JPH01135223A - 周波数差検出器 - Google Patents
周波数差検出器Info
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- JPH01135223A JPH01135223A JP63247545A JP24754588A JPH01135223A JP H01135223 A JPH01135223 A JP H01135223A JP 63247545 A JP63247545 A JP 63247545A JP 24754588 A JP24754588 A JP 24754588A JP H01135223 A JPH01135223 A JP H01135223A
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- signal
- mixers
- output
- input
- frequency difference
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/16—Circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
- H03D3/007—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by converting the oscillations into two quadrature related signals
- H03D3/008—Compensating DC offsets
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D2200/00—Indexing scheme relating to details of demodulation or transference of modulation from one carrier to another covered by H03D
- H03D2200/0001—Circuit elements of demodulators
- H03D2200/0025—Gain control circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
- H03D7/16—Multiple-frequency-changing
- H03D7/165—Multiple-frequency-changing at least two frequency changers being located in different paths, e.g. in two paths with carriers in quadrature
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本゛発明は特に搬送波変調受信機に用いられるも、この
容器に限定されるものでない周波数差検出器(FDD)
に関するものである。本発明は斯種のFDDを含む搬送
波変調受信機にも関するものである。
容器に限定されるものでない周波数差検出器(FDD)
に関するものである。本発明は斯種のFDDを含む搬送
波変調受信機にも関するものである。
斯種の受信機では局部発振器周波数を送信搬送波周波数
に追従させて、これら2つの周波数間の差を許容精度内
に設定する必要がある。この周波数差の大きさを求めて
、局部発振器を自動調整するのに通常は自動周波数制御
(AFC)回路が用いられる。従って周波数差検出器は
すべてのAFCループの要部を成し、これは種々の形態
で実現することができる。本出願に関心のある特にFD
Dは平衡二次相関器(balanced quadri
correlator)と称されるものである。従来形
式の平衡二次相関器は文献”Properties o
f Frequency Difference De
tec−tors“(周波数差検出器の特性)(フロイ
ド・エム・ガードナー(Floyd M Gardne
r)著、IEEETransactions on C
ommunications、 Vol COM 33
No、2.1985年2月、第131〜138頁)の第
3図に示されている。この従来の平衡二次相関回路は直
角位相関係にある第1及び第2ミクサを具えており、こ
れらのミクサにて入力信号をI及びQベースバンド信号
にミックス・ダウンさせる。帯域内信号成分を選択する
ために第1及び第2ミクサの出力回路には低域通過フィ
ルタを設けている。−方の低域通過フィルタの出力を(
1)微分して第3ミクサの一方の入力端子に供給すると
共に(2)微分せずに第4ミクサの一方の入力端子に供
給する。他方の低域通過フィルタの出力は(1)微分し
て第4ミクサの他方の入力端子に供給すると共に(2)
微分せずに第3ミクサの他方の入力端子に供給する。第
3及び第4ミクサの出力を互いに減算して周波数差信号
を形成する。斯種の平衡二次相関器の出力電圧が送信搬
送波周波数と局部発振器周波数との周波数差Δωに比例
し、これを Vd ” E”・ Δω と表わすことができることは明らかである。なお、ここ
にEは入力信号の振幅である。上式から明らかなように
、検出した出力電圧は入力信号の振幅に非常に敏感であ
り、このことは斯種の回路の欠点である。
に追従させて、これら2つの周波数間の差を許容精度内
に設定する必要がある。この周波数差の大きさを求めて
、局部発振器を自動調整するのに通常は自動周波数制御
(AFC)回路が用いられる。従って周波数差検出器は
すべてのAFCループの要部を成し、これは種々の形態
で実現することができる。本出願に関心のある特にFD
Dは平衡二次相関器(balanced quadri
