JPH01139101A - 晶析装置 - Google Patents
晶析装置Info
- Publication number
- JPH01139101A JPH01139101A JP29901587A JP29901587A JPH01139101A JP H01139101 A JPH01139101 A JP H01139101A JP 29901587 A JP29901587 A JP 29901587A JP 29901587 A JP29901587 A JP 29901587A JP H01139101 A JPH01139101 A JP H01139101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- heat transfer
- tubes
- transfer tube
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims abstract description 30
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims abstract description 28
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 19
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 11
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 7
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 abstract description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 abstract description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 2
- 230000008021 deposition Effects 0.000 abstract 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 22
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 7
- 239000011550 stock solution Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 4
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 4
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 3
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 2
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000012047 saturated solution Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000009736 wetting Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、スケール成分、結晶質成分又は固形分を含む
溶、液を高濃度に濃縮又は結晶化する装置に関するもの
である。
溶、液を高濃度に濃縮又は結晶化する装置に関するもの
である。
(従来の技術)
従来からの蒸発晶析装置には標準形(D、T、B型)、
エレメント形、外部加熱形、生長形(Oslo型)、生
長形(Crystal型)と種々あるがいずれも周知の
如く飽和溶液を蒸発缶外のヒーターで加熱昇温し、蒸発
缶でフラッシュ蒸発させ、過飽和液を作るかまたは、浸
管式強制循環か自然循環式加熱器で加熱し、液の上面近
くで蒸発させる方法が取られている。
エレメント形、外部加熱形、生長形(Oslo型)、生
長形(Crystal型)と種々あるがいずれも周知の
如く飽和溶液を蒸発缶外のヒーターで加熱昇温し、蒸発
缶でフラッシュ蒸発させ、過飽和液を作るかまたは、浸
管式強制循環か自然循環式加熱器で加熱し、液の上面近
くで蒸発させる方法が取られている。
(発明が解決しようとする問題点)
前記いずれの蒸発晶析装置においても伝熱面にスケール
が付着するのが常であり、このスケール掃除が従来から
重大な問題点であった。即ち従来方式では■伝熱面上で
の溶液の攪拌力が小さいこと、■伝熱面上で激しく加熱
される部分と緩やかな部分があり均一でなく局部的に過
濃縮されること、■加熱蒸気と加熱される溶液の温度差
が大きすぎ濃度変化ではなく温度が変化してスケール又
は/及び結晶が析出する原因をつくっていた。
が付着するのが常であり、このスケール掃除が従来から
重大な問題点であった。即ち従来方式では■伝熱面上で
の溶液の攪拌力が小さいこと、■伝熱面上で激しく加熱
される部分と緩やかな部分があり均一でなく局部的に過
濃縮されること、■加熱蒸気と加熱される溶液の温度差
が大きすぎ濃度変化ではなく温度が変化してスケール又
は/及び結晶が析出する原因をつくっていた。
