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JPH01162715A - 冶金用トイヤおよびその流量調製方法 - Google Patents

冶金用トイヤおよびその流量調製方法

Info

Publication number
JPH01162715A
JPH01162715A JP63290297A JP29029788A JPH01162715A JP H01162715 A JPH01162715 A JP H01162715A JP 63290297 A JP63290297 A JP 63290297A JP 29029788 A JP29029788 A JP 29029788A JP H01162715 A JPH01162715 A JP H01162715A
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JP
Japan
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gas
annular gap
inner tube
tube
flow rate
Prior art date
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Application number
JP63290297A
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English (en)
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JPH0768575B2 (ja
Inventor
Ronald E Fuhrhop
ロナルド・エルマー・フーロープ
Allan R Wandelt
アラン・ロイ・ウォンデルト
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L-Tec Co
Original Assignee
L-Tec Co
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Filing date
Publication date
Application filed by L-Tec Co filed Critical L-Tec Co
Publication of JPH01162715A publication Critical patent/JPH01162715A/ja
Publication of JPH0768575B2 publication Critical patent/JPH0768575B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D1/00Treatment of fused masses in the ladle or the supply runners before casting
    • B22D1/002Treatment with gases
    • B22D1/005Injection assemblies therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
    • C21C5/28Manufacture of steel in the converter
    • C21C5/42Constructional features of converters
    • C21C5/46Details or accessories
    • C21C5/48Bottoms or tuyéres of converters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C7/00Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
    • C21C7/04Removing impurities by adding a treating agent
    • C21C7/068Decarburising
