JPH01143999A - ガスの貯蔵処理方法 - Google Patents
ガスの貯蔵処理方法Info
- Publication number
- JPH01143999A JPH01143999A JP30250687A JP30250687A JPH01143999A JP H01143999 A JPH01143999 A JP H01143999A JP 30250687 A JP30250687 A JP 30250687A JP 30250687 A JP30250687 A JP 30250687A JP H01143999 A JPH01143999 A JP H01143999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- gas
- electrode
- ion implantation
- sputtering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 claims abstract description 42
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 claims abstract description 27
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 claims description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 8
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 2
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 2
- 238000002513 implantation Methods 0.000 abstract description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 5
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 59
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 26
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 26
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 15
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 14
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 12
- 239000002901 radioactive waste Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 4
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 230000002285 radioactive effect Effects 0.000 description 3
- 229910021536 Zeolite Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- HNPSIPDUKPIQMN-UHFFFAOYSA-N dioxosilane;oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O HNPSIPDUKPIQMN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 2
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 239000010457 zeolite Substances 0.000 description 2
- 241000219112 Cucumis Species 0.000 description 1
- 235000015510 Cucumis melo subsp melo Nutrition 0.000 description 1
- FJJCIZWZNKZHII-UHFFFAOYSA-N [4,6-bis(cyanoamino)-1,3,5-triazin-2-yl]cyanamide Chemical compound N#CNC1=NC(NC#N)=NC(NC#N)=N1 FJJCIZWZNKZHII-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 210000004709 eyebrow Anatomy 0.000 description 1
- 239000010795 gaseous waste Substances 0.000 description 1
- 230000003100 immobilizing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- DNNSSWSSYDEUBZ-OUBTZVSYSA-N krypton-85 Chemical group [85Kr] DNNSSWSSYDEUBZ-OUBTZVSYSA-N 0.000 description 1
- 230000005923 long-lasting effect Effects 0.000 description 1
- 239000003758 nuclear fuel Substances 0.000 description 1
- 238000012958 reprocessing Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
- 239000002912 waste gas Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的1
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば放射性ガスをイオン化してそのイオン
を金属組織中に注入し、封じ込めて貯蔵するガスの貯蔵
方法に関する。
を金属組織中に注入し、封じ込めて貯蔵するガスの貯蔵
方法に関する。
(従来の技術)
一般に、たとえば核燃料再処理工場等の原子力施設にお
いては、有害な岱の放射能が環境に放出された場合、そ
の影響が広範囲かつ長期間にわたる可能性があるために
、安全性の確保を他の一般産業に比べて格段に厳しくす
ることが義務づけられている。よって、放射性廃棄物の
処理は、現在重要な技術分野となっている。
いては、有害な岱の放射能が環境に放出された場合、そ
の影響が広範囲かつ長期間にわたる可能性があるために
、安全性の確保を他の一般産業に比べて格段に厳しくす
ることが義務づけられている。よって、放射性廃棄物の
処理は、現在重要な技術分野となっている。
放射性廃棄物のうち、問題となる可能性のある気体廃棄
物はクリプトン85 (K r−85と略称する)であ
るが、K r−85は半減期が10.7年と長スを命で
あるため長期間貯蔵する必要がある。
物はクリプトン85 (K r−85と略称する)であ
るが、K r−85は半減期が10.7年と長スを命で
あるため長期間貯蔵する必要がある。
このためK r−85のような放射性ガスを確実に貯i
する方法として、現在高圧ボンベ貯蔵法、ゼオライト吸
着法およびイオン注入法による固定化法がある。
する方法として、現在高圧ボンベ貯蔵法、ゼオライト吸
着法およびイオン注入法による固定化法がある。
このうち、高圧ボンベによる貯蔵方法は、放射性廃棄ガ
スをボンベなどの耐圧性圧力容器に封入して永久保存す
る方法であるが、定期的に圧力容器の耐圧試験を行なう
ことが法令で義務づけられている。そのため、その都度
、貯蔵ガスを移し換えなければならないなどの煩雑な作
業が要求され、長期間の安全貯蔵の確保のうえから問題
点がある。
スをボンベなどの耐圧性圧力容器に封入して永久保存す
る方法であるが、定期的に圧力容器の耐圧試験を行なう
ことが法令で義務づけられている。そのため、その都度
、貯蔵ガスを移し換えなければならないなどの煩雑な作
業が要求され、長期間の安全貯蔵の確保のうえから問題
点がある。
また、ゼオライトにK r−85ガスを吸着処理させる
吸着法も、高温、高圧下での操作が必要であり、実用化
するには、数多くの改善すべき問題点がある。
吸着法も、高温、高圧下での操作が必要であり、実用化
するには、数多くの改善すべき問題点がある。
一方、イオン注入法は、常温、低圧で処分操作ができる
だけでなく、経済性や安定性でも他の方法に比べて優れ
た方法とされ注目されている。以下、第4図から第6図
を参照しながらイオン注入法を用いて放射性廃棄ガスを
固定処理するための従来のガスの貯蔵処理方法とその装
置を説明する。
だけでなく、経済性や安定性でも他の方法に比べて優れ
