JP7647648B2 - 物品収容設備 - Google Patents
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Description
また、装着状態の足場部材の全体が、第2面よりも下側に配置されるため、レールにおける第1面と第2面とを接続する部分が、足場部材における第2方向の両外側において立ち上がるように配置されることになる。そのため、作業者が足場の外縁を認識し易く、足場部材の上で作業を行う作業者の安全性を高めることができる。
このように、本構成によれば、物品収容設備の既存の構成を利用して適切に作業用の足場を設置することができる。
物品収容設備の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1に示すように、物品収容設備1は、第1方向Xに沿って配置された一対の第1レールL1と、一対の第1レールL1に沿って走行して物品Wを搬送する第1搬送車30と、を備えている。本実施形態では、物品収容設備1は、一対の第1レールL1を複数組備えていると共に、複数の第1搬送車30を備えている。また、本例では、物品収容設備1は、物品WをパレットPに載置した状態で収容している。
次に、一対の第1レールL1の構成について説明する。一対の第1レールL1は、第1搬送車30が走行すると共に、物品Wを収容する役割を果たす。図4及び図5に示すように、一対の第1レールL1のそれぞれは、第1面11と第2面12とを備えている。本例では、複数の第1レールL1のそれぞれが、第1面11と第2面12とを備えている。そして、1つの第1レールL1における第1面11と第2面12とは、第2方向Yに隣接するように配置されている。
図4及び図5に示すように、第1面11は、上側を向く面であって第1方向Xに沿って延在し、第1搬送車30の第1車輪31が転動する走行面14を形成する。また、一対の第1面11は、一対の第2面12に対して第2方向Yの内側に配置されている。本実施形態では、一対の第1面11のそれぞれは、更に、水平面に沿うように形成されている。第1面11が走行面14を形成することで、一対の第1車輪31は、一対の第1面11に下側から支持される。これにより、第1搬送車30は、一対の第1面11の上を走行する。また、本例では、第1搬送車30の全体が、一対の第2面12よりも第2方向Yの内側に配置されるように構成されている。
図4及び図5に示すように、第2面12は、上側を向く面であって第1方向Xに沿って延在し、第1面11よりも上側に配置されている。本実施形態では、一対の第2面12のそれぞれは、更に、水平面に沿うように形成されている。また、本実施形態では、第2面12は、収容対象の物品Wが載置される物品載置面62である。すなわち、収容対象の物品Wは、第1搬送車30によって一対の第1レールL1に沿って搬送され、一対の第2面12の上に載置されることで、物品収容設備1に収容される。図示の例では、パレットPに載置された物品Wが、一対の第1レールL1の上に載せられる。つまり、一対の第2面12は、パレットPを介して物品Wを支持している。
本実施形態では、図4及び図5に示すように、一対の第1レールL1のそれぞれは、第2方向Yの内側を向く面であって第1方向Xに沿って延在する第3面13を更に備えている。そして、第3面13は、第1面11と第2面12との上下方向Zの間に配置されている。本例では、第1レールL1は、第1面11を形成する第1壁部71と、第2面12を形成する第2壁部72と、第3面13を形成する第3壁部73とを備えている。第1壁部71と第2壁部72と第3壁部73とは、それぞれ第1方向Xに延在する板状に形成されている。そして、第1壁部71は、第2壁部72よりも第2方向Yの内側に配置されている。更に、第1壁部71は、第2壁部72よりも下側に配置されている。第3壁部73は、第1壁部71と第2壁部72とを連結している。第1面11は、第1壁部71の上側を向く面である。第2面12は、第2壁部72の上側を向く面である。第3面13は、第3壁部73における第2方向Yの内側を向く面である。本例では、第1レールL1は、第1延在部74と第2延在部75とを更に備えている。第1延在部74と第2延在部75は、それぞれ第1方向Xに延在する板状に形成されている。図示の例では、第1壁部71と第2壁部72と第3壁部73と第1延在部74と第2延在部75とは、帯板状の部材が折り曲げられて一体的に形成されている。具体的には、第1壁部71は水平面に沿って配置されている。そして、第3壁部73は、第1壁部71の第2方向Yの外側の側端から上向きに屈曲形成されている。そして、第2壁部72は、第3壁部73の上端部分から第2方向Yの外側に向けて屈曲されると共に、水平面に沿うように形成されている。更に、第1壁部71の第2方向Yの内側の端部から下向きに、第1延在部74が屈曲形成されている。また、第2壁部72の第2方向Yの外側の側端から下向きに、第2延在部75が屈曲形成されている。このようにして、第1レールL1は、階段状に形成されている。
