JPH01157429A - 小さな複屈折と中程度の屈折率を有する眼鏡用レンズ - Google Patents
小さな複屈折と中程度の屈折率を有する眼鏡用レンズInfo
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- JPH01157429A JPH01157429A JP27850188A JP27850188A JPH01157429A JP H01157429 A JPH01157429 A JP H01157429A JP 27850188 A JP27850188 A JP 27850188A JP 27850188 A JP27850188 A JP 27850188A JP H01157429 A JPH01157429 A JP H01157429A
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- glass
- range
- birefringence
- glasses
- refractive index
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/089—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron
- C03C3/091—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron containing aluminium
- C03C3/093—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron containing aluminium containing zinc or zirconium
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- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本願発明は眼科用のガラスに関し、更に詳細には、現在
用いられている工程のうちの1つ、すなわち1種類以上
のガラスを成分ガラスにソルダーまたは溶融することに
より、多焦点レンズの製造を可能にするガラスに関する
。セグメントガラスはより大きい屈折率を有する。本願
発明はこの成分ガラスに関する。
用いられている工程のうちの1つ、すなわち1種類以上
のガラスを成分ガラスにソルダーまたは溶融することに
より、多焦点レンズの製造を可能にするガラスに関する
。セグメントガラスはより大きい屈折率を有する。本願
発明はこの成分ガラスに関する。
(従来の技術)
米国特許第4,540.672号は、2.85g/口3
未満の密度、1.595〜1.807の範囲の屈折率、
40〜47の範囲のアツベ数を有し、45〜55wt%
のSing、5〜13vt%のB2O3,0〜5vt%
のANzO3,1〜7.5wt%のLi2011〜9w
1%のNano、10〜24vt%より多い量のに20
.0〜6 wt%のMgOおよび/またはBaOおよび
/またはSrOおよび/またはLa2O3,0〜12w
t%のCaO,O〜8vt%のZ n Os O〜7
vt%のZrO2,9,5〜17.5wt%のTiO2
,0〜lvt%のAs2O3および/または5b203
(ここで上記組成は13.5≧TiO2+ZrO2+L
ag 03 +MgO+CaO+BaO+S rO+Z
nO≦23.5の条件の元)から構成される光学用およ
び眼科用に適するガラスを開示している。
未満の密度、1.595〜1.807の範囲の屈折率、
40〜47の範囲のアツベ数を有し、45〜55wt%
のSing、5〜13vt%のB2O3,0〜5vt%
のANzO3,1〜7.5wt%のLi2011〜9w
1%のNano、10〜24vt%より多い量のに20
.0〜6 wt%のMgOおよび/またはBaOおよび
/またはSrOおよび/またはLa2O3,0〜12w
