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JPH01112986A - 組換えウイルスベクター - Google Patents

組換えウイルスベクター

Info

Publication number
JPH01112986A
JPH01112986A JP63179319A JP17931988A JPH01112986A JP H01112986 A JPH01112986 A JP H01112986A JP 63179319 A JP63179319 A JP 63179319A JP 17931988 A JP17931988 A JP 17931988A JP H01112986 A JPH01112986 A JP H01112986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dna
site
virus
cre
lox
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63179319A
Other languages
English (en)
Inventor
Lynn William Enquist
リン・ウイリアム・エンクイスト
Alan Keith Robbins
アラン・キース・ロビンズ
Brian Lee Sauer
ブライアン・リー・サウア
Mary Elaine Whealy
メアリー・エレイン・ホイーリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPH01112986A publication Critical patent/JPH01112986A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N7/00Viruses; Bacteriophages; Compositions thereof; Preparation or purification thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2710/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA dsDNA viruses
    • C12N2710/00011Details
    • C12N2710/16011Herpesviridae
    • C12N2710/16711Varicellovirus, e.g. human herpesvirus 3, Varicella Zoster, pseudorabies
    • C12N2710/16741Use of virus, viral particle or viral elements as a vector
    • C12N2710/16743Use of virus, viral particle or viral elements as a vector viral genome or elements thereof as genetic vector
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2710/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA dsDNA viruses
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    • C12N2710/16711Varicellovirus, e.g. human herpesvirus 3, Varicella Zoster, pseudorabies
    • C12N2710/16751Methods of production or purification of viral material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2800/00Nucleic acids vectors
    • C12N2800/30Vector systems comprising sequences for excision in presence of a recombinase, e.g. loxP or FRT

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 近代の分子生物学の出現(=伴い、外来DNAを真核生
物細胞特1:動物細胞中に導入するための。
およびかかるDNAをこれら細・胞により発現させるた
めのベクターとしてウィルスを活用する多くの試みがな
されて来た。それらの試みにおいて使用されてきたウィ
ルスには8’V40 、アデノクイルス、レトロクイル
ス、ヘルはスウイルス。
ワクシニアおよびバキュロウィルスが包含される。これ
ら系での成功ははるかにより簡単な細菌ファージでの成
功には匹敵しなかった。
これらの系の多くで繰返して発生する問題はそのベクタ
ーDNAの寸法が大きいゆえにDNAの外因性フラグメ
ントを導入することがしばしば困難であるか、非効率で
あるかまたはその両方であることである。例えば1代表
的にはへルRスクイルスのゲノムは約150キロベース
(kb)のDNAを含有している。従って、制限酵素/
リガーゼ技術を用いる伝統的なイン・ビトロ連結法はフ
ィルス類があまりに多くの制限酵素開裂部位を有するゆ
えセ複雑である。・従ってウィルスベクター中に異種D
NAを導入する場合、外来DNAセグメントがベクター
DNAと相同のDNAではさまれることを必要とする相
同組換えに最もしばしば頼ってきた。相同組換えは本来
非効率的で、遺伝子の置換が最良の系でも100モル中
約1モル以下の頻度でしか起らない。従って、基本的な
問題は任意のDNAセグメントを正確、高収率、効率的
かつ容易に挿入および回収できないことであった。劇的
に改良された組換え系に対する要求がなお存在していた
ファージP1はl oxPと呼ばれる短い非対称、DN
AおよびCreと呼ばれる38キロダルトンのタンパク
質を包含する効率的な部位特異的組換え系をコーディン
グしている。この細菌組換え系はsternberg氏
他、 Bacteriophage PI 81te−
specific recombination 1.
 Recombinationbetween 1ox
P 5ites、 J、 Mol、Biol、 150
: 467〜486 (1971) ; Abrems
ki氏他、8tu(iie80nthe Proper
ties of Pi 5ite−specific 
Recom−bination:  Evidence
  for Topologically Unl−1
nked Products  Following 
Recombination。
Ce1l 32: 1301〜1311(1985);
 HOass氏他、 Me−chanism of  
atrand  cleavage and  exc
haHein  the  Cre−lox 5ite
−specificorecombinationsy
stem、 J、 Mo1.  Biol、  181
: 351〜362(1985)およびSternbe
rg氏他、 J、 Mo1.Biol、 187:19
7〜212(19B6)に記載されている。
1o:cP部位は非対称のabpコア配列により分離さ
れた2個の13bpの逆方向反復単位からなる34 b
pの配列である。ファージ中の10IP部位間の組換え
は り 分子間または分子内のいずれでも起りうる。
2)その部位がスーパーコイル状あるいは線状DNAの
いずれで存在する場合でも起りうる。そして 5)  DNA分子上の1.oxP部位の相対的な配向
と関わりない、但しかかる配向は組換えの性質を決定し
ようが、同じDNA分子上の2個の同じ配向をした1o
xP部位間の組換えはその部位間にあるDNAセグメン
トの欠失を生ずる。1oxP部位が相互に関して反対の
配向にあるDNA分子上では。
組換えは間にあるDNAセグメントの逆電を生ずる。1
oxP部位間の細菌による組換えはCreタンパク質の
みしか必要とせずかつインビトロで効率的に進行する。
どの宿主因子に対しても何の要求も存在しない。Cre
−1ow組換え系の特別の利点は、Creタンパク質が
Abremski氏他のJ。
Biol、 Chem、 259: 1509〜151
4 (1984)に記載されるように大腸菌の適当に操
作された菌株から大量に調製されうろことである。
Cre−IQx系は酵母および補乳動物細胞を含む真核
細旭中においてDNAの部位特異的組換えを行うのに普
及されてきた(米国出願4043.795号(1987
年4月29日出H)および同784.951号(198
5年10月7日出願)参照)。必要な10M部位および
Cre遺伝子を付与するのに用いられるベクターは、本
願発明の一部分である特異的なベクターを用いる一例を
除き前記された慣用の方法により調製される。安定であ
りかつ生存能力のある組換え動物細胞ウィルスベクター
の調製へのCre−10Xの応用法は本発明以前には示
唆されていなかった。
従って本発明の目的は核酸セグメントを好都合で効率的
な方法で動物細胞ウィルスはフタ−中に部位特異的に挿
入して、生存能力を有しかつ安定である、選択可能な組
換えベクターを生成させる方法を提供することである。
本明細書をさらに調べれば1本発明の他の目的および利
点が当業者(=は明らかとなろう。
これらの目的は、フィルスベクターのDNA中にDNA
セグメントを部位特異的に挿入することにより動物細胞
)二とって安定でかつ生存能力のある組換えウィルスベ
クターを調製するに当たり、Creを 前記動物細胞ウィルスベクターのDNA中に導入された
第1のlOx部位、および 環状でありかつ前記DNAセグメン)(=隣接する第2
のlOx部位を含有する別のDNA分子中の該第2のl
Ox部位 と接触させ、それによりCreが前記第1のlOx部位
で前記環状DNAと前記ウィルスベクターDNAとの組
換えを行い、かくして生存可能でありかつ安定である組
換え動物細胞ウィルスはフタ−と生成させること4bi
らなる方法を提供することにより達成された。
他の局面においては、これらの目的はこの方法に、例え
ばDNAセグメントまたは出発ウィルスベクターのいず
れか、好ましくは後者におけるマーカーに基づき組換え
ベクターを続いて選択し、および/またはウィルスベク
ター中にlax部位を予め挿入する付加的な工程を包含
させることにより達成された。本発明はさらl’l−。
本発明方法により調製された組換えベクター。
10X部位を含有する動物細胞ウィルスにフタ−および
本発明の組換えベクターを利用°する外来DNAの発現
法にも関する。特に好ましいベクターはシュードラビー
ズウィルス(pnv)42である。
以下に示されるようシニ、本発明方法は驚くべきことに
好都合で速やかでかつ非常に効率良く進行することが見
出された。これは1例えば非常に著逼的な制限エンドヌ
クレアーゼ法を用いるウィルスベクター中への外来DN
Aの挿入(二これまで必要であった操作体系および時間