    • C21C7/0685Decarburising of stainless steel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、冶金炉体内にガスを吹き込む形式のトイヤで
あって、使用中に、トイヤに流れるガスが厳密に予定し
た流量である特性を有するものに関するものである。
金属精錬炉または溶融金属容器のような冶金用容器(本
明細書では炉体と総称する)内で、例えば溶鋼中にガス
を吹き込んで鋼を製造するためにトイヤを用いることは
既知である。例えば、ステンレス鋼を製造するための従
来既知のアルゴン酸素脱炭(AOD )法においては、
AOD炉体内に多数のトイヤが挿入される。このような
トイヤは同心的に配置された内管および外管をそれぞれ
具え、1種類のガスを内管を経て吹き込み、補助または
被包ガスを内管および外管間に形成された環状空隙を経
て同時に吹き込む。通常、酸素または酸素混合ガスが内
管に流れ、アルゴンその他の不活性ガスが同心管間の環
状空隙に流れる。AOD炉体の大きさによって、1〜7
個あるいはそれより多くのトイヤが各AOD炉体に用い
られている。
既知のように、製鋼処理の効率を高めるためばかりでな
く炉壁およびトイヤ自身の不規則な浸食を低減するため
にも、ガス流および炉内へのガスの−様な分配を制御す
ることは極めて重要である。
炉内へのガスの吹込み量がトイヤ間で相違する結果とし
て、炉体ライニングおよびトイヤの吐出端の浸食が−様
でなくなり、炉体ライニングの早期交換が必要となるこ
とが多くなる。
上述した従来既知のへ〇D法におけるトイヤに対するガ
ス制御系は典型的には1個のガス流または圧力コントロ
ーラを有し、ガスを共通マニホルドに供給し、このマニ
ホルドに数個のトイヤが接続されている。各トイヤにガ
スを等しく分配するように配管およびマニホルド系を構
成することができるが、しかし、各トイヤは配管系にお
ける最終制限部であり、複数のトイヤが1個の共通マニ
ホルドに接続される場合には、各トイヤに流れるガスの
流量を等しくするためには、トイヤの流れ特性を等しく
しなければならない。従来の同心型二重管形式のトイヤ
を用いて環状空隙に予定のガス流れ特性を得ることは、
均一な品質のものを製造することが困難であることから
見て、極めて困難である。特に、内管は銅で通常造られ
ており、外管はステンレス鋼で通常造られている。これ
らの内管および外管を組立てた状態で、外管が内管と正
確に同心であることが環状空隙に−様な流れ特性を得る
ために必要である。現在のトイヤでは、複数の凹みまた
はデインプルを外管に形成して、デインプルを、内方に
突出させて内管に接触させて外管を内管と同心的位置に
支持することによって同心関係を維持している。明らか
なように、内外両管間に正確な均等流れ特性を維持する
ために厳密に制御されなければならない製造公差はデイ
ンプルの大きさおよび形状ばかりでなく、内管の外径お
よび外管の内径の公差をも含む。実際上、これらの変数
の附加的影響により同じ構造の複数のトイヤの間で士約
4%〜6%またはそれ以上の望ましくない流量変化がし
ばしば発生している。
高品質の材料を用いて寸法的に高精度に製作することに
よって、内管の孔内の流量変化を一定管長に対してAO
D法において許容し得る公差であると通常考えられてい
る±2%の公差内に保つことができる。しかしながら、
このような高品質の材料は比較的高価である。
トイヤに流れるガス流量を相対的に一定の予定し得る流
量に維持する上での他の問題は、鋼製炉体の耐火物ライ
ニングおよびトイヤの吹き出し端が正常な使用中に浸食
し、これによりトイヤの環状空隙および内管の長さが短
かくなることである。
このように長ざが減少することによってガス流に対する
抵抗が減少し、トイヤが浸食するにしたがって流量が増
大する。
したがって、本発明の目的は、上述した従来の構造にお
ける欠点のない同心型二重管形成のトイヤを提供しよう
とするものである。
特に、本発明の目的は、2個の管間の環状空隙のガス流
れ特性を予定値に調整し得る同心型内外管形式のトイヤ
を提供しようとするものである。
また、本発明の目的は、内管の孔に予定し得るガス流量
を得るとともに内管に相対的に安価な材料を用い得るよ
うに構成した同心型2重管形式のトイヤを提供しようと
