JPH01105597A - ノイズ対策を施した電子機器 - Google Patents
ノイズ対策を施した電子機器Info
- Publication number
- JPH01105597A JPH01105597A JP62263137A JP26313787A JPH01105597A JP H01105597 A JPH01105597 A JP H01105597A JP 62263137 A JP62263137 A JP 62263137A JP 26313787 A JP26313787 A JP 26313787A JP H01105597 A JPH01105597 A JP H01105597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- spring
- coil spring
- lead wire
- electronic device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Image Input (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば画像情報読取装置などに適用されるノ
イズ対策を庵した電子機器に関する。
イズ対策を庵した電子機器に関する。
(従来の技術)
イメージスキャナやプリンタ、ファクシミリ。
電子ファイリング装置等に利用される画像情報読取装置
は、原稿載置面に載置された原稿に露光光を照射し、原
稿からの反射光あるいは原稿を透過した光を光電変換器
によって電気信号に変換することにより、所望の画像信
号をホストコンピュータ等に入力す−るようになってい
る。上記光電変換器を備えた読取手段としての走査器は
、周知の駆動手段によ°って原稿載置面に沿って相対的
に往復移動させられるキャリッジに設けられており、こ
れらの動作制御あるいは信号の処理等は装置本体内に収
納された制御回路等によって行なわれる。
は、原稿載置面に載置された原稿に露光光を照射し、原
稿からの反射光あるいは原稿を透過した光を光電変換器
によって電気信号に変換することにより、所望の画像信
号をホストコンピュータ等に入力す−るようになってい
る。上記光電変換器を備えた読取手段としての走査器は
、周知の駆動手段によ°って原稿載置面に沿って相対的
に往復移動させられるキャリッジに設けられており、こ
れらの動作制御あるいは信号の処理等は装置本体内に収
納された制御回路等によって行なわれる。
上記キャリッジには光電変換器以外に、例えば調光セン
サやアンプ基板あるいは光源などの電気部品が搭載され
ることがある。これらの電気部品には電源部から電力を
供給したり制御回路部等との間で電気信号等の伝送を行
なう必要があるが、キャリッジは装置本体に対して相対
的に往復移動するから、キャリッジの移動を妨げないよ
うにするために可撓性のあるフラットケーブルが用いら
れていた。このフラットケーブルには、キャリッジに取
付けられている各種の電気部品に対応して、複数の導電
路が互いに平行に設けられている。
サやアンプ基板あるいは光源などの電気部品が搭載され
ることがある。これらの電気部品には電源部から電力を
供給したり制御回路部等との間で電気信号等の伝送を行
なう必要があるが、キャリッジは装置本体に対して相対
的に往復移動するから、キャリッジの移動を妨げないよ
うにするために可撓性のあるフラットケーブルが用いら
れていた。このフラットケーブルには、キャリッジに取
付けられている各種の電気部品に対応して、複数の導電
路が互いに平行に設けられている。
(発明が解決しようとする問題点)
この種の装置の中には作動中に数千ボルトという高い電
圧が生じる箇所があり、特にフラットケーブルに高電圧
が加わるとノイズを発生しやすい。ノイズの発生を防ぐ
には、1本1本が独立して各々導電材で被覆されている
リード線を用いることが望ましいが、キャリッジのよう
に移動する部材に数多くのリード線が接続されている場
合にはリード線がばらばらになりやすく、シかもリード
線が周囲の部品と干渉したり、小さな曲率半径で無理に
曲げられたりして断線等の不具合を生じるおそれがある
。また、ノイズの発生を抑制できるような特殊なフラッ
