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JPH01128113A - 小型電気機器 - Google Patents

小型電気機器

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Publication number
JPH01128113A
JPH01128113A JP62287118A JP28711887A JPH01128113A JP H01128113 A JPH01128113 A JP H01128113A JP 62287118 A JP62287118 A JP 62287118A JP 28711887 A JP28711887 A JP 28711887A JP H01128113 A JPH01128113 A JP H01128113A
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JP
Japan
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voltage
circuit
secondary battery
output
counter
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Application number
JP62287118A
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English (en)
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JP2597859B2 (ja
Inventor
Junzo Murata
村田 順造
Masaji Aoi
正司 青井
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Maxell Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
Application filed by Kyushu Hitachi Maxell Ltd, Hitachi Maxell Ltd filed Critical Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP62287118A priority Critical patent/JP2597859B2/ja
Publication of JPH01128113A publication Critical patent/JPH01128113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2597859B2 publication Critical patent/JP2597859B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は二次電池を駆動電源とした小型電気機器であ
って、特に回路始動時にリセットを必要とするものに関
する。
[従来の技術] 通常、フリップフロップを使用したデジタル回路あるい
は所謂「マイコン」制御の電子回路にあっては、電源電
圧が所定値を下廻ると回路状態が不定となるため、再起
動時にリセットあるいはセット信号を送って回路を初期
化することを必要とする。
従来かかるリセットの方法として、電源スィッチのオン
動作と連動してリセット信号を発生させたり、別にリセ
ットボタンを備えて手動によりリセットをかけるのが一
般的であった。
[発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、ニカド電池の様な二次電池を駆動電源と
し、回路を常時作動させながら内部演算を続ける形式の
電気機器にあっては、電源スィッチそれ自体が存在しな
い。かといって二次電池への充電の度にリセットをかけ
て回路を初期化したのでは、演算データの継続性が損な
われるばかりか、機器それ自体の動作が十分に保証され
ない虞れがある。
一方、リセットボタンを別に設けて使用者に手動でリセ
ットをかけさせる方法では、誤操作が発生するとともに
、操作性も劣ることは明らかである。
上記不都合に対し、二次電池の端子電圧が回路の動作可
能電圧を下部ったのち、充電によって再び端子電圧が上
昇する時期を検出して自動的にリセットをかける方法も
考えられるが、二次電池はその内部抵抗に起因して充電
初期における電圧それ自体が比較的高く、それ以後の電
圧上昇も比較的緩やかであることが多いため、かかる電
圧変化を捉えてリセット信号を取り出すことは難しく、
確実性に劣るなど問題が多い。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであって、比
較的簡単な構成で、確実にリセットをかけることができ
る小型電気機器を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 第1図(a)は本発明にかかる小型電気機器の基本的構
成を示すブロック図であって、複数回の充放電が可能な
二次電池6と、該二次電池6から駆動電力が供給されて
常に動作状態におかれる電子回路と、該電子回路にリセ
ット信号SRを送るリセット信号発生手段とを備えてい
る。
リセット信号発生手段は、二次電池6の端子電圧が設定
値vLを下部るのと連動して、電子回路に向けリセット
信号SRを連続して送ることを特徴とする。
「作用」 上記構成により、第1図(b)の時刻b+の如く、二次
電池6の容量が十分にあって端子電圧が設定値VLより
十分高い間は、リセット信号発生手段はリセット信号S
Rを発生せず、電子回路は通常の動作を続ける。
ここで二次電池6の放電が進み、端子電圧が時刻teで
設定値VLを下部ると、リセット信号発生手段から電子
回路に向けリセット信号SRが連続的に送出され、回路
動作は斜線で示す如く初期状態を維持する。この状態で
、充電を開始すれば、リセットが連続してかかった状態
で二次電池6の端子電圧が再び上昇し、端子電圧が設定
値vLを超えるとす゛セット信号SRが停止して、リセ