するものである。
本発明の他の目的は、予定のガス圧力で環状空隙および
内管に流れるガス流を相対的に均等な流れ特性のものと
し得るとともに、この流れ特性をトイヤの吐出端および
この吐出端に隣接する炉体の耐火物ライニングが使用中
浸食する際も維持し、これにより耐火物ライニングおよ
びトイヤの全寿命を通じてガスを均等に分配し得る上述
した形式のトイヤを提供しようとするものである。
本発明の他の目的は、1個の共通冶金炉体に一緒に用い
られる1組の複数のトイヤの各トイヤのガス流制限特性
を測定してトイヤの外管の内径を変化させ、これにより
組の複数のトイヤの環状空隙のガス流量を士約2%より
大きく変化しないようにする方法を提供しようとするも
のである。
本発明の上述した目的および他の目的を達成してその優
れた効果をもたらすため、本発明によるトイヤの好適例
では、ガス入口端および出口端を有する細長い金属製内
管とこの内管内にガスを導入し得るよう入口端に隣接し
て取付けられた第1ガス用接続具と、内管との間に環状
空隙を形成するよう内聞の周りに同心的に設けられた細
長い金属外管と、第2ガスを環状空隙に導入し得るよう
外管に取付けられた第2ガス用接続具とを具える。
さらに、環状空隙を介して内管および外管を半径方向に
離間させた状態に維持する手段が環状空隙内に設けられ
、また、環状空隙に第2ガスを厳密に予定の流量で流す
手段が設けられている。この制限手段は、内管および外
管の一方または両方の壁を予定量変形して環状空隙内に
例えば環状突起による制限部を形成することによって設
けるのが良い。制限手段は、外管の壁に外側から環状条
溝を形成して外管の内周面に環状突起を内管に向は内方
に突出させることによって設けるのが良く、この環状突
起の突出端は内管の外周面から離間させておくこと勿論
である。また、内管および外管を半径方向に離間させた
状態に維持するため、外管の壁に複数個のデインプルを
形成して外管内周壁面に複数個の小突起を設け、これら
の小突起を内方に突出させて内管の外周面に掛合させる
のが良い。
上述した処から明らかなように、本発明は2重管構造に
おいて固有の製造上の公差の問題および欠点に鑑み、製
造上の公差を補償する制限部を製造および組立後のトイ
ヤに設けるものである。
本発明によれば、さらに、制限手段を、内管または内管
にガスを供給する接続手段に設けて内管内に流れるガス
流量を厳密に予定したガス流量とすることができる。さ
らにまた、環状空隙および内管内の制限部を環状空隙お
よび内管の上流端の入口近くに設けて管の出口端部の浸
食によって環状空隙および内管内に流れるガス流量が余
り影響されないようにする。
本発明は、また、トイヤの環状空隙に環状制限部を設け
るための変形量を制御することによって環状空隙におけ
る流量を調整する。実際上、環状空隙に流れるガス流量
が、予定のガス圧力において、士約2%より大きく変化
しないよう保つことができる。このトイヤの流量調整に
より1個の共通の冶金炉体に用いるため選択された1組
のトイヤが極めて等しいガス流れ特性を有するようにす
ることができる。これがため、例えば、組のトイヤの全
ての環状空隙に流れるテストガスのガス流量を先ず最初
に測定した後、最低の測定流量より僅かに低い流量を選
択することができる。次に、各トイヤの外管の壁を内方
に変形して外管壁の外周に連続した環状条溝を形成し、
その変形量を制御して各トイヤの環状空隙の流量が選択
値の釣上2%の範囲内にあるようにして環状制限部を各
トイヤに形成する。
次に、本発明を添付図面に示す実施例につき説明し、本
発明の上述した目的および利点その他を明らかにする。
図中、第1図はAOD精錬法に現在用いられている形式
の精錬用炉体10の概要を示している。この形式の炉体
は全ての種類の鋼を約175トンまでのヒートサイズで
精錬するために便宜的に用いられており、炉体は傾動し
得るよう傾動用トラニオンリング12上に取付けられ、
これにより添加材の投入、サンプリングおよび出鋼を容
易にしている。
また、炉体には耐火ライニング13が施され、多数のト
イヤ14が溶融金属M中にガスを吹き込み得るようライ
ニングを貫通して取付けられている。
第2.3.5および6図はトイヤ14の好適例を詳細に
示している。トイヤ14は細長い金属内管16を具え、
