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JPH01124395A - 脂質基材による放射線の防護 - Google Patents

脂質基材による放射線の防護

Info

Publication number
JPH01124395A
JPH01124395A JP62250812A JP25081287A JPH01124395A JP H01124395 A JPH01124395 A JP H01124395A JP 62250812 A JP62250812 A JP 62250812A JP 25081287 A JP25081287 A JP 25081287A JP H01124395 A JPH01124395 A JP H01124395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lipid
lipids
extract
lipid extract
cells
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62250812A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert Anderson
アンダーソン ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Calgary
Original Assignee
University of Calgary
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Calgary filed Critical University of Calgary
Publication of JPH01124395A publication Critical patent/JPH01124395A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K35/00Medicinal preparations containing materials or reaction products thereof with undetermined constitution
    • A61K35/66Microorganisms or materials therefrom
    • A61K35/74Bacteria
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/12Ketones
    • A61K31/122Ketones having the oxygen directly attached to a ring, e.g. quinones, vitamin K1, anthralin
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/35Ketones, e.g. benzophenone
    • A61K8/355Quinones
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/96Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
    • A61K8/99Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from microorganisms other than algae or fungi, e.g. protozoa or bacteria
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q17/00Barrier preparations; Preparations brought into direct contact with the skin for affording protection against external influences, e.g. sunlight, X-rays or other harmful rays, corrosive materials, bacteria or insect stings
    • A61Q17/04Topical preparations for affording protection against sunlight or other radiation; Topical sun tanning preparations

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  • Emergency Medicine (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表面、たとえば微生物培養物及び哺乳型の皮
膚への放射線誘発性損傷を防止することに向けられ、そ
して特に、立玉ム1:L& 5ンオjとユjLイ22か
らの脂質抽出物を用いることによって、紫外線誘発性損
傷を防止することに向けられる。
〔従来の技術〕
以来ヱj」乙且p二二立22  ラ〉寝虹ン)こlン2
ヨ(迷は1■μ殺s racliodurans)とし
て知られているディノコ−カス ラlu二E/’2う≦
(2、は、^ndersonなど、、隙舖に吐収抜江(
1956)璋:575〜577ページによって報告され
ているように、1956におけるその単離以来、高い放
射線耐性有機体であることが知られて来た。それは、E