correlator)と称されるものである。従来形
式の平衡二次相関器は文献”Properties o
f Frequency Difference De
tec−tors“(周波数差検出器の特性)(フロイ
ド・エム・ガードナー(Floyd M Gardne
r)著、IEEETransactions on C
ommunications、 Vol COM 33
No、2.1985年2月、第131〜138頁)の第
3図に示されている。この従来の平衡二次相関回路は直
角位相関係にある第1及び第2ミクサを具えており、こ
れらのミクサにて入力信号をI及びQベースバンド信号
にミックス・ダウンさせる。帯域内信号成分を選択する
ために第1及び第2ミクサの出力回路には低域通過フィ
ルタを設けている。−方の低域通過フィルタの出力を(
1)微分して第3ミクサの一方の入力端子に供給すると
共に(2)微分せずに第4ミクサの一方の入力端子に供
給する。他方の低域通過フィルタの出力は(1)微分し
て第4ミクサの他方の入力端子に供給すると共に(2)
微分せずに第3ミクサの他方の入力端子に供給する。第
3及び第4ミクサの出力を互いに減算して周波数差信号
を形成する。斯種の平衡二次相関器の出力電圧が送信搬
送波周波数と局部発振器周波数との周波数差Δωに比例
し、これを Vd ” E”・ Δω と表わすことができることは明らかである。なお、ここ
にEは入力信号の振幅である。上式から明らかなように
、検出した出力電圧は入力信号の振幅に非常に敏感であ
り、このことは斯種の回路の欠点である。
斯かる従来の平衡二次相関器には、搬送波変調信号用の
受信機が極めて大きな範囲の入力信号振幅を取扱えるよ
うする必要があると云うことに関しての他の欠点もある
。この欠点は、個々の回路機能部での直流オフセット電
圧の累積によりFDDの直流出力に誤差が生ずると云う
ことで現れ、このことは受信機を弱い入力信号で作動さ
せる場合に特に深刻である。さらに、第3及び第4乗算
器(ミクサ)のダイナミックレンジも先行回路段にて累
積された直流オフセットによって短縮される。
受信機が極めて大きな範囲の入力信号振幅を取扱えるよ
うする必要があると云うことに関しての他の欠点もある
。この欠点は、個々の回路機能部での直流オフセット電
圧の累積によりFDDの直流出力に誤差が生ずると云う
ことで現れ、このことは受信機を弱い入力信号で作動さ
せる場合に特に深刻である。さらに、第3及び第4乗算
器(ミクサ)のダイナミックレンジも先行回路段にて累
積された直流オフセットによって短縮される。
本発明の目的は平衡二次相関回路における上述したよう
な諸欠点を軽減させることにある。
な諸欠点を軽減させることにある。
本発明は信号入力端子と、局部発振器と、第1及び第2
ミクサと、前記信号入力端子を第1及び第2ミクサの第
1入力端に結合させると共に局部発振器を第1及び第2
ミクサの第2入力端に結合させる結合手段と、第1及び
第2ミクサの一方の入力端に対する信号通路に設けられ
、第1及び第2ミクサがそれぞれ直交関係にある第1及
び第2出力を発生するようにする90°移相器と、第1
及び第2ミクサの出力回路にそれぞれ設けられる第1及
び第2周波数選択手段と、第1周波数選択手段を第3ミ
クサの第1入力端に接続する第1電気通路と、第1周波
数選択手段を第4ミクサの第2入力端に接続する第2電
気通路と、第2周波数選択手段を第4ミクサの第1入力
端に接続する第3電気通路と、第2周波数選択手段を第
3ミクサの第2入力端に接続する第4電気通路と、第1
〜第4電気通路に設けられる微分手段であって、第1及
び第3電気通路における微分手段と第2及び第4電気通
路における微分手段との間に一次微分差があるように第
1〜第4電気通路に設けられる微分手段と、第3及び第
4ミクサの出力端に接続される信号減算手段とを具えて
いることを特徴とする周波数差検出器にある。
ミクサと、前記信号入力端子を第1及び第2ミクサの第
1入力端に結合させると共に局部発振器を第1及び第2
ミクサの第2入力端に結合させる結合手段と、第1及び
第2ミクサの一方の入力端に対する信号通路に設けられ
、第1及び第2ミクサがそれぞれ直交関係にある第1及
び第2出力を発生するようにする90°移相器と、第1
及び第2ミクサの出力回路にそれぞれ設けられる第1及
び第2周波数選択手段と、第1周波数選択手段を第3ミ
クサの第1入力端に接続する第1電気通路と、第1周波
数選択手段を第4ミクサの第2入力端に接続する第2電
気通路と、第2周波数選択手段を第4ミクサの第1入力
端に接続する第3電気通路と、第2周波数選択手段を第
3ミクサの第2入力端に接続する第4電気通路と、第1
〜第4電気通路に設けられる微分手段であって、第1及
び第3電気通路における微分手段と第2及び第4電気通
路における微分手段との間に一次微分差があるように第
1〜第4電気通路に設けられる微分手段と、第3及び第
4ミクサの出力端に接続される信号減算手段とを具えて
いることを特徴とする周波数差検出器にある。
本発明は、第3及び第4ミクサの入力端における信号の
いずれもの直流オフセット電圧を阻止することによって
従来の平衡二次相関回路の欠点を大いに低減させること
ができると云う認識に基づいて成したものである。さら
に、信号の微分化は高域通過作用であるため、それは名
菓3及び第4ミクサの双方の入力端に現れるいずれもの
直流オフセット電圧を阻止する固有の特性を有している
。
いずれもの直流オフセット電圧を阻止することによって
従来の平衡二次相関回路の欠点を大いに低減させること
ができると云う認識に基づいて成したものである。さら
に、信号の微分化は高域通過作用であるため、それは名
菓3及び第4ミクサの双方の入力端に現れるいずれもの
直流オフセット電圧を阻止する固有の特性を有している
。
従って、これら2つのミクサのダイナミックレンジに関