をかなり単純化しかつ短縮させるものである。本発明方
法を任意の動物細胞ウィルスベクターC:効率的に適用
するには、そのベクター中にloxを挿入するための部
位を位置選定することしか必要でなく、そうすれば組換
え後にそのクイルスベク′ターは生存能力を保持してい
る。以下に記載されるようζ二条くのベクター中に多く
のかかる部位が存在している。
従って本発明はDNAのloxフラグメントがウィルス
の増巾に影響しないような位置でウィルスの1)NA中
1=置かれ、そしてもう一方のlOx部位が該ウィルス
DNA中に挿入されるべきDNAのフラグメント(フラ
グメントX)に隣接して置かれることからなる、異種D
NAのフラグメントをDNAを含有する動物ウィルスの
I)NA中の正確な位置に効率的に挿入する方法を提供
するものである。後者lOx部位および前記フラグメン
トは環状DNA構造物中に含有される。loxを含有す
るフィルスDNAを、2つの核酸の間での組換えを起さ
せるの(=適当な知られた条件下にCreタンパク質の
存在下環状1ox−フラグメントXDNAと接触させる
@ 本発明の好ましい態様においては、1OXc2部位がP
RVのベラカー(BeCker)株のgill遺伝子中
に置かれてPRV42を形成する。
本発明方法の好ましい態様は、それ自身何ら選択可能な
マーカーを有しないDNAセグメントなPRVワイルス
中に挿入するのに特に好都合である。
本発明の種々の他の目的、IFi徴および付随する利点
のよりよき理解を助ける目的で図面を添付しである。
第1図はglll−1oxC2遺伝子の構成を示す。構
成の詳細は本明細書中(二記載されている。1OX02
部位およびその方向はその配列を囲む大きな矢印で表わ
される。
第2図)ま大腸菌中におけるcro−grJJ融合タン
パク質の合成を証明する写真である。集合タンノ2り質
請製物をSDS含有8チポリアクリルアミドゲル上で電
気泳動した。矢印はpALM3およびpBs109から
のcro −g[I融合タンパク質の位置を示す。タン
パク質分子量マーカーは横に示す。
第5A図はPRV42中へのpB864の組込みを示す
写真である。PRV DNA 2 μgおよびpB86
40.25μgを含有するCre反応物をBglllお
よびEC0RIでの消化後にManiatis氏他のM
o1ecular CC1o−n1n: a Labo
ratory Manual (Cold Sprin
gHarbor Laboratory、 Co1d 
8pring Harbor。
N、Y、) 1982(二記載されるようにして0.5
 fig/mlのエチジクムプロマイドを含有するα7
チアガロースゲル上で分析した。レーン1はPRV42
を用いる完全な反応を示し、レーン2はPVAが除かれ
ており、レー/3はCreが除かれており、レーン4は
pBs64が除かれておりそしてレーン5はPRV42
1:代えてPBv−Be DNAが用イラレタ。
第3B図はPRv42::pB864カら(D pB8
64 (D 切−り出しを示す写真である。Cre反応
は0.6μgのPRV42::pBB64 DNAを用
いて遂行されセしてO,Sμg7mlのエチジクムブロ
マイドを含有する0、7チアガロースゲル上で分析した
。レーン1はCreタン、2り質が除かれており、レー
ン2は完全なる反応を示しそしてレーン3はレーン2と
同じであるが但しBgl nおよびEcoRIで消化さ
れた。スーパーコイル(SC)状、ニックの入った環状
(NC) 、弛緩した環状(Etc’)、および線状(
lin)のpBS(54の移動度が示される。
第3C図は環状プラスミドpB864およびPRV42
ケ゛ツム間のCreにより仲介されたインビトロでの組
換えを示す。Creタンパク質が、gl■遺伝子中E 
lox部位を含有する線状分子(PW42 DNA)中
への環状プラスミドpBs64の組み込みを触媒しうる
ことを概略して示す。同様に、Creはlox2基質、
すなわち2個の同じ方向に反復する1ox部位を含有す
る基質からの環状分子の切り出しをも触媒しうる。
第4図は1個の1oxP部位を有するプラスミドを示す
。プラスミドpB864はp8P64から誘導される。
このものはポリリンカー領域に挿入された1個の1ox
P部位を含有する。さらに、このプラスミドはAmpr
遺伝子および、 pBR322からの複製起点およびB
P6プロモーターエレメント(転写の方向を示す波状矢
印を含有する白地枠により示される)を担持する。
本発明は知られたCre−lox技法を用いる、動物フ
ィルスベクターの高度に好都合な製法1選択法および/
または使用法を提供するものである。2個のlox部位
によりはさまれた。挿入されたDNAセグメントが生成
するフィルス中(二安定に組み込まれたままであること
が見用されたことは驚くべきことであった。DNAクイ
ルスが高い組換え率を有することはよく知られているの
で(例えば、ヘルはスクイルスに関してはBen f’
orat氏他(1985)C以下参照)に、そしてワク
シニアワイルスに関してはり、 A、 Ba11氏のG
、 of Viral、 61:1788〜1795 
(1987)に示されるように)1本発明の組換えベク
ターは安定でなかろうしそして相同の組換えによりそれ
が切り出されることが予測されるゆえに回収され得なか
ろうことが当業者(二より予想された。このことがその
系をかなり不安定にしそして回収率を低くするであろう
ことが予想されよう。
ところがこれと反対に1本発明により調製されうる組換
えベクターは高度に安定で生存可能であることが見出さ
れた。その結果、本発明によりフィルスベクター中での
部位特異的な組換えが可能となり1組換え動物細胞フィ
ルスベクターが非常に好都合で、速やかで、かつ効率的
に形成されうる。本発明によりフィルスベクターの特異
的な位置(すなわちlox部位)中への実質上すべての
DNAの挿入および回収が可能となった。効率は相同組
換えのそれに比較して代表的には5〜100倍優れてい
る。本発明の組換え事象がそのように効果的で、かつ生
成物が安定であることが信頼できるので1組換え生成物
を選択するのにかなり時間を節約することもできる。こ
のように1本発明は大きなりNAクイルスをベクターと
して使用する場合に固有の問題を含む前記論蘭された問
題を解決するのみならずそれを驚くべき好都合な方法で
達成している。
本発明によれば、任意の知られたCreタンパク質、お
よびlox部位に関するその官能性を保持するその突然
変異体または変種が使用されうる。Creタンパク質は
lox部位DNAセグメントがそうであるように容易に
入手しうる。組換えDNA技術C:関するよく知られた
方法がlox部位を有する動物細胞フィルスベクター核
酸の調製およびそれに挿入すべきかつ同じ<lox部位
を含有する別の環状核酸分子の調製に用いられうる。例
えばManiatiS氏他の前記引用文献を参照された
い。
Creタンパク質の製法の一つはそれを大腸菌から発現
させることである(Ambreski氏他、前記引用文
献参照)。プラスミドpBS!+9 (Cre遺伝子お
よびGAL1調節ヌクレオチド配列な担持)で形質転換
された大腸菌(E、coli) DHlおよび酵母菌株
BSY90はA’l’CCにそれぞれ寄託番号5525
5および20772の下に寄託されている。これらのプ
ラスミドからのCreタンパク質の詳細な取得法は米国
特許出願第043,795号に記載されておりそして当
業上よく知られている。
本発明で使用するのに適切なlor部位の詳細も米国特
許出願第043.795号に記載されている。「1ox
部位」なる表現はその部位でCre遺伝子のタンパク遺
伝子産物が部位特異的な組換えを触媒しうるすべてのヌ
クレオチド配列を包含するものとする。ro’n部位は
画業上知られた方法によりバクテリオファージP1から
単離されうる34塩基対のヌクレオチド配列である。バ
クテリオファージPLから10)CP部位を単離する方
法の一つはHoess氏他のProc、Natl、 A
cad、 Sci。
USA、 79:5598 (1982)に記載されて
いる。1oxP部位は8塩基対スに一す−領域により分
離された13塩基対を有する逆方向反復単位2個からな
る。反復単位およびスは−サー領域のヌクレオチド配列
は次のとおりである。
ATAAC!’L”rCGTATA ATGTATGC
TATAC()AAGTTATIJU2遺伝子で連結さ
れた2個のl0XP部位を担持するシラスミドpBs4
4で形質転換された大腸菌DI(5Δlacおよび酵母
菌株BSY25はATCCにそれぞれ寄託番号5325
4および20775の下に寄託されている。これらlO
x部位はプラスミドpB844から制限酵素EcoRI
およびSal I、あるいはxho tおよびBam 
lを用いて単離されうる。
さら(二、予め選択されたf)NA上セグメント当業上
知られた技法書二よりpB844中の8al lまた)
まBam l制限酵素部位のどちらにでも挿入されうる
。他の適当な101部位には大腸菌から単離されるヌク
レオチド配列であるloxB 、1oxLおよび1ox
P部位が包含される。これらの配列はHoesa氏他に
よりProc、 Natl、 Acad、 Sci U
SA、 79:5398(1982)に開示されている
10X部位はまた当業上知られた種々の合成技術によっ
ても生成されうる。lOx部位を生成させるための合成
技術はlto氏他のNuc、 Ac1dRes、、 1
0:1755 (1982)および0g1lvie氏他
の5cience、 214:270 (1981) 
l二記載されている。
他のかかる部位の例にはlowΔ86およびIOXΔ1
17がある。IOX△86部位は34塩基対位置中のう
ち7つで異なるi基対を有する点でl0XPと相異する
。たとえそうであってもloxΔ86部位はOreによ
り仲介された細菌組換えにおいてl0XP部位とうまく
組換わる。
それ°ゆえlOx部位はここではCreタンパク質がそ
れと同じ部位とあるいは他のlOx部位例えば1oxP
と部位特異的なりNA組換えを惹起する部位であるDN
A配列と定義される。その上、前記したように、lOx
部位間でなお組換えを惹起しうる突然変異Creタンパ
ク質を生成するCre遺伝子の突然変異体も存在する。
それらも本発明で使用されうる。それゆえCreタンパ
ク質はCre遺伝子の生産11!!!y(8ternb
erg氏他のJ、Mol。
Biol、 187:197〜212 (19815)
参照)あるいはその生産物がlOx部位で部位特異′的
な組換えを行う突然変異Cre遺伝子の生産物と定義さ
れる。
組換え分子を生成させる効率が比較的高いことはCre
−1ox系の固有の性質でありそして驚くべきことに本
発明において保持されている。
l0XP部位以外の特異的なlOx部位でCreにより
惹起される効果的な組換えについて記載している例えば
Hoess氏他のNucl、 Ac1ds Res、 
14 :2287〜2500 (1986)および8t
ernberg氏他のMechanisms of D
NA Replication and Recom−
t)inatiOn、 UCLA Symposia 
on Mo1ecular andCelluar B
iologys 10: N、 R,Cozzarel
li、 IM。
