JPH01132717A - 高強度オーステナイト系ステンレス継目無鋼管の製造方法 - Google Patents
高強度オーステナイト系ステンレス継目無鋼管の製造方法Info
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- JPH01132717A JPH01132717A JP28856487A JP28856487A JPH01132717A JP H01132717 A JPH01132717 A JP H01132717A JP 28856487 A JP28856487 A JP 28856487A JP 28856487 A JP28856487 A JP 28856487A JP H01132717 A JPH01132717 A JP H01132717A
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- steel pipe
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は高強度オーステナイト系ステンレス継目無鋼管
の製造方法に係り、特に熱間造管後のオフラインの固溶
化熱処理を省略して、従来の固溶化熱処理材と同等の耐
食性を存し、かつ、強度に対して従来よりも著しく高耐
力を有するオーステナイト系ステンレス継目無鋼管の製
造方法に関する。
の製造方法に係り、特に熱間造管後のオフラインの固溶
化熱処理を省略して、従来の固溶化熱処理材と同等の耐
食性を存し、かつ、強度に対して従来よりも著しく高耐
力を有するオーステナイト系ステンレス継目無鋼管の製
造方法に関する。
〈従来の技術〉
継目賞鋼管は−191こマンドレルミル方式、プラグミ
ル方式等の圧延法、あるいは、ユージンセジェルネ方式
、エアハルトブンシュベンチ方に等の熱間押出法で製造
されるが、比較的小径サイズの造管には生産性、寸法精
度が優れているマンドレルミル方式の圧延法が広く利用
されている。
ル方式等の圧延法、あるいは、ユージンセジェルネ方式
、エアハルトブンシュベンチ方に等の熱間押出法で製造
されるが、比較的小径サイズの造管には生産性、寸法精
度が優れているマンドレルミル方式の圧延法が広く利用
されている。
オーステナイト系ステンレス継目無鋼管をマンドレルミ
ル方式にて製造する場合は、たとえば、第1図に示すよ
うに、素材ビレット2は回転炉床式加熱炉4において所
定の温度まで加熱された後、マンネスマンピアサ6によ
り穿孔圧延されて中空素管8Aとなる。あるいは、この
中空素管8Aは中空素管製造用連続鋳造機5等によって
直接製造されてもよい。この中空素管8Aは厚肉がっ短
尺であるので、延伸圧延機であるマンドレルミルlOに
より減肉延伸される。マンドレルミルlOは中空素管8
Aにマンドレルバ−12を挿入した状態で延伸圧延する
圧延機であり、通常6〜8基のロールスタンドから構成
されており、各ロールスタンドは2本の孔型ロール!4
を備え、隣接するロールスタンド間ではこの孔型ロール
14の回転軸を圧延軸に垂直な面内で相互に90度づつ
ずらして配置している。中空素管8Aはマンドレルミル
10で元の長さの2〜4倍の長さに延伸され、仕上圧延
用素管8Bとなる。仕上圧延用素管8Bは、必要に応じ
て再加熱炉16によって所定の温度に再加熱された後、
仕上圧延機であるストレッチレデューサ18によって仕
上圧延され、冷却床で常温まで冷却される。ストレッチ
レデューサ18によって素管の外径は最大で75%も絞
られ、素材ビレットの長さの40倍以上にも延伸され、
さらにその外表面はストレッチレデューサ18の最終側
の数スタンドの真円孔型ロールによって定形されるため
比較的硬れた外径寸法精度の仕上管20が得られる。そ
の後仕上管20は、耐蝕性および所定の機械的性値を附
加する目的である固溶化熱処理のために熱処理炉にて再
ヒ1O1O°C〜1150°Cに加熱保持され、その後
水冷によって常温まで冷却される。さらに矯正後、酸洗
等により表面のスケールを除去されて最終製品となる。
ル方式にて製造する場合は、たとえば、第1図に示すよ
うに、素材ビレット2は回転炉床式加熱炉4において所
定の温度まで加熱された後、マンネスマンピアサ6によ
り穿孔圧延されて中空素管8Aとなる。あるいは、この
中空素管8Aは中空素管製造用連続鋳造機5等によって
直接製造されてもよい。この中空素管8Aは厚肉がっ短
尺であるので、延伸圧延機であるマンドレルミルlOに
より減肉延伸される。マンドレルミルlOは中空素管8
Aにマンドレルバ−12を挿入した状態で延伸圧延する
圧延機であり、通常6〜8基のロールスタンドから構成
されており、各ロールスタンドは2本の孔型ロール!4
を備え、隣接するロールスタンド間ではこの孔型ロール
14の回転軸を圧延軸に垂直な面内で相互に90度づつ
ずらして配置している。中空素管8Aはマンドレルミル
10で元の長さの2〜4倍の長さに延伸され、仕上圧延
