JPH01107812A - 多孔質膜の親水化方法 - Google Patents
多孔質膜の親水化方法Info
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- JPH01107812A JPH01107812A JP62263322A JP26332287A JPH01107812A JP H01107812 A JPH01107812 A JP H01107812A JP 62263322 A JP62263322 A JP 62263322A JP 26332287 A JP26332287 A JP 26332287A JP H01107812 A JPH01107812 A JP H01107812A
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- porous membrane
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D67/00—Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
- B01D67/0081—After-treatment of organic or inorganic membranes
- B01D67/0088—Physical treatment with compounds, e.g. swelling, coating or impregnation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D71/00—Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
- B01D71/06—Organic material
- B01D71/30—Polyalkenyl halides
- B01D71/32—Polyalkenyl halides containing fluorine atoms
- B01D71/34—Polyvinylidene fluoride
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
- C08J7/12—Chemical modification
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
- C08J9/36—After-treatment
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は多孔質膜の親水化処理に関する。
(従来の技術)
疎水性高分子よりなる多孔質膜には、例えばポリオレフ
ィン多孔質膜のように耐水性・耐熱性・耐薬品性に優れ
る等の特徴があり、電子工業用純水の製造、飲料水用浄
水器、医薬品製造用原水の除菌等に広く利用されている
。
ィン多孔質膜のように耐水性・耐熱性・耐薬品性に優れ
る等の特徴があり、電子工業用純水の製造、飲料水用浄
水器、医薬品製造用原水の除菌等に広く利用されている
。
しかし疎水性多孔質膜はその臨界界面張力が低い九めに
、そのままでは表面張力の高い液体、特に水を透過せし
めることができないという欠点がある。
、そのままでは表面張力の高い液体、特に水を透過せし
めることができないという欠点がある。
この几め従来は疎水性多孔質膜を使用して水ま几は水溶
液t−濾過レしうとする場合はあらかじめアルコール等
の水溶性有機溶剤で多孔質膜の微細孔を湿潤処理し几後
、該溶剤を水で置換する方法がとられている。しかしこ
の方法では多孔質膜から水が排除されるとま九疎水性に
戻り、再び水や水浴液をテ過する友めには再度親水性有
機溶剤による処理、水置換を行わねばならない。あるい
は乾燥することがないように親水i:a機溶剤金水で置
換し友後は該多孔質膜を水中に浸漬し次状態で保管しな
ければならず、保管・輸送等に不便であること、保管時
の水質の変化の心配があること等の問題がある。そこで
、親水性有機溶剤を用い几シ、水中に保存し比シしなく
ても水透過性を維持できる疎水性多孔質膜の出現が望ま
れている。
液t−濾過レしうとする場合はあらかじめアルコール等
の水溶性有機溶剤で多孔質膜の微細孔を湿潤処理し几後
、該溶剤を水で置換する方法がとられている。しかしこ
の方法では多孔質膜から水が排除されるとま九疎水性に
戻り、再び水や水浴液をテ過する友めには再度親水性有
機溶剤による処理、水置換を行わねばならない。あるい
は乾燥することがないように親水i:a機溶剤金水で置