(New York: Alan R,Li5s)、 
671〜684頁(1983)を参照されたい。
インビトロCre−1ox組換え系に適する条件はよく
知られておりそしてここにあげられた文献例えばAbr
emski氏他のJ、阻o1. chem、 259:
1509〜1514(1984)に論議されている。簡
単に言えば、組換えるべきDNAを混合して、50mM
のト リ ス − HCJ(m7.5)  、  35
mM の NaC1、10mMのMgCl2および精製
Creタン、Jり質の存在下に30℃で30分間インキ
ュベーションする。分子間組換えの場合、完全な反応物
は、Tanford。
C0氏によりPhysical Biochemist
ry of Macr−omolecules (Wi
ley、 New York) 1961に記載される
ように恐らくは容量効果が排除されることC二より組換
えを促進させるために1.7チのポリビニルアルコール
(PVA)を紙含有する。反応は試料を70Cで5分間
加熱してCreを不活化させることにより停止させうる
。次に組換え混合物中のDNAを動物細胞の変換に使用
するかまたは適切な制限酵素で消化することにより分析
する。以下で記載されるDNA試料は電気泳動の前(:
1容量のクロロホルム/イソアミルアルゴール(24/
1)混合物を用いて抽出された。
、外来遺伝子、遺伝子セグメントまたは合成りNAフラ
グメントが操作して挿入されうる任意の動物ウィルスベ
クターがlox部位の受容体として役立てられうる。か
かるウィルスベクターには、それら署;限定されるわけ
ではないが、5v40、ジュードラビーズウィルス(P
RY) 、 、Nリオーマクイルス、アデノフィルス、
アデノ関連フィルス、ヘルにスウイルス、ワクシニアク
イルス、クシハヒローマクイルス、エプスタイン−バー
ルフィルス、バキュロウィルスまたはレトロウィルスが
包含される。上記したウィルスベクターのいくつかの特
徴はweymouth氏他、Mammalian Ce
1l Technology、ga、w、G、Th1l
ly。
39〜55頁(198<S) 、 Butterwor
th Publishers+ 80Montvale
 Ave、、Stoneham、MA 02180; 
 B、Mo5s氏のGenetically Alte
red Viruses and theEnviro
nment、Banbury Report 22: 
 291〜300(1985)、Co1d 8prin
g Harbor Laboratory、Boxlo
o、Co1d SpringHarbor、NY 11
724;  P、M。
Howley氏のGonetically Alter
ed Viruses andthe Environ
ment、Banbury Report 22:30
1〜312(1985)、Co1d Spring H
arbor Laboratory、Boxloo、 
Co1d Spring Harbor、 NY 11
724; Logan氏他のGenetically 
Altered Viruses and theEn
vironment、Banbury Report 
22:  51+ 〜318(1985)e  Co1
d Spring Harbor Laborator
y、Boxloo、Co1d Spring Harb
or、NY 11724;  Summers氏他のG
enetically Altered Viruse
s and theEnvironment、Banb
ury Report 22:  !119〜328(
1985)+ Co1d Spring Harbor
 Laboratorys Boxloo、 Co1d
 Spring Harbor、 NY 11724;
およびBernstein氏他のGenetic En
gineering: Pr1n−ciplcsおよび
Methods 7: 235〜261(1985)−
Plenum Press、  233 Spring
 5treet、 New YorkeNY 1001
3;に記載されている0Vacci、nes 86゜2
85〜310  (1986)、 Co1d Spri
ng Harbor Labo−ratory、 Bo
x 100. Co1d Spring Harbor
 NYl 1724に記載されるいくつかの報告も参照
されたい。
外来のDNAのフラグメントをCre−1ox系を用い
て動物ウィルスベクター中に速やかで、好都合で効率的
ζ=伝達させることを包め1本発明の利点を達成するた
めには、ベクターウィルスはそのDNA中にIOX部位
を有しておりしかも複製可能でなければならない。幾つ
かのライlレスでは、lox部位は例えば慣用の相同組
換えにより。
ウィルスのゲノムな包含するDNA中(=直接式れられ
うる。任意のウィルスにとって、ウィルスベクターのD
NA中に10x部位を入れるための第1段階はプラスミ
ド中にクローニングされたウィルスDNAのフラグメン
ト中にlox部位を入れることでありうる。次にウィル
スDNAのlox部位含有フラグメントをウィルスのゲ
ノムな包含するDNA中に再び組み込まねばならない。
このことは細胞をlox部位を含有するプラスミドDN
Aでトランスフェクションさせそして次に完全無傷のウ
ィルスで感染させるかあるいはウィルスDNAでトラン
スフェクションさせることによりルーチン的かつ慣用的
に達成されうる。組換え体を容易に検出できるウィルス
を使用するのが最良である。組換え体を検出する手段は
前記したすべてのウィルスベクターに関して知られてい
る。前記引用文献を参照されたい。
レトロウィルスに関しては、DNAセグメントの挿入は
勿論ウィルスRNAのcDNA形で行われねばならない
。本発明セ従いDNA組換え後、完全に慣用の操作を用
いてレトロウィルスを再び組み換える。本発明のすべて
のウィルスについて再組立ては完全に慣用の操作に従い
行われる。
Maniatis氏の前記引用文献を参照されたい。
多くの動物ウィルスベクターに関し、外来I)NAが挿
入された部位はそのベクターの複製能を排除することな
く確認されてきた。前記文献を参照されたい。
例えば、真核生物細胞に生きたウィルスを感染させるこ
とによる外来遺伝子の導入は所望のタンパク質を生成さ
せる知られた方法である。
遺伝子操作によりハイブリッドのワクシニアウィルスを
構成させて生ワクチンを生成させることはSm1th氏
他のProc、Natl、 Acad、 Sci、 U
aA*80: 7155〜7159. (198!l)
に記載されている。彼らはインフルエンザウィルス赤血
球凝集素遺伝子をワクシニアウィルスすなわち、大きな
りNAゲノムを有しておりそして非緊縮性包装系を有す
るので感染性を損うことなく外来DNAを挿入できるウ
ィルスであるワクシニアウィルスに挿入し発現させた。
外来遺伝子はウィルス複製にとって必須なわけではない
のでチミジンキナーゼ遺伝子中に挿入され、そして同時
に組換えウィルスの選択法を提供した。遺伝子操作され
たワクシニアウィルスに感染した細胞はグリコジル化さ
れた赤血球凝集素を産生じ、そしてそのウィルスはイン
フルエンザウィルスでの感染に対してハムスターを効果
的に免疫した。後続の研究には幾つかの付加的な外来遺
伝子のワクシニア’7(シス中への挿入および発現が記
載されている。そのウィルスはヒトに感染力がありそし
て多数の動物種および鳥種の細胞中で生長しつる。
Ro i zman氏他の5cience 229:1
208〜1214(1985)には、ワクチンを提供す
るかまたは感染性疾患に対する保護を付与する生成物を
生ずる遺伝子のベク″ターを提供する目的で、他の大き
なりNAクイルスである単純へルはスクィルス1 g(
asv−1)を操作する方法が記載されている。5hi
h氏他のProc、 Natl、、 Acad、 Sc
i、 USA、 81:5867〜5870、 (19
84)にも操作されたH8V−1が記載されている。そ
れにより感染された細胞がB型肝炎りイルス表面抗原を
12時間にわたり生成し排泄した。B型肝炎フィルス表
面抗原をコーディングするDNA配列はウィルスの極初
期プロモーターの制御の下にあるように操作された。挿
入された表面抗原遺伝子は単純ヘル堅スウイルス極初期
遺伝子として調節された。
Holland氏他のJ、 Virol、、 46 :
 649〜652゜(1983)t:ハ単Mヘルイスウ
ィルス1型の糖タンパク質C突然変異体が組織培養細胞
中で増殖しうることが記載されている。組換えベクター
の選択法、すなわち糖タンパク質C遺伝子中に多種類の
突然変異を担持する感染性ウィルスを選択するのに糖タ
ンパク質Cに対するモノクローナル抗体を使用する方法
も開示されている。
本発明において使用される代表的な動物細胞およびそれ
らのウィルスには、それらに限定されるわけではないが
、晴乳動物例えばマウス、ラット、霊長類、豚、ヒトそ
の他の細胞、ならびに非曙乳動物細胞例えば昆虫の細胞
が包含される。
実質的にすべての外来、外因性、異種あるいは合成のD
NAフラグメントが1選択された動物ウイルスベクター
中に本発明に従い特異的な位置であるそのlOx部位で
挿入されうる。かがるDNAには構造タンパク質、酵素
、調節分子等をコードするI)HA 、ならびにそれら
の任意の断片が包含されよう。かかるDNAをlox含
有ウィルスベクター中に挿入するための唯一の要件は、
挿入されるべきDNAがlOx部位に隣接した環状形で
あるべきことである。DNA組換えによく知られた任意
の方法が環状核酸の調製に用いられうる。本発明の好ま
しい観点においては、挿入されたDNAセグメントが抗
原をコードしていることで、それにより本発明の相当す
る操作されたウィルスが生ワクチンとして有用であろう
lox部位を含有するpBs64のようなプラスミド中
(二異種DNAのフラグメントをクローニングさせるこ
とにより、異種DNAのフラグメントおよびlox部位
を含有する環状分子を生成させることが好都合である。
あるいはまた、異種DNAのフラグメントが環状プラス
ミド上にすでに存在する場合は、  loxを該プラス
ミド中にクローニングすることができる。第3の方法は
例えばpBS44 (ATCo 53254)に見られ
るように、DNA分子上の2つの同じ方向に反復するl
Ox部位の間に異種DNAのフラグメントを挿入するこ
とである。このDNAをインビトロでCreタン/セク
質で処理するとlOx部位間で部位特異的な組換えが生
じて、異種DNAのフラグメントおよびlOx部位を含
有する環状DNA分子が生成されよう。
同様に、ルーチンのよく知られた方法もlOx部位を選
択された動物ウィルスベクター中に挿入するのに用いら
れうる。異種DNAのフラグメントをDNAおよびレト
ロヮイルス性ウィルスベクター中に好都合かつ効率的に
挿入するには。
該ベクターは最初にlox部位を含有していなければな
らない。lOx部位は、pRH43(8ternber
g氏他によりMechanisms of DNA R
eplicationand  Recombinat
ion、UCLA SympOsia  on Mo1
e−cular and Ce1lular Biol
ogy 10  :  671〜684(1985)に
記載)あるいはここに論議されるその他のような10!