トケーブルもあるが、コストの高いものであった。
圧が生じる箇所があり、特にフラットケーブルに高電圧
が加わるとノイズを発生しやすい。ノイズの発生を防ぐ
には、1本1本が独立して各々導電材で被覆されている
リード線を用いることが望ましいが、キャリッジのよう
に移動する部材に数多くのリード線が接続されている場
合にはリード線がばらばらになりやすく、シかもリード
線が周囲の部品と干渉したり、小さな曲率半径で無理に
曲げられたりして断線等の不具合を生じるおそれがある
。また、ノイズの発生を抑制できるような特殊なフラッ
トケーブルもあるが、コストの高いものであった。
従って本発明の目的は、特殊なフラットケーブルを用い
ることなくノイズの発生を防止できるような電子機器を
提供することにある。
ることなくノイズの発生を防止できるような電子機器を
提供することにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
上記目的を果たすために本発明は、固定側の部材に対し
て相対的に移動自在に設けられかつ電気部品を内蔵した
導電材料からなる筺体を備えた移動体と、この移動体の
電気部品に一端側が接続されかつ他端側が上記筺体の外
部に引出されているリード線と、一端側が上記移動体の
上記筺体に接続されるとともに他端側が固定側の部材に
接続されかつ内側に上記リード線を挿通するとともに上
記移動体の移動を妨げないような形状に撓ませた導電材
料からなる弾性被覆部材とを設けたものである。
て相対的に移動自在に設けられかつ電気部品を内蔵した
導電材料からなる筺体を備えた移動体と、この移動体の
電気部品に一端側が接続されかつ他端側が上記筺体の外
部に引出されているリード線と、一端側が上記移動体の
上記筺体に接続されるとともに他端側が固定側の部材に
接続されかつ内側に上記リード線を挿通するとともに上
記移動体の移動を妨げないような形状に撓ませた導電材
料からなる弾性被覆部材とを設けたものである。
(作用)
上記構成による本発明の電子機器においては、キャリッ
ジ等の移動体に搭載されている電気機器への電力の供給
あるいは信号の伝送は上記リード線を通じて行なわれる
。これらのリード線は導電性のコイルスプリング等の弾
性被覆部材に挿通さ°れているため、ワイヤに高電圧や
高周波信号が印加されても上記被覆部材のシールド効果
等によりノイズの発生が抑制される。しかも各リード線
は上記被覆部材内にまとめて挿通させられており、適度
な曲率を維持した状態で円滑に撓むことができるから、
移動体が移動する際には弾性被覆部材によってリード線
がガイドされるとともに、リード線の保護がなされる。
ジ等の移動体に搭載されている電気機器への電力の供給
あるいは信号の伝送は上記リード線を通じて行なわれる
。これらのリード線は導電性のコイルスプリング等の弾
性被覆部材に挿通さ°れているため、ワイヤに高電圧や
高周波信号が印加されても上記被覆部材のシールド効果
等によりノイズの発生が抑制される。しかも各リード線
は上記被覆部材内にまとめて挿通させられており、適度
な曲率を維持した状態で円滑に撓むことができるから、
移動体が移動する際には弾性被覆部材によってリード線
がガイドされるとともに、リード線の保護がなされる。
このため、リード線がばらばらになったり他の部品と干
渉することも防止できる。
渉することも防止できる。
(実施例)
以下に本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
。
。
第6図に示された電子機器の一例としての画像情報読取
装置1は、反射光によって読取られる通常の原稿および
透過光用の原稿(ポジ、ネガフィルム、OHP用紙等)
を読取り、ホストコンピュータ等の外部機器2に画像信
号を出力するイメージスキャナである。この読取装置1
の装置本体3は、上下2段に分れた金属製の第1の筺体
4および第2の筺体5と、これら筺体4.5の外側を包
囲する着脱可能な合成樹脂製カバー6を有するとともに
、筺体4,5内に図示しない電源部や制御用回路基板お
よび読取手段の一例としての走査器7等を内蔵している
。上記回路基板には、例えばGPIBインタフェイスポ
ードとか、スキャナ処理ボード、あるいはスキャナ画像
