JPH0115055Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0115055Y2 JPH0115055Y2 JP6164383U JP6164383U JPH0115055Y2 JP H0115055 Y2 JPH0115055 Y2 JP H0115055Y2 JP 6164383 U JP6164383 U JP 6164383U JP 6164383 U JP6164383 U JP 6164383U JP H0115055 Y2 JPH0115055 Y2 JP H0115055Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- horizontally
- wires
- strands
- layers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、たとえば電気機器等の可動部分にわ
たりあるいは口出等に使用する移動電線の導体と
して有用な超耐屈曲性導体に関するものである。
たりあるいは口出等に使用する移動電線の導体と
して有用な超耐屈曲性導体に関するものである。
電線用導体の耐屈曲性(広義にはねじれ、引張
等も含む)を向上させる手段としては、より線の
素線径を小さくするか、あるいは素線のより合せ
ピツチを小さくする方法が代表的である。そし
て、より合せピツチを小さくすることの極端なも
のとして横巻導体が実用されている。
等も含む)を向上させる手段としては、より線の
素線径を小さくするか、あるいは素線のより合せ
ピツチを小さくする方法が代表的である。そし
て、より合せピツチを小さくすることの極端なも
のとして横巻導体が実用されている。
しかし、この従来技術による横巻導体では小サ
イズのものしか造れなかつた。
イズのものしか造れなかつた。
本考案の目的は、比較的大サイズの横巻による
超耐屈曲性導体を提供することにある。
超耐屈曲性導体を提供することにある。
すなわち、本考案の要旨は、抗張力のある可撓
性中心紐の上に、予め複数条の導体素線をより合
せてなるより線を2乃至4条ずつ並べた状態で密
に横巻してなる層を1乃至複数層設けてなる点に
ある。
性中心紐の上に、予め複数条の導体素線をより合
せてなるより線を2乃至4条ずつ並べた状態で密
に横巻してなる層を1乃至複数層設けてなる点に
ある。
上記より線としては具体的には、例えば直径
0.10〜0.18mm程度の錫メツキ軟銅素線を3乃至7
本程度より合せてなるものが用いられる。より線
を2乃至4条ずつ横巻する理由は、導体の製作作
業性及び耐屈曲性を考慮したためである。より線
を横巻するに当つては、1条ずつ巻くよりは複数
条ずつ並べて巻いた方が作業性が良い。
0.10〜0.18mm程度の錫メツキ軟銅素線を3乃至7
本程度より合せてなるものが用いられる。より線
を2乃至4条ずつ横巻する理由は、導体の製作作
業性及び耐屈曲性を考慮したためである。より線
を横巻するに当つては、1条ずつ巻くよりは複数
条ずつ並べて巻いた方が作業性が良い。
しかし、本考案者らが確認したところにすれ
ば、4条を越えて並べて巻いた場合には、導体の
可撓性が悪くなるという問題がある。なお、並べ
る条数が多くなると巻付ピツチが大きくなり導体
の耐屈曲性が低下すると云う問題があるので、比
較的大サイズの導体を得ようとする場合には、横
巻する層を複数層とする方が良い。
ば、4条を越えて並べて巻いた場合には、導体の
可撓性が悪くなるという問題がある。なお、並べ
る条数が多くなると巻付ピツチが大きくなり導体
の耐屈曲性が低下すると云う問題があるので、比
較的大サイズの導体を得ようとする場合には、横
巻する層を複数層とする方が良い。
次に添付の図面を参照しながら本考案の一実施
例を説明すると、1は直径0.16mmの錫メツキ軟銅
素線であり、2はこの素線1を7本より合せたよ
り線である。
例を説明すると、1は直径0.16mmの錫メツキ軟銅
素線であり、2はこの素線1を7本より合せたよ
り線である。
本考案では、このより線2を可撓性があり、な
おかつ比較的機械的強度のあるすなわち所定の抗
張力を持つ中心紐(例えばポリエステルやナイロ
ン等の合成繊維の糸をより合せたもの)3の上に
2条ずつ並べた状態で密に横巻してなる層を2層
設けたものである。
おかつ比較的機械的強度のあるすなわち所定の抗
張力を持つ中心紐(例えばポリエステルやナイロ
ン等の合成繊維の糸をより合せたもの)3の上に
2条ずつ並べた状態で密に横巻してなる層を2層
設けたものである。
なお、本実施例では横巻層を2層設けたことで
構成したが前述のとおり1層でもまた、3層でも
良い。
構成したが前述のとおり1層でもまた、3層でも
良い。
このように構成してなる本実施例の導体によれ
ば、より線の横巻層を適宜増やすことで、可撓性
を損わずして比較的大サイズのものが得られる。
ば、より線の横巻層を適宜増やすことで、可撓性
を損わずして比較的大サイズのものが得られる。
なお、本考案者の実験では、同一ひずみを与え
た屈曲試験において従来のより線(同心より線あ
るいは集合より線)に比べ約50倍〜100倍の屈曲
寿命(回数)を得ている。
た屈曲試験において従来のより線(同心より線あ
るいは集合より線)に比べ約50倍〜100倍の屈曲
寿命(回数)を得ている。
第1図は、本考案超耐屈曲性導体の一実施例説
明図、第2図はそのA−A′部断面の詳細図であ
る。 1:導電素線、2:より線、3:中心紐。
明図、第2図はそのA−A′部断面の詳細図であ
る。 1:導電素線、2:より線、3:中心紐。
Claims (1)
- 抗張力のある可撓性中心紐の上に、複数本の導
電素線をより合せてなるより線を2乃至4条ずつ
並べた状態で密に横巻してなる層を1乃至複数層
設けてなることを特徴とする超耐屈曲性導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6164383U JPS59166312U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 超耐屈曲性導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6164383U JPS59166312U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 超耐屈曲性導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59166312U JPS59166312U (ja) | 1984-11-07 |
JPH0115055Y2 true JPH0115055Y2 (ja) | 1989-05-08 |
Family
ID=30191862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6164383U Granted JPS59166312U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 超耐屈曲性導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59166312U (ja) |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP6164383U patent/JPS59166312U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59166312U (ja) | 1984-11-07 |
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