た方法とされ注目されている。以下、第4図から第6図
を参照しながらイオン注入法を用いて放射性廃棄ガスを
固定処理するための従来のガスの貯蔵処理方法とその装
置を説明する。
この放射性ガスの貯蔵処理装置では第4図に示したよう
に円筒状のイオン注入電Vi1、陽極蓋2および陽極底
3により容器が形成されて密閉構造となっている。なお
、イオン注入電極1は、絶縁リング4a、4bにより陽
極蓋2および陽極底3と絶縁されている。以下イオン注
入電極1、陽極i1t 2 a3よび陽極底3ならびに
絶縁リング4a14bによって形成された密閉構造を便
宜上容器と称す。
に円筒状のイオン注入電Vi1、陽極蓋2および陽極底
3により容器が形成されて密閉構造となっている。なお
、イオン注入電極1は、絶縁リング4a、4bにより陽
極蓋2および陽極底3と絶縁されている。以下イオン注
入電極1、陽極i1t 2 a3よび陽極底3ならびに
絶縁リング4a14bによって形成された密閉構造を便
宜上容器と称す。
容器内は、イオン化室5となり、容器内の中心部には円
筒状スパッタ電極6が配置され、このスパッタ電極6は
バーチメックシールなどの絶縁端子7によって陽極n2
と絶縁されている。
筒状スパッタ電極6が配置され、このスパッタ電極6は
バーチメックシールなどの絶縁端子7によって陽極n2
と絶縁されている。
陽極蓋2には、放削性廃棄ガスを導入するための吸気管
8並びに容器内を排気するための排気管9が接続されて
おり、真空ポンプ等(図示ぜず)により、容器内は一定
の低圧力に保たれている。
8並びに容器内を排気するための排気管9が接続されて
おり、真空ポンプ等(図示ぜず)により、容器内は一定
の低圧力に保たれている。
また、スパッタ電極6には、スパッタ電源1゜が、同様
にイオン注入電極1には、イオン注入電源11が、接続
されており、イオン注入処理を行なうのに必要な電圧が
印加される。
にイオン注入電極1には、イオン注入電源11が、接続
されており、イオン注入処理を行なうのに必要な電圧が
印加される。
なお、第4図から第6図に示した符号12はイオン注入
電極1の内周面に形成される放射性廃棄ガスのイオン層
とスパッタ電極6がスパッタリングしたコーティング層
からなる累積層である。また、符号13は、ガスのイオ
ンを、符号14はスパッタ金属をそれぞれ示している。
電極1の内周面に形成される放射性廃棄ガスのイオン層
とスパッタ電極6がスパッタリングしたコーティング層
からなる累積層である。また、符号13は、ガスのイオ
ンを、符号14はスパッタ金属をそれぞれ示している。
次に、放射性廃棄ガスを固定化処理する作用について説
明する。
明する。
前述のような放射性廃棄ガスの貯蔵処理装置では、密閉
されたイオン注入主権1内のガス圧力とイオン注入電極
1とスパッタ電極6とに印加される電圧が適当な条件を
満たす場合には、イオン化室5において、放電が発生す
ることが知られている。この放電により、ガスは電離し
、イオン状態となって、放電プラズマが形成される。
されたイオン注入主権1内のガス圧力とイオン注入電極
1とスパッタ電極6とに印加される電圧が適当な条件を
満たす場合には、イオン化室5において、放電が発生す
ることが知られている。この放電により、ガスは電離し
、イオン状態となって、放電プラズマが形成される。
例えば、ガス圧力を10−1〜1O−3TOrrに設定
、維持した状態で、陽掩薔2と陽極底3を接地し、スパ
ッタ電源10とイオン注入電源11により、イオン注入
電極1に 1kV以下の負電圧、スパッタ電極6に 1
kV以上の負の高電圧を各々、連続的に印加する。
、維持した状態で、陽掩薔2と陽極底3を接地し、スパ
ッタ電源10とイオン注入電源11により、イオン注入
電極1に 1kV以下の負電圧、スパッタ電極6に 1
kV以上の負の高電圧を各々、連続的に印加する。
これにより、イオン化室5において、ガスのグロー放電
が発生し、放射性廃棄ガスの電離が行なわれ、ガスイオ
ン13が生成される。
が発生し、放射性廃棄ガスの電離が行なわれ、ガスイオ
ン13が生成される。
この生成されたガスイオン13は、第5図に示すように
相対的に強いスパッタ電極6の電界に沿って加速され、
このスパッタ電極6の表面に衝突して、スパッタリング
を起し、その結果、叩き出されたスパッタリング金fi
14が対向するイオン注入電極1の内周面へ積層して累
積層12を形成する。
相対的に強いスパッタ電極6の電界に沿って加速され、
このスパッタ電極6の表面に衝突して、スパッタリング
を起し、その結果、叩き出されたスパッタリング金fi
14が対向するイオン注入電極1の内周面へ積層して累
積層12を形成する。