t%のCaO,O〜8vt%のZ n Os O〜7
vt%のZrO2,9,5〜17.5wt%のTiO2
,0〜lvt%のAs2O3および/または5b203
(ここで上記組成は13.5≧TiO2+ZrO2+L
ag 03 +MgO+CaO+BaO+S rO+Z
nO≦23.5の条件の元)から構成される光学用およ
び眼科用に適するガラスを開示している。
これらの広い組成範囲は、Li2O含有量を除いて本願
発明の組成範囲と重なり合うが、このガラスの物性は相
対的に大変範囲が広く、存在するセグメントガラスにシ
ールされるガラスの特徴に関しての要求がない。つまり
、シール時の複屈折(birefrlngenee)が
±150 nm/cmの間、好ましくは±50nm/c
mの間であるという要求がない。この特性を得るため、
本願発明のガラスは大変厳しく限定された範囲の組成を
有するのみならず、89〜72の範囲のM値に従わなけ
ればならない。上記米国特許にはこのM値に関する表示
が全くない。
発明の組成範囲と重なり合うが、このガラスの物性は相
対的に大変範囲が広く、存在するセグメントガラスにシ
ールされるガラスの特徴に関しての要求がない。つまり
、シール時の複屈折(birefrlngenee)が
±150 nm/cmの間、好ましくは±50nm/c
mの間であるという要求がない。この特性を得るため、
本願発明のガラスは大変厳しく限定された範囲の組成を
有するのみならず、89〜72の範囲のM値に従わなけ
ればならない。上記米国特許にはこのM値に関する表示
が全くない。
米国特許第2.523.285号、同第2.699.3
99号、同第2.901,365号、および同第4.4
38.211号、さらに特許出願公告昭54−105,
119号、および独国特許出願第2.115.403号
にも本願発明に関連するような記載があるが、上記米国
特許第4.540.672号程セル類似性がないと思わ
れる。
99号、同第2.901,365号、および同第4.4
38.211号、さらに特許出願公告昭54−105,
119号、および独国特許出願第2.115.403号
にも本願発明に関連するような記載があるが、上記米国
特許第4.540.672号程セル類似性がないと思わ
れる。
(発明の目的)
本願発明の目的は、約1.599〜1.602の範囲の
屈折率(na ) 、40.5〜41.5の範囲のアツ
ベ数(シー)、670〜680℃の範囲の軟化点または
りトレトン温度(Llttleton ten+per
ature)を有し1屈折率1.523のホワイトガラ
ス(vhlte glasses)を得るために、存在
するセグメントガラスにシールされる際に大変小さい複
屈折を示し、2.84〜2.88g/an3の範囲の密
度、放射スペクトルの可視領域での大変良好な透過率(
400no+の波長における10mm厚の透過率が83
%より大)を有し、望ましくない黄色のないこと、優れ
た耐薬品性、失透に対する安定性を有し、失透(または
液相線)の最高温度での粘度がa、oooポアズ以上で
製品を連続溶融装置を用いて製造でき、自動圧縮工程を
用いて成形できる(このことは用途に適した低いコスト
で製造するために欠くことのできない条件である)ガラ
スを提供することである。
屈折率(na ) 、40.5〜41.5の範囲のアツ
ベ数(シー)、670〜680℃の範囲の軟化点または
りトレトン温度(Llttleton ten+per
ature)を有し1屈折率1.523のホワイトガラ
ス(vhlte glasses)を得るために、存在
するセグメントガラスにシールされる際に大変小さい複
屈折を示し、2.84〜2.88g/an3の範囲の密
度、放射スペクトルの可視領域での大変良好な透過率(
400no+の波長における10mm厚の透過率が83
%より大)を有し、望ましくない黄色のないこと、優れ
た耐薬品性、失透に対する安定性を有し、失透(または
液相線)の最高温度での粘度がa、oooポアズ以上で
製品を連続溶融装置を用いて製造でき、自動圧縮工程を