、コリ(E、 Co11)の放射線耐性B / r株よ
りも紫外線及びγ線に対してそれぞれ約33倍及び55
倍より耐性である。
種々の出版物は、生化学的成分、たとえばそれらの分類
に使用されるメナキノン系(Yamada’、<ζ、。
J、 Gen、^ 1. Microbil、 (19
77)23 : 105〜108)及びそれらの構造の
他の観点(Sleytr f(g、。
^rcf+、 Microbiol、(1976)10
7 : 313)について報告して来た。
多くの研究が、放射線に対する耐性を担当する、D、Z
Σ E/” x −:/ 2に存在する成分を決定する
ことに向けられて来た。^ndersonによる初期研
究は、耐性がサルファ含有アミノ酸の代謝生成物に関与
したことを提案した。これらの結果は、^nderso
nl4. Bacteriol、 Proc、 195
9 20(1959)及びRaj 欠並、、 Can、
 J、 Microbiol、。
(1960)6 二289〜298に報告された。K1
1burniど−。
Radiation Res、 (1958)9 : 
209〜215は、エネルギーとして作用する色素が陰
性結果を弱める可能性を調査した。Bruce、 Ra
diation Re5earch (1964)22
 : 155〜164は、紫外線の効果から他の細菌を
保護することができる、D、1区をン三久乙入の水性抽
出物を得た。のちの研究において、水性抽出物における
放射線保護物質の実証の前、細菌がn−ブタノールによ
り抽出され、次に該ブタノールが除去されることが同じ
著者によってGulstein7LE 、、 Int、
 J、 Radiat、 Biol、(1978)34
 : 375〜380に報告された。Lewisl、、
 Can J、 Microbial(1974)竣:
455〜459は、カロチノイド色素がり。
1211工孟入及びり、文オ土オ止孟Z囚の放射線耐性
に何の有意な役割も示さないことを報告した。
上記に示された報告は、デ(/ニアー7種の完全な放射
線耐性を説明していないので、己LLに立人種の他の放
射線耐性成分を同定する必要が存在する。
〔発明の要約〕
本発明は、T工Zユニ左ス1からの脂質抽出物を表面に
適用することによって該表面への放射線誘発性損傷を防
止する方法を提供する。放射線損傷に対して一部卓越し
た保護性を有する、完全な脂質抽出物の特定の画分が同
定された。
多くの個々の脂質成分が薄層クロマトグラフィーによっ
て単層された。好ましい放射線保護性化合物は、位置2
でイソプレノイド置換基及び位f3で低級アルキル、好
ましくはメチル置換基を有する1、4−ナフトキノン基
である。放射線誘発性損傷に対する本発明の脂質組成物
による保護は、微生物細胞及び哺乳類細胞の両者のため
に示された。
〔好ましい態様の記載〕
本発明者は、これまでの水性抽出物に対立するものとし
て、テコ−lコニ−lり2種からの脂質抽出物が放射線
損傷から表面を保護することができることを発見した。
放射線耐性成分は、典型的な脂質溶媒、たとえばクロロ
ホルム及びメタノールの混合液により、云工Zユニ左ス
貝、たとえばり、  。
う〉膨121:とン22又はり、之乏オコヨC乙んから
細胞を抽出することによって容易に得られる。炭化水素
溶媒又はハロゲン化されたく特に塩素化された)炭化水
素溶媒のいづれかとアルコールとの混合液は、広い範囲
の極性を有する脂質を抽出するために一連の抽出を提供
するように該混合液中の成分の割合を変えることができ
ることにおいて特に有用である。有用な炭化水素は、C
6〜CIGのアルカン及びシクロアルカンであり、特に
シクロヘキサンが有用である。ハロゲン化された炭化水
素の例として、塩素化されたメタン及びエタン誘導体、
たとえばジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
ジクロロエタン及びトリクロロエタン、及びフルオロク
ロロカーボン、たとえば液体フレオン化合物を挙げるこ
とができる。80℃又はそれ以下の温度で(場合によっ
ては、減圧下で)、抽出された脂質を蒸発することによ
り除去され得る溶媒混命液が好ましい。
典型的には、細胞は破壊され、そして脂質溶媒及び水又
は場合によっては塩を含む水溶液のいづれかと共に混合
され、後での層の分離を促進される。十分に平衡化され
た後、その層は分離され、そして脂質を含む有機層は保
持される。抽出された脂質は5回転熱発器上で乾燥せし
める方法によって溶媒から分離され得る。脂質の抽出の
ための本発明の好ましい方法は、TholIlpson
など、、恒LJ、 Microbiol、(1980)
26 : 1408〜1411に記載されている。デコ
ニ乙2:二lり、の脂質は完全な脂質抽出物として利用
され得、又は該完全な脂質抽出物は、脂質化学の標準技
法、たとえばカラムクロマトグラフィー、薄層クロマト
グラフィー、溶媒−溶媒抽出法又はそれらの組合せによ
って分別され得る。
好ましい脂質画分は、65:35:5の比のクロロホル
ム:メタノール:28%アンモニア溶媒系中でシリカゲ
ルH薄層クロマトグラフィーによって測定される場合、
0.5又はそれ以上のrfを有する脂質を含むものであ
る。
第1図は、仄、久2本2Li乙&からの完全な脂質抽出
物の薄層クロマトグラフィーによって同定された13個
の個々の脂質を示す。その脂質は第1図に示されるよう
に4領域に任意に分割され、そしてそれぞれは、脂質1
〜5(領域1)、脂質6〜7(領域2)、脂質8〜9(
領域3)及び脂質10〜13(領域4)を含んだ。
指貫領域1及び2は、放射線損傷に対して卓越した保護
性を示すことが実験的に実証された。これらの領域の脂
質のすべては、前記示されたシステムにより測定される
