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JPH0112984Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0112984Y2
JPH0112984Y2 JP3039384U JP3039384U JPH0112984Y2 JP H0112984 Y2 JPH0112984 Y2 JP H0112984Y2 JP 3039384 U JP3039384 U JP 3039384U JP 3039384 U JP3039384 U JP 3039384U JP H0112984 Y2 JPH0112984 Y2 JP H0112984Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
wheel drive
sensor
wheel
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3039384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60142129U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3039384U priority Critical patent/JPS60142129U/ja
Publication of JPS60142129U publication Critical patent/JPS60142129U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0112984Y2 publication Critical patent/JPH0112984Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は四輪駆動車の駆動力の伝達状態を表示
するようにした、四輪駆動車の表示装置に関する
ものである。
(従来技術) 四輪駆動車は、変速機によつて適当変速段に切
換えられたエンジン出力を、前後輪切換機構によ
つて、前後輪に分配して伝達するようにしてあ
る。そして、二輪駆動時には駆動力が与えられな
い側の車輪が拘束されない状態にして、駆動力の
無駄な消費を防ぐようにしてある。この機構は一
般にフリーホイール機構と呼ばれる。このフリー
ホイール機構は、二輪駆動で走行するときには車
輪が自由に回転しうるように解除状態にしておく
ことが望ましいが、時として、ロツク状態のまま
二輪駆動で走行し、不要な部分を回転させて、燃
費を悪くすることがある。
(考案の目的) 本考案は、上記した従来技術が有する問題を解
決するために、駆動力の伝達状態を表示するよう
にした装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は上記目的を達成するために、四輪駆動
車のうち、二輪駆動時には駆動力が与えられない
側の車輪にフリーホイール機構を装備したものに
おいて、変速機に結合され、該変速機の回転出力
を前後輪に切換えて伝達する副変速機内に、該副
変速機の切換えによつて回転する前輪および後輪
とともに回転するギヤを設け、該回転する各ギヤ
に対向する位置と、切換軸に対向する位置とにそ
れぞれセンサを設け、該複数個のセンサの検出信
号によつて、駆動力の伝達状態を表示するように
構成したものである。これにより、表示を見れ
ば、即時に状態がわかるので、誤操作の防止がで
きることになる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図について説明す
る。まず、第1図において1はエンジン、2は変
速機、3は副変速機である。エンジン1の出力は
変速機2により適当変速段に変速され、副変速機
3を介して、推進軸4,5により前後の最終減速
機6,7に伝達されることになる。8は前輪、9
は後輪で、前輪8と最終減速機6を結合する駆動
軸10にはフリーホイール機構11が設けられて
いる。12は副変速機3の出力軸13と推進軸4
とを結合するフランジである。
第2図は第1図中の要部詳細を示すものであ
る。この図において14は後輪駆動軸であつて、
ベアリング15により支持されており、図示しな
い部分から回転力を受け、また、右端において後
輪用の推進軸5(第1図参照)に結合されている
ものである。後輪駆動軸14の図における左端に
は出力軸13がベアリング16,17に支持され
て同一軸線上に設けられており、前述のようにフ
ランジ12により、前輪用の推進軸4に結合され
る。
後輪駆動軸14の端部にはクラツチハブ18が
取付けられており、その外周部のドグ18aには
スリーブ19が噛合している。一方、出力軸13
にもドグ13aが設けられており、スリーブ19
が左方に動いて噛合したとき、後輪駆動軸14と
一体に回転するようになつている。スリーブ19
の溝19aにはフオーク20の先端が嵌合してい
る。フオーク20は、基部において軸21によ
り、切換軸22に取付けられている。
スリーブ19の一側には回転検出用のギヤ23
が設けられており、これに対向して第1のセンサ
24が設けられている。この第1のセンサ24
は、ギヤ23の回転または停止状態から、後輪9
の状態を検出するものである。一方、出力軸13
にも回転検出用のギヤ25が設けられており、こ
れに対向して第2のセンサ26が設けられてい
る。この第2のセンサ26は、前輪8の状態を検
出する。そして、切換軸22に対向したところに
は第3のセンサ27が設けられ、切換軸22の動
き、すなわち、前輪8が駆動状態にあるか否かを
検出するようになつている。
次に、以上説明した装置の作動を説明する。第
2図に示す状態では、スリーブ19が出力軸13
側のドグ13aに噛合していないので、後輪駆動
軸14からの前輪8側への駆動力伝達はない。こ
のため前輪8のフリーホイール機構11がロツク
状態にあれば出力軸13は前輪8側から駆動され
て回転し、フリーホイール機構11が解除されて
いれば回転しない状態にある。これらの状態は、
第2のセンサ26によつて検出される。第1のセ
ンサ24はスリーブ19の回転状況、すなわち後
輪駆動軸14の回転、停止状況を検出し、第3の
センサ27はスリーブ19の状況を検出する。
以上三つのセンサ24,26,27の出力信号
の組合せから、二輪駆動走行におけるフリーホイ
ール機構11のロツク時と解除時の区別、および
これらと四輪駆動走行時との区別ができることに
なるので、これらを図示しない制御回路により整
理して、インストルメントパネル等にランプ表示
等を行なうことになる。なお、上記した3種のモ
ードのうち、二輪駆動走行におけるフリーホイー
ル機構11の解除時の状態は、必らずしも表示し
なくてもよい。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成したものであ
るから、運転者は動力伝達状況とフリーホイール
機構の状況を適確に把握することができるので、
二輪駆動走行時にフリーホイール機構をロツク状
態にして、無駄な燃料消費などを生ずることがな
い利点がある。
そしてこのような作動を得るためのセンサを副
変速機内部のギヤに対向する位置と、切換軸に対
向する位置とに設けたことにより、前後輪の回転
を正確にとらえることができるので、作動が確実
で誤動作のない表示装置が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した自動車の駆動機構の
概略を示す平面図、第2図は第1図の要部を詳細
に示した横断面図である。 8……前輪、9……後輪、24……第1のセン
サ、26……第2のセンサ、27……第3のセン
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二輪駆動時には駆動力が与えられない側の車輪
    にフリーホイール機構を装備した四輪駆動車にお
    いて、変速機に結合され、該変速機の回転出力を
    前後輪に切換えて伝達する副変速機内に、該副変
    速機の切換えによつて回転する前輪および後輪と
    ともに回転するギヤを設け、該回転する各ギヤに
    対向する位置と、切換軸に対向する位置とにそれ
    ぞれセンサを設け、該複数個のセンサの検出信号
    によつて、駆動力の伝達状態を表示するように構
    成したことを特徴とする四輪駆動車の表示装置。
JP3039384U 1984-03-02 1984-03-02 四輪駆動車の表示装置 Granted JPS60142129U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3039384U JPS60142129U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 四輪駆動車の表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3039384U JPS60142129U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 四輪駆動車の表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60142129U JPS60142129U (ja) 1985-09-20
JPH0112984Y2 true JPH0112984Y2 (ja) 1989-04-17

Family

ID=30530052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3039384U Granted JPS60142129U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 四輪駆動車の表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60142129U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641251B2 (ja) * 1985-04-22 1994-06-01 マツダ株式会社 4輪駆動車のトルク配分表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60142129U (ja) 1985-09-20

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