また、これと同時に、一部のガスイオン13は第6図に
示すようにイオン注入処理1の゛電界の方に直接、加速
されて、前述の累積層12に打ち込まれ注入されていく
。以後、累v4層12の累積を行ないながら、その累積
層12内に放射性廃棄ガスを連続的に注入して固定化処
理づる。
示すようにイオン注入処理1の゛電界の方に直接、加速
されて、前述の累積層12に打ち込まれ注入されていく
。以後、累v4層12の累積を行ないながら、その累積
層12内に放射性廃棄ガスを連続的に注入して固定化処
理づる。
(発明が解決しようとする問題点)
さて、このようなガスの貯蔵処理方法における注入処理
性能は、」1i位時間あたり注入処理できるガスけ(注
入速瓜)と、単位消費電力あたり注入処理できるガスm
(注入効率)によって規定される。
性能は、」1i位時間あたり注入処理できるガスけ(注
入速瓜)と、単位消費電力あたり注入処理できるガスm
(注入効率)によって規定される。
装置の実効に際しては、注入速度が大きく、かつ注入効
率が最も高くなるような動作条件で装置を稼働させるこ
とにより、生産性及び経済性のnい、実用的な装置とな
りつる。
率が最も高くなるような動作条件で装置を稼働させるこ
とにより、生産性及び経済性のnい、実用的な装置とな
りつる。
ところで、この注入速度及び注入効率は、イオン)1人
電極とスパッタ電極に印加される電圧に大きく依存する
特性があり、その能力が決定づけられる。従って、画電
極に印加される電圧条件の最適化が望まれ、これに関づ
る実験が行なわれるようになっている。
電極とスパッタ電極に印加される電圧に大きく依存する
特性があり、その能力が決定づけられる。従って、画電
極に印加される電圧条件の最適化が望まれ、これに関づ
る実験が行なわれるようになっている。
しかしながら、従来の実験の多くは、もっばらガスの放
電を安定に維持できる電圧条件を旧握するのみであって
、注入処理性能を最大限に引きだせる電圧条件の適正評
価にはいたっておらず、実用的な運用に際して問題点と
なっている。被処理ガスを大量に扱う大型プラントにか
ような処理方法を適用する場合には、単時間で大容量の
ガスを処理でき、安いコスト(低消費電力)で行なえる
ことが要求される。
電を安定に維持できる電圧条件を旧握するのみであって
、注入処理性能を最大限に引きだせる電圧条件の適正評
価にはいたっておらず、実用的な運用に際して問題点と
なっている。被処理ガスを大量に扱う大型プラントにか
ような処理方法を適用する場合には、単時間で大容量の
ガスを処理でき、安いコスト(低消費電力)で行なえる
ことが要求される。
従って、注入速度が大きく、注入効率の高い処理方法が
望まれていたが、従来方法でtよその適用が懸念されて
いる。
望まれていたが、従来方法でtよその適用が懸念されて
いる。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので大ぎい
注入速度、高い注入効率で、ガスの貯蔵処理が行なえ、
生産性および経済性が高く、大型プラントに適用できる
実用的なガスの貯蔵処理方法を提供することを目的とす
る。
注入速度、高い注入効率で、ガスの貯蔵処理が行なえ、
生産性および経済性が高く、大型プラントに適用できる
実用的なガスの貯蔵処理方法を提供することを目的とす
る。
[発明の構成1
(問題点を解決するための手段)
本発明は、負の高電圧を印加したスバッダ眉極と、負の
電圧を印加したイオン注入電極とを互いに、接近した状
態(゛段階し、両電極間に、ガスを導入してグロー放電
を生じさせ、このグロー放電によって生成されたガスイ
オンを電界加速し前記スパッタ電極に衝突させてスパッ
タリング効果を起こさulそのスパッタリング効果によ
って生じるスパッタ金属によるコーティング層を前記イ
オン注入電極上に形成するとともに前記ガスイオンをこ
のコーティング中に注入して封じ込めるガス貯蔵処理方
法において、前記スパッタ電極に印加される電圧は−1
,5kVから−2,5kVの範囲内に、前記イオン注入
電極に印加される電圧は一150Vから一300Vの範
囲内に選択されたことを特徴とする。
電圧を印加したイオン注入電極とを互いに、接近した状
態(゛段階し、両電極間に、ガスを導入してグロー放電
を生じさせ、このグロー放電によって生成されたガスイ
オンを電界加速し前記スパッタ電極に衝突させてスパッ
タリング効果を起こさulそのスパッタリング効果によ
って生じるスパッタ金属によるコーティング層を前記イ
オン注入電極上に形成するとともに前記ガスイオンをこ
のコーティング中に注入して封じ込めるガス貯蔵処理方