処理ボードなどの回路が含ま−れる。この回路基板は、
インタフェイスコネクタと外部機器接続用のケーブル8
を介して外部機器2に接続される。外部機器2としては
、各種のコンピュータを始めとしてプリンタや電子ファ
イリング装置などである。
装置1は、反射光によって読取られる通常の原稿および
透過光用の原稿(ポジ、ネガフィルム、OHP用紙等)
を読取り、ホストコンピュータ等の外部機器2に画像信
号を出力するイメージスキャナである。この読取装置1
の装置本体3は、上下2段に分れた金属製の第1の筺体
4および第2の筺体5と、これら筺体4.5の外側を包
囲する着脱可能な合成樹脂製カバー6を有するとともに
、筺体4,5内に図示しない電源部や制御用回路基板お
よび読取手段の一例としての走査器7等を内蔵している
。上記回路基板には、例えばGPIBインタフェイスポ
ードとか、スキャナ処理ボード、あるいはスキャナ画像
処理ボードなどの回路が含ま−れる。この回路基板は、
インタフェイスコネクタと外部機器接続用のケーブル8
を介して外部機器2に接続される。外部機器2としては
、各種のコンピュータを始めとしてプリンタや電子ファ
イリング装置などである。
また第1の筺体4の一側(図示例の場合には前端)に枢
支部9が設けられており、この枢支部9によって第2の
筺体5が上下方向に開閉可能に支持されている。第7図
は筺体5を閉じた状態、第8図は筺体5を開けた状態を
示している。第2の筺体5はストッパ10によって適度
な開き角度のところで保持できるようになっている。
支部9が設けられており、この枢支部9によって第2の
筺体5が上下方向に開閉可能に支持されている。第7図
は筺体5を閉じた状態、第8図は筺体5を開けた状態を
示している。第2の筺体5はストッパ10によって適度
な開き角度のところで保持できるようになっている。
第2の筺体5の図示上面側、に、原稿載置面として使わ
れるプラテンガラス11が設けられている。
れるプラテンガラス11が設けられている。
このプラテンガラス11の裏面側には、上記走査器7が
プラテンガラス1]に沿って平行移動可能に配置されて
いる。第9図に示されるように、走査器7は移動体の筺
体を構成する金属等の導電材料からなるキャリッジ13
に、光源の一例としての直管形けい光ランプ14やCC
Dラインセンサ等の光電変換器15.ランプ加熱用ヒー
タ(図示せず)等の電気部品を搭載するとともに、ロッ
ドレンズアレイ等の光学系部材16などを設けたもので
ある。更にこのキャリッジ1,3には、ランプ14の光
量を一定に保つための調光センサ18(第1図参照)や
、光電変換器15からの出力を増幅するための増幅回路
が内蔵されたアンプ基板(図示せず)などの電気部品が
設けられている。
プラテンガラス1]に沿って平行移動可能に配置されて
いる。第9図に示されるように、走査器7は移動体の筺
体を構成する金属等の導電材料からなるキャリッジ13
に、光源の一例としての直管形けい光ランプ14やCC
Dラインセンサ等の光電変換器15.ランプ加熱用ヒー
タ(図示せず)等の電気部品を搭載するとともに、ロッ
ドレンズアレイ等の光学系部材16などを設けたもので
ある。更にこのキャリッジ1,3には、ランプ14の光
量を一定に保つための調光センサ18(第1図参照)や
、光電変換器15からの出力を増幅するための増幅回路
が内蔵されたアンプ基板(図示せず)などの電気部品が
設けられている。
走査器7は、第1図に概念的に示されるように、減速機
を備えたモータ20や駆動側スプロケット21、従動側
スプロケット22.タイミングベルト23等からなる駆
動手段24によって、ガイド25とレールシャフト26
に沿って第9図中の矢印A方向に所定のストロークで往
復移動させられるようになっている。キャリッジ13の
端部には、ガイド25上を転接するローラ27が設けら
れている。
を備えたモータ20や駆動側スプロケット21、従動側
スプロケット22.タイミングベルト23等からなる駆
動手段24によって、ガイド25とレールシャフト26
に沿って第9図中の矢印A方向に所定のストロークで往
復移動させられるようになっている。キャリッジ13の
端部には、ガイド25上を転接するローラ27が設けら
れている。
キャリッジ13に搭載されている上記電気部品にはそれ