そのガス入口端を17で、出口端を18で示している。
内管のガス入口端17に隣接して第1ガス用接続具が取
付けられ、この接続具は管状カップリング20を具え、
このカップリングの孔内にスペーサリング21が半田付
けされ、このスペーサリング21の孔内に内管16の内
端17が半田付けされている。これにより、カップリン
グ20は内管16内にガスを導入し、このガスが内管1
6内を貫通して流れて出口端18から吐出するよう構成
されている。
トイヤ14は、また、細長い金属外管22を具え、この
外管は内管の周りに半径方向に離間して同心的に設けら
れて内管との間に環状空隙24を形成している。外管2
2の入口端26は内管16の内端17に隣接するも、内
端から軸線方向に離間しており、外管22の出口@27
は内管16の出口端18と同じ位置で開口している。外
管の軸線方向長さの上流部分の周りに金属カップリング
スリーブ28が設けられ、このスリーブ28はスペーサ
リング30を介して外管22に固定して取付けられてお
り、スペーサリング30はスリーブ22および外管に半
田付けされている。
スリーブ28の他端、すなわち、下流端もまた便宜的手
段によって外管22に取付けることができる。
このようにして、第1図に示すように、炉体の耐火ライ
ニング13にトイヤを取付けるための第1支持体をスリ
ーブ28が設けている。
第2ガス用接続具が第2または被包ガスを外管22の入
口端26に隣接する位置で環状空隙24内に導入し得る
よう設けられ、これにより第2ガスが空隙に沿って流れ
て出口端27から吐出するようにしている。第2ガス用
接続具は丁字形接続片32を具え、この接続片はカップ
リングスリーブ28およびカップリング20間にねじ込
みにより連結される。
接続片32には、また、エルボ33がねじ込みにより連
結される。
図示のトイヤ14には、また、複数個のデインプルによ
る小突起35を外管22の壁に形成して内壁面に突出さ
せ、内管16の外周面に掛合させている。
小突起35の数、大きさ、形状および位置は特定されな
いが、しかし、外管22の外周に円周方向において対称
的に位置させるのが有利であり、外管を内管の周りに同
心的に支持して内外両管の長さに沿って環状空隙24を
一様に維持するだけのものであればよい。外管の壁の小
突起35は任意の既知の方法で、または自動機械により
形成することができる。
本発明によれば、また、カップリングスリーブ28の下
流端の直ぐ近くの位置で環状空隙に制限部をも設け、環
状空隙の断面を減少させて環状空隙に厳密に予定流量の
第2ガスが流れるようにする。
特に、この制限部は、例えば、外管22の壁に環状条溝
36を形成することによって、第6図に示すように、外
管22の内壁面に内管16に向は内方に突出する環状突
条を設け、この環状突条の突端が内管16の外周面から
離間しているようにすることにより設けることができる
図示の例では、制限部を内管16の孔内にも設けて内管
16内に厳密に予定した流量でガスが流れるようにして
いる。この第2の制限部は内管16の壁に予定の深さの
環状内方変形部または条溝38を形成することによって
設けられ、この条溝38を内管16の入口端から軸線方
向に離間した隣接位置で、カップリングスリーブ28の
内側位置に設けている。
また、条溝38は外管の壁の環状条溝36から軸線方向
に離間されている。
第4図は環状空隙24に流れるガスに対する制限部の他
の実施例を示し、この図示の例では、エルボ−33の孔
にスペーサリング40を取付けることによって制限部を
設けている。スペーサリング40には予定の小径孔が設
けられ、予定圧力で環状空隙24に厳密に予定の流量で
ガスが流れるようにしている。第4図には、内管16内
に流れるガスに対する制限部の他の例をも示しており、
この制限部はスペーサリング21’にあけた小径孔41
によって設けられている。この小径孔もまた内管16内
に厳密に予定の流量でガスが流れるよう形成されている
第7〜8図は、外管22の壁を変形して環状空隙内に環
状条溝36を形成したり、内管16の壁を変形して環状
条溝38を形成するために用いるに好適な工具44を示
す。この工具44は全体としてチューブカッターと同様
の構造を有しているが、便宜的カッティングホイールの
代りに、第8図に示すような丸刃ホイール45が用いら