第1搬送車30は、物品Wを一対の第1レールL1に搬入して収容すると共に、一対の第1レールL1に収容されている物品Wを、一対の第1レールL1から外部に搬出する。本実施形態では、第1搬送車30は、物品Wを持ち上げた状態で一対の第1レールL1に沿って走行し、当該物品Wを一対の第1レールL1の上に載置することで、物品Wを収容する。また、第1搬送車30は、一対の第1レールL1の上に載置された物品Wを持ち上げ、一対の第1レールL1に沿って走行し、当該物品Wを一対の第1レールL1の上から外部に搬出する。本実施形態では、図4及び図5に示すように、第1搬送車30は、搬送対象の物品Wの下面を支持する第1支持面32と、第1支持面32を昇降させる昇降装置70と、を備えている。本例では、複数の第1搬送車30が、同時期に、異なる場所に配置された一対の第1レールL1上を走行できるように構成されている。本実施形態では、第1搬送車30が「搬送車」に相当する。以下、第1搬送車30の構成を具体的に説明する。
本実施形態では、図6及び図9に示すように、物品収容設備1は、複数の足場部材2を搬送する作業台車6を更に備えている。作業台車6は、一対の第1レールL1に沿って走行する。具体的には、作業台車6は、当該作業台車6の第3車輪56が第2面12を転動することで第1方向Xに沿って走行するように構成されている。本実施形態では、作業台車6は、複数の足場部材2を支持する第3支持部16と、第3車輪56と、第1操作部64とを備えている。また本例では、作業台車6は、不図示のブレーキ機構も備えている。第3支持部16は、複数の足場部材2を下側から支持する。そのために、第3支持部16は、上側を向く平坦な第3支持面16Aを備えている。第3車輪56は、第3支持部16の第2方向Yを向く面のそれぞれに複数ずつ設けられている。そして、第3車輪56が第1レールL1上を転動することで、作業台車6は第1方向Xに走行する。第1操作部64は、第3支持部16の第1方向Xを向く面のそれぞれにおいて、第3支持部16よりも上側に突出するように設けられている(図6参照)。作業者7(図12参照)は、第1操作部64を把持して第1方向Xに力を加えることで、作業台車6を移動させる。また、作業者7は、第3支持部16に設けられたブレーキ機構を操作して、第1レールL1上の任意の位置で、作業台車6が移動しないように規制することができる。例えば、ブレーキ機構は、作業者7が操作していない状態では自動的に作業台車6の移動を規制し、作業者7が操作している状態でのみ作業台車6の移動を許容するように構成されていると好適である。なお、第3車輪56が「作業台車の車輪」に相当する。
図7、図8、及び図9に示すように、物品収容設備1は、一対の第1レールL1に対して着脱可能な複数の足場部材2を備えている。作業者7は、複数の足場部材2を一対の第1レールL1に装着することで、複数の足場部材2の上に乗って作業を行うことができるようになる。本実施形態では、図12に示すように、複数の足場部材2は、第1方向Xに沿って並ぶように設置される。本例では、複数の足場部材2は、上下方向Z及び第2方向Yに並ぶ複数組の第1レールL1のいずれに対しても装着することができる。
足場部材2は、当該足場部材2が一対の第1レールL1に装着された装着状態で、第2方向Yにおける一対の第2面12の間に配置されると共に、一対の第1面11に載置される。そして、装着状態で、足場部材2の全体が、第2面12よりも下側に配置される。本実施形態では、図9に示すように、足場部材2は、第2方向Yにおける一対の第2面12の間に配置されると共に一対の第1面11に載置される本体部3を備えている。本例では、本体部3の第2方向Yの寸法は、一対の第1面11の間の寸法よりも大きい。また、本体部3は、一対の第2面12の間の寸法よりも小さい。言い換えると、足場部材2の第2方向Yの寸法は、第2方向Yに対向する一対の第3面13の間に収まる寸法となっている。本体部3の上下方向Zの寸法は、第1面11と第2面12との間の寸法よりも小さい。言い換えると、足場部材2の上下方向Zの寸法は、第3面13の上下方向Zの寸法よりも小さい。このような構成により、足場部材2を一対の第1レールL1に装着した状態で、足場部材2の全体が、第2面12よりも下側に配置される。図7及び図8に示すように、本例では、本体部3は直方体状に形成されている。また、本体部3の第2方向Yの寸法は、第1方向Xの寸法よりも大きい。よって、足場部材2は、本体部3の長手方向が第2方向Yに沿う姿勢で、一対の第1レールL1に装着される。
本実施形態では、足場部材2は、本体部3から下側に突出するように設けられた一対の係止部4を備えている。図9に示すように、一対の係止部4は、一対の第1レールL1のそれぞれに対して下側から係止される。そして、係止部4は、一対の第1レールL1のそれぞれに対して係止された状態で、本体部3が上側に移動することを規制する。すなわち、一対の係止部4には、第2方向第1側Y1の第1レールL1に係止される係止部4と、第2方向第2側Y2の第1レールL1に係止される係止部4とが含まれる。そして、一対の係止部4のそれぞれは、足場部材2を一対の第1レールL1に装着した状態で、第1レールL1の第1延在部74に対して下側から係止される。
図9に示すように、固定係止部45は、本体部3に対する姿勢が固定されている。本実施形態では、固定係止部45は、第1被固定部46と、第1下側部47と、第1突出部48と、を備えている。第1被固定部46は、本体部3の前面23又は後面25に固定される部分である。具体的には、第1被固定部46は、第2締結部材49によって、前面23又は後面25のいずれか固定対象の面である対象面に締結固定される。そのため、本例では、第1被固定部46は、当該対象面に対して平行且つ接した状態で固定されている。第1下側部47は、第1被固定部46の下側の縁から、下方に向かって延出している。本例では、図10に示すように、第1下側部47は、第1屈曲部47Aを備えている。この第1屈曲部47Aでは、第2方向Yに沿う第2方向視で、当該第1屈曲部47Aよりも下側の部分が、それよりも上側の部分及び第1被固定部46に対して、第1方向Xにおける本体部3から離れる側に傾斜するように屈曲されている。これにより、固定係止部45は、本体部3から下側へ向かうに従って、第1方向Xにおける本体部3から離れる側に向かうように傾斜した姿勢で、本体部3に取り付けられている。第1突出部48は、第1下側部47の下端領域から、第2方向Yの外側へ向けて突出するように形成されている。そして、足場部材2が一対の第1レールL1に装着された状態で、第1突出部48の上側を向く面が第1レールL1の第1延在部74の下端部に当接する。これにより、第1レールL1が、延出縁部34と第1突出部48との上下方向Zの間に挟まれた状態となる。図示の例では、固定係止部45は、板状の部材である。そして、第1被固定部46と、第1下側部47と、第1突出部48とは、一体的に形成されている。
上記のとおり、可動係止部41は、一対の第1レールL1に係止された係止姿勢と、一対の第1レールL1に対する係止が解除された係止解除姿勢とに姿勢変更可能に構成されている。本実施形態では、可動係止部41は、本体部3の前面23又は後面25に取り付けられる。そして、可動係止部41は、第1方向Xに沿う軸心周りに揺動可能に構成されている。また、可動係止部41は、係止姿勢となる方向に付勢されており、係止姿勢から係止解除姿勢に姿勢変更するための操作を受け付ける操作部43を備えている。
本実施形態では、図7及び図8に示すように、足場部材2は、第1方向Xに隣接する別の足場部材2と連結するための連結部5を備えている。ここでは、連結部5は、前面23に設けられた第1連結体15と、後面25に設けられ、第1連結体15に対して着脱可能に連結する第2連結体17と、を備えている。本例では、第1連結体15は、前面23に複数設けられている。第2連結体17は、後面25における第1連結体15と対応する位置に、第1連結体15と同数設けられている。本例では、第1連結体15は、第2方向Yに離間して複数(ここでは2個)配置されている。第2連結体17も、第2方向Yに離間して複数(ここでは2個)配置されている。