ットがかかった初期状態から所定の回路動作が再開する
のである。
一方、時刻t8を超えた後もその1に二次電池6の放電
を続け、二次電池6の端子電圧がリセット信号発生手段
それ自体の動作可能な電圧VΩをも下部ると、リセット
信号SRも停止する。しかし充電が再開されて二次電池
6の端子電圧が上昇すると、先ず時刻tcでリセット信
号発生手段が動作して、リセット信号SRが電子回路に
向け送出され、斜線で示すリセット状態に入る。
更に充電が進み、端子電圧が上昇して電子回路の動作が
安定するまで電子回路はリセットが繰り返されて、初期
状態がそのまま維持される。しかる後、時刻toに端子
電圧が設定値VLを上部るとリセット信号SRは自動的
に止まり、電子回路は通常の動作を始めるのである。
[実施例コ 以下本発明を電気かみそりに実施した一例に基づいて説
明するがこれに限らず、各種小型電気機器に於いて略同
様に実施できることは勿論である。
本発明を実施する電気かみそり1は、第2図に示す如く
、外刃2を本体ケース3の上部に着脱自在に取り付ける
とともに、該外刃2の内側に内刃4を摺動自在に配設す
る。更に本体ケース3の内部には、前記内刃4を往復駆
動するモータ5と、該モータ5に回転駆動電力を供給す
る二次電池6と、該二次電池6に対する充電制御あるい
はモータの回転制御等の各種制御を行わせる電子回路7
を収納する。また本体ケース3の正面中央に、モータ5
への通電時期を規制するスライド式スイッチ8のノブ9
を備え、更にスイッチノブ9の下方に、モータの回転制
御が可能な状態か否かを表示する2つの発光ダイオード
からなる回転制御表示器10と、二次電池6の充放電状
態に対応した表示を行なう6つの発光ダイオードからな
る電池容量表示器11とを配設している。更に本体ケー
ス3の下部には、先端に電源プラグ12を設けた電源コ
ード13を挿脱自在に備え、二次電池6の充電に加え、
商用交流電源によるモータの直接駆動を可能としている
第3図は、上記した本体ケース3に内蔵する電子回路7
全体の概略を示すブロック図であって、商用交流電源1
4から供給される100〜240Vの交流電圧を所定の
充電電圧に変換するインバータ回路15と、電子回路全
体に電力を供給する電源部16と、モータ5の回転状態
を制御する回転制御部17と、電気かみそり1の動作状
態を常時検出する検出部18と、検出部18から取り出
される各種検出信号に基づいて、インバータ回路15の
出力制御と二次電池6の現在容量の表示制御を行なう中
央制御部19と、検出部18あるいは中央M#部19か
らの制御信号入力でインバータ回路15の発振を強制的
に停止する出力制御部20とから構成される。
電源部16は、複数回の充放電が可能なニッケル・カド
ミュウム電池等の二次電池6を備えた主電源21と、イ
ンバータ回路15からの出力電圧を整流平滑した補助電
源22とから成り、モータ5および電子回路7へ電力供
給を行なう。
モータ5はスイッチ8を介して主電源21側から電力が
供給されるとともに、回転検出回路23および回転制御
回路24を備えた回転制御部17の働きで、電池電圧の
変動あるいはモータ5に対する街重負荷の軽重にかかわ
らず略一定のモータ回転速度を維持出来るようにしてい
る。
中央制御部19は、RAM25あるいはROM26など
の各種周辺回路を一体に構成した、所謂「1チツプタイ
プのマイクロプロセッサ」が使用され、クロック信号の
入力と同期して動作するものであって、中央処理装置2
7と1/○装置28間を各種バス29を介して接続し、
検出部18から出力される検出情報を、■/○装置28
上の入力ボートを介して取り込み可能とするとともに、
かかる情報を制御データとし、ROM26内に記憶した
プログラムに従った制御動作を行い、出力ボートからイ
ンバータ回路15および表示器10・11に向け制御信
号を出力する。
検出部18は、交流入力検出回路30でインバータ回路
15に商用交流電源14が接続されているか否かを、モ
ータ給電検出回路3ユでモータ駆動用のスイッチ8がオ
ン操作されているか否かを各々検知し、電気かみそり1
の動作モード決定の為の基本情報とする。更に二次8力
検出回路32で補助電源22からの出力電圧VCを検知
し、該電圧Vsを一定に維持する様にインバータ回路1
5を制御することにより、使用する商用電源電圧の10
0〜240Vの間での違いにもかかわらず、インバータ
回路15からの出力を略一定に維持可能とする。咳た回
転異常検出回路33で、モータ5に通電されたにもかか
わらすモータ5がロックされたま才の状態を検知し、か
かる場合にはインバータ回路15を強制的に停止して、
インバータ回路15の温度上昇による破損を防止してい
る。更に負荷量検出回路34で、モータ5における消費
電流の大小を検知し、モータ駆動時における電池容量表
示を相対補正する一方、上限電圧検出回路35および下
限電圧検出回路36で充放電時に二次電池6の端子電圧
VMが上下限値に達したことを検知し、かかる検知で電
池容量表示器11の表示値を絶対補正する様にしている
なお、二次出力検出回路32および回転異常検出回路3
3は、その検出信号を出力制御部20に制御信号5L−
82として入力し、インバータ回路15を直接制御する
様にしているが、中央制御部19に対する検出信号とし
、該制御部19を介してインバータ回路15を間接的に
出力制御を行なわせることも可能である。
以下第4図ないし第6図で示す電気回路図に基づき、第
3図の構成を更に具体的に説明する。
(インバータ回路) インバータ回路15は第4図に示す如く、ダイオードブ
リッジ37及びフィルタ38を備えた整流回路39を入
力側に備え、本体ケース3に対して着脱自在な電源プラ
グ12を介して入力した商用交流電源14を整流回路3
9で全波整流した後、温度ヒユーズ40を通じてインバ
ータ回路15に印加する。
インバータ回路15は、出力トランジスタ41のコレク
タ側に、−次コイル42と該−次コイル420両端に接
続されてトランジスタ41のオフ時に発生する衝撃電圧
を吸収する衝撃吸収部43とを介装すると共に、ベース
とエミッタ間に帰還部44を備える。更に一次コイル4
2と同一鉄心上に、帰還コイル45、出力コイル46及
び三次コイル47を巻いている。