ぞれワイヤハーネスを構成するリード線30が接続され
ている。各リード線30はキャリッジ13の外部に引出
されており、リード線30の他端にはコネクタ31が取
付けられている。このコネクタ31は、装置本体3側に
設けられているコネクタ(図示せず)に接続されるとと
もに、このコネクタを介して装置本体3内の制御回路や
電源部に接続される。各り−・ド線30は、芯線の外側
を絶縁材で被覆した周知のものが使われる。
ぞれワイヤハーネスを構成するリード線30が接続され
ている。各リード線30はキャリッジ13の外部に引出
されており、リード線30の他端にはコネクタ31が取
付けられている。このコネクタ31は、装置本体3側に
設けられているコネクタ(図示せず)に接続されるとと
もに、このコネクタを介して装置本体3内の制御回路や
電源部に接続される。各り−・ド線30は、芯線の外側
を絶縁材で被覆した周知のものが使われる。
各リード線30は、金属等の導電材料からなる弾性被覆
部材の一例としてのコイルスプリング33の内部に挿通
させられている。このコイルスプリング33は、ばね鋼
線を密着巻きした可撓性に富むものであり、その一端側
はブラケット34(第2図参照)によってキャリッジ1
3に接続されている。コイルスプリング33の他端側に
はブラケット35が設けられており、このブラケット3
5は固定側部材としての筺体5の一部に接続されるよう
になっている。コイルスプリング33は筺体5に接地さ
れている。このコイルスプリング33は、第2図および
第4図に示されるように略U字状に撓ませた状態で、樋
状の案内部材37の内側に入れられている。この案内部
材37は断面が略コ字形をなし、キャリッジ13の移動
方向に沿って筺体5に設けられている。この案内部材3
7の内面には、スプリング33に対する滑りを良くする
ためと摺動騒音の発生を防ぐために、樹脂製のライニン
グ層38が設けられている。
部材の一例としてのコイルスプリング33の内部に挿通
させられている。このコイルスプリング33は、ばね鋼
線を密着巻きした可撓性に富むものであり、その一端側
はブラケット34(第2図参照)によってキャリッジ1
3に接続されている。コイルスプリング33の他端側に
はブラケット35が設けられており、このブラケット3
5は固定側部材としての筺体5の一部に接続されるよう
になっている。コイルスプリング33は筺体5に接地さ
れている。このコイルスプリング33は、第2図および
第4図に示されるように略U字状に撓ませた状態で、樋
状の案内部材37の内側に入れられている。この案内部
材37は断面が略コ字形をなし、キャリッジ13の移動
方向に沿って筺体5に設けられている。この案内部材3
7の内面には、スプリング33に対する滑りを良くする
ためと摺動騒音の発生を防ぐために、樹脂製のライニン
グ層38が設けられている。
上述した装置本体3の図示上面側に、プラテンガラス1
1を覆うに足る広さの透過ユニット41が設けられてい
る。この透過ユニット41は、矩形枠状をなす金属製の
シャーシ42と、このシャーシ42の外側を覆う合成樹
脂製の筺体43とを備えている。この透過ユニット41
は、ヒンジ45によって、第2の筺体5に対し上下方向
に開閉自在に枢着されている。このヒンジ4゛5は、前
述した枢支部9とは反対側の位置、すなわち第2の筺体
5の後面側に設けられている。
1を覆うに足る広さの透過ユニット41が設けられてい
る。この透過ユニット41は、矩形枠状をなす金属製の
シャーシ42と、このシャーシ42の外側を覆う合成樹
脂製の筺体43とを備えている。この透過ユニット41
は、ヒンジ45によって、第2の筺体5に対し上下方向
に開閉自在に枢着されている。このヒンジ4゛5は、前
述した枢支部9とは反対側の位置、すなわち第2の筺体
5の後面側に設けられている。
透過ユニット41の底面側すなわちプラテンガラス11
と対向する側には、透光板46が設けられている。この
透光板46には、白色ないし乳白色系の樹脂パネルのよ
うに光を透過・拡散させるものが使用さ、れる。透光板
46の裏面側には、前記走査器7と対応した位置に、移
動体である光源部47が設けられている。
と対向する側には、透光板46が設けられている。この
透光板46には、白色ないし乳白色系の樹脂パネルのよ