用いて成形できる(このことは用途に適した低いコスト
で製造するために欠くことのできない条件である)ガラ
スを提供することである。
(発明の構成)
1.800程度の屈折率を有するガラスが、低および平
均矯正用、すなわち約+6から一6ジオプターの拡大能
を有するレンズの領域で最近開発された。屈折率1.5
23を有する現状のホワイトガラスに対して、本願発明
のガラスはより薄いレンズを得ることを可能とし、ある
場合にはかなり軽いレンズ(特に最高の矯正)を可能に
する。そのために、ガラスの密度は大き過ぎないことが
不可欠であり、2.88g/c+n3以下であることが
特に好ましい。屈折率の増加は通常アツベ数または収斂
性(constringence)の低下(つまりガラ
スの分散増加)をまねく。もしこの分散が大変大きいと
、色収差が問題となり、レンズの縁に色のついたフリン
ジを生じてレンズの使用者にとって不都合となる。この
欠点を緩和するために、ガラスはできるだけ大きい収斂
性を有する必要がある。
均矯正用、すなわち約+6から一6ジオプターの拡大能
を有するレンズの領域で最近開発された。屈折率1.5
23を有する現状のホワイトガラスに対して、本願発明
のガラスはより薄いレンズを得ることを可能とし、ある
場合にはかなり軽いレンズ(特に最高の矯正)を可能に
する。そのために、ガラスの密度は大き過ぎないことが
不可欠であり、2.88g/c+n3以下であることが
特に好ましい。屈折率の増加は通常アツベ数または収斂
性(constringence)の低下(つまりガラ
スの分散増加)をまねく。もしこの分散が大変大きいと
、色収差が問題となり、レンズの縁に色のついたフリン
ジを生じてレンズの使用者にとって不都合となる。この
欠点を緩和するために、ガラスはできるだけ大きい収斂
性を有する必要がある。
薄さおよび軽さがレンズの美的外観を改善し、めがねの
使用者をより快適にする。このタイプのガラスに対する
関心が高まっているため、できるだけ広い用途をカバー
する一連の製品を提供する必要がある。これらの用途の
1つは2重矯正(遠くの視界および近くの視界)であり
、“プログレッシブズ(progresslves)”
と呼ばれるレンズまたは溶融二重焦点レンズの助けをか
りてこれを達成することができる。本願発明のガラスは
特にこの第2のタイプの用途に用いる。もちろん本願発
明のガラスは、現在の研磨技術により得られる単一視界
のレンズ、プログレッシブズのレンズ、および非球面レ
ンズなど、あらゆるタイプのレンズの製造に用いること
ができる。
使用者をより快適にする。このタイプのガラスに対する
関心が高まっているため、できるだけ広い用途をカバー
する一連の製品を提供する必要がある。これらの用途の
1つは2重矯正(遠くの視界および近くの視界)であり
、“プログレッシブズ(progresslves)”
と呼ばれるレンズまたは溶融二重焦点レンズの助けをか
りてこれを達成することができる。本願発明のガラスは
特にこの第2のタイプの用途に用いる。もちろん本願発
明のガラスは、現在の研磨技術により得られる単一視界
のレンズ、プログレッシブズのレンズ、および非球面レ
ンズなど、あらゆるタイプのレンズの製造に用いること
ができる。
本願発明のガラスはもう1つの特徴を有している。つま
り、これらのガラスは存在するセグメントガラスに溶融
でき、屈折率1.523のホワイトガラスと共に容易に
使用できる。利点は経済面からと同様に技術面からも明
らかである。本願発明のガラスと共に使用できる2つの
市販セグメントガラスの特徴を下記にしるす。
り、これらのガラスは存在するセグメントガラスに溶融
でき、屈折率1.523のホワイトガラスと共に容易に
使用できる。利点は経済面からと同様に技術面からも明
らかである。本願発明のガラスと共に使用できる2つの
市販セグメントガラスの特徴を下記にしるす。
ガラスA ガラスB
屈折率 (nd) 1.681 1.750収斂性
(νm> 384 81.4密 度 (tr
/crn3) 8.52 4.25軟化点