換し友後は該多孔質膜を水中に浸漬し次状態で保管しな
ければならず、保管・輸送等に不便であること、保管時
の水質の変化の心配があること等の問題がある。そこで
、親水性有機溶剤を用い几シ、水中に保存し比シしなく
ても水透過性を維持できる疎水性多孔質膜の出現が望ま
れている。
このような要望に応えるものとして、最近に、例えばコ
ロナ放電処理による方法や強酸化性の薬剤で処理する方
法が検討されてきた。ま几、親水性単量体を多孔質フィ
ルムの表面に保持させ良状態で放射線を照射する方法(
特開昭j&−3,r333号)や疎水性樹脂多孔性構造
物に水溶性高分子や界面活性剤を含浸させt状態でプラ
ズマ処理する方法(特開昭J−&−/よ7弘37号)等
の化学的表面変性法、あるいは炭化水素部分と炭素原子
数r〜3Qの有機モノ酸の非イオン性エステル、例えば
ソルビタ/のカプリン酸、ラウリル酸、ミリスチン酸、
パルばチン酸及び/又はオレイン酸のモノエステルの混
合物である商品各スパン2Q等を多孔質膜に付着させて
親水化する方法(特衣昭!ター3010≠り号)が提案
されている。
ロナ放電処理による方法や強酸化性の薬剤で処理する方
法が検討されてきた。ま几、親水性単量体を多孔質フィ
ルムの表面に保持させ良状態で放射線を照射する方法(
特開昭j&−3,r333号)や疎水性樹脂多孔性構造
物に水溶性高分子や界面活性剤を含浸させt状態でプラ
ズマ処理する方法(特開昭J−&−/よ7弘37号)等
の化学的表面変性法、あるいは炭化水素部分と炭素原子
数r〜3Qの有機モノ酸の非イオン性エステル、例えば
ソルビタ/のカプリン酸、ラウリル酸、ミリスチン酸、
パルばチン酸及び/又はオレイン酸のモノエステルの混
合物である商品各スパン2Q等を多孔質膜に付着させて
親水化する方法(特衣昭!ター3010≠り号)が提案
されている。
(解決しようとする問題点)
しかしコロナ放電による処理法では、多孔質膜の孔構造
に著しい変fヒが生じ7tシ、恒久的な親水比ができな
い等の問題点がある。また強酸化性薬剤による処理法の
場合には、多孔質膜の基質の損傷が著しい等の欠点があ
る。
に著しい変fヒが生じ7tシ、恒久的な親水比ができな
い等の問題点がある。また強酸化性薬剤による処理法の
場合には、多孔質膜の基質の損傷が著しい等の欠点があ
る。
ま次、放射線やプラズマを用いて処理する方法は、改良
の効果は認められるものの、コストが非常にかかるとい
う理由から、実用には適さない。
の効果は認められるものの、コストが非常にかかるとい
う理由から、実用には適さない。
更に、スパン20f、用いて疎水性多孔質膜を処理した
場合には、親水化処理効果は認められるが、処理さ−れ
た多孔質膜の臭気が強い几め、この処理剤で親水化処理
されt多孔質膜からなる濾過材を、例えば飲料水用浄水
器に使用することは一般に困難である。tw得られる浄
水に泡立ち現象が認められることも欠点である。
場合には、親水化処理効果は認められるが、処理さ−れ
た多孔質膜の臭気が強い几め、この処理剤で親水化処理
されt多孔質膜からなる濾過材を、例えば飲料水用浄水
器に使用することは一般に困難である。tw得られる浄
水に泡立ち現象が認められることも欠点である。
本発明の目的は、孔構造の変化や多孔質膜の基質の損傷
のような欠点がなく、親水化処理後−1水が多孔質膜内
から排除されてもその親水性を失わず、且つ泡立ちや臭
いのない濾過水を供給する多孔質膜を低コストで提供す
ることにある。
のような欠点がなく、親水化処理後−1水が多孔質膜内
から排除されてもその親水性を失わず、且つ泡立ちや臭
いのない濾過水を供給する多孔質膜を低コストで提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の要旨は、多孔質膜の細孔表面で、下記−役式で
表される化曾物(以後、化会物111と略す)をアルカ
リを用いて架橋させることによる多孔質膜の親水r上方
法にある。
表される化曾物(以後、化会物111と略す)をアルカ
リを用いて架橋させることによる多孔質膜の親水r上方
法にある。
一役式 xi−802−L−8O2−x2上記−役式
中、Xl及びX2は−CH=CH2又は、−CI−12
cHY のいずれかであり、Xl及びX2同じであっ
ても異なっていても良い。Yに求核性基によ多置換され
るか、塩基によってBYの形で脱離し得る基(例えば、
ハロゲン原子、スルホニルオキシ、硝酸モノエステル等
)を表す。Lは2価の連結基であり、置換されていても
良い。Xl、X2の具体例としては、例えば次のものを
挙げることができる。−CH=CH2、−CH2C)1
2 (?l。