れている。丸刃ホイール45の断面形状は特定されない
が、刃先を十分に鈍(して条溝36または38を形成す
るため管の周りに転勤される際に外管または内管を切断
してしまうことがないようにすることが必要である。好
ましくは、幅Aが約0.032〜0.250インチでこ
れに連なる半径の丸刃を有するホイールを用いることに
よって材料を損傷することなく良い結果を得ることがで
きる。
第9図は本発明によるトイヤ14の環状空隙に流れるガ
スの流量を測定して調整する系の概要を示す。図中、圧
力空気の管路を実線で示し、電気配線を破線で示してい
る。また、図示の例では、テストガス源46が設けられ
、このガス源は窒素または清浄乾燥空気のような任意の
ガス源とすることができる。ガス源を供給管路47に接
続し、ガスは供給管路47によりパイロット作動流量調
整器48および流量測定装置50を経てトイヤ14のエ
ルボ33に供給される。圧力計52、温度計54および
流量コンピュータ55は流量測定装置50に関連されて
流量コンピュータが圧力および温度を読取り、流量測定
装置50の出力を既知の方法で基準条件に対し補正する
圧力計57はエルボ33の近(で供給管路47に取付け
られ、これがため、圧力計57は環状空隙24に入るガ
ス圧力をモニタする。圧力計57の出力はプロセスコン
トローラ58に接続され、調整器48を調整してトイヤ
の入口に一定圧力を維持するよう構成されている。コン
トローラ58は電気信号を空気圧コンバータ59に出力
して調整器48を調整し、空気圧コンバータ59はコン
トローラ5日からの電気信号に比例する空気圧信号を出
力して調整器48を制御する。
トイヤ14に流れる流量を測定してその流路の断面を減
少させて流量を調整するため、トイヤに送入される圧力
を約50ps iのような予定圧力に達するよう調整し
、この圧力を、測定中、コントローラ58によって自動
的に維持する。次に、工具44を外管22上に位置させ
、外管の周りに転動させて環状条溝を形成する。装置に
よって指示される所望の流量に達するまで条溝の深さを
増大させる。
1組のトイヤの流量を修正する場合には、先ず最初、環
状条溝36を形成する前に、組の全てのトイヤまたは代
表的数のトイヤの環状空隙に流れる流量を測定する。次
に、測定値のうちの最低のものより僅かに低い流量を選
択し、次に、個々のトイヤを再びテスト系に取付け、各
トイヤの外管22の壁に環状条溝36を形成し、各トイ
ヤに対し変形量を制御して予定の一定圧力で環状空隙に
流れる流量が選択した流量の約±2%の範囲内、好まし
くは選択流量値の±1%の範囲内にあるようにする。
当業者によって十分理解されるように、環状空隙24内
および内管16の孔内の流れは臨界的流れ状態で流れる
。理想ガスの等エントロピー流れヲ仮定すると、トイヤ
の内管16および環状空隙24内では音速が得られるが
、しかし、トイヤ自身が理想的ノズルでないので、流通
路から出る際におけるガスの速度は、音速より低い。本
発明により環状空隙に加えられる環状の流れ制限部はト
イ中白の速度および予定圧力での全流量を余り低減しな
いように最小であるべきである。特定例として、内管の
外径を約0.500インチとし、外管の内径を約0.5
55インチとし、条溝36を約0.015インチ内方に
変形させる。
第2図に示すように、スリーブ28の下流端に直ぐ隣接
する位置に環状条溝36を位置決めする結果として、環
状条溝36は2個の管の出口端より入口端に近く位置す
る。また、内管16の環状条溝38は内管の入口端に直
ぐ隣接して位置される。このように制限部を位置決めす
ることにより、トイヤの吐出端および隣接耐火ライニン
グが使用中浸食する際に、環状空隙24および内管16
の内部に流れるガス流量は余り変化しない。また、トイ
ヤの正常寿命中、浸食は制限部に達しない。これがため
、炉体10の耐火物ライニングの寿命およびトイヤの寿
命を通じて炉体10内のガスの−様な分配が維持される
当業者にとって自明のように、予定の流量を有するトイ
ヤを得るために本発明により他の方法を用いることもで
きる。例えば、環状空隙24内に環状制限部を設ける方
法として、内管16の外径を拡大させ、または内外両管
の壁を変形させることができる。本発明による他の方法
として、好ましくは、支持用突起と円周方向に同一線上