部位を含有するプラスミドから適当な制限酵素を用いる
ことにより開裂させることによるか、あるいは合成によ
り得られうる。
lOx部位を取得するこの2つの方法は共に当業上よく
知られている。
lOx部位を包含するDNAフラグメントが該1ox含
有DNAが翻訳コードの読み枠中(二あり。
そして挿入に際してアンバーコドン、オーカーコドンあ
るいは他の停止コドンを生成しないような様式で受容D
NA中に挿入されることが好ましい。以下に論議される
好ましい場合においては、  lOx部位を包含するD
NAのフラグメントは5′末端で2個のヌクレオチドに
よりそして3′末端で6個のヌクレオチドによりはさま
れた10!部位(第1図参照)から成っていて、従って
そのフラグメントの配列が受容ウィルスDNAと共に枠
内にあり、そして挿入に際してナンセンスコドンな生成
させるのを回避するように合成された。前記要件に合致
する方法は当業上よく知られている。lOx部位の方向
性を示す第1図の大きな矢印で囲まれたlOx部位は1
個の位置が野生型1oxPとは相異する。すなわちlo
x配列の第2のi基がTからCに変えられていることで
ある。それゆえこのものは1oxC2と呼はれる。
この変化により有効なTAAオーカー終止シグナルがグ
ルタミンコドンに変えられる。さらに。
この42一体はKpn 1部位にアニール化される(し
かしKpn 1部位を修復しない)6′末端、およびl
Ox部位の5′末端でKpn 1部位を再生せしめる5
’ C残基な含有するよう・に設定された。
DNAフラグメントは適当な制限酵素、DNA合成酵素
および連結酵素を用いることにより受容体f)NA中に
挿入される。lax部位を包含するDNAフラグメント
は取扱いおよび増巾が容易なように通常プラスミド中に
含有される受容体ウィルスDNA中に挿入されよう。ウ
ィルスベクターDNAを含有するプラスミドおよび組換
えウィルスを回収する手段はここに記載されるすべての
ウィルスおよび他の多くのウィルスについて知られてい
る。
本発明による方法を用いると、DNAを動物ウィルスベ
クター中に組換えるのに現在慣用の制限酵素法に比較し
てかなり改良された方法が提供される。例えば、完結に
5〜6日を要する代表的な制限法に対し、本発明方法は
3〜4日しか要しないであろう。相同組換えを用いる代
表的な効率<1%(例えば0.1〜1%)を有する組換
えに対し1本発明は同じ組換えを例えば5゜チまで1代
表的(二は5チから50%までのかなり高い効率で行う
ことができる。
本発明に用いるのに好ましいベクターはジュードラビー
ズウィルス(以下PRVと略記する)から導かれる。P
RVはBen−Porat氏他のMo1e−cular
 Blology of Pseudorabies 
Virus、 Roi−zman、 (Ed、)e T
he Herpeaviruses、 PlenumP
ress、 New York* 105〜173頁(
198s) ;およびRo i zman氏他のInt
ervirology 16: 20i〜217(19
81)に論議されるように豚とって重要な病原体でもあ
るアルファヘルにスウィルスである。
ジュードラビーズクイルスゲツムはBen−porat
氏他のVirology 41: 265〜275(1
970)およびMo1ecular Biology 
of Pseudorabies Virus+Roi
zman、 (Ed、)、 The Herpeavi
rus、 PlenumPress、 New Yor
k、 105〜175頁(1985)に記載されている
。これは長さ150kbで、2個の独特の配列領域UL
およびU8 、および9kl)のU8配列を囲む2個の
15kbの逆方向反復配列を含有する線状の二本鎖1)
NA分子である。
PRYは下記のことを含めた幾つかの理由で好ましい、
すなわち、そのウィルスDNAが感染性であること、培
養された細胞の多くの種類に感染すること、ヒトの病原
体であるとは知られていないこと、容易かつ速やかにプ
ラークを形成すること(20〜24時間)、組織培養物
中で速やかに生長して高力価となること、高頻度の組換
えを促進する遺伝子構成および分析を有すること、およ
び単純へルペスワイルスにより示される4個に比較して
2個しかDNA構造異性体を有しないことである( P
RVのこれら特徴の概略はPorat氏他のMo1ec
ular Biology of Pseu−dora
bies Virus、 Roizman、 (Ed、
)、 The Her−pesvirusea、Ple
num Press、New York、105〜17
3頁(1985)を参照されたい)。
さらに、感染された細胞中におけるPRV糖タン・署り
質glTl遺伝子の発現を判定するのに特異的な抗体を
使用する簡単な検出系が利用できる(Robbins氏
他、 J、Virol、 59: 655〜645(1
986))。
gm遺伝子は、たとえそれがRobbins氏他のJ。
Virol、 58: 559−547 (1986)
およびJ、 Virol。
59: 635〜645 (1986)に指摘されるよ
うに感染された細胞の表面上(二見出される主要なりィ
ルスエンベロープ糖タンパク質をコードしているとして
も培養された細胞中(=おけるPRVの生長にとっては
必須物でない。エンベロープ糖タンパク質はウィルスの
生存能にとって必須要件でないので、gl[[遺伝子の
エンベロープ糖タンパク質の合成を妨げるかあるいは生
成されたエンベロープ糖タンパク質が特定の抗体と反応
する能力を破壊するような変更が、七のウィルスのプラ
ーク形成能を破壊することなく gill遺伝子に対し
て行われうる。gl[l遺伝子のこれらの性質はRob
bins氏他のJ、 Virol、 59: 655〜
645(1986)に記載されるようにgm遺伝子を含
有する適当にあつらえられたDNAフラグメントとウィ
ルスDNAとを唾乳動物細胞中に同時形質転換させたの
ち、これら2つのDNA分子間での相同組換えによりP
RVゲノム中に外来DNAを挿入するための有用な方法
の基礎となっている。組換えプラークの検出は1g1l
l抗原の存在について多くのそれぞれのプラークを非破
壊的にスクリーニングしうるので大変容易である。しか
しながら、従来法システムは比較的非効率的で、不都合
でそして遅い。
本発明(二より、外来DNAを本発明の好ましいPRV
 ベクターに挿入する方法が従来法に比較して特に劇的
に改良される。PRV系の独特な性質および本発′明の
それとの組み合せにより高度に有利な組換えベクター系
が生成される。本発明の組換え工程の異例の容易さおよ
び効率に加え、pBvの使用により所望の組換え体を検
出するための簡単な方法が提供される。3つのファクタ
ーがこの簡単な選択系の原因である。第1番目は、PR
Vg[l遺伝子中へのDNAの挿入が黒色プラークアッ
セイにより容易に検出されうろことである。第2は、P
RV DNAが感染性であり、それゆえ個々の組換え事
象が迅速に評価されうろことである。その上、 Cre
により仲介された組換えが起こるlax部位は充分に小
さくそして組換え部位の実際のヌクレオチド配列に対す
る制約が充分に厳格でないので、lox部位は、その部
位が前記したようにタンパク質の構造を大きく変えるこ
となくそのタンパク質のコーディング領域中に枠内翻訳
融合されうるように設定されつる。勿論、本発明の方法
は、 lox部位を含有する任意の非必須動物ウィルス
核酸セグメント中に任意のIO!含有環状DNA分子を
効率的に挿入するのに一般的に適用できる。
本発明直二より調製されうる組換え動物細胞ウィルスベ
クターは代表的にはCre接触工程後に任意の知られた
マーカー選択技術を用いて選択される。慣用のマーカー
はウィルスベクターおよび/′!たはDNAセグメント
上に存在しうる。
本発明の特I:好ましい態様(:おいては、マーカーは
例えば以下1n PRV系(:ついて論議されるように
ウィルスベクター上に置かれる。ベクターそれ自身が選
択マーカーを含有する場合の本発明の特に重要な利点は
、セグメントそれ自身がマーカーを含有するか否か(二
関わりなく任意のDNAセグメントを含有する組換えベ
クターのi製ができることである。黒色プラークアッセ
イまたはモノクローナル抗体(:基づく他のアッセイが
好ましいが、任意の慣用のマーカー系および技法が本発
明で用いられうる。
本発明の好ましい方法C二おいては、lox部位を包含
する合成りNAフラグメントはpAu15のDNA中(
二含有されるPRY (IVI −10049)のgm
遺伝子中にKpn 1部位で挿入された(第1図参照)
これはKpn Iで開裂されたpALM31ニー−本鎖
4,2体をアニール化および連結させ、そして生成する