法において、前記スパッタ電極に印加される電圧は−1
,5kVから−2,5kVの範囲内に、前記イオン注入
電極に印加される電圧は一150Vから一300Vの範
囲内に選択されたことを特徴とする。
(作 用)
本発明によれば、単位時間にスパッタ金属コーティング
累積層中に貯蔵されるガスはと単位電力あたり貯蔵され
るガス母は注入速度J3よび注入効挿′とちにイオン注
入電圧が上界づ゛るにつれ増大し、電圧範囲一200V
から300Vの間で極大となり、それ以後は低下してい
く。この傾向はイオン注入電圧がしきい値以上に上if
fると、ガスイオンはイオン11人電極上に形成される
累積層中に打ら込まれるに十分なエネルギを1:するた
めに固定化される。さらに電圧が1胃してイオンのエネ
ル1!−が多くなるとなると累積層自身をスパッタリン
グしてしまい、折角注入固定化したガスを再放出させて
しようことになる。そこでイオン注入m14に印加され
る電圧をしきい値以上の一150vから再放出現象が発
生する一300vの範囲内に、さらにスパッタ電極に印
加される電圧を一150QVから −2500Vの範囲
内に選択する。これによって、イオン)1大連度および
イオン注入効率の向上をはかり運転すこができる。
累積層中に貯蔵されるガスはと単位電力あたり貯蔵され
るガス母は注入速度J3よび注入効挿′とちにイオン注
入電圧が上界づ゛るにつれ増大し、電圧範囲一200V
から300Vの間で極大となり、それ以後は低下してい
く。この傾向はイオン注入電圧がしきい値以上に上if
fると、ガスイオンはイオン11人電極上に形成される
累積層中に打ら込まれるに十分なエネルギを1:するた
めに固定化される。さらに電圧が1胃してイオンのエネ
ル1!−が多くなるとなると累積層自身をスパッタリン
グしてしまい、折角注入固定化したガスを再放出させて
しようことになる。そこでイオン注入m14に印加され
る電圧をしきい値以上の一150vから再放出現象が発
生する一300vの範囲内に、さらにスパッタ電極に印
加される電圧を一150QVから −2500Vの範囲
内に選択する。これによって、イオン)1大連度および
イオン注入効率の向上をはかり運転すこができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。後述づ
゛る第3図の装置を使用してガスの貯蔵処理方法を説明
するために実験より求めたイオン注入電極の印加電圧に
対づ゛る注入速度(曲線1)と注入効率(曲線2)の変
化を示したものである。
゛る第3図の装置を使用してガスの貯蔵処理方法を説明
するために実験より求めたイオン注入電極の印加電圧に
対づ゛る注入速度(曲線1)と注入効率(曲線2)の変
化を示したものである。
すなわら、第1図にJ3いて、)r大連度及び注入効率
ともにイオン注入電圧が上界するにつれて増大し、電圧
範囲一200Vから一300Vの間で、極大となりそれ
以後は、低下してゆくことが認められる。
ともにイオン注入電圧が上界するにつれて増大し、電圧
範囲一200Vから一300Vの間で、極大となりそれ
以後は、低下してゆくことが認められる。
この傾向は、イオン注入電圧がしきい値以上に上’Rす
ると、ガスのイオンはイオン注入電極上に形成される累
積層中に打ら込まれるに十分なLネルギーを冑るために
、固定化が促進される。更に電圧が上91 ’vて、イ
オンのエネル1−一が犬さ・(なると、累積層自身をス
パッタリングしてしまい、折角、注入固定化したガスを
再放出させてしまうことによるものである。
ると、ガスのイオンはイオン注入電極上に形成される累
積層中に打ら込まれるに十分なLネルギーを冑るために
、固定化が促進される。更に電圧が上91 ’vて、イ
オンのエネル1−一が犬さ・(なると、累積層自身をス
パッタリングしてしまい、折角、注入固定化したガスを
再放出させてしまうことによるものである。
以上のことから明らかなようにイオン注入電極に印加す
る電圧を、しきい値以上の一150Vから、再放出現象
が発生づる一300Vの電圧範囲内にあるように選んで
ガスの貯蔵処理装置の運転を行なうのがよい。
る電圧を、しきい値以上の一150Vから、再放出現象
が発生づる一300Vの電圧範囲内にあるように選んで
ガスの貯蔵処理装置の運転を行なうのがよい。
一方、第2図は、同様にして第3図に示す装置を使用し
て実験から求めたスパッタ電極の印加電圧に対する注入
速度(曲線3)と注入効率(曲線4)の変化を示したも
のである。
て実験から求めたスパッタ電極の印加電圧に対する注入
速度(曲線3)と注入効率(曲線4)の変化を示したも
のである。
注入速度はスパッタ電極の印加電圧がしきい値を越え上