場合、0.5又はそれ以上のrf値を有する。減少する
移動度の順に番号をつけられた脂質1〜7に相当する個
々のrf値は、0.98゜0.94 、0.92 、0
.88 、0.84 、0.70及び0.50である。
これらの脂質の1つの構造はすでに決定され、そして下
記に示される: 以下全白 ○ 〔式中、それぞれのRは、特に12〜22個の炭素原子
及び0〜3個の2重結合を有する脂肪酸のアルキル又は
アルケニル残基である〕。これらは第1図に示されてい
るような脂質7である。
化学的研究は、有意な放射線保護効果を示す脂質抽出物
中に特別な化合物型(ビタミンに化合物)を同定しな。
これらのビタミンに化合物は、位置2でイソプレノイド
置換基及び位置3で典型的には1〜4個の炭素原子を含
む低級アルキル置換基、特にメチル基を有する1、4−
ナフトキノン環系である。この化合物型のための一般式
は、下記−般式: 〔式中、nは0〜14、好ましくはO〜10、より好ま
しくは約7の整数である〕で示される。正。
うlliンノJλンノ、からの抽出物、すなわち画分n
2において、nは7に等しい。
上記式において、5ebrell及びHarris、 
The1抹料邦二助↓j旦Lノ号側立凹l」N(ト)壮
岨LMethods、チャプター10、“Vitami
n Kグループ、”第2版−第3巻(1971)^ca
demic Press、 New Yorkand 
London、 416〜465ページに記載されてい
るように、Rはビタミンに化合物に典型的に見出される
いづれかの置換基である。
D、ヲ〉長し2ノーとンクヨからの抽出物において、R
はメチル基である。従って、低級アルキル基、特に1〜
4個の炭素原子を有するアルキル基が好ましい。
インブレノイド基中において、又は他の分子中において
Rとして存在する置換基は、放射線保護効果を決定する
ために特に重要なものではないと思われる。1,4−ナ
フトキノン環系は、放射線保護効果を担当するように思
われる。従って、ナフトキノンのフェニル環上の置換基
は、最大保護゛の波長を変えるために単に作用し、そし
て芳香族環上に通常見出されるいづれが安定した置換基
、たとえばハロゲン、アルキル、アルキルカフレボニル
、ニトロ、シアノ、アミノ、アルコキシ、カルボキシレ
ート及び目標のものであり、ここで前記置換基く存在す
る場合)のヒドロカルビル部は、1〜6、より好ましく
は1〜4個の炭素原子を好ましくは含む。
その指摘された置換基から選択することによって得られ
る種々の分子のすべてが仄、ラジオシュランスから得ら
れることを指摘する意思が本明細書に存在しないことが
認識されるべきである。むしろ、これらは、放射線保護
の性質がビタミンに化合物のなめに示された、現在調製
され得る同等の化合物の例である。
未知の構造の脂質が、本発明に記載されるように、天然
源から本明細書に示されるクロマトグラフィー技法を用
いて調製され得る。特定の指摘された構造を有する脂質
は、天然源からの単離及び有機化学による合成技法によ
って容易に調製され得る。たとえば特定の単離及び合成
技法のためには、上記に引用された5ebrell及び
Harrisのテキストを参照のこと。典型的には、合
成は2つの部分に分けられ、すなわちナフトキノン核の
調製、続いて、調製されたイソプレノイド−置換性前駆
体による前記該のアルキル化である。
n=7及びn=C113である特定のビタミンに化合物
は、254nmで放射線保護活性を提供する、D。
う)膨しジノ=と乞り、からの主な脂質であることが示
された。この波長は、一般的に、核酸及び生存細胞のU
V−破壊において最っとも活性的である1つのものであ
るとして許容される。ビタミンに化合物は、254nm
で放射線保護活性を有する主な脂質であると示されたけ
れども、他の波長での放射線保護活性は、他の脂質及び
本発明に記載された脂質画分のためにも存在する。
多くの組合せが、脂質、たとえば単一の脂質、2〜10
(好ましくは2〜3)の混合物及び完全な脂質抽出物か
ら形成され得る。放射線誘発性損傷に対する保護におけ
るいづれが単一の成分又は成分の混合物の有効性は、こ
の明細書中に後で記載されている技法によって容易に測
定され得る。
放射線(保護がこれに対して示される)は、紫外線に存
在する波長〜γ放射線に存在する波長の範囲の波長を有
する電磁線を包含する。紫外線に対して表面を保護する
ことにおける脂質抽出物の使用は、特に好ましい。
本発明の脂質は、放射線の効果に対してぃづれの表面(
たとえば、ペイント、プラスチック、染色された表面及
び同様のもの)をも保護することに使用され得るけれど
も、経済的な考慮は、生存有機体、特に微生物、たとえ
ば細菌及び酵母及び動物細胞、特に哺乳類細胞(+17
乳類の細胞培養物又は哺乳類の表面、たとえば上皮の形
で)を保護するのに使用する本発明の方法をたぶん制限
するであろう、細胞培養物を保護するのに使用される場
合、バイプリドーマ、発酵細菌及び酵母及び同様のもの
の保護が可能である。ヒト又は他の動物への局所的な適
用のために向けられている日光遮断への使用が好ましい
使用である。生存細胞に関してのこれらの使用のすべて
は、保護される表面が外因性細胞の表面である(これに
よっては、脂質が得られる細胞よりも他の細胞を意味す
る)ことを指摘することによって要約され得る。本発明
は、有機体を含む7a胞培養物に外来性脂質を添加する
ことによって、放射線効果からLLAユニがと種をさら
に保護するなめに使用され得るけれども、微生物及び哺
乳類細胞の他の種の保護も好ましい。
表面を保護するのに使用される脂質の最適量は、精製さ
れた脂質又は本明細書に記載のような脂質抽出物のいづ
れかを使用する間車な実験によって容易に決定され得る
