[go: up one dir, main page]

JP7633945B2 - 品質欠陥を分析する方法 - Google Patents

品質欠陥を分析する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7633945B2
JP7633945B2 JP2021566047A JP2021566047A JP7633945B2 JP 7633945 B2 JP7633945 B2 JP 7633945B2 JP 2021566047 A JP2021566047 A JP 2021566047A JP 2021566047 A JP2021566047 A JP 2021566047A JP 7633945 B2 JP7633945 B2 JP 7633945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
quality
data set
specific data
painting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021566047A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022532543A (ja
JPWO2020224715A5 (ja
Inventor
アルト ジーモン
シュー ヤン-フィリップ
シュラー ラルフ
フンメル マルクス
ベルナー イェンス
ヘッカー イェンス
ヘツェル トーマス
ヘレ フランク
ツァーベル ミヒャエル
ビーラント ディートマル
エーティンガー フィリップ
ハイム ロビン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duerr Systems AG
Original Assignee
Duerr Systems AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE102019112099.3A external-priority patent/DE102019112099B3/de
Priority claimed from DE102019206833.2A external-priority patent/DE102019206833A1/de
Application filed by Duerr Systems AG filed Critical Duerr Systems AG
Publication of JP2022532543A publication Critical patent/JP2022532543A/ja
Publication of JPWO2020224715A5 publication Critical patent/JPWO2020224715A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7633945B2 publication Critical patent/JP7633945B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM]
    • G05B19/41875Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM] characterised by quality surveillance of production
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/08Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means
    • B05B12/084Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means responsive to condition of liquid or other fluent material already sprayed on the target, e.g. coating thickness, weight or pattern
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/32Operator till task planning
    • G05B2219/32191Real time statistical process monitoring
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/32Operator till task planning
    • G05B2219/32368Quality control
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/35Nc in input of data, input till input file format
    • G05B2219/35291Record history, log, journal, audit of machine operation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