5′−オーバーハングをDNAポリメラーゼのフレノウ
フラグメントで充填すること(二よりなされた。Kpn
 Iと同じ配列を認識するがしかし5′−オーバーハン
・グを残すAsp718もpALM3を開裂させるの(
=用いられそして5′−オーバーハングも同様1;充填
された。両方のプラスミド消化物を次(二Pst Iで
消化しそして適当なフラグメントな精製および連結して
第1図の下に示される構成物となした。官能性1ox部
位がKpn 1部位でpALM A中4=挿入されたか
判定しそしてその配向を証明する(二は、精製creタ
ンパク質および1oxP含有テスタープラスミドpB8
64を用い、Abremski氏他のJ、 Biol、
 Chem、 259: 1509〜1514 (19
84) lニー記載されるよう:二してインビトロで組
換えアッセイを行った。それによりその部位が事実機能
していること、および第1図4二示される配向が正しい
ことが確認された。生成するプラスミドはpB8109
と呼ばれる。
本発明のこの好ましい観点(二訃いては、プラスミドp
Bs 109からPRvへのg[ll−1oxc2遺伝
子の伝達は先ζ二簡単(二述べたように野生型g11I
遺伝子の性質およびその種々の突然変異体(二より促進
された。PRYのペラカー(Beaker)株(PRV
−Be)は野生型8m遺伝子を含有しており、このもの
はウィルスエンベロープの主要構成分として発現され、
そしてまた感染された細胞の表面上にも発現される。そ
の結果、PRV−Beは黒色プラークアッセイ1二おい
てM1抗体と黒色プラークを形成する。突然変異体ウィ
ル、* PRV2 (ATCCVR2143)はgII
遺伝子のコーディング配列内1:、 402 bp欠失
がある( Kpn 1部位の51側だがそれを包含しな
い)。M1モノクローナル抗体と反応させると、PRV
2はRobbing氏他のJ、 Virol、 59:
635〜645 (1986)に記載されるように白色
プラークを形成する、何故ならこの抗体はPRV2によ
り形成される突然変異gl[Iタンパク質とはたとえそ
のタンパク質が合成されたとしても反応しないからであ
る。さらに、Kpm 1部位でEcoRIリンカ−が非
終止的に挿入されたウィルスはM1モノクローナル抗体
と黒色プラークを形成する。・(米国特許出願煮886
.<591号(1986年7月18日出願)参照)。そ
の上、Kpn I部位で非終止性挿入物としてgli 
−1oxC2遺伝子を含有するP’RVも黒色プラーク
を形成する。この後者知見は最も驚くべきことであり、
それC;よりDNAセグメントが組換えられたPR’V
−gin−1oxc2ベクターな選択するのに黒色プラ
ークアッセイが使用できるよう1:なった。このアッセ
イは極度(:速やかかつ信頼でき、そして組換え操作(
二要する時間を大きく減少させる。
1ox部位の挿入後の黒色プラークの維持はPRV2 
DNAおよびpBs109のNco I消化物をPK1
5細胞中に同時トランスフェクションさせて、プレート
ストックを調製しそして次に黒色プラークアッセイを行
うことにより判定された。1oxC2の挿入がM1エピ
トープの崩壊を生ずる筈でない場合は、PRV2との相
同組換えにより生ずるPRV gl−1oxC2組換え
体は黒色プラーク表現型を生ずることが予想されよう。
これがまさ(二得られた結果である。スクリーニングさ
れた約1000個のプラークのうち5個が黒色であった
pB8109 DNAが除かれた対照実験においては、
1000個のプラークをスクリーニングしても何ら黒色
プラークは得られなかった。かくして得られた黒色プラ
ークの3個からのウィルスをプラーク精製した。ウィル
スDNAを調製しセしてlOx部位の存在なCreによ
り仲介された組換えによりインビトロでそれぞれの単一
物について証明した(以下にかかる単離物の一つについ
て示す)。単離物の一つPFtV42を選択して実施例
ζ−おけるウィルスベクターとして使用した。
本発明(;関し、異種DNAのウィルスベクター中への
好ましい挿入(二おいては、小さな環状プラスミドpB
R64中のlOx部位(:l−1i4接したDNAがF
RV42中に挿入された。プラスミドpB864は第4
図に示される。線状PRV42ゲノム上の1OX02部
位と小さな環状プラスミドpB864上の10XP部位
との間のCreにより仲介された組換えが実施例に記載
されるよう(;シてインビトロで実施され、そして第3
0図C二概略が示されるようHPRYゲノム中書二環状
プラスミドが組み込まれた。挿入されたDNA 7ラグ
メントを含有するウィルスを回収するには、組換え実験
から得られるDNAをPK15細胞中(二慣用法により
トランスフェクションさせた。感染性中心および子孫ウ
ィルスの両方を黒色プラークアッセイによりスクリーニ
ングした。その結果を第1表(=示す。
PRV42はglll−1ox融合遺伝子を含有しそし
て黒色プラークを形成するが、glll遺伝子中への異
種DNAの挿入(二よりg■糖タンパク質(glll遺
伝子生成物)のM1エピトープが破壊され、そしてウィ
ルスは白色プラークを生成するようC:なる。この結果
は予想され得なかった。しかしながら、この特徴により
挿入された異種DNAを含有スるウィルスをスクリーニ
ングするのが便利亀;なるのでこのことはとても有益で
ある。一般(二、組換えウィルスの生成はインビトロで
検出される組換えの量を正確に反映すると思われる。
白色プラーク形成性ウィルスが事実予測された組換え体
であるということは4種のそれぞれの単離物のゲノム構
造を決定することにより確認された。各単離物をプラー
ク精製しそしてPK15a胞上に高力価ストックを調製
した。ウィルスDNAをそれぞれのウィルスからとりそ
してEcoRIおよびBgl IIで消化した。4種す
べての単離物が前記した分析目安となる制限フラグメン
トを生成した。
本発明で動物ウィルスベクター中に挿入されたDNAの
7ラグメントが原物どおりか否か検査せねばならない理
由が存在する場合はいつでも、インビトロCre−1a
x組換え系の使用によりそれが非常に好都合な様式で正
確に切り出されそして回収されうる。ウィルスDNAは
知られた方法(二よりウィルスにフタ−から得られそし
てすでに記載された条件下にCreタンパク質と接触さ
せる。2個のlOx部位間のDNAフラグメントは環状
形で切り出され、そして細菌中で複製できる。このもの
は容易に回収して分析されうる。
本発明方法の好ましい点(=おいては、これは以下のよ
うに遂行された。前記した組換えPRVベクターの一つ
を単離してPRV42 : : pBs64と名づけた
。pRV42: :pB864の8厘領域の予想される
構造を第3C図C示す。PRV42: :pBB64中
のプラスミドpB864配列は同方向ζ二反復するlO
x部位によりはさまれている。この構造にエリ、インビ
トロでのCre仲介組換えがPRV42: :pB86
4からプラスミドpB864を正確C:切り出す筈であ
ること、および線状分子から得られる切り出された猿が
AbremSki氏他のJ、 Biol、 Chem、
 259: 1509〜1514 (1984)および
Sternberg氏他のMechanisms of
 DNA  Replication and Rec
ombi−nation、UCLA 8ympomia
 on Mo1ecular  andCellula
r Biology、10: N、W、Cozzare
lli、Ed。
(New York: Alan R,Li5)、 6
71〜684頁(1983)に記載されうるように弛緩
状態である筈であることが予測される。
PRV42 : : pBs64 DNAからのCre
仲介によるpBs64の切り出しC:より弛緩した環状
プラス°ミドとしてpBS64が再生されるのみならず
、親PRV42と同一である線状PRv分子も生成され
る。特(二、かかるPRV分子は黒色プラークアッセイ
舊=おいてM1モノクローナル抗体と反応した場合に黒
色プラークを形成するウィルスを生ずる筈である。
それゆえPRV42::pBB64 DNAをインビト
ロでCreで処理し七して次1:、 PK15 IIa
l胞中にトランスフェクションさせた。生成するウィル
スを黒色プラーク生成能力の有無1二ついてアッセイし
た(第2表)。
それ以上骨折ることなく、ここまでの記述を用いて当業
者が本発明を最大限C:利用できる。
それゆえ以下の好ましい詳細な態様は本発明を説明する
ため艦−のみ掲げられているのであって、本発明を如何
なる程度C二も限定するものではない。
すべての温度は摂氏で未補正である。
実施例 動物細胞およびウィルス 豚腎細胞(PK15)、PRVのBecker株(pH