(TL ) ”CB85 880熱膨張率(25〜
300℃)9089 XIO−’/’C セグメントガラスを成分ガラスに溶融する作業は、成分
ガラスの軟化点付近でありセグメントガラスの軟化点よ
りやや高い温度で行われる。セグメントガラスの上記軟
化点に留意しながら成分ガラスの軟化点は670℃以上
でなければならない。
(νm> 384 81.4密 度 (tr
/crn3) 8.52 4.25軟化点
(TL ) ”CB85 880熱膨張率(25〜
300℃)9089 XIO−’/’C セグメントガラスを成分ガラスに溶融する作業は、成分
ガラスの軟化点付近でありセグメントガラスの軟化点よ
りやや高い温度で行われる。セグメントガラスの上記軟
化点に留意しながら成分ガラスの軟化点は670℃以上
でなければならない。
2つのガラス間のシールは約−150nm/c+nと+
150 nm/cmの間の複屈折、好ましくは一50r
v+/(至)と+50nm/cmの間の複屈折を示す必
要があり、このためには2つのガラスが極めて近い熱膨
張率を有する必要があることは一般に知られている。
150 nm/cmの間の複屈折、好ましくは一50r
v+/(至)と+50nm/cmの間の複屈折を示す必
要があり、このためには2つのガラスが極めて近い熱膨
張率を有する必要があることは一般に知られている。
この複屈折の測定値は線熱膨張率よりシールを代表する
ものである。従って、複屈折は成分ガラスを特徴づける
のに測定される基準である。しかし、25〜300℃に
おける本願発明のガラスの熱膨張率は92〜100X
10−’/”Cの範囲であることは留意すべきである。
ものである。従って、複屈折は成分ガラスを特徴づける
のに測定される基準である。しかし、25〜300℃に
おける本願発明のガラスの熱膨張率は92〜100X
10−’/”Cの範囲であることは留意すべきである。
他の要求される条件と共にシールの軟化点温度および複
屈折の基準を満足させるどとは解決しなければならない
重要な問題点の1つである。
屈折の基準を満足させるどとは解決しなければならない
重要な問題点の1つである。
本願発明によれば、上記の特徴を有するガラスは下記の
限定された範囲における組成(バッチから計算された酸
化物基準の重量%で表現されている)を有していなけれ
ばならないことがわかった。
限定された範囲における組成(バッチから計算された酸
化物基準の重量%で表現されている)を有していなけれ
ばならないことがわかった。
S i 02 :52〜57 K20 :
11.0〜IB、0B203 :2.5〜7.OCa
O: 2〜3.5AN z 03 : O〜L
Z roz : l 〜1.5Li20 :0
.8〜0.8 TiO2: 15.0〜16.2Na
20 :5.4〜8.2 As203 : 0.1
〜0.4(M−69〜72 (ここでM −−(760
x%LizO+270X%Na20+170 X%Kz
O+185 x%CaO+130x%Ti0z))の
条件下)Mは、シールの複屈折に関与する度合により加
重された成分改良酸化物のパーセンテージの合計として
定義される。この関与する度合は実験的に決められてい
る。従って、Mが約69未満ならば、ガラスは十分に膨
張性がなく (改質剤の欠如)、シールの複屈折はプラ
スで約150より大となる。
11.0〜IB、0B203 :2.5〜7.OCa
O: 2〜3.5AN z 03 : O〜L
Z roz : l 〜1.5Li20 :0
.8〜0.8 TiO2: 15.0〜16.2Na
20 :5.4〜8.2 As203 : 0.1
〜0.4(M−69〜72 (ここでM −−(760
x%LizO+270X%Na20+170 X%Kz
O+185 x%CaO+130x%Ti0z))の
条件下)Mは、シールの複屈折に関与する度合により加
重された成分改良酸化物のパーセンテージの合計として
定義される。この関与する度合は実験的に決められてい
る。従って、Mが約69未満ならば、ガラスは十分に膨
