JPH01124270A - 薄膜太陽電池の製造方法 - Google Patents
薄膜太陽電池の製造方法Info
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- JPH01124270A JPH01124270A JP62282801A JP28280187A JPH01124270A JP H01124270 A JPH01124270 A JP H01124270A JP 62282801 A JP62282801 A JP 62282801A JP 28280187 A JP28280187 A JP 28280187A JP H01124270 A JPH01124270 A JP H01124270A
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- solar cell
- film solar
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- thin film
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F77/00—Constructional details of devices covered by this subclass
- H10F77/20—Electrodes
- H10F77/206—Electrodes for devices having potential barriers
- H10F77/211—Electrodes for devices having potential barriers for photovoltaic cells
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F19/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one photovoltaic cell covered by group H10F10/00, e.g. photovoltaic modules
- H10F19/30—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one photovoltaic cell covered by group H10F10/00, e.g. photovoltaic modules comprising thin-film photovoltaic cells
- H10F19/31—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one photovoltaic cell covered by group H10F10/00, e.g. photovoltaic modules comprising thin-film photovoltaic cells having multiple laterally adjacent thin-film photovoltaic cells deposited on the same substrate
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、非晶質シリコン (以下a −54と記す)
等で光電変換のための接合を、また一方の電極を印刷電
極で形成した低コストの薄膜太陽電池に関する。
等で光電変換のための接合を、また一方の電極を印刷電
極で形成した低コストの薄膜太陽電池に関する。
非晶質シリコンを用いた従来の薄膜太陽電池は、出力電
圧を高くするために通常ユニットセルを直列接続する。
圧を高くするために通常ユニットセルを直列接続する。
ユニットセルは、例えばガラス基板等の透明絶縁基板上
のITO(インジウム・錫酸化物)I 5nO1(酸化
錫)を透明電極とし、シラン。
のITO(インジウム・錫酸化物)I 5nO1(酸化
錫)を透明電極とし、シラン。
アセチレン等の炭化水素およびジボランの混合ガスのグ
ロー放電分解による約200人の厚さのp層。
ロー放電分解による約200人の厚さのp層。
シランガスのグロー放電分解による約0.5−の厚さの
ノンドープ層、シラン、フォスフインの混合ガスのグロ
ー放電分解による約500人の厚さの1層からなるp−
1−n構造のa −5層層をはさんで、1−程度の金属
薄膜からなる裏面電極を有する。
ノンドープ層、シラン、フォスフインの混合ガスのグロ
ー放電分解による約500人の厚さの1層からなるp−
1−n構造のa −5層層をはさんで、1−程度の金属
薄膜からなる裏面電極を有する。
直列接続のためには、一つの透明絶縁基板上に透明電極
膜、a−3t膜、裏面電橋膜をそれぞれ全面成膜し、そ
の都度パターニングして各セル間の分離とセル間接続部
の形成を行う、透明電極のパターニングは、電子ビーム
蒸着またはスパッタリングで成膜後、印刷法またはフォ
トマスクを用いた露光によりレジストパターンを形成し
てエツチング処理することによって行われる。a−51