v−Be)、PRV2およびそれらの培養は先にRob
bins氏他のL Virol、 58: 339〜5
47 (1986)およびRobbin13氏他のJ、
 Virol、翌:635〜645 (198(S) 
(二記載されている。機能性lox部位を担持する組換
えシェードラビーズウイルスPRV42は先1=Bob
b1ns氏他のJ、 Virol、 s8: 339〜
347 (1986) l二記載される方法C二従い、
PRV2 DNAおよびNcol消化pBs109 D
NAをPX15細胞中C二同時トランスフェクションさ
せること1:より生成された。PRVDNAはBen−
Porat氏他のVirology 41:  265
〜273 (1970) l二記載されるようにしてヌ
クレオキャプシドから調製された。PRV2  はAT
CCl二寄託番号VR2143の下に寄託されている。
細菌菌株 大腸菌NF1829はF’ 1acIqlacZ::T
n5/MC1000である。DH5ΔlacはHana
han氏のMo1. Biol。
16<S: 557〜580 (1985) (二記載
されるDHlの誘導体でありそしてM、 Berman
から得られた。用いられた他の菌株はBoyer氏他の
J、 Mo1. Biol。
41 : 459 (1969) (:、記載されるH
Blol、およびMessing氏他のNucl Ac
1ds Res、 9 : 309 (1981):;
記載されるJMlolであった。1acIq遺伝子を含
有する大腸菌の他の菌株も、1acIq遺伝子5二より
抑制されうるプロそ一ターの制御の下1:、 gm遺伝
子な発現するpALM3およびpBs109のようなプ
ラスミドを増殖させるの:;使用されうる。
細菌プラスミド すべてのプラスミドはRobbins氏他のJ、 Vi
rol。
59=635〜645(1986)およびManiat
is氏他のMo1ecular Cloning : 
a Laboratory Manual(Cold 
Spring Harbor Laboratory、
 Co1d!3pring )iarbor、 N、Y
、) 1982  に記載される標準的技法C二より構
成および調製された。tacプロモーターの制御の下ζ
二Cro−glll  融合タンパク質を生成するプラ
スミドpALM3はRobbins氏他のJ、 Vir
ol、 59: 655〜645 (1986) (二
記載されている6pALM3はヨーロッパ特許出願(E
PA )0.162,738号(1985年11月27
日出願)に記載されている(以下pNT 7/123と
称する)。EPAO,162,738号に記されるよう
に、プラスミドpALM3 (pNT 7/123 )
を担持する大腸菌株に12であるNF1829はイン・
ビトロ・インターナショナル(In Vitro In
ternational) Inc、、 Ann Ar
bor。
MI、に寄託番号IVI−10049で寄託されている
プラスミドpBS64はMeltOn氏他のNucl、
 Ac1dsRes、 12: 7035〜7056(
1984)  に記載されるプラスミドであるp8P6
4のポリリンカー領域中C:1oxP部位を挿入するこ
とにより構成された。これは1oxP部位を含有するp
B830の59塩基対(bp) Xho I−Bam 
HIフラグメントをpSP64の大@ fl Sal 
I −Bam HIフラグメント中C二導入することに
より達成された。これによりSP6プロモーター、1個
の1oxP s位およびいくつかの非反復制限部位Hi
nd m、 Pstl、 Bam HI、 Smal、
 Sac IおよびEcoRIを含有する3、1kbの
プラスミドが得られる。このプラスミドの概略を第4図
(:示す。
本発明の実施例において、プラスミドpB864はla
x部位および受容体ウィルスDNA中に挿入すべき付加
的なりNAのフラグメントを含有する環状DNAとして
作用する。しかしながら、もちろん本発明を実施するに
は、lox部位および異種DNAのフラグメントな含有
する任意の環状のDNAフラグメントが使用されうる。
プラスミドpBs109の構成の概略は第1図に示され
る。1個のlox部位、2個の5′塩基および6個の3
′塩基を包含する42ヌクレオチドの一本鎖オリゴマー
(10XC2の欄ζ二示される)が1ox部位なgII
l遺伝子遺伝子犬するのに用いられた。前記したようC
二、このlox部位(矢印内の塩基配列)は第1図C二
示されるiうl:、34bp1oxP配列の左端から第
2番目のTに代えてCを有することが1oxPとは相異
する。この変えられ・た部位は1oxc2と呼ばれる。
このオリゴヌクレオチドの3′末端(矢印の右方)はK
pnll二より生成されたDNA末端Cニアニール化す
ることが計画されたが、それがアニール化した場合はK
pn 1部位を修復しない。プラスミドpALM3をK
pn Iで消化すると末端に5’DNAオーバーハング
が残る。−本鎖オリゴマーをKpn I消化pALM5
DNAにアニール化させ、次にDNAポリメラーゼ1の
フレノウフラグメントで処理してプラントエンドの二本
鎖DNAを生成させた。得られるDNAをPst lで
消化して2個の7ラグメントとなしそしてそのうち大き
い方を回収し、精製しそして以後1:使用するために保
留した。別(=、pALM3を、Kpn Iと同じDN
A配列(GGTACC)を認識するがしかし3′−張出
し末端よりも5′−張出し末端を残すAsp71Bで消
化した。Asp718で消化したpALM3 DNAを
同様(:フレノウフラグメントで処理して末端を充填し
た。次C;得られるDNAを非反復Pst1 部位で切
断しそして生成される2個のフラグメントの小さい方を
回収し精製した。次C二第1のPstl消化で得られる
大きい方のフラグメントを第2のPstl消化で得られ
た小さい方の7ラグメントに連結してpBs109を生
成させた。プラントエンドを適正に接続させると挿入さ
れたオリゴマーの5′にKpn 1部位が再構成される
ことが予測される。これはKpn 1での消化C;より
証明された。
Cry−gullタンパク質はRobbins氏他のJ
、Virol。
58: 339〜347 (19B6)に記載されるよ
うにしてtacプロモーターの制御の下、不溶性集合物
としてまたは封入体として大腸菌中でpALM3 ’!
たはpB8109から生成される。その産生はBobb
ins氏他のJ、 Virol。58:339〜547
 (1986)l二記載されるよう(ニして、1mM濃
度のイソプロピル−β−D−チオガラクトピラノシド(
I P’l’())を用いて訪発されそして集合タンパ
ク質を*失する。融合タンパク質の存在はLaemml
i U、に、氏のNature(London) 22
7: 680〜685(1970)に記載されるよう感
;ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)の存在下C二ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動で分析することC二より判
定される。
変えられたgIIIタンノセク質を有するウィルスを検
出することは、Robbins氏他のJ、 民地rol
59 : 655〜645 (1986)およびGra
ham氏他のVi民地logy 52 : 456〜4
67 (1973) l二記載されるよつ(二DNAを
PK15a胞中にトランスフェクションさせたのち、R
obbins氏他のJ、 民地rol、 ss:539
〜347(1986)、Holland氏他のJ、 V
irol、 46:649〜652(1983)および
Smi th氏民地J、 Immuno l。
Methods 40: 297〜305 (1981
) (:記載されるよう(ニして黒色プラークアッセイ
を用いる。この方法はHamp 1民地のJ、 Vir
ol、 52: 566〜574(1984)ζ:記載
されるgIlIに対するM1モノクローナル抗体、およ
びM1抗原を検出するためのセイヨウワサビペルオキシ
ダーゼに結合した第2の抗体を用いる。M1モノクロー
ナル抗体は自由(二明布してくれるDr、 Tamar
 Ben−Porat、 Vander −bilt 
Universityからの贈物であり、さもなくば例
えば当業者がルーチン操作しうる知られた方法を用いて
容易に入手しうる。
実施例 1 42ヌクレオチドの一本鎖オリゴマー1oxC2は画業
上よく知られた(前記参照)方法により合成されそして
第1図に示されるヌクレオチド配列からなる。
42ヌクレオチド配列を以下のようC二してpRVのg
ill遺伝子遺伝子中入口だ。すなわちpALM35.