うに光を透過・拡散させるものが使用さ、れる。透光板
46の裏面側には、前記走査器7と対応した位置に、移
動体である光源部47が設けられている。
この光源部47は、金属等の導電材料からなる筺体とし
てのキャリッジ48に、光源の一例としての直管形のけ
い光ランプ49や、図示しないランプ加熱用ヒータ、ラ
ンプ49の光量を一定に保つための調光センサ50など
の電気部品を搭載したものである。第1図に概念的に示
されるように、キャリッジ48は減速機を備えたモータ
55や駆動側スプロケット56.従動側スプロケット5
7゜タイミングベルト58等からなる駆動手段59によ
って、走査器7と同期しかつガイド60とレールシャフ
ト61に沿って走査器7と同一速度で第9図中の矢印B
方向に往復移動できるようになっている。・キャリッジ
48の端部には、ガイド60上を摺動する樹脂製スライ
ダ62が設けられている。
てのキャリッジ48に、光源の一例としての直管形のけ
い光ランプ49や、図示しないランプ加熱用ヒータ、ラ
ンプ49の光量を一定に保つための調光センサ50など
の電気部品を搭載したものである。第1図に概念的に示
されるように、キャリッジ48は減速機を備えたモータ
55や駆動側スプロケット56.従動側スプロケット5
7゜タイミングベルト58等からなる駆動手段59によ
って、走査器7と同期しかつガイド60とレールシャフ
ト61に沿って走査器7と同一速度で第9図中の矢印B
方向に往復移動できるようになっている。・キャリッジ
48の端部には、ガイド60上を摺動する樹脂製スライ
ダ62が設けられている。
キャリッジ48に搭載されている上記電気部品にはそれ
ぞれワイヤハーネスを構成するリード線63が接続され
ている。各リード1j163はキャリッジ48の外部に
引出されており、リード線63の他端側にはコネクタ6
4が取付けられている。
ぞれワイヤハーネスを構成するリード線63が接続され
ている。各リード1j163はキャリッジ48の外部に
引出されており、リード線63の他端側にはコネクタ6
4が取付けられている。
このコネクタ64は、シャーシ42側に設けられている
コネクタ(図示せず)に接続されるとともに、このコネ
クタを介して装置本体3内の制御回路部や電源部に接続
される。リード線63は前述したリード線30と同様に
芯線の外側を絶縁材で被覆し′たものである。
コネクタ(図示せず)に接続されるとともに、このコネ
クタを介して装置本体3内の制御回路部や電源部に接続
される。リード線63は前述したリード線30と同様に
芯線の外側を絶縁材で被覆し′たものである。
そして各リード線63は、金属等の導電材料からなるコ
イルスプリング65の内側に挿通させられている。この
コイルスプリング65は、前述したスプリング30と同
様に、ばね鋼線を密着巻きしたものであって可撓性に富
むとともに、その−端側はブラケット66によってキャ
リッジ48に固定されている。コイルスプリング65の
他端側にはブラケット67が設けられており、このブラ
ケット67は固定側部材としてのシャーシ42に固定さ
れるようになっている。コイルスプリング65はシャー
シ42に接地されている。このコイルスプリング65は
、第3図および第5図に示されるように略U字状に撓ま
せた状態で、樋状の案内部材70の内側に入れられてい
る。この案内部材70はキャリッジ48の移動方向に沿
ってシャアシ42に設けられている。この案内部材70
の内面には、スプリング65に対する滑りを良くするた
めと摺動騒音の発生を防ぐために、樹脂製のライニング
層71が設けられている。
イルスプリング65の内側に挿通させられている。この
コイルスプリング65は、前述したスプリング30と同
様に、ばね鋼線を密着巻きしたものであって可撓性に富
むとともに、その−端側はブラケット66によってキャ
リッジ48に固定されている。コイルスプリング65の
他端側にはブラケット67が設けられており、このブラ
ケット67は固定側部材としてのシャーシ42に固定さ
れるようになっている。コイルスプリング65はシャー
シ42に接地されている。このコイルスプリング65は
、第3図および第5図に示されるように略U字状に撓ま
せた状態で、樋状の案内部材70の内側に入れられてい
る。この案内部材70はキャリッジ48の移動方向に沿