中、Xl及びX2は−CH=CH2又は、−CI−12
cHY のいずれかであり、Xl及びX2同じであっ
ても異なっていても良い。Yに求核性基によ多置換され
るか、塩基によってBYの形で脱離し得る基(例えば、
ハロゲン原子、スルホニルオキシ、硝酸モノエステル等
)を表す。Lは2価の連結基であり、置換されていても
良い。Xl、X2の具体例としては、例えば次のものを
挙げることができる。−CH=CH2、−CH2C)1
2 (?l。
−CI−12cHzBr 、−CR2CH20COCH
3、−CH2CH20SO3Na。
3、−CH2CH20SO3Na。
−CH2CH20803に、−CH2CH20H。
−CH2CH20COCH3、
−CH2CH20COCFa、
−CH2C)i20co(、’R12
これらの中でも、特に
−CH=(:R2、−CH2CH2Cl−CR2CHz
Br。
Br。
−CH2CH20SO2CHa
−CH2CH20SO3Na
が好ましい。
2価の連結基りは、アルキレ/基、アリーレン基又はこ
れらの基と、−0−1−N−1−CO−1一5O−1−
so2−1−so3−1−8O2N−1−〇〇〇−1R
I RI R11tl ltlで示される結
合1に1つ或いは複数組み合わせることにニジ形成され
る2価の基である。R1は水素原子、又は1からlよ個
の炭素原子を有するアルキル基又はアラルキル基を表す
。又、 RI RI RI R1を2つ
以上含む場合、それらのR1同志が結合して環を形成し
ても良い。更に、Lは置換基を有しても良く、置換基と
してはヒドロキ7基、アルコキシ基、カルバモイル基、
スルファモイル基、アルキル基、アリール基等が例とし
て挙げられる。
れらの基と、−0−1−N−1−CO−1一5O−1−
so2−1−so3−1−8O2N−1−〇〇〇−1R
I RI R11tl ltlで示される結
合1に1つ或いは複数組み合わせることにニジ形成され
る2価の基である。R1は水素原子、又は1からlよ個
の炭素原子を有するアルキル基又はアラルキル基を表す
。又、 RI RI RI R1を2つ
以上含む場合、それらのR1同志が結合して環を形成し
ても良い。更に、Lは置換基を有しても良く、置換基と
してはヒドロキ7基、アルコキシ基、カルバモイル基、
スルファモイル基、アルキル基、アリール基等が例とし
て挙げられる。
又、その置換基は、1つ以上のX3−5O2−で表され
る基によって更に置換されていても良い。
る基によって更に置換されていても良い。
X3は前述のXl及びX2と同意義である。
Lの代表的な例としては次のものを挙げることができる
。但し、例中のa −Vは1から6の整数であり、dの
みはQであってもよい。このうち、6%に、I及びpは
1〜3であることが好ましく、a −vの上記d%に%
l及びp以外のものは、l又はλであることが好まし
い。’Efc%R1は水素原子、又は/−A個の炭素原
子を有するアルキル基が好ましく、水素原子、メチル基
及びエチル基が特に好ましい。
。但し、例中のa −Vは1から6の整数であり、dの
みはQであってもよい。このうち、6%に、I及びpは
1〜3であることが好ましく、a −vの上記d%に%
l及びp以外のものは、l又はλであることが好まし
い。’Efc%R1は水素原子、又は/−A個の炭素原
子を有するアルキル基が好ましく、水素原子、メチル基
及びエチル基が特に好ましい。
−(CH2) a−0−(CH2)b−1RI
R1 −(CH2)f−8O2−(CHz)g−1−(CH2
) h −N−(CH2) i−1RI R,R1 −(CHz)n C02−(CH2)p−OCO−(
CH2)Q −1本発明に使用される化合物il+の合
成方法は例えば、特公昭!O−3タ107号、同zt−
asゴto号、特開昭≠ターλ参弘33号、同よターl
♂り4!弘号等の公報に詳細に記載されている。
R1 −(CH2)f−8O2−(CHz)g−1−(CH2
) h −N−(CH2) i−1RI R,R1 −(CHz)n C02−(CH2)p−OCO−(
CH2)Q −1本発明に使用される化合物il+の合
成方法は例えば、特公昭!O−3タ107号、同zt−
asゴto号、特開昭≠ターλ参弘33号、同よターl
♂り4!弘号等の公報に詳細に記載されている。
以下に本発明に使用される代弄的な化合物の例t−あげ
るが、本発明は、これに限定されるものではない。
るが、本発明は、これに限定されるものではない。
/ (Of−12−CH−8O2−(:)12−CO
NI(÷丁2 (CH2=(:H−802−CH2−
CONH+r−CH3I (CH2=CH−802−
CH2−CON)l−C)12すrH3 ≠ (CH2=CH−3O2−CH2−CON−CH2