用素管8Bとなる。仕上圧延用素管8Bは、必要に応じ
て再加熱炉16によって所定の温度に再加熱された後、
仕上圧延機であるストレッチレデューサ18によって仕
上圧延され、冷却床で常温まで冷却される。ストレッチ
レデューサ18によって素管の外径は最大で75%も絞
られ、素材ビレットの長さの40倍以上にも延伸され、
さらにその外表面はストレッチレデューサ18の最終側
の数スタンドの真円孔型ロールによって定形されるため
比較的硬れた外径寸法精度の仕上管20が得られる。そ
の後仕上管20は、耐蝕性および所定の機械的性値を附
加する目的である固溶化熱処理のために熱処理炉にて再
ヒ1O1O°C〜1150°Cに加熱保持され、その後
水冷によって常温まで冷却される。さらに矯正後、酸洗
等により表面のスケールを除去されて最終製品となる。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、上記の再加熱固溶化熱処理はオフライン
で実施されるため、設備コストがかさむとともに処理能
率の点でも好ましくない。また、材質上の点からは、従
来実施されている固溶化熱処理を行ったものは、耐力が
一般に低く高強度を要求される用途にはC,N等の元素
を添加して成分的に対応するしかなかった。
で実施されるため、設備コストがかさむとともに処理能
率の点でも好ましくない。また、材質上の点からは、従
来実施されている固溶化熱処理を行ったものは、耐力が
一般に低く高強度を要求される用途にはC,N等の元素
を添加して成分的に対応するしかなかった。
近年、ステンレス鋼管を高強度化して使用したいとの要
求が強(、配管用、熱伝達用、構造用などのいずれの用
途においても高強度化が検討されている。この高強度化
をオフラインで熱処理を省略して製造費用を低減できる
方法で達成できれば、コストダウンと特性向上が同時に
得られることになりそのメリットは大きい。
求が強(、配管用、熱伝達用、構造用などのいずれの用
途においても高強度化が検討されている。この高強度化
をオフラインで熱処理を省略して製造費用を低減できる
方法で達成できれば、コストダウンと特性向上が同時に
得られることになりそのメリットは大きい。
ところで、従来の一般的な固溶化熱処理を省略してオー
ステナイト系ステンレス鋼板を製造する方法が、例えば
特開昭55−107729号公報に開示されている。し
かしこの内容は鋼板の製造方法に関するもので、しかも
高強度は達成できない、また、鋼板の製造方法に関して
は、例えば特開昭60−197817号や特開昭60−
26619号公報に開示されているが、継目無鋼管とは
製造プロセスが全(異なるために新規な考えが必要であ
った。また、面記特開昭60−197817や、特開昭
60−26619では高強度は得られるものの、前者に
ついては延性や靭性の低下が著しく、耐食性も再加熱固
溶化熱処理材より劣ること、また後者については、耐食
性が劣ることなどの問題点があった。
ステナイト系ステンレス鋼板を製造する方法が、例えば
特開昭55−107729号公報に開示されている。し
かしこの内容は鋼板の製造方法に関するもので、しかも
高強度は達成できない、また、鋼板の製造方法に関して
は、例えば特開昭60−197817号や特開昭60−
26619号公報に開示されているが、継目無鋼管とは
製造プロセスが全(異なるために新規な考えが必要であ
った。また、面記特開昭60−197817や、特開昭
60−26619では高強度は得られるものの、前者に
ついては延性や靭性の低下が著しく、耐食性も再加熱固
溶化熱処理材より劣ること、また後者については、耐食
性が劣ることなどの問題点があった。
本発明は、上記のような事情に鑑みなされたものであっ
て、オーステナイト系ステンレス鋼の継目無鋼管に対し
オンライン的に従来の再加熱固溶化熱処理材と同等の耐
食性を得て、かつ高強度化した特性を存する製造方法を
提供することを目的とする。
て、オーステナイト系ステンレス鋼の継目無鋼管に対し
オンライン的に従来の再加熱固溶化熱処理材と同等の耐
食性を得て、かつ高強度化した特性を存する製造方法を
提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
本発明者らは、オーステナイト系ステンレス鋼の継目無
鋼管をマンネスマンマンドレルミル法を用いて製造する
に際して、製造工程を詳細に見直し、ステンレス鋼め固
溶化の目的が再結晶と炭化物の固溶化であること、なら
びに継目無鋼管の場合についてこの条件を満足しつつ強
度化を達成するための製造条件を鋭意検討した結果、本
発明を達成するに至った。
鋼管をマンネスマンマンドレルミル法を用いて製造する
に際して、製造工程を詳細に見直し、ステンレス鋼め固
溶化の目的が再結晶と炭化物の固溶化であること、なら
びに継目無鋼管の場合についてこの条件を満足しつつ強
度化を達成するための製造条件を鋭意検討した結果、本
発明を達成するに至った。
すなわち、本発明は、重量%で、C: 0.01〜0.