t?するに伴って増大し電圧−1,5kV以上において
は飽和する。また、注入効率は電圧−2,OkV付近で
極大となり、それ以上のスパッタ電極の印加電圧では、
徐々に低下してゆくことが認められる。
t?するに伴って増大し電圧−1,5kV以上において
は飽和する。また、注入効率は電圧−2,OkV付近で
極大となり、それ以上のスパッタ電極の印加電圧では、
徐々に低下してゆくことが認められる。
この傾向は、スパッタ電極がしきい値以上に上昇すると
スパッタ電極上のスパッタ率が増加し、ガスイオンが注
入固定化される累積層の生成速度が増大するために、固
定化が促進される。しかしながら、それ以上にスパッタ
電圧を上Nc51!て、累積層の生成速度の向上を計っ
ても、注入電極の印加電圧によって、累積層中に打り込
まれるガスのイオン最に限りがあるために、スパッタ電
極の印加電圧に対する)を大速度は、飽和する。したが
って、飽和傾向となってから、スパッタ雷F[をそれ以
上、): 5Ic5 uても、イオン注入に寄与しない
無駄な電力を消費するばかりであり、このために注入効
率は徐々に低下してしまう。
スパッタ電極上のスパッタ率が増加し、ガスイオンが注
入固定化される累積層の生成速度が増大するために、固
定化が促進される。しかしながら、それ以上にスパッタ
電圧を上Nc51!て、累積層の生成速度の向上を計っ
ても、注入電極の印加電圧によって、累積層中に打り込
まれるガスのイオン最に限りがあるために、スパッタ電
極の印加電圧に対する)を大速度は、飽和する。したが
って、飽和傾向となってから、スパッタ雷F[をそれ以
上、): 5Ic5 uても、イオン注入に寄与しない
無駄な電力を消費するばかりであり、このために注入効
率は徐々に低下してしまう。
以上のことから、スパッタ電極に印加する電圧をしきい
値以上の−1,5kVから注入速度が飽和に達し、注入
効率が低下傾向になる−2.5kVの電LL範囲内にあ
るように選択し、ガスの貯蔵処理を行なうのが望ましい
。
値以上の−1,5kVから注入速度が飽和に達し、注入
効率が低下傾向になる−2.5kVの電LL範囲内にあ
るように選択し、ガスの貯蔵処理を行なうのが望ましい
。
第3図は上記本発明方法を実施するための装置を示した
もので、スパッタ電極6及びイオン注入電圧に印加する
電圧を上記のような最適電圧範囲にあるように選びなが
ら、実際にガスの貯蔵処理を行なう。なお、第3図にお
いては第4図と同一部分には同一符号で示し、重複する
部分の説明を省略する。
もので、スパッタ電極6及びイオン注入電圧に印加する
電圧を上記のような最適電圧範囲にあるように選びなが
ら、実際にガスの貯蔵処理を行なう。なお、第3図にお
いては第4図と同一部分には同一符号で示し、重複する
部分の説明を省略する。
この装置が第4図の装置と異なる点は、ガス吸気管8に
流量計15と圧力計16を1役置し、これらの流量計1
5及び圧力計16の信号によって、ガスの処理Mヤガス
圧力を常時監視するととらに、スパッタ電圧、イオン注
入電圧を指令するシステム制tl1317を設りたこと
にある。またシステムυ制御器17の信号によってスパ
ッタ電源10、イオン注入電源11の゛電圧値の微調整
を行なうことができる電圧設定器18を設けている。
流量計15と圧力計16を1役置し、これらの流量計1
5及び圧力計16の信号によって、ガスの処理Mヤガス
圧力を常時監視するととらに、スパッタ電圧、イオン注
入電圧を指令するシステム制tl1317を設りたこと
にある。またシステムυ制御器17の信号によってスパ
ッタ電源10、イオン注入電源11の゛電圧値の微調整
を行なうことができる電圧設定器18を設けている。
このような装置において、小型計算機などで構成される
。システム制御器17は運転開始時または定期的に第1
図およびff12図のような特性データを取(r7 L
、記憶する。そして、このデータから注入速度、注入効
率が最も高くなる電圧値を割り出し電圧設定器18に指
令して、スパッタ電極6およびイオン注入電極1に各々
印加される電圧が前記説明の最適電圧範囲内の最良点で
あるように微調整して運転を継続するようにしておく。
。システム制御器17は運転開始時または定期的に第1
図およびff12図のような特性データを取(r7 L
、記憶する。そして、このデータから注入速度、注入効
率が最も高くなる電圧値を割り出し電圧設定器18に指
令して、スパッタ電極6およびイオン注入電極1に各々
印加される電圧が前記説明の最適電圧範囲内の最良点で
あるように微調整して運転を継続するようにしておく。
これにより、長期間の運転によって、プロレス条件が変