膜のバターニングは、フォトリソグラフィ法あるいはレ
ーザスクライビング法によって行われる。金属電極膜は
、電子ビーム蒸着またはスパッタリング法で成膜し、フ
ォトリソグラフィ法でバターニングする。
膜、a−3t膜、裏面電橋膜をそれぞれ全面成膜し、そ
の都度パターニングして各セル間の分離とセル間接続部
の形成を行う、透明電極のパターニングは、電子ビーム
蒸着またはスパッタリングで成膜後、印刷法またはフォ
トマスクを用いた露光によりレジストパターンを形成し
てエツチング処理することによって行われる。a−51
膜のバターニングは、フォトリソグラフィ法あるいはレ
ーザスクライビング法によって行われる。金属電極膜は
、電子ビーム蒸着またはスパッタリング法で成膜し、フ
ォトリソグラフィ法でバターニングする。
このうち、裏面電極を金属薄膜で形成するには、高価な
蒸着装置、スパッタリング装置を用い、フォ゛トリソグ
ラフィ技術を適用するので工数の低減が困難である。そ
こで太陽電池のコスト低減のために裏面電極を成膜とバ
ターニングが同時に行われる印刷電極により形成するこ
とが検討された。
蒸着装置、スパッタリング装置を用い、フォ゛トリソグ
ラフィ技術を適用するので工数の低減が困難である。そ
こで太陽電池のコスト低減のために裏面電極を成膜とバ
ターニングが同時に行われる印刷電極により形成するこ
とが検討された。
結晶Stまたは多結晶S!太陽電池の場合は、Ag粒子
をエポキシ樹脂に混じて作成したペーストを塗布し、6
00〜700℃で焼成して31層との電気的接触をとり
、電極を形成することができる。しかしa −3i太陽
電池に適用すると、例えば第2図の線10のような特性
となり、フィルファクタが0.4あるいはそれ以下とな
っている。これは、a −3iの場合は温度を200℃
以上にあげることができないので、高分子樹脂をとばし
て焼結することができず、十分低い接触抵抗を確保でき
ないのがその原因である。従って、a−3tの電極用塗
料としては、150℃程度の焼成で十分低い接触抵抗が
とれることが必要である。また従来の印刷電極では耐湿
性が良好でなかった。
をエポキシ樹脂に混じて作成したペーストを塗布し、6
00〜700℃で焼成して31層との電気的接触をとり
、電極を形成することができる。しかしa −3i太陽
電池に適用すると、例えば第2図の線10のような特性
となり、フィルファクタが0.4あるいはそれ以下とな
っている。これは、a −3iの場合は温度を200℃
以上にあげることができないので、高分子樹脂をとばし
て焼結することができず、十分低い接触抵抗を確保でき
ないのがその原因である。従って、a−3tの電極用塗
料としては、150℃程度の焼成で十分低い接触抵抗が
とれることが必要である。また従来の印刷電極では耐湿
性が良好でなかった。
本発明の目的は、上述の問題を解決し、150℃程度で
焼成することにより、a −5i層との間に十分低い接
触抵抗が得られ、かつ高温高温に耐える印刷電極を裏面
電極とする薄膜太陽電池を提供することにある。
焼成することにより、a −5i層との間に十分低い接
触抵抗が得られ、かつ高温高温に耐える印刷電極を裏面
電極とする薄膜太陽電池を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明は、透明絶縁基板上
に透明電極と接合を存するa −5i層と裏面電極が積
層されてなるユニットセルが直列接続される太陽電池に
おいて、裏面電極が導電物質としてNi粒子を含みシリ
コンカップリング剤が添加された樹脂を印刷1焼成して
なるものとする。
に透明電極と接合を存するa −5i層と裏面電極が積
層されてなるユニットセルが直列接続される太陽電池に
おいて、裏面電極が導電物質としてNi粒子を含みシリ
コンカップリング剤が添加された樹脂を印刷1焼成して
なるものとする。
Ni粒子を混じた樹脂にシリコンカップリング剤を添加
して印刷した裏面電極は150℃程度の温度の焼成でa
−3i層との間に低い接触抵抗を形成する。
して印刷した裏面電極は150℃程度の温度の焼成でa
−3i層との間に低い接触抵抗を形成する。
第1図は本発明の一実施例を示し、ガラス基板1のIT
OあるいはSnowを電子ビーム蒸着またはスパッタリ
ングで成膜後、フォトリソグラフィ法により透明電極2
1.22.23.24・・・のバターニングをする0次
いで前述のような方法でp−1−n構造のa−5i層を
形成し、フォトリソグラフィ法で一端が透明電極21.
22.23.24・・・の間隔の一部を埋めるパターン
31.32.33.34・・・を形成する。つづいて、
金属電極41.42.43.44のパターンをフィラー
としてNi粒子を含んだフェノール樹脂を用いて印刷法
で形成した。このフェノール樹脂は、フェノール、ホル
マリン、ロジン、油を反応させてグリセリンなどでエス
テル化したものである。
OあるいはSnowを電子ビーム蒸着またはスパッタリ
ングで成膜後、フォトリソグラフィ法により透明電極2
1.22.23.24・・・のバターニングをする0次
いで前述のような方法でp−1−n構造のa−5i層を
形成し、フォトリソグラフィ法で一端が透明電極21.