08%、 Si : 0.1〜1.0%、 Mn :
0.2〜2.0%。
08%、 Si : 0.1〜1.0%、 Mn :
0.2〜2.0%。
Cr : 16.0〜26.0%、 Ni : 6.0
〜22.0%、N:0.30%以下を含有するオーステ
ナイト系ステンレス継目無鋼管を製造するに当たり、仕
上圧延用素管を950〜1160°Cに再加熱した後、
仕上圧延用素管の断面積をAO(cd) 、仕上管の断
面積をA (cd)とするときに次式 %式%) で表わされる仕上圧延時の加工歪εが0.2以上になる
ように加工し、かつεに応して出側の仕上管温度T(”
C)が次式 %式%() を満たす条件で仕上圧延を実施する段階と、この仕上圧
延後の900〜500’Cの温度域を平均冷却速度v(
’C/s)が鋼中の炭素含有l1C(重量%)に応して
次式 %式%) を満たす条件で冷却する段階と、を有することを特mと
する高強度オーステナイト系ステンレス継目無鋼管の製
造方法である。
〜22.0%、N:0.30%以下を含有するオーステ
ナイト系ステンレス継目無鋼管を製造するに当たり、仕
上圧延用素管を950〜1160°Cに再加熱した後、
仕上圧延用素管の断面積をAO(cd) 、仕上管の断
面積をA (cd)とするときに次式 %式%) で表わされる仕上圧延時の加工歪εが0.2以上になる
ように加工し、かつεに応して出側の仕上管温度T(”
C)が次式 %式%() を満たす条件で仕上圧延を実施する段階と、この仕上圧
延後の900〜500’Cの温度域を平均冷却速度v(
’C/s)が鋼中の炭素含有l1C(重量%)に応して
次式 %式%) を満たす条件で冷却する段階と、を有することを特mと
する高強度オーステナイト系ステンレス継目無鋼管の製
造方法である。
く作 用〉
次に本発明における成分限定理由について説明する。な
お、以下に示す成分の%は全て重量%である。
お、以下に示す成分の%は全て重量%である。
C二
Cはオーステナイト相を安定し、強度を増加させるのに
有効であり、そのため0.01%以上必要であるが、量
が増大するとCr炭化物が形成されやすくなり、900
〜soo’cの炭化物析出領域での冷却速度を増加させ
ることが必要になるので、Cは0.08%以下に限定し
た。
有効であり、そのため0.01%以上必要であるが、量
が増大するとCr炭化物が形成されやすくなり、900
〜soo’cの炭化物析出領域での冷却速度を増加させ
ることが必要になるので、Cは0.08%以下に限定し
た。
Si :
Siは通常脱酸元素として0.1%以上必要であるが、
1.0%を越える添加は熱間加工性を低下させるので、
1.0%以下に限定した。
1.0%を越える添加は熱間加工性を低下させるので、
1.0%以下に限定した。
Mn =
Mnは脱酸と熱間加工性の向上のため0.2%以上必要
であるが、2.0%を越える添加は耐食性を阻害するの
で、2.0%以下に限定した。
であるが、2.0%を越える添加は耐食性を阻害するの
で、2.0%以下に限定した。
Cr :
Crはステンレス鋼の耐食性を保つのに必須の元素であ
り、オーステナイト系ステンレス鋼においては硫酸、塩
酸等の非酸化性の酸に対する耐食性は16.0%未満で
は不十分である。しかし、26.0%を越える添加は耐
食性が飽和の傾向を示す一方、オーステナイト組織を保
つため高価なNiを増加する必要があり、コスト上昇を
招く、これらの理由から、crは16.0〜26.0%
の範囲に限定した。
り、オーステナイト系ステンレス鋼においては硫酸、塩
酸等の非酸化性の酸に対する耐食性は16.0%未満で
は不十分である。しかし、26.0%を越える添加は耐
食性が飽和の傾向を示す一方、オーステナイト組織を保
つため高価なNiを増加する必要があり、コスト上昇を
招く、これらの理由から、crは16.0〜26.0%
の範囲に限定した。
Ni:
Niよオーステナイト組織を安定化する作用を有すると
共に、硫酸、塩酸等の非酸化性の酸に対する耐食性を改
善するが、6.0%未満では十分でない、しかし、22
.0%を越える添加は耐食性が飽和の傾向を示しコスト
上昇になることから上限を22.0%とし、6.0〜2
2.0%の範囲に限定した。
共に、硫酸、塩酸等の非酸化性の酸に対する耐食性を改