しての要件は先行回路での累積直流オフセット電圧によ
って影響されなくなる。このことからして、累積直流オ
フセット電圧がFDDの出力信号に及ぼす影響は最小と
なる。それでも第3及び第4ミクサと減算手段の存在に
よる直流オフセット電圧がFDDの出力に現れる。
しての要件は先行回路での累積直流オフセット電圧によ
って影響されなくなる。このことからして、累積直流オ
フセット電圧がFDDの出力信号に及ぼす影響は最小と
なる。それでも第3及び第4ミクサと減算手段の存在に
よる直流オフセット電圧がFDDの出力に現れる。
本発明の好適例では、前記第1及び第2電気通路におけ
る少なくとも1個の微分手段をこれら双方の電気通路に
共通とし、かつ前記第3及び第4電気通路における少な
くとも1個の微分手段をこれら第3及び第4電気通路の
双方に共通とする。
る少なくとも1個の微分手段をこれら双方の電気通路に
共通とし、かつ前記第3及び第4電気通路における少な
くとも1個の微分手段をこれら第3及び第4電気通路の
双方に共通とする。
このようにすることにより、FDDの動作に悪影響を及
ぼすことなく2個の微分手段が節約される。
ぼすことなく2個の微分手段が節約される。
減算手段からの出力信号が入力信号の変動に左程感応し
ないようにするために、第1及び第2ミクサを含む信号
通路に可調整利得増幅器を接続することができる。この
可調整利得増幅器の利得は自動利得制御(a、g、c、
)回路によって変更させる。
ないようにするために、第1及び第2ミクサを含む信号
通路に可調整利得増幅器を接続することができる。この
可調整利得増幅器の利得は自動利得制御(a、g、c、
)回路によって変更させる。
上記a、g、C,回路の一例は、可調整利得増幅器から
の信号通路における非直流信号の周波数をアンプコンバ
ート(変換)するための第5及び第6の直角位相関係を
もたせたミクサと、これらの第5及び第6ミクサからの
出力を加算するための加算手段と、この加算手段に結合
される信号自乗化回路と、この自乗化回路からの出力中
の直流及び低周波成分を通すための低域通過フィルタと
で構成する。低域通過フィルタからの出力は可調整利得
増幅器用の制御信号を成す。斯種のa、g、c、回路は
累積直流オフセット電圧によるダイナミックレンジの問
題が回避されると云う利点を有する。
の信号通路における非直流信号の周波数をアンプコンバ
ート(変換)するための第5及び第6の直角位相関係を
もたせたミクサと、これらの第5及び第6ミクサからの
出力を加算するための加算手段と、この加算手段に結合
される信号自乗化回路と、この自乗化回路からの出力中
の直流及び低周波成分を通すための低域通過フィルタと
で構成する。低域通過フィルタからの出力は可調整利得
増幅器用の制御信号を成す。斯種のa、g、c、回路は
累積直流オフセット電圧によるダイナミックレンジの問
題が回避されると云う利点を有する。
本発明により形成されるFDDは搬送波変調受信機用の
FM復調機を構成することができる。FDDからの出力
信号は立方関数から成るため、出力信号を復調するため
には斯かる関数の立方根を得る必要があり、これは実施
するのが容易でない。
FM復調機を構成することができる。FDDからの出力
信号は立方関数から成るため、出力信号を復調するため
には斯かる関数の立方根を得る必要があり、これは実施
するのが容易でない。
立方根をデジタル的に得る1つの手段は、FDDの出力
をアナログ−デジタル変換器に供給し、この変換器から
のデジタル信号を前記関数の立方根によって形成される
ルック−アップテーブルに供給し、最後にデジタル−ア
ナログ変換器を用いて立方根のデジタル値をアナログ変
調信号に変換するものである。
をアナログ−デジタル変換器に供給し、この変換器から
のデジタル信号を前記関数の立方根によって形成される
ルック−アップテーブルに供給し、最後にデジタル−ア
ナログ変換器を用いて立方根のデジタル値をアナログ変
調信号に変換するものである。
本発明により形成されるFDDをFM復調器の一部とし
て用いることにより多数の利点が得られる。
て用いることにより多数の利点が得られる。
これらの利点はつぎに列記するようなことを含む。
1、高域通過機能(直流阻止)は微分器にとっては絶対
的なことであるので、この微分器による構成は所要に応
じ追加する交流結合に対して左程惑応しなくなる。従来
回路における交流結合に関連するFM復調時の「ホール
・イン・スペクトラム」の問題が非常に低減される。こ
のことはアナログ変換器の再生オーディオ信号における
ひずみが低減されることをも意味する。
的なことであるので、この微分器による構成は所要に応
じ追加する交流結合に対して左程惑応しなくなる。従来
回路における交流結合に関連するFM復調時の「ホール
・イン・スペクトラム」の問題が非常に低減される。こ
のことはアナログ変換器の再生オーディオ信号における
ひずみが低減されることをも意味する。
2、平衡構造のFDDはいずれもの二重の信号通路構成
のものに存在する利得及び位相のずれによる影響を相殺
する。これにより斯種のFM復調器の可聴周波バーホー
マンスも改善されることになる。
のものに存在する利得及び位相のずれによる影響を相殺
する。これにより斯種のFM復調器の可聴周波バーホー
マンスも改善されることになる。
以下図面につき本発明を説明する。
第1図に示す本発明による周波数差検出器(FDD)は
第1及び第2ミクサ12.14を含む直角位相関係にあ
るフロントエンドを具えており、これらミクサの入力端
は入力端子10及び局部発振器16に接続する。ミクサ
12.14からの出力は互いに直角位相関係となるよう
にし、図示の例ではこれを第2ミクサ14に供給される
局部発振器信号を移相させることによって行う。或いは
又、入力端子10と第1又は第2ミクサに対する信号入
力端との間に90゜移相器を接続することもできる。局