張性がなく (改質剤の欠如)、シールの複屈折はプラ
スで約150より大となる。
Mが72より大ならば状況は逆となる。
5i02の量は52〜57wt%の範囲で構成される。
この範囲は下にその含有量を示すガラスの他の成分の選
択の仕方により決まる。
択の仕方により決まる。
B2O3はガラス組成の重要な成分である。その主な利
点は、5102の代用にB2O3を加えた場合、粘度の
低下に伴ってガラスの密度にあまり影響を与えないこと
である。粘度におけるB2O3の効果、およびその結果
としてガラスの製造を容易にする効果は、はとんど呈色
のないガラスを得ることに寄与している。従って、ガラ
スは1.5vt%以上の8203を含む。しかし、7%
を越えるB2O3を加えると、複屈折を維持するために
5in2の量を減じなければならず、ガラスの軟化点の
望ましくない低下をまねく。
点は、5102の代用にB2O3を加えた場合、粘度の
低下に伴ってガラスの密度にあまり影響を与えないこと
である。粘度におけるB2O3の効果、およびその結果
としてガラスの製造を容易にする効果は、はとんど呈色
のないガラスを得ることに寄与している。従って、ガラ
スは1.5vt%以上の8203を含む。しかし、7%
を越えるB2O3を加えると、複屈折を維持するために
5in2の量を減じなければならず、ガラスの軟化点の
望ましくない低下をまねく。
ANz03はガラスの粘度を増加させ、その耐薬品性を
向上させるが、一方、ガラスの失透傾向を急激に悪化さ
せる。5i02の代用として、ANz03は軟化点を若
干低下させる。従って、その含有量は約1vt%を越え
ないようにする。
向上させるが、一方、ガラスの失透傾向を急激に悪化さ
せる。5i02の代用として、ANz03は軟化点を若
干低下させる。従って、その含有量は約1vt%を越え
ないようにする。
5i02またはB2O3の代用となるLi2Oは軟化点
を大きく低下させ、熱膨張率を上げるが、ガラスの密度
を不都合に変えることなく屈折率を上げるのに寄与する
。Li2Oの含有量は0.3〜0.8 vt%の範囲と
する。
を大きく低下させ、熱膨張率を上げるが、ガラスの密度
を不都合に変えることなく屈折率を上げるのに寄与する
。Li2Oの含有量は0.3〜0.8 vt%の範囲と
する。
ガラス組成に用いられる他のアルカリ金属に関して、K
2Oを用いたNanoの代替は軟化点を上げるのに都合
が良いが、屈折率を低下させるという不都合を生じる。
2Oを用いたNanoの代替は軟化点を上げるのに都合
が良いが、屈折率を低下させるという不都合を生じる。
ガラスの複屈折は、ガラス形成物5in2およびB2O
3に代わってアルカリ金属酸化物Nanoおよびに20
を用いることにより調整される。マイナスの複屈折には
(熱膨張率が大き過ぎる)Na20に代わって5in2
が用いられ、これは軟化点を上げるのに都合が良い。プ
ラスの複屈折にはB2O3に代わってに20が用いられ
、軟化点は実質的に変わらない。これらの種々の理由か
ら、Na2O含有量は約5.4〜8,2νt%とし、K
2Oの含有量は11.0〜1B、Ovt%とする。
3に代わってアルカリ金属酸化物Nanoおよびに20
を用いることにより調整される。マイナスの複屈折には
(熱膨張率が大き過ぎる)Na20に代わって5in2
が用いられ、これは軟化点を上げるのに都合が良い。プ
ラスの複屈折にはB2O3に代わってに20が用いられ
、軟化点は実質的に変わらない。これらの種々の理由か
ら、Na2O含有量は約5.4〜8,2νt%とし、K
2Oの含有量は11.0〜1B、Ovt%とする。
T i 02は最適な密度−屈折率の妥協点を与える成
分である。しかし、多量に使用すると可視域の透過率を
低下させ、失透を増大させ、密度を増大させ、アツベ数
を急速に低下させる。従ってその含有量は15〜16.
2vt%の範囲とする。
分である。しかし、多量に使用すると可視域の透過率を
低下させ、失透を増大させ、密度を増大させ、アツベ数
を急速に低下させる。従ってその含有量は15〜16.