帰還部44は、帰還コイル45の一端を出力トランジス
タ41のベース端に繋ぎ、帰還コイル45の他端と出力
トランジスタ41のエミッタ間にコンデンサ48を接続
するとともに、出力トランジスタ41のエミッタ・ベー
ス間に逆方向にダイオード49を接続し、エミッタ端を
抵抗50を介して二次電池6のプラス側に接続している
。更に帰還コイル45とコンデンサ48の接続点には、
整流回路39からの出力電圧を抵抗51・52で分圧し
た電圧を抵抗53を介して印加可能としている。
=11− 上記構成により、インバータ回路15への電圧印加と同
時に抵抗52の両端に電圧が発生し、かかる電圧により
コンデンサ48の充電が開始される。コンデンサ480
両端電圧が上昇して出力トランジスタ41のターンオン
電圧付近に達すると、該トランジスタ41のコレクタ端
に接続された一次コイル42に電流が流れはじめ、かか
る電流の増加により帰還コイル45に電圧が発生する。
この電圧がトランジスタ41のベース・エミッタ間を通
じて流れ、トランジスタ41をオンすると同時にコンデ
ンサ48を上記と逆方向に急速に充電する。ここで、−
次電流が安定化して帰還コイル45の両端電圧が減少す
ると、コンデンサ48の充電電圧によりダイオ、−ド4
9を通じて上記とは逆方向に電流が流れ、ダイオード4
9の両端電圧が阻止電圧となって出力トランジスタ41
を急激にオフする。出力トランジスタ41のオフ後は、
帰還コイル45から出力される電圧およびダイオード5
4で選択的にベース端に繋がれた抵抗55によりコンデ
ンサ48を急速に放電させたあと、抵抗520両端電圧
が再度抵抗53を通じてコンデンサ48に印加され、コ
ンデンサ48を正方向に充電して、上記オンオフ動作を
繰り返す。
上記したインバータ回路15における一連の動作中、出
力トランジスタ410オン時に一次コイル42側に蓄え
られたエネルギーは、出力トランジスタ41のオフ期間
に電源部16から選択的に取り出される。
(電源部) 電源部16は、主電源21と補助電源22とからなる。
主電源21は、出力コイル46の出力端に整流用ダイオ
ード56と二次電池6を接続したものであって、インバ
ータ回路15の停止時には二次電池6から、インバータ
回路15が動作中はそれに出力コイル46からの出力を
加えて電圧VMが取り出され、電子回路7を常時動作可
能状態にする。
一方、補助電源22は三次コイル47の出力側に整流用
ダイオード57と大容量の平滑用コンデンサ58を接続
したものであって、インバータ回路15の動作時にのみ
補助電圧VSが出力され、専らインバータ回路制御用の
回路に駆動電力を供給する。
なお、三次コイル47を前記した出力コイル46より巻
数が数倍大きく設定することにより出力コイル46側よ
り大きな電圧を出力可能とし、従って補助電源22から
は、インバータ回路15の動作中であるが該インバータ
回路15に制御が十分にかかつているためにインバータ
回路15からの出力が低下している場合に於いても、各
種回路の駆動及び制御が行なえる必要十分な大きさの補
助電圧Vsが取り出せる様にしている。
(出力制御部) 出力制御部20は、インバータ回路15を構成する出力
トランジスタ41のベース端とスイッチング用のトラン
ジスタ59のコレクタ端をダイオード60を介して接続
するとともに、エミッタ端を接地したものであって、二
次出力検出回路32、回転異常検出回路33あるいは中
央制御部19の何れか1つから、High状態の制御信
号S1・S2・S3がOR回路61を介してトランジス
タ590ベース端へ入力されるのと同時にオンし、イン
バータ回路15の出力トランジスタ41のベース端をア
ースしてインバータ回路15の発振動作を強制的に停止
する。
(回転制御部) 回転制御部17は第5図に示す如く、常時は動作を停止
しているが、スイッチ接点8aのオン動作と連動して作
動するものであって、モータ5の回転軸の動きを検出す
る回転検出回路23と、検出した回転速度に対応してモ
ータ印加電圧を制御し、モータ回転速度を略一定にする
回転制御回路24とからなる。
回転検出回路23は、モータ回転軸の動きを、発光ダイ
オード及びフォトトランジスタとからなるフォトインク
ラブタロ2を用いて検出し、モータ5の回転速度に対応
した周波数の信号を発生する。この信号は更にフィルタ
回路63に入力され、モータの回転周期に対応した周波
数成分の交流信号のみが選択的に波形整形回路64に送
られる。
波形整形回路64は、比較器65のマイナス側入力端子
にフィルタ回路63からの出力信号を入力する一方、プ
ラス側端子には二次電池電圧VMを抵抗66・67で分
圧した基準電圧を印加し、更に出力端には、抵抗68を
介して二次電池6側に繋がれたダイオード69を接続す
るとともに抵抗70で正帰還がかけられており、ダイオ
ード690両端からは、該ダイオード69の順方向電圧
でピーク値が規制された矩形波状の検出信号が、回転制
御回路24に向け出力される。
回転制御回路24は、モータ5の回転速度に対応した周
波数の入力信号を、D−A変換器71で周波数に対応し
た大きさの検出信号に変換した後、比較器72で基準電
圧と比較し、両者の間にずれが発生すると、ずれの値に
対応した制御信号をモータ制御回路73に送る。該制御
回路73はダーリントン接続されたトランジスタ74で
あって、モータ5への通電回路中に介装されており、制
御信号によりトランジスタ740ベース電圧を変化し、
トランジスタ74のコレクタ・エミッタ間における降下
電圧値を制御してモータ5への印加電圧を増減し、モー
タ5に加わる荷重負荷の大小あるいは二次電池6の端子
電圧V11の高低にかかわらず、略一定の回転速度を維
持する回転速度制御が行われる。
(検出部) 交流入力検出回路30は、第4図に示す如く、整流回路
39の出力側にインバータ回路15と並列に接続され、
電源プラグ12がコンセントに挿入されて電気かみそり
1が商用交流電源14の使用モードになっているか否か
を検出するものであって、常時は中央制御部19の出力
ボートに繋がれたトランジスタ121を介して主電源2
1からHigh電圧が印加されているが、AC電源が入
力されると整流回路39から出力される全波整流電圧を
抵抗75・76で分圧し、交流入力時に抵抗76の両端
に発生する電圧でトランジスタ77をオンして接地する