。そめ脂質又は脂質抽出物は、一定の初期割合で、好ま
しくは保護される表面0m2当り0.08〜12+og
の範囲で表面に適用される。溶液m1当り少なくとも1
.5、好ましくは3.0及びより好ましくは6.0mg
の脂質を含む溶液が、液体層による保護が可能な場合、
たとえば細胞培養培地を保護する場合、特に好ましい、
これらの量の活性物質を含む日当遮断ローションもまた
好ましい。
活性成分は、0.2〜18重量%、好ましくは0.5〜
20重量%の本発明の組成物を含有することができる。
微生物細胞が保護される場合、効力は、特に次の実験部
分に記載されているように、紫外線への暴露の後、培養
培地中に残存する活性細胞の数を測定することによって
容易に決定され得る。他の表面の保護を決定し、たとえ
ば色採形成又は喪失を測定しくたとえば基準分光測光に
よって)、架橋により溶解性を高め(たとえば、抽出検
定によって)、そして放射線への暴露に通常関連される
他の効果を測定するために、他の方法が使用され得る。
脂質材料はいづれの形ででも適用され得る。なぜならば
保護性は、使用されるビヒクルに付随しているように思
われないからである。しかしながら、水性懸濁液又はエ
マルジョン、特に細胞学的又は医薬的に許容できる水性
キャリヤーの形で脂質を使用することが好ましい。この
脂質は、所望によりリポソームの形で使用され得る。リ
ポソームは、脂質と水性キャリヤー、たとえば水又は緩
衝液、塩、分散剤又は同様のものを含む水溶液との混合
物を音波処理又は他の方法で処理することによって典型
的には調製される。リポソームは、脂質を含む有機溶媒
の溶液、たとえばクロロホルム溶液を表面上で乾燥せし
め、そして次に該表面上に水性キャリヤーを添加するこ
とによって容易に産生され得る。次に、水性エマルジョ
ンく水性キャリヤーマトリックス中において脂質のリポ
ソーム又はミセルから成る)の形で脂質を生成するため
に、急速な混合又は音波処理が行なわれる。
クリーム状で使用される場合、本発明の脂質は、ミセル
含有溶液又はリポソーム含有懸濁液が生成される場合よ
りもより高い濃度で一般的に存在する。
脂質を含有する溶液、分散液、クリーム、軟膏及び同様
のものを調製するための技法は、当業界において十分に
知られていて、そして本明細書に詳しく説明する必要は
ない。
微生物を保護するために使用される場合、リポソーム又
はミセルの形で存在する又は細胞が調製される増殖培地
中に懸濁されている、脂質を含む懸濁液又は溶液を調製
することが好ましい。たとえば、本発明の脂質は、最少
必須培地(MEM)中に懸濁されたリポソームを供給す
ることによって、細胞培養培地、たとえばMEM中、哺
乳類細胞に供給され得る。マウスの繊維芽細胞の有意な
保護は、5mg/mA’の濃度で本発明の乳化された脂
質を含む培地を用いて例示された。
本発明はまた、本発明の脂質分含む組成物も包含する。
特に、本発明の脂質組成物は、元4 、/ユ二り人種か
らの完全な脂質抽出物及び完全な脂質の一部のみを含む
画分脂質抽出物を含む。画分抽出物が放射線保護物質と
して後で使用される場合、65:35:5の比のクロロ
ホルム:メタノール:28%アンモニア溶媒系の溶液中
でシリカゲルH薄層クロマトグラフィーによって測定さ
れる場合、0.5又はそれ以上のrfを有する脂質を含
む画分を使用することが好ましい。上記方法の討論で指
摘されたように、そのような画分脂質抽出物は、このシ
ステムで測定される場合、0.50 、0.70 、0
.84゜0.88 、0.92 、0.94及び019
8のrf値を有する多くの脂質を含む。組成物は、これ
らのrf値の1つを有する単一の脂質、そのような脂質
の混合物及び完全な脂質抽出物から実質的に成る分離さ
れた成分を含む。
本発明の組成物は、活性脂質画分の他に、相溶性問題を
避けるなめに使用される他の脂質、オイル、有機又は水
性溶媒、安定剤、医薬担体、他の放射線保護物質、たと
えば天然又は人工的な日光遮断剤、及び同様のものを含
むことができる。キャリヤー脂質の例として、ジオレオ
イルホスファチジルコリン(DOPC>及び無視してよ
いほどの放射線保護性効果を有するが、しかしより低い
極性の脂質画分(たとえば、上記のTLC領域1及び2
からの)のいくらかとの相溶性問題を避けるために使用
され得る他の材料を挙げることができる。
前述の発明は、明確に理解するために例示的及び測的に
いくらか詳細に記載されているけれども、これによって
この発明の範囲を限定するものではない。
いくつかの実験が、完全な脂質抽出物又はその画分のい
づれかとして、ガニlユニLん 之ン土2L久Zムから
の脂質によって微生物細胞及び14m乳類細胞の両者の
保護性を示すために行なわれた。
杯社文囚友汲 脈江 ■、1ZtzL久Zみの細胞を、標準培養培地上で増殖
し、そして改良されたFolschの方法によって抽出
した。細胞(およそ2gの湿量)を、(’IIC’ム:
、 C1,011(2: I V/V) ノ溶液10 
tlJl (およそ20mjり中に再懸濁し、そして室
温で12時間、穏やかに振盪した。残る細胞材料を濾過
により集め、そして次に同じ条件下でCHfj!3: 
CH,OH(1: 2V/V)の溶液20社により抽出
した。クロロホルム:メタノール抽出物を一緒にし、そ
して蒸発乾燥せしめた。脂質残留物を、ClIC1,:
 C1+、Oll : 1120(8:4:3 V/V
)混合溶液20社と共に混合し、そして静直し、相の分
離を可能にした。低い相を脂質抽出物と選定した。有機
溶媒をその低い層から分離し、完全な脂コ抽出物を得な
。この詳細な方法は、Thompsonrζ、、 Ca
n、 J、 Microbiol、(1980)26 