22.23.24・・・の間隔の一部を埋めるパターン
31.32.33.34・・・を形成する。つづいて、
金属電極41.42.43.44のパターンをフィラー
としてNi粒子を含んだフェノール樹脂を用いて印刷法
で形成した。このフェノール樹脂は、フェノール、ホル
マリン、ロジン、油を反応させてグリセリンなどでエス
テル化したものである。
Ni粒子はボールミル等を用いて粒径1〜10−の粉末
にしたものを用い、樹脂に対して1倍ないし5倍の重量
比で混合した。一方、a −5IIi31.32゜33
、34・・・の表面には、例えば東芝シリコーン声品名
T S L8331 (γ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン)、商品名T S L8340(N −(β−
アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン)。
にしたものを用い、樹脂に対して1倍ないし5倍の重量
比で混合した。一方、a −5IIi31.32゜33
、34・・・の表面には、例えば東芝シリコーン声品名
T S L8331 (γ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン)、商品名T S L8340(N −(β−
アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン)。
商品名T S La2S3 Cr−グリシドキシプロビ
ルトリメトキシシラン)を1〜15分浸漬し、その後乾
燥、焼成した0次にNi粒子を混じたフェノール樹脂を
エチレングリコール系またはジエチレングリコール系の
溶媒を用いて粘度を調整し、120〜180メツシユの
スクリーンマスクを用いて一端がa−St層31.32
.33.34・・・の間隙の一部を埋め、隣接セルの透
明電極22.23.24・・・の端部に接触する裏面電
極41.42.43.44・・・のパターンを印刷し、
120〜180℃で20〜60分間硬化させた。この薄
膜太陽電池は、第2図の線20で示すような初期特性を
示してフィルファクタ0.6を得た。また60℃。
ルトリメトキシシラン)を1〜15分浸漬し、その後乾
燥、焼成した0次にNi粒子を混じたフェノール樹脂を
エチレングリコール系またはジエチレングリコール系の
溶媒を用いて粘度を調整し、120〜180メツシユの
スクリーンマスクを用いて一端がa−St層31.32
.33.34・・・の間隙の一部を埋め、隣接セルの透
明電極22.23.24・・・の端部に接触する裏面電
極41.42.43.44・・・のパターンを印刷し、
120〜180℃で20〜60分間硬化させた。この薄
膜太陽電池は、第2図の線20で示すような初期特性を
示してフィルファクタ0.6を得た。また60℃。
90%の高温高温放置試験において、40時間程度で0
.5程度までフィルファクタが低下するが、500時間
程度で0.55まで回復するという特性が得られた。
.5程度までフィルファクタが低下するが、500時間
程度で0.55まで回復するという特性が得られた。
印刷裏面電橋形成の第二の実施例としては、Ni粒子と
して、ボールミル等を用いて5〜10irTa程度の粒
度の粉末に形成したものを用い、これを上述の実施例の
ようなフェノール樹脂に1倍ないし5倍の重量比で混合
したのち、これに0.1〜5重量%の上述の実施例のよ
うなシリコンカップリング剤を添加した。この樹脂を上
述の実施例と同様の溶媒を用いて100〜400ポワー
ズに粘度を調整し、ロール間を樹脂を通過させて粒度調
整するロール分散処理を行ったのち、180〜250メ
ツシユのスクリーンマスクを用いて10〜20μ厚さに
塗布し、硬化は120〜180℃で20〜60分行った
