JPH01120117A - 比較回路 - Google Patents
比較回路Info
- Publication number
- JPH01120117A JPH01120117A JP27860487A JP27860487A JPH01120117A JP H01120117 A JPH01120117 A JP H01120117A JP 27860487 A JP27860487 A JP 27860487A JP 27860487 A JP27860487 A JP 27860487A JP H01120117 A JPH01120117 A JP H01120117A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel transistor
- inverter
- channel
- switch
- input
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K5/22—Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral
- H03K5/24—Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude
- H03K5/2472—Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude using field effect transistors
- H03K5/249—Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude using field effect transistors using clock signals
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、相補形MOSトランジスタで構成された比較
回路に関するものである。
回路に関するものである。
従来の技術
通常、MO8型トランジスタでA/D変換器を構成する
場合、内部の比較回路にはコンデンサを用いて信号を結
合した交流結合型比較回路若しくはチョッパ型比較回路
と呼ばれる方式のものがよく用いられる。交流結合型比
較回路の回路図を第2図に示す。第2図の交流結合型比
較回路はインバータ1.コンデンサ2.スイッチ3〜5
及びインバータ6により構成されている。実際の比較回
路ではスイッチ3〜5はMO3型トランジスタで構成さ
れているが図面においては説明のため単なるスイッチと
して表わした。第2図の比較回路において、まず、スイ
ッチ3,5がオン、スイッチ4がオフであったとする。
場合、内部の比較回路にはコンデンサを用いて信号を結
合した交流結合型比較回路若しくはチョッパ型比較回路
と呼ばれる方式のものがよく用いられる。交流結合型比
較回路の回路図を第2図に示す。第2図の交流結合型比
較回路はインバータ1.コンデンサ2.スイッチ3〜5
及びインバータ6により構成されている。実際の比較回
路ではスイッチ3〜5はMO3型トランジスタで構成さ
れているが図面においては説明のため単なるスイッチと
して表わした。第2図の比較回路において、まず、スイ
ッチ3,5がオン、スイッチ4がオフであったとする。
このときインバータ1の入力と出力とがショートするた
めにインバータ1の大力電圧v1と出力電圧v0は等し
く、バイアス電圧Vb=Vi=Voとなる。参考のため
、第3図に、インバータ1の入力電圧対出力電圧特性を
示した。インバータ1が相補形MO8)ランジスタで構
成されている場合、インバータの反転電圧を電源電圧v
DDの1/2近傍にする場合が多いため、バイアス電圧
vbもVb=1/2Vooである場合が多い。また、第
2図に示す比較回路において、スイッチ3がオンしてい
るのでコンデンサ2の入力電圧V、は、比較基準電位入
力端子7に与えられている基準電圧vRであり、コンデ
ンサ2の充電電圧vcはv、=vR−Vbとなる。次に
スイッチ5,3をオフにしてからスイッチ4をオンにす
る。するとコンデンサ2の入力電圧V、・は信号入力端
子8に与えられている入力信号電圧VSとなる。ところ
がコンデンサ2のインバータ1の入力に接続されている
端子は、スイッチ5がオフしているため、高インピーダ
ンスであり、コンデンサ2の充放電は基本的に行なわれ
