JPH0113745Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0113745Y2 JPH0113745Y2 JP1981182391U JP18239181U JPH0113745Y2 JP H0113745 Y2 JPH0113745 Y2 JP H0113745Y2 JP 1981182391 U JP1981182391 U JP 1981182391U JP 18239181 U JP18239181 U JP 18239181U JP H0113745 Y2 JPH0113745 Y2 JP H0113745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical frame
- frame
- conductive plate
- vertical
- sash
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は主としてビル用サツシに用いられるサ
ツシ枠の結合装置に関する。
ツシ枠の結合装置に関する。
(従来の技術)
従来、サツシ枠の結合は、第1図に示すよう
に、竪枠1にクロロプレンゴムのシール材2を介
装して横枠3がタツピンねじ4,4で螺着され、
殊にそれがビル用サツシの場合は、第2図に示す
ように、竪横枠1,3の裏面に鉄製アンカー5,
5を取付け、該アンカー5と植込ボルト6を溶接
してサツシのアースを得ている。
に、竪枠1にクロロプレンゴムのシール材2を介
装して横枠3がタツピンねじ4,4で螺着され、
殊にそれがビル用サツシの場合は、第2図に示す
ように、竪横枠1,3の裏面に鉄製アンカー5,
5を取付け、該アンカー5と植込ボルト6を溶接
してサツシのアースを得ている。
(考案が解決しようとする課題)
ところで、かようなサツシ枠の結合において、
竪横枠はシール材を介して連結される一方、一般
にサツシの表面には塗装や酸化皮膜が施されてい
るので、竪横枠はタツピンねじによつても通電が
なされず、したがつて、鉄製アンカーと植込ボル
ト間の溶接が末だなされていないサツシまわりの
溶接につき従来はそのアースに苦慮していた。
竪横枠はシール材を介して連結される一方、一般
にサツシの表面には塗装や酸化皮膜が施されてい
るので、竪横枠はタツピンねじによつても通電が
なされず、したがつて、鉄製アンカーと植込ボル
ト間の溶接が末だなされていないサツシまわりの
溶接につき従来はそのアースに苦慮していた。
(課題を解決するための手段)
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、サ
ツシ枠の結合において、竪横枠の螺着に際し竪枠
の導電性板体を装着するのみで両枠間の通電がな
され得るように工夫したものである。すなわち本
考案は、一対の平行状側壁およびこれらを連結す
る連結壁を備えた竪枠に、クロロプレンゴムなど
のシール材を介装して横枠が螺着される形式のサ
ツシ枠の結合装置であつて、竪枠の連結壁の裏面
に装着される導電性板体の側縁に、前記竪枠の側
壁表面の絶縁膜を切り剥くための突起部を形成
し、タツプピンねじにより、前記導電性板体、竪
枠、シール材及び横枠を螺着する構成としたもの
である。
ツシ枠の結合において、竪横枠の螺着に際し竪枠
の導電性板体を装着するのみで両枠間の通電がな
され得るように工夫したものである。すなわち本
考案は、一対の平行状側壁およびこれらを連結す
る連結壁を備えた竪枠に、クロロプレンゴムなど
のシール材を介装して横枠が螺着される形式のサ
ツシ枠の結合装置であつて、竪枠の連結壁の裏面
に装着される導電性板体の側縁に、前記竪枠の側
壁表面の絶縁膜を切り剥くための突起部を形成
し、タツプピンねじにより、前記導電性板体、竪
枠、シール材及び横枠を螺着する構成としたもの
である。
(実施例)
以下に本考案に係るサツシ枠の結合装置を図面
に基づいて説明する。なお、第1図および第2図
に示した構成要素と共通のものには同一の符号を
付している。
に基づいて説明する。なお、第1図および第2図
に示した構成要素と共通のものには同一の符号を
付している。
第3図ないし第5図において、本考案は、一対
の平行状側壁1a,1aおよびこれらを連結する
連結壁1bを備えた竪枠1に、従来例同様のクロ
ロプレンゴムなどのシール材2を介装して横枠3
が螺着される形式のサツシ枠の結合装置に用いら
れるものであつて、前記竪横枠1,3の螺着に際
し、竪枠連結壁1bの裏面に鉄板などの導電性板
体7を螺着して、すなわち竪横枠1,3間をタツ
ピンねじ4,4で螺着するとき同時に導電性板体
