも電極に溶接によって消耗しない材
料を用いる非溶極式アーク溶接は、フラックスが不要で
かつ極薄板6から厚板までの溶接に適用可能であるため
条材の溶接に適している。
く用いられているが、これはアーク溶着金属及び溶接箇
所をと特定のガスで大気から遮蔽しつつ行うアーク溶接
法であり、この中でも電極に溶接によって消耗しない材
料を用いる非溶極式アーク溶接は、フラックスが不要で
かつ極薄板6から厚板までの溶接に適用可能であるため
条材の溶接に適している。
[発明が解決しようとする問題点]
上記従来の技術において、条材を連続プレス機により打
抜き加工する場合、溶接ビード部の厚さは素材の板厚に
比べて盛り上っており厚くなっているため、溶接部は素
材の板厚まで圧延される。溶接部は圧延により加工硬化
するため溶接ビード部の強度は高(なるが、逆に伸び及
び曲げ特性は低下し、連続プレス機で打抜き加工される
際強い曲げ応力が加わると、溶接部で折れ破断が発生し
プレス金型を破損する。従って溶接部の曲げ特性を向上
させる方法が望まれている。
抜き加工する場合、溶接ビード部の厚さは素材の板厚に
比べて盛り上っており厚くなっているため、溶接部は素
材の板厚まで圧延される。溶接部は圧延により加工硬化
するため溶接ビード部の強度は高(なるが、逆に伸び及
び曲げ特性は低下し、連続プレス機で打抜き加工される
際強い曲げ応力が加わると、溶接部で折れ破断が発生し
プレス金型を破損する。従って溶接部の曲げ特性を向上
させる方法が望まれている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、溶接
部の曲げ特性を向上させることを目的としている。
部の曲げ特性を向上させることを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、銅合金の非溶極式ガスシールドアーク溶接に
よる溶接部を、素材の板厚まで圧延した後非溶極式ガス
シールドアーク溶接機を用い初期溶接人熱の0.3倍以
上0.6倍以下の熱量で急熱急冷の熱処理することを特
徴とする非溶極式ガスシールドアーク溶接後の熱処理方
法である。
よる溶接部を、素材の板厚まで圧延した後非溶極式ガス
シールドアーク溶接機を用い初期溶接人熱の0.3倍以
上0.6倍以下の熱量で急熱急冷の熱処理することを特
徴とする非溶極式ガスシールドアーク溶接後の熱処理方
法である。
熱処理設備の非溶極式ガスシールドアーク溶接機を限定
する理由は、溶接部のみを簡便に熱処理できるためであ
る。
する理由は、溶接部のみを簡便に熱処理できるためであ
る。
本発明において、熱処理の温度を初期溶接人熱の0.3
倍以上0.6倍以下に限定した理由は、0.3倍未満だ
と溶接部が十分に軟化されないので十分な効果が得られ
ず、また0、6倍を越えると溶接部が再溶融するため、
再度強圧延しなければならず、熱処理する前より曲げ特
性が低下する恐れがあるためである。又、この熱処理は
急速加熱により行われなければならない。因に、溶接部
を圧延後、バーナー等で熱処理を施すことが考えられる
が、溶接部のみの狭い範囲を加熱しなければ歩留りが低
下するばかりでなく、めっき等表面処理を施された材料
では、低融点である錫等が再溶融してめっき厚にばらつ
きが生じるため十分な対策にはならない。そのために溶
接機を用いて局部的に急熱急冷の熱処理を施すことが必
要である。
倍以上0.6倍以下に限定した理由は、0.3倍未満だ
と溶接部が十分に軟化されないので十分な効果が得られ
ず、また0、6倍を越えると溶接部が再溶融するため、
再度強圧延しなければならず、熱処理する前より曲げ特
性が低下する恐れがあるためである。又、この熱処理は
急速加熱により行われなければならない。因に、溶接部
を圧延後、バーナー等で熱処理を施すことが考えられる
が、溶接部のみの狭い範囲を加熱しなければ歩留りが低
下するばかりでなく、めっき等表面処理を施された材料
では、低融点である錫等が再溶融してめっき厚にばらつ
きが生じるため十分な対策にはならない。そのために溶
接機を用いて局部的に急熱急冷の熱処理を施すことが必
要である。
[実施例]
以ド本発明の実施例について説明する。
供試材として錫7,9%、燐0.15%、残部銅及び不
可避不純物からなる厚さ0.2ma+ 、幅100mm
の燐青銅条板(燐青銅素材)及びそれに更に厚さ1μm
の錫めっきを施した条板(燐青銅めっき材)を用いた。
可避不純物からなる厚さ0.2ma+ 、幅100mm
の燐青銅条板(燐青銅素材)及びそれに更に厚さ1μm
の錫めっきを施した条板(燐青銅めっき材)を用いた。
供試材はシャーで切断して、第1表に示す条件で溶接し
、素材の板厚まで圧延し、同じく第1表に示す所定の入
熱で熱処理した後、90°くり返し曲げ試験により、溶
接部のくり返し曲げ特性を評価した。なお、アーク溶接
においては、アークの熱エネルギーすなわち入熱は、近
似的にはアークがビードの単位長さ当りに発生する電気
的エネルギーで表され、下記式で与えられる。
、素材の板厚まで圧延し、同じく第1表に示す所定の入
熱で熱処理した後、90°くり返し曲げ試験により、溶
接部のくり返し曲げ特性を評価した。なお、アーク溶接
においては、アークの熱エネルギーすなわち入熱は、近
似的にはアークがビードの単位長さ当りに発生する電気
的エネルギーで表され、下記式で与えられる。
H−60El/ V
ここでH:ビード単位長さ当りの入熱(J/m)E:ア
ーク電圧(V) 工:溶接電流(A) v二溶接速度(II+/+11111)上記試験の結果
、溶接機を用いて所定の条件で処理を施すと、曲げ特性
は向上し、実際の連続プレス機での加工時にも、折れ破
断は発生せず、設備効率を大幅に向上することが可能と
なった。
ーク電圧(V) 工:溶接電流(A) v二溶接速度(II+/+11111)上記試験の結果
、溶接機を用いて所定の条件で処理を施すと、曲げ特性
は向上し、実際の連続プレス機での加工時にも、折れ破
断は発生せず、設備効率を大幅に向上することが可能と
なった。
〔発明の効果]
本発明によれば、銅合金の非溶極ガスシールド溶接によ
る溶接部の曲げ特性が向上し、電子部品としての打抜き