以下では、足場部材2を、任意の一対の第1レールL1に搬送すると共に、当該一対の第1レールL1に装着する態様について説明する。本実施形態では、図12及び図13に示すように、複数の足場部材2は、作業親台車66又は第2搬送車35によって、一対の第2レールL2に沿って、任意の一対の第1レールL1の位置まで搬送される。図12の例では、複数の足場部材2は、作業台車6に段積みされている。そして、作業者7が、歩廊39を歩きながら、当該作業台車6を載置した作業親台車66を、一対の第2レールL2に沿って、任意の一対の第1レールL1の位置まで搬送する。その後、作業者7は、作業台車6から足場部材2を取り出して、一対の第1レールL1に順に装着する。また、作業者7は、作業台車6を第1レールL1に沿って移動させながら、作業台車6から足場部材2を順次取り出して、一対の第1レールL1に装着することができる。図13の例では、複数の足場部材2は、第2搬送車35に段積みされている。第2搬送車35は、一対の第2レールL2に沿って移動し、任意の一対の第1レールL1の位置まで、複数の足場部材2を搬送する。作業者7は、当該位置に停車した第2搬送車35から足場部材2を順次取り出して、一対の第1レールL1に装着する。
本実施形態では、図12及び図13に示すように、複数の足場部材2が積み重ねられた状態で搬送及び保管される。そこで、作業者7は、一対の第1レールL1に装着された複数の足場部材2の上で行った作業を終えると、当該複数の足場部材2を一対の第1レールL1から順次取り外して、作業台車6又は第2搬送車35の上に裏返した状態で積み重ねる。上記のとおり、足場部材2が備える複数の係止部4(固定係止部45及び可動係止部41)のそれぞれは、本体部3から下側へ向うに従って第1方向Xにおける本体部3から離れる側に向かうように傾斜した姿勢で、本体部3に取り付けられている(図10参照)。このため、図14に示すように、裏返された足場部材2の複数の係止部4は、上側へ向うに従って本体部3から第1方向Xに離れる側に向かうように傾斜した姿勢で配置される。従って、作業者7は、足場部材2の上に新たな足場部材2を積み重ねる場合に、既に積み重ねられた最上段の足場部材2の係止部4をガイドとして、第1方向Xのずれが少ない状態で積み重ねることができる。このように、本実施形態では、1つの足場部材2が備える複数の係止部4は、足場部材2を裏返して積み重ねる場合において、ガイドとしての機能も果たす。これにより、作業者7は、複数の足場部材2を安定的に積み重ねることができる。なお、足場部材2を一対の第1レールL1から取り外した状態では、図14において足場部材2の一対の係止部4(可動係止部41と固定係止部45)が並ぶ方向は第1方向Xとは限らないが、ここでは、説明の便宜上、図14において足場部材2の一対の係止部4(可動係止部41と固定係止部45)が並ぶ方向(前面23と後面25とに直交する方向)を第1方向Xとしている。
次に、物品収容設備のその他の実施形態について説明する。
以下では、上記において説明した物品収容設備の概要について説明する。
また、装着状態の足場部材の全体が、第2面よりも下側に配置されるため、レールにおける第1面と第2面とを接続する部分が、足場部材における第2方向の両外側において立ち上がるように配置されることになる。そのため、作業者が足場の外縁を認識し易く、足場部材の上で作業を行う作業者の安全性を高めることができる。
このように、本構成によれば、物品収容設備の既存の構成を利用して適切に作業用の足場を設置することができる。
2 :足場部材
3 :本体部
4 :係止部
5 :連結部
6 :作業台車
8 :上昇位置
9 :下降位置
L1 :第1レール(レール)
11 :第1面
12 :第2面
13 :第3面
14 :走行面
15 :第1連結体
17 :第2連結体
23 :前面
24 :上面
25 :後面
30 :第1搬送車(搬送車)
31 :第1車輪(搬送車の車輪)
32 :第1支持面(支持面)
41 :可動係止部
43 :操作部
45 :固定係止部
52 :内側下端部
56 :第3車輪(作業台車の車輪)
58 :第2案内輪(作業台車の案内輪)
62 :物品載置面
70 :昇降装置
W :物品
X :第1方向
Y :第2方向
Z :上下方向
Claims (10)
- 第1方向に沿って配置された一対のレールと、一対の前記レールに沿って走行して物品を搬送する搬送車と、を備えた物品収容設備であって、
一対の前記レールに対して着脱可能な複数の足場部材を更に備え、
上下方向に沿う上下方向視で前記第1方向に直交する方向を第2方向として、
一対の前記レールのそれぞれは、第1面と第2面とを備え、
前記第1面は、上側を向く面であって前記第1方向に沿って延在し、前記搬送車の車輪が転動する走行面を形成し、
前記第2面は、上側を向く面であって前記第1方向に沿って延在し、前記第1面よりも上側に配置され、
一対の前記第1面は、一対の前記第2面に対して前記第2方向の内側に配置され、
前記足場部材は、当該足場部材が一対の前記レールに装着された装着状態で、前記第2方向における一対の前記第2面の間に配置されると共に、一対の前記第1面に載置され、
