JPH01148777A - 油中水型エマルジョン爆薬組成物 - Google Patents
油中水型エマルジョン爆薬組成物Info
- Publication number
- JPH01148777A JPH01148777A JP30644087A JP30644087A JPH01148777A JP H01148777 A JPH01148777 A JP H01148777A JP 30644087 A JP30644087 A JP 30644087A JP 30644087 A JP30644087 A JP 30644087A JP H01148777 A JPH01148777 A JP H01148777A
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- Japan
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- composition
- hydrazine hydrate
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、油中水型(以下、W2O型と称す)エマルジ
ョン爆薬組成物に係り、特にガスボリュームと殉爆性能
及び経時安定性の非常に優れたW/○型エマルジョン爆
薬組成物に関するものである。
ョン爆薬組成物に係り、特にガスボリュームと殉爆性能
及び経時安定性の非常に優れたW/○型エマルジョン爆
薬組成物に関するものである。
W10型エマルジョン爆薬は、米国特許第3,161.
551号明細書で初めて公開され、その後米国特許第3
,212.’945号明細書、同第3,242,019
号明細書、同第3,282,754号明細書、同第3,
356,547号明細書、同第3,447,978号明
細書、同第3,470,041号明細書、同第3,64
2,547号明細書、同第3,743,555号明細書
、同第3,715,247号明細書、同第3,770,
522号明細書、同第4,104,092号明細書、同
第4.110.134号明細書、同第4,14L767
号明細書等が公開され、現在のような経時安定性に優れ
た、低温での6号雷管惑応性W/○型エマルジョン爆薬
が開発されてきた。
551号明細書で初めて公開され、その後米国特許第3
,212.’945号明細書、同第3,242,019
号明細書、同第3,282,754号明細書、同第3,
356,547号明細書、同第3,447,978号明
細書、同第3,470,041号明細書、同第3,64
2,547号明細書、同第3,743,555号明細書
、同第3,715,247号明細書、同第3,770,
522号明細書、同第4,104,092号明細書、同
第4.110.134号明細書、同第4,14L767
号明細書等が公開され、現在のような経時安定性に優れ
た、低温での6号雷管惑応性W/○型エマルジョン爆薬
が開発されてきた。
一方、日本に於ても、種々の特許が公開され、国内の発
破事情に合わせ、小口径の6号雷管惑応性W10型エマ
ルジョン爆薬が開発されている。
破事情に合わせ、小口径の6号雷管惑応性W10型エマ
ルジョン爆薬が開発されている。
これらの従来例による該爆薬は、はぼ使用に耐え得る爆
薬であるが、いかんせん殉爆性能が悪く、0/W型スラ
リー爆薬、或いはダイナマイト等に比べると著しく劣り
、荒れた発破孔で時々不発残留が発生するという保安上
及びその後の作業性上問題があった。
薬であるが、いかんせん殉爆性能が悪く、0/W型スラ
リー爆薬、或いはダイナマイト等に比べると著しく劣り
、荒れた発破孔で時々不発残留が発生するという保安上
及びその後の作業性上問題があった。
特に、従来の技術では界面活性剤は、第2図のような形
状で分散相界面に配置して分離を防いでいるが、過酷な
温度条件、輸送振動などにより分散相そのものの浸出、
氷化により破壊が進み、ついにはエマルジョンの破壊へ
と進み長期的な経時安定性が保てなかった。
状で分散相界面に配置して分離を防いでいるが、過酷な
温度条件、輸送振動などにより分散相そのものの浸出、