加工等を歩留りよ〈実施することができる。
る溶接部の曲げ特性が向上し、電子部品としての打抜き
加工等を歩留りよ〈実施することができる。
Claims (1)
- 銅合金の非溶極式ガスシールドアーク溶接による溶接部
を、素材の板厚まで圧延した後非溶極式ガスシールドア
ーク溶接機を用い初期溶接人熱の0.3倍以上0.6倍
以下の熱量で急熱急冷の熱処理することを特徴とする非
溶極式ガスシールドアーク溶接後の熱処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32840187A JPH01170596A (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 非溶極式ガスシールドアーク溶接後の熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32840187A JPH01170596A (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 非溶極式ガスシールドアーク溶接後の熱処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01170596A true JPH01170596A (ja) | 1989-07-05 |
JPH0516947B2 JPH0516947B2 (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=18209843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32840187A Granted JPH01170596A (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 非溶極式ガスシールドアーク溶接後の熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01170596A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104818441A (zh) * | 2015-05-13 | 2015-08-05 | 南京工程学院 | 处理焊接接头的双向弯曲变形装置及其处理方法 |
-
1987
- 1987-12-26 JP JP32840187A patent/JPH01170596A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104818441A (zh) * | 2015-05-13 | 2015-08-05 | 南京工程学院 | 处理焊接接头的双向弯曲变形装置及其处理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0516947B2 (ja) | 1993-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109195737A (zh) | 电阻点焊方法 | |
EP1149654B1 (en) | Method of resistance spot welding with optimized welding electrodes for aluminium | |
CN1846915A (zh) | 双金属手用锯条及其生产方法 | |
CN1395265A (zh) | 一种制造整体式电触头的方法 | |
JPH01170596A (ja) | 非溶極式ガスシールドアーク溶接後の熱処理方法 | |
KR100358345B1 (ko) | 도금예비처리공정중에얼룩이발생하지않는고강도구리합금 | |
CN108723534B (zh) | 一种电解铝阴极钢-铝熔钎焊焊接方法 | |
JPH0819890A (ja) | 溶接用電極材料およびその製造方法 | |
CN116815007A (zh) | 一种高压熔断器用多条银铜侧向复合带材及其制备方法 | |
CN110202853A (zh) | 一种铜铝复合基材及其激光束焊接加工方法和应用 | |
US5391854A (en) | Method of spot welding aluminum alloys | |
EP1339896B1 (en) | Method for joining a jacket part to a core part | |
JPS61219465A (ja) | アモルフアス合金の接続方法 | |
DE3117432A1 (de) | Verfahren zur verbindung von metallteilen | |
JPS6411398B2 (ja) | ||
CN117245191A (zh) | 一种铜镍磷合金的点焊方法及其焊后铜镍磷合金 | |
CN104384703B (zh) | 一种Al‑Cu异质对接薄板的制备方法 | |
JPH0516944B2 (ja) | ||
AU2002223700A1 (en) | Method for joining a jacket part to a core part | |
JP2001353592A (ja) | 炭酸ガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤ | |
EP1507624B1 (en) | Method of welding aluminium alloy strip products | |
JPH108221A (ja) | フラッシュ溶接性およびアプセット溶接性に優れた熱延 鋼板およびこの熱延鋼板を素材として製造した無方向性 電磁鋼板 | |
CN117637370A (zh) | 一种带焊料层的银基电触头材料的制备方法 | |
JP3535940B2 (ja) | スポット溶接用電極およびその製造方法 | |
JPS6234682A (ja) | 缶用素材の溶接方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |