JPH0110451Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0110451Y2 JPH0110451Y2 JP13068583U JP13068583U JPH0110451Y2 JP H0110451 Y2 JPH0110451 Y2 JP H0110451Y2 JP 13068583 U JP13068583 U JP 13068583U JP 13068583 U JP13068583 U JP 13068583U JP H0110451 Y2 JPH0110451 Y2 JP H0110451Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timing valve
- piston
- pressure
- boost
- dead center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は昇圧器の誤動作防止装置に関する。
最近、鋼板やコンクリート板などの硬質材に釘
を打込む釘打機などに、エアコンプレツサ等のエ
ア供給源から供給された一次圧エアをさらに高圧
の二次圧エアに圧縮昇圧する昇圧器を備えたもの
が提案実施されている。このような昇圧器とし
て、例えば、受圧有効面積が異なる二つの受圧部
を備えた昇圧ピストンをそれぞれ内径の異なる大
径シリンダ部と小径シリンダ部とを有する径差シ
リンダ内に嵌装し、上記二つの受圧部に一次圧エ
アを供給し、有効面積差に基づく圧力差を利用し
て大受圧部に作用する一次圧により小受圧部に作
用する一次圧エアを圧縮して二次圧に昇圧する昇
圧工程と、大受圧部に供給された一次圧エアのみ
を排気することによつて上記受圧部に作用するエ
ア圧のバランスを逆転させて昇圧ピストンを元の
位置に復帰させる復帰工程とを反復継続して行な
うものがある。その作動の概要を第1図によつて
示すと、まずエアコンプレツサ等のエア供給源
(図示せず)からの一次圧エアが一次圧エア導入
口50より導入される。この一次圧エアの一部
は、上死点にある昇圧ピストン10のピストンロ
ツド13内貫通孔14aから径差昇圧シリンダ2
0の小径シリンダ部21に供給されて昇圧ピスト
ン10の小径ピストン部11(小受圧部)作用す
る一方、上記一次圧エアの他の一部は、上死点に
あるタイミングバルブ30及び切換バルブ40の
作動によつて開かれた一次圧エア供給路pを通つ
て大径シリンダ部22に供給されて該シリンダ部
22内の大径ピストン部12(大受圧部)に作用
する。このとき二つのピストン部11,12の有
効面積差により大径ピストン部12に対する作用
圧の方が勝つて昇圧ピストン10は図のように下
動する。これにより、小径シリンダ部21内の一
次圧エアは小径ピストン部11によつて圧縮昇圧
される。昇圧された一次圧エアは逆止弁51から
二次圧貯留室(図示せず)に送られ、必要に応じ
て釘打ち等の駆動用エアとして使用される。
を打込む釘打機などに、エアコンプレツサ等のエ
ア供給源から供給された一次圧エアをさらに高圧
の二次圧エアに圧縮昇圧する昇圧器を備えたもの
が提案実施されている。このような昇圧器とし
て、例えば、受圧有効面積が異なる二つの受圧部
を備えた昇圧ピストンをそれぞれ内径の異なる大
径シリンダ部と小径シリンダ部とを有する径差シ
リンダ内に嵌装し、上記二つの受圧部に一次圧エ
アを供給し、有効面積差に基づく圧力差を利用し
て大受圧部に作用する一次圧により小受圧部に作
用する一次圧エアを圧縮して二次圧に昇圧する昇
圧工程と、大受圧部に供給された一次圧エアのみ
を排気することによつて上記受圧部に作用するエ
ア圧のバランスを逆転させて昇圧ピストンを元の
位置に復帰させる復帰工程とを反復継続して行な
うものがある。その作動の概要を第1図によつて
示すと、まずエアコンプレツサ等のエア供給源
(図示せず)からの一次圧エアが一次圧エア導入
口50より導入される。この一次圧エアの一部
は、上死点にある昇圧ピストン10のピストンロ
ツド13内貫通孔14aから径差昇圧シリンダ2
0の小径シリンダ部21に供給されて昇圧ピスト
ン10の小径ピストン部11(小受圧部)作用す
る一方、上記一次圧エアの他の一部は、上死点に
あるタイミングバルブ30及び切換バルブ40の
作動によつて開かれた一次圧エア供給路pを通つ
て大径シリンダ部22に供給されて該シリンダ部
22内の大径ピストン部12(大受圧部)に作用
する。このとき二つのピストン部11,12の有
効面積差により大径ピストン部12に対する作用
圧の方が勝つて昇圧ピストン10は図のように下
動する。これにより、小径シリンダ部21内の一
次圧エアは小径ピストン部11によつて圧縮昇圧