ことにより、中央制御部19にLO賢状態の検出信号S
Qを送る。
二次出力検出回路32は、第4図に示す如く、補助電源
22の出力側に接続されるものであって、補助電源22
の出力電圧VSを抵抗78・79で分圧することにより
、インバータ回路15から二次電池6へ向けて出力され
るパルス状の充電電圧の平均値の増減に比例して変化す
る値の検出電圧を取り出す。更に、かかる電圧とダイオ
ード80の順方向電圧を利用した基準電圧との大小を○
Pアンプを用いた比較器81で比較し、検出電圧が基準
電圧を上廻った時に比較器81から出力制御部20に制
御信号S1を送り、インバータ回路15の発振を間欠的
に停止することにより、商用交流電源14の電圧値が1
00〜240Vの範囲内であれば、インバータ回路15
から二次電池6側に向け出力される電力量が略一定とな
る様に、インバータ回路15の出力制御を行なう。
なお、インバータ回路15を作動させた咳まモータ5を
駆動した時、上記した検出電圧が低下するのに対し、基
準電圧は略一定の値を維持する。
そこで、モータ5に通電するスイッチ接点8aをオンし
てモータ5を駆動すると同時に検出電圧発牛用の並列抵
抗82をスイッチ接点8bでオフし、検出電圧を上昇さ
せて検出電圧値の補正を行ない、インバータ回路15に
おける負荷電流の大/J\にかかわらずインバータ回路
15からの出力電力を略一定に維持可能とする。また、
検出電圧発生用の抵抗79と並列にコンデンサ83を繋
いでピーク電圧を抑え、制御がかかりはじめる時期を遅
らせて、制御誤差を可及的に小さくしている。更に、基
準電圧発生用のダイオード80と直列にサーミスタ84
を繋ぎ、回路温度の上昇に対応してダイオード80に流
れる電流を微調整し、基準電圧の安定化を図っている。
回転異常検出回路33は、第5図に示す如く回転検出回
路23の出力側に接続されて、インバータ回路15が作
動中で且っモータスイッチ8がオンされてモータ5に通
電されているにもかかわらず、例えば二次電池6の容量
不足のためにモータ5が起動不良に陥った場合に、出力
制御部20に制御信号S2を送ってインバータ回路15
を強制的に停止し、インバータ回路15からモータ5に
過大な電流が流れるのを防止する。すなわち、主電源2
1の出力電圧v1をスイッチ接点8aを介してトランジ
スタ85のコレクタ・エミッタ間に接続するとともに、
回転検出回路23がらの出力信号をベース端に印加する
ことにより、モータ5の回転に対応して二次電池電圧V
Mをトランジスタ85で断続し、コレクタ端に矩形波状
信号を取り出す。
この信号を更に整流回路86で平滑してトランジスタ8
70オン電圧とする一方、補助電源22がらの出力電圧
Vsを出力制御部20に印加しておき、トランジスタ8
7のオン時に出力制御部20の入力端をトランジスタ8
7で接地可能とする。かがる構成により、インバータ回
路15が作動していない間は補助電源22からの出力電
圧vs力!なく、他方モータ5が正常回転中は、トラン
ジスタ87がオンして何れも出力制御部20に対する制
御信号S2の入力はないから、インバータ回路15は通
常の動作を続ける。しかし、インバータ回路15が作動
中にもかがわらずモータ5の回転がロックされた場合、
補助電源22からの出力電圧Vsが低下して、二次出力
検出回路32はインバータ回路15からの出力を増加す
る方向に制御が働き、モータ5にインバータ回路15か
ら大電流が流れようとするが、トランジスタ87がオフ
して補助電源22からの出力電圧v9を出力制御部20
に制御信号S2として印加し、インバータ回路15を強
制的に停止してインバータ回路15が過負荷により破損
するのを未然に防止する。
負荷量検出回路34は、モータ制御回路73のトランジ
スタ74のベース電圧が、モータ5に加わる荷重負衛の
大小に対応して増減するのを利用して、モータ5に於け
る渭aS力量を大小2段階に検出せんとするものであっ
て、第5図に示す如く、ベース電圧を抵抗89・90で
分圧した値と二次電池電圧VNを抵抗91・92で分圧
した値とをOPアンプを用いた比較器88で比較し、両
者の大小に対応したHighまたはLowの検出信号S
cを中央制御部19に送る。
上限電圧検出回路35は、第6図に示す如く、主電源2
1と並列に分圧用の抵抗93・94を接続し、二次電池
6の端子電圧vnの変化に比例した値の検出電圧を抵抗
94の両端から取り出す。抵抗94には補助電源22が
らの出力電圧Vsでオンするトランジスタ95が直列に
接続されており、インバータ回路15が動作中にのみ該
トランジスタ95はオンして検出電圧を出力さゼて!電
力を図るとともに、インバータ回路15の動作時期に対
応した検出信号を出力する様にしている。検出電圧は更
に、OPアンプを用いた比較器96においてダイオード
97で形成した基準電圧と比較され、二次電池6の端子
電圧が、予め設定しておいた上限電圧を越えて満充電状
態が近付いたことが検出されると出力端がLowがらH
ighに反転し、中央制御部190入カボートに接続し
たトランジスタ98に信号を送り、該トランジスタ98
をオンして入力ボートを接地して検出信号SHを送り、
二次電池6が上限電圧に達したことを中央制御部19に
知らせる。
下限電圧検出回路36は、スイッチ接点8cのオン動作
と連繋してモータ駆動期間中にのみ作動するものであっ
て、二次電池6の端子電圧−を抵抗99・100で分圧
して検出電圧を取り出し、ダイオード101による基準
電圧と比較器102で比較して通常はHi gh状態の
検出信号を出力しているが、電圧が予め設定した下限電
圧を下廻るとLovに変化し、中央制御部]9に検出信
号SLを送って、二次電池6の端子電圧V++が下限電
圧を下廻ったことを知らせる。
なお、放電時に二次電池6の周囲温度が上昇すると二次
電池6からのみかけの出力電圧が低下し、検出電圧と基
準電圧も下がるが、検出電圧が出力電圧に比例して低下
するのに対して、基準電圧は指数関数的に低下する。そ
こで、必要以上に低下する傾向にある基準電圧発生用の
ダイオード101と直列にサーミスタ103を接続し、
温度上昇時におけるダイオード101及びサーミスタ1
03での各々の分割電圧割合を温度上昇前と同じ傾向に
なるようにするとともに、ダイオード103に流れる電
流を増加し、基準電圧それ自体の値を補正する様にして
いる。
=23− モータ給電検出回路31は、スイッチノブ9の操作状況
を中央制御部19に知らせるものであって、本実施例で
は第6図に示す如く、主電源21からの出力電圧VNを
下限電圧検出回路36のサーミスタ103およびダイオ
ード101を通じて中央制御1lTs19の入力ポート
に常に印加しておき、スイッチノブ9の操作時にスイッ
チ接点8cで入力ボートを接地することにより、該ポー
トにHighからLowに変化する検出信号Sつを送り
、モータ5への通電時期を中央制御部19に知らせる。
(中央faJ御部) 第7図は、第3図に示す中央制御部19のROM26内
に記憶されたプログラムによる制御手順の概略を示す流
れ図であり、第8図はそのプログラムによる制御時に、
内部レジスタあるいはRAM25上に擬似的に構成され
るカウンタの対応関係を示す説明図であって、以下両図
を用いて、中央制御部19の構成を説明する。
中央制御部19は、第8図に示す如く基本的な回路構成
は単一で、電気かみそり1の使用モードおよ妙該モード
中の検出条件が変わる毎に、カウンタのカウント値を変
更するなどして設定をし直し、回路構成をモード毎およ
び各モード中の検出条件毎に実質的に変更可能とするこ
とにより、同一回路を用いて相異なる複数モードの制御
処理が行えるようにしたものであって、15 m5ec
タイマー104から約15m秒毎に出力される信号をト
リガーとし、第3図に示すI10装置28の各ポートか
ら検出信号を中央処理装置27へ読み込み、検出信号の
値から現在の使用モードを判断し、カウンタ値の初期設
定など所定のモード処理を行なった後、カウンタの積算
など一連の処理を行なう。
すなわち、15m5タイマー104の出力端は1秒カウ
ンタ105につながれ、該カウンター105がカウント
オーバーして1秒経過する毎にモードカウンタ106に
信号を送る。
モードカウンタ106は、二次電池6の充電・モータ5
の交流駆動および電池駆動の各モードで使用する第1お
よび第2カウンタ107・108と、待機モードで使用
する待機モードカウンタ109とから構成され、モード
が変更される毎にカウンタ値を設定し直すとともに、各
モード中では、検出条件に対応して第1および第2モー
ドカウンタ107・108を使い分けることにより、使
用モードに対応した増加または減少率で電池容量の積算
計算をすることを可能とする。すなわち、15m秒毎に
行なわれる一連のステップ処理中は、検出条件で一義的
に決まる1つのモードカウンタのみがアクティブとなり
、該当のカウンタをカウントダウン処理し、更にカウン
ト処理をしたモードカウンタ106が所定値をカウント
し終えてゼリになると、続くメインカウンタ110に信
号を送るとともに、該当モードの初期カウンタ値を再度
設定する。
メインカウンタ110は128進のアップダウンカウン
タであって、モード変更時においてもカウント値をその
まま保存するとともに、充電モード時にはカウント値を
アップカウント処理し、その他のモード時にはダウンカ
ウント処理することにより、続く表示カウンタ111の
値とメイン力ウンタ110のカウント値とで、現在の電
池容量を特定し、モード変更にかかわらず、電池容量表
示器11における表示動作に連続性をもたせる様にして
いる。かかるメインカウンタ110が所定数をカウント
するごとに、表示カウンタ111へアップまたはダウン
信号を送り、表示カウンタ]11の値を変更する。
表示カウンタ111は4ビツトのシフトレジスタと略等
価な構成であって、各ビットに対応させて100〜40
%表示用の緑色の発光ダイオード11a〜lidを接続
するとともに、メインカウンタ110から信号が入力さ
れる毎にビットシフトさせることにより点灯する発光ダ
イオード数を増減させ、40%〜100%までの電池容
量を20%間隔で段階的に表示可能としている。なお、
表示カウンタ111のカウント値がセリとなって40〜
100%の発光ダイオード11a〜11dが全て消灯す
ると、赤色の20%および0%表示用の発光ダイオード
lle・llfが点滅処理される。
次に、上記した回路動作の概略を、第7図に示すプログ
ラムに従って説明する。中央制御部19に主電源21を
接続した状態でリセット信号SRを印加すると、それと
同時にリセットがかがって各部をステップ1で初期化し
たあと、15m5タイマー104を始動する(ステップ
2)。該タイマー104は、プログラムの実行中も常に
計時動作を続け、15m5経過する毎に割り込み信号を
発生するものであって、かかる割り込みが発生すると、
以下で説明する一連のステップを実行した後、ステップ
3に戻って次の割り込みが発生するのを待つ。
ステップ3で割り込みが発生すると、第3図に示すI1
0装置28の対応する入力ボートを通じて、交流入力検
出回路30から出力される検出信号S9およびモータ給
電検出回路31から出力される検出信号Ssの値を各々
読み込み(ステップ4)、ステップ5〜ステツプ7でS
aおよびS−;の入力の有無に対応して、充電・交流駆
動・電池駆動および待機の4つのモードに分岐したあと
、モードが前回の割り込み時と違っていることが確認さ
れると、各モードに対応した設定を行なう。
たとえば、交流入力が有り且つスイッチ8がオフされて
いる場合は、インバータ回路15がら主電源21の二次
電池6へ向けて充電のみを行なう「充電モード」である
から、ステップ8で充電モードに共通した設定、すなわ
ち、インバータ回路15に対する出力要求を出し、メイ
ンカウンタ110をアップ方向にセットし、回転制御表
示器10の消灯要求を出す一方、電池容量表示器11を
表示カウンタ111の値に対応した表示を行なわせる要
求を出す。更にステップ9で、■/○装置28から上限
電圧検出回路35の横比信号SHを読み込み、二次電池
6の端子電圧VMが上限電圧に達していないことが確認
されると、ステップ1oで第1モードカウンタ107を
8進カウンタにセットし、8秒毎にメインカウンタ1】
0をアップ処理可能とすることにより、8x128=1
024秒経過する毎に電池容量表示器11の発光表示数
を1つ増加する様にしている。
上記とは逆に、ステップ9で上限電圧に達したことが検