氷化により破壊が進み、ついにはエマルジョンの破壊へ
と進み長期的な経時安定性が保てなかった。
〔発明の目的〕
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為された
もので、その目的は、ガスボリュームと殉爆性能及び経
時安定性の非常に優れたW10型エマルジョン爆薬組成
物を提供することにある。
もので、その目的は、ガスボリュームと殉爆性能及び経
時安定性の非常に優れたW10型エマルジョン爆薬組成
物を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、硝酸アンモニウ
ム又は硝酸アンモニウムと他の無機酸化酸塩;硝酸:水
加ヒドラジン;油類;水;炭素数10以上の脂肪酸と2
価以上のアルコールから得られるエステル型非イオン系
界面活性剤及び乳化安定剤を含む油中水型エマルジョン
組成物に、微小中空球体及び/又は化学発泡剤を加え最
終的に比重を調節したものである。
ム又は硝酸アンモニウムと他の無機酸化酸塩;硝酸:水
加ヒドラジン;油類;水;炭素数10以上の脂肪酸と2
価以上のアルコールから得られるエステル型非イオン系
界面活性剤及び乳化安定剤を含む油中水型エマルジョン
組成物に、微小中空球体及び/又は化学発泡剤を加え最
終的に比重を調節したものである。
本発明は、水加ヒドラジンとこれを中和するのに必要な
硝酸とを水加ヒドラジンの硝酸アンモニウム溶液と反応
させることにより、エマルジョン爆薬に必要な酸化剤水
溶液を予め造り、これに従来からの技術であるその他の
酸化剤を添加して乳化後の分散相を形成するものである
。
硝酸とを水加ヒドラジンの硝酸アンモニウム溶液と反応
させることにより、エマルジョン爆薬に必要な酸化剤水
溶液を予め造り、これに従来からの技術であるその他の
酸化剤を添加して乳化後の分散相を形成するものである
。
一方、連続相はマイクロクリスタリンワックスを主とす
る石油質燃料と2価以上のアルコールと炭素数10以上
の飽和又は不飽和脂肪酸のエステル化により得られる非
イオン系界面活性剤の1種又はそれ以上の混合物、又は
その他の界面活性剤との混合物から成り、そのHLB”
は6.0以下となるようにする。更に、得られる乳化物
の長期的な経時安定性を保つために、両端末にポリプロ
ピレン基を持ち、その間のポリエチレン基で満たされる
高分子ブロックコポリマーを配合することを特徴とする
。
る石油質燃料と2価以上のアルコールと炭素数10以上
の飽和又は不飽和脂肪酸のエステル化により得られる非
イオン系界面活性剤の1種又はそれ以上の混合物、又は
その他の界面活性剤との混合物から成り、そのHLB”
は6.0以下となるようにする。更に、得られる乳化物
の長期的な経時安定性を保つために、両端末にポリプロ
ピレン基を持ち、その間のポリエチレン基で満たされる
高分子ブロックコポリマーを配合することを特徴とする
。
このブロックコポリマーの安定化作用は第1図のように
説明し得る。
説明し得る。
本発明によるブロックコポリマーを用いた乳化物では、
第1図のように分散相内部にコポリマーのポリエチレン
基が侵入固定するため、従来技術では見られない安定性
が賦与されることが分かった。
第1図のように分散相内部にコポリマーのポリエチレン
基が侵入固定するため、従来技術では見られない安定性
が賦与されることが分かった。
これら分散相・連続相成分を70〜95°Cに保温後、
好ましくは連続相成分を高速(タービンの周速10m/
S以上)で撹拌しながら該分散相成分を注入し、W10
型エマルジョン組成物を得る。
好ましくは連続相成分を高速(タービンの周速10m/
S以上)で撹拌しながら該分散相成分を注入し、W10
型エマルジョン組成物を得る。
得られた該組成物に前記のように比重調節剤を加え、高
粘性物捏和機により均一になるまで混合する。
粘性物捏和機により均一になるまで混合する。
このようにして得られたW10型エマルジョン爆薬は、
特にガスボリュームの大きな、而も、殉爆性能の非常に
優れた安定な該爆薬を得る。
特にガスボリュームの大きな、而も、殉爆性能の非常に
優れた安定な該爆薬を得る。
即ち、本発明に於ては、04〜25重量%の水加ヒドラ
ジン(ここでは濃度100%)と、これを中和するのに
必要な硝酸と、硝酸アンモニウム10〜90重量%、及
びその他の硝酸塩及び/又は過塩素酸塩0〜20重量%
から成る酸化剤水溶液60〜95重量%で、分散相を構
成し、■融点205°F以下の石油質ワックスと/又は
石油抽出骨から成るオイル1〜6重量%と、炭素数10
以上の飽和又は不飽和脂肪酸と2価以上のアルコールか
ら得られるエステル型非イオン界面活性剤の1種又はそ
の混合物0.5〜5.0重量%と、エマルジョンの安定
剤として機能するコポリマー、即ち両端末にポリプロピ
レン基、その間にポリエチレン基を有するブロックコポ
リマー0.1〜2.5重量%で、連続相を構成している
。これら二相を高速回転により剪断し、W/○型エマル
ジョン組成物を得る。得られた該組成物に比重調節剤と
して化学発泡剤又は/及び微小中空球体を0.1〜10
重量%添加し、捏和工程を経て均一なW10型工マルジ
ョン爆薬組成物を得る。このW10型エマルジョン爆薬
は特にガスボリュームと殉煽性能の優れた該爆薬であり
、更に安定剤として用いたブロックコポリマーの作用で
経時安定性を著しく向上したものである。
ジン(ここでは濃度100%)と、これを中和するのに
必要な硝酸と、硝酸アンモニウム10〜90重量%、及
びその他の硝酸塩及び/又は過塩素酸塩0〜20重量%
から成る酸化剤水溶液60〜95重量%で、分散相を構
成し、■融点205°F以下の石油質ワックスと/又は
石油抽出骨から成るオイル1〜6重量%と、炭素数10
以上の飽和又は不飽和脂肪酸と2価以上のアルコールか
ら得られるエステル型非イオン界面活性剤の1種又はそ
の混合物0.5〜5.0重量%と、エマルジョンの安定
剤として機能するコポリマー、即ち両端末にポリプロピ
レン基、その間にポリエチレン基を有するブロックコポ
リマー0.1〜2.5重量%で、連続相を構成している
。これら二相を高速回転により剪断し、W/○型エマル
ジョン組成物を得る。得られた該組成物に比重調節剤と
して化学発泡剤又は/及び微小中空球体を0.1〜10
重量%添加し、捏和工程を経て均一なW10型工マルジ
ョン爆薬組成物を得る。このW10型エマルジョン爆薬
は特にガスボリュームと殉煽性能の優れた該爆薬であり
、更に安定剤として用いたブロックコポリマーの作用で
経時安定性を著しく向上したものである。
使用する水加ヒドラジンの濃度は100%に拘泥するも
のではないが使用する硝酸の濃度との兼ね合いも考慮し
、反応後の該エマルジョン爆薬の含水量が好ましくは2
5%以下になる様に選ぶことである。−船釣には80%
以上の濃度が好結果を与える。一方、硝酸としては80
%以下の濃度が反応を制御しながら該酸化剤水溶液を製
造する上で好ましい。即ち、その濃度以上では反応抑制
剤として使用する硝酸アンモニウムの世が不足し、反応
が激しく量産向きとは言い難い。
のではないが使用する硝酸の濃度との兼ね合いも考慮し
、反応後の該エマルジョン爆薬の含水量が好ましくは2
5%以下になる様に選ぶことである。−船釣には80%
以上の濃度が好結果を与える。一方、硝酸としては80
%以下の濃度が反応を制御しながら該酸化剤水溶液を製
造する上で好ましい。即ち、その濃度以上では反応抑制
剤として使用する硝酸アンモニウムの世が不足し、反応
が激しく量産向きとは言い難い。
(発明の実施例]
以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。
第1表は、本発明による該爆薬の各種性能を比較例と共
に表したものである。
に表したものである。
実施例1
第1表に示される組成のW10型エマルジョン爆薬を以
下の様にして製造した。
下の様にして製造した。
濃度100%の水加ヒドラジン8.0部に硝酸アンモニ
ウム30.0部を添加し、低速で撹拌し十分に吸熱反応
させる。次いで予め計量した濃度67%の硝酸14,0
部を先の硝安のヒドラジン溶液の液中に徐々に注入する
。必要に応じて容器全体を冷却し反応温度を55°C以
下に保持する。
ウム30.0部を添加し、低速で撹拌し十分に吸熱反応
させる。次いで予め計量した濃度67%の硝酸14,0
部を先の硝安のヒドラジン溶液の液中に徐々に注入する
。必要に応じて容器全体を冷却し反応温度を55°C以
下に保持する。
得られた溶液に緩衝液を規定量添加し、p Hを測定し
たところ5,0であった。これに残りの硝安26.0部
と硝酸ナトリウム17.3部を添加しゆっくり撹拌しな
がら乳化開始温度75゛C以上に加温する。
たところ5,0であった。これに残りの硝安26.0部
と硝酸ナトリウム17.3部を添加しゆっくり撹拌しな
がら乳化開始温度75゛C以上に加温する。
一方、マイクロクリスタリンワックス■3.0部と合成
ワックス1.0部、更に乳化剤01.1部と同■0.7
部、及び乳化安定剤であるコポリマー0.5部を同一容
器中で撹拌しながら約85°Cに加温する。これを油相
と呼ぶ。先の酸化剤水溶液に油相を加え、周速10m/
S以上得られる専用の乳化機を用いて乳化すると約12
分後に高粘性の乳化組成物を得た。得られた組成物にグ
ラスマイクロバルーンE22Xを4.0部を加えプラネ
タリ−式捏和機にて5分間混ぜた後、30mmφの紙巻
に包装した。得られた爆薬組成物の比重を計ったところ
1.14であった。これについて、低温感度、砂上殉爆
度(端面カット法)、カートリッジ爆速2弾動臼砲比及
び温度サイクルテストによる経時安定月数を3周べたと
ころ、それぞれ、−15’C,4,5(径倍数) 、
5290m/S 、 113.2%及び25サイクル
であった。
ワックス1.0部、更に乳化剤01.1部と同■0.7
部、及び乳化安定剤であるコポリマー0.5部を同一容
器中で撹拌しながら約85°Cに加温する。これを油相
と呼ぶ。先の酸化剤水溶液に油相を加え、周速10m/
S以上得られる専用の乳化機を用いて乳化すると約12
分後に高粘性の乳化組成物を得た。得られた組成物にグ
ラスマイクロバルーンE22Xを4.0部を加えプラネ
タリ−式捏和機にて5分間混ぜた後、30mmφの紙巻
に包装した。得られた爆薬組成物の比重を計ったところ
1.14であった。これについて、低温感度、砂上殉爆
度(端面カット法)、カートリッジ爆速2弾動臼砲比及
び温度サイクルテストによる経時安定月数を3周べたと
ころ、それぞれ、−15’C,4,5(径倍数) 、
5290m/S 、 113.2%及び25サイクル
であった。
実施例2〜6
実施例1と同様な方法による。
実施例7
実施例1と同様であるが、予め水加ヒドラジン8.0部
に水2.0部を加えて同様に硝酸と反応させたものであ
るが、実施例4以後は硝酸を液表面に滴下し反応させた
ものである。以下、実施例1と同じである。
に水2.0部を加えて同様に硝酸と反応させたものであ
るが、実施例4以後は硝酸を液表面に滴下し反応させた
ものである。以下、実施例1と同じである。
実施例8〜12
実施例7と同じ要領にて試製した。
比較例1
これは乳化安定剤の効果を公知のエマルジョン爆薬組成
物で確認したものである。乳化の方法は実施例1と全く
同じであるが成分として水加ヒドラジン及び硝酸を用い
ていない。
物で確認したものである。乳化の方法は実施例1と全く
同じであるが成分として水加ヒドラジン及び硝酸を用い
ていない。
砂上殉爆度1弾動臼砲比は実施例に較べると劣っている
。又、乳化安定剤の効果も良く表れている。
。又、乳化安定剤の効果も良く表れている。
(以下余白)
表中でMITは、6号瞬発電気雷管での完爆する温度を
示し、爆速は30φ/ 250 mmの紙巻カートリッ
ジ爆速を、又、殉爆度は端面カットしたものの砂上殉爆
度で葉径(30φmm)の倍数である。
示し、爆速は30φ/ 250 mmの紙巻カートリッ
ジ爆速を、又、殉爆度は端面カットしたものの砂上殉爆
度で葉径(30φmm)の倍数である。
弾動臼砲比はTNTを100とした時の百分率で表示し
、経時安定月数とは一30°Cに24時間±50°Cに
24時間保温したものを1サイクルとしく1サイクルは
実験により通常の環境温度で1ヶ月に相当する)、その
サイクル数で表す温度サイクル試験で得られたデータで
ある。実施例中、3及び6は捏和工程時に減圧脱泡した
ものである。
、経時安定月数とは一30°Cに24時間±50°Cに
24時間保温したものを1サイクルとしく1サイクルは
実験により通常の環境温度で1ヶ月に相当する)、その
サイクル数で表す温度サイクル試験で得られたデータで
ある。実施例中、3及び6は捏和工程時に減圧脱泡した
ものである。
本発明により得られる該爆薬は、例えば砂上殉爆度が従
来技術で得られる該爆薬の同殉爆度が1〜2倍であるの
に対して3〜5倍と数段に良くなっており、又、弾動臼
砲比も比較例に比し高く、エマルジョン爆薬の高爆速、
良好な低温性能とを加味して総合的に判断すると、従来
技術で得られる同等のW10型エマルジョン爆薬の欠点
を全て克服した高性能産業爆薬であることがわかる。
来技術で得られる該爆薬の同殉爆度が1〜2倍であるの
に対して3〜5倍と数段に良くなっており、又、弾動臼
砲比も比較例に比し高く、エマルジョン爆薬の高爆速、
良好な低温性能とを加味して総合的に判断すると、従来
技術で得られる同等のW10型エマルジョン爆薬の欠点
を全て克服した高性能産業爆薬であることがわかる。
尚、参考例として、水加ヒドラジン(HH)の量を変え
て硝酸(67%)との反応による該酸化剤水溶液を用い
たW/○型エマルジョン爆薬の試製例を組成(重量部)
と爆速(カー1− Uフジ30φ)で第2表に示す。
て硝酸(67%)との反応による該酸化剤水溶液を用い
たW/○型エマルジョン爆薬の試製例を組成(重量部)
と爆速(カー1− Uフジ30φ)で第2表に示す。
第2表中で、低温感度は何れも一10’C以下で完爆で
あるが、それ以下の温度では試験していない。酸化剤溶
液のpHは約5.0に調節した。又、水分は可能な限り
10%付近に調節した。
あるが、それ以下の温度では試験していない。酸化剤溶
液のpHは約5.0に調節した。又、水分は可能な限り
10%付近に調節した。
尚、第1表及び第2表に於て、
乳化剤■:ソルビタンモノオレエート
〃 ■:グリセロールモノオレエート
〃 ■:ソルビタンセスキオレエート
合成ワックス■:パラノック301日本石油〃 ■:
パラノック205日本石油 マイクロクリスタリンワックス■ : LUVAX
2191 (日本積ろう )〃 ■
: MultiX−145八(witco che
m)〃 ■: Htmic #1070(8木積ろ
う)■:モービル+12305(モービル石油) 〃 ■:マイクロ180(モービル石油)”[1−
15−250; ”B−28−750; E22Xも
含めティずれも3M社製 〔発明の効果〕 以上の如く、本発明は、硝酸アンモニウム又は硝酸アン
モニウムと他の無機酸化酸塩;硝酸;水加ヒドラジン;
油類;水:炭素数10以上の脂肪酸と2価以上のアルコ
ールから得られるエステル型非イオン系界面活性剤;及
び乳化安定剤を含む油中水型エマルジョン組成物に、微
小中空球体及び/又は化学発泡剤を加えて成るもので、
ガスボリュームが大きく、殉爆性能と経時安定性が著し
く向上する等の利点を存する。
パラノック205日本石油 マイクロクリスタリンワックス■ : LUVAX
2191 (日本積ろう )〃 ■
: MultiX−145八(witco che
m)〃 ■: Htmic #1070(8木積ろ
う)■:モービル+12305(モービル石油) 〃 ■:マイクロ180(モービル石油)”[1−
15−250; ”B−28−750; E22Xも
含めティずれも3M社製 〔発明の効果〕 以上の如く、本発明は、硝酸アンモニウム又は硝酸アン
モニウムと他の無機酸化酸塩;硝酸;水加ヒドラジン;
油類;水:炭素数10以上の脂肪酸と2価以上のアルコ
ールから得られるエステル型非イオン系界面活性剤;及
び乳化安定剤を含む油中水型エマルジョン組成物に、微
小中空球体及び/又は化学発泡剤を加えて成るもので、
ガスボリュームが大きく、殉爆性能と経時安定性が著し
く向上する等の利点を存する。
特に、本発明に於けるガスボリュームの増加は、岩盤の
押出し効果に寄与しこれまでのW/○型エマルジョン爆
薬では得られなかった効果である。
押出し効果に寄与しこれまでのW/○型エマルジョン爆
薬では得られなかった効果である。
第1図は本発明に於けるブロックコポリマーの安定化作