される。昇圧された一次圧エアは逆止弁51から
二次圧貯留室(図示せず)に送られ、必要に応じ
て釘打ち等の駆動用エアとして使用される。
ところで、昇圧ピストン10が下動して下死点
に至る直前まで、タイミングバルブ30はOリン
グ32,33等の摺動抵抗によつて上死点位置に
保持されている。昇圧ピストン10が下死点に至
る直前で昇圧ピストン10の係合凸部14がタイ
ミングバルブ30の係合凸部37に係合し、その
ままタイミングバルブ30を押下げ作動させる。
これにより、切換バルブ40も作動し、上記エア
供給路pが閉じて排気路qが開き、該排気路qか
ら大径シリンダ部22内にエアが排気され、大径
シリンダ部22が減圧する。小径シリンダ部21
は昇圧されているから、上記二つのピストン部1
1,12に対する作用圧のバランスが逆転し、昇
圧ピストン10は上昇復帰する。昇圧ピストン1
0が上死点に至る直前まで、タイミングバルブ3
0はOリング32,33等の摺動抵抗によつて下
死点位置に保持されている。さらに、昇圧ピスト
ン10が上死点に至る直前で再び昇圧の係合凸部
15がタイミングバルブ30の係合凸部37に係
合してそのまま押上げ作動する。これにより、切
換バルブ40が作動し、上記排気路qが閉じてエ
ア供給路pが開き、大径シリンダ部22に一次圧
エアが供給され、復帰工程から昇圧工程に切換わ
る。以下、同様の作動を繰返す。
に至る直前まで、タイミングバルブ30はOリン
グ32,33等の摺動抵抗によつて上死点位置に
保持されている。昇圧ピストン10が下死点に至
る直前で昇圧ピストン10の係合凸部14がタイ
ミングバルブ30の係合凸部37に係合し、その
ままタイミングバルブ30を押下げ作動させる。
これにより、切換バルブ40も作動し、上記エア
供給路pが閉じて排気路qが開き、該排気路qか
ら大径シリンダ部22内にエアが排気され、大径
シリンダ部22が減圧する。小径シリンダ部21
は昇圧されているから、上記二つのピストン部1
1,12に対する作用圧のバランスが逆転し、昇
圧ピストン10は上昇復帰する。昇圧ピストン1
0が上死点に至る直前まで、タイミングバルブ3
0はOリング32,33等の摺動抵抗によつて下
死点位置に保持されている。さらに、昇圧ピスト
ン10が上死点に至る直前で再び昇圧の係合凸部
15がタイミングバルブ30の係合凸部37に係
合してそのまま押上げ作動する。これにより、切
換バルブ40が作動し、上記排気路qが閉じてエ
ア供給路pが開き、大径シリンダ部22に一次圧
エアが供給され、復帰工程から昇圧工程に切換わ
る。以下、同様の作動を繰返す。
このように、タイミングバルブ30は昇圧ピス
トン10に遅れて作動し、昇圧ピストン10に係
合するまでは、タイミングバルブ室にフリーの状
態で嵌装され、単にOリング32,33等の摺動
抵抗によつて不作動状態に保持されているにすぎ
ない。
トン10に遅れて作動し、昇圧ピストン10に係
合するまでは、タイミングバルブ室にフリーの状
態で嵌装され、単にOリング32,33等の摺動
抵抗によつて不作動状態に保持されているにすぎ
ない。
しかしながら、Oリング32,33等の摺動抵
抗のみによるタイミングバルブ30の保持機構に
おいては、例えば上記昇圧器を装備した機械稼動
時の振動によつてタイミングバルブ30が不用意
に動作することがあり、また低温下で稼動させる
場合にはOリング32,33等が収縮し、摺動抵
抗が低下するため、誤動作が生じることがある。
さらに、昇圧ピストン10の作動スピードが速く
なると、タイミングバルブ30の停止が不安定と
なり、昇圧ピストン10と同時に作動してしまう
ことがある。これは、昇圧ピストン10が上死点
位置から下動するとき、その係合凸部15とタイ
ミングバルブ30の係合凸部37とは接触係合状
態にあるから、タイミングバルブ30と昇圧ピス
トン10が一体化し、タイミングバルブ30室内
で上記係合凸部15,37を境にその上下に受圧
有効面積差が生じ、この面積差(上部の方が大き
い)によつてタイミングバルブ30に下向きの力
が作用することになるからであり、加えて、昇圧
ピストン10が下動するときは、それにつれて一
次圧エアも下方に流れるので、その流れ作用によ
りタイミングバルブ30に下向きの力が働くから
である。したがつて、Oリング32,33等の摺
動抵抗にも拘らず、タイミングバルブ30も昇圧
ピストン10の下動と同時に下動してしまうこと
になる。タイミングバルブ30が動作すると、切
換バルブ40も作動するから、タイミングバルブ
30の誤動作は切換バルブの誤動作を促すことに
なり、昇圧しないうちに工程が切換わるので、昇
圧効率が低下するほか、昇圧ピストン10の切換
えが不安定となつて、作動が停止するおそれがあ
る。
抗のみによるタイミングバルブ30の保持機構に
おいては、例えば上記昇圧器を装備した機械稼動
時の振動によつてタイミングバルブ30が不用意
に動作することがあり、また低温下で稼動させる
場合にはOリング32,33等が収縮し、摺動抵
抗が低下するため、誤動作が生じることがある。
さらに、昇圧ピストン10の作動スピードが速く
なると、タイミングバルブ30の停止が不安定と
なり、昇圧ピストン10と同時に作動してしまう
ことがある。これは、昇圧ピストン10が上死点
位置から下動するとき、その係合凸部15とタイ
ミングバルブ30の係合凸部37とは接触係合状
態にあるから、タイミングバルブ30と昇圧ピス
トン10が一体化し、タイミングバルブ30室内
で上記係合凸部15,37を境にその上下に受圧
有効面積差が生じ、この面積差(上部の方が大き
い)によつてタイミングバルブ30に下向きの力
が作用することになるからであり、加えて、昇圧
ピストン10が下動するときは、それにつれて一
次圧エアも下方に流れるので、その流れ作用によ
りタイミングバルブ30に下向きの力が働くから
である。したがつて、Oリング32,33等の摺
動抵抗にも拘らず、タイミングバルブ30も昇圧
ピストン10の下動と同時に下動してしまうこと
になる。タイミングバルブ30が動作すると、切
換バルブ40も作動するから、タイミングバルブ
30の誤動作は切換バルブの誤動作を促すことに
なり、昇圧しないうちに工程が切換わるので、昇
圧効率が低下するほか、昇圧ピストン10の切換
えが不安定となつて、作動が停止するおそれがあ
る。
本考案は、上記欠点を解決し、特にタイミング
バルブの誤動作を防止し、昇圧器を円滑且つ確実
に作動させることができる誤動作防止装置を提案
することを目的とする。
バルブの誤動作を防止し、昇圧器を円滑且つ確実
に作動させることができる誤動作防止装置を提案
することを目的とする。
以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
説明する。
第2図a,b及びcにおいて、符号Aは本考案
に係る昇圧器である。この昇圧器Aにおいて、昇
圧ピストン10及び昇圧シリンダ20の構成は、
第1図に示したものとほぼ同じであるが、昇圧ピ
ストン10の下部の係合凸部15の上端面には第
4図に示すように、複数の切欠溝16が形成され
ている。
に係る昇圧器である。この昇圧器Aにおいて、昇
圧ピストン10及び昇圧シリンダ20の構成は、
第1図に示したものとほぼ同じであるが、昇圧ピ
ストン10の下部の係合凸部15の上端面には第
4図に示すように、複数の切欠溝16が形成され
ている。
次に、上記昇圧器Aには、タイミングバルブ3
0と切換バルブ40がそれぞれ昇圧ピストン10
と同軸上に図において上下往復動自在に設けられ
ている。
0と切換バルブ40がそれぞれ昇圧ピストン10
と同軸上に図において上下往復動自在に設けられ
ている。
タイミングバルブ30はタイミングバルブ室3
1内に昇圧ピストン10のピストンロツド13と
ともに配設されている。タイミングバルブ30は
筒状に形成され、タイミングバルブ室31内を摺
動自在に嵌装され、図において上端部外壁に第
1Oリング32が周設されているとともに中間部
外壁に第2Oリング33及び第3Oリング34が周
設され、これら第二Oリング33と第3Oリング
34との間には内外方向に切換バルブ作動用エア
供給孔35が貫通形成されている。この供給孔3
5の孔隙は、一次圧エアが単位時間当り限られた
量しか通過できないように、小さく形成されてい
る。また、第3Oリング34の下部にも、貫通孔
36が形成されている。
1内に昇圧ピストン10のピストンロツド13と
ともに配設されている。タイミングバルブ30は
筒状に形成され、タイミングバルブ室31内を摺
動自在に嵌装され、図において上端部外壁に第
1Oリング32が周設されているとともに中間部
外壁に第2Oリング33及び第3Oリング34が周
設され、これら第二Oリング33と第3Oリング
34との間には内外方向に切換バルブ作動用エア
供給孔35が貫通形成されている。この供給孔3
5の孔隙は、一次圧エアが単位時間当り限られた
量しか通過できないように、小さく形成されてい
る。また、第3Oリング34の下部にも、貫通孔
36が形成されている。
さらにタイミングバルブ30の内壁には係合凸
部37が周設され、これに対応して、ピストンロ
ツド13の上下部には係合凸部14,15が形成
されているから、タイミングバルブ30は、ピス
トンロツド13の上下部の係合凸部14,15に
係合したときに、該ピストンロツド13に追従し
て作動する。下部係合凸部15の上端面には切欠
溝16が形成されているから、タイミングバルブ
30の係合凸部37と昇圧ピストン10の下部係
合凸部15との係合面にはエア流通空隙が形成さ
れる。
部37が周設され、これに対応して、ピストンロ
ツド13の上下部には係合凸部14,15が形成
されているから、タイミングバルブ30は、ピス
トンロツド13の上下部の係合凸部14,15に
係合したときに、該ピストンロツド13に追従し
て作動する。下部係合凸部15の上端面には切欠
溝16が形成されているから、タイミングバルブ
30の係合凸部37と昇圧ピストン10の下部係
合凸部15との係合面にはエア流通空隙が形成さ
れる。
タイミングバルブ室31はタイミングバルブ3
0を往復作動自在に嵌装するもので、その内周壁
には第3図に示すように、保持溝38が形成され
ている。この保持溝38はタイミングバルブ30
が上死点にあるときの第3Oリング34に対応す
る位置に形成されている。このため、タイミング
バルブ30が下死点位置から上動して上死点に至
つたときに、第3Oリング34は上記保持溝38
に係合し、その位置で不作動状態に保持される。
なお、この保持溝38をあまり深く形成すると、
第3Oリング34との係合が強すぎるため、昇圧
ピストン10の上部の係合凸部14がタイミング
バルブ30の係合凸部37に係合したときに、脱
出の際に抵抗が強すぎてなかなか脱出できず、O
リングが破損したり、昇圧効率が落ちたりする。
反対に保持溝38が浅すぎると、第3Oリング3
4との係合が弱すぎて不作動状態に保持されず、
従来と同じく、昇圧ピストン10と同時に作動し
てしまうことになる。したがつて、保持溝38は
このような不都合が生じない程度に形成しておく
のが好ましい。
0を往復作動自在に嵌装するもので、その内周壁
には第3図に示すように、保持溝38が形成され
ている。この保持溝38はタイミングバルブ30
が上死点にあるときの第3Oリング34に対応す
る位置に形成されている。このため、タイミング
バルブ30が下死点位置から上動して上死点に至
つたときに、第3Oリング34は上記保持溝38
に係合し、その位置で不作動状態に保持される。
なお、この保持溝38をあまり深く形成すると、
第3Oリング34との係合が強すぎるため、昇圧
ピストン10の上部の係合凸部14がタイミング
バルブ30の係合凸部37に係合したときに、脱
出の際に抵抗が強すぎてなかなか脱出できず、O
リングが破損したり、昇圧効率が落ちたりする。
反対に保持溝38が浅すぎると、第3Oリング3
4との係合が弱すぎて不作動状態に保持されず、
従来と同じく、昇圧ピストン10と同時に作動し
てしまうことになる。したがつて、保持溝38は
このような不都合が生じない程度に形成しておく
のが好ましい。
切換バルブ40も昇圧ピストン10及びタイミ
ングバルブ30と同軸上に設けられ、環状の切換
バルブ室41内を図において上下往復動自在に嵌
装されている。切換バルブ室41には、上室孔4
2と、常にタイミングバルブ30の貫通孔36を
介してタイミングバルブ室31に連通する一次圧
エア供給孔43と、大径シリンダ部に開口するエ
ア給排孔44と、排気室へ開口する排気孔45と
が形成されている。さらに、切換バルブ上室46
の上部には、大気に開口する排気ポート47が形
成されている。上記上室孔42及び排気ポート4
7はエアがスムーズに流通できる程度に形成され
ている。
ングバルブ30と同軸上に設けられ、環状の切換
バルブ室41内を図において上下往復動自在に嵌
装されている。切換バルブ室41には、上室孔4
2と、常にタイミングバルブ30の貫通孔36を
介してタイミングバルブ室31に連通する一次圧
エア供給孔43と、大径シリンダ部に開口するエ
ア給排孔44と、排気室へ開口する排気孔45と
が形成されている。さらに、切換バルブ上室46
の上部には、大気に開口する排気ポート47が形
成されている。上記上室孔42及び排気ポート4
7はエアがスムーズに流通できる程度に形成され
ている。
上記切換バルブ40の往復動は上室46内への
切換バルブ作動用エアの供給、排気によつて制御
される。そして、タイミングバルブ30が上動し
て第3Oリング33が切換バルブ上室孔42を通
過するときに、作動用エア供給孔35が切換バル
ブ上室孔42とともに作動用エア供給通路を形成
し、またタイミングバルブ30が下動して第2O
リング33が切換バルブ上室孔42を通過すると
きは、作動用エア供給孔35は閉じる。このと
き、第1Oリング31と第2Oリング32との間で
切換バルブ上室孔42と排気ポート47とが連通
して作動用エア排気通路が形成される。反対に、
作動用エア供給孔35が開いたときに切換バルブ
上室孔42と排気ポート47との連通は遮断さ
れ、上記排気通路は閉鎖されるように構成されて
いる。
切換バルブ作動用エアの供給、排気によつて制御
される。そして、タイミングバルブ30が上動し
て第3Oリング33が切換バルブ上室孔42を通
過するときに、作動用エア供給孔35が切換バル
ブ上室孔42とともに作動用エア供給通路を形成
し、またタイミングバルブ30が下動して第2O
リング33が切換バルブ上室孔42を通過すると
きは、作動用エア供給孔35は閉じる。このと
き、第1Oリング31と第2Oリング32との間で
切換バルブ上室孔42と排気ポート47とが連通
して作動用エア排気通路が形成される。反対に、
作動用エア供給孔35が開いたときに切換バルブ
上室孔42と排気ポート47との連通は遮断さ
れ、上記排気通路は閉鎖されるように構成されて
いる。
作動用エア供給通路が開いてタイミングバルブ
室31から一次圧エアが切換バルブ上室46内に
流入すると、そのエア圧によつて切換バルブ40
は下動し、下死点に達する。このとき、上記給排
孔44と一次圧エア供給孔43とを介して大径シ
リンダ部とタイミングバルブ室31とが連通し、
一次圧エアは大径シリンダ部22に供給される。
逆に、排気通路が開くと、切換バルブ上室46内
エアが上室孔42から大気に排気され上記上室4
6は減圧し、切換バルブ40は上動して上死点に
達する。
室31から一次圧エアが切換バルブ上室46内に
流入すると、そのエア圧によつて切換バルブ40
は下動し、下死点に達する。このとき、上記給排
孔44と一次圧エア供給孔43とを介して大径シ
リンダ部とタイミングバルブ室31とが連通し、
一次圧エアは大径シリンダ部22に供給される。
逆に、排気通路が開くと、切換バルブ上室46内
エアが上室孔42から大気に排気され上記上室4
6は減圧し、切換バルブ40は上動して上死点に
達する。
次に、上記構成の昇圧器Aの作動について説明
する。
する。
まず、昇圧ピストン10が上死点から一定の位
置まで下動すると、第2図aのように、ピストン
ロツド13の係合凸部14が上死点位置に保留さ
れたタイミングバルブ30の係合凸部37に係合
し、タイミングバルブ30を下動させながら下死
点に至る。タイミングバルブ30が下動すると
き、第2Oリング33が切換バルブ上室孔42を
通過するので、切換バルブ上室46内エアの排気
通路が形成され、上室46内エアは直ちに大気に
開放され、該上室46は急速に減圧し、切換バル
ブ40の上端に対する作用圧が弱まるのに対し、
切換バルブ40の下端には大径シリンダ部22の
一次圧エアが作用しているので、上下端の作用圧
バランスが逆転して切換バルブ40は速やかに上
昇する。切換バルブ40が上昇すると、同図bの
ように、給排孔44と排気孔45とが連通し、大
径シリンダ部22エアは排気孔45から排気さ
れ、大径シリンダ部22圧も減圧し、大径ピスト
ン部12に対する作用圧も漸減していく。これに
対して小径シリンダ部21内圧は昇圧し、小径ピ
ストン部11の先端には常に少なくとも一次圧が
作用しているから、これら大小ピストン部11,
12に対する作用圧バランスが逆転し、昇圧ピス
トン10は下死点位置から上動する。このよう
に、昇圧ピストン10の昇圧工程への切換えはス
ピーデイに行なわれる。
置まで下動すると、第2図aのように、ピストン
ロツド13の係合凸部14が上死点位置に保留さ
れたタイミングバルブ30の係合凸部37に係合
し、タイミングバルブ30を下動させながら下死
点に至る。タイミングバルブ30が下動すると
き、第2Oリング33が切換バルブ上室孔42を
通過するので、切換バルブ上室46内エアの排気
通路が形成され、上室46内エアは直ちに大気に
開放され、該上室46は急速に減圧し、切換バル
ブ40の上端に対する作用圧が弱まるのに対し、
切換バルブ40の下端には大径シリンダ部22の
一次圧エアが作用しているので、上下端の作用圧
バランスが逆転して切換バルブ40は速やかに上
昇する。切換バルブ40が上昇すると、同図bの
ように、給排孔44と排気孔45とが連通し、大
径シリンダ部22エアは排気孔45から排気さ
れ、大径シリンダ部22圧も減圧し、大径ピスト
ン部12に対する作用圧も漸減していく。これに
対して小径シリンダ部21内圧は昇圧し、小径ピ
ストン部11の先端には常に少なくとも一次圧が
作用しているから、これら大小ピストン部11,
12に対する作用圧バランスが逆転し、昇圧ピス
トン10は下死点位置から上動する。このよう
に、昇圧ピストン10の昇圧工程への切換えはス
ピーデイに行なわれる。
昇圧ピストン10が上動しているときも小径ピ
ストン部11の先端からは小径シリンダ部21内
に一次圧エアが供給されているが、昇圧ピストン
10の上動につれて小径シリンダ部21の容積は
漸増していくため、該小径シリンダ部21内圧は
一次圧よりも小さくなつてしまう。
ストン部11の先端からは小径シリンダ部21内
に一次圧エアが供給されているが、昇圧ピストン
10の上動につれて小径シリンダ部21の容積は
漸増していくため、該小径シリンダ部21内圧は
一次圧よりも小さくなつてしまう。
昇圧ピストン10が一定の位置まで上動する
と、同図cのように、ピストンロツド13の下部
係合凸部15が、下死点位置に保留されていたタ
イミングバルブ30の係合凸部37に係合し、昇
圧ピストン10はタイミングバルブ30を上動さ
せて上死点に至る。タイミングバルブ30が上動
すると第2Oリング33が切換バルブ上室孔42
を通過するので、排気通路が閉じ、これに代つて
切換バルブ作動用エア供給孔35が開く。これに
よつて、タイミングバルブ室31内の一次圧エア
が切換バルブ室41内に供給され、このエア圧に
より、切換バルブ40が作動する。
と、同図cのように、ピストンロツド13の下部
係合凸部15が、下死点位置に保留されていたタ
イミングバルブ30の係合凸部37に係合し、昇
圧ピストン10はタイミングバルブ30を上動さ
せて上死点に至る。タイミングバルブ30が上動
すると第2Oリング33が切換バルブ上室孔42
を通過するので、排気通路が閉じ、これに代つて
切換バルブ作動用エア供給孔35が開く。これに
よつて、タイミングバルブ室31内の一次圧エア
が切換バルブ室41内に供給され、このエア圧に
より、切換バルブ40が作動する。
このとき、上記切換バルブ作動用エア供給通路
を構成するタイミングバルブ30の作動用エア供
給孔35の孔隙は小さいので、一次圧エアは少し
ずつしか切換バルブ上室46に供給されない。こ
のため、上記上室46内圧はなかなか高まらず、
切換バルブ40の作動タイミングは遅れる。この
ため、昇圧ピストン10の上動の速度が鈍つて昇
圧工程に切換わる時間も遅れ、その間に小径シリ
ンダ部21内には一次圧エアが供給され続けるか
ら、該シリンダ部21内圧は充分に一次圧に近づ
く。
を構成するタイミングバルブ30の作動用エア供
給孔35の孔隙は小さいので、一次圧エアは少し
ずつしか切換バルブ上室46に供給されない。こ
のため、上記上室46内圧はなかなか高まらず、
切換バルブ40の作動タイミングは遅れる。この
ため、昇圧ピストン10の上動の速度が鈍つて昇
圧工程に切換わる時間も遅れ、その間に小径シリ
ンダ部21内には一次圧エアが供給され続けるか
ら、該シリンダ部21内圧は充分に一次圧に近づ
く。
その後、切換バルブ40が作動すると、給排孔
44と排気孔45との連通が遮断され、代つて給
排孔44は一次圧エア供給孔43を介してタイミ
ングバルブ室31に連通し、一次圧エアは大径シ
リンダ部22に供給され、大径ピストン部12に
作用する。大径ピストン部12と小径ピストン部
11との受圧有効面積差により、昇圧ピストン1
0は再び下動し、下死点に至るまで小径ピストン
部11により小径シリンダ部21内エアは圧縮さ
れて昇圧する。
44と排気孔45との連通が遮断され、代つて給
排孔44は一次圧エア供給孔43を介してタイミ
ングバルブ室31に連通し、一次圧エアは大径シ
リンダ部22に供給され、大径ピストン部12に
作用する。大径ピストン部12と小径ピストン部
11との受圧有効面積差により、昇圧ピストン1
0は再び下動し、下死点に至るまで小径ピストン
部11により小径シリンダ部21内エアは圧縮さ
れて昇圧する。
ところで、昇圧ピストン10が上死点にあると
きは、タイミングバルブ30も上死点位置にあ
り、両者の係合状態は継続しているので、昇圧ピ
ストン10とタイミングバルブ30とは一体化し
ている。しかしながら、第1に、昇圧ピストン1
0の下部係合凸部15の上端面には切欠溝16が
形成されているから、タイミングバルブ30の係
合凸部37と昇圧ピストン10の下部係合凸部1
5との係合面にはエア流通空隙が形成され、この
ため上記係合部の上下に生じる有効面積差は、切
欠溝16を形成しない場合に比べて小さく、また
エアの流れ抵抗も小さくなる。したがつて、タイ
ミングバルブ30に対して作用する下向きの力は
従来よりも小さくなる。第2に、タイミングバル
ブ30は上死点に達したときに、第3Oリング3
4がタイミングバルブ室31の保持溝38に係合
し、不作動状態に保持されるので、たとえタイミ
ングバルブ30に下向きの力が作用しても、タイ
ミングバルブ30は確実に上死点に保持される。
きは、タイミングバルブ30も上死点位置にあ
り、両者の係合状態は継続しているので、昇圧ピ
ストン10とタイミングバルブ30とは一体化し
ている。しかしながら、第1に、昇圧ピストン1
0の下部係合凸部15の上端面には切欠溝16が
形成されているから、タイミングバルブ30の係
合凸部37と昇圧ピストン10の下部係合凸部1
5との係合面にはエア流通空隙が形成され、この
ため上記係合部の上下に生じる有効面積差は、切