ってシャアシ42に設けられている。この案内部材70
の内面には、スプリング65に対する滑りを良くするた
めと摺動騒音の発生を防ぐために、樹脂製のライニング
層71が設けられている。
次に、上記実施例装置1の作用につき説明する。
プラテンガラス11上に載置された原稿S(第1図)の
読取り動作に際し、反射形原稿の場合には1.原稿の上
から透過ユニ・y−ト41を閉じた状態で走査器7のラ
ンプ14が点灯させられるとともに、走査器7が第9図
中の矢印A方向に往復移動させられる。ランプ14から
出た光は原稿面で反射し、その画像は光学系部材16を
介して光電変換器15に入力される。従って反射形の原
稿を読取る場合には透過ユニット41のランプ49は点
灯させず、透過丑ニット41の透光板46は原稿押えと
して使用される。 1.−一方、透過形原
稿を読取らせる場合1qは、透過ユニット41のランプ
49を点灯させる。−そして反射光用の原稿を読取る場
合と同様に走査器7が矢印A方向に移動するとともに、
この走査器7と同期して透過ユニット41のキャリッジ
48が矢印B方向に移動することにより、ランプ49か
ら出て原稿を透過した光が光学系部材16を介して光電
変換器15に入力される。従ってこの場合、透過ユニッ
ト41は透過光を照射するための機能と原稿押えとして
の機能を兼用する。
読取り動作に際し、反射形原稿の場合には1.原稿の上
から透過ユニ・y−ト41を閉じた状態で走査器7のラ
ンプ14が点灯させられるとともに、走査器7が第9図
中の矢印A方向に往復移動させられる。ランプ14から
出た光は原稿面で反射し、その画像は光学系部材16を
介して光電変換器15に入力される。従って反射形の原
稿を読取る場合には透過ユニット41のランプ49は点
灯させず、透過丑ニット41の透光板46は原稿押えと
して使用される。 1.−一方、透過形原
稿を読取らせる場合1qは、透過ユニット41のランプ
49を点灯させる。−そして反射光用の原稿を読取る場
合と同様に走査器7が矢印A方向に移動するとともに、
この走査器7と同期して透過ユニット41のキャリッジ
48が矢印B方向に移動することにより、ランプ49か
ら出て原稿を透過した光が光学系部材16を介して光電
変換器15に入力される。従ってこの場合、透過ユニッ
ト41は透過光を照射するための機能と原稿押えとして
の機能を兼用する。
光電変換器15に入力された画像情報は、A/D変換回
路によってディジタル化されるとともに、ケーブル8を
通じて外部機器2に出力される。なお輪上述した反射形
および透過形原稿の選択は操作部72に設けられたキー
の操作によって行なわれる。
路によってディジタル化されるとともに、ケーブル8を
通じて外部機器2に出力される。なお輪上述した反射形
および透過形原稿の選択は操作部72に設けられたキー
の操作によって行なわれる。
、上記のようにキャリッジ13.48がレールシャフト
26.61に沿って移動する時、一方のスプリング33
はキャリッジ13の移動に伴い、案内部材37の内部に
おいてU字状に撓んだ状態のまま平行的に移動すること
でキャリッジ13の移動に追従する。他方のスプリング
65も案内部材70の内側においてU字状に撓ん・、だ
状態のまま平行内に移動することでキャリッジ48の移
動に追従する。
26.61に沿って移動する時、一方のスプリング33
はキャリッジ13の移動に伴い、案内部材37の内部に
おいてU字状に撓んだ状態のまま平行的に移動すること
でキャリッジ13の移動に追従する。他方のスプリング
65も案内部材70の内側においてU字状に撓ん・、だ
状態のまま平行内に移動することでキャリッジ48の移
動に追従する。
このように各スプリング33.65はほぼ一定の曲率を
維持しながらU字状に撓むから、その内部に挿通された
リード線30.63は比較的大きな曲率半径で曲がりな
がらキャリッジ13.48の動きに追従する。しかもス
プリング33.65によって各リード線30.63がま
とめられているから、リード線30.63はばらばらに
なることなく案内部材37.70に沿って円滑にガイド
されるとともに、各リード線30.63はスプリング3
3.65によって保護される。また、リード線30.6
3の一部に高電圧が印加されていても、リード線30.