0μgを20単位のKpn Iを用いて37℃で1時間
開裂させた。この反応混合物を68℃で1粉間加熱しそ
して次にオリゴヌクレオチド1μg ’k Kpn 1
消化pALM315μgおよびT4リガーゼ200単位
と容Ik30μを中で混合した。この混合物を16℃で
一夜インキエベーションし、次C二68℃で1時間加熱
した。この混合物中1::100μM濃度でデオキシヌ
クレオチドおよびDNAポリメラーゼ1のフレノウフラ
グメント5単位を、最終容量70μLとなすためのMa
niatis氏他のMo1e民地lar Clonin
g: aLaboratory Manual (Co
ld Spring HarborLaborator
y、 Co1d Spring Harbor、 NY
)(1982)に記載される適当な緩衝液と共(二加え
た。この混合物を16℃で1時間インキエベーションし
そして8DSを添加し68℃(;加熱することにより反
応を停止させた。この混合物をフェノールで抽出し、次
に2容量のエタノールを添加してDNAを沈殿させた。
生成するDNAの沈殿を集めた。この沈殿を乾燥させそ
してTE (llH8,0のトリスHCL10mM 、
 FiDTA 1mM)−10pL中に再懸濁した。次
にこのDNAを25μを量中15単位のPstlで1時
間開裂させて2個のDNAフラグメントな生成させた。
次にこれらフラグメントな0.8%アガロースゲル上で
分離して大きい方のフラグメントをゲルから回収し、T
EIOg中に再懸濁させた。このDNAフラグメントを
「IAHl」と呼ぶ。
pALM35.75μgを15μtil中でAsp71
8Y用い2時間開裂させそして次に68℃で15分間加
熱した。デオキシヌクレオチドおよびDNAポリメラー
ゼ!のフレノウフラグメント4単位を加え、容量な25
μtとなしそしてこの混合物を16℃で30分間インキ
エベートし、次に68℃で20分間加熱した。次にDN
Aを30 pL i中でPst Iを用い37℃で2時
間消化して2個のDNA7ラグメントを生成させた。こ
れらを0.8%アガロースゲル上で分離して小さい方の
フラグメントを精製し、そしてTE10μを中ζ二再懸
濁させた。このDNAフラグメントな「LO」と呼ぶ。
3.0μtのrLoJおよび6.0μtのrlA !(
iJを・Maniatis氏他のMo1e民地lar 
Cloning: a Labo−ratory Ma
nual (Cold Spring Harbor 
Labora−tory、 Co1d Spring 
Harbor、 NY) 1982.に記載されるよう
(ニジて総量15μL中で200単位のT4リガーゼお
よびT49ガーゼ緩衝液と混合しそして16℃で一夜イ
ンキエベーションした。大腸菌JM101をこの連結混
合物5μtを用いて形質転換して約140個の形質転換
体を得た。これら形質転換体の一つ(&6)が機能性l
ax部位を含有していることが示され、そして新たにp
Bs109と命名した。
上記の反応は第1図C=概略して示されている。
pBs 109がIOX部位を含有することを示すため
(;、pBs 109 DNAをpBs64 DNA 
(3,1kbプラスミド上Pstlに隣接した1個のL
QXP部位を含有)と混合しそしてこの混合物をPst
 Iで消化した。次(二この混合物をCreとインキユ
ベーショイすると、もし機能性1ox部位がpALM3
のKpn 1部位で予想された方向に存在しているなら
ば2.3 kl:+と7.Okbの寸法の特徴的な組換
えDNAフラグメントが得られる。このことが正しく観
察された。
挿入された1oxc2部位が翻訳終止シグナルを導入し
ないことも示された。もしそうであるならばpBs 1
09は大腸菌中に新規な融合タンパク質を発現しよう。
gm遺伝子のKpn 1部位で枠内(=10XC2部位
を付加すると、予想される479アミノ酸タンパク質の
アミノ酸431のあと(:幾つかの余分のアミノ酸が挿
入される筈である。この予測を証明するためC二pBs
109から生成されたタンパク質の寸法を測定した。第
2図は親pALM3が先C二RobbinS民地のJ、
 ’Viro1.59: 63トロ45(1986)に
より示されるよう(二、見かけの分子量57キロダルト
ンを有する8mタンパク質を生成することを示している
。pBs109  (二より発現されたタンパク質はそ
れがg■タンパク質よりわずか(二大きいかの如く移動
する。
PRY42の生成 pB8109からのDNA 18 μgをNco115
単位で4.5時間消化しそして消化されたDNA 1μ
tをPRY2からのDNA 2μgと混合し、そしてR
ot)bins氏他の民地、 Virol 58 : 
559〜!+47(1986)(;記載されるようにし
てPK15M胞中にトランスフェクションさせた。得ら
れるウィルス子孫(二ついて黒色プラークアッセイを行
った。スクリーニングされた1000個のプラークのう
ち5個が黒色であった。黒色プラークの一つからのPR
Y42で表示されるウィルスを単離した。これを増殖さ
せて分析した。
Cre緩衝液を含有する総反応容量45μを中で、PR
VA2またはPRY−Be DNAのいずれか5.0μ
gをpB864 DNA 514ng 、t 7 %ポ
リビニルアルコールおよび約60 ngのCreタンパ
ク質と混合した。
30℃で20分間インキエベーションしたのち、この混
合物を70℃で10分間加熱した。各反応混合物からの
2μgをPK15細胞中にトランスフェクションさせた
。反応混合物の半分をPcoRIおよびBglllで消
化しそして生成するDNAフラグメントな0.7 %ア
ガロースゲル上分離することシーより組換え体の生成C
二ついて分析した。この反応は第5C図C:概略して示
されている。
結果 感染中心および子孫ウィルスを黒色プラークアッセイに
よりスクリーニングした。その結果を第1表C:示す。
第1表 PRV中へのプラスミドDNAの挿入。インビトロにお
けるDNA組換えの量は各反応C二おける新規な16.
5 kb BglトEcoRIフラグメントの量を第3
A図に示されるようにPRVの13.2 kt) Bg
lil F 7ラグメントと比較して測定することによ
り決定した。
PRV−Be  O750001100000完全 −PVA   0 4200 615059  1  
  5.0−Cre   0 6500 0 4300
  0   −0−pB864 0 7700 0 5
500  0    02個の新規DNA 7ラグメン
)20.6kbおよび16.5kbの形成が組換えを示
す指標である。第3A図C:示されるようにかかるフラ
グメントが見出された。生じた組換えの量はエチジウム
ブロマイド染色ゲルのネガ写真を濃度測定することによ
り測定した(Hoefer G3300走査濃度計使用
)。生成される16.5kbの組換えフラグメントの量
をCreにより仲介された組換え事象に影響されないP
RVの15.2 kl) Bgl…フラグメントと比較
した。反応混合物の構成分は表1=示されるように除外
した。組換え頻度は8.1%であり組換えウィルスは2
.6%であった。
PRVA2 : : pB864から0) pBB64
 ノ切り出シ挿入反応C二ついて前記したと同じ方法で
Cre反応を行うが、但しポリビニルアルコールを除外
しそして反応容量を135μt(二増大させた。
反応体の濃度は挿入反応(二おけると同じであるが、但
j、&1/JgのPRV42 : : pBs64 D
NAが包含された。5.1 kb pBs64プラスミ
ドの生成が切り出しを示す指標である。pBs64中番
二唯−のEcoR1部位が包含されるゆえに、切り出さ
れた分子はEcoRIでの消化後は直線状となって&1
kk)線状フラグメントを生成しなければならない。こ
れが起こったことを第3B図(二示す。PRV42::
pBs64  DNAをインビトロでCreとインキエ
ベーションすると弛緩、II pB864 DNAとい
っしょに移動する新しいDNA分子(レーン2)が生成
される。この新規分子の生成は、Creを除外するとそ
の生成が阻止されるので(レーン1 ) Creタンパ
ク質依存性である。この分子はBglilおよびEco
RIで消化すること(二より確認した(レーア3)。生
成する分子の移動度は予想されるようi二、線状pBs
64のそれの方Cニシフトする。
反応混合物の棒をPK15細胞中C;形質転換しそして
得られるウィルス子孫を黒色プラークアッセイにより分
析した。その結果1に:第2表(:示す。
黒色プラーク形成性(組換え)ウィルスは頻度56%で
Cre により生成され、この値はインビトロで起った
組換え量とほぼ同じである。この組換え事象は完全(二
Creタンパク質依存性である。Creの非存在下では
、PRV42: :pBS64は安定した白色プラーク
表現型を示す。このことはCre i:より仲介された
DNAの挿入および切り出しが正確にlox部位で起る
ことを証明している。
Creで処理されなかったPRV42 : : pBs
64による黒色プラークの形成が存在しないことは同じ
方向に反復する34bplox部位(しかし1bpのミ
ス゛マツチ含有)の間の相同組換えが哺乳動物細胞では
容易には起らないことを示唆している。事実、約100
,000個(7) PRV42 : : pBS64ブ
ラークヲスクリーニングしても何ら黒いのは観察されな
かった。
反応混合物の他の狛を切り出された環状体を検出するた
め310.7%アガロースゲル上で操作した。Creと
反応させたDNAの残る棒はBgl nおよびEcoR