欠溝16を形成しない場合に比べて小さく、また
エアの流れ抵抗も小さくなる。したがつて、タイ
ミングバルブ30に対して作用する下向きの力は
従来よりも小さくなる。第2に、タイミングバル
ブ30は上死点に達したときに、第3Oリング3
4がタイミングバルブ室31の保持溝38に係合
し、不作動状態に保持されるので、たとえタイミ
ングバルブ30に下向きの力が作用しても、タイ
ミングバルブ30は確実に上死点に保持される。
上述のようにして昇圧された二次圧エアは、二
次圧エア貯留室に送られ、さらに以下同様にして
昇圧ピストン10の昇圧工程と復帰工程とが繰返
される。
次圧エア貯留室に送られ、さらに以下同様にして
昇圧ピストン10の昇圧工程と復帰工程とが繰返
される。
上述のように、昇圧器Aにおいては、昇圧ピス
トン10の係合凸部15に切欠溝16を形成する
とともに、タイミングバルブ室31の内壁にOリ
ング保持溝38を形成しているので、昇圧ピスト
ン10が復帰工程においてタイミングバルブ30
と係合したまま上動して上死点に達し、復帰工程
から昇圧工程に切換わつても、タイミングバルブ
30は昇圧ピストン10とタイミングバルブ30
との係合部の上下に生じる面積差や一次圧エアの
流れ作用、Oリングの摺動抵抗の減少、機械振動
等にも拘らず、タイミングバルブ30は上死点位
置に保持される。したがつて、タイミングバルブ
30の誤動作は確実に防止される。
トン10の係合凸部15に切欠溝16を形成する
とともに、タイミングバルブ室31の内壁にOリ
ング保持溝38を形成しているので、昇圧ピスト
ン10が復帰工程においてタイミングバルブ30
と係合したまま上動して上死点に達し、復帰工程
から昇圧工程に切換わつても、タイミングバルブ
30は昇圧ピストン10とタイミングバルブ30
との係合部の上下に生じる面積差や一次圧エアの
流れ作用、Oリングの摺動抵抗の減少、機械振動
等にも拘らず、タイミングバルブ30は上死点位
置に保持される。したがつて、タイミングバルブ
30の誤動作は確実に防止される。
なお、昇圧ピストン10の係合凸部15に切欠
溝16を設けることにより、保持溝38とOリン
グとの係合によるタイミングバルブ30の保持負
担は減るが、しかし該切欠溝16は必ずしも必要
ではない。たとえ、これがなくとも、保持溝38
とOリング34との係合により、充分に昇圧ピス
トン10の不作動状態を保持することができる。
また、これに関連し、保持溝38はタイミングバ
ルブ30の任意の一個又は複数個のOリングに係
合するものであればよく、第3Oリング34に係
合するものに限定されない。
溝16を設けることにより、保持溝38とOリン
グとの係合によるタイミングバルブ30の保持負
担は減るが、しかし該切欠溝16は必ずしも必要
ではない。たとえ、これがなくとも、保持溝38
とOリング34との係合により、充分に昇圧ピス
トン10の不作動状態を保持することができる。
また、これに関連し、保持溝38はタイミングバ
ルブ30の任意の一個又は複数個のOリングに係
合するものであればよく、第3Oリング34に係
合するものに限定されない。
また、タイミングバルブを不作動状態に保持す
る保持機構も、上記実施例に示されるような、係
合溝とOリングとの係合によるもののほか、例え
ばタイミングバルブ室及びタイミングバルブのい
ずれか一方をマグネツト、他方を磁性体から構成
し、磁力吸引によりタイミングバルブを不作動状
態に保持する機構であつてもよい。
る保持機構も、上記実施例に示されるような、係
合溝とOリングとの係合によるもののほか、例え
ばタイミングバルブ室及びタイミングバルブのい
ずれか一方をマグネツト、他方を磁性体から構成
し、磁力吸引によりタイミングバルブを不作動状
態に保持する機構であつてもよい。
さらに、上記構成の昇圧器は、釘打機に限ら
ず、高圧を必要とする他の装置にも適用すること
ができることはもちろんである。
ず、高圧を必要とする他の装置にも適用すること
ができることはもちろんである。
以上詳しく説明したように、本考案に係る昇圧
器の誤動作防止装置によれば、昇圧ピストンの復
帰工程から昇圧工程への切換わり時に、タイミン
グバルブは、保持機構により不作動状態に保持さ
れるから、昇圧ピストンとの係合によつて生じる
上下部の有効面積差やエアの流れ作用、Oリング
の摺動抵抗の大小、機械振動等に左右されず、誤
動作することがない。したがつて、昇圧ピストン
の昇圧工程と復帰工程とは正確且つ確実に反復継
続され、昇圧器を円滑に作動させることができ
る。
器の誤動作防止装置によれば、昇圧ピストンの復
帰工程から昇圧工程への切換わり時に、タイミン
グバルブは、保持機構により不作動状態に保持さ
れるから、昇圧ピストンとの係合によつて生じる
上下部の有効面積差やエアの流れ作用、Oリング