従来の晶析装置では上記のいずれかの原因または重複し
た原因をもっていたためスケール付着問題はさけられな
かった。
た原因をもっていたためスケール付着問題はさけられな
かった。
(問題を解決するための手段)
前記問題を解決するために本発明では、密閉式蒸発室に
水平に伝熱管を設は溶液を重力を利用して落下させ、そ
の流量を極端に大きく伝熱管群の水平投影単位面積当り
30m3/h/rd”から90m3/h/m2とし伝熱
面上の攪拌力を大きくした。また加熱蒸気を伝熱管内を
ほぼ均一な速度で流すため伝熱管を順次管数の少ないm
数の管群に分け、各管群を上下に配置するとともに加熱
蒸気が最も管数の多い管群から順次少ない管群へ直列的
に流れるようにし、蒸気が管内で一部凝縮して減少した
後火に管数の少ない管群に流れ、すべての管群につきほ
ぼ同一流速にして溶液を均一に加熱するようにした。更
に加熱蒸気温度と溶液の温度差を小さくするために蒸発
量を6kg/h/d以上、12kg/h/n−1’以下
とするよう伝熱面積を大きくして温度変化によって起る
伝熱面上でのスケール又は/及び結晶の析出を防止した
。
水平に伝熱管を設は溶液を重力を利用して落下させ、そ
の流量を極端に大きく伝熱管群の水平投影単位面積当り
30m3/h/rd”から90m3/h/m2とし伝熱
面上の攪拌力を大きくした。また加熱蒸気を伝熱管内を
ほぼ均一な速度で流すため伝熱管を順次管数の少ないm
数の管群に分け、各管群を上下に配置するとともに加熱
蒸気が最も管数の多い管群から順次少ない管群へ直列的
に流れるようにし、蒸気が管内で一部凝縮して減少した
後火に管数の少ない管群に流れ、すべての管群につきほ
ぼ同一流速にして溶液を均一に加熱するようにした。更
に加熱蒸気温度と溶液の温度差を小さくするために蒸発
量を6kg/h/d以上、12kg/h/n−1’以下
とするよう伝熱面積を大きくして温度変化によって起る
伝熱面上でのスケール又は/及び結晶の析出を防止した
。
(発明の作用効果)
従来より、水平伝熱管外面に溶液を散布して蒸発させる
蒸発装置として多種類のものが使用されてきた。これら
の装置では伝熱管外面を液が流れたり止ったりしながら
一様に濡れ、乾かないように十分な流量が散布されてい
るがその流量は管群の水平投影単位面積当り1〜2 m
3/ h /m2程度であった。
蒸発装置として多種類のものが使用されてきた。これら
の装置では伝熱管外面を液が流れたり止ったりしながら
一様に濡れ、乾かないように十分な流量が散布されてい
るがその流量は管群の水平投影単位面積当り1〜2 m
3/ h /m2程度であった。
このような場合、例えば上の管から下の管には第2図−
aの正面及びその断面図に示すような水滴状で落下する
。ここにおいては伝熱管外面での溶液の攪拌効果を上げ
る設計思想はなかったが蒸発性能は高く蒸発装置として
は満足すべき技術であった。本発明では散布される溶液
の散布流量を管群の水平投影単位面積当り30m’/h
/m2以上とする。
aの正面及びその断面図に示すような水滴状で落下する
。ここにおいては伝熱管外面での溶液の攪拌効果を上げ
る設計思想はなかったが蒸発性能は高く蒸発装置として
は満足すべき技術であった。本発明では散布される溶液
の散布流量を管群の水平投影単位面積当り30m’/h
/m2以上とする。
そのときの伝熱管外面上での溶液の流れは第2図−すの
正面及びその断面図に示すように管は液膜で完全に覆れ
るばかりでなく管の下端部では管の長手方向に対し連続
した溶液膜状になって落下し、下の管に激しく衝突し攪
拌効果をおよぼす。しかし流量が90m3/h/nf以
上では液の膜厚が厚すぎ、蒸発した蒸気が溶液から分離
するのを妨げるばかりでなく、管群と液流がひと塊とな
って衝突攪拌効果が減少することが明らかとなった。
正面及びその断面図に示すように管は液膜で完全に覆れ
るばかりでなく管の下端部では管の長手方向に対し連続
した溶液膜状になって落下し、下の管に激しく衝突し攪
拌効果をおよぼす。しかし流量が90m3/h/nf以
上では液の膜厚が厚すぎ、蒸発した蒸気が溶液から分離
するのを妨げるばかりでなく、管群と液流がひと塊とな
って衝突攪拌効果が減少することが明らかとなった。
加熱蒸気が例えば十分に長い一本の伝熱管内を流れて凝
縮する場合、入口部では流速が大きいが、次第に凝縮に
よって蒸気量が減って蒸気流速が小さくなると共に凝縮
水と不凝縮性ガス比率が増えるのに対しこれらを吹き飛
ばす蒸気流速が終端ではゼロとなり伝熱性能が悪くなる
。このため伝熱管の入口付近の外面では激しく蒸発が起
るのに対し終端では蒸発が少ない。この結果入口付近で
過濃縮が ゛起って伝熱管外面に結晶が析出する。
縮する場合、入口部では流速が大きいが、次第に凝縮に
よって蒸気量が減って蒸気流速が小さくなると共に凝縮
水と不凝縮性ガス比率が増えるのに対しこれらを吹き飛
ばす蒸気流速が終端ではゼロとなり伝熱性能が悪くなる
。このため伝熱管の入口付近の外面では激しく蒸発が起
るのに対し終端では蒸発が少ない。この結果入口付近で
過濃縮が ゛起って伝熱管外面に結晶が析出する。
これに対し本発明では各々の管群で伝熱管の入口付近で
も加熱蒸気の流速が適性値になるように管数を選択して
おり、出口では少し流速が小さくなるが十分な速度を有
するような管長を選択し、順次パス数があがる毎に管数
の少ない管群へ流入させ適性流速を保つ。凝縮水はパス
数を変えるごとに分離されるので伝熱を妨げることなく