で複数の1!11加的突起35を形成して環状制限部を
設けることができる。これらの附加的突起を制御して制
限部を正確に制御することができる。
図面および明細書に記載のものは本発明の好適実施例で
あり、特定の用語を用いているが、これは説明上用いて
いるに過ぎず、本発明はこれらの用語に制限されるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は炉体側壁に取付けられた本発明による1個のト
イヤを示す典型的AOD炉体の概略断面図、第2図は第
1図に示すトイヤを一部を断面として示す側面図、 第3図は第2図に示すトイヤの一部の拡大図、第4図は
内管内の通路の制限構造の他の例を示す第3図と同様の
拡大断面図、 第5図は第2図の5−5線上の断面図、第6図は第2図
の6−6線上で断面として示す部分斜視図、 第7図は本発明の外管の壁に環状条溝を形成するために
用いるに好適な工具の斜視図、第8図は第5図に示す工
具に用いるよう構成された変形用ホイールの斜視図およ
びその部分断面図、 第9図は本発明によるトイヤの流量調整を行なうための
圧力空気および電気系統の概略図である。 14・・・トイヤ      16・・・内管17・・
・ガス入口端    18・・・ガス出口端20・・・
第1ガス用接続具 22・・・外管32・・・第2ガス
用接続具 35・・・離間手段36・・・制限手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、冶金炉体内にガスを吹込むためのトイヤであって、
    トイヤ内に予定のガス流量を発生させ得るものにおいて
    、 ガス入口端(17)および出口端(18)を有する細長
    い金属製内管(16)と、 この内管内に第1ガスを流して前記出口端 から吐出させるよう前記内管内に第1ガスを導入し得る
    よう前記入口端に連通する第1ガス用接続具(20)と
    、 前記内管との間に環状空隙(24)を形成するよう前記
    内管の周りに同心的に設けられた細長い金属外管(22
    )と、 第2ガスが前記環状空隙に沿って流れて前 記出口端から吐出するよう第2ガスを環状空隙に導入し
    得るよう環状空隙に連通する第2ガス用接続具(32)
    と、 前記環状空隙を介して前記内管および外管 を離間させるよう前記環状空隙内に設けられた手段(3
    5)と、 前記内管および外管の一方または双方の壁 を予定量で変形して設けられ前記環状空隙に予定流量の
    第2ガスを流すよう環状空隙に制限部を形成する制限手
    段(36)とを具えることを特徴とする冶金用トイヤ。 2、前記制限部が前記外管の壁に形成された環状条溝に
    より設けられ、制限部が前記内管に向けて内方に突出し
    、かつ突出端が内管から離間されている請求項1記載の
    トイヤ。 3、前記内管と外管とを離間させておく前記手段が前記
    外管の壁に形成されて内方に突出して前記内管に掛合す
    る複数個の突起を具える請求項2記載のトイヤ。 4、前記入口端近くの前記内管および外管の長さ方向の
    一部を同心的に包囲する金属製カップリングスリーブ(
    28)を具え、このカップリングスリーブが前記内管お
    よび外管に対して固定して取付けられ、冶金炉体の壁内
    にトイヤを取付けるための強固な支持体を設けている請
    求項2記載のトイヤ。 5、前記環状条溝が前記金属製カップリングスリーブの
    下流端の直ぐ近くに位置している請求項4記載のトイヤ
    。 6、前記内管または前記第1ガス用接続具に設けられて
    前記内管内に流れる第1ガスを予定流量とする第2制限
    手段(38、41)を含む手段を具える請求項1記載の
    トイヤ。 7、前記内管の壁に予定量の環状変形部(38)を前記
    第2制限手段が具える請求項6記載のトイヤ。 8、冶金炉体内にガスを吹込むトイヤ(14)であって
    、使用時にトイヤ内に予定のガス流量を発生させ得るも
    のにおいて、 ガス入口端(17)および出口端(18)を有する細長
    い金属製内管(16)と、 この内管内に第1ガスを流して前記出口端 から吐出させるよう前記内管内に第1ガスを導入し得る