出されると、二次電池6はほぼ満充電に近い状態となっ
ていると判断されるので、ステップ11で、40〜80
%の発光ダイオードを全て点灯して満充電に近づいたこ
とを表示する要求を出すとともに、第2モードカウンタ
108を4進カウンタにセットし、メインカウンタ11
0のカウント値をゼロにセットする。これにより、上限
電圧に達してから約8分の追充電を行なったのちにメイ
ンカウンタ110がカウントオーバーして、100%充
電の表示がなされる。
なお、いったん上限電圧に達したことを検出するとフラ
ッグがたてられ、表示カウンタ111における電池容量
表示が100%の間は、上記した上限電圧の再読み込み
処理を行なわない。かかる処理により、例えば充電途中
で停電などで充電が中断した場合、電池容量が減少する
事なく端子電圧が上限電圧を下部ることがあるが、かか
る場合にあっても、充電が再開されるとメインカウンタ
110をリセットすることなくメインカウンタl100
カウント値が保存され、カウントアツプ動作が充電中断
時のカウント値を起点として連続して行なわれるため、
過充電が未然に防止される。
次に、AC電源入力が有り且っモータ5に給電されてい
る場合は、モータ5が商用交流電源14を利用して駆動
される「交流駆動モード」であるから、ステップ12で
交流駆動モードに共通の設定、すなわち、インバータ回
路15に対する出力要求を出し、メインカウンタ110
をダウン方向にセットし、回転制御表示器1oおよび電
池容量表示器11の点灯要求を出す。更にステップ13
で、交流駆動モードに入ってから連続して15分経過し
たが否がが判断され、YESであれば後記する電池駆動
モードに移ってインバータ回路15を30分間停止し、
インバータ回路15の過熱を防止する。しかしNOであ
れば、ステップ14でT10装置28がら負荷量検出回
路34の検出信号Scを読み込み、モータ5における消
費電流が基準値よりも小であれば、ステップ15第1モ
ードカウンタ107を16進にセットし、大であればス
テツブ16で第2モードカウンタ108を10進にセッ
トして、メインカウンタ110の減少率を消費電流に比
例する様に補正する。
次に、交流入力がなく且っモータスイッチ8がオンされ
ている場合には、モータ5が二次電池6により駆動され
る「電池駆動モード」であるから、ステップ18で電池
駆動モードに共通の設定、すなわちメインカウンタ11
0をダウン方向にセットし、回転制御表示器10および
電池容量表示器11の点灯要求を出す。
更にステップ19で、交流駆動モードと同様に負荷量検
出回路34の検出信号Scを読み込み、モータ5の消費
電流が小さい場合はステップ2oで第1モードカウンタ
107を4進にセットして4秒に1回モードカウンタl
 06がら信号を出力さゼ、大きい場合はステップ21
で3進にセットしてメインカウンタ110の減少率を上
げ、電池駆動モードに対応した設定を行なう。
次に、AC入力がなくモータ駆動も行なわれていない「
待機モード」にあっては、ステップ22で表示器点灯要
求を止め、更にメインカウンタ110をダウン側にセッ
トするとともに、ステップ23で待機モードカウント1
09のカウント値を16000にセットする。
上記の如く、所定のモードセット動作が行なわれたのち
、ステップ24で下限電圧の検出処理が行なわれる。こ
の処理により、電池駆動モードにあって下限電圧が検出
されると、メインカウンタ110および表示カウンタ1
11の値を所定値にセットして、電池容量表示値を後記
する如く下限値で絶対補正する。
次にステップ25で1秒カウンタ105をカウントダウ
ンし、1秒カウンタ105がカウントオーバーすると、
ステップ26で上記したモード検出により指定されたモ
ードカウンタ106をカウントダウンする。
ステップ27でモードカウンタ106のカウントオーバ
ーが判定されると、メインカウンタ110をカウントア
ツプまたはダウンし、メインカウンタ110のカウント
値が0または128に達するのに対応して、ステップ3
0で表示カウンタ111をカウントアツプまたはダウン
する。
しかる後、ステップ31で表示器lO・11に対する表
示要求の有無および表示カウンタ111の値に対応した
表示を行なわせ、ステップ32でインバータ回路15に
対する出力処理を行い、−連の処理を終了するのである
次に第9図ないし第12図に基づいて、各モード毎の表
示!#10・11の点灯状態、インバータ制御信号So
およびメインカウンタ110のカウント値の変化を、具
体的に説明する。
先ず充電モードにあっては、20%充電量からlOO%
充電量に達するまで、第9図(C)に示す様な、二次電
池6に対して約60m5持続して15IllS停止する
デユーティ比が415の制御信号SoによるIC充電が
行なわれる。すなわち、第4図の如く、中央制御部19
からHi gh状態の制御信号S。
が出力されている期間は、トランジスタ121がオンし
、更に交流入力検出回路30のトランジスタ77もオン
しているので、制御信号S3はLow状態を保ち、イン
バータ回路15は通常の発振動作を行なうが、制御信号
So2!l’Lowになる期間中は、トランジスタ12
1がオフして主電源16からの出力電圧VMが制御信号
S3として出力制御部20に送られ、15m5の間イン
バータ回路15を停止し、インバータ回路15が全期間
作動した場合の80%の出力で、二次電池6を]C充電
する。
かかるIC充電は、約16分で20%の充電量アップに
相当し、その結果、第9図(a)の実線で示す様に約1
6分毎に発光ダイオードの点灯数が1つずつ上昇される
ところで二次電池6の現在容量は、発光ダイオードの点
灯位置すなわち表示カウンタ111のカウント値と、メ
インカウンタ110のカウント値とで特定されるが、電
池容量それ自体は、充電時間を基準に積算する相対計算
を行なう限り、充放電を長期に互って繰り返すことによ
る誤差は避は得ない。そこで充電時にあっては、二次電
池6の端子電圧VMが予め設定しておいた上限電圧値を
超えたことが検知されると、かかる時点をもって充電量
を絶対補正する。すなわち、充電を続けて例えば60%
充電の表示がなされている時刻t1で上限電圧の検知が
なされると、実線で示す如く直ちに40〜80%の表示
を全て点灯するとともに、メインカウンタ110のカウ