ない。(実際には寄性容量やリーク電流の影響により、
コンデンサ2はわずかに充放電を行なうが、ここではこ
れは問題とはならない程小さいものとする。)するとコ
ンデンサ2の入力電圧は △V−=Va・ Va=vs VRの変化かあ’)
、’c(7)変化がそのままインバータ1の入力に現わ
れるため、インバータ1の出力はインバータ1の増幅度
−G、に応じた出力電圧変化、すなわち△Vo= G
aXΔV;=−G*X△Va+(△vi=ΔV、)、ゆ
えに △VO=−GaX(Vs VR)が現われる。サラニ
、インバータ1の出力電圧変化はインバータ6の増幅度
−〇bに応じて増幅され、比較結果出力端子9に現れる
。このようにして第2図に示した比較回路では、比較基
準電圧vRと入力信号電圧Vsとの大小関係が判定され
ることとなる。(参考文献米山寿−「図解A/Dコンバ
ータ入門」(昭58゜9.25)、オーム社、P65) 発明が解決しようとする問題点 このような従来の交流結合型比較回路には以下に述べる
問題点があった。第2図交流結合型比較回路が相補型M
oSトランジスタで構成されている場合、バイアス発生
状態すなわちスイッチ5がオンしている状態では、イン
バータ1及び6の出力に電源電圧vDDの約172の電
圧が現れる。この時インバータ1及び6の内部ではイン
バータを構成するPチャネルトランジスタ及びNチャネ
ルトランジスタが共にオン状態となっており、貫通電流
が流れている。特に並列型A/D変換器では、Nビット
の分解能の場合(2N−1)個もの比較回路を並列に用
いているために消費電流が増大する原因となっている。
めにインバータ1の大力電圧v1と出力電圧v0は等し
く、バイアス電圧Vb=Vi=Voとなる。参考のため
、第3図に、インバータ1の入力電圧対出力電圧特性を
示した。インバータ1が相補形MO8)ランジスタで構
成されている場合、インバータの反転電圧を電源電圧v
DDの1/2近傍にする場合が多いため、バイアス電圧
vbもVb=1/2Vooである場合が多い。また、第
2図に示す比較回路において、スイッチ3がオンしてい
るのでコンデンサ2の入力電圧V、は、比較基準電位入
力端子7に与えられている基準電圧vRであり、コンデ
ンサ2の充電電圧vcはv、=vR−Vbとなる。次に
スイッチ5,3をオフにしてからスイッチ4をオンにす
る。するとコンデンサ2の入力電圧V、・は信号入力端
子8に与えられている入力信号電圧VSとなる。ところ
がコンデンサ2のインバータ1の入力に接続されている
端子は、スイッチ5がオフしているため、高インピーダ
ンスであり、コンデンサ2の充放電は基本的に行なわれ
ない。(実際には寄性容量やリーク電流の影響により、
コンデンサ2はわずかに充放電を行なうが、ここではこ
れは問題とはならない程小さいものとする。)するとコ
ンデンサ2の入力電圧は △V−=Va・ Va=vs VRの変化かあ’)
、’c(7)変化がそのままインバータ1の入力に現わ
れるため、インバータ1の出力はインバータ1の増幅度
−G、に応じた出力電圧変化、すなわち△Vo= G
aXΔV;=−G*X△Va+(△vi=ΔV、)、ゆ
えに △VO=−GaX(Vs VR)が現われる。サラニ
、インバータ1の出力電圧変化はインバータ6の増幅度
−〇bに応じて増幅され、比較結果出力端子9に現れる
。このようにして第2図に示した比較回路では、比較基
準電圧vRと入力信号電圧Vsとの大小関係が判定され
ることとなる。(参考文献米山寿−「図解A/Dコンバ
ータ入門」(昭58゜9.25)、オーム社、P65) 発明が解決しようとする問題点 このような従来の交流結合型比較回路には以下に述べる
問題点があった。第2図交流結合型比較回路が相補型M
oSトランジスタで構成されている場合、バイアス発生
状態すなわちスイッチ5がオンしている状態では、イン
バータ1及び6の出力に電源電圧vDDの約172の電
圧が現れる。この時インバータ1及び6の内部ではイン
バータを構成するPチャネルトランジスタ及びNチャネ
ルトランジスタが共にオン状態となっており、貫通電流
が流れている。特に並列型A/D変換器では、Nビット
の分解能の場合(2N−1)個もの比較回路を並列に用
いているために消費電流が増大する原因となっている。
このため、本来相補型MOSトランジスタ構成の集積回
路は低消費電力が特長となっているのにかかわらず並列
型A/D変換器では、他の方式2例えばバイポーラ集積