用を示す説明図である。 第2図は従来に於ける油中水型エマルジョン爆薬組成物
の安定化作用を示す説明図である。
用を示す説明図である。 第2図は従来に於ける油中水型エマルジョン爆薬組成物
の安定化作用を示す説明図である。
Claims (3)
- (1)硝酸アンモニウム又は硝酸アンモニウムと他の無
機酸化酸塩;硝酸;水加ヒドラジン;油類;水;炭素数
10以上の脂肪酸と2価以上のアルコールから得られる
エステル型非イオン系界面活性剤;及び乳化安定剤を含
む油中水型エマルジョン組成物に、微小中空球体及び/
又は化学発泡剤を加えて成る油中水型エマルジョン爆薬
組成物。 - (2)乳化安定剤が両端末にポリプロピレン基があり、
その間にポリエチレン基から成るブロックコポリマーで
ある特許請求の範囲第1項記載の油中水型エマルジョン
爆薬組成物。 - (3)ブロックコポリマーの使用量が0.1〜2.5重
量%である特許請求の範囲第2項記載の油中水型エマル
ジョン爆薬組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62306440A JP2669836B2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 油中水型エマルジョン爆薬組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62306440A JP2669836B2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 油中水型エマルジョン爆薬組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01148777A true JPH01148777A (ja) | 1989-06-12 |
JP2669836B2 JP2669836B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=17957031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62306440A Expired - Lifetime JP2669836B2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 油中水型エマルジョン爆薬組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2669836B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50107116A (ja) * | 1974-02-07 | 1975-08-23 | ||
JPS5283902A (en) * | 1976-10-12 | 1977-07-13 | Nippon Koki Kk | Slurry explosive composition |
JPS56155091A (en) * | 1980-05-01 | 1981-12-01 | Asahi Chemical Ind | Hydrated explosive composition |
JPS5742594A (en) * | 1980-07-21 | 1982-03-10 | Ici Ltd | Emulsion type explosive powder |
JPS5983992A (ja) * | 1982-09-29 | 1984-05-15 | シイ・アイ・エル・インコ−ポレイテツド | 油中水型エマルジヨンの爆薬組成物 |
-
1987
- 1987-12-03 JP JP62306440A patent/JP2669836B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS50107116A (ja) * | 1974-02-07 | 1975-08-23 | ||
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