。この太陽電池はフィルファクタ0.61を得、60℃
、90%の高温高温放置試験においては、500時間で
2%程度低下し、0.60フイルフアクタ値が得られて
いる。
して、ボールミル等を用いて5〜10irTa程度の粒
度の粉末に形成したものを用い、これを上述の実施例の
ようなフェノール樹脂に1倍ないし5倍の重量比で混合
したのち、これに0.1〜5重量%の上述の実施例のよ
うなシリコンカップリング剤を添加した。この樹脂を上
述の実施例と同様の溶媒を用いて100〜400ポワー
ズに粘度を調整し、ロール間を樹脂を通過させて粒度調
整するロール分散処理を行ったのち、180〜250メ
ツシユのスクリーンマスクを用いて10〜20μ厚さに
塗布し、硬化は120〜180℃で20〜60分行った
。この太陽電池はフィルファクタ0.61を得、60℃
、90%の高温高温放置試験においては、500時間で
2%程度低下し、0.60フイルフアクタ値が得られて
いる。
ロール分散後のNi粒径は3〜20μであった。この粒
径を5〜15Qとするとフィルファクタは0.01程度
向上する。すなわち粒径は膜厚の30%ないし2倍程度
とすることがよいことがわかった。さらに好ましいのは
0.5〜1.5倍である。
径を5〜15Qとするとフィルファクタは0.01程度
向上する。すなわち粒径は膜厚の30%ないし2倍程度
とすることがよいことがわかった。さらに好ましいのは
0.5〜1.5倍である。
樹脂として上述のようなフェノール樹脂にアルキッド樹
脂をフェノール/アルキッド比が4/6〜2/8となる
ように混合したものを用いることもできる。アルキッド
樹脂としては、無水フタル酸とグリセリンの系に亜麻仁
油、桐油、大豆油などの乾性油、脱水ひまし油またはそ
の構成脂肪酸を加えて形成した。他の処理はロール分散
処理を行った上述の第二の実施例同様で、その結果初期
特性としてフィルファクタ0.61を得た。 60℃、
90%の高温高温放置試験においては、500時間経過
してもフィルファクタはほとんど変化しなかった。
脂をフェノール/アルキッド比が4/6〜2/8となる
ように混合したものを用いることもできる。アルキッド
樹脂としては、無水フタル酸とグリセリンの系に亜麻仁
油、桐油、大豆油などの乾性油、脱水ひまし油またはそ
の構成脂肪酸を加えて形成した。他の処理はロール分散
処理を行った上述の第二の実施例同様で、その結果初期
特性としてフィルファクタ0.61を得た。 60℃、
90%の高温高温放置試験においては、500時間経過
してもフィルファクタはほとんど変化しなかった。
樹脂としてフェノール変性アルキッド樹脂にエポキシ樹
脂を用いて同様の工程で製造した太陽電池では、初期特
性としてフィルファクタ0.59を得、60℃、90%
の高温高温処理で500時間後、0.57と劣化は少な
かった。エポキシ樹脂としては、例えばフェノール、ア
セトンから形成したビスフェノールAにエピクロルヒド
リンを作用させて形成した。
脂を用いて同様の工程で製造した太陽電池では、初期特
性としてフィルファクタ0.59を得、60℃、90%
の高温高温処理で500時間後、0.57と劣化は少な
かった。エポキシ樹脂としては、例えばフェノール、ア
セトンから形成したビスフェノールAにエピクロルヒド
リンを作用させて形成した。
さらにこの樹脂のNiフィラーにITOの粒子を3−程
度に粉砕したものをNiフィラーの20〜60%添加し
て用いた場合には、初期特性としてフィルファクタ0.
61を得、60℃、90%の高温高温処理で500時間
後0.58であった。添加剤としてITO粒子の代わり
に5nOx粒子を同様の条件で用いてもほとんど差はな
かった。
度に粉砕したものをNiフィラーの20〜60%添加し
て用いた場合には、初期特性としてフィルファクタ0.