Iで消化し次にpBB64の線状化により生ずる特徴的
″lk&1 kb DNAフラグメントを検出するため
に0.7 %アガロースゲル上で操作シた。観察された
3、1kbのバンドを挿入反応に記載された方法で量で
表わした。ゲル分析による量化の結果および相当する形
質転換データも第2表に示す。さらに、もとの反応混合
物の4.5μtを大腸菌HB 101 中に形質転換し
た(MandelおよびHl ga氏による操作、注:
宿主制限(=おいては欠乏しているr−大腸菌株を用い
ることが重要)。アンピシリン抵抗性細菌のコロニーが
得られるということがインビトロでCreにより切り出
された分子が事実環状であることの指標である。さらに
、PRVからの環状プラスミドDNAの放出は哨乳動物
細胞で継代されたDNAの有用な回収技術である。かか
る回収されたプラスミドはかくの如く哺乳動物細胞中で
起りうる何らかの突然変異性事象について容゛易信:分
析されうる。
第2表 PRYからのプラスミドDNAのCreにより仲介され
た切り出し。指示されたPRV DNAを第3B図に記
載されるようにしてインビトロで処理した。
PK15細胞を1μgのDNAでトランスフェクション
させてウィルスストックを調製し、次?=これを黒色プ
ラークアッセイにより分析した。インビトロでのDNA
組換え量は第3B図に示されるようC二切り出された線
状pBs64の量をPRYの1&2kb Bgln F
’フラグメントに比較して測定することζ:より判定し
た。大腸菌HB101を、pBs64を含有するDNA
配列t2ng(二相当する指示されたPRV42: :
pB864 DNA 100ngで形質転換した。平行
実験(:おいて、精製pBs64 DNA 1ngは外
因性PRY DNAの存在下でも非存在下でも1200
偶のコロニーを生成した。
PRV−42: : pBs64  01600  0   0    1P
RV−42: : B864 +Cre  1794 1468 56   57  
434前出の実施例で用いられたものζ二代えて本発明
で一般的あるいは詳細に記載された反応体および/また
は操作条件を用いること(;より前出の実施例を反復し
て同様の成功を収めた。
これまでの記載から、当業者が本発明の本質的な特徴を
容易に確認でき、そして本発明の精神および範囲から逸
脱することなく本発F!A(二m種の変化および改良を
加えて本発明を種々の使用法および条件に適合させるこ
とができる。
本発明の態様を要約して示せば下記のとおりである。
1)ウィルスベクターのDNA中にDNAセグメントを
部位特異的(二挿入することにより動物細胞C二とって
安定でかつ生存能力のある組換えウィルスベクターを調
製するに当たり、Creを前記動物細胞ウィルスベクタ
ーのDNA中(:導入された第1のlox部位、および 環状でありかつ前記DNAセグメント5:隣接する第2
のlax部位を含有する別のDNA分子中の該第2のl
ox部位 と接触させ、それC:よりCreが前記第1の10X部
位で前記環状DNAと前記ウィルスベクターDNAとで
組換えを行い、かくして生存可能でありかつ安定である
組換え動物細胞ウィルスベクターを生成させることから
なる方法。
2)前記第1のlox部°位を含有する出発ウィルスベ
クターが前記組換えベクター中シーおける前記挿入され
たDNAセグメントの存在を検出するのに使用されうる
マーカーを包含することからなる前記1項記載の方法。
3)前記DNAセグメント、および前記第1のlox部
位を含有する出発ウィルスベクターDNA 、の少なく
とも一方が組換えベクターを確認するのに有効なマーカ
ーを含有しており、かつ前記方法がさらに前記マーカー
を使用して前記組換えベクターを選択することからなる
前記1項記載の方法。
4)前記DNAセグメントが前記マーカーを欠くことか
らなる前記3項記載の方法。
5)さら(:、前記接触工程C二先立ち、前記第1のl
ox部位を前記動物細胞ウィルスベクターのDNAの非
必須領域中C二導入し、それC二より生存可能でありか
つ安定である組換えベクターを生成させることからなる
前記1項記載の方法。
6)前記DNAセグメントが異種、合成または外因性D
NAであることからなる前記1項記載の方法。
7)前記DNAセグメントが構造タンパク質、酵素、調
節分子、またはそれらの断片をコーディングすることか
らなる前記1項記載の方法。
8)前記10X部位のそれぞれがlox P部位または
1ox02部位であることからなる前記7項記載の方法
9)前記ウィルスベクターが5v40、ジュードラビー
ズウィルス(PRV) 、ポリオーマウィルス、アデノ
ウィルス、アデノ関連ウィルス、ヘルペスウィルス、ワ
タシニアウイルス、クシパピローマウィルス、エプスタ
イン−バールウィルス、バキュロウィルスまたはレトロ
ウィルスであることからなる前記1項記載の方法。
10)  前記ウィルスベクターが、そのgll遺伝子
中C二前記第1のIOX部位を含有するジュードラビー
ズウィルス(PRV)であることからなる前記2項記載
の方法。
11)前記第1のlox部位が1OX02部位であるこ
とからなる前記10項記載の方法。
12)前記ウィルスベクターがPRV42であることか
らなる前記11項記載の方法。
13)さらC二、前記組換え動物細胞ウィルスベクター
を黒色プラークアッセイにおいて白色プラークI:つい
てスクリーニングすること(二より選択することからな
る前記10項記載の方法。
14)  さらC=、前記組換え動物細胞ウィルスベク
ターを黒色プラークアッセイにおいて白色プラーク(二
ついてスクリーニングすることC:より選択することか
らなる前記12項記載の方法。
15)前記DNAセグメントが前記組換えベクターを確
認するのC二有効なマーカーを欠いていることからなる
前記14項記載の方法。
16)そのDNA中シ=10x部位が導入された生存可
能な、安定した動物細胞ウィルスベクター。
17)そのウィルスが8V40.ジュードラビーズウィ
ルス(PRV) 、ポリオーマウィルス、アデノウィル
ス、アデノ関連ウィルス、ヘルペスウィルス、ワタシニ
アウイルス、ウシパピローマウィルス、エプスタイン−
パールウィルス、バキュロウィルスまたはレトロウィル
スであることからなる前記16項記載のベクター。
18)そのgm遺伝子中E lo:c部位を含有するP
RVであることからなる前記16項記載のベクター〇 19−)  PRV42である前記18項記載のベクタ
ー。
20)前記1項記載の方法により生成された組換え動物
細胞ウィルスベクター。
21)前記3項記載の方法により生成された組換え動物
細胞ウィルスベクター。
22)前記4項記載の方法3二より生成された組換え動
物細胞ウィルスベクター。
23)  前記10項記載の方法により生成された組換
え動物細胞ウィルスベクター。
24)前記12項記載の方法により生成された組換え動
物細胞ウィルスベクター。
25)前記20項記載のウィルスベクターでトランスフ
ェクションされた動物細胞。
26)  外来DNAセグメントを動物細胞中で発現さ
せるにあたり、該細胞を該DNAセグメントを含有する
前記20項記載のウィルスベクターに感染させることか
らなる方法。
27)外来DNAセグメントを動物細胞中で発現させる
1二あたり、該細胞を該DNAセグメントを含有する前
記24項記載のウィルスベクターに感染させることから
なる方法。
【図面の簡単な説明】
第1図はgm−1oxC2遺伝子が構成される径路の一
つを示す。 第2図は大腸菌中におけるCro−gll融合タンパク
質の合成を証明する写真である。 第3A図はPRV42中へのpB864の組み込みを示
す写真である。 第3B図はPRV42::pBs64からのpB864
の切り出しを示す写真である。 第3C図は環状プラスミドpBs64およびPRV42
ケノム間のCre Cより仲介されたインビトロでの組
換えを示す。 第4図は1個のIOX P部位を有するプラスミドpB
s64を示す。 97.4−   →飢ダ ・ F I  G、  2 F’IC,3A1.−□。、3B FIG、3C 33,9kb

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ウイルスベクターのDNA中にDNAセグメントを
    部位特異的に挿入することにより動物細胞にとつて安定
    でかつ生存能力のある組換えウイルスベクターを調製す
    るに当たり、Creを 前記動物細胞ウイルスベクターのDNA中に導入された
    第1のlox部位、および 環状でありかつ前記DNAセグメントに隣接する第2の
    lox部位を含有する別のDNA分子中の該第2のlo
    x部位 と接触させ、それによりCreが前記第1のlox部位
    で前記環状DNAと前記ウイルスベクターDNAとで組
    換えを行い、かくして生存可能でありかつ安定である組
    換え動物細胞ウイルスベクターを生成させることからな
    る方法。 2)そのDNA中にlox部位が導入された生存可能な
    、安定した動物細胞ウイルスベクター。 3)請求項1記載の方法により生成された組換え動物細
    胞ウイルスベクター。 4)請求項5記載のウイルスベクターでトランスフエク
    シヨンされた動物細胞。 5)外来DNAセグメントを動物細胞中で発現させるに
    あたり、該細胞を該DNAセグメントを含有する請求項
    5記載のウイルスベクターに感染させることからなる方
    法。
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