本発明は、特に方法技術的設備内で製造プロセスを通り抜けた後及び/又はその際に、好ましくは塗装設備内で塗装プロセスを通り抜けた後及び/又はその際に、工作物、好ましくは車両ボディ及び/又は車両取り付け部品の品質欠陥を分析する方法に関するものである。
自動車を手に入れようとする購買者は、自動車を買う場合に、自動車の塗装に関して高い品質を期待する。その場合にそれぞれの購買者は、たとえば車両ボディ及び/又は車両取付け部品が塗装欠陥、すなわちたとえば汚れの封入、穴、ランナー、引っ掻き傷及び/又は気泡(沸き立ち)を保たないことを、期待する。購買者は、さらに、車両ボディにわたって変化しない色の推移、色調、光沢度合及び/又は変化しない輝きを期待する。また、種々のコーティング及び/又は塗料層の少なくともほぼ均一な構造及び/又はコーティング及び/又は塗料層の少なくともほぼ均一な層厚も、望ましい。さらに、車両ボディ及び/又は車両取付け部品の塗装は、外的な影響に対して、たとえばUV放射、熱、寒さ、雨、撒き塩、石跳ね、鳥のフン、ほこり及び/又は洗車機による引っ掻き傷に対しても耐えなければならない。
この高い期待を満たすことができるようにするために、車両ボディにおいて煩雑な品質管理が実施され、かつ、欠陥が確認された場合には、場合によっては再加工が実施される。その場合に塗装プロセスにおいて、各プロセスステップ内で新しいコーティング及び/又は塗料層が塗布されるので、下方の層内の欠陥は、品質管理の枠内では識別できないか、できても困難である。したがって塗装のできるだけ高い品質を保証することができるようにするためには、個々のコーティング及び/又は塗料層の塗布後に品質管理が必要となる。しかしこれは、塗装設備内の製造サイクルがきわめて高速であるために、可能ではない。
本発明の課題は、品質欠陥を回避することができ、かつ/又は製造プロセス内の品質欠陥原因を求め、回避し、かつ/又は除去することができる、特に方法技術的設備内で製造プロセスを通り抜けた後及び/又はその際に、好ましくは塗装設備内で塗装プロセスを通り抜けた後及び/又はその際に、工作物、好ましくは車両ボディ及び/又は車両取り付け部品の品質欠陥を分析する方法を提供することである。
この課題は、請求項1の特徴を有する、特に方法技術的設備内で製造プロセスを通り抜けた後及び/又はその際に、好ましくは塗装設備内で塗装プロセスを通り抜けた後及び/又はその際に、工作物、好ましくは車両ボディ及び/又は車両取り付け部品の品質欠陥を分析する方法によって解決される。
本方法は、好ましくは以下のものを有する:
-製造プロセスの開始時に、特に塗装プロセスの開始時に、工作物に一義的に対応づけられた工作物固有のデータセットを形成し、かつ/又は製造プロセスの開始時に、特に塗装プロセスの開始時に、工作物支持体に一義的に対応づけられた工作物支持体固有のデータセットを形成し;
-工作物が製造プロセス、特に塗装プロセスを通り抜ける間に、工作物固有のデータセットを、特に品質関連のプロセスデータによって補足し、かつ/又は工作物支持体が製造プロセス、特に塗装プロセスを通り抜ける間に、工作物支持体固有のデータセットを、特に品質関連のプロセスデータによって補足し;
-工作物固有のデータセットをデータベースに記憶し、かつ/又は工作物支持体固有のデータセットをデータベースに記憶する。
「特に」という概念は、この明細書及び添付の請求項の枠内において、可能な任意かつ/又は選択的な特徴を記述するためだけに使用される。
工作物固有のデータセットとは、この明細書及び添付の請求項の枠内で、特に、工作物に一義的に対応づけられているデータセットである。
工作物固有のデータセットは、特に、それぞれの工作物の「デジタル工作物」及び/又は「デジタルイメージ」を形成する。
工作物支持体固有のデータセットというのは、この明細書及び添付の請求項の枠内で、特に工作物支持体と特に工作物支持体上に配置されているすべての工作物に、たとえば工作物支持体とその上に配置されている車両取付け部品に、一義的に対応づけられている、データセットである。
その場合に特に、工作物支持体上に複数の工作物、特に車両取付け部品が配置されていることが、考えられる。
この種の工作物支持体は、特にいわゆるスキッドである。
たとえば、製造プロセスの開始時に、特に塗装プロセスの開始時に、工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットが、たとえば、工作物に配置されたRFIDチップを用いてそのチップから塗布データが読み込まれることにより、自動的に形成されることが、考えられる。
工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットは、特に自動的に形成される。
特に、工作物固有かつ/又は工作物支持体固有のデータセットが、それぞれ、前段のプロセスステップからの1つ又は複数のデータセットから形成されることが、考えられる。
たとえば、工作物固有のデータセットを形成する場合に、車両形成のホワイトボディからのホワイトボディ品質データが工作物固有のデータに付加されることが、考えられる。
さらに、工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットが、
たとえばまず実験室内で求められた塗装品質データを用いて、後から補足されると、効果的であり得る。
工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットは、好ましくは工作物固有の塗布データセット及び/又は工作物支持体固有の塗布データセット、たとえば一義的な工作物識別ナンバー、それぞれの工作物のモデルタイプ及び/又は塗装プロセスにおいて工作物上に塗布すべきカラーのカラーコードを有している。工作物固有の塗布データセット及び/又は工作物支持体固有の塗布データセットは、たとえばさらに、工作物及び/又は工作物支持体が製造プロセスを通り抜ける間の製造層に関する情報を有している。
工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットは、好ましくはさらに、製造データセットを有し、それがプロセスデータを有している。
特に品質関連のプロセスデータは、好ましくは、製造プロセス内で工作物の上に塗布される各コーティング及び/又は塗料層のための物理的及び/又は化学的な影響パラメータを有している。
さらに、特に品質関連のプロセスデータがホワイトボディ品質データ、たとえば工作物の変形に関する、かつ/又は工作物の表面粗さに関する情報を有する、ホワイトボディ品質データを有していると、効果的であり得る。
製造プロセス、特に塗装プロセスは、好ましくは複数の互いに連続する製造ステップを有している。
本方法の形態において、工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットが、品質データによって補足され、その品質データは、好ましくは製造プロセスの最後、特に塗装プロセスの最後における、それぞれの工作物の品質欠陥に関する、特に塗装欠陥に関する情報を有している。
好ましくは品質データは、コントロールステーションにおける品質管理の枠内で、製造プロセスの最後に品質検査者によって、たとえば視認管理を用いて、自動的な品質測定ステーションを用いて、かつ/又は自動的なエラー検出システムを用いて、求められる。
工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットを補足する、品質データは、特に位置、種類、大きさに関する、かつ/又は品質欠陥の数に関する情報を有している。
品質欠陥の位置は、たとえば自動的な品質測定ステーション及び/又は自動的なエラー検出システムの座標から求めることができる。
品質欠陥の位置は、たとえばさらに、品質検査者によって求めることができ、かつ特にグリッド座標を介して手動で入力可能である。
品質欠陥、特に塗装欠陥は、たとえば塗装ミス、特に汚れの封入、穴、ランナー及び/又は気泡(沸き立ち)、異なる層厚、望ましくないカラー推移及び/又はあらかじめ定められた処理結果パラメータからの偏差を有する。
処理結果パラメータは、たとえば以下のものを有する:層の厚み;層の平坦性;層の層厚の均一性;層のカラー及び/又は輝度;層の硬さ;コーティングの化学的組成、特に架橋化程度及び/又は溶剤含有量、かつ/又はコーティングの汚れ度合。
工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットを補足する、品質データは、好ましくはさらに、工作物の目標ステータスに関する情報、すなわち工作物を後加工しなければならないか、どのような後加工を実施しなければならないか、後加工は不要か、かつ/又は後加工が不可能か、を有している。後加工として、たとえば以下の後加工ステップの1つ又は複数が考えられる:研磨、スポットリペア及び/又は製造プロセス、特に塗装プロセスの再実行。
工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットを補足する、品質データは、好ましくは、後加工が行われているか、についての情報を有する。
さらに、工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットを補足する、品質データが、後加工は有意義でないか、についての情報を有することが、考えられる。後加工が有意義でない工作物は、特に欠陥品である。
本方法の形態において、複数の工作物固有のデータセットの、かつ/又は複数の工作物支持体固有のデータセットの品質データは、システマチックな品質欠陥を認識するためにクラスター方法を用いて自動的に種々の品質欠陥クラスターに分類される。
クラスター方法において、複数の工作物固有のデータセット及び/又は複数の工作物支持体固有のデータセットの品質データが、好ましくは1つ又は複数の分類規則を用いて分類される。
好ましくは工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットの品質データが、システマチックな品質欠陥クラスターと非システマチックな品質欠陥クラスターとに分類される。
特にたとえば、比較可能な位置、種類、大きさ及び/又は数を有する品質欠陥が、1つの品質欠陥クラスターに分類される。
さらに、たとえば、品質欠陥が発生の時点にしたがって品質欠陥クラスターに分類されることが、考えられる。
品質データを分類するために、好ましくは、エキスパートによって定められた分類規則及び/又は学習された分類規則が使用される。
エキスパートによって定められた分類規則は、たとえば、製造プロセスを通り抜ける工作物及び/又は工作物支持体の定められた数の移動する窓の内部で、同一及び/又は類似の品質欠陥を有する工作物の定められた数を有している。