前記装着状態で、前記足場部材の全体が、前記第2面よりも下側に配置され、
前記足場部材は、前記第2方向における一対の前記第2面の間に配置されると共に一対の前記第1面に載置される本体部を備え、
前記本体部の前記第2方向の寸法は、一対の前記第1面の間の寸法よりも大きく、一対の前記第2面の間の寸法よりも小さい、物品収容設備。 - 前記足場部材は、前記本体部に加えて、当該本体部から下側に突出するように設けられた一対の係止部を備え、
一対の前記係止部は、一対の前記レールのそれぞれに対して下側から係止され、
前記係止部は、一対の前記レールのそれぞれに対して係止された状態で、前記本体部が上側に移動することを規制するように構成されている、請求項1に記載の物品収容設備。 - 第1方向に沿って配置された一対のレールと、一対の前記レールに沿って走行して物品を搬送する搬送車と、を備えた物品収容設備であって、
一対の前記レールに対して着脱可能な複数の足場部材を更に備え、
上下方向に沿う上下方向視で前記第1方向に直交する方向を第2方向として、
一対の前記レールのそれぞれは、第1面と第2面とを備え、
前記第1面は、上側を向く面であって前記第1方向に沿って延在し、前記搬送車の車輪が転動する走行面を形成し、
前記第2面は、上側を向く面であって前記第1方向に沿って延在し、前記第1面よりも上側に配置され、
一対の前記第1面は、一対の前記第2面に対して前記第2方向の内側に配置され、
前記足場部材は、当該足場部材が一対の前記レールに装着された装着状態で、前記第2方向における一対の前記第2面の間に配置されると共に、一対の前記第1面に載置され、
前記装着状態で、前記足場部材の全体が、前記第2面よりも下側に配置され、
前記足場部材は、前記第2方向における一対の前記第2面の間に配置されると共に一対の前記第1面に載置される本体部に加えて、当該本体部から下側に突出するように設けられた一対の係止部を備え、
一対の前記係止部は、一対の前記レールのそれぞれに対して下側から係止され、
前記係止部は、一対の前記レールのそれぞれに対して係止された状態で、前記本体部が上側に移動することを規制するように構成されており、
一対の前記係止部の少なくとも一方は、前記足場部材の前記装着状態で、一対の前記レールに係止された係止姿勢と、一対の前記レールに対する係止が解除された係止解除姿勢とに姿勢変更可能に構成された可動係止部であって、
前記可動係止部は、前記係止姿勢となる方向に付勢されており、前記係止姿勢から前記係止解除姿勢に姿勢変更するための操作を受け付ける操作部を備えている、物品収容設備。 - 前記可動係止部は、前記係止解除姿勢で、前記操作部が、前記本体部の上面よりも上側に突出するように構成されている、請求項3に記載の物品収容設備。
- 一対の前記係止部の一方が前記可動係止部であり、他方が固定係止部であって、
前記固定係止部は、前記本体部に対する姿勢が固定されており、
前記本体部は、前記第1方向の一方側を向く前面と、前記第1方向の他方側を向く後面と、を備え、
前記足場部材は、前記前面が前記第1方向の奥側を向くように、前記第1方向の手前側から順に一対の前記レールに装着され、
前記固定係止部が前記前面に取り付けられ、前記可動係止部が前記後面に取り付けられている、請求項3又は4に記載の物品収容設備。 - 第1方向に沿って配置された一対のレールと、一対の前記レールに沿って走行して物品を搬送する搬送車と、を備えた物品収容設備であって、
一対の前記レールに対して着脱可能な複数の足場部材を更に備え、
上下方向に沿う上下方向視で前記第1方向に直交する方向を第2方向として、
一対の前記レールのそれぞれは、第1面と第2面とを備え、
前記第1面は、上側を向く面であって前記第1方向に沿って延在し、前記搬送車の車輪が転動する走行面を形成し、
前記第2面は、上側を向く面であって前記第1方向に沿って延在し、前記第1面よりも上側に配置され、
一対の前記第1面は、一対の前記第2面に対して前記第2方向の内側に配置され、
前記足場部材は、当該足場部材が一対の前記レールに装着された装着状態で、前記第2方向における一対の前記第2面の間に配置されると共に、一対の前記第1面に載置され、
前記装着状態で、前記足場部材の全体が、前記第2面よりも下側に配置され、
前記足場部材は、前記第2方向における一対の前記第2面の間に配置されると共に一対の前記第1面に載置される本体部に加えて、当該本体部から下側に突出するように設けられた一対の係止部を備え、
一対の前記係止部は、一対の前記レールのそれぞれに対して下側から係止され、