63自体が1本1本独立して絶縁材で被覆されていると
ともに、その外側がスプリング33.65で覆われてい
ることによるシールド効果により、ノイズが出ることを
確実に防止できる。
維持しながらU字状に撓むから、その内部に挿通された
リード線30.63は比較的大きな曲率半径で曲がりな
がらキャリッジ13.48の動きに追従する。しかもス
プリング33.65によって各リード線30.63がま
とめられているから、リード線30.63はばらばらに
なることなく案内部材37.70に沿って円滑にガイド
されるとともに、各リード線30.63はスプリング3
3.65によって保護される。また、リード線30.6
3の一部に高電圧が印加されていても、リード線30.
63自体が1本1本独立して絶縁材で被覆されていると
ともに、その外側がスプリング33.65で覆われてい
ることによるシールド効果により、ノイズが出ることを
確実に防止できる。
なお本発明は、反射光用の原稿のみを読取る画像情報読
取装置にも適用でき、この場合には透過ユニット41を
設ける代りに、単なる原稿カバーをプラテンガラス11
上に開閉自在に設ければよい。また本発明は、画像情報
読取装置以外にも、要するにワイヤハーネス等のノイズ
対策を必要とする電子機器であれば、プリンタ、ファク
シミリ。
取装置にも適用でき、この場合には透過ユニット41を
設ける代りに、単なる原稿カバーをプラテンガラス11
上に開閉自在に設ければよい。また本発明は、画像情報
読取装置以外にも、要するにワイヤハーネス等のノイズ
対策を必要とする電子機器であれば、プリンタ、ファク
シミリ。
ワードプロセッサ、パーソナルコンピュタ等、各種の電
子機器に同様に適用できる。
子機器に同様に適用できる。
[発明の効果コ
上述したように本発明によれば、特殊で高価なフラット
ケーブルを用いることなく、コイルスプリング等の弾性
被覆部材内に挿通したリード線を通じて電力の供給や信
号の伝送等を行なうことができ、上記被覆部材によって
各リード線の1本1本を円滑にガイドできるとともに、
ノイズの発生も防止できる。
ケーブルを用いることなく、コイルスプリング等の弾性
被覆部材内に挿通したリード線を通じて電力の供給や信
号の伝送等を行なうことができ、上記被覆部材によって
各リード線の1本1本を円滑にガイドできるとともに、
ノイズの発生も防止できる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は画像情報読取
装置の一部を概念的に示す斜視図、第2図は走査器のキ
ャリッジ部分とコイルスプリングを示す正面図、第3図
は透過ユニットのキャリッジ部分とコイルスプリングを
示す正面図、第4図は第2図に示されたキャリッジの一
部と案内部材を示す断面図、第5図は第3図に示された
キャリッジの一部と案内部材を示す断面図、第6図は画
像情報読取装置と外部機器を背面側から見た斜視図、第
7図はカバーを外した状態の画像情報読取装置の斜視図
、第8図は、筺体を開けtご状態の斜視図、第9図は画
像情報読取−置の二部を概念的に示す縦断面図である。 1・・・画像情報読取装置、3・・・装置本体、4.5
・・・筺体(固定側部材)、13・・・キャリッジ(移
動体の筺体)、24・・・駆動手段、30・・・リード
線、33・・・コイルスプリング、37・・・案内部材
、42・・・シャーシ(固定側部材)、48・・・キャ
リッジ(移動体の筺体)、59・・・駆動手段、63・
・・リード線、65・・・弾性被覆部材(コイルスプリ
ング)、70・・・案内部材。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 ・′第1図 、13 第2図 第3図 第4図 藺 第5図 第6回 第7図 第8図 第9図
装置の一部を概念的に示す斜視図、第2図は走査器のキ
ャリッジ部分とコイルスプリングを示す正面図、第3図
は透過ユニットのキャリッジ部分とコイルスプリングを
示す正面図、第4図は第2図に示されたキャリッジの一
部と案内部材を示す断面図、第5図は第3図に示された
キャリッジの一部と案内部材を示す断面図、第6図は画
像情報読取装置と外部機器を背面側から見た斜視図、第
7図はカバーを外した状態の画像情報読取装置の斜視図
、第8図は、筺体を開けtご状態の斜視図、第9図は画
像情報読取−置の二部を概念的に示す縦断面図である。 1・・・画像情報読取装置、3・・・装置本体、4.5
・・・筺体(固定側部材)、13・・・キャリッジ(移
動体の筺体)、24・・・駆動手段、30・・・リード
線、33・・・コイルスプリング、37・・・案内部材
、42・・・シャーシ(固定側部材)、48・・・キャ
リッジ(移動体の筺体)、59・・・駆動手段、63・
・・リード線、65・・・弾性被覆部材(コイルスプリ