善するが、6.0%未満では十分でない、しかし、22
.0%を越える添加は耐食性が飽和の傾向を示しコスト
上昇になることから上限を22.0%とし、6.0〜2
2.0%の範囲に限定した。
N:
Nは強度上昇と耐食性の向上に効果のある元素であるが
、0.30%を越える添加は製造性を低下させるので0
.30%以下とした。
、0.30%を越える添加は製造性を低下させるので0
.30%以下とした。
本発明を実施するに当っては上記本発明成分だけでもよ
いし、他に4%以下のMo、2.5%以下のCu、
0.8%以下のNb、 0.5%以下のTiを添加し
ても効果は同じである。添加元素の成分範囲について以
下に述べる。
いし、他に4%以下のMo、2.5%以下のCu、
0.8%以下のNb、 0.5%以下のTiを添加し
ても効果は同じである。添加元素の成分範囲について以
下に述べる。
hO:
Moは耐食性、特に耐孔食性の向上に著しレイ効果のあ
る元素であるが、高価な元素であるため多量の添加はコ
スト増加となるので4%以下に限定した。
る元素であるが、高価な元素であるため多量の添加はコ
スト増加となるので4%以下に限定した。
Cu:
CuはMoと同じく耐食性、特に耐孔食性の向上に著し
い効果のある元素であるが、高価な元素であるため多量
の添加はコスト増加となるので2.5%以下に限定した
。
い効果のある元素であるが、高価な元素であるため多量
の添加はコスト増加となるので2.5%以下に限定した
。
Nb :
NbはNb炭化物を形成し、Cr炭化物の生成を抑制し
て耐粒界腐食性の向上や結晶粒の微細化のために添加さ
れるが、Cと有効に結びつくためのNb1lはC(%)
×lOで十分であり、多量の添加は製造性の低下を招く
ので上限を0.8%に限定した。
て耐粒界腐食性の向上や結晶粒の微細化のために添加さ
れるが、Cと有効に結びつくためのNb1lはC(%)
×lOで十分であり、多量の添加は製造性の低下を招く
ので上限を0.8%に限定した。
Ti :
TiはNbと同じ<Ti炭化物を形成し、Cr炭化物の
生成を抑制して耐粒界腐食性の向上や結晶粒の微細化の
ために添加されるがCと育効に結びつくためのTi量は
C(%)×5で十分であり、多量の添加は製造性の低下
を招くので上限を0.5%に限定した。
生成を抑制して耐粒界腐食性の向上や結晶粒の微細化の
ために添加されるがCと育効に結びつくためのTi量は
C(%)×5で十分であり、多量の添加は製造性の低下
を招くので上限を0.5%に限定した。
次に、製造条件の限定理由を説明する。
再加熱炉での再加熱温度を950〜1160°C:第2
図に、5115304 mについて再加熱炉での加熱温
度を変えてホットストレッチレデエーサ(以下、HSR
と略称する)圧延した本発明に基づくオンライン固溶化
処理材の機械的性質を示す0図かられかるように、再加
熱温度が1160℃より低下すると、0.2%PS、
TSは上昇しはじめ、再加熱温度の低下とともに増大す
る。このような傾向は、他のオーステナイト系ステンレ
ス鋼でも得られており、約1160℃より低くなると強
度が増加し、それよりも高い温度では高強度化は得られ
ない、したがって、再加熱温度は1160’C以下でな
ければならない。
図に、5115304 mについて再加熱炉での加熱温
度を変えてホットストレッチレデエーサ(以下、HSR
と略称する)圧延した本発明に基づくオンライン固溶化
処理材の機械的性質を示す0図かられかるように、再加
熱温度が1160℃より低下すると、0.2%PS、
TSは上昇しはじめ、再加熱温度の低下とともに増大す
る。このような傾向は、他のオーステナイト系ステンレ
ス鋼でも得られており、約1160℃より低くなると強
度が増加し、それよりも高い温度では高強度化は得られ
ない、したがって、再加熱温度は1160’C以下でな
ければならない。
一方、950°Cよりも低い再加熱温度では、再加熱の
目的である再結晶状態と炭化物の再固溶化状態の達成が
不十分となる。その結果、機械的性質では延性、靭性が
低下し、耐食性では、粒界炭化物のため著しく耐食性が
低下する。
目的である再結晶状態と炭化物の再固溶化状態の達成が
不十分となる。その結果、機械的性質では延性、靭性が
低下し、耐食性では、粒界炭化物のため著しく耐食性が