部発振器周波数は入力信号Viの搬送波周波数と同じと
するか、又は僅かに相違させることができる。低域通過
フイルタ18.20は第1及び第2ミクサの出力中にお
ける帯域内信号成分を選択する。フィルタにでろ波され
た信号の振幅値は増幅器22.24により調整され、こ
れらの増幅器は信号Vll及びV旧を発生し、ここにI
は同相であることを意味し、Qは直角位相であることを
意味する。
第1及び第2ミクサ12.14を含む直角位相関係にあ
るフロントエンドを具えており、これらミクサの入力端
は入力端子10及び局部発振器16に接続する。ミクサ
12.14からの出力は互いに直角位相関係となるよう
にし、図示の例ではこれを第2ミクサ14に供給される
局部発振器信号を移相させることによって行う。或いは
又、入力端子10と第1又は第2ミクサに対する信号入
力端との間に90゜移相器を接続することもできる。局
部発振器周波数は入力信号Viの搬送波周波数と同じと
するか、又は僅かに相違させることができる。低域通過
フイルタ18.20は第1及び第2ミクサの出力中にお
ける帯域内信号成分を選択する。フィルタにでろ波され
た信号の振幅値は増幅器22.24により調整され、こ
れらの増幅器は信号Vll及びV旧を発生し、ここにI
は同相であることを意味し、Qは直角位相であることを
意味する。
信号VII及びVQIは微分回路26.28にて一旦微
分されてから、それぞれ信号VI2及びVO2として第
3及び第4ミクサ30.32の第1入力端にそれぞれ供
給される。これらの信号VI2及びVO2は微分回路3
4.36にてそれぞれ微分されてから、信号VI’l及
びvO′1 として第4及び第3ミクサ32゜30の第
2入力端にも供給される。第3及び第4ミクサ30.3
2の出力Vl“及びVO2は減算回路38に供給され、
この回路は出力信号Voを発生する。
分されてから、それぞれ信号VI2及びVO2として第
3及び第4ミクサ30.32の第1入力端にそれぞれ供
給される。これらの信号VI2及びVO2は微分回路3
4.36にてそれぞれ微分されてから、信号VI’l及
びvO′1 として第4及び第3ミクサ32゜30の第
2入力端にも供給される。第3及び第4ミクサ30.3
2の出力Vl“及びVO2は減算回路38に供給され、
この回路は出力信号Voを発生する。
第3および第4ミクサの両入力端に供給される信号を微
分することにより直流オフセット電圧はいずれも阻止さ
れる。その理由は、「微分」は高域通過作用をするから
である。従って、これらのミクサ30.32のダイナミ
ックレンジは先行回路段における累積オフセット電圧に
よっては影響されなくなる。出力信号Vo中に現れる直
流オフセット電圧はミクサ30.32及び減算回路38
によるものだけである。ミクサ30.32の第1入力端
に供給される微分信号と、これらのミクサの第2入力端
に供給される微分信号との間には一次微分差があるよう
にする必要がある。
分することにより直流オフセット電圧はいずれも阻止さ
れる。その理由は、「微分」は高域通過作用をするから
である。従って、これらのミクサ30.32のダイナミ
ックレンジは先行回路段における累積オフセット電圧に
よっては影響されなくなる。出力信号Vo中に現れる直
流オフセット電圧はミクサ30.32及び減算回路38
によるものだけである。ミクサ30.32の第1入力端
に供給される微分信号と、これらのミクサの第2入力端
に供給される微分信号との間には一次微分差があるよう
にする必要がある。
第1図の種々の点に現れる信号は次のように表される。
即ち、
Vi=E−cos(ωi −t)
VII =−・cos (Δω・t)
VI2−−−・Δω・5in(Δω・t)+Δω2 ・
5in(Δω・1)) VQI = =sin(Δω・t) v02=−・Δω・cos (Δω・t)一 14− −Δω2 ・ 5in(Δω・1)) ここにEは振幅であり、Δωは送信搬送波ω1と局部発
振器信号ω、との間の周波数差、即ちΔω−(ω1−ω
i)である。Voに対する最終式は、FDDの出力が慣
例の平衡二次相関器の場合のような(Δω)の代わりに
(Δω)3に比例することを示している。第1図の例に
関連する周波数差Δωでの所定の変化に対する出力の斯
かる変化は非常に大きくなり、このことは望ましい特性
である。このような特性によって第3及び第4ミクサ3
0、32と、減算回路38とによる直流オフセットに係
わる残りの問題が低減する。
5in(Δω・1)) VQI = =sin(Δω・t) v02=−・Δω・cos (Δω・t)一 14− −Δω2 ・ 5in(Δω・1)) ここにEは振幅であり、Δωは送信搬送波ω1と局部発
振器信号ω、との間の周波数差、即ちΔω−(ω1−ω
i)である。Voに対する最終式は、FDDの出力が慣
例の平衡二次相関器の場合のような(Δω)の代わりに
(Δω)3に比例することを示している。第1図の例に
関連する周波数差Δωでの所定の変化に対する出力の斯
かる変化は非常に大きくなり、このことは望ましい特性
である。このような特性によって第3及び第4ミクサ3
0、32と、減算回路38とによる直流オフセットに係
わる残りの問題が低減する。
名筆3及び第4ミクサ30.32への入力間に一次微分
差があるようにするには微分回路を種々の形態で形成す
ることができる。第2図は第1図の例とは異なる微分手
段の構成を示し、この場合にはそれぞれ2つの微分回路
40.42及び44.46を第3及び第4ミクサ30.
32の各第1入力端に接続し、一方の微分回路だけ、即
ち微分回路40及び44だけを前記ミクサ30.32の
第2入力端にそれぞれ接続する。
差があるようにするには微分回路を種々の形態で形成す
ることができる。第2図は第1図の例とは異なる微分手
段の構成を示し、この場合にはそれぞれ2つの微分回路
40.42及び44.46を第3及び第4ミクサ30.