7を螺着して構成される。この導電性板体7に
は、本例の場合、下端の両方の側に突起部7a,
7aが形成してあり、そして該板体7の竪枠装着
に際し、突起部7a,7aは竪枠側壁1a,1a
の内側面に圧接して、該側壁1aに施された塗装
および酸化皮膜を破り、これにより竪枠1と板体
7との導通が図られる。
の平行状側壁1a,1aおよびこれらを連結する
連結壁1bを備えた竪枠1に、従来例同様のクロ
ロプレンゴムなどのシール材2を介装して横枠3
が螺着される形式のサツシ枠の結合装置に用いら
れるものであつて、前記竪横枠1,3の螺着に際
し、竪枠連結壁1bの裏面に鉄板などの導電性板
体7を螺着して、すなわち竪横枠1,3間をタツ
ピンねじ4,4で螺着するとき同時に導電性板体
7を螺着して構成される。この導電性板体7に
は、本例の場合、下端の両方の側に突起部7a,
7aが形成してあり、そして該板体7の竪枠装着
に際し、突起部7a,7aは竪枠側壁1a,1a
の内側面に圧接して、該側壁1aに施された塗装
および酸化皮膜を破り、これにより竪枠1と板体
7との導通が図られる。
なお、上述したことは、これら突起部7a,7
a端間の距離が、竪枠1の平行状側壁1a,1a
間の距離よりもやや少し大きく設定されているこ
とを意味する。従つて、別の装着の仕方として、
導電性板体7をやや傾けて上記平行状側壁1a,
1a間に挿入し、該導電性板体7を竪枠へ螺着す
る際、該板体7が竪枠連結壁1bに平行状となる
ように矯正され、これにより上記突起部7a,7
aが竪枠側壁1a,1aの内側面に圧接し、該側
壁1aに施された塗装および酸化皮膜が破られ、
以て竪枠1と導電性板体7との導通が図られるこ
ともある。横枠3(本例では下枠に相当)にアー
スをとる場合の通電径路を第3図および第4図に
よつて説明すると、横枠3→タツピンねじ4→ね
じ4の頭部4a→導電性板体7→板体突起部7a
により表われた竪枠1のA地金→竪枠1→アン
カー5→溶接棒(図示せず)、となる。
a端間の距離が、竪枠1の平行状側壁1a,1a
間の距離よりもやや少し大きく設定されているこ
とを意味する。従つて、別の装着の仕方として、
導電性板体7をやや傾けて上記平行状側壁1a,
1a間に挿入し、該導電性板体7を竪枠へ螺着す
る際、該板体7が竪枠連結壁1bに平行状となる
ように矯正され、これにより上記突起部7a,7
aが竪枠側壁1a,1aの内側面に圧接し、該側
壁1aに施された塗装および酸化皮膜が破られ、
以て竪枠1と導電性板体7との導通が図られるこ
ともある。横枠3(本例では下枠に相当)にアー
スをとる場合の通電径路を第3図および第4図に
よつて説明すると、横枠3→タツピンねじ4→ね
じ4の頭部4a→導電性板体7→板体突起部7a
により表われた竪枠1のA地金→竪枠1→アン
カー5→溶接棒(図示せず)、となる。
なお、導電性板体7の竪枠1への装着は、第6
図に示すように、竪枠連結壁1bの裏面へ竪枠1
の下端縁から圧着してなすもので、そのとき、竪
枠1のねじ貫通孔1c,1cと導電性板体7の孔
7b,7bを合致させることはいうまでもない。
さらに、導電性板体7の突起部7aの態様とし
て、実施例とは異なり該部7aを一側のみに形成
し、また、第7図に示すように、突起部7aをL
字形状となし、このL字状突起部7aで竪枠側壁
1aを挾持すべく圧接するように構成してもよ
く、要するに、導電性板体7を竪枠連結壁1bの
裏面へ螺着するに際し、その突起部7aが竪枠側
壁1aに圧接するものであれば任意の態様をとり
得るものである。
図に示すように、竪枠連結壁1bの裏面へ竪枠1
の下端縁から圧着してなすもので、そのとき、竪
枠1のねじ貫通孔1c,1cと導電性板体7の孔
7b,7bを合致させることはいうまでもない。
さらに、導電性板体7の突起部7aの態様とし
て、実施例とは異なり該部7aを一側のみに形成
し、また、第7図に示すように、突起部7aをL
字形状となし、このL字状突起部7aで竪枠側壁
1aを挾持すべく圧接するように構成してもよ
く、要するに、導電性板体7を竪枠連結壁1bの
裏面へ螺着するに際し、その突起部7aが竪枠側
壁1aに圧接するものであれば任意の態様をとり
得るものである。
(考案の効果)
以上の説明から明らかなように、本考案に係る
サツシ枠の結合装置は、突起部を備えた導電性導
電性板体を竪枠に装着するのみで竪横枠間の通電
がなされるものであり、これによりサツシ組立時
における溶接に際してはもちろんのこと、施工後
のビル使用に際してもアースが確保されるなど、
その実用上の利点は甚だ大きいものである。
サツシ枠の結合装置は、突起部を備えた導電性導
電性板体を竪枠に装着するのみで竪横枠間の通電
がなされるものであり、これによりサツシ組立時