    よう前記入口端に連通する第1ガス用接続具(20)と
    、 前記内管との間に環状空隙(24)を形成するよう前記
    内管の周りに同心的に設けられた細長い金属外管(22
    )とを具え、前記環状空隙が前記内管の前記入口端に隣
    接するガス入口端と、前記内管の前記出口端に隣接する
    ガス出口端とを有し、また、 第2ガスが前記環状空隙に沿って流れて前 記環状空隙の前記出口端から吐出するよう第2ガスを前
    記環状空隙に導入し得るよう前記環状空隙の前記入口端
    に連通する第2ガス用接続具(32)と、 前記環状空隙を介して前記内管および外管 を離間させるよう前記環状空隙内に設けられた手段(3
    5)と、 前記環状空隙または前記第2ガス用接続具 に設けられて前記環状空隙に流れる第2ガスを予定ガス
    流量とする第1制限手段(36、40)と、 前記内管または前記第1ガス用接続具に設 けられて前記内管内に流れる第1ガスを予定流量とする
    第2制限手段(38、41)とを具えることを特徴とす
    る冶金用トイヤ。 9、前記第1制限手段が前記外管の壁に設けられた環状
    条溝(36)を具え、この環状条溝が前記内管に向けて
    内方に突出しているが突出端が内管から離間され、前記
    第2制限手段が前記内管の壁に内管内に内方に突出する
    環状条溝(38)を具える請求項8記載のトイヤ。 10、前記第1および第2制御手段の前記環状条溝がそ
    れぞれの出口端よりそれぞれの入口端に近くそれぞれ位
    置し、前記内管および外管の外端部の浸食が環状条溝に
    通常達せず、前記内管および前記環状空隙に流れるガス
    の流量に大して影響しないようにした請求項9記載のト
    イヤ。 11、冶金炉体内にガスを吹込むためのトイヤの空気流
    量を修正する方法において、 金属製の同心的外管(16、22)を具え、内外両管間
    に環状空隙(24)を形成するよう内管および外管が半
    径方向に離間され、環状空隙が入口端および出口端を限
    定しているトイヤ (14)を設け、 前記内管および外管の一方の壁を前記環状 空隙内に突出するよう変形して前記環状空隙内に環状制
    限部(36)を形成し、その変形量を制御して前記環状
    空隙を流れるガスを予定流量にすることを特徴とする流
    量調整方法。 12、前記環状空隙の前記出口端より前記入口端に近い
    位置で変形させる請求項11記載の方法。 13、前記外管の壁を内方に変形して壁に連続環状条溝
    (36)を形成する請求項12記載の方法。 14、冶金炉体内にガスを吹込むための1組のトイヤの
    全てが同じガス流量を有するようトイヤのガス流れ特性
    を調整するに際し、 1組の各トイヤ(14)がそれぞれ同心型内外管(16
    、22)を具え、内管および外管が半径方向に離間され
    て内外両管の間に環状空隙(24)を形成するものとし
    、各トイヤ外管の壁を内方に変形して壁に連続環状条溝
    (36)を形成し、各トイヤの変形量を制御して、全て
    のトイヤの前記環状間隙に流れるガスの流量が実質的に
    同じであるようにすることを特徴とするガス流量調整方
    法。 15、各トイヤの流量を調整するに際し、テストガスを
    前記環状間隙に通し、この際、ガスの圧力を予定レベル
    に維持して環状空隙に流れるガス流量をモニタし、モニ
    タガス流量に応じて前記壁の変形量を制御する請求項1
    4記載の方法。 16、各トイヤの変形量を制御して環状空隙に流れるテ
    ストガスのモニタ流量がトイヤ全体で約±2%を超えて
    変化しないようにする請求項15記載の方法。 17、前記組の複数個のトイヤの環状空隙に流れるテス
    トガスの流量を先ず最初に測定し、次に、測定された流
    量の最低値より僅かに低い流量を選択し、これらの測定
    および選択後に、各トイヤを変形し、その変形量を制御
    して環状空隙に流れるテストガスの流量が選択値の±約
    2%の範囲内にあるようにする請求項16記載の方法。
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