ング)、70・・・案内部材。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 ・′第1図 、13 第2図 第3図 第4図 藺 第5図 第6回 第7図 第8図 第9図
Claims (4)
- (1)固定側の部材に対して相対的に移動自在に設けら
れかつ電気部品を内蔵した導電材料からなる筺体を備え
た移動体と、この移動体の電気部品に一端側が接続され
かつ他端側が上記筺体の外部に引出されているリード線
と、一端側が上記移動体の上記筺体に接続されるととも
に他端側が固定側の部材に接続されかつ内側に上記リー
ド線を挿通するとともに上記移動体の移動を妨げないよ
うな形状に撓ませた導電材料からなる弾性被覆部材と、
を具備したことを特徴とするノイズ対策を施した電子機
器。 - (2)上記弾性被覆部材はコイルスプリングであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のノイズ対策を
施した電子機器。 - (3)上記コイルスプリングは、上記固定側の部材と移
動体との間で略U字状に曲げられていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のノイズ対策を施した電子
機器。 - (4)上記コイルスプリングは、金属製の固定側部材に
接地されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のノイズ対策を施した電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62263137A JPH01105597A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | ノイズ対策を施した電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62263137A JPH01105597A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | ノイズ対策を施した電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01105597A true JPH01105597A (ja) | 1989-04-24 |
Family
ID=17385327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62263137A Pending JPH01105597A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | ノイズ対策を施した電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01105597A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03175192A (ja) * | 1989-12-05 | 1991-07-30 | Matsushita Refrig Co Ltd | 回転式圧縮機 |
JPH03120080U (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-10 | ||
JP2002093593A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-29 | Atex Co Ltd | アース装置 |
JP2012211869A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Azbil Corp | 圧力センサ装置 |
-
1987
- 1987-10-19 JP JP62263137A patent/JPH01105597A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03175192A (ja) * | 1989-12-05 | 1991-07-30 | Matsushita Refrig Co Ltd | 回転式圧縮機 |
JPH03120080U (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-10 | ||
JP2002093593A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-29 | Atex Co Ltd | アース装置 |
JP2012211869A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Azbil Corp | 圧力センサ装置 |
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