低下する。
上記の理由により、再加熱炉での再加熱温度は950℃
以上1160°Cでなければならない。
以上1160°Cでなければならない。
仕上圧延時の加工歪εを0.2以上となるように加工す
る: 仕上圧延用素管の断面積をAo(cm2)、H3R圧延
後の仕上管の断面積をA(cd)とすると、仕上圧延時
の加工歪君は下記(11弐で表される。
る: 仕上圧延用素管の断面積をAo(cm2)、H3R圧延
後の仕上管の断面積をA(cd)とすると、仕上圧延時
の加工歪君は下記(11弐で表される。
ε= 1!、、l(A o/ A ) −−−−−−−
−・−−−−−−−・−・・・・・−・・−−−−−−
−−・−・・・(1)HSRで仕上圧延用素管を仕上管
に圧延するとき、高強度化状態を得るためには最低0.
2以上の加工歪εを加える必要がある。
−・−−−−−−−・−・・・・・−・・−−−−−−
−−・−・・・(1)HSRで仕上圧延用素管を仕上管
に圧延するとき、高強度化状態を得るためには最低0.
2以上の加工歪εを加える必要がある。
HSR出側の仕上管温度Tを加工歪εに応じて、次式
%式%
を満たす条件で仕上圧延を実施する:
第3図は、5US304 Nについて、外径:90am
、肉厚3〜10m、および外径:146aa、肉厚5m
の仕上圧延用素管を用いて、再加熱温度を950〜11
60°Cとして、HSR圧延での加工歪εと仕上管温度
Tとを変化させて仕上圧延を実施した後の未再結晶組織
残留の存無を示したものである。ここで、加工歪εは仕
上管の外径絞り率を変えることにより、仕上温度Tは仕
上圧延時のデスケーリング水量。
、肉厚3〜10m、および外径:146aa、肉厚5m
の仕上圧延用素管を用いて、再加熱温度を950〜11
60°Cとして、HSR圧延での加工歪εと仕上管温度
Tとを変化させて仕上圧延を実施した後の未再結晶組織
残留の存無を示したものである。ここで、加工歪εは仕
上管の外径絞り率を変えることにより、仕上温度Tは仕
上圧延時のデスケーリング水量。
ロール冷却水量等を調整することにより変化させた。
この図において、再結晶組織(O印)と未再結晶組織残
留(・印)との境界線は、下記(2)式で近似して表さ
れる。
留(・印)との境界線は、下記(2)式で近似して表さ
れる。
T=22(lexp(2・ε) +900 (’C
) −−・(2)図から明らかなように、仕上管温度
Tが高いほど、また加工歪εが大きいほど再結晶組織が
得られ、仕上管温度Tが(2)式より大きい領域であれ
ば十分な再結晶組織となるが、(2)弐より小さい領域
では未再結晶Mi畷が残留する。
) −−・(2)図から明らかなように、仕上管温度
Tが高いほど、また加工歪εが大きいほど再結晶組織が
得られ、仕上管温度Tが(2)式より大きい領域であれ
ば十分な再結晶組織となるが、(2)弐より小さい領域
では未再結晶Mi畷が残留する。
ところで、再結晶が十分行われると強度が低下するので
、高強度化のためには適度に未再結晶組織を残す必要が
ある。それ故、高強度オーステナイト系ス、テンレス継
目無鋼管を得るために仕上管温度Tを下記(3)式の条
件を満足させる必要がある。
、高強度化のためには適度に未再結晶組織を残す必要が
ある。それ故、高強度オーステナイト系ス、テンレス継
目無鋼管を得るために仕上管温度Tを下記(3)式の条
件を満足させる必要がある。
T<220−exp(−2・g) +900 (”
C) −−−43)900〜500°Cの温度域にお
いて平均冷却速度V(”C/s)が鋼中の炭素含有1t
c(重量%)に応じてV≧C’ XIO’ を満たす条
件で冷却する=900〜500’Cの温度域での平均冷
却速度v(’C/s)がC「炭化物の析出に及ぼす影響
を各種の炭素量のオーステナイト系ステンレス鋼につい
て調べた結果、炭素fc(重量%)に応じて、下記(4
)式 %式%(4) を満足する場合にはC「炭化物の析出による粒界腐食を
生じず、上記(4)式を満足しない遅い平均冷却速度V
で冷却した場合は、C「炭化物が析出して粒界腐食を生
じることが判明した。したがって、本発明では900〜
500°Cの温度域での平均冷却速凌を(4)式で規定
した。
C) −−−43)900〜500°Cの温度域にお