2vt%の範囲とする。
ZrO2は屈折率およびガラスの密度を増加させるがT
i 02よりゆるやかにアツベ数を低下させる。この
酸化物はアルカリ物質に対する耐性を向上させ、その効
果を発揮させるために1%以上含有させる必要がある。
i 02よりゆるやかにアツベ数を低下させる。この
酸化物はアルカリ物質に対する耐性を向上させ、その効
果を発揮させるために1%以上含有させる必要がある。
しかし、ガラスの密度を過度に上げないために、1.5
%を越えないようにする。
%を越えないようにする。
CaOはT i O2の含有量を制限し、その結果大変
大きいアツベ数を得ることを可能にするために加えられ
る。CaOは1%以上必要であるが、3.5%を越える
と失透の傾向がかなり増大する。
大きいアツベ数を得ることを可能にするために加えられ
る。CaOは1%以上必要であるが、3.5%を越える
と失透の傾向がかなり増大する。
(実 施 例)
本願発明を下記の実施例に基づいて更に詳細に説明する
。表1中、好ましい例は1である。表1の全ての成分割
合はバッチから計算された酸化物基準の重量%で表示し
である。表2は本願発明の範囲外の組成(パラメーター
Mは要求される範囲外にある)を有するガラスの例を示
している。Mが72より大きい場合、一般的に軟化点は
870℃より低いことがわかる。
。表1中、好ましい例は1である。表1の全ての成分割
合はバッチから計算された酸化物基準の重量%で表示し
である。表2は本願発明の範囲外の組成(パラメーター
Mは要求される範囲外にある)を有するガラスの例を示
している。Mが72より大きい場合、一般的に軟化点は
870℃より低いことがわかる。
ガラスは市販のバッチ材料(酸化物、カーボネート、水
和物、その他)から調製した。選ばれたバッチ材料は、
できるだけホワイトなガラスを得るために最小限のFe
zO3を含むことが好ましい。
和物、その他)から調製した。選ばれたバッチ材料は、
できるだけホワイトなガラスを得るために最小限のFe
zO3を含むことが好ましい。
計量後、バッチ材料を既存の技術に従って混合した。得
られた混合物を約1250℃のプラナするつぼに充填し
た。完全に溶融した後、溶融物の温度を約1320〜1
400℃に上げ、1〜4時間その温度に維持して溶融物
の均質化およびファイニングを図った。次にこのガラス
溶融物を成形に適する粘度となる温度まで冷却し、スチ
ールモールドに注ぎ込んだ。次にこのガラスを500℃
でアニールし、60℃/時の割合で周囲温度までゆっく
りと冷却した。
られた混合物を約1250℃のプラナするつぼに充填し
た。完全に溶融した後、溶融物の温度を約1320〜1
400℃に上げ、1〜4時間その温度に維持して溶融物
の均質化およびファイニングを図った。次にこのガラス
溶融物を成形に適する粘度となる温度まで冷却し、スチ
ールモールドに注ぎ込んだ。次にこのガラスを500℃
でアニールし、60℃/時の割合で周囲温度までゆっく
りと冷却した。
従来の方法により、屈折率(nd) 、収斂性(νd)
、密度(Den)、℃で表わした軟化点(TL ) 、
25〜300℃における10−’/’Cで表わした線熱
膨張率(Exp)、%で表わした可視線の透過率(T
ran)、ポアズで表わした液相線粘度(Vls)、お
よび℃で表わした液相線温度(Llq)を測定した。複
屈折(Bit)を測定するため、670℃で80分間、
前述のセグメントガラスAを用いてシールを行った。2
つの接触するガラス表面は前もって研磨しておいた。シ
ール後、10龍厚の試料を、後に研磨するジヨイントの
面に対して垂直に切断し、“バビネット コンペンセイ
ター(Bablnet Col1−pensator)
’型の装置を使って成分ガラスの複屈折を測定した。
、密度(Den)、℃で表わした軟化点(TL ) 、
25〜300℃における10−’/’Cで表わした線熱
膨張率(Exp)、%で表わした可視線の透過率(T
ran)、ポアズで表わした液相線粘度(Vls)、お
よび℃で表わした液相線温度(Llq)を測定した。複
屈折(Bit)を測定するため、670℃で80分間、
前述のセグメントガラスAを用いてシールを行った。2
つの接触するガラス表面は前もって研磨しておいた。シ
ール後、10龍厚の試料を、後に研磨するジヨイントの
面に対して垂直に切断し、“バビネット コンペンセイ
ター(Bablnet Col1−pensator)
’型の装置を使って成分ガラスの複屈折を測定した。
この複屈折はnll1/■で表示した。
耐薬品性〔耐酸性(Dur))を、20容積%のHCρ
を含む沸騰水溶液中に3時間浸漬した研磨試料の減量を
測定するテストにより測定した。この減量はlIIg/
dIa2で表示した。
を含む沸騰水溶液中に3時間浸漬した研磨試料の減量を
測定するテストにより測定した。この減量はlIIg/
dIa2で表示した。
小さい複屈折を示すシールの調製を確実にするために、
Mの値を69〜72の範囲に維持することの重要性が表
2から明らかである。例10.11.13および14は
本願発明の製品について規定された範囲をわずかにはず
れた組成を有し、例12はそれぞれの成分が本願発明の
ガラスに規定された範囲内である組成を有していた。し
かし、それぞれの例ではMの値を、小さい複屈折を示す
シールを得るために必要であることがわかった組成範囲
からはずした。その結果、例10〜14は本願発明に適
したガラスとはならなかった。例10の組成は、実質的
に前記米国特許節4.450.872号に開示された組
成範囲内のものであることがわかるであろう。
Mの値を69〜72の範囲に維持することの重要性が表
2から明らかである。例10.11.13および14は
本願発明の製品について規定された範囲をわずかにはず
れた組成を有し、例12はそれぞれの成分が本願発明の
ガラスに規定された範囲内である組成を有していた。し
かし、それぞれの例ではMの値を、小さい複屈折を示す
シールを得るために必要であることがわかった組成範囲
からはずした。その結果、例10〜14は本願発明に適
したガラスとはならなかった。例10の組成は、実質的