すべての管群についてほぼ均一な蒸発となる。
も加熱蒸気の流速が適性値になるように管数を選択して
おり、出口では少し流速が小さくなるが十分な速度を有
するような管長を選択し、順次パス数があがる毎に管数
の少ない管群へ流入させ適性流速を保つ。凝縮水はパス
数を変えるごとに分離されるので伝熱を妨げることなく
すべての管群についてほぼ均一な蒸発となる。
以上のようにすべての伝熱管について均一な蒸発が起る
ようにしても、加熱蒸気と溶液の温度差が大きすぎると
伝熱管すべてについて激しい蒸発が起って過濃縮となっ
て伝熱面にスケール又は/及び結晶が析出するばかりで
なく温変化のためスケール又は/及び結晶が析出する。
ようにしても、加熱蒸気と溶液の温度差が大きすぎると
伝熱管すべてについて激しい蒸発が起って過濃縮となっ
て伝熱面にスケール又は/及び結晶が析出するばかりで
なく温変化のためスケール又は/及び結晶が析出する。
適正な温度差は溶液の沸点上昇によって左右される。例
えば沸点上昇の大きな溶液は該温度差を大きくしても激
しい蒸発が起らない。従って蒸発の激しさは伝熱管外面
1M当りの蒸発ft (kg/ h /ni)で示すの
が都合がよい。本発明では6 kg/ h /d以上1
2kg/h/rrl’以下の蒸発量にしたうえで溶液流
量と管群の条件を上記のようにすることによって伝熱面
上でのスケール付着、結晶析出を完全に防止できた。蒸
発量が大きすぎるとスケール、結晶析出が起り、小さす
ぎると無駄な伝熱管を使用することになり不経済である
。
えば沸点上昇の大きな溶液は該温度差を大きくしても激
しい蒸発が起らない。従って蒸発の激しさは伝熱管外面
1M当りの蒸発ft (kg/ h /ni)で示すの
が都合がよい。本発明では6 kg/ h /d以上1
2kg/h/rrl’以下の蒸発量にしたうえで溶液流
量と管群の条件を上記のようにすることによって伝熱面
上でのスケール付着、結晶析出を完全に防止できた。蒸
発量が大きすぎるとスケール、結晶析出が起り、小さす
ぎると無駄な伝熱管を使用することになり不経済である
。
(実施例)
以下本考案の実施例を第1図について説明すると、図に
おいて符号1は密閉式の蒸発室、符号2は前記蒸発室1
内に左右両側のヘッダー3.4間に装架して設けた多数
本の伝熱管の複数群、符号7は前記各伝熱管2の外側面
に原液と循環する濃縮液の混合液を散布供給するための
手段の一つの実施例であるところの散布器を各々示し、
該散布器7に、循環ポンプ5により循環される濃縮液と
原液加熱器により予熱された原液を混合する管路6を介
して供給する。
おいて符号1は密閉式の蒸発室、符号2は前記蒸発室1
内に左右両側のヘッダー3.4間に装架して設けた多数
本の伝熱管の複数群、符号7は前記各伝熱管2の外側面
に原液と循環する濃縮液の混合液を散布供給するための
手段の一つの実施例であるところの散布器を各々示し、
該散布器7に、循環ポンプ5により循環される濃縮液と
原液加熱器により予熱された原液を混合する管路6を介
して供給する。
符号9は前記蒸発室1内で発生した水蒸気をダクト8を
介して吸引して圧縮昇温したのち、ダクト10を介して
前記各伝熱管2の一端部における入口ヘッダ−3内の蒸
気人口室3aに供給するようにした蒸気圧縮機、符号1
5は前記、各伝熱管2の他端部における出口ヘッダ−4
内の非凝縮性ガス出口室4aに抽気管路14を介して接
続した真空ポンプ等の抽気装置、符号16は前記ヘッダ
ー4内の底部からポンプ17付き管路18により排出さ
れる凝縮水によって、原液を予熱するための原液加熱器
、符号19は前記入口ヘッダー内の蒸気入口室3aに接
続した補助加熱蒸気供給管路を示し、符号20は前記蒸
発室より結晶質固形分を抜き出す管路21付きのスラリ
ーポンプを介して固液分離機22にスラリーを供給し、
結晶質固形分を除去した分離液戻り管23を前記蒸発室
下部に接続した管路を各々示すものである。
介して吸引して圧縮昇温したのち、ダクト10を介して
前記各伝熱管2の一端部における入口ヘッダ−3内の蒸
気人口室3aに供給するようにした蒸気圧縮機、符号1
5は前記、各伝熱管2の他端部における出口ヘッダ−4
内の非凝縮性ガス出口室4aに抽気管路14を介して接
続した真空ポンプ等の抽気装置、符号16は前記ヘッダ
ー4内の底部からポンプ17付き管路18により排出さ
れる凝縮水によって、原液を予熱するための原液加熱器
、符号19は前記入口ヘッダー内の蒸気入口室3aに接
続した補助加熱蒸気供給管路を示し、符号20は前記蒸
発室より結晶質固形分を抜き出す管路21付きのスラリ
ーポンプを介して固液分離機22にスラリーを供給し、
結晶質固形分を除去した分離液戻り管23を前記蒸発室
下部に接続した管路を各々示すものである。
前記抽気装置15による非凝縮性ガスの抽出により、蒸
発室1内が大気圧以下の減圧状態に保持される一方、散
布器・7により散布された原液と前記濃縮液は各伝熱管
2の外側面において減圧下で蒸発し、その水蒸気は蒸気
圧縮機9で圧縮昇温したのち、入口ヘッダ−3内の蒸気
人口室3aから各伝熱管2内に入り、各伝熱管2の外側
面に散布されている原液及び前記濃縮液を加熱蒸発し、
自身は各伝熱管2内において凝縮して、出口ヘッダ−4
内の非凝縮性ガス出口室4aに溜り、この非凝縮性ガス
出口4aの底部等からポンプ17付き管路18で凝縮水
として取り出される、前記原液は原液加熱器16にて前
記出口ヘッダ−4a等内の底部から排出される凝縮水と