いて平均冷却速度V(”C/s)が鋼中の炭素含有1t
c(重量%)に応じてV≧C’ XIO’ を満たす条
件で冷却する=900〜500’Cの温度域での平均冷
却速度v(’C/s)がC「炭化物の析出に及ぼす影響
を各種の炭素量のオーステナイト系ステンレス鋼につい
て調べた結果、炭素fc(重量%)に応じて、下記(4
)式 %式%(4) を満足する場合にはC「炭化物の析出による粒界腐食を
生じず、上記(4)式を満足しない遅い平均冷却速度V
で冷却した場合は、C「炭化物が析出して粒界腐食を生
じることが判明した。したがって、本発明では900〜
500°Cの温度域での平均冷却速凌を(4)式で規定
した。
なお、ここで900°Cを越える高温域あるいは500
℃未満の低温域における冷却速度はCr炭化物の析出に
影響を与えないので、従うて900〜500℃の温度域
についてのみ冷却速度を限定した。
℃未満の低温域における冷却速度はCr炭化物の析出に
影響を与えないので、従うて900〜500℃の温度域
についてのみ冷却速度を限定した。
〈実施例〉
第1表に示すA−Hの5種のオーステナイト系ステンレ
ス鋼の成分をもつ供試材を用いて、第2表に示す製造条
件でステンレス継目無鋼管を製造した。第2表の製造条
件において、実験Ntxl −1゜は本発明例、隠11
−16は比較例、 No、17.18は従来例である。
ス鋼の成分をもつ供試材を用いて、第2表に示す製造条
件でステンレス継目無鋼管を製造した。第2表の製造条
件において、実験Ntxl −1゜は本発明例、隠11
−16は比較例、 No、17.18は従来例である。
なお、表中の基準温度T、は、前記(2)式を用いて求
めた値である。
めた値である。
比較例に対して、本発明の条件を満足していない項目は
*印を付して示したが、kllは素管再加熱温度が11
70°Cで仕上管温度が1ototの例、阻12とに1
3は900〜500℃の平均冷却速度が前記(4)式を
満足しない例、Na14は素管再加熱温度が下限を下ま
わる例、Na15は仕上管温度が1070℃で基準温度
Ttを上まわる例、’&16はH3R圧延での加工歪ε
が0.14でεの下限値0.2を下まわる例である。
*印を付して示したが、kllは素管再加熱温度が11
70°Cで仕上管温度が1ototの例、阻12とに1
3は900〜500℃の平均冷却速度が前記(4)式を
満足しない例、Na14は素管再加熱温度が下限を下ま
わる例、Na15は仕上管温度が1070℃で基準温度
Ttを上まわる例、’&16はH3R圧延での加工歪ε
が0.14でεの下限値0.2を下まわる例である。
従来例のk17.18は、現在通常行われている再加熱
による固溶化処理を行った場合である。
による固溶化処理を行った場合である。
上記の各種の製造条件による実験材のそれぞれの機械的
性質および耐食性を調査して、その試験結果を第2表に
併せて示した。耐食性試験結果でO印は耐食性良好、X
印は大幅に劣ることを示している。
性質および耐食性を調査して、その試験結果を第2表に
併せて示した。耐食性試験結果でO印は耐食性良好、X
印は大幅に劣ることを示している。
第2表において明らかなように、本発明例はいずれも再
加熱固溶化熱処理材である従来例Nα17゜18に比べ
て、0.2%耐力が35kgf/am”以上と高強度化
されており、延性とのバランスも優れており、耐食性も
良好であることがわかる。一方、本発明の条件を満足し
ない比較例は、いずれも本発明例に比較して機械的性質
または耐食性が劣っている。
加熱固溶化熱処理材である従来例Nα17゜18に比べ
て、0.2%耐力が35kgf/am”以上と高強度化
されており、延性とのバランスも優れており、耐食性も
良好であることがわかる。一方、本発明の条件を満足し
ない比較例は、いずれも本発明例に比較して機械的性質
または耐食性が劣っている。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明によれば、上記実施例から
も明らかなように、オーステナイト系ステンレス継目無
鋼管を製造する際に、仕上圧延用素管を950°C以上
でかつ1160°C以下に再加熱し、再結晶状態と炭化
物の再固溶化状態を達成した後、ホントストレッチレデ