: 1408〜1417に記載されている。
その完全な脂質抽出物を、いくつかの段階で分別した。
クロロホルム中に再懸濁された乾燥脂質を、薄層クロマ
l−グラフィープレート (シリカゲル60又はシリカ
ゲルトI)の起点に適用し、そしてクロロホルム:メタ
ノール:28%アンモニア(65: 35 : 5 、
 V/V)の溶液中で展開せしめた。
13種の脂質がこの方法で展開されたシリカゲルプレー
ト上で見られ、そして最つども高い移動度から最っとも
低い移動度の順に1から13までの番号が付けられた。
この方法で展開されたプレートは第1図中に示される。
第1図中に示されるように最っとも高い移動度から最っ
とも低い移動度の領域1〜4を選定されている、シリカ
ゲルプレートの4種の領域を分離し、そして下記実験に
おける画分として使用した。
その脂質は、クロロホルムにより調製された、Blo−
5i1八(bio−rad)珪酸のカラムにその完全な
脂質抽出物のクロロホルム溶液を適用することによって
、画分に分離された。このカラムからの脂質の連続的な
溶離が、次の比: 9 : 10: 1.80:20:
 2.70:30: 3.60:40: 4及び50:
50:5(V/V)でのクロロホルム:メタノール:2
8%アンモニアの溶液の不連続2体積により行なわれた
脂質は異なった画分中に溶離された。たとえば1.60
:40:4の溶出液は、2種の脂質(第1図中において
脂質6及び7として命名されている)の混合物を含んだ
比較するために、精製された脂質を次の源から得た。ジ
オレオイルホスファチジルコリン(SigmaCat、
 t’kx P−1013) ;シリルオイル ホスフ
ァチジル コリン(Sigma Cat、 k P−7
649) ;卵ホスファチジルコリン(分取薄層クロマ
トグラフィーによって精製された)。
雁肚汲 照射は、24−ウェルのプラスチックマイクロタイター
プレー1〜(Nunc Plastics)のウェル中
に行なわれた。General Electric G
30T8の30ワツトの殺菌ランプを用いて、指示され
た時間、室温で、10〜12又は20cm(旦、ユ火研
究)もしくは30c+n(繊維芽細胞研究)の距離で、
空気を通して上記マイクロタイタープレートのウェルを
照射した。サンプルを、指示された間隔(通常、10秒
間隔)で除去し、そしてアリコートの生存度を決定した
先正支@夾足 照射法からのアリコートを、旦−、ジ丈及び繊維芽細胞
についての種々の検定と利用して生存度について分析し
た。
E、ニア1Jに関しては、アリコート(一般的に10μ
!)を、栄養寒天上にプレー1− L、そして37℃で
一晩インキュベー1− した。生存度を、コロニー計数
によって決定した。
繊維芽細胞に関しては、生存度は、放射性チミジンの導
入によって測定された。照射後、個々のウェルからのア
リコートを、3H−チミジン1μCiにより補充し、そ
して37℃で30分間インキュベートした。放射性チミ
ジンの細胞性DNA中への導入が、トリクロロ酢酸によ
る標準沈澱法分用いて、検定された。放射能の測定はシ
ンチレーション分光光測定によって行なわれた。
繊皿」」■ト1接五− Rothfelsl、、 Canadian Canc
er Conr、(1959)3 : 189〜214
に記載のマウスL−2繊維芽細胞を、5%ウシ胎児血清
(Fe2)により補充されたイーグルの最少必須培地(
MEM)中で培養した。上記の照射法のために、培養物
を、24−ウェルのマイクロタイタープレートのウェル
中に確立した。
集密性に達しな後(2〜4X105個の細胞/つエル)
、その培地を、脂質の補充及び照射のすぐ前で、MEM
(Fe2を含まない)に変えた。0.5mlの体fl(
MEM)が、ウェル当りに使用された。
:  び  丈 ・のための ジオレオイルホスファチジルコリンスは上記のようにし
て調製された、D、う盛り12ノこと2クヨからの脂質
抽出物のいづれかを、’5mg/meの濃度でMEN 
(Fisl+er 5cientific ”Vort
ex−Genie” Cut。
i 1z−8tzと共に2〜4分の混合)中に乳化した
マウスL−2m胞への脂質の添加のために、培地を、マ
イクロタイタープレートのウェルがら除去し、そして乳
化された脂質又は複数の脂質を含むMEM 0.5ml
と交換した。
=′  びE、コリへの 脂質を上記のようにして調製した。0.5%トリプトン
(Difco Cat、 Ib 0123−01)及び
0.3%酵母抽出物(Difco Cat、 Na 0
127−01)上で増殖された。
旦21火細胞を水により洗浄し、そして水0.25mj
F中において3X10’〜lXl0’の間の細胞計数で
ウェル中に添加した。次に、指示された量の脂質を、そ
れぞれのウェルに添加した。
周−刺 紫外線感受性標的に放射線保護性を付与する、以、乏〉
ジLジノ翳とンク、からの膜脂質の能力を評価するため
の予備試験においては、完全な脂質抽出物を仄、グ乏オ
”; x 5 :4入から調製し、リポソーム懸濁液を
生成するために水中で音波処理し、そしてその得られた
リポソームを、比、工火からの細胞(水300μl中に
おいて7X10’個の細胞)と共に混合した。この混合
物は、サンプルの上12cmの位置で紫外線ランプから
約6.3W/m2の流束で0.10,20、又は30秒
間、照射された。
照射の後、生存するE、ニア!Jの数を、コロニー計数
によって検定した。たとえ最っとも低濃度(400μg
/m1)でさえ、その結果はひじように強い放射線保護
性効果を示しな。800及び400μg/mlの両リポ
ソーム調製物は、30秒間の照射の後でさえ、高い生存
率(70%以上)を示した。対照的に、生存度における