に前記米国特許節4.450.872号に開示された組
成範囲内のものであることがわかるであろう。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)1.599〜1.602の範囲の屈折率、40.5
〜41.5の範囲のアッベ数、2.64〜2.66g/
cm^3の範囲の密度、400nmの可視線における厚
さ10mmの透過率が83%より大、670〜680℃
の範囲の軟化点、および−150nm/cmと+150
nm/cmの間の複屈折を有し、酸化物基準の重量%で
、M=69〜72(ここでM=1/100〔760×%
Li_2O+270×%Na_2O+170×%K_2
O+185×%CaO+130×%TiO_2〕)の条
件と共に52〜57%のSiO_2、2.5〜7.0%
のB_2O_3、0〜1%のAl_2O_3、0.3〜
0.8%のLi_2O、5.4〜8.2%のNa_2O
、11.0〜16.0%のK_2O、2〜3.5%のC
aO、1〜1.5%のZrO_2、15.0〜16.2
%のTiO_2、0.1〜0.4%のAs_2O_3か
ら構成されるガラス。 2)液晶相温度における粘度が3,000ポアズ以上で
あることを特徴とする請求項1記載のガラス。 3)複屈折が−50nm/cmと+50nm/cmの間
であることを特徴とする請求項1記載のガラス。 4)多焦点レンズの成分ガラスとして使用されることを
特徴とする請求項1記載のガラス。
Applications Claiming Priority (5)
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---|---|---|---|
FR8715278 | 1987-11-04 | ||
FR8715278A FR2622569B1 (fr) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | Verre a indice de refraction moyen pour application ophtalmiques |
US07/210,427 US4822758A (en) | 1987-11-04 | 1988-06-23 | Medium refractive index glass suitable for ophthalmic applications |
US8715278 | 1988-06-23 | ||
US210427 | 1988-06-23 |
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---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Citations (1)
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JPS59152240A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-30 | Hoya Corp | 光学ガラス |
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FR2550187B1 (fr) * | 1983-08-02 | 1986-06-06 | Corning Glass Works | Verres de faible densite et de haut indice de refraction pour applications ophtalmiques et optiques |
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1988
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- 1988-10-25 DE DE19883881827 patent/DE3881827T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1988-11-02 JP JP63278501A patent/JP2683778B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1988-11-03 AR AR31238788A patent/AR242016A1/es active
- 1988-11-03 BR BR8805703A patent/BR8805703A/pt not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59152240A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-30 | Hoya Corp | 光学ガラス |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112028475A (zh) * | 2020-09-11 | 2020-12-04 | 成都光明光电股份有限公司 | 光学玻璃和光学元件 |
CN112028474A (zh) * | 2020-09-11 | 2020-12-04 | 成都光明光电股份有限公司 | 光学玻璃 |
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DE3881827T2 (de) | 1993-12-23 |
CA1320505C (en) | 1993-07-20 |
DE3881827D1 (de) | 1993-07-22 |
EP0315353A1 (en) | 1989-05-10 |
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ES2041808T3 (es) | 1993-12-01 |
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