前記係止部は、一対の前記レールのそれぞれに対して係止された状態で、前記本体部が上側に移動することを規制するように構成されており、
複数の前記係止部が、前記本体部における前記第1方向の一方側を向く前面と、前記第1方向の他方側を向く後面とに分かれて取り付けられており、
複数の前記係止部のそれぞれが、前記本体部から下側へ向かうに従って、前記第1方向における前記本体部から離れる側に向かうように傾斜した姿勢で前記本体部に取り付けられている、物品収容設備。 - 第1方向に沿って配置された一対のレールと、一対の前記レールに沿って走行して物品を搬送する搬送車と、を備えた物品収容設備であって、
一対の前記レールに対して着脱可能な複数の足場部材を更に備え、
上下方向に沿う上下方向視で前記第1方向に直交する方向を第2方向として、
一対の前記レールのそれぞれは、第1面と第2面とを備え、
前記第1面は、上側を向く面であって前記第1方向に沿って延在し、前記搬送車の車輪が転動する走行面を形成し、
前記第2面は、上側を向く面であって前記第1方向に沿って延在し、前記第1面よりも上側に配置され、
一対の前記第1面は、一対の前記第2面に対して前記第2方向の内側に配置され、
前記足場部材は、当該足場部材が一対の前記レールに装着された装着状態で、前記第2方向における一対の前記第2面の間に配置されると共に、一対の前記第1面に載置され、
前記装着状態で、前記足場部材の全体が、前記第2面よりも下側に配置され、
前記足場部材は、前記第2方向における一対の前記第2面の間に配置されると共に一対の前記第1面に載置される本体部に加えて、前記第1方向に隣接する別の前記足場部材と連結するための連結部を備え、
前記本体部は、前記第1方向の一方側を向く前面と、前記第1方向の他方側を向く後面と、を備え、
前記足場部材は、前記前面が前記第1方向の奥側を向くように、前記第1方向の手前側から順に一対の前記レールに装着され、
前記連結部は、前記前面に設けられた第1連結体と、前記後面に設けられ、前記第1連結体に対して着脱可能に連結する第2連結体と、を備え、
前記第2連結体は、前記第1連結体に対して上側から係合することで前記第1連結体に連結するように構成されている、物品収容設備。 - 第1方向に沿って配置された一対のレールと、一対の前記レールに沿って走行して物品を搬送する搬送車と、を備えた物品収容設備であって、
一対の前記レールに対して着脱可能な複数の足場部材を更に備え、
上下方向に沿う上下方向視で前記第1方向に直交する方向を第2方向として、
一対の前記レールのそれぞれは、第1面と第2面とを備え、
前記第1面は、上側を向く面であって前記第1方向に沿って延在し、前記搬送車の車輪が転動する走行面を形成し、
前記第2面は、上側を向く面であって前記第1方向に沿って延在し、前記第1面よりも上側に配置され、
一対の前記第1面は、一対の前記第2面に対して前記第2方向の内側に配置され、
前記足場部材は、当該足場部材が一対の前記レールに装着された装着状態で、前記第2方向における一対の前記第2面の間に配置されると共に、一対の前記第1面に載置され、
前記装着状態で、前記足場部材の全体が、前記第2面よりも下側に配置され、
複数の前記足場部材を搬送する作業台車を更に備え、
前記作業台車は、当該作業台車の車輪が前記第2面を転動することで前記第1方向に沿って走行するように構成され、
前記作業台車における、一対の前記第2面に対して前記第2方向の内側に配置される部分の下端部である内側下端部が、前記装着状態の前記足場部材よりも上側に配置される、物品収容設備。 - 一対の前記レールのそれぞれは、前記第2方向の内側を向く面であって前記第1方向に沿って延在する第3面を更に備え、
前記第3面は、前記第1面と前記第2面との前記上下方向の間に配置され、
前記作業台車は、前記第3面を転動する案内輪を備え、
前記案内輪が、前記装着状態の前記足場部材よりも上側に配置される、請求項8に記載の物品収容設備。 - 前記第2面は、収容対象の前記物品が載置される物品載置面であって、
前記搬送車は、搬送対象の前記物品の下面を支持する支持面と、前記支持面を昇降させる昇降装置と、を備え、
前記昇降装置は、前記支持面を、前記第2面より下側に位置させる下降位置と、前記第2面より上側に位置させる上昇位置との間で昇降させるように構成され、
前記支持面が前記下降位置にある状態で、前記搬送車の全体が前記第2面よりも下側に配置される、請求項1から9のいずれか一項に記載の物品収容設備。
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