回路や単チャネルMOS集積回路と同程度の消費電力と
なってしまう。また、A/D変換器において消費電流の
増大はノイズ発生の原因となるため、A/D変換精度の
低下という問題にも関連する。
路は低消費電力が特長となっているのにかかわらず並列
型A/D変換器では、他の方式2例えばバイポーラ集積
回路や単チャネルMOS集積回路と同程度の消費電力と
なってしまう。また、A/D変換器において消費電流の
増大はノイズ発生の原因となるため、A/D変換精度の
低下という問題にも関連する。
問題点を解決するための手段
以上の問題点を解決するために本発明は、インバータの
入力と出力との間に第1のスイッチ手段を接続しさらに
前記インバータの入力にコンデンサを接続したものを少
なくとも1段以上の直列接続とした交流結合アンプの入
力と、比較基準電位入力端子及び信号入力端子との間に
それぞれ第2、第3のスイッチ手段を接続し、前記交流
結合アンプの出力を第1のPチャネルトランジスタ及び
第1のNチャネルトランジスタのゲートと接続し、前記
第1のPチャネルトランジスタのソースは電源と接続し
さらにドレインは第2のPチャネルトランジスタのソー
スと接続し、前記第1のNチャネルトランジスタのソー
スは接地と接続しさらにドレインは第2のNチャネルト
ランジスタのソースと接続し、前記第2のPチャネルト
ランジスタを前記第2のNチャネルトランジスタとは少
な(とも前記第1のスイッチ手段のオンしている間にオ
フとなる制御信号をゲート入力とし、前記第2のPチャ
ネルトランジスタのドレインと前記第2のNチャネルト
ランジスタのドレインとを接統して比較結果出力と成す
相補形MO8)ランジスタで構成された比較回路である
。
入力と出力との間に第1のスイッチ手段を接続しさらに
前記インバータの入力にコンデンサを接続したものを少
なくとも1段以上の直列接続とした交流結合アンプの入
力と、比較基準電位入力端子及び信号入力端子との間に
それぞれ第2、第3のスイッチ手段を接続し、前記交流
結合アンプの出力を第1のPチャネルトランジスタ及び
第1のNチャネルトランジスタのゲートと接続し、前記
第1のPチャネルトランジスタのソースは電源と接続し
さらにドレインは第2のPチャネルトランジスタのソー
スと接続し、前記第1のNチャネルトランジスタのソー
スは接地と接続しさらにドレインは第2のNチャネルト
ランジスタのソースと接続し、前記第2のPチャネルト
ランジスタを前記第2のNチャネルトランジスタとは少
な(とも前記第1のスイッチ手段のオンしている間にオ
フとなる制御信号をゲート入力とし、前記第2のPチャ
ネルトランジスタのドレインと前記第2のNチャネルト
ランジスタのドレインとを接統して比較結果出力と成す
相補形MO8)ランジスタで構成された比較回路である
。
作用
本発明の構成により、交流結合型比較回路のバイアス発
生状態における消費電流の低減が図れるため、特に本発
明による比較回路を並列型A/D変換器に用いた場合に
は、性能を低下させることな(低消費電力が実現できる
。
生状態における消費電流の低減が図れるため、特に本発
明による比較回路を並列型A/D変換器に用いた場合に
は、性能を低下させることな(低消費電力が実現できる
。
実施例
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図は本
発明の一実施例による交流結合型比較回路の回路図であ
る。第1図において、インバータ1の入力と出力との間
にスイッチ5を接続し、このインバータ1の入力にコン
デンサ2を接続したものを一般に交流結合アンプと呼び
、比較回路の精度や感度を向上させるために、この交流
結合アンプを数段直列接続することもある。第1図の実
施例では、1段の交流結合アンプの入力であるコンデン
サ2と、比較基準電位入力端子7及び信号入力端子8と
の間にそれぞれスイッチ3,4が接続され、同交流結合
アンプの出力であるインバータlの出力にはPチャネル
トランジスタ10及びNチャネルトランジスタ11の両
ゲートが共通接続され、Pチャネルトランジスタ10お
よびNチャネルトランジスタの各ソースは、各々、電源
端子12および接地端子に接続され、互いのドレイン間
にはPチャネルトランジスタ13とNチャネルトランジ
スタ14とが直列接続されている。
発明の一実施例による交流結合型比較回路の回路図であ
る。第1図において、インバータ1の入力と出力との間