す「CH3 喝 rS
−へ 5 \”I 町
辱
h以下に更に本発明の技術を詳細に説明する。
NI(÷丁2 (CH2=(:H−802−CH2−
CONH+r−CH3I (CH2=CH−802−
CH2−CON)l−C)12すrH3 ≠ (CH2=CH−3O2−CH2−CON−CH2
す「CH3 喝 rS
−へ 5 \”I 町
辱
h以下に更に本発明の技術を詳細に説明する。
本発明において使用される多孔質膜は、ポリ弗化ビニリ
デン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリスルホン、ポ
リエーテルスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン等
強アルカリに対し安定な素材を原料とするものが望まし
いが、ポリエステル等比較的強アルカリに対し耐久性に
欠けるものであってもアルカリ性を弱くすることで対応
できる。
デン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリスルホン、ポ
リエーテルスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン等
強アルカリに対し安定な素材を原料とするものが望まし
いが、ポリエステル等比較的強アルカリに対し耐久性に
欠けるものであってもアルカリ性を弱くすることで対応
できる。
多孔質膜は疎水性のものにおいて効果が顕著であるが、
セルロース系などの親水性の多孔質膜を用いることがで
きる。また、多孔質膜の形態は例えば中空糸状、チュー
ブ状、フィルム状その他の形態でおってよい。
セルロース系などの親水性の多孔質膜を用いることがで
きる。また、多孔質膜の形態は例えば中空糸状、チュー
ブ状、フィルム状その他の形態でおってよい。
多孔質膜の細孔表面に、化合物(1)を保持する方”法
とじてに、該化合物を含有し友溶液に多孔質膜を浸漬し
、ついで溶媒除去の九め乾燥する方法が容易である。乾
燥の方法は、常温乾燥、加熱乾燥等いずれでも工く、特
に限定しない。溶液中の該化合物の濃度はo、1−to
alb、好ましくはO8!〜j%であり、この濃度に相
当する該化合物を溶解するものであれば該化合物の溶媒
は、特に限定1−ない。
とじてに、該化合物を含有し友溶液に多孔質膜を浸漬し
、ついで溶媒除去の九め乾燥する方法が容易である。乾
燥の方法は、常温乾燥、加熱乾燥等いずれでも工く、特
に限定しない。溶液中の該化合物の濃度はo、1−to
alb、好ましくはO8!〜j%であり、この濃度に相
当する該化合物を溶解するものであれば該化合物の溶媒
は、特に限定1−ない。
本発明において用いられる強アルカリは、化合物(1)
を架橋させる之めのものである。即ち、強アルカリとr
ヒ曾物(1)を共存させることによって該化合物同志が
架橋L、強固な親水性被膜を多孔質膜の細孔表面に形成
することで恒久的親水化が達成される。
を架橋させる之めのものである。即ち、強アルカリとr
ヒ曾物(1)を共存させることによって該化合物同志が
架橋L、強固な親水性被膜を多孔質膜の細孔表面に形成
することで恒久的親水化が達成される。
本発明に用いられるアルカリとしては、あらゆるアルカ
リ−ヒドロキシドが好ましい。即ちセシウム−、ルビジ
ウム−、リチウム−、ナトリウム−1及びカリウム−ヒ
ドロキシドが用いられる。
リ−ヒドロキシドが好ましい。即ちセシウム−、ルビジ
ウム−、リチウム−、ナトリウム−1及びカリウム−ヒ
ドロキシドが用いられる。
中でもナトリウム−及びカリウム−ヒドロキシドが好ま
しい。
しい。
該16合物を架橋させるためのアルカリ処理は、該化合
物を膜の細孔表面に保持する前でも後も工い。即ち、最
初に多孔質膜の細孔表面にアルカリを含浸させ、次いで
該化合物を保持しても↓いし、ま7tは最初に多孔質膜
の細孔表面に該化合物を保持させ、ついでアルカリで処
理しても工い。膜にアルカIJ ’に含浸させる方法は
、該化合物の保持と同様、アルカリ溶液中に膜を含浸し
次いで乾燥するのが容易である。アルカリ溶液の濃度は
to6(p)i=f)〜10規定濃度、好ま(−<は
104(p)i=/ 0 ) 〜/ (pH=/ 4t
)である。lo9規定濃度未満ではアルカリ性か弱すぎ
て該化合物を十分に架橋するに至らず、透水と共に該化
合物は流されてしまい恒久的な親水化は実現しない。
物を膜の細孔表面に保持する前でも後も工い。即ち、最
初に多孔質膜の細孔表面にアルカリを含浸させ、次いで
該化合物を保持しても↓いし、ま7tは最初に多孔質膜