対数的減少が、D、5E/”、’z57人の脂質から調
製された保護性リポソームを含まない旦、ジ丈細胞に関
して見られた。30秒間の照射後の生存率は、対照サン
プルのためには2%よりも低かった。
比、1火の保護が一般的に脂質によって与えられるか、
又はり、−”、;  ’、;x”’7入からの脂質に特
異的であるかいづれかを決定するために、さらに実験を
行なった。
これらの実験の最初に、D、1ン土/主ランスからの種
々の濃度の完全な脂質抽出物を、旦−11丈細胞の調製
に関して使用した。予測されるように、保護性は、使用
される脂質の濃度で異なった。
たとえば、上記のように20cmの距離で80秒間、照
射した後、80%以上の旦−1■細胞(初めに3X10
’個の細胞及び0.25r@1の水)が、D、7区−”
;x5>入からの脂質抽出物が13.6a+g/m1の
濃度で存在する場合、生存した。5.4mg/meの濃
度で、約20%が生存し、そして2.7mg/mlの濃
度で0.2%が生存した。対照的に、脂質を含まないウ
ェルは、同じ条件下で約0.003%の生存率を有した
対照的に、統計的に有意に高められた生存率は、10m
g/nllの濃度でのジオレオイルホスファジルコリン
スはシリルオイルホスファジルコリンに関して見られな
かった。卵ホルファチジルコリンは、いくらかの保護性
を示したが、しかしり、12本シュランスから抽出され
た脂質に関する保護性よりも低かった。10mg/m(
lの濃度での卵ポルファチジルコリンは、80秒の照射
の後、1%以下の生存率及び5mg/mlの濃度で同じ
時間の照射後、0.01%以下の生存率をもたらした。
対照的に、上記のように、5.4mg/Iflfの濃度
での、D、−172土シユランスからの流体抽出物の存
在下で照射された細胞に関しては、20%以上の生存率
が存在し、この増強された生存率は、これらの同じ照射
の条件下で、前の生存率の2,000倍であった。
類似する結果が、D、i茗−’、;x57入からの画分
液体抽出物又はジオレオイルホスファデジルコリンのい
づれかを用いて、マウスL−21維細胞の保護性を測定
する研究において見られた。
より保護された細胞に関して見られ、ところがジオレオ
イルホスファチジルコリンを含む細胞培養物は、添加さ
れる脂質を含まない対照サンプルと相当に異なった。
上記に示された実験は、完全な脂質抽出物を使用した。
種々の成分の間での保護の変動性を決定するために、脂
質を、第1図に示されるように薄層クロマトグラフィー
上で4種の領域に分割した。
より低い極性画分(すなわちTLC領域1及び2からの
脂質)のいくらかとの相溶性問題を避けるために、上記
実験でわずかな放射線保護効果を示すことが示された、
キャリヤーのジオレオイルホスファチジルコリンを用い
て、リポソームを調製した。D、乏些シ仁ン]=と77
2からの画分された脂質(薄層クロマトグラフィーによ
る画分1〜4)のアリコートを、ジオレオイルホスファ
チジルコリンと共に1=1の重量比で混合し、そして室
温で2〜4分間、水中での機械的攪拌によって乳化した
。脂質の最終濃度は1.8mH/m1であった(ジオレ
オイルホスファチジルコリを含まない)。
その脂質調製物を、新しく収穫された旦−、ジ去細胞(
最終体1zooμ!中においてI X 10’個の細胞
)に添加した。そのウェルを、25cmの距離から0〜
80秒間、室温で照射した。アリコートを定期的に取り
、そして栄養寒天中でのコロニー計数形成によって、細
胞の生存率について検定した。
この研究において、使用される脂質の濃度(1,8B/
m1)は、上記の初期研究のために記載された濃度(2
,7〜13.6mg/mN)よりも低かったことが注目
されるべきである。従って、より低い放射線保護性が予
期され、そしてより低い放射線保護性が観察された。そ
れにもかかわらず、画分1及び2(薄層クロマトグラフ
ィー領域1及び2からの)が、等重量を基に画分3及び
4よりも、より効果的な放射線保護剤であったことが明
らかであった。しかしながら、すべての4種の画分は、
いづれの脂質も含まない対照サンプルと比較して、いく
らかの保護性を提供した。20秒の照射後、画分1及び
2は、画分3及び4よりも約40%より一層保護した。
60秒の照射の後、保護性は、画分3及び4対画分1及
び2のために、10倍以上異なった。
匠−λ いくつかの追加の実験が、個々の脂質を展開し、そして
単離するために異なったクロマトグラフィーシステムを
用いて行なわれた。
林社又囚友汲 証i Thompsonrζ、、 Can、 J、 Micr
obiol、(1980>28 :1408〜1411
の方法に従って、D、グjシをン]二Σン一みから抽出
された全脂質を、非極性脂質(システムB)と極性脂質
くシステムA)とを区別するために、2種の溶媒系中に
おいて平面薄層クロマトグラフィー(T L C)を用
いて分離した。システムAは、第1次元でクロロホルム
/メタノール/28%アンモニア(65:35:5)の
溶媒及び第2次元でクロロホルム/アセI・ン/メタノ
ール/酢酸/水(10:4:2:2:1)の溶媒を使用
した。システムBは、第1次元でヘキサン/エーテル/
酢酸(50:50:1;半分の展17Fi)及びヘキサ
ン/エーテル/酢酸(90: 10: 1 ;完全な展
開)の溶媒及び第2次元でクロロホルム/エーテル(9
0: 10)の溶媒を用いた。クロマトグラム上で脂質
を検出する上で便利なように、D、う」已オ)ξ入jし
乙22を”c −アセテ−1〜の存在下で培養した。次
に、放射性ラベルされた脂質を、オートラジオグラフィ
ーTLC(第2図)によって検出した。
第2図の左側部分において、13個のそれぞれの脂質は
、極性脂質を示す図面の上部左側部分におけるプロット