ント値を0にセットし、更にモードカウンタ106を第
1モードカウンタ107から第2モードカウンタ108
側に変更してメインカウンタ110の進み率を2倍にし
、それ才での約半分の8分でメインカウンタ110のカ
ウント値が128をカウントする様に設定して、8分間
の追い充電を行なう。かがる構成により、80%表示の
発光ダイオードが点灯されてから100%表示が点灯さ
れるまでのメインカウンタ110の最大カウント数も1
28となり、各20%表示rv1がすべてメインカウン
タ110の128カウントに対応し、充放電時の電池容
量計算がメインカウンタ110を介して連続的に行える
とともに、100%表示の前に、必ず80%表示を所定
時間行なうように設定している。
上記した追充電が終了した後、時刻t2で100−36
・− %の発光ダイオード10aによる点灯表示を行うととも
に、メインカウンタ110のカウント値を再び0に戻し
、更にインバータ制御信号Soを反転してデユーティ比
を115に落として、0.25Cによる細流充電に入る
。この時、メインカウンタ110は128の半分の64
のカウント値でカウントアツプを停止し、この値を維持
しながら使用モードの変更を待つことにより、100%
充電表示状態からモータ5の駆動モードへ移行したとき
に、100%表示が、40〜80%の表示時間の約半分
となり、100%表示が必要以上に持続するのを防止し
、使用者に違和感を持たせないようにしている。
なお、二次電池6の充放電を多数回に互って繰り返すと
、二次電池6の端子電圧Vnは満充電時においても上限
電圧に達しなくなることがある。かかる場合には、上限
電圧による絶対補正を行なうことなく、第9図<a>の
−点鎖線で示す如く、1゜0%の発光ダイオード10a
が点灯する時刻t3まで、時間のみを基準としたIC充
電を行なったのち、細流充電に移行する様にしている。
次に上記した充電状態のまオモータスイッチ8をオンす
ると、引き続いて交流駆動モードに入る。
かかるモードにあっては、前記した充電モードより大電
力を必要とするため、制御信号Soのデユーティ比を1
としてインバータ回路15を常時動作させて、充電時よ
りも大電流を負荷側に供給可能とする一方、15分以上
連続してモータ駆動がなされると、インバータ回路15
の安全のために30分間インバータ回路15を停止して
過熱を防止する。
またかかるモードでの表示は、モータを空転するなど負
荷量が小さい場合は、第1.0図(a)の実線で示す如
く約32分毎に、負荷量が大きい場合は一点鎖線で示す
如く約20分毎に20%づつ点灯位置を下げて行き、2
0%位置にまで下がると、0%および20%表示を点滅
させる。
しかし実際には、モータ5を停止すると直ちに充電モー
ドに入って充電が行なわれるとともに、交流駆動モード
においては、消費される電流の犬部分がインバータ回路
15から供給され、二次電池6それ自体から消費される
電流量は極めて小さいから、電池容量の減少割合は上記
したグ′ラフより小さく、下限電圧が検出されるまで電
池容量が減少することはないので、絶対値補正は行なわ
れない。
次に電池駆動モードにあっては、消費電流は全て二次電
池6から供給されるため、軽負荷の場合でも20%分の
減少が第11図(a)の実線で示す如く約8分で、重負
荷の場合は一点鎖線の如く6分と短く設定されている。
更に本モードでは、時刻t4で40%容量が点灯すると
同時にメインカウンタ1100カウントを停止し、カウ
ント値をOのまま保持しながら下限電圧の検出を待ち、
下限電圧が検出されるとその時点で、充電量の下限値補
正を行なう。
なお、時刻t5で下限値の検出状態に入ると、直ちに補
正処理が行なわれるのではなく、先ず下限電圧のW7I
認処理が開始される。すなわち、モータ駆動時における
二次電池端子電圧の変動は比較的大きく、電池容量が十
分あるのに下限電圧を検出する誤動作が起こりやすい。
そこで本実施例にあっては、下限電圧の検出と同時に第
8図に示す10秒カウンタ112を始動し、該カウンタ
112が10秒をカウントし、10秒間連続して下限電
圧が検出されたことが確認されると、次の下限電圧補正
処理にうつる。
例えば時刻t6で下限電圧の検出が確定すると、メイン
カウンタ110に20秒分のカウント値をセットし、こ
の値をカウントダウンさせ、時刻t7で値がゼロとなっ
たことを確認した時にはじめて40%表不表示灯し、2
0%表不表示滅させるとともに、第11図(c)の如く
回転制御表示器10の表示を止めて、モータ5の回転制
御が行なわれなくなったことを表示し、更にメインカウ
ンタ110に128をセットしてカウントダウンを続行
し、カウント値がゼロとなるとカウントを停止してこの
値を保存する。
一方、時ml tsの60%表示を行なっている最中に
下限電圧が検出された場合も、直ちに20%表示に移る
のではなく、10秒間の下限電圧確認を待った後、時刻
t9から40%表不表示0秒程度持続してから20%表
不表示るように構成している。
これは、いかなる場合にあっても、必ず40%表不表示
てから20%表不表示る警告に移行する様に設定するこ
とにより、電池容量が十分にある表示状態から急激に警
告表示に移ることによる使用者の戸惑いを可及的に抑制
せんとするものである。
なお、−旦下限電圧が検出されるとフラグをたてて、充
電モードを経ない限り下限電圧を再度読み込まない様に
している。下限電圧を検出して電池容量が極めて少なく
なっている場合にあっても、−旦モータ5を停止すると
、端子電圧V++が自己復帰して上昇し、下限電圧を超
えることがあるからである。
次に、電気かみそり1を使用せずに放置した場合にあっ
ても、二次電池6それ自体が自己放電するとともに内部
の電子回路7へ常に電力を供給し続けているために、二
次電池6の容量は常時減少を続けている。従って、表示
器10・11における表示は省電力のために消灯してい
るが、第12図(&>および(b)の如く中央制御部1
9の内部ではメインカウンタ110のカウントダウン処
理を続行し、二次電池6の現在容量を常時記憶している
しかしながら、二次電池6の端子電圧VMが下限電圧を
下廻り、更に中央制御部19の作動が保証される電圧値
をも下廻ると、回路動作は完全に停止して、上記した記