たとえば、製造プロセス内で連続する5つの工作物の内部で、3つ以上の工作物において同一及び/又は類似の品質欠陥が認識された場合に、品質データがシステマチックな品質欠陥クラスターに分類されることが、考えられる。
その場合に同一の品質欠陥というのは、この明細書及び添付の請求項の枠内では、特に、品質欠陥の種類、大きさ、重さ及び/又は位置が等しいことである。
その場合に類似の品質欠陥というのは、この明細書及び添付の請求項の枠内では、特に、品質欠陥の大きさ及び/又は位置は異なってもよいが、品質欠陥の種類が等しいことである。
学習される分類規則は、好ましくは機械的な学習方法を用いて、工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットの品質データから学習される。
たとえば、分類規則が監視される、かつ/又は監視されない機械的学習方法を用いて学習されることが、考えられる。
監視される機械的学習方法においては、工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットの品質データは、システマチックな品質欠陥クラスターと非システマチックな品質欠陥クラスターとに分割される。分割は、好ましくは定められた規則を介して、かつ/又はユーザーフィードバックを介して、行われる。監視される機械的学習方法によって、適切な「ラベリング」によって、好ましくは品質トレンドもしくは未来の品質欠陥クラスターも認識することができる。監視されない機械的学習方法においては、好ましくは、品質欠陥のない工作物の工作物固有のデータセットの、かつ/又は品質欠陥をもたない工作物を有する工作物支持体の工作物支持体固有のデータセットの、品質データ、すなわちノーマル状態が学習される。ノーマル状態からの偏差がもたらされた場合には、この偏差が認識される。
定められた分類規則及び/又は学習された分類規則は、好ましくは他の方法技術的設備、特に他の塗装設備にも、転用可能である。
クラスター方法を用いる品質データの分類は、好ましくは連続的に実施される。その代わりに、あるいはそれに加えて、クラスター方法による品質データの分類がバッチ処理によって行われることが、考えられる。
システマチックな品質欠陥クラスターは、好ましくはさらに、信号処理の方法によって求められる。
たとえば、システマチックな品質欠陥クラスターを求めるために、品質データの頻度密度関数からの特徴が、1つ又は複数の信号処理方法を用いて、たとえばフーリエ変換を用いて、かつ/又は密度評価を用いて処理されることが、考えられる。
クラスター方法によって認識されたシステマチックな品質欠陥が、ユーザーに視覚化を用いて、たとえばアラームシステム内のリアルタイム報告として、かつ/又は分析システム内の分析報告として表示されると、効果的であり得る。
たとえば、工作物が、クラスター方法を用いて認識された品質欠陥クラスターに基づいて製造プロセスから排除されることが、考えられる。さらに、製造プロセスのプロセス制御がクラスター方法を用いて認識された品質欠陥クラスターに基づいて適合されると、効果的であり得る。
方法の形態において、クラスター方法を用いて認識されて、種々の品質欠陥クラスターに分類されたシステマチックな品質欠陥のための品質欠陥原因が、分析方法を用いて、好ましくはそれぞれの品質欠陥クラスターのシステマチック品質欠陥を有する工作物の工作物固有のデータセットの特に品質関連のプロセスデータを分析することにより、かつ/又はそれぞれの品質欠陥クラスターのシステマチックな品質欠陥を備えた工作物を有する工作物支持体の工作物支持体固有のデータセットの特に品質関連のプロセスデータを分析することによって、自動的に定められる。
したがって好ましくは、品質管理の枠内において、認識できないシステマチックな品質欠陥も、製造プロセスからの帰納的推定によって認識可能である。
分析方法において、品質欠陥原因は、1つ又は複数の分析規則を用いて定められる。
品質欠陥原因を定めるために、好ましくはエキスパートによって定められた分析規則及び/又は学習された分析規則が使用される。
学習される分析規則は、好ましくは機械的な学習方法を用いて学習される。
たとえば、分析規則が監視される、かつ/又は監視されない機械的な学習方法を用いて学習されることが、考えられる。
監視される機械的学習方法においては、分析規則は、品質欠陥原因に関するユーザーフィードバックを介して学習される。監視されない機械的な学習方法においては、好ましくは製造プロセスのプロセスステップのノーマル状態が学習される。学習されたノーマル状態からの偏差がもたらされた場合に、これらの偏差が認識される。
定められた分析規則及び/又は学習された分析規則は、好ましくは他の方法技術的設備、特に他の塗装設備へも転用可能である。
本方法の形態において、定められた品質欠陥原因が、製造プロセス内、特に塗装プロセス内のアノマリー及び/又は偏差を有している。
本方法の形態において、分析方法を用いて、定められた品質欠陥原因と、種々の品質欠陥クラスターに分類されたシステマチックな品質欠陥との間の関係が定められる。
定められた品質欠陥原因と、種々の品質欠陥クラスターに分類されたシステマチックな品質欠陥との間の関係は、好ましくは定められた、及び/又は学習された分析規則によって定められる。
定められた品質欠陥原因と、種々の品質欠陥クラスターに分類されたシステマチックな品質欠陥との間の関係は、好ましくは、他の方法技術的設備、特に塗装設備にも転用可能である。
本方法の形態において、好ましくは進行中の製造プロセス内で定められた1つ又は複数のアノマリー及び/又は偏差から、分析方法を用いて定められた関係によって自動的に工作物の未来の品質欠陥が帰納的に推定されることにより、工作物が製造プロセスを通り抜ける間に、定められた関係を用いて差し迫ったシステマチックな品質欠陥が自動的に求められる。
その場合に好ましくは工作物は、分析方法を用いて、製造プロセスを通り抜ける際にすでに品質欠陥クラスターに対応づけられる。
本方法の形態において、工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットが、各個々のプロセスステップ内で、特に品質関連のプロセスデータによって補足される。
本方法の形態において、工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットを補足する、特に品質関連のプロセスデータとして、以下のプロセスパラメータの1つ又は複数が使用される:
-製造プロセスのプロセスステップ内の目標時間超過;
-製造プロセスのプロセスステップを通り抜ける間に発生する事象;
-それぞれの工作物のホワイトボディ品質データ
-製造プロセス内のアノマリー及び/又は偏差;
-天候データ;
-製造プロセスのプロセスステップを通り抜ける際にプロセスステップに関与した人についての人データ。
それぞれの工作物固有のデータセット及び/又はそれぞれの工作物支持体固有のデータセットを補足するために、以下のプロセスパラメータの1つ又は複数が使用されると、効果的であり得る:
-乾燥器内のノズルパラメータ;
-塗料量;
-塗料色;
-塗料チャージ;
-ロボットレーンの軌道
-塗装キャビン内のキャビン温度;
-塗装キャビン内のキャビン湿度;
-カソード浸漬塗装ステーション内及び前処理ステーション内の浴液温度と充填状態;
-カソード浸漬塗装ステーションを通る工作物の移送運動;
-カソード浸漬塗装ステーション内の化学薬品の濃度;
-カソード浸漬塗装ステーション内の電圧;
-乾燥器内の温度と通り抜け時間。
それぞれの工作物固有のデータセット及び/又はそれぞれの工作物支持体固有のデータセットを補足するために使用されるプロセスパラメータは、好ましくは前処理される。
特に、時間的に高い可変性を有するプロセスパラメータ、たとえば機械的、油圧的又は電気的なプロセスパラメータが、前処理されることが、考えられる。しかし、時間的に低い可変製を有するプロセスパラメータ、すなわち慣性的なプロセスパラメータ、たとえばサーモダイナミックなプロセスパラメータの前処理は、省くことができる。
目標時間超過というのは、この明細書及び添付の請求項の枠内で、特に、それぞれの工作物のためにそれぞれのプロセスステップを実施する際にプロセスステップ内であらかじめ定められた目標時間を超過することである。
事象は、たとえば保守事象、方法技術的設備の制御システムからのアラーム、シフト変更に関する情報、製造停止に関する情報、方法技術的設備の処理ステーションへの立ち入りに関する情報、清掃中断に関する情報を有している。
工作物固有のデータセットにかつ/又は工作物支持体固有のデータセットに付加すべき保守事象を用いて、たとえば、保守後に発生するシステマチックな品質欠陥を識別することが、可能である。
ホワイトボディ品質データは、特に工作物又は工作物の部分、たとえばボンネット、ドア、サイド部分及び/又は天井のシート品質に関する情報を有している。
好ましくはさらに、それぞれの工作物固有のデータセット及び/又はそれぞれの工作物支持体固有のデータセットを補足するために、以下のプロセスパラメータの1つ又は複数が使用される:
-移送技術情報;
-製造プロセス内の工作物の滞留時間;
-方法技術的設備内部の工作物の「一晩保管」。
たとえば、それぞれの工作物固有のデータセットを補足するために、乾燥器内の工作物の滞留時間が使用される。すなわち、特に乾燥器内の工作物の存在についての目標時間超過から、品質欠陥を推定することができる。
さらに、乾燥器内の工作物支持体の滞留時間が、それぞれの工作物支持体固有のデータセットを補足するために使用されると、効果的であり得る。
製造プロセス内の偏差というのは、この明細書及び添付の請求項の枠内で、好ましくは、目標状態からの状態の偏差あるいはあらかじめ定められたプロセス値からの測定されたプロセス値の偏差である。
アノマリーは、好ましくは、製造プロセスのプロセスステップ内の実際プロセス値と目標窓との間の偏差から自動的に求められる。その代わりに、あるいはそれに加えて、アノマリーが、製造プロセスのプロセスステップの実際プロセス値と、それぞれのプロセスステップのために機械的学習方法を用いて学習されたノーマル状態との間の偏差から自動的に求められることが、考えられる。
製造プロセス内のアノマリーは、好ましくはさらに、1つ又は複数の下位のミクロシステム分析システムを用いて求められ、特にミクロレベルに、すなわち工作物レベルに、かつ/又はマクロレベルに、すなわち方法技術的設備のレベルに、分割される。
本方法の形態において、工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットは、工作物及び/又は工作物支持体が製造プロセスのプロセスステップを通り抜ける間に、プロセスエラーデータによって補足され、そのプロセスエラーデータは、製造プロセスのプロセスステップ内のアノマリー及び/又は偏差に関する情報を有している。
プロセスエラーデータは、特に「エラーマーカー」である。
好ましくは、製造停止及び/又は移送停止の間所定の処理ステーション内に配置されている工作物の工作物固有のデータセットだけが、プロセスエラーデータによって補足されるのではない。むしろ、製造停止及び/又は移送停止に基づいて同様に所定の処理ステーション104内により長く配置されている、他の工作物の工作物固有のデータセットも、プロセスエラーデータによって補足されることが、考えられる。
好ましくはさらに、製造停止及び/又は移送停止の間所定の処理ステーション内に配置されている、工作物支持体の工作物支持体固有のデータセットのみが、プロセスエラーデータによって補足されるのではない。特に、製造停止及び/又は移送停止に基づいて同様に所定の処理ステーション内により長く配置されている、他の工作物支持体の工作物支持体固有のデータセットも、プロセスエラーデータによって補足されることが、考えられる。
プロセスエラーデータを用いて、製造プロセスのプロセスステップ内のアノマリー及び/又は偏差が、好ましくはエラーとして識別可能である。
好ましくは工作物固有のデータセット内の、かつ/又は工作物支持体固有のデータセット内のアノマリー及び/又は偏差を識別するためにプロセスエラーデータを使用することによって、工作物固有のデータセットの大きさ及び/又は工作物支持体固有のデータセットの大きさが削減可能である。
好ましくは製造プロセスのプロセスステップ内のアノマリー及び/又は偏差が、プロセスエラーデータを用いて品質欠陥原因として識別可能である。
製造プロセスのプロセスステップ内のアノマリー及び/又は偏差は、クラスター方法によって分類されたシステマチックな品質欠陥に、プロセスエラーデータを用いて、特に分析方法を用いて、好ましくは自動的に対応づけ可能である。
本方法の形態において、方法は方法技術的設備内、特に塗装設備内で実施され、その設備が複数の互いに異なる処理ステーションを有し、それらの中で製造プロセスの、特に塗装プロセスの、それぞれ1つ又は複数のプロセスステップが実施可能である。
好ましくは、製造プロセスの各プロセスステップのための各処理ステーション内で、1つ又は複数の特に品質関連のプロセスデータが検出される。
本方法の形態において、工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットが連続的又は非連続的に、特に品質関連のプロセスデータによって補足される。
本方法の形態において、工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体固有のデータセットが、それぞれ特に品質関連のプロセスデータによって補足され、それらのプロセスデータがそれぞれタイムスタンプを有しており、そのタイムスタンプを用いてそれぞれのプロセスデータが時点及び/又は製造プロセスのプロセスステップに一義的に対応づけ可能である。
本方法の形態において、工作物の補足された工作物固有のデータセット及び/又は工作物支持体の補足された工作物支持体固有のデータセットは、工作物及び/又は工作物支持体が製造プロセスを通り抜ける間及び/又はその後に、データベースに記憶される。
本発明は、さらに、特に方法技術的設備内の製造プロセスを通り抜けた後及び/又は通り抜ける際に、特に塗装設備内で塗装プロセスを通り抜けた後及び/又はその際に、工作物、好ましくは車両ボディ及び/又は車両取付け部品の品質欠陥を分析するための品質分析システムに関する。
本発明の課題は、品質欠陥を回避することができ、かつ/又は製造プロセス内の品質欠陥原因を求め、回避し、かつ/又は除去することができる、方法技術的設備内の製造プロセスを通り抜けた後及び/又は通り抜ける際に、特に塗装設備内で塗装プロセスを通り抜けた後及び/又はその際に、工作物、好ましくは車両ボディ及び/又は車両取付け部品の品質欠陥を分析するための品質分析システムを提供することである。
この課題は、本発明によれば、請求項15の特徴を有する、特に方法技術的設備内の製造プロセスを通り抜けた後及び/又は通り抜ける際に、好ましくは塗装設備内で塗装プロセスを通り抜けた後及び/又はその際に、工作物、好ましくは車両ボディ及び/又は車両取付け部品の品質欠陥を分析するための品質分析システムによって解決される。
品質分析システムは、好ましくは以下のものを有する:
-方法技術的設備の、特に塗装設備の制御システムと通信するためのインターフェイス;
-制御装置;この制御装置は、制御装置を用いて請求項1から14のいずれか1項に記載の方法が実施可能であるように、整えられ、かつ形成されている。
本発明は、さらに、以下のものを有する、方法技術的設備、特に塗装設備に関する:
-製造プロセス、特に塗装プロセスを制御することができる、制御システム;
-本発明に係る品質分析システム。
方法技術的設備は、好ましくは複数の処理ステーション、特に複数の塗装ステーションを有している。
たとえば、塗装設備が、互いに連結された複数の処理ステーションを備えた塗装ラインを有することが、考えられる。
その代わりに、あるいはそれに加えて、塗装設備が複数の処理ボックスを有し、その場合に各処理ボックスが1つ又は複数の処理ステーションを有することが、考えられる。
塗装設備は、好ましくは以下の処理ステーションの1つ又は複数を有している:
-前処理ステーション;
-カソード浸漬塗装ステーション;
-カソード浸漬塗装ステーションの後段の乾燥器;
-第1キャビン;
-第1乾燥器;
-ベースコートキャビン;
-ベースコート乾燥器;
-クリアコートキャビン;
-クリアコート乾燥器。
本発明の他の特徴及び/又は利点が、実施例についての以下の説明及び図面表示の対象である。
図1は、方法技術的設備、特に塗装設備の図式的な表示である。 図2は、複数の工作物の工作物固有のデータセットの実施形態の図式的な表示である。 図3は、図2に示す工作物固有のデータセットの品質データを分類するためのクラスター方法を図式的に示している。 図4は、複数の工作物の工作物固有のデータセットの他の実施形態を図式的に示している。 図5は、図4に示す工作物固有のデータセットの品質データを分類するためのクラスター方法を図式的に示している。 図6は、複数の工作物の工作物固有のデータセットの他の実施形態を図式的に示している。 図7は、図6に示す工作物固有のデータセットの品質データを分類するためのクラスター方法を図式的に示している。 図8は、クラスター方法を用いて認識されたシステマチックな品質欠陥の可視化を図式的に示している。
すべての図において、同一又は機能的に等価の部材には、同一の参照符号が設けられている。
図1は、全体を符号100で示す方法技術的設備を示している。
方法技術的設備100は、特に塗装設備102である。
方法技術的設備100は、好ましくは複数の処理ステーション104を有している。
ここで、方法技術的設備100、特に塗装設備102は、7つの処理ステーション104を有している。
好ましくは、方法技術的設備100を用いて工作物106において、特に車両ボディ108において、かつ/又は車両取付け部品において、製造プロセスが実施可能である。
特に処理ステーション104内で、製造プロセスのそれぞれ1つ又は複数が実施可能である。
図1に示す方法技術的設備100、特に塗装設備102は、ここでは特に塗装ライン110である。
塗装ライン110内で、処理ステーション104が、好ましくは互いに連結されている。
たとえば、工作物106及び/又は工作物支持体が、次の処理ステーション104を記載の順序で通り抜ける。
その場合にたとえば、工作物106が処理ステーション104を通り抜ける間、個々の工作物106、たとえば1つの車両ボディ108のみが、図面には示されていない工作物支持体上に配置されていることが、考えられる。
その代わりに、あるいはそれに加えて、複数の工作物106、たとえば図面には示されていない車両ボディが一緒に、1つの工作物支持体上に配置されており、工作物106を乗せた工作物支持体が処理ステーション104を通り抜けることが、考えられる。
工作物106、たとえば車両ボディ108は、前処理ステーション112内で前処理されて、前処理ステーション112からカソード浸漬塗装ステーション114へ移送される。
カソード浸漬塗装ステーション114から、工作物106は、その上にコーティングを設けられた後に、カソード浸漬塗装ステーション114の後に乾燥器116へ移送される。
カソード浸漬塗装ステーション124内で工作物106上に塗布されたコーティングが乾燥器116内で乾燥された後に、工作物106は、好ましくはベースコートキャビン118内へ移送されて、その中で再び工作物106上にコーティングが設けられる。
ベースコートキャビン118内でコーティングが設けられた後に、工作物106は、好ましくはベースコート乾燥器120内へ移送される。
ベースコートキャビン118内で工作物106上に塗布されたコーティングがベースコート乾燥器120内で乾燥された後に、工作物106は、好ましくはクリアコートキャビン122内へ移送されて、その中で工作物106上に他のコーティングが設けられる。
クリアコートキャビン122内でコーティングがもたらされた後に、工作物106は好ましくはクリアコート乾燥器124へ供給される。
クリアコートキャビン122内で工作物106上に設けられたコーティングがクリアコート乾燥器124内で乾燥された後に、工作物106は好ましくは、製造プロセスの最後にコントロールステーション126へ供給される。
コントロールステーション126内で、好ましくは品質管理が品質検査者によって、たとえば視認管理を用いて、実施される。
方法技術的設備100、特に塗装設備102は、好ましくはさらに制御システム128を有しており、それを用いて製造プロセス、特に塗装プロセスが、処理ステーション104内で制御可能である。
さらに、方法技術的設備100、特に塗装設備102が、品質分析システム130を有していると、効果的であり得る。
品質分析システム130は、好ましくは方法技術的設備100、特に塗装設備102の制御システム128と通信するためのインターフェイス132を有している。
品質分析システム130は、好ましくは工作物106の、特に車両ボディ108及び/又車両取付け部品の品質欠陥を分析するために形成されている。
好ましくは、制御システム128を用いて、好ましくは品質分析システム130を用いて、製造プロセスの開始時に、特に塗装プロセスの開始時に、工作物106に一義的に対応づけられた工作物固有のデータセット134が形成される。