にスイッチ5を接続し、このインバータ1の入力にコン
デンサ2を接続したものを一般に交流結合アンプと呼び
、比較回路の精度や感度を向上させるために、この交流
結合アンプを数段直列接続することもある。第1図の実
施例では、1段の交流結合アンプの入力であるコンデン
サ2と、比較基準電位入力端子7及び信号入力端子8と
の間にそれぞれスイッチ3,4が接続され、同交流結合
アンプの出力であるインバータlの出力にはPチャネル
トランジスタ10及びNチャネルトランジスタ11の両
ゲートが共通接続され、Pチャネルトランジスタ10お
よびNチャネルトランジスタの各ソースは、各々、電源
端子12および接地端子に接続され、互いのドレイン間
にはPチャネルトランジスタ13とNチャネルトランジ
スタ14とが直列接続されている。
そして、Pチャネルトランジスタ13とNチャネルトラ
ンジスタ14とは、少なくともスイッチ5のオンしてい
る間にそれぞれオフ動作となるil制御信号が、それら
の各ゲートの入力端子15.16に印加され、Pチャネ
ルトランジスタ13とNチャネルトランジスタとの共通
ドレインから比較結果を出力端子9に引き出している。
ンジスタ14とは、少なくともスイッチ5のオンしてい
る間にそれぞれオフ動作となるil制御信号が、それら
の各ゲートの入力端子15.16に印加され、Pチャネ
ルトランジスタ13とNチャネルトランジスタとの共通
ドレインから比較結果を出力端子9に引き出している。
第1図に記載された交流結合型比較回路の動作原理につ
いて説明する。インバータl、コンデンサ2.スイッチ
3〜5.比較基準電位入力端子7、信号入力端子8で構
成されている部分は第2図に示す従来例による交流結合
型比較回路と同様であり、その動作についても従来の技
術で説明した通りである。Pチャネルトランジスタ10
.13゜Nチャネルトランジスタ11.14が直列接続
(カスケード接続)された構成は、インバータ回路であ
り、Pチャネルトランジスタ13のゲートに接続されて
いる制御信号入力端子15からは、少なくともスイッチ
5がオンしている期間は”H”となる信号を与えてPチ
ャネルトランジスタ13をオフとし、同様にNチャネル
トランジスタ14のゲートに接続されているilJ御信
号入力端子16からは、少なくともスイッチ5がオンし
ている期間は“L”となる信号を与えてNチャネルトラ
ンジスタ14をオフとする。これにより、1′ンバータ
1がバイアス電圧Vbを発生している期間は、Pチャネ
ルトランジスタ10,13.Nチャネルトランジスタ1
1.14で構成するインバータ回路は停止状態となり、
貫通電流が流れることを防止できる。スイッチ5がオフ
でスイッチ4がオンとなった状態、すなわち、比較動作
の状態では、制御信号入力端子15には′L“、制御信
号入力端子16にはH”となる信号を与える。これによ
り、Pチャネルトランジスタ10.13.Nチャネルト
ランジスタ11.14で構成するインバータ回路は反転
動作状態となり、出力端子9に”H“またはL”の比較
結果が出力される。第1図に示す実施例による比較回路
を並列型A/D変換器に用いた場合には、比較基準電位
と入力信号との電位差が小さい部分に位置するPチャネ
ルトランジスタ10,13.Nチャネルトランジスタ1
1.14で構成するインバータ回路のみ、比較基準電位
と入力信号との電位差に応じた貫通電流が流れることと
なるが、これは、従来例の第2図インバータ6の動作も
同様である。つまり、本実施例の交流結合型比較回路で
は交流結合アンプがバイアス発生動作をしている期間の
消費電流を低減することができる。しかし従来例による
第2図インバータ6のバイアス発生動作時の消費電流は
大であったので、本発明による改善効果は大きい。
いて説明する。インバータl、コンデンサ2.スイッチ
3〜5.比較基準電位入力端子7、信号入力端子8で構
成されている部分は第2図に示す従来例による交流結合
型比較回路と同様であり、その動作についても従来の技
術で説明した通りである。Pチャネルトランジスタ10
.13゜Nチャネルトランジスタ11.14が直列接続
(カスケード接続)された構成は、インバータ回路であ
り、Pチャネルトランジスタ13のゲートに接続されて
いる制御信号入力端子15からは、少なくともスイッチ
5がオンしている期間は”H”となる信号を与えてPチ
ャネルトランジスタ13をオフとし、同様にNチャネル
トランジスタ14のゲートに接続されているilJ御信