における溶接に際してはもちろんのこと、施工後
のビル使用に際してもアースが確保されるなど、
その実用上の利点は甚だ大きいものである。
第1図は従来の竪横枠の結合装置を示す斜視
図、第2図は同上正面図、第3図は本案装置を示
す斜視図、第4図は同上正面図、第5図は竪枠に
導電性板体を螺着した状態を示す側面図、第6図
は竪枠および導電性板体の斜視図、第7図は第5
図に対応するものであつて、導電性板体の他の実
施例を示す図である。 1……竪枠、1a……側壁、1b……連結壁、
2……シール材、3……横枠、7……導電性板
体、7a……突起部。
図、第2図は同上正面図、第3図は本案装置を示
す斜視図、第4図は同上正面図、第5図は竪枠に
導電性板体を螺着した状態を示す側面図、第6図
は竪枠および導電性板体の斜視図、第7図は第5
図に対応するものであつて、導電性板体の他の実
施例を示す図である。 1……竪枠、1a……側壁、1b……連結壁、
2……シール材、3……横枠、7……導電性板
体、7a……突起部。
Claims (1)
- 一対の平行状側壁1a,1aおよびこれらを連
結する連結壁1bを備えた竪枠1に、クロロプレ
ンゴムなどのシール材2を介装して横枠3が螺着
される形式のサツシ枠の結合装置であつて、竪枠
1の連結壁1bの裏面に装着される導電性板体7
の側縁に、前記竪枠1の側壁1a,1a表面の絶
縁膜を切り剥くための突起部7aを形成し、タツ
プピンねじ4により、前記導電性板体7、竪枠
1、シール材2及び横枠3を螺着する構成とした
ことを特徴とするサツシ枠の結合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18239181U JPS5885068U (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | サツシ枠の結合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18239181U JPS5885068U (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | サツシ枠の結合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5885068U JPS5885068U (ja) | 1983-06-09 |
JPH0113745Y2 true JPH0113745Y2 (ja) | 1989-04-21 |
Family
ID=29980716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18239181U Granted JPS5885068U (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | サツシ枠の結合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5885068U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008231840A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Ykk Ap株式会社 | 樹脂サッシ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS517722U (ja) * | 1974-07-03 | 1976-01-20 | ||
JPS5142675U (ja) * | 1974-09-25 | 1976-03-30 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52135310U (ja) * | 1976-04-09 | 1977-10-14 |
-
1981
- 1981-12-07 JP JP18239181U patent/JPS5885068U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS517722U (ja) * | 1974-07-03 | 1976-01-20 | ||
JPS5142675U (ja) * | 1974-09-25 | 1976-03-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5885068U (ja) | 1983-06-09 |
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