工作物106の工作物固有のデータセット134は、好ましくはそれぞれ、それぞれの工作物106の「デジタル工作物」及び/又は「デジタルイメージ」を形成する。
製造プロセスの開始時に、特に塗装プロセスの開始時に、工作物固有のデータセット134が、たとえば塗布データが、たとえば工作物106に配置された、図には示されていないRFIDチップを用いて読み込まれることにより、好ましくは自動的に形成される。
したがって工作物固有のデータセット134は、好ましくは工作物固有の塗布データセット138、たとえば一義的な工作物識別ナンバー、それぞれの工作物106のモデルタイプ及び/又は塗装プロセス内で工作物106上へ塗布すべきカラーのためのカラーコードを有している。
さらに、工作物固有のデータセット134が、工作物106が製造プロセス、特に塗装プロセスを通り抜ける間に、特に品質関連のプロセスデータ140によって補足されると、効果的であり得る。
それぞれの工作物固有のデータセット134は、好ましくはデータベース142内に記憶される。特に工作物106の補足された工作物固有のデータセット134は、工作物106が製造プロセスを通り抜ける間、かつ/又はその後に、データベース142内に記憶される。
工作物固有のデータセット134は、プロセスデータ140を補足することによって、好ましくはさらに、プロセスデータ140を含む製造データセット144を有している。
工作物固有のデータセット134が、製造プロセスの各個々のプロセスステップにおいて、特に品質関連のプロセスデータ140によって補足されると、効果的であり得る。
プロセスデータ140、特に、工作物106のそれぞれの工作部固有のデータセット134を補足する、品質関連のプロセスデータ140が、好ましくはそれぞれタイムスタンプを有しており、それを用いてそれぞれのプロセスデータが、時点及び/又は製造プロセスのプロセスステップに、一義的に対応づけ可能である。
特に品質関連のプロセスデータ140は、好ましくは、製造プロセス内で工作物106へ塗布される各コーティング及び/又は塗料層のための物理的及び/又は化学的な影響パラメータを有している。
それぞれの工作物106の工作物固有のデータセット134は、好ましくは品質データ146によって補足され、その品質データはそれぞれの工作物106の品質欠陥についての、特に塗料欠陥についての情報を有している。
特に、工作物固有のデータセット134は、製造プロセスの最後に、特に塗装プロセスの最後に、品質データ146によって補足することができる。
品質データ146は、好ましくは品質管理の枠内で、コントロールステーション126内で品質検査者によって、たとえば視認管理を用いて、求められる。
たとえば、品質データ146が、位置、種類、大きさに関する情報及び/又はそれぞれの工作物106の品質欠陥の数に関する情報を有することが、考えられる。
その場合に品質欠陥、特に塗装欠陥は、たとえば塗装ミス、特に汚れの封入、穴、ランナー及び/又は気泡(沸き立ち)、異なる層厚、望ましくないカラー推移及び/又はあらかじめ定められた処理結果パラメータからの偏差を有する。
処理結果パラメータは、たとえば以下のものを有する:コーティングの厚み;コーティングの平らなこと;コーティングの層厚の均一性;コーティングの色及び/又は輝度;コーティングの硬度;コーティングの化学的組成;特に架橋化度合及び/又は溶剤含有量;及び/又はコーティングの汚れ度合。
それぞれの工作物106の工作物固有のデータセット134を補足する品質データ146は、好ましくはさらに、それぞれの工作物106の目標ステータスに関する情報を有している。
その場合に好ましくは、品質データ146は、工作物106は後加工しなければならないか、どのような後加工を実施しなければならないか、後加工は必要がないか、かつ/又は後加工が不可能であるか、についての情報を有している。
後加工として、たとえば以下の後加工ステップの1つ又は複数が考えられる:研磨、スポットリペアかつ/又は製造プロセスの、特に塗装プロセスの新しい通り抜け。
工作物固有のデータセット134を補足する、プロセスデータ140として、特に品質関連のプロセスデータ140として、好ましくは以下のプロセスパラメータの1つ又は複数が使用される:
-製造プロセスのプロセスステップにおける目標時間超過;
-製造プロセスのプロセスステップを通り抜ける間に発生する事象;
-それぞれの工作物のホワイトボディの品質データ;
-製造プロセスにおけるアノマリー及び/又は偏差;
-天候データ;
-製造プロセスのプロセスステップを通り抜ける際にプロセスステップに関与した人に関する人データ。
ホワイトボディの品質データは、特に、工作物106又は工作物106の部品、たとえばボンネット、ドア、サイド部分及び/又は天井、のシート品質に関する情報を有している。
それぞれの工作物固有のデータセット134を補足するために、以下のプロセスパラメータの1つ又は複数が使用されると、効果的であり得る:
-乾燥器116、120、124内のノズル温度;
-塗料量;
-塗料カラー;
-塗料チャージ;
-ロボットレーンの軌道
-塗装キャビン118、122内のキャビン温度;
-塗装キャビン118、122内のキャビン湿度;
-カソード浸漬塗装ステーション114内及び前処理ステーション112内の浴液温度と充填状態;
-カソード浸漬塗装ステーション114を通る工作物の移送運動;
-カソード浸漬塗装ステーション114内の化学薬品の濃度;
-カソード浸漬塗装ステーション114内の電圧;
-乾燥器116、120、124内の温度と通り抜け時間。
それぞれの工作物固有のデータセット134を補足するために使用されるプロセスパラメータは、好ましくは前処理される。
特に、時間的に高い可変性を有するプロセスパラメータ、たとえば機械的、油圧的又は電気的プロセスパラメータが、前処理されることが、考えられる。しかし、時間的に低い可変性を有するプロセスパラメータ、すなわち慣性的なプロセスパラメータ、たとえばサーモダイナミックなプロセスパラメータの前処理は、好ましくは省くことができる。
事象は、たとえば保守事象、方法技術的設備100の制御システム128からのアラーム、シフト変更に関する情報、製造停止に関する情報、方法技術的設備100の処理ステーション104への立ち入りに関する情報、清掃中断に関する情報を有する。
工作物固有のデータセット134に追加された保守事象を用いて、たとえば、保守後に発生する系統的な品質欠陥を識別することが、可能である。
好ましくはさらに、それぞれの工作物固有のデータセット134を補足するために、以下のプロセスパラメータの1つ又は複数が使用される:
-移送技術情報;
-製造プロセス内の工作物106の滞留時間;
-方法技術的設備100の内部、たとえば乾燥器116、120、124の内部における工作物106の「一晩保管」。
たとえば、乾燥器116、120、124内の工作物106の滞留時間が、それぞれの工作物固有のデータセット134を補足するために使用される。すなわち、特に乾燥器116、120、124内の工作物106の存在のための目標時間超過から、品質欠陥を推定することができる。
アノマリーは、好ましくは、製造プロセスのプロセスステップ内の実際プロセス値と目標プロセス窓との間の偏差から、自動的に求められる。実際プロセス値は、たとえば、処理ステーション10内の1つ又は複数の図示されないセンサを用いて、求められる。
その代わりに、あるいはそれに加えて、アノマリーが製造プロセスのプロセスステップの実際プロセス値と、それぞれのプロセスステップについて機械的学習方法を用いて学習されたノーマル状態との間の偏差から、自動的に求められることが、考えられる。
好ましくは工作物固有のデータセット134は、製造プロセスのプロセスステップ内で、特に工作物106が製造プロセスのそれぞれのプロセスステップを通過する間に、アノマリー及び/又は偏差があった場合に、プロセスエラーデータ148によって補足される。
プロセスエラーデータ148は、好ましくは製造プロセスのプロセスステップ内のアノマリー及び/又は偏差に関する情報を有している。
プロセスエラーデータ148は、特に「エラーマーカー」である。たとえば、プロセスエラーデータ148を用いて、工作物106がプロセスステップを通り抜ける際にそれぞれのプロセスステップ内のアノマリー及び/又は偏差の存在又は不在をマーキングすることができる。
プロセスエラーデータ148を用いて、好ましくは、製造プロセスの各プロセスステップ内のアノマリー及び/又は偏差が、エラーとして識別可能である。
工作物固有のデータセット134のプロセスデータ140内で、アノマリー及び/又は偏差を識別するためにプロセスエラーデータ148を使用することによって、好ましくは工作物固有のデータセット134の大きさを削減することができる。
図2は、種々の工作物106の工作物固有のデータセット134の実施形態を示している。
第1の列には、たとえばそれぞれの工作物固有のデータセット134の塗布データ136が、たとえばカラーコードの形式及び/又は工作物識別ナンバーの形式で、示されている。
2から7の列にはそれぞれ、方法技術的設備100、特に塗装設備102の処理ステーション104内の製造プロセスのプロセスステップからの、それぞれの工作物固有のデータセット134のプロセスデータ140が示されている。
感嘆符を用いて、特にプロセスエラーデータ148、すなわち「エラーマーカー」が示されており、それが、製造プロセスのプロセスステップ内のアノマリー及び/又は偏差に関する情報を有している。
列9には、さらに品質データ146が示されており、その品質データは、好ましくは位置、種類、大きさに関する情報及び/又は品質欠陥の数に関する情報を有している。
たとえば工作物W1について、前処理ステーション112内のアノマリー及び/又は偏差がプロセスエラーデータ148として格納されている。
工作物W3からW5については、たとえば、カソード浸漬塗装ステーション114の後ろの乾燥器116内でアノマリー及び/又は偏差が確認されて、プロセスエラーデータ148を用いて特徴づけられている。
工作物W8については、さらに、たとえばベースコート乾燥器120内のアノマリー及び/又は偏差がプロセスエラーデータ148を用いて特徴づけられている。
コントロールステーション126内で認識された品質欠陥に関する情報を有する品質データ146は、たとえば第9の列に格納されている。たとえば品質データ146は、ここでは、品質欠陥の種類に関する情報を有している。
好ましくは、複数の工作物固有のデータセット134の品質データ146は、システマチックな品質欠陥を認識するためのクラスター方法を用いて、品質分析システム130を用いて自動的に種々の品質欠陥クラスター150に分類される。