号入力端子16からは、少なくともスイッチ5がオンし
ている期間は“L”となる信号を与えてNチャネルトラ
ンジスタ14をオフとする。これにより、1′ンバータ
1がバイアス電圧Vbを発生している期間は、Pチャネ
ルトランジスタ10,13.Nチャネルトランジスタ1
1.14で構成するインバータ回路は停止状態となり、
貫通電流が流れることを防止できる。スイッチ5がオフ
でスイッチ4がオンとなった状態、すなわち、比較動作
の状態では、制御信号入力端子15には′L“、制御信
号入力端子16にはH”となる信号を与える。これによ
り、Pチャネルトランジスタ10.13.Nチャネルト
ランジスタ11.14で構成するインバータ回路は反転
動作状態となり、出力端子9に”H“またはL”の比較
結果が出力される。第1図に示す実施例による比較回路
を並列型A/D変換器に用いた場合には、比較基準電位
と入力信号との電位差が小さい部分に位置するPチャネ
ルトランジスタ10,13.Nチャネルトランジスタ1
1.14で構成するインバータ回路のみ、比較基準電位
と入力信号との電位差に応じた貫通電流が流れることと
なるが、これは、従来例の第2図インバータ6の動作も
同様である。つまり、本実施例の交流結合型比較回路で
は交流結合アンプがバイアス発生動作をしている期間の
消費電流を低減することができる。しかし従来例による
第2図インバータ6のバイアス発生動作時の消費電流は
大であったので、本発明による改善効果は大きい。
さらに、Pチャネルトランジスタ10,13゜Nチャネ
ルトランジスタ11.14で構成するインバータ回路に
は、付加的に次の利点も生じる。
ルトランジスタ11.14で構成するインバータ回路に
は、付加的に次の利点も生じる。
すなわち、Pチャネルトランジスタ10,13゜Nチャ
ネルトランジスタ11.14で構成するインバータ回路
は、動作時にはカスケード接続となっているために、第
1にPチャネルトランジスタ13.Nチャネルトランジ
スタ14によるゲート接地増幅効果が加わること、第2
にPチャネルトランジスタ13.Nチャネルトランジス
タ14のゲート・ドレイン間容量によって発生する負帰
還作用(ミラー効果)を取り除けるために、電圧利得を
高い周波数領域まで拡張することができることである。
ネルトランジスタ11.14で構成するインバータ回路
は、動作時にはカスケード接続となっているために、第
1にPチャネルトランジスタ13.Nチャネルトランジ
スタ14によるゲート接地増幅効果が加わること、第2
にPチャネルトランジスタ13.Nチャネルトランジス
タ14のゲート・ドレイン間容量によって発生する負帰
還作用(ミラー効果)を取り除けるために、電圧利得を
高い周波数領域まで拡張することができることである。
つまり本発明による交流結合型比較回路では、消費電力
低減の他に精度や感度(増幅度)及び動作速度の向上も
図れることとなる。
低減の他に精度や感度(増幅度)及び動作速度の向上も
図れることとなる。
発明の効果
本発明の比較回路によると、消費電流の低減を図ること
ができるという効果が得られ、特に、本発明の比較回路
を並列型A/D変換器に用いた場合の消費電力低減効果
は大である。また、本発明の比較回路は、精度や感度及
び動作速度の向上効果もあわせ持ち、消費電流の減少に
伴なう発生ノイズの低減効果と相乗的に、A/D変換特
性の教養にも寄与できる。
ができるという効果が得られ、特に、本発明の比較回路
を並列型A/D変換器に用いた場合の消費電力低減効果
は大である。また、本発明の比較回路は、精度や感度及
び動作速度の向上効果もあわせ持ち、消費電流の減少に
伴なう発生ノイズの低減効果と相乗的に、A/D変換特
性の教養にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例比較回路の回路図、第2図は
従来例比較回路の回路図、第3図は交流結合アンプの動
作の説明のためのインバータの入力電圧対出力電圧特性
図である。 1.6・・・・・・インバータ、2・・・・・・コンデ
ンサ、3〜5・・・・・・スイッチ、7・・・・・・比
較基準電位入力端子、8・・・・・・信号入力端子、9
・・・・・・比較結果出力端子、10.13・・・・・
・Pチャネルトランジスタ、11゜14・・・・・・N
チャネルトランジスタ、12・・・・・・電源端子、1
5.16・・・・・・制御信号入力端子。