ューサ圧延を行い、そのときの加工歪εが0.2以上で
かつ加工歪εに応じて圧延終了温度を規定し、さらに9
00〜500℃の温度域における平均冷却速度を炭素量
に応じて限定することにより、溶体化処理をオンライン
的に実施できるので、再加熱溶体化処理ならびにそのた
めの熱処理炉が不要となり、しかも降伏強度が高くかつ
延性および耐食性にも優れたオーステナイト系ステンレ
ス鋼の継目無鋼管を得ることが可能である。
も明らかなように、オーステナイト系ステンレス継目無
鋼管を製造する際に、仕上圧延用素管を950°C以上
でかつ1160°C以下に再加熱し、再結晶状態と炭化
物の再固溶化状態を達成した後、ホントストレッチレデ
ューサ圧延を行い、そのときの加工歪εが0.2以上で
かつ加工歪εに応じて圧延終了温度を規定し、さらに9
00〜500℃の温度域における平均冷却速度を炭素量
に応じて限定することにより、溶体化処理をオンライン
的に実施できるので、再加熱溶体化処理ならびにそのた
めの熱処理炉が不要となり、しかも降伏強度が高くかつ
延性および耐食性にも優れたオーステナイト系ステンレ
ス鋼の継目無鋼管を得ることが可能である。
また、従来オーステナイト系ステンレス鋼管は、0.2
%耐力が低いため構造用部材として使用するのに難点が
あったが、本発明により高強度を得ることができるので
広く構造用材料として使用することが可能である。
%耐力が低いため構造用部材として使用するのに難点が
あったが、本発明により高強度を得ることができるので
広く構造用材料として使用することが可能である。
第1図は、マンドレルミル方式による継目無鋼管製造ラ
インの一例を示す概要図、第2図は、ホットストレッチ
レデューサ圧延後の仕上管の@成約特性に及ぼす再加熱
温度の影響を示す特性図、第3図は、ホットストレッチ
レデューサ圧延後の仕上管の未再結晶&lIl残留に及
ぼす加工歪ごと仕上管温度Tとの影響を示す特性図であ
る。 2・・・素材ビレット、 4・・・回転炉床式加熱
炉。 5・・・中空素管製造用連続鋳造機。 6・・・マンネスマンピアサ。 8A・・・中空素管、 8B・・・仕上圧延用
素管。 10・・・マンドレルミル、 12・・・マンドレル
バ−114・・・孔型ロール、 16・・・再加
熱炉118・・・ホントストレッチレデューサ(H3P
)。 20・・・仕上管。 特許出願人 川惰製鉄株式会社 第 2 図 ホノトストレノチレデエーサ圧廷前の回加熱温11(℃
) 第3図 0.2 0.6 1.0 1
.4 1.8加 工 歪 ε
インの一例を示す概要図、第2図は、ホットストレッチ
レデューサ圧延後の仕上管の@成約特性に及ぼす再加熱
温度の影響を示す特性図、第3図は、ホットストレッチ
レデューサ圧延後の仕上管の未再結晶&lIl残留に及
ぼす加工歪ごと仕上管温度Tとの影響を示す特性図であ
る。 2・・・素材ビレット、 4・・・回転炉床式加熱
炉。 5・・・中空素管製造用連続鋳造機。 6・・・マンネスマンピアサ。 8A・・・中空素管、 8B・・・仕上圧延用
素管。 10・・・マンドレルミル、 12・・・マンドレル
バ−114・・・孔型ロール、 16・・・再加
熱炉118・・・ホントストレッチレデューサ(H3P
)。 20・・・仕上管。 特許出願人 川惰製鉄株式会社 第 2 図 ホノトストレノチレデエーサ圧廷前の回加熱温11(℃
) 第3図 0.2 0.6 1.0 1
.4 1.8加 工 歪 ε
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 重量%で、C:0.01〜0.08%、Si:0.1〜
1.0%、Mn:0.2〜2.0%、Cr:16.0〜
26.0%、Ni:6.0〜22.0%、N:0.30
%以下を含有するオーステナイト系ステンレス継目無鋼
管を製造するに当たり、仕上圧延用素管を950〜11
60℃に再加熱した後、仕上圧延用素管の断面積をA_
o(cm^2)、仕上管の断面積をA(cm^2)とす
るときに次式 ε=ln(A_o/A) で表わされる仕上圧延時の加工歪εが0.2以上になる
ように加工し、かつεに応じて出側の仕上管温度T(℃
)が次式 T<220・exp(−2・ε)+900(℃)を満た
す条件で仕上圧延を実施する段階と、この仕上圧延後の