32の各第1入力端に接続し、一方の微分回路だけ、即
ち微分回路40及び44だけを前記ミクサ30.32の
第2入力端にそれぞれ接続する。
第3及び第4図もさらに他の構成の微分段を示し、これ
らの例では双方の信号通路に共通の微分回路がないよう
に各信号通路を互いに分離させる。
らの例では双方の信号通路に共通の微分回路がないよう
に各信号通路を互いに分離させる。
第3図に示す例では、信号Vll及びVQIをミクサ3
0.32の第1入力端に供給する前に微分回路48゜5
0及び52.54にてそれぞれ2同機分する。また、上
記信号Vll及びVQIは第4及び第3ミクサ32゜3
0の第2入力端に供給する前に微分回路56及び58に
てそれぞれ1同機分する。
0.32の第1入力端に供給する前に微分回路48゜5
0及び52.54にてそれぞれ2同機分する。また、上
記信号Vll及びVQIは第4及び第3ミクサ32゜3
0の第2入力端に供給する前に微分回路56及び58に
てそれぞれ1同機分する。
第4図に示す例は第3図の例とは逆の構成となっている
だけであり、従ってここではその構成についての詳細な
説明は省略する。
だけであり、従ってここではその構成についての詳細な
説明は省略する。
第3及び第4ミクサ30.32の第1及び第2入力端に
おける信号間に一次微分差があり、しかも各信号通路に
少なくとも1個の微分回路があるようにするには、理論
的には各信号通路における微分回路の個数を無制限とす
ることができる。しかし、微分処置は雑音を増大させる
と云うことからして、実際には回路の複雑性及び雑音の
理由のために折衷策を講じる必要がある。
おける信号間に一次微分差があり、しかも各信号通路に
少なくとも1個の微分回路があるようにするには、理論
的には各信号通路における微分回路の個数を無制限とす
ることができる。しかし、微分処置は雑音を増大させる
と云うことからして、実際には回路の複雑性及び雑音の
理由のために折衷策を講じる必要がある。
第5図は微分回路を直列コンデンサ60と、接地される
分路抵抗62とにより形成する簡単な容量−抵抗回路網
として近似させることができることを示している。微分
は一次関数であるため、微分回路は低域通過フィルタ1
8.20 (第1図)又は増幅器22.24 (第1図
)内に組み込むことができる。
分路抵抗62とにより形成する簡単な容量−抵抗回路網
として近似させることができることを示している。微分
は一次関数であるため、微分回路は低域通過フィルタ1
8.20 (第1図)又は増幅器22.24 (第1図
)内に組み込むことができる。
第6図は他の例の微分回路を示し、この微分回路は減算
回路64により形成し、この回路の一方の入力端子は低
域通過フィルタ18又は20(第1図)からの信号通路
に現れる信号を受信すべく接続し、他方の入力端子は上
記信号通路における信号を遅延させる遅延素子66に接
続する。なお、遅延素子66による遅延時間τは、それ
に供給される信号中の最高周波数成分の周期よりも遥か
に短くする。
回路64により形成し、この回路の一方の入力端子は低
域通過フィルタ18又は20(第1図)からの信号通路
に現れる信号を受信すべく接続し、他方の入力端子は上
記信号通路における信号を遅延させる遅延素子66に接
続する。なお、遅延素子66による遅延時間τは、それ
に供給される信号中の最高周波数成分の周期よりも遥か
に短くする。
前述したように、減算回路38(第1図)からの出力信
号VoはE2の項を含んでおり、ここにEはFDDへの
入力電圧である。出力信号Voを入力信号Viの変動に
左程感応しなくするために、自動利得制wJ(a、g、
c、)回路を設けることができる。
号VoはE2の項を含んでおり、ここにEはFDDへの
入力電圧である。出力信号Voを入力信号Viの変動に
左程感応しなくするために、自動利得制wJ(a、g、
c、)回路を設けることができる。
a、g、c、回路68の一例を第7図に示しである。可
調整利得増幅器70.72を1及びQ信号通路における
適当な信号点に設ける。これらの信号点を本例では、動
作原理を示すための単なる一例として低域通過フィルタ
18.20の出力端として示しである。
調整利得増幅器70.72を1及びQ信号通路における
適当な信号点に設ける。これらの信号点を本例では、動
作原理を示すための単なる一例として低域通過フィルタ
18.20の出力端として示しである。
a、g、c、回路68への入力はコンデンサ74.76
を経てミクサ78.80に結合される信号VII とV
QIとから成り、これらの信号はミクサ78.80にて
、これらのミクサ78.80に直角位相で供給される例
えば100KHzの中間周波数(IF)に周波数変換(
アップコンバート)される。ミクサ78.80の出力を
加算回路82にて合成する。この合成信号をフィルタ8
4にて帯域通過ろ波し、このフィルタからの出力を乗算
器86にて自乗、即ちフィルタ84の出力同志を掛は合
わせる。低域通過フィルタ88を乗算器86に接続して
変調によるリプルを除去して直流信号を形成する。低域
通過フィルタ88からの出力を演算増幅器90の一方の
入力端子に供給し、他方の入力端子には基準電圧Vrを
供給する。演算増幅器90からの出力電圧は増幅器70
.72に対する直流利得制御信号を成す。帯域通過フィ
ルタ84からの信号の自乗化は整流器又は対数増幅器を
用いて行うこともできる。
を経てミクサ78.80に結合される信号VII とV
QIとから成り、これらの信号はミクサ78.80にて
、これらのミクサ78.80に直角位相で供給される例
えば100KHzの中間周波数(IF)に周波数変換(
アップコンバート)される。ミクサ78.80の出力を
加算回路82にて合成する。この合成信号をフィルタ8
4にて帯域通過ろ波し、このフィルタからの出力を乗算
器86にて自乗、即ちフィルタ84の出力同志を掛は合
わせる。低域通過フィルタ88を乗算器86に接続して
変調によるリプルを除去して直流信号を形成する。低域
通過フィルタ88からの出力を演算増幅器90の一方の
入力端子に供給し、他方の入力端子には基準電圧Vrを
供給する。演算増幅器90からの出力電圧は増幅器70
.72に対する直流利得制御信号を成す。帯域通過フィ
ルタ84からの信号の自乗化は整流器又は対数増幅器を
用いて行うこともできる。
FDDはFM信号用の復調器として用いることができる
。しかし、FDI)の出力信号Voは入力信号Viの周
波数の変化に対して直線的とはならず、vOは(Δω)
3に比例するため、元の変調を再生するには特別な信号
処理工程を必要とする。
。しかし、FDI)の出力信号Voは入力信号Viの周
波数の変化に対して直線的とはならず、vOは(Δω)
3に比例するため、元の変調を再生するには特別な信号
処理工程を必要とする。
FDDの出力Voに対する式はつぎのように表わすこと
ができる。
ができる。
Vo=k(Δω)3=k (ω。+ω )3ここにω。
は一定の周波数差であり、またωイは変調信号によって
発生される瞬時周波数であり、kは利得定数である。
発生される瞬時周波数であり、kは利得定数である。
所望な変調は前弐のVoを立方根関数で処置することに
よって再生することができる。これはデジタル的又はア
ナログ的信号処理によって行うことができる。しかし立
方根関数はその処置を実現するのが容易な関数ではなく
、そのデジタル的な例を第8図につき説明する。
よって再生することができる。これはデジタル的又はア
ナログ的信号処理によって行うことができる。しかし立
方根関数はその処置を実現するのが容易な関数ではなく
、そのデジタル的な例を第8図につき説明する。