の細孔表面に該化合物を保持させ、ついでアルカリで処
理しても工い。膜にアルカIJ ’に含浸させる方法は
、該化合物の保持と同様、アルカリ溶液中に膜を含浸し
次いで乾燥するのが容易である。アルカリ溶液の濃度は
to6(p)i=f)〜10規定濃度、好ま(−<は
104(p)i=/ 0 ) 〜/ (pH=/ 4t
)である。lo9規定濃度未満ではアルカリ性か弱すぎ
て該化合物を十分に架橋するに至らず、透水と共に該化
合物は流されてしまい恒久的な親水化は実現しない。
ま九、10規定濃度を越えると、アルカリ性が強丁ぎて
膜の強度低下が起こることがあり好ましくない。
膜の強度低下が起こることがあり好ましくない。
強アルカリによる該化合物の架橋は、はとんど瞬時にお
こり、アルカリと化合物(1)を膜の細孔表面に保持後
すぐに水洗してもかまわない。しかし、十分に耐久性の
ある親水化を実現する場付には、水洗までの時間はでき
るだけ長い方がよい。
こり、アルカリと化合物(1)を膜の細孔表面に保持後
すぐに水洗してもかまわない。しかし、十分に耐久性の
ある親水化を実現する場付には、水洗までの時間はでき
るだけ長い方がよい。
(実施例)
以下に実施例を用いて本発明を説明する。
9!、施例1
1規定濃度の水酸化ナトリウム水浴液中に疎水性ポリス
ルホン多孔實膜(平均孔径0.2μm)を30秒浸漬し
、7o Ocで10分加熱乾燥した。
ルホン多孔實膜(平均孔径0.2μm)を30秒浸漬し
、7o Ocで10分加熱乾燥した。
次いで、下記の構造をもつrヒ会物
CH2=CH3O2CH2C0N)l−NHCOO12
802CH=CH2を≠重fes含む水溶液中に膜を3
秒浸漬し、亘ぐに水洗してアルカリ及び該化合物の未反
応物を除去して親水性多孔質膜を得九。上記処理をする
前後で、膜の平均孔径・孔径分布は変わらず、孔構造の
変化や多孔質膜の基質の損傷は全くみられなかつ九つま
た、この得られ几親水性多孔質膜は、アルコール等によ
る親水化前処理を行わすとも良好な親水性を示し、その
透水速度は圧力/’に9/cm2−T:jj、りml
/ m i n (z2であった。更に、透水速度測定
後、−1膜中の水を排除し乾燥しても膜の親水性は失わ
れず、且つ、透水速度も全く変化]〜なかつ次。濾過さ
れ之水は泡立ちや臭いもなかつ比ゆ 実施例コ 上記実施例1とは逆に、まず最初に化合物の水溶液に膜
を浸漬・乾燥し、次いで水酸化ナトリウム水浴液に浸漬
・乾燥しmところ、実施例1と同様の親水化効果があら
れれ、その透水速度は圧力/に一9/cm2であつmo 比較例 上記本発明の親水化処理を施さない膜の透水速度を測定
しようとし九が、圧力/にν/crIL2まで水圧金か
けても水は透過しなかつ友。
802CH=CH2を≠重fes含む水溶液中に膜を3
秒浸漬し、亘ぐに水洗してアルカリ及び該化合物の未反
応物を除去して親水性多孔質膜を得九。上記処理をする
前後で、膜の平均孔径・孔径分布は変わらず、孔構造の
変化や多孔質膜の基質の損傷は全くみられなかつ九つま
た、この得られ几親水性多孔質膜は、アルコール等によ
る親水化前処理を行わすとも良好な親水性を示し、その
透水速度は圧力/’に9/cm2−T:jj、りml
/ m i n (z2であった。更に、透水速度測定
後、−1膜中の水を排除し乾燥しても膜の親水性は失わ
れず、且つ、透水速度も全く変化]〜なかつ次。濾過さ
れ之水は泡立ちや臭いもなかつ比ゆ 実施例コ 上記実施例1とは逆に、まず最初に化合物の水溶液に膜
を浸漬・乾燥し、次いで水酸化ナトリウム水浴液に浸漬
・乾燥しmところ、実施例1と同様の親水化効果があら
れれ、その透水速度は圧力/に一9/cm2であつmo 比較例 上記本発明の親水化処理を施さない膜の透水速度を測定
しようとし九が、圧力/にν/crIL2まで水圧金か
けても水は透過しなかつ友。
(発明の効果)
本発明の方保で親水化され九覆膜を形成した多孔質膜は
優れた親水性を有しておシ、アルコール等による親水化
前処理を行わずとも良好な親水性を示し%濾過中筐九は
濾過後に膜が乾燥しても濾過性能の低下は全く認められ
ない。ま九、孔構造の便化や多孔質膜の基質の損傷もみ
られず、低コストで親水化が実現でき、かつ、濾過され
た水は泡立ちや臭いもな、く、その実用的効果は極めて
大きい。
優れた親水性を有しておシ、アルコール等による親水化
前処理を行わずとも良好な親水性を示し%濾過中筐九は
濾過後に膜が乾燥しても濾過性能の低下は全く認められ
ない。ま九、孔構造の便化や多孔質膜の基質の損傷もみ
られず、低コストで親水化が実現でき、かつ、濾過され
た水は泡立ちや臭いもな、く、その実用的効果は極めて
大きい。