従来例比較回路の回路図、第3図は交流結合アンプの動
作の説明のためのインバータの入力電圧対出力電圧特性
図である。 1.6・・・・・・インバータ、2・・・・・・コンデ
ンサ、3〜5・・・・・・スイッチ、7・・・・・・比
較基準電位入力端子、8・・・・・・信号入力端子、9
・・・・・・比較結果出力端子、10.13・・・・・
・Pチャネルトランジスタ、11゜14・・・・・・N
チャネルトランジスタ、12・・・・・・電源端子、1
5.16・・・・・・制御信号入力端子。
Claims (1)
- 入力と出力との間を第1のスイッチ手段で接続したイン
バータの入力に、コンデンサと第2、第3のスイッチ手
段とを介して比較基準電位入力及び信号入力を結合し、
同インバータの出力に第1のPチャネルトランジスタ及
び第1のNチャネルトランジスタの共通ゲートを接続し
、前記第1のPチャネルトランジスタおよび前記第1の
Nチャネルトランジスタの各ソースを各々、電源の一端
および同他端に接続し、さらに互いのドレイン間に第2
のPチャネルトランジスタおよび第2のNチャネルトラ
ンジスタを直列接続し、前記第2のPチャネルトランジ
スタと前記第2のNチャネルトランジスタの各ゲートに
は少なくとも前記第1のスイッチ手段のオンしている間
にオフとなる制御信号を入力し、前記第2のPチャネル
トランジスタと前記第2のNチャネルトランジスタとの
共通ドレインを比較結果出力端子となしたことを特徴と
する比較回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27860487A JPH01120117A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 比較回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27860487A JPH01120117A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 比較回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01120117A true JPH01120117A (ja) | 1989-05-12 |
Family
ID=17599587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27860487A Pending JPH01120117A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 比較回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01120117A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03107211A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-07 | Nec Corp | 電圧比較回路 |
JPH0414312A (ja) * | 1990-05-08 | 1992-01-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チョッパ型コンパレータ |
JP2006310931A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 逐次比較型a/dコンバータ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57202118A (en) * | 1981-06-08 | 1982-12-10 | Nippon Denso Co Ltd | Chopper type mos comparator |
JPS58182913A (ja) * | 1982-04-21 | 1983-10-26 | Toshiba Corp | 電圧比較回路 |
-
1987
- 1987-11-04 JP JP27860487A patent/JPH01120117A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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