FDDの出力信号Voを低域通過フィルタ92にてろ波
して、ライン95のクロック信号でクロックされるアナ
ログ−デジタル変換器94に供給する。これにてデジタ
ル化した出力を読取り専用メモリ(ROM)96に供給
する。このROM96は所要の立方関数、即ち s i gn (Vo) (Vo) ”” = Exp (−・j2n(IVo
l ) )に対するルックアップテーブルとして仕える
。ROM96の出力をデジタル−アナログ変換器98に
供給し、これによりアナログ立方根信号を形成して、こ
の信号を低域通過フィルタ100にてろ波し、変調信号
によって形成される出力を発生させる。
して、ライン95のクロック信号でクロックされるアナ
ログ−デジタル変換器94に供給する。これにてデジタ
ル化した出力を読取り専用メモリ(ROM)96に供給
する。このROM96は所要の立方関数、即ち s i gn (Vo) (Vo) ”” = Exp (−・j2n(IVo
l ) )に対するルックアップテーブルとして仕える
。ROM96の出力をデジタル−アナログ変換器98に
供給し、これによりアナログ立方根信号を形成して、こ
の信号を低域通過フィルタ100にてろ波し、変調信号
によって形成される出力を発生させる。
上述したFDDをPM復調器として用いることにより、
出力ひずみを低減させる慣例のデュアル ブランチ ア
ーキテクチャ(二重枝路構成のもの)よりも2つの利点
を奏する。これら2つの利点とは次のようなことである
。
出力ひずみを低減させる慣例のデュアル ブランチ ア
ーキテクチャ(二重枝路構成のもの)よりも2つの利点
を奏する。これら2つの利点とは次のようなことである
。
(1)交流結合によって生ずる「ホール−イン−スペク
トラム」の問題が回避される。
トラム」の問題が回避される。
(2)2つのブランチを交差結合することにより、これ
ら2つのブランチの利得及び位相のずれが平衡しなくな
り、従ってこれらの欠陥によって可聴出力に生ずるひず
み及び妨害を低減させることができる。
ら2つのブランチの利得及び位相のずれが平衡しなくな
り、従ってこれらの欠陥によって可聴出力に生ずるひず
み及び妨害を低減させることができる。
本発明は上述した例のみに限定されず、幾多の変更を加
え得ること勿論である。このような変更は他の特徴を伴
うことができ、これらの特徴はFDD及び搬送波変調受
信機並びにそれらの部品の設計、製造及び用途において
既知のことであり、またこれらの特徴は前述した特徴の
代わりに、又はそれらの特徴に加えて用いることができ
る。本出願における特許請求の範囲は種々の特徴の特定
な組合せをまとめたのであるが、本発明の範晴は、その
請求の範囲に記載したと同じ発明に関連するか、否か、
及び本発明に関連すると同じ技術的な問題のいずれか、
又はすべてを軽減するか、否かについて本明細書にて明
白に、又は暗示的に説明したいずれもの新規な特徴又は
新規な組合せ、或いはその一般論的なものを含むことは
明らかである。
え得ること勿論である。このような変更は他の特徴を伴
うことができ、これらの特徴はFDD及び搬送波変調受
信機並びにそれらの部品の設計、製造及び用途において
既知のことであり、またこれらの特徴は前述した特徴の
代わりに、又はそれらの特徴に加えて用いることができ
る。本出願における特許請求の範囲は種々の特徴の特定
な組合せをまとめたのであるが、本発明の範晴は、その
請求の範囲に記載したと同じ発明に関連するか、否か、
及び本発明に関連すると同じ技術的な問題のいずれか、
又はすべてを軽減するか、否かについて本明細書にて明
白に、又は暗示的に説明したいずれもの新規な特徴又は
新規な組合せ、或いはその一般論的なものを含むことは
明らかである。
第1図は本発明による周波数差検出器の一例を示すブロ
ック線図、 第2〜第4図は第1図の周波数差検出器に用いられる微
分段の他の例をそれぞれ示すブロック線図、 第5図は微分器を簡単な高域通過容量−抵抗回路網で構
成する例を示す回路図、 第6図は遅延素子と減算器とにより微分器を構成する例
を示すブロック線図、 第7図は本発明による周波数差検出器の第2例を示すブ
ロック線図、 第8図はデジタル復調器の一例を示すブロック線図であ
る。 10・・・信号入力端子 12・・・第1ミクサ
14・・・第2ミクサ 16・・・局部発振器
18、20・・・低域通過フィルタ 22、24・・・増幅器 26.28・・・微
分回路30・・・第3ミクサ 32・・・第4
ミクサ34、36・・・微分回路 38・・・減
算回路40.42.44,46,48.50,52.5
4,56.58・・・微分回路60・・・コンデンサ
62・・・抵抗64・・・減算回路
66・・・遅延素子68・・・自動利得制御回路 70、72・・・可調整利得増幅器 74、76・・・コンデンサ 78.80・・・ミ
クサ82・・・加算回路 84・・・帯域通
過フィルタ86・・・乗算器 88・・・
低域通過フィルタ90・・・演算増幅器 92
・・・低域通過フィルタ94・・・アナログ−デジタル
変換器 96・・・読取り専用メモリ 98・・・デジタル−アナログ変換器 100・・・低域通過フィルタ 特許出願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイラ
ンペンファブリケン
ック線図、 第2〜第4図は第1図の周波数差検出器に用いられる微
分段の他の例をそれぞれ示すブロック線図、 第5図は微分器を簡単な高域通過容量−抵抗回路網で構
成する例を示す回路図、 第6図は遅延素子と減算器とにより微分器を構成する例
を示すブロック線図、 第7図は本発明による周波数差検出器の第2例を示すブ
ロック線図、 第8図はデジタル復調器の一例を示すブロック線図であ
る。 10・・・信号入力端子 12・・・第1ミクサ
14・・・第2ミクサ 16・・・局部発振器
18、20・・・低域通過フィルタ 22、24・・・増幅器 26.28・・・微
分回路30・・・第3ミクサ 32・・・第4
ミクサ34、36・・・微分回路 38・・・減
算回路40.42.44,46,48.50,52.5
4,56.58・・・微分回路60・・・コンデンサ
62・・・抵抗64・・・減算回路
66・・・遅延素子68・・・自動利得制御回路 70、72・・・可調整利得増幅器 74、76・・・コンデンサ 78.80・・・ミ
クサ82・・・加算回路 84・・・帯域通
過フィルタ86・・・乗算器 88・・・
低域通過フィルタ90・・・演算増幅器 92
・・・低域通過フィルタ94・・・アナログ−デジタル
変換器 96・・・読取り専用メモリ 98・・・デジタル−アナログ変換器 100・・・低域通過フィルタ 特許出願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイラ
ンペンファブリケン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、信号入力端子と、局部発振器と、第1及び第2ミク
サと、前記信号入力端子を第1及び第2ミクサの第1入
力端に結合させると共に局部発振器を第1及び第2ミク
サの第2入力端に結合させる結合手段と、第1及び第2
ミクサの一方の入力端に対する信号通路に設けられ、第
1及び第2ミクサがそれぞれ直交関係にある第1及び第
2出力を発生するようにする90゜移相器と、第1及び
第2ミクサの出力回路にそれぞれ設けられる第1及び第
2周波数選択手段と、第1周波数選択手段を第3ミクサ
の第1入力端に接続する第1電気通路と、第1周波数選
択手段を第4ミクサの第2入力端に接続する第2電気通
路と、第2周波数選択手段を第4ミクサの第1入力端に