工作物固有のデータセット134の品質データ146は、クラスター方法において、好ましくは1つ又は複数の分類規則を用いて分類される。
その場合に工作物固有のデータセット134の品質データ146が、システマチックな品質欠陥クラスター150と非システマチックな品質欠陥クラスターとに分類されると、効果的であり得る。
品質データ146を分類するために、好ましくはエキスパートによって定められた分類規則及び/又は学習された分類規則が使用される。
エキスパートによって定められた分類規則は、たとえば、移動する窓の内部で、製造プロセスを通り抜ける定められた数の工作物106の、定められた数の同一及び/又は類似の品質欠陥を有する工作物106を有している。
ここでは、製造プロセス内で互いに連続する5つの工作物106の内部で、3つ又は3つより多い工作物106において同一及び/又は比較可能な品質欠陥が認識された場合に、工作物固有のデータセット134の品質データ146が、システマチックな品質欠陥クラスター150に分類される。
学習される分類規則は、好ましくは工作物固有のデータセット134の品質データ146から機械的な学習方法を用いて学習される。
その場合に、分類規則は、監視される、かつ/又は監視されない機械的な学習方法を用いて学習することができる。
好ましくは、品質データ146の分類は、クラスター方法を用いて連続的に実施される。その代わりに、あるいはそれに加えて、品質データ146の分類がクラスター方法を用いてバッチ処理によって行われることも、可能である。
好ましくは、クラスター方法を用いて認識されたシステマチックな品質欠陥が、ユーザーに、図8に示す品質分析システム130の視覚化152を用いて、たとえばアラームシステム内のリアルタイム報告として、かつ/又は分析システム内の分析報告として、表示される。
図8に示す視覚化152において、品質欠陥クラスター150のすべての品質欠陥が、工作物106の、特に車両ボディ108の左側のサイドドアに配置されている。
図3は、図2に示す工作物固有のデータセット134のためのクラスター方法の実施を示している。
時点T1とT2においては、品質分析システム130によってまだシステマチックな品質欠陥を有する品質欠陥クラスター150は認識されない。
時点T3において、品質分析システム130を用いて品質欠陥クラスター150が認識される。というのは、工作物W3、W4及びW7の工作物固有のデータセット134の品質データ146が、それぞれ同一の品質欠陥F1を有しているからである。
たとえば、工作物106が、クラスター方法を用いて認識された品質欠陥クラスター150に基づいて製造プロセスから排除されることが、考えられる。その代わりに、あるいはそれに加えて、製造プロセスのプロセス制御が、制御システム128を用いて、クラスター方法により認識された品質欠陥クラスター150に基づいて適合されることが、可能である。
好ましくは、分析方法を用いて自動的に、クラスター方法を用いて認識されて、種々の品質欠陥クラスター150に分類されたシステマチックな品質欠陥のための品質欠陥原因が定められる。好ましくはその場合に、品質欠陥クラスター150のシステマチックな品質欠陥を有する工作物W3、W4及びW7の工作物固有のデータセット134の特に品質関連のプロセスデータ140が分析される。
分析方法において、品質欠陥原因は、好ましくは1つ又は複数の分析規則を用いて定められる。
品質欠陥原因を定めるために、好ましくはエキスパートによって定められた分析規則及び/又は学習された分析規則が使用される。
学習される分析規則は、好ましくは機械的な学習方法を用いて学習される。たとえばその場合に、分析規則が監視される、かつ/又は監視されない機械的な学習方法を用いて学習されることが、考えられる。
製造プロセスのプロセスステップ内のアノマリー及び/又は偏差は、好ましくはプロセスエラーデータ148を用いて品質欠陥原因として識別可能である。
製造プロセスのプロセスステップ内のアノマリー及び/又は偏差は、クラスター方法を用いて分類されたシステマチックな品質欠陥に、好ましくはプロセスエラーデータ148を用いて、特に分析方法を用いて、自動的に対応づけ可能である。
好ましくは、分析方法を用いて、確認された品質欠陥原因と、種々の品質欠陥クラスター150に分類されたシステマチックな品質欠陥との間の関係が定められる。
たとえば、カソード浸漬塗装ステーション114の後方の乾燥器116内のアノマリーと品質欠陥クラスター150の品質欠陥F1との間の関係を形成する、エキスパートによって定められた分析規則が使用されることが、考えられる。
好ましくは品質分析システム130の視覚化152内で、視覚化152の窓154内に、図8に示す品質欠陥クラスター150のための品質欠陥原因が表示可能である。
定められた品質欠陥原因は、好ましくは製造プロセス内、特に塗装プロセス内のアノマリー及び/又は偏差を有する。
定められた関係を用いて、工作物106が製造プロセスを通り抜ける間に、好ましくは、進行する製造プロセス内で確認された1つ又は複数のアノマリー及び/又は欠陥から、分析方法を用いて定められた関係によって自動的に、工作物106の未来の品質欠陥が推定されることにより、間近に迫るシステマチックな品質欠陥が、好ましくは自動的に求められる。
その場合に好ましくは、工作物106は、分析方法を用いて、製造プロセスを通り抜ける際にすでに、品質欠陥クラスター150に対応づけられる。
したがって好ましくは、コントロールステーション126内の品質管理の枠内で認識できないシステマチックな品質欠陥も、製造プロセスからの帰納的推定によって認識可能である。
図4に示す、種々の工作物106の工作物固有のデータセット134の実施形態は、図2に示す種々の工作物106の工作物固有のデータセット134の実施形態から、実質的に、工作物W6からW8の工作物固有のデータセット134の品質データ146がそれぞれ品質欠陥F2に関する情報を有していることによって、区別される。
時点T4において、クラスター方法を用いて分類規則を適用しながら品質欠陥クラスター150が認識される。というのは、工作物W6からW8の工作物固有のデータセット134の品質データ146が、それぞれ同一の品質欠陥F2を有しているからである(図5を参照)。
工作物固有のデータセット134のプロセスデータ140は、第5の列内にベースコートキャビン118内のキャビン温度についての情報を有している。
キャビン温度は、工作物W4とW5においてすでに上昇し始めている。その場合に、ベースコートキャビン118内のキャビン温度は工作物W6からW8においてそれぞれ、ベースコートキャビン118内のキャビン温度のために定められた目標プロセス窓の外部にあることが、考えられる。
分析方法を用いて、ベースコートキャビン118内のキャビン温度は、好ましくは品質欠陥原因として識別される。
たとえば、分析方法を実施する場合に、エキスパートによって定められた分析規則が使用され、その分析規則が、ベースコートキャビン118内のキャビン温度と品質欠陥クラスター150の品質欠陥F2との間の関係を形成する。
クラスター方法と分析方法の実施は、図4と5に示す工作物固有のデータセット134の実施形態において、図2と3に示す工作物固有のデータセット134の実施形態におけるクラスター方法と分析方法の実施と実質的に一致するので、その限りにおいてその上述した説明が参照される。
図6に示す種々の工作物106の工作物固有のデータ134の実施形態は、図2に示す種々の工作物106の工作物固有のデータセット134の実施形態から、実質的に、工作物W2とW3の品質データ1456がそれぞれ品質欠陥F1に関する情報を有していること、及び工作物W4からW7の品質データ146がそれぞれ品質欠陥F2に関する情報を有していることによって、区別される。
品質欠陥F1とF2は、たとえば同一であり、かつ/又は類似であって、クラスター方法を用いて分類規則を適用して、時点T1においてすでに品質欠陥クラスター150として認識されている(図7を参照)
工作物固有のデータセット134のプロセスデータ140は、第4の列において、カソード浸漬塗装ステーション114の後方の乾燥器116内で目標時間超過に関する情報を有している。
特に、品質欠陥F1を有する工作物W2とW3は、それに該当する。
もちろん、工作物W2とW3に続く工作物W4からW7も、カソード浸漬塗装ステーション114の後方の乾燥器116内の目標時間超過に該当する。
分析方法を用いて、カソード浸漬塗装ステーション114の後方の乾燥器116内の目標温度超過が、好ましくは品質欠陥F1とF2のため、特に品質欠陥クラスター150のための、品質欠陥原因として識別される。
クラスター方法と分析方法の実施は、図6と7に示す工作物固有のデータセット134の実施形態において、図2と3に示す工作物固有のデータセット134の実施形態におけるクラスター方法及び分析方法の実施と実質的に一致するので、その限りにおいて上述したその説明が参照される。
図1から8を参照して説明した方法ステップは、品質分析システム130を用いて、個々の工作物106のために実施可能であるだけではない。
特に、方法ステップが品質分析システム130を用いて、工作物支持体上にそれぞれ共通に配置されている、複数の工作物106のため、たとえば図面には示されない複数の車両取り付け部品のためにも、工作物支持体とその上に配置されている工作物106が処理ステーション104を通り抜ける間に、実施されることが考えられる。
その場合に好ましくは、工作物固有のデータセット134の代わりに、工作物支持体固有のデータセットが使用される。
工作物支持体固有のデータセットは、特に、工作物支持体とそれぞれ工作物支持体上に配置されているすべての工作物106に、たとえば工作物支持体とその上に配置されているすべての車両取付け部品に、一義的に対応づけられている。
そのほかにおいて、品質分析システム130を用いて実施可能な方法ステップは、上述した方法ステップと一致するので、これに関するその説明を参照するよう指示する。
全体として、工作物106、好ましくは車両ボディ108及び/又は車両取付け部品の品質欠陥を分析する方法は、方法技術的設備100内で製造プロセスを通り抜けた後又は通り抜ける場合に、好ましくは塗装設備102内で塗装プロセスを通り抜けた後又は通り抜ける場合に、提供することができ、それを用いて品質欠陥を回避することができ、かつ/又はそれを用いて製造プロセス内の品質欠陥原因を求め、回避し、かつ/又は除去することができる。さらに、工作物106の品質欠陥を分析するためのこの種の方法を実施するための品質分析システム130を提供することができる。