熱交換して暖められ、前記循環液と混合され、散布器7
により蒸発室1内に供給される。
発室1内が大気圧以下の減圧状態に保持される一方、散
布器・7により散布された原液と前記濃縮液は各伝熱管
2の外側面において減圧下で蒸発し、その水蒸気は蒸気
圧縮機9で圧縮昇温したのち、入口ヘッダ−3内の蒸気
人口室3aから各伝熱管2内に入り、各伝熱管2の外側
面に散布されている原液及び前記濃縮液を加熱蒸発し、
自身は各伝熱管2内において凝縮して、出口ヘッダ−4
内の非凝縮性ガス出口室4aに溜り、この非凝縮性ガス
出口4aの底部等からポンプ17付き管路18で凝縮水
として取り出される、前記原液は原液加熱器16にて前
記出口ヘッダ−4a等内の底部から排出される凝縮水と
熱交換して暖められ、前記循環液と混合され、散布器7
により蒸発室1内に供給される。
散布器7により散布された原液と前記濃縮液は各伝熱管
2の外側面において減圧下で蒸発濃縮しながら1部結晶
質固形分が析出される。結晶質固形分導度の高くなった
濃縮液は管路21付きのスラリーポンプ20により固液
分離機22に供給され固形分け系外に排出処理されるが
、一方固形分の除去された濃縮分離液は管路23により
蒸発室1の下部に戻され、管外側面に結晶、スケール、
汚れ物質等の付着なしに連続運転することができるので
ある。
2の外側面において減圧下で蒸発濃縮しながら1部結晶
質固形分が析出される。結晶質固形分導度の高くなった
濃縮液は管路21付きのスラリーポンプ20により固液
分離機22に供給され固形分け系外に排出処理されるが
、一方固形分の除去された濃縮分離液は管路23により
蒸発室1の下部に戻され、管外側面に結晶、スケール、
汚れ物質等の付着なしに連続運転することができるので
ある。
上記実施例は蒸気圧縮式晶析装置の実施例であるが蒸気
圧縮装置のない晶析装置においても同じ効果が得られる
ことは言うまでもない。
圧縮装置のない晶析装置においても同じ効果が得られる
ことは言うまでもない。
第1図は本発明の実施例装置の図、第2図は本発明の伝
熱管における被濃縮液の流れを示す例示図である。 ■・・・蒸 発 室 1a・・・蒸発室底部2・・
・伝 熱 管 3・・・入口ヘッダー4・・・出
口ヘッダ−4a・・・非凝縮性ガス出口室5・・・循環
ポンプ B・・・被濃縮液供給管路7・・・散
布 器 9・・・蒸気圧縮器I5・・・抽気装置
16・・・原液加熱器20・・・スラリーポン
プ 22・・・固液分離器23・・・分離液戻り管路
熱管における被濃縮液の流れを示す例示図である。 ■・・・蒸 発 室 1a・・・蒸発室底部2・・
・伝 熱 管 3・・・入口ヘッダー4・・・出
口ヘッダ−4a・・・非凝縮性ガス出口室5・・・循環
ポンプ B・・・被濃縮液供給管路7・・・散
布 器 9・・・蒸気圧縮器I5・・・抽気装置
16・・・原液加熱器20・・・スラリーポン
プ 22・・・固液分離器23・・・分離液戻り管路
Claims (2)
- (1)密閉式蒸発室に水平に伝熱管を設け、該伝熱管の
外面に溶液を供給散布する手段と、 該伝熱管内面へ加熱蒸気を送る手段と、該 伝熱管側から非凝縮性ガスを排出する抽気 手段から成る晶析装置において、前記伝熱 管を順次管数の少ない複数の管群に分け各 管群を上下に配置するとともに加熱蒸気が 最も管数の多い管群から順次管数の少ない 管群へ直列に流れるようにし、前記蒸発室 の底に留った結晶を含む過飽和溶液をポン プによって前記溶液供給散布手段を通じ最 上部管群に供給し、その供給散布量を管群 の水平投影単位面積当り30m^3/h/m^2から9
0m^3/h/m^2とし、該結晶を含む過飽和溶液の
一部を抜き出し固液分離機で分離 された過飽和溶液を該蒸発室に導くことを 特徴とする晶析装置。 - (2)伝熱管の外面を基準とした単位伝熱面積当りの蒸
発量を6kg/h/m^2以上12kg/h/m^2以
下とした請求範囲第1項記載の晶析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29901587A JPH01139101A (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 | 晶析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29901587A JPH01139101A (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 | 晶析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01139101A true JPH01139101A (ja) | 1989-05-31 |
Family
ID=17867123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29901587A Pending JPH01139101A (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 | 晶析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01139101A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7849685B2 (en) | 2005-08-11 | 2010-12-14 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Control device for hydraulic cylinder and operating machine including control device |