の摺動抵抗の大小、機械振動等に左右されず、誤
動作することがない。したがつて、昇圧ピストン
の昇圧工程と復帰工程とは正確且つ確実に反復継
続され、昇圧器を円滑に作動させることができ
る。
第1図は従来の昇圧器の作動概要説明図であ
り、第2図a,b,cはそれぞれ本考案に係る誤
動作防止装置を有する昇圧器の作動態様を断面に
よつて示す説明図、第3図は保持溝とOリングと
の係合状態を示す拡大断面図であり、第4図は昇
圧ピストンの係合凸部の拡大図である。 符号A……昇圧器、10……昇圧ピストン、1
3……ピストンロツド、20……径差シリンダ、
30……タイミングバルブ、34……第3Oリン
グ、40……切換バルブ、38……保持溝。
り、第2図a,b,cはそれぞれ本考案に係る誤
動作防止装置を有する昇圧器の作動態様を断面に
よつて示す説明図、第3図は保持溝とOリングと
の係合状態を示す拡大断面図であり、第4図は昇
圧ピストンの係合凸部の拡大図である。 符号A……昇圧器、10……昇圧ピストン、1
3……ピストンロツド、20……径差シリンダ、
30……タイミングバルブ、34……第3Oリン
グ、40……切換バルブ、38……保持溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 エア供給源から供給された一次圧エアの給排に
より、昇圧ピストンを作動させて一次圧エアの一
部を圧縮して二次圧に昇圧する昇圧工程と上記昇
圧ピストンを復帰させる復帰工程とを反復継続さ
せるとともに、上記両工程の切換えにあたり、上
記昇圧ピストンの上下死点付近で上記工程の切換
えタイミングをとるタイミングバルブを昇圧ピス
トンのピストンロツドとともにタイミングバルブ
室に往復作動可能に嵌装し、昇圧ピストンが上下
死点に至る直前に昇圧ピストンをタイミングバル
ブに係合させてタイミングバルブを作動させる昇
圧器において、 上記昇圧ピストンが上死点から昇圧工程に移り
タイミングバルブに係合するまでの間タイミング
バルブの位置を不作動状態に保持するための保持
機構を設けたことを特徴とする昇圧器の誤動作防
止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13068583U JPS6037603U (ja) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | 昇圧器の誤動作防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13068583U JPS6037603U (ja) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | 昇圧器の誤動作防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6037603U JPS6037603U (ja) | 1985-03-15 |
JPH0110451Y2 true JPH0110451Y2 (ja) | 1989-03-24 |
Family
ID=30295705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13068583U Granted JPS6037603U (ja) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | 昇圧器の誤動作防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037603U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220139074A (ko) * | 2021-04-07 | 2022-10-14 | 한국과학기술원 | 장력을 이용하여 고압 액체를 생성하는 극저온 왕복동 펌프 및 이의 동작 방법 |
-
1983
- 1983-08-23 JP JP13068583U patent/JPS6037603U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220139074A (ko) * | 2021-04-07 | 2022-10-14 | 한국과학기술원 | 장력을 이용하여 고압 액체를 생성하는 극저온 왕복동 펌프 및 이의 동작 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6037603U (ja) | 1985-03-15 |
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