動しても、常にその装置の右する最大限の注入能力でガ
スの貯蔵処理が行なえるようにイfす、実際の大型のガ
ス処理プラント等で実用できるガスの貯蔵処理装置とな
り15Jる。
動しても、常にその装置の右する最大限の注入能力でガ
スの貯蔵処理が行なえるようにイfす、実際の大型のガ
ス処理プラント等で実用できるガスの貯蔵処理装置とな
り15Jる。
[発明の効果]
本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)注入速度の向上によってガスの貯蔵処理時間が短
縮され、生産性が高い。
縮され、生産性が高い。
(2)注入効率の向上によってガスの貯蔵処理を行なう
のに必要な消費電力を削減でき、経費が〕ストダウンさ
れ、経済性が高い。
のに必要な消費電力を削減でき、経費が〕ストダウンさ
れ、経済性が高い。
(3)生産性および経済性の高いことから、被処理ガス
を人i11に取り扱う大型プラン1−などCの実用化が
可能となる。
を人i11に取り扱う大型プラン1−などCの実用化が
可能となる。
第1図は本発明に係るガスの貯蔵処理方法のイオン注入
電極に印加される゛電圧に対するガスの貯蔵処理能力を
示す特性図、第2図は同じくスバッ夕電極に印加される
電圧に対するガス貯蔵処理能力を示す特性図、第3図は
本発明に係るガスの貯蔵処理方法を行なうための装置を
示す構成図、第4図は従来のガス貯蔵装置を示す構成図
、I75図および第6図は第4図における装置の作用を
説明するための横断面図である。 1・・・・・・イオン注入電極 2・・・・・・陽極蓋 3・・・・・・陽極底 4a、4b ・・・・・・絶縁リング 5・・・・・・イオン化室 6・・・・・・内側陰極 7・・・・・・絶縁体 8・・・・・・吸気管 9・・・・・・排気管 10・・・・・・スパッタ電源 11・・・・・・イオン注入電源 12・・・・・・ガス注入累積層 13・・・・・・ガスのイオン 14・・・・・・スパッタ金属 15・・・・・・流ム計 16・・・・・・圧力計 17・・・・・・システム制1iIl器18・・・・・
・電圧設定器 出願人 株式会社 東芝 代理人 弁理士 須 山 佐 − 第1図 λバVり94会のEfl加電圧へ■リー第22 第3図 第4図 第5図 第6図
電極に印加される゛電圧に対するガスの貯蔵処理能力を
示す特性図、第2図は同じくスバッ夕電極に印加される
電圧に対するガス貯蔵処理能力を示す特性図、第3図は
本発明に係るガスの貯蔵処理方法を行なうための装置を
示す構成図、第4図は従来のガス貯蔵装置を示す構成図
、I75図および第6図は第4図における装置の作用を
説明するための横断面図である。 1・・・・・・イオン注入電極 2・・・・・・陽極蓋 3・・・・・・陽極底 4a、4b ・・・・・・絶縁リング 5・・・・・・イオン化室 6・・・・・・内側陰極 7・・・・・・絶縁体 8・・・・・・吸気管 9・・・・・・排気管 10・・・・・・スパッタ電源 11・・・・・・イオン注入電源 12・・・・・・ガス注入累積層 13・・・・・・ガスのイオン 14・・・・・・スパッタ金属 15・・・・・・流ム計 16・・・・・・圧力計 17・・・・・・システム制1iIl器18・・・・・
・電圧設定器 出願人 株式会社 東芝 代理人 弁理士 須 山 佐 − 第1図 λバVり94会のEfl加電圧へ■リー第22 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- (1)負の高電圧を印加したスパッタ電極と、負の電圧
を印加したイオン注入電極とを互いに、接近した状態で
設置し、両電極間に、ガスを導入してグロー放電を生じ
させ、このグロー放電によつて生成されたガスイオンを
電界加速し前記スパッタ電極に衝突させてスパッタリン
グ効果を起こさせ、そのスパッタリング効果によって生
じるスパッタ金属によるコーティング層を前記イオン注
入電極上に形成するとともに前記ガスイオンをこのコー
ティング中に注入して封じ込めるガスの貯蔵処理方法に
おいて、前記スパッタ電極に印加される電圧は−1.5
kVから−2.5kVの範囲内に、前記イオン注入電極
に印加される電圧は、−150Vから−300Vの範囲