61を得、60℃、90%の高温高温処理で500時間
後0.58であった。添加剤としてITO粒子の代わり
に5nOx粒子を同様の条件で用いてもほとんど差はな
かった。
メラミン1モルにホルムアルデヒド4〜6モルとブタノ
ールを仕込み、アンモニアでpH6〜8とし、90−1
00℃で30分間メチロール化反応を行い、のちりん酸
ブチルエステルを少量加え、pH4〜5で約1時間ブチ
ルエーテル化反応をさせる0次にキジロールを加え、生
成した水およびブタノールを留去させる。生成物はキジ
ロールあるいはブタノールまたはこれらの混合溶剤で希
釈しメラミン樹脂液を形成した。この樹脂に、無水プタ
ル酸とグリセリンの系に亜麻仁油、桐油、大豆油などの
乾性油を加え、30〜45%の短油長のアルキッド樹脂
を混じた。このようにして形成したメラミンアルキッド
樹脂を用い、10n程度の粉末に形成したNi粒子を混
じ、さらに0.1〜5重量%のシリコンカップリング剤
を添加したのちロール分散処理を行い、180〜250
メツシユのスクリーンマスクを用いて10〜20nの厚
さに塗布した。この場合セル特性として0.60を得、
60℃、90%の高温高温処理を500時間行ってもほ
とんど低下しなかった。さらに上述のようにITOまた
は51101を添加することにより、フィルファクタが
若干改善され0゜61が得られた。
ールを仕込み、アンモニアでpH6〜8とし、90−1
00℃で30分間メチロール化反応を行い、のちりん酸
ブチルエステルを少量加え、pH4〜5で約1時間ブチ
ルエーテル化反応をさせる0次にキジロールを加え、生
成した水およびブタノールを留去させる。生成物はキジ
ロールあるいはブタノールまたはこれらの混合溶剤で希
釈しメラミン樹脂液を形成した。この樹脂に、無水プタ
ル酸とグリセリンの系に亜麻仁油、桐油、大豆油などの
乾性油を加え、30〜45%の短油長のアルキッド樹脂
を混じた。このようにして形成したメラミンアルキッド
樹脂を用い、10n程度の粉末に形成したNi粒子を混
じ、さらに0.1〜5重量%のシリコンカップリング剤
を添加したのちロール分散処理を行い、180〜250
メツシユのスクリーンマスクを用いて10〜20nの厚
さに塗布した。この場合セル特性として0.60を得、
60℃、90%の高温高温処理を500時間行ってもほ
とんど低下しなかった。さらに上述のようにITOまた
は51101を添加することにより、フィルファクタが
若干改善され0゜61が得られた。
第3図は第1図と異なる構造の薄膜太陽電池で、この場
合a−5t層は個々のユニットセル毎に切断しないで、
連続した1i3となっている。各セル間の接続は、セル
の配列方向に対して側方への透明電極22.23.24
・・・の引出し部に裏面電極4L 42゜43、44・
・・の引出し部を重ねることにより行われる。
合a−5t層は個々のユニットセル毎に切断しないで、
連続した1i3となっている。各セル間の接続は、セル
の配列方向に対して側方への透明電極22.23.24
・・・の引出し部に裏面電極4L 42゜43、44・
・・の引出し部を重ねることにより行われる。
この構造の太陽電池においても上述のような各種の印刷
金属電極を裏面電極41.42.43.44・・・とす
ることができる。
金属電極を裏面電極41.42.43.44・・・とす
ることができる。
第4図(a+〜(d+は本発明のさらに別の実施例の製
造工程を示し、第1図と共通の部分には同一の符号が付
されている。先ず、図falに示すように、ガラス基板
1の上にSnowからなる透明導電膜をスパッタリング
により1000〜3000人の厚さに形成したのち波長
1.06−のYAGレーザ光のスポット径6〇−のビー
ムにより透明電極21〜25を形成した0次に、図伽)
に示すようにpin接合を有するa −3i層3を第1
図に関して述べたようなプラズマCvD法を用いて約1
μの厚さに形成した0次いで図(C1に示すような金属