と共に見られ、そしてこれは−緒に進行する非極性脂質
のすべてを表わす。これらの非極性脂質は、溶媒システ
ムBを用いて第2図の左側部分に示されるクロマトグラ
フ上で拡げられる。極性脂質は、非極性図面の下部右側
部分において単一のじみとj7て見られる。
選択された脂質又は脂質のグループの予備の単離のため
に、カラムクロマトグラフィーを用いた。
氏、うj乙AI2」Lう>22から抽出され、そしてヘ
キサン/酢酸(99:1)中に溶解された全脂質を、[
1iosil^(llioRad>のカラムに適用し、
そしてヘキサン/酢酸(99:1)中における増大する
クロロホルムのグラジェント及び最終的にクロロホルム
中におけるメタノール/28%アンモニア(10:1)
の増大するグラジェントにより連続的に溶離した。
画分9社をカラムから集め、そしてプールし、下記のよ
うに放射線保護活性について試験される脂質グループを
得た。
カラムクロマトグラフィーからの脂質のプールを、ジオ
レオイルホスファチジルコリン(DOPC)リポソーム
中に導入し、そして254nmでUV線による殺害から
旦、ジ丈を防護するそれらの能力について検定した。そ
れぞれの脂質又は脂質混合物を、水中lll1g/m1
の濃度でDOPCリポソーム(4mg/ml)中に導入
した。新しく増殖され、そして水により洗浄された、旦
、2iの懸濁液(1社当り108個のコロニー形成単位
)を、種々の時間、UV線下で照射し、そしてそれらの
生存時間を、コロニー計数により定量化した。D37値
分、照射線量に対する対数生存数のプロットから決定し
た。D3゜は、生存細胞の数を元の数の37%に減じる
ために必要とされる、J/m2における紫外線の照射線
量である。下記の第1表から見られ得るように、最っと
も高い放射線保護活性は、n2として命名された脂質に
関連されることが見出された。
るE、コリの ・  ラ DIPCすボッ゛−ムのみ      67±20  
    (3)+n1       78±29   
(2)+ 02(ヒ゛タミンK)       310
±17      (2)十n 3− n 8    
77±17   (2)+ 1−5      105
±35   (2)+ 6−7      98±29
   (6)+ 8−9      78±29   
(3)+10−13      75±7  (2)−
02はビタミンにで る 単離された脂質n2の核磁気共鳴分光学(NMR)は、
ナフトキノン環構造の存在を示し、従って化合物のビタ
ミンにクラスを定義する。紫外線分光計がまた、ナフト
キノン環構造を確認した。
脂質n2は、2種の溶媒系: ヘキサン/エーテル/酢酸(90:10:1)及びクロ
ロホルム/エーテル(90: 10)中においてTLC
上で本物のビタミン■ぐ+ (Sigma)と共に同時
クロマトグラフィー処理された。ビタミンK (MK−
8’)は、種類を同定することに使用するためのマーカ
ーとしてくしかし、明らかに放射線保護活性の源として
ではない) 、D、 ”:y’、;本’、; x 5t
 7 、;l (YamadafLζ、、 C1,ci
t、)に以前同定された。
ヌードマウスの  のビタミンKによる ・護− 8力月の雌のヌードマウス(アルピノSKh :ヌード
ー1)を、20cmの距離から2分間紫外線によりそれ
らの背中に照射した(UVの強さ、5讐/m2)。
照射の前、それらのマウスは、0.0.2,0.5.1
又は2a+g/mNの濃度でビタミン■ぐを含む水性D
OPC混合物(10mg/ ml)35111(15a
m2上に拡げた)により処理した。照射の後、それらの
マウスを、正常なかごにもどし、そしてUVによる皮膚
の損傷(紅斑及び浮腫)の形跡について試験した。5−
プラススケーリングシステム(5−plus scal
iBsystem)を用いて、損傷の程度を評価した。
試験は、合計8人の研究者によって盲目的に(すなわち
、実験者による処理法の知識なしに)及び独自に行なわ
れた。下記の第2表に見られるように、UV誘導性皮膚
損傷とビタミンにの減少量との間に明確な相互関係が存
在する。
μ下奈白 11表 の裁冴l■別l 処  理   UV−誘発された損傷の重症度8(浮腫
及び紅斑) DOPCのみ            4.5±0.7
DOPC+0.2111[?/mNのビタミ’J   
     3.9±0.8DOPC+ 0.5mg/l
n/!のヒ゛タミンK      3.0±0.9DO
PC+ 1.0mg/mlのビタミンK       
2,0±1.1DOPC+ 2.0mg/+nlのビタ
ミンK        1.5±0.6*:1〜5の重
症度スケールを用いて照射後24時間で評価された。結
果は、8人のそれぞれ、手はどきを受けていない観察者
の評価の平均±凛準偏差として表わされる。
すべての出版物及び本明l1III書で言及された特許
出願は、本発明が関係する当業者の熟練のレベルのしる
しである。それぞれ個々の出版物又は特許出願が特別に
且つ個々に引用によりこの明細書中に組み入れられてい
るかのように、すべての出版物及び特許出願を、ある程
度まで引用により本明細書中に組み入れる。
本発明は十分に記載されたが、これによってこの発明の
範囲を限定するものではなく、そして多くの変更及び修
飾が行なわれ得ることは、当業者にとっては明らかであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、クロロホルム:メタノール:28%アンモニ
ア(65二35:5)の溶媒中で展開された、シリカゲ
ルH4層クロマトグラフィープレートの図式的な図面で
あり、そして本明細書に論議される個々の脂質及び脂質