Claims (14)

  1. 塗装設備(102)内で塗装プロセスを通り抜けた後及び/又は通り抜ける際に、工作物としての車両ボディ(108)及び/又は車両取付け部品の品質欠陥を分析する方法であって、該方法が以下のもの:
    塗装プロセスの開始時に、車両ボディ(108)又は車両取付け部品に一義的に対応づけられた工作物固有のデータセット(134)を形成し、かつ/又は塗装プロセスの開始時に、工作物支持体に一義的に対応づけられた工作物支持体固有のデータセットを形成すること;
    車両ボディ(108)又は車両取付け部品塗装プロセスを通り抜ける間に、工作物固有のデータセット(134)を、品質関連のプロセスデータ(140)によって補足し、かつ/又は工作物支持体が塗装プロセスを通り抜ける間に、工作物支持体固有のデータセットを、品質関連のプロセスデータによって補足すること;
    -工作物固有のデータセット(134)をデータベース(142)内に記憶し、かつ/又は工作物支持体固有のデータセットをデータベース(142)内に記憶すること、
    を含み、
    工作物固有のデータセット(134)及び/又は工作物支持体固有のデータセットが、塗装プロセスの最後に、品質データ(146)によって補足され、前記品質データが、それぞれの車両ボディ(108)又は車両取付け部品の品質欠陥に関する情報を有しており、
    複数の工作物固有のデータセット(134)及び/又は複数の工作物支持体固有のデータセットの品質データ(146)が、システマチックな品質欠陥を認識するためにクラスター方法を用いて自動的に種々の品質欠陥クラスター(150)に分類され、
    品質データ(146)を分類するために、エキスパートによって定められた分類規則及び/又は学習された分類規則が使用され、
    それぞれの工作物固有のデータセット及び/又はそれぞれの工作物支持体固有のデータセットを補足するために、以下のプロセスパラメータ:
    -乾燥器内のノズル温度;
    -塗料量;
    -塗料色;
    -塗料チャージ;
    -ロボットレーンの軌道;
    -塗装キャビン内のキャビン温度;
    -塗装キャビン内のキャビン湿度;
    -カソード浸漬塗装ステーション内及び前処理ステーション内の浴液温度と充填状態;
    -カソード浸漬塗装ステーションを通る車両ボディ(108)又は車両取付け部品の移送運動;
    -カソード浸漬塗装ステーション内の化学薬品の濃度;
    -カソード浸漬塗装ステーション内の電圧;
    -乾燥器内の温度と通り抜け時間、
    の1つ又は複数が使用される、方法。
  2. クラスター方法を用いて認識されて、種々の品質欠陥クラスター(150)に分類されたシステマチックな品質欠陥のための品質欠陥原因が、分析方法を用いて、それぞれの品質欠陥クラスター(150)のシステマチックな品質欠陥を有する車両ボディ(108)及び/又は車両取付け部品の工作物固有のデータセット(134)の品質関連のプロセスデータ(140)を分析することにより、かつ/又はそれぞれの品質欠陥クラスター(150)のシステマチックな品質欠陥を備えた車両ボディ(108)及び/又は車両取付け部品を有する工作物支持体の工作物支持体固有のデータセットの品質関連のプロセスデータ(140)を分析することによって、自動的に定められる、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 定められた品質欠陥原因が、塗装プロセス内のアノマリー及び/又は偏差を有している、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 分析方法を用いて、定められた品質欠陥原因と、種々の品質欠陥クラスター(150)に分類されたシステマチックな品質欠陥との間の関係が定められる、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  5. 進行中の塗装プロセス内で定められた1つ又は複数のアノマリー及び/又は偏差から、分析方法を用いて定められた関係によって自動的に車両ボディ(108)又は車両取付け部品の未来の品質欠陥が推定されることよって、定められた関係を用いて、車両ボディ(108)又は車両取付け部品塗装プロセスを通り抜ける間に、差し迫ったシステマチックな品質欠陥が自動的に求められる、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 工作物固有のデータセット(134)及び/又は工作物支持体固有のデータセットが、各個々のプロセスステップ内で、品質関連のプロセスデータ(140)によって補足される、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 工作物固有のデータセット(134)及び/又は工作物支持体固有のデータセットを補足する、品質関連のプロセスデータ(140)として、以下のプロセスパラメータ:
    塗装プロセスのプロセスステップ内の目標時間超過;
    塗装プロセスのプロセスステップを通り抜ける間に発生する事象;
    -それぞれの車両ボディ(108)又は車両取付け部品のホワイトボディの品質データ;
    塗装プロセス内のアノマリー及び/又は偏差;
    -天候データ;
    塗装プロセスのプロセスステップを通り抜ける際にプロセスステップに関与した人についての人データ;
    の1つ又は複数が使用される、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 車両ボディ(108)又は車両取付け部品及び/又は工作物支持体が塗装プロセスのプロセスステップを通り抜ける間に、工作物固有のデータセット(134)及び/又は工作物支持体固有のデータセットが、プロセスエラーデータ(148)によって補足され、前記プロセスエラーデータが塗装プロセスのプロセスステップ内のアノマリー及び/又は偏差に関する情報を有している、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 本方法が、複数の互いに分離された処理ステーション(104)を有する、塗装設備(102)内で、実施され、前記処理ステーション内でそれぞれ塗装プロセスの1つ又は複数のプロセスステップが実施可能である、ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 工作物固有のデータセット(134)及び/又は工作物支持体固有のデータセットが、連続的又は非連続的に、品質関連のプロセスデータ(140)によって補足される、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 工作物固有のデータセット(134)及び/又は工作物支持体固有のデータセットが、それぞれ品質関連のプロセスデータ(140)によって補足され、前記プロセスデータがそれぞれタイムスタンプを有し、前記タイムスタンプを用いてそれぞれのプロセスデータ(140)が時点及び/又は塗装プロセスのプロセスステップに一義的に対応づけ可能である、ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 車両ボディ(108)又は車両取付け部品及び/又は工作物支持体が塗装プロセスを通り抜ける間、かつ/又はその後に車両ボディ(108)又は車両取付け部品の補足された工作物固有のデータセット(134)及び/又は工作部支持体の補足された工作物支持体固有のデータセットが、データベース(142)内に記憶される、ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 塗装設備(102)内で塗装プロセスを通り抜けた後及び/又は通り抜ける際に、車両ボディ(108)及び/又は車両取付け部品の品質欠陥を分析するための品質分析システム(130)であって:
    塗装設備(102)の制御システム(128)と通信するためのインターフェイス(132)を有し;
    -制御装置を有し、前記制御装置が次のように、すなわち前記制御装置を用いて請求項1から12のいずれか1項に記載の方法が実施可能であるように、整えられ、かつ形成されている、
    品質分析システム。
  14. 塗装設備(102)であって、
    -1つ又は複数の処理ステーション(104)を有し;
    -制御システム(128)を有し、前記制御システムを用いて塗装プロセスが1つ又は複数の処理ステーション(104)内で制御可能であって;
    -請求項13に記載の品質分析システム(130)を有する、
    塗装設備
JP2021566047A 2019-05-09 2020-04-29 品質欠陥を分析する方法 Active JP7633945B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102019112099.3A DE102019112099B3 (de) 2019-05-09 2019-05-09 Überwachungsverfahren für eine Applikationsanlage und entsprechende Applikationsanlage
DE102019112099.3 2019-05-09
DE102019206833.2A DE102019206833A1 (de) 2019-05-10 2019-05-10 Verfahren zur Analyse von Qualitätsmängeln
DE102019206833.2 2019-05-10
PCT/DE2020/100357 WO2020224715A1 (de) 2019-05-09 2020-04-29 Verfahren zur analyse von qualitätsmängeln