900〜500℃の温度域を平均冷却速度v(℃/s)
が鋼中の炭素含有量C(重量%)に応じて次式 v≧C^3×10^4(℃/s) を満たす条件で冷却する段階と、 を有することを特徴とする高強度オーステナイト系ステ
ンレス継目無鋼管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28856487A JPH01132717A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 高強度オーステナイト系ステンレス継目無鋼管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28856487A JPH01132717A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 高強度オーステナイト系ステンレス継目無鋼管の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01132717A true JPH01132717A (ja) | 1989-05-25 |
Family
ID=17731884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28856487A Pending JPH01132717A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 高強度オーステナイト系ステンレス継目無鋼管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01132717A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0344449A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-26 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ステンレス形鋼およびその製造方法 |
AU2003204369B2 (en) * | 2000-03-31 | 2005-01-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle Fender Structure |
CN106048421A (zh) * | 2016-07-18 | 2016-10-26 | 宝鸡石油钢管有限责任公司 | 一种110ksi级不锈钢油管及其制造方法 |
CN110257720A (zh) * | 2019-06-21 | 2019-09-20 | 浦项(张家港)不锈钢股份有限公司 | 一种免退火不锈钢板材的生产工艺 |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP28856487A patent/JPH01132717A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0344449A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-26 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ステンレス形鋼およびその製造方法 |
AU2003204369B2 (en) * | 2000-03-31 | 2005-01-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle Fender Structure |
CN106048421A (zh) * | 2016-07-18 | 2016-10-26 | 宝鸡石油钢管有限责任公司 | 一种110ksi级不锈钢油管及其制造方法 |
CN110257720A (zh) * | 2019-06-21 | 2019-09-20 | 浦项(张家港)不锈钢股份有限公司 | 一种免退火不锈钢板材的生产工艺 |
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