フラグメントを同定する。 第2図は、異なった溶媒系により平面で展開された2つ
のシリカゲルH薄層クロマトグラフィープレートの図式
的な図面であり、この1つは極性脂質の分離を示し、そ
して他は非極性脂質を示す。 これらの図は、図面に代わる写真である。 以下余白 手続補正書(方式) 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第250812号 2、発明の名称 脂質基材による放射線の防護 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名称 ザ ユニバージデイ オブ カルガリー4、代理
人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5、
補正命令のEl付 6、補正の対象 (1)願書 (2)明細書 (3)明細書の「図面の簡単な説明」の欄(4)図 面 7、補正の内容 (1)願書の浄書 (2)明細書の浄書(内容に変更なし)(3)明細書第
40頁第16行の「これらの図は、図面に代わる写真で
ある。」を削除する。 (4)図面の浄書(内容に変更なし) 8、 添付書類の目録 (1)浄書した願書            1通(2
)浄書明細書          1通(3)浄書図面
       1通 学l″す(

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表面への紫外線誘発性放射線損傷を防止するための
    方法であって、 ディノコーカス(Deinococcus)種からの脂
    質抽出物を前記損傷を減じるのに十分な量、前記表面に
    適用することを含んで成る。 2、前記種がディノコーカス ラジオジュランス(De
    inococcus radiodurans)である
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、前記種がディノコーカス ラジオフィラス(Dei
    onococcus radiophilus)である
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、前記脂質抽出物が完全な脂質抽出物である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 5、前記脂質抽出物が画分脂質抽出物である特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 6、前記画分脂質抽出物中に存在する脂質が、65:3
    5:5の比のクロロホルム:メタノール:28%アンモ
    ニア溶媒系の溶液中でシリカゲルH薄層クロマトグラフ
    ィーによって測定される場合、0.5又はそれ以上のr
    fを有する特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、前記画分脂質抽出物が前記システムにより測定され
    る場合、0.50、0.70、0.84、0.88、0
    .92、0.94又は0.98のrf値を有する脂質を
    含む特許請求の範囲第5項記載の方法。 8、前記抽出物が前記rf値の単一の脂質から実質的に
    成る特許請求の範囲第7項記載の方法。 9、前記脂質が位置2でイソプレノイド置換基及び位置
    3で低級アルキル置換基を有する1,4−ナフトキノン
    である特許請求の範囲第7項記載の方法。 10、表面への放射線損傷を防止するための方法であっ
    て、下記の一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、nは0〜14の整数であり、そしてRはC_1
    〜C_4のアルキル基である〕で表わされる化合物を、
    前記損傷を減じるのに十分な量、前記表面に適用するこ
    とを含んで成る方法。 11、nが7であり、そしてRがメチル基である特許請
    求の範囲第10項記載の方法。 12、前記表面が外因性細胞の表面である特許請求の範
    囲第1又は第10項記載の方法。 13、前記細胞が細菌又は酵素である特許請求の範囲第
    12項記載の方法。 14、前記細胞が哺乳類上皮細胞である特許請求の範囲
    第12項記載の方法。 15、前記量がcm^2当り0.08〜12mgである
    特許請求の範囲第1又は第10項記載の方法。 16、前記脂質抽出物が水性エマルジョンの形で適用さ
    れる特許請求の範囲第1項記載の方法。 17、表面への紫外線誘発性損傷を防止することができ
    る組成物であって、ディノコーカス種からの脂質抽出物
    を含有する組成物。 18、前記抽出物が、65:35:5の比のクロロホル
    ム:メタノール:28%アンモニア溶媒系の溶液中でシ
    リカゲルH薄層クロマトグラフィーによって測定される
    場合、0.5又はそれ以上のrfを有する特許請求の範
    囲第17項記載の組成物。 19、前記脂質が位置2でイソプレノイド置換基及び位
    置3で低級アルキル置換基を有する1,4−ナフトキノ
    ンである特許請求の範囲第17項記載の組成物。 20、表面への放射線損傷を防止することができる組成
    物であって、下記の一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、nは0〜14の整数であり、そしてRはC_1
    〜C_4のアルキル基である〕で表わされる脂質をキャ
    リヤー中に含んで成る組成物。
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