内に選択されたことを特徴とするガスの貯蔵処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30250687A JPH01143999A (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ガスの貯蔵処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30250687A JPH01143999A (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ガスの貯蔵処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01143999A true JPH01143999A (ja) | 1989-06-06 |
Family
ID=17909783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30250687A Pending JPH01143999A (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ガスの貯蔵処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01143999A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53112399A (en) * | 1977-03-11 | 1978-09-30 | Ibm | Amorphous material for enclosing radioactive gas |
JPS6020196A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-01 | 株式会社東芝 | 不活性気体の固定装置 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP30250687A patent/JPH01143999A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53112399A (en) * | 1977-03-11 | 1978-09-30 | Ibm | Amorphous material for enclosing radioactive gas |
JPS6020196A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-01 | 株式会社東芝 | 不活性気体の固定装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100395272B1 (ko) | 플라즈마도핑이온주입프로세스에서도우즈균일성을얻기위한장치 | |
KR970060369A (ko) | 박막 형성 방법 및 박막 형성 장치 | |
GB994911A (en) | Improvements in or relating to sputtering apparatus | |
JPS56155526A (en) | Method of forming film | |
JPH0750701B2 (ja) | 放電反応装置 | |
JPH01143999A (ja) | ガスの貯蔵処理方法 | |
JPH04351838A (ja) | イオンビーム装置の中性化器 | |
JPH02161400A (ja) | ガス注入装置 | |
US4325005A (en) | Ion accelerator and a method for increasing its efficiency | |
JPH11195397A (ja) | 低エネルギー重イオン立体照射法 | |
JPS5689835A (en) | Vapor phase growth apparatus | |
JPS63290997A (ja) | ガスの貯蔵処理装置 | |
JPS62174698A (ja) | ガスの固定化処理装置 | |
JP2635876B2 (ja) | 放射性ガス固定化処理装置 | |
JPH0429438Y2 (ja) | ||
JPH0460238B2 (ja) | ||
JPH0460239B2 (ja) | ||
JPS54155156A (en) | Vacuum brazing apparatus | |
JP2635771B2 (ja) | 放射性ガス処理装置 | |
JPS629324Y2 (ja) | ||
JPS61124029A (ja) | 高周波イオン源 | |
JPS6394196A (ja) | ガスの貯蔵処理装置 | |
JPH021907B2 (ja) | ||
JPS6312998A (ja) | 放射性ガス固定化処理装置 | |
JPH01230762A (ja) | プラズマ浸炭装置およびプラズマ浸炭方法 |