電極パターン41.42.43.44゜45・・・を上
述のような印刷法により塗布、硬化した。
造工程を示し、第1図と共通の部分には同一の符号が付
されている。先ず、図falに示すように、ガラス基板
1の上にSnowからなる透明導電膜をスパッタリング
により1000〜3000人の厚さに形成したのち波長
1.06−のYAGレーザ光のスポット径6〇−のビー
ムにより透明電極21〜25を形成した0次に、図伽)
に示すようにpin接合を有するa −3i層3を第1
図に関して述べたようなプラズマCvD法を用いて約1
μの厚さに形成した0次いで図(C1に示すような金属
電極パターン41.42.43.44゜45・・・を上
述のような印刷法により塗布、硬化した。
金属電極41.42.43.44と透明電極22.23
.24゜25の重なり部6の幅Wを30−とし、金属電
極間7の間隔dは約50μとした。このあと、ガラス基
板1側から波長0.53−のYAGレーザ光をスポット
径50〜80μ程度でa−3i層3の金属電極と透明電
極の重なり部6に焦点をあて、かつスポットの中心を、
例えば金属電極41の42側の端面に沿わせる形で照射
した。この結果、a−3i層3は図fd+に示すように
金属電極の間隙7の下部8で切断され、a −3i層3
1.32.33.34.35・・・に分割される。そし
て切断部8に接する金属電i、 i3明電極の重なり部
6が微結晶化し、画電極の接続領域61.62゜63、
64・・・となる。
.24゜25の重なり部6の幅Wを30−とし、金属電
極間7の間隔dは約50μとした。このあと、ガラス基
板1側から波長0.53−のYAGレーザ光をスポット
径50〜80μ程度でa−3i層3の金属電極と透明電
極の重なり部6に焦点をあて、かつスポットの中心を、
例えば金属電極41の42側の端面に沿わせる形で照射
した。この結果、a−3i層3は図fd+に示すように
金属電極の間隙7の下部8で切断され、a −3i層3
1.32.33.34.35・・・に分割される。そし
て切断部8に接する金属電i、 i3明電極の重なり部
6が微結晶化し、画電極の接続領域61.62゜63、
64・・・となる。
このようなレーザ光によるパターニングおよび結晶化は
第5図に示す加工モードに基づき、°レーザ出力がへの
領域にあるとき可能であったが、0周波数が3 kl(
z以下の場合には印刷金属電極に損傷が生ずるものが存
在した。好ましくは3 kHz〜8 kHzで照射する
必要がある。レーザスポットが大きいと隣接の金属電極
を照射するので、スポット径を絞るなど工夫する必要が
ある。
第5図に示す加工モードに基づき、°レーザ出力がへの
領域にあるとき可能であったが、0周波数が3 kl(
z以下の場合には印刷金属電極に損傷が生ずるものが存
在した。好ましくは3 kHz〜8 kHzで照射する
必要がある。レーザスポットが大きいと隣接の金属電極
を照射するので、スポット径を絞るなど工夫する必要が
ある。
金属電極の印刷を上述の第二の実施例と同様の材料を用
い、焼成を150℃で60分行った場合、上記の工程で
製造された薄膜太陽電池は101/−およびloomW
/ aJの照射下で0.65以上のフィルファクタを
得た。またロール分散処理によりNi粒子の径を5〜1
0−とした場合は、フィルファクタが若干向上し、0.
67の値が得られた。また60℃、90%の高温高温で
の1000時間放置試験での劣化は3〜5%にすぎなか
った。a−Si層のパターンの位置合わせが不要になり
その合わせ余裕をとる必要もないので、ユニー/ トセ
ルのピッチ5鶴の場合、素子間の無効部分の幅が250
−から150μに減少し、有効面積率が91%まで向上
した。
い、焼成を150℃で60分行った場合、上記の工程で
製造された薄膜太陽電池は101/−およびloomW
/ aJの照射下で0.65以上のフィルファクタを
得た。またロール分散処理によりNi粒子の径を5〜1
0−とした場合は、フィルファクタが若干向上し、0.