CN102233193A (zh) * | 2010-04-28 | 2011-11-09 | 笹仓机械工程有限公司 | 蒸发浓缩装置 |
CN105858764A (zh) * | 2016-05-26 | 2016-08-17 | 北京科清环保科技有限公司 | 一种高含盐量废水的蒸发处理系统及处理方法 |
WO2020228553A1 (zh) * | 2019-05-12 | 2020-11-19 | 江苏嘉泰蒸发设备股份有限公司 | 一种一体式蒸发结晶装置 |
-
1987
- 1987-11-26 JP JP29901587A patent/JPH01139101A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7849685B2 (en) | 2005-08-11 | 2010-12-14 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Control device for hydraulic cylinder and operating machine including control device |
CN102233193A (zh) * | 2010-04-28 | 2011-11-09 | 笹仓机械工程有限公司 | 蒸发浓缩装置 |
CN105858764A (zh) * | 2016-05-26 | 2016-08-17 | 北京科清环保科技有限公司 | 一种高含盐量废水的蒸发处理系统及处理方法 |
WO2020228553A1 (zh) * | 2019-05-12 | 2020-11-19 | 江苏嘉泰蒸发设备股份有限公司 | 一种一体式蒸发结晶装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3351120A (en) | Multiple effect, multi-stage flash and film evaporator | |
US5207928A (en) | Method for desalination and fresh water recovery | |
US4094734A (en) | Evaporator and treatment of viscous brines | |
JPH04244202A (ja) | 凹凸表面型プレート熱交換器による多段フラッシュ蒸発装置 | |
US3586090A (en) | Method for evaporating brine | |
CN208603941U (zh) | 高盐废水低温蒸发装置 | |
EP0090004A1 (en) | LIQUID PURIFICATION SYSTEM. | |
US3856632A (en) | Method and apparatus for producing a distillate | |
JPH04505947A (ja) | 多段蒸発システム | |
US3849259A (en) | Distillation apparatus | |
GB1337517A (en) | Multiple effect evaporator | |
US4082616A (en) | Vapor compression distiller | |
US3300392A (en) | Vacuum distillation including predegasification of distilland | |
EP0109822B1 (en) | Spray crystallization | |
US4318772A (en) | Saturated liquor cooling tower | |
US4038129A (en) | Method and apparatus for concentrating liquids | |
US3165435A (en) | Evaporation apparatus and method | |
JPH01139101A (ja) | 晶析装置 | |
CN102580333A (zh) | 真空转动成膜降压蒸发系统 | |
US4124438A (en) | Method of and apparatus for improving the heat exchange in natural-circulation and flow-through evaporators | |
US4364794A (en) | Liquid concentration apparatus | |
WO1991000772A1 (en) | Air conditioning process and apparatus | |
JP3865217B2 (ja) | 蒸発装置 | |
CN109603193A (zh) | 一种用于硫酸锰的连续蒸发结晶装置 | |
CN104524806A (zh) | 一种乌洛托品完全连续结晶生产工艺及设备 |