接続する第3電気通路と、第2周波数選択手段を第3ミ
クサの第2入力端に接続する第4電気通路と、第1〜第
4電気通路に設けられる微分手段であって、第1及び第
3電気通路における微分手段と第2及び第4電気通路に
おける微分手段との間に一次微分差があるように第1〜
第4電気通路に設けられる微分手段と、第3及び第4ミ
クサの出力端に接続される信号減算手段とを具えている
ことを特徴とする周波数差検出器。 2、前記第1及び第2電気通路における少なくとも1個
の微分手段をこれら双方の電気通路に共通とし、かつ前
記第3及び第4電気通路における少なくとも1個の微分
手段をこれら第3及び第4電気通路の双方に共通とした
ことを特徴とする請求項1に記載の周波数差検出器。 3、微分手段を高域通過のコンデンサ−抵抗回路網で構
成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の周波数
差検出器。 4、微分手段の各々を第1及び第2入力端を有している
減算器で構成し、該減算器の第1入力端が目下供給され
ている信号を受信し、該第1入力端に目下供給されてい
る信号を受信する入力端を有している遅延素子の出力端
を前記減算器の第2入力端に接続したことを特徴とする
請求項1又は2に記載の周波数差検出器。 5、前記第1及び第2ミクサを含む信号通路にそれぞれ
設けられる第1及び第2可調整利得増幅器と、出力端が
前記双方の可調整利得増幅器に接続される自動利得制御
回路とをさらに具えていることを特徴とする請求項1〜
4のいずれかに記載の周波数差検出器。 6、前記自動利得制御回路が各別の信号通路に容量的に
結合される第1及び第2入力端を有することを特徴とす
る請求項5に記載の周波数差検出器。 7、前記自動利得制御回路が、該回路の第1及び第2入
力端にそれぞれ接続される第1入力端と、直角位相関係
にある中間周波搬送波信号を受信するための第2入力端
とを有している第5及び第6ミクサと、これらの第5及
び第6ミクサの出力を加算する加算手段と、該加算手段
の出力に結合される信号自乗手段と、該自乗手段からの
出力信号の内から前記可調整利得増幅器用の制御信号を
成す直流成分を通過させるための低域通過フィルタ手段
とを具えていることを特徴とする請求項6に記載の周波
数差検出器。 8、請求項1〜7のいずれか1つに記載の周波数差検出
器を含むFM復調器を有している搬送波変調受信機。 9、周波数差検出器の出力信号が立方関数から成り、か
つ変調信号が前記立方関数の立方根をとることによって
再生されるようにしたことを特徴とする請求項8に記載
の受信機。 10、周波数差検出器の出力をアナログ−デジタル変換
器及びデジタル−アナログ変換器を具えているデジタル
式の立方根回路に供給し、前記アナログ−デジタル変換
器の出力を前記立方関数の立方根を含むルックアップテ
ーブルに接続し、変調信号用の出力端を有している前記
デジタル−アナログ変換器を前記ルックアップテーブル
に結合させたことを特徴とする請求項9に記載の受信機
。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8723312 | 1987-10-05 | ||
GB8723312A GB2210742A (en) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | Frequency difference detector (fdd) and a carrier modulated receiver including such a fdd |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01135223A true JPH01135223A (ja) | 1989-05-26 |
Family
ID=10624792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63247545A Pending JPH01135223A (ja) | 1987-10-05 | 1988-10-03 | 周波数差検出器 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5014352A (ja) |
EP (1) | EP0313126A1 (ja) |
JP (1) | JPH01135223A (ja) |
KR (1) | KR890007512A (ja) |
CA (1) | CA1299250C (ja) |
DK (1) | DK545688A (ja) |
FI (1) | FI87960C (ja) |
GB (1) | GB2210742A (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0701745B1 (en) * | 1993-06-04 | 1999-09-15 | Rca Thomson Licensing Corporation | Direct conversion tuner |
US5701591A (en) * | 1995-04-07 | 1997-12-23 | Telecommunications Equipment Corporation | Multi-function interactive communications system with circularly/elliptically polarized signal transmission and reception |
CN1066870C (zh) * | 1995-05-10 | 2001-06-06 | 罗克马诺尔研究有限公司 | 直接变频接收机 |
EP0772289A1 (fr) * | 1995-10-31 | 1997-05-07 | Philips Composants Et Semiconducteurs | Dispositif, de type boucle à verrouillage de phase, pour la démodulation d'un signal modulé en fréquence |
DE19605704A1 (de) * | 1996-02-16 | 1997-08-21 | Bosch Gmbh Robert | Frequenzfehlerdetektor |
US6018553A (en) * | 1996-09-18 | 2000-01-25 | Wireless Access | Multi-level mixer architecture for direct conversion of FSK signals |
US6020765A (en) * | 1997-05-30 | 2000-02-01 | Sun Microsystems, Inc. | Frequency difference detector for use with an NRZ signal |
US6233435B1 (en) | 1997-10-14 | 2001-05-15 | Telecommunications Equipment Corporation | Multi-function interactive communications system with circularly/elliptically polarized signal transmission and reception |
US6144845A (en) * | 1997-12-31 | 2000-11-07 | Motorola, Inc. | Method and circuit for image rejection |