時計出願人 富士写真フィルム株式会社昭和/ン阿イザ
日 持許庁長宮 殿 1、事件の表示 昭和62年待願第26332λ
号2、発明の名称 多孔質膜の親水化方法3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人任 所 神奈
川県南足柄市中沼210番地4、補正の対象 明細書
の「発明の詳細な説明」の欄 5、 補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載上下記の通り
補正する。
日 持許庁長宮 殿 1、事件の表示 昭和62年待願第26332λ
号2、発明の名称 多孔質膜の親水化方法3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人任 所 神奈
川県南足柄市中沼210番地4、補正の対象 明細書
の「発明の詳細な説明」の欄 5、 補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載上下記の通り
補正する。
l)第1頁2θ行目の
「耐熱性・」
を削除する。
2)第3頁/j行目の
「商品名」を
「商品名」
と補正する。
3)第1/頁3行目の化合物l弘の
r 5O2CH2CH2
区
08O3NJを
[5O2CH2CH2
0SO3NaJ
と補正する。
4)第76頁弘行目の
r / kg/cm 2Jの後に
[j I 、 rrnl/ min cwt2で]を挿
入する。
入する。
5)第76頁IO行目の
「本発明の方法」を
「本発明の方法」
と補正する。
手続補正書
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多孔質膜の細孔表面で、下記一般式で表される化合
物をアルカリを用いて架橋させることを特徴とする多孔
質膜の親水化方法。 一般式 X_1−SO_2−L−SO_2−X_2 上記一般式中、X_1及びX_2は−CH=CH_2又
は、−CH_2CH_2Yのいずれかであり、X_1及
びX_2同じであつても異なつても良い。Yは求核性基
により置換されるか、塩基によつてHYの形で脱離し得
る基を表す。Lは2価の連結基であり、置換されていて
も良い。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62263322A JPH01107812A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 多孔質膜の親水化方法 |
DE3835612A DE3835612A1 (de) | 1987-10-19 | 1988-10-19 | Verfahren zum hydrophilisieren einer poroesen membran |
US07/259,658 US4851121A (en) | 1987-10-19 | 1988-10-19 | Process for rendering porous membrane hydrophilic |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62263322A JPH01107812A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 多孔質膜の親水化方法 |
Publications (2)
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JPH0556181B2 JPH0556181B2 (ja) | 1993-08-18 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62263322A Granted JPH01107812A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 多孔質膜の親水化方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPH01107812A (ja) |
DE (1) | DE3835612A1 (ja) |
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-
1988
- 1988-10-19 US US07/259,658 patent/US4851121A/en not_active Expired - Lifetime
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