憶値も消失する。かかる状態で充電を開始すると、回路
それ自体は動作を再開するが、第7図のステップ1で行
なわれるべき初期設定が行なわれないために、表示値は
不定状態となる。
本発明は、上記した場合に、中央制御部19に対してリ
セット信号SRを送るリセット信号発生手段の構成にそ
の特徴を有する。
第6図に示すリセット回路113は、かかる場合に中央
制御部19に対してリセット信号SRを送り、0%およ
び20%表示用の発光ダイオード11e−11fが点滅
し且つメインカウンタ110のカウンタ値が0の初期状
態にリセットする具体的な実施例であって、二次電池6
からの電圧印加で自励発振する発振回路114と、二次
電池6の端子電圧V?+が所定値を超えると、発振回路
1140発振動作を停止するスイッチング回路115と
からなる。
発振回路114は、2つのトランジスタ116・117
を用いたマルチバイブレークであって、主電源21から
電圧VMを印加することにより、両トランジスタ116
・117は交互にオンオフを緩り返し、中央M卯部19
のリセット端子に矩形波状のリセット信号SRを連続し
て印加可能とする。
スイッチング回路115は、主電源21の出力電圧VM
を抵抗118・119で分割し、該分割電圧でトランジ
スタ120をオンオフさせるとともに、コレクタ・エミ
ッタ間で発振回路114のトランジスタ117に対する
印加電圧をバイパスするものであって、トランジスタ1
20のターンオン時における主電源21からの出力電圧
VMの値を、中央#J#部19の動作が保証される最低
電圧付近に設定している。
かかる構成により、二次電池6が放電しきって端子電圧
VMが低く従ってトランジスタ120がオフ状態にある
時に充電を開始すると、先ず、発振回路114が発振動
作を開始して、矩形波状のリセット信号SRを中央制御
部19に送ってリセット動作を続ける。
ここで充電がすすみ、主電源21の出力電圧九が上昇し
て中央制御部19の動作が安定すると、トランジスタ1
20のベース電圧はターンオン電圧に近づき、発振回路
114に対する印力U電圧は徐々に低下する。その結果
、リセット信号SRのピーク値が低下し、更に発振回路
114の動作は完全に停止してリセット信号SRの中央
制御部19に対する入力が止まり、中央制御部19は第
7図に示すステップ1から上記した動作を開始するので
ある。
なお上記実施例では、発振回路114に対する印加電圧
を規制する様にしたが、発振回路114から出力される
リセット信号SRの中央ffilJm部19への入力そ
れ自体をスイッチング回路115で規制する様にしても
よい。また発振回路114の構成も、自励発振可能なも
のであれば、適宜変更できることは勿論である。抵抗1
19と直列に介装したサーミスタは、トランジスタ12
0の温度特性を補正し、スイッチング時点を一定にする
ためのものである。
次に、リセット時にテスト信号Srを入力していると、
テストモードに入る。かかるモードは、上記したカウン
タによる充電量表示動作を短時間でチエツクする事を可
能とするものであって、具体的には、第8図に示す1秒
カウンタ105をバイパスし、15m5タイマー104
の出力信号で直接カウンタのカウンタ動作を行なう。例
えば、テストモード中に充電モードを選択した場合は、
15m5X8X128=16秒となり、20%分の充電
チエツクが約16秒で行なわれるのである。
[発明の効果] 本発明は上記の如く、二次電池6の端子電圧が設定値V
Lを下延るとりセット信号SRが連続して送出されるリ
セット信号発生手段を備えたので、回路に対するリセッ
ト動作が確実に行える利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の基本的構成を示す概略図、第1
図(b)は動作状況を示す説明図である。 第2図および第3図はけ本発明を電気かみそりに実施し
た一例を示し、第2図は外観形状を示す正面図、第3図
は電子回路の概略構成を示すブロック図である。 第4図ないし第6図は第3図の構成を具体的に示す電気
回路図であって、第4図は電源部分を、第5図はモータ
#御部分を、第6図は中央制御部分を各々示す。 第7図は中央制御部におけるプログラムによる処理手順
を説明する流れ図であり、第8図は第7図の手順に対応
する構成を示すブロック図である。 第9図ないし第12図は第8図の構成に対応して動作を
示す説明図であって、第9図(a)ないしくc)は充電
モードを、第10図(a)および(b)は交46一 動モードを、第12図(a)および(b)は待機モード
を各々示す。 6・・・二次電池、 8・・ ・スイッチ、 10・・・回転制御表示器、 11・・・電池容量表示器、 15・・・インバータ回路、 16・・・電源部、 17・・・回転制御部、 18・・・検出部、 19・・・中央制御部、 20・・・出力制御部、 113・ ・リセット回路、 j14・・発振回路、 115・・スイッチング回路。 発明者 村1)順造 同  前非 正角 ネ1)用(a) 築z1カ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数回の充放電が可能な二次電池6と、該二次電
    池6から駆動電力が供給されて常に動作状態におかれる
    電子回路と、 二次電池6の端子電圧が設定値V_Lを下廻るのと連動
    して、電子回路に向けリセット信号S_Rを連続して送
    るリセット信号発生手段とを備えた小型電気機器。
  2. (2)前記したリセット信号発生手段は、矩形波信号の
    発振回路114と、二次電池電圧を常時検出して、該電
    圧が設定値V_Lを上廻ると発振回路114に対する駆
    動電圧の印加を停止するスイッチング回路115とから
    構成される特許請求の範囲第1項記載の小型電気機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58190742U (ja) * 1982-06-15 1983-12-19 東北金属工業株式会社 電池電圧監視回路
JPS61105869U (ja) * 1984-12-18 1986-07-05

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