67の値が得られた。また60℃、90%の高温高温で
の1000時間放置試験での劣化は3〜5%にすぎなか
った。a−Si層のパターンの位置合わせが不要になり
その合わせ余裕をとる必要もないので、ユニー/ トセ
ルのピッチ5鶴の場合、素子間の無効部分の幅が250
−から150μに減少し、有効面積率が91%まで向上
した。
本発明によれば、裏面を橿としてNi粒子を樹脂中の導
電物質として用いた印刷電極を用いることにより、低温
度の焼成によりa −5i層との低接触抵抗が得られる
結果、フィルファクタが大きく耐熱耐湿性の良好な太陽
電池を得ることができた。
電物質として用いた印刷電極を用いることにより、低温
度の焼成によりa −5i層との低接触抵抗が得られる
結果、フィルファクタが大きく耐熱耐湿性の良好な太陽
電池を得ることができた。
第1図は本発明の一実施例の太陽電池の断面図、第2図
は本発明の一実施例および従来例の太陽電池の出力特性
線図、第3図は本発明の異なる実施例の太陽電池の斜視
図、第4図(al〜(dlはさらに別の実施例の太陽電
池製造工程を順次示す断面図、第5図はレーザパターニ
ングの加工モードのレーザ出力および周波数との関係線
図である。 1ニガラス基板、21.22.23.24.25:透明
電極、3 、31.32.33.34.35: a−5
i層、41.42゜43、44.45:印刷電極。 / Cζ・ 代理人弁理士 山 口 巖\1、ζ 1 力゛ラス基板 第1図 第4図 第5図
は本発明の一実施例および従来例の太陽電池の出力特性
線図、第3図は本発明の異なる実施例の太陽電池の斜視
図、第4図(al〜(dlはさらに別の実施例の太陽電
池製造工程を順次示す断面図、第5図はレーザパターニ
ングの加工モードのレーザ出力および周波数との関係線
図である。 1ニガラス基板、21.22.23.24.25:透明
電極、3 、31.32.33.34.35: a−5
i層、41.42゜43、44.45:印刷電極。 / Cζ・ 代理人弁理士 山 口 巖\1、ζ 1 力゛ラス基板 第1図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)透明絶縁基板上に透明電極と接合を有する非晶質シ
リコン層と裏面電極が積層されてなるユニットセルが直
列接続されるものにおいて、裏面電極が導電物質として
ニッケル粒子を含みシリコンカップリング剤が添加され
た樹脂を印刷、焼成してなることを特徴とする薄膜太陽
電池。 2)特許請求の範囲第1項記載の電池において、ニッケ
ル粒子を混合後、シリコンカップリング剤を添加し、ロ
ール間を通過させるロール分散処理により粒度が調整さ
れたニッケル粒子を含む樹脂を印刷、焼成してなる裏面
電極を有することを特徴とする薄膜太陽電池。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62282801A JPH0658968B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 薄膜太陽電池の製造方法 |
US07/268,904 US4968354A (en) | 1987-11-09 | 1988-11-08 | Thin film solar cell array |
US07/422,608 US4999308A (en) | 1987-11-09 | 1989-10-17 | Method of making thin film solar cell array |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62282801A JPH0658968B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 薄膜太陽電池の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01124270A true JPH01124270A (ja) | 1989-05-17 |
JPH0658968B2 JPH0658968B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=17657267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62282801A Expired - Lifetime JPH0658968B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 薄膜太陽電池の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658968B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03124067A (ja) * | 1989-10-07 | 1991-05-27 | Showa Shell Sekiyu Kk | 光起電力装置およびその製造方法 |
US5318638A (en) * | 1991-10-18 | 1994-06-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Solar cell |
WO2010069728A1 (de) * | 2008-12-20 | 2010-06-24 | Saint-Gobain Glass France | Dünnschichtsolarzelle mit leiterbahnenelektrode |
WO2013044611A1 (zh) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | 英利能源(中国)有限公司 | 太阳能电池片及其热处理工艺 |
JP2013074290A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-22 | Industrial Technology Research Institute | 薄膜太陽電池の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59179651A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-12 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 耐熱導電性銀ペ−スト組成物 |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP62282801A patent/JPH0658968B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59167056A (ja) * | 1983-03-12 | 1984-09-20 | Agency Of Ind Science & Technol | シリコン半導体電極 |
JPS59179651A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-12 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 耐熱導電性銀ペ−スト組成物 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010069728A1 (de) * | 2008-12-20 | 2010-06-24 | Saint-Gobain Glass France | Dünnschichtsolarzelle mit leiterbahnenelektrode |
CN102257624A (zh) * | 2008-12-20 | 2011-11-23 | 法国圣戈班玻璃厂 | 具有印制导线电极的薄层太阳能电池 |
JP2013074290A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-22 | Industrial Technology Research Institute | 薄膜太陽電池の製造方法 |
US8772071B2 (en) | 2011-09-26 | 2014-07-08 | Industrial Technology Research Institute | Method of manufacturing thin film solar cells |
WO2013044611A1 (zh) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | 英利能源(中国)有限公司 | 太阳能电池片及其热处理工艺 |
US9419149B2 (en) | 2011-09-29 | 2016-08-16 | Yingli Energy (China) Company Limited | Solar cell sheet and heat treatment process thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0658968B2 (ja) | 1994-08-03 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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