US6385442B1 (en) * | 1998-03-04 | 2002-05-07 | Symbol Technologies, Inc. | Multiphase receiver and oscillator |
DE19930229C1 (de) * | 1999-06-30 | 2001-07-05 | Infineon Technologies Ag | Quadricorrelator für einen Demodulator für frequenzmodulierte Signale |
US6847255B2 (en) * | 2001-06-01 | 2005-01-25 | Broadband Innovations, Inc. | Zero IF complex quadrature frequency discriminator and FM demodulator |
US6979400B2 (en) | 2003-07-10 | 2005-12-27 | Zodiac Pool Care, Inc. | Automatic swimming pool cleaners with shaped floats and water-temperature or -pressure indicators and water-circulation systems incorporating such indicators |
US7397300B2 (en) * | 2003-09-09 | 2008-07-08 | Analog Devices, Inc. | FSK demodulator system and method |
US8369820B2 (en) * | 2007-09-05 | 2013-02-05 | General Instrument Corporation | Frequency multiplier device |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3160815A (en) * | 1962-09-14 | 1964-12-08 | Collins Radio Co | Coherent frequency difference detector having direct-current output independent of modulation |
HU175236B (hu) * | 1977-01-10 | 1980-06-28 | Hiradastech Ipari Kutato | Sposob i ustrojstvo dlja prijoma i generacii chastotno-modulirovannykh signalov |
US4200871A (en) * | 1977-06-29 | 1980-04-29 | Sperry Corporation | Acquisition system for continuous-wave frequency modulation object detector |
US4677690A (en) * | 1982-01-25 | 1987-06-30 | International Telephone And Telegraph Corporation | Baseband demodulator for FM and/or AM signals |
US4620160A (en) * | 1984-12-17 | 1986-10-28 | Fairchild Weston Systems, Inc. | Digital demodulator for continuously phase or frequency modulated signals |
DE3517485A1 (de) * | 1985-05-15 | 1986-11-20 | Blaupunkt-Werke Gmbh, 3200 Hildesheim | Demodulator fuer frequenzmodulierte signale in digitaler form |
GB2175473A (en) * | 1985-05-17 | 1986-11-26 | Philips Electronic Associated | D.c. block capacitor circuit |
GB2193405A (en) * | 1986-08-01 | 1988-02-03 | Philips Electronic Associated | Demodulating an angle-modulated signal |
US4736390A (en) * | 1986-10-15 | 1988-04-05 | Itt Avionics, A Division Of Itt Corporation | Zero IF radio receiver apparatus |
-
1987
- 1987-10-05 GB GB8723312A patent/GB2210742A/en not_active Withdrawn
-
1988
- 1988-09-23 US US07/249,630 patent/US5014352A/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-09-28 EP EP88202106A patent/EP0313126A1/en not_active Withdrawn
- 1988-09-30 KR KR1019880012720A patent/KR890007512A/ko not_active Application Discontinuation
- 1988-09-30 CA CA000578936A patent/CA1299250C/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-09-30 FI FI884508A patent/FI87960C/fi not_active IP Right Cessation
- 1988-09-30 DK DK545688A patent/DK545688A/da not_active Application Discontinuation
- 1988-10-03 JP JP63247545A patent/JPH01135223A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1299250C (en) | 1992-04-21 |
GB8723312D0 (en) | 1987-11-11 |
DK545688A (da) | 1989-04-06 |
FI87960C (fi) | 1993-03-10 |
KR890007512A (ko) | 1989-06-20 |
DK545688D0 (da) | 1988-09-30 |
EP0313126A1 (en) | 1989-04-26 |
US5014352A (en) | 1991-05-07 |
FI884508A0 (fi) | 1988-09-30 |
FI884508A (fi) | 1989-04-06 |
GB2210742A (en) | 1989-06-14 |
FI87960B (fi) | 1992-11-30 |
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