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2022532543A JP2022532543A (ja) 2022-07-15
JPWO2020224715A5 JPWO2020224715A5 (ja) 2023-05-08
JP7633945B2 true JP7633945B2 (ja) 2025-02-20

Family

ID=73050740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021566047A Active JP7633945B2 (ja) 2019-05-09 2020-04-29 品質欠陥を分析する方法

Country Status (12)

Country Link
US (1) US20220214671A1 (ja)
EP (2) EP3966646B1 (ja)
JP (1) JP7633945B2 (ja)
KR (1) KR20220007632A (ja)
CN (1) CN113811828A (ja)
DE (1) DE112020002299A5 (ja)
ES (1) ES2973671T3 (ja)
FI (1) FI3966646T3 (ja)
HU (1) HUE065613T2 (ja)
PL (1) PL3966646T3 (ja)
PT (1) PT3966646T (ja)
WO (1) WO2020224715A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210157312A1 (en) * 2016-05-09 2021-05-27 Strong Force Iot Portfolio 2016, Llc Intelligent vibration digital twin systems and methods for industrial environments
EP3966649A1 (de) 2019-05-09 2022-03-16 Dürr Systems AG Analyseverfahren und vorrichtungen hierzu
EP3966650B1 (de) 2019-05-09 2024-03-06 Dürr Systems AG Verfahren zur kontrolle und nachbehandlung von werkstücken, kontrollanlage und behandlungsanlage
JP6811881B1 (ja) 2020-01-10 2021-01-13 株式会社大気社 品質管理システムおよび品質管理プログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004354250A (ja) 2003-05-29 2004-12-16 Nidek Co Ltd 欠陥検査装置
KR101496902B1 (ko) 2013-12-10 2015-03-03 (주)대성에스이 무인차를 이용한 자동차 바디-섀시 마운팅 공정의 자동화 시스템
JP2017199074A (ja) 2016-04-25 2017-11-02 ファナック株式会社 製品の異常に関連する変数の判定値を設定する生産システム
US20180173209A1 (en) 2016-12-20 2018-06-21 Hexagon Technology Center Gmbh Self-monitoring manufacturing system
WO2019077656A1 (ja) 2017-10-16 2019-04-25 富士通株式会社 生産設備監視装置、生産設備監視方法及び生産設備監視プログラム
JP2019066957A (ja) 2017-09-28 2019-04-25 フジキンソフト株式会社 不良品発生の原因判定システム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5555504A (en) * 1994-06-10 1996-09-10 Johnson & Johnson Vision Products, Inc. Production line tracking and quality control system
US6141598A (en) * 1998-04-06 2000-10-31 Hyundai Motor Company Vehicle assembly line control system and method
US6516239B1 (en) * 1999-08-03 2003-02-04 Honda Of Canada Incorporated Assembly line control system
JP2002117107A (ja) * 1999-09-02 2002-04-19 Ricoh Co Ltd 生産管理システム、生産管理システムにおけるクライアント、生産管理システムにおける生産管理方法、生産管理システムにおけるデータ検索方法、およびその方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータが読取可能な記録媒体
US7349755B2 (en) * 2003-03-04 2008-03-25 Valspar Sourcing, Inc. Electrocoat management system
US20060190110A1 (en) * 2004-11-05 2006-08-24 Holt Sean A Computer implemented system for management of vehicle painting operation
DE102006055297A1 (de) * 2006-11-23 2008-05-29 Dürr Systems GmbH Werkstückträger zum Fördern eines zu lackierenden Werkstücks
DE102006056879A1 (de) * 2006-12-01 2008-06-05 Dürr Systems GmbH Fehlerprotokollierungsverfahren für eine Beschichtungsanlage
US8782026B2 (en) * 2011-03-31 2014-07-15 Honda Motor Co., Ltd. Color harmony with process and environmental feedback
WO2016131968A1 (de) * 2015-02-19 2016-08-25 Kuka Systems Gmbh Fertigungseinrichtung, fertigungsanlage und verfahren
US10540727B2 (en) * 2015-03-13 2020-01-21 Color Harmony Experts, S.C. Method for harmonising colour in manufactured items
DE102015119240B3 (de) * 2015-11-09 2017-03-30 ATENSOR Engineering and Technology Systems GmbH Automatisches detektieren und robotergestütztes bearbeiten von oberflächendefekten
JP6649051B2 (ja) * 2015-11-17 2020-02-19 Kyb株式会社 品質データ管理システム
DE102016012451A1 (de) * 2016-10-18 2018-01-04 Daimler Ag Verfahren zum Überwachen, Analysieren und Betreiben wenigstens einer Produktionsanlage
US10875592B2 (en) * 2018-08-16 2020-12-29 Carl Zeiss Industrielle Messtechnik Gmbh Automobile manufacturing plant and method

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004354250A (ja) 2003-05-29 2004-12-16 Nidek Co Ltd 欠陥検査装置
KR101496902B1 (ko) 2013-12-10 2015-03-03 (주)대성에스이 무인차를 이용한 자동차 바디-섀시 마운팅 공정의 자동화 시스템
JP2017199074A (ja) 2016-04-25 2017-11-02 ファナック株式会社 製品の異常に関連する変数の判定値を設定する生産システム
US20180173209A1 (en) 2016-12-20 2018-06-21 Hexagon Technology Center Gmbh Self-monitoring manufacturing system
JP2019066957A (ja) 2017-09-28 2019-04-25 フジキンソフト株式会社 不良品発生の原因判定システム
WO2019077656A1 (ja) 2017-10-16 2019-04-25 富士通株式会社 生産設備監視装置、生産設備監視方法及び生産設備監視プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP4324889A3 (de) 2024-05-15
EP3966646B1 (de) 2024-01-03
EP4324889A2 (de) 2024-02-21
KR20220007632A (ko) 2022-01-18
PL3966646T3 (pl) 2024-04-29
PT3966646T (pt) 2024-02-21
ES2973671T3 (es) 2024-06-21
EP3966646A1 (de) 2022-03-16
HUE065613T2 (hu) 2024-06-28
CN113811828A (zh) 2021-12-17
DE112020002299A5 (de) 2022-03-03
WO2020224715A1 (de) 2020-11-12
JP2022532543A (ja) 2022-07-15
US20220214671A1 (en) 2022-07-07
FI3966646T3 (fi) 2024-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7633945B2 (ja) 品質欠陥を分析する方法
Chouchene et al. Artificial intelligence for product quality inspection toward smart industries: quality control of vehicle non-conformities
KR20220037392A (ko) 코팅 표면의 정성적 또는 정량적 특성
KR102686202B1 (ko) 품질 관리 시스템 및 품질 관리 프로그램
Birlutiu et al. Defect detection in porcelain industry based on deep learning techniques
CN111123853A (zh) 一种对汽车内表面喷涂检测与补救的机器人的控制方法
US11017491B2 (en) Nonconformance detection system
KR102426628B1 (ko) 스프레이 거리와 도막두께의 상관관계 분석을 이용한 차량 도장방법 및 이를 이용한 차량 도장 시스템
DE102019206849A1 (de) Verfahren zur Kontrolle von Werkstücken, Kontrollanlage und Behandlungsanlage
EP4193332A1 (en) System and method for assessing a coated surface with respect to surface defects
Scholer et al. A lightweight robot system designed for the optimisation of an automotive end-off line process station
DE102019206833A1 (de) Verfahren zur Analyse von Qualitätsmängeln
CN117836733A (zh) 用于喷涂系统的操作方法及用于执行操作方法的喷涂系统
Gunaki et al. A review paper on productivity improvement by value stream mapping
Mayuravaani et al. A semi-supervised deep learning approach for the classification of steel surface defects
Reyna et al. Product digital quality inspection using machine vision systems–a categorical review
US11842478B2 (en) Method and apparatus for automated adhesive wash-off quality control and root-cause analysis using artificial intelligence
JP2002211457A (ja) 自動車用ホイールの加工管理方法
US20240124079A1 (en) Method and system of automated vehicle body routing system employing predicted vehicle body imperfections and vision detection system
Pekarčíková et al. Optimization of technological jigs flow in automotive using software module tecnomatix plant simulation
KR20040102295A (ko) 도장부품 대차용 스틸바코드 검사 시스템 및 그 방법
US20220413467A1 (en) Method of and apparatus for maintaining a transport system
Bračun et al. A visual inspection system for KTL coatings
US20240278430A1 (en) Robotic Applicator Coating System and Method
Fernandes et al. DIRT IN AUTOMOTIVE PAINTING: AN APPROACH SUPPORTED BY CYBER-PHYSICAL SYSTEMS FOR PROCESS AUTOMATION

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230425

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240130

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20240417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20241008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7633945

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150