[go: up one dir, main page]

JP7628943B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7628943B2
JP7628943B2 JP2021214928A JP2021214928A JP7628943B2 JP 7628943 B2 JP7628943 B2 JP 7628943B2 JP 2021214928 A JP2021214928 A JP 2021214928A JP 2021214928 A JP2021214928 A JP 2021214928A JP 7628943 B2 JP7628943 B2 JP 7628943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor substrate
semiconductor device
semiconductor
electrode
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021214928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023098270A (ja
Inventor
敦 渡部
達司 永岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Mirise Technologies Corp
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Mirise Technologies Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Motor Corp, Mirise Technologies Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2021214928A priority Critical patent/JP7628943B2/ja
Priority to US18/062,289 priority patent/US20230207635A1/en
Priority to CN202211686457.3A priority patent/CN116364764A/zh
Publication of JP2023098270A publication Critical patent/JP2023098270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7628943B2 publication Critical patent/JP7628943B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D62/00Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
    • H10D62/10Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D62/00Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
    • H10D62/80Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D8/00Diodes
    • H10D8/60Schottky-barrier diodes 
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/36Selection of materials, or shaping, to facilitate cooling or heating, e.g. heatsinks

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

本明細書に開示の技術は、半導体装置に関する。
半導体装置の使用中に、半導体基板が発熱する。半導体基板の中心部は、半導体基板の外周部よりも高温になり易い。特許文献1には、電流が流れるセルの密度を、半導体基板の中心部では半導体基板の外周部よりも低くする技術が開示されている。この技術によれば、半導体基板の中心部の温度上昇を抑制できる。
特開2007-027440号公報
半導体基板の熱伝導率が、異方性を有する場合がある。このような半導体基板においては、半導体基板の形状が熱伝導率の異方性に適合していないと、半導体基板の中心部で温度上昇が生じ易くなる場合がある。本明細書では、熱伝導率に異方性を有する半導体基板において、その中心部の温度上昇を抑制する技術を提案する。
本明細書が開示する半導体装置は、厚み方向に沿って見たときに第1方向に沿って伸びる辺と第2方向に沿って伸びる辺を備える長方形の形状を備える半導体基板を有する。前記半導体基板の前記第1方向における熱伝導率K1が、前記半導体基板の前記第2方向における熱伝導率K2と異なる。前記半導体基板の前記第1方向における長さL1と前記半導体基板の前記第2方向における長さL2が、
Figure 0007628943000001
という関係を、誤差が-5%から+5%の範囲内で満たす。
この半導体装置では、半導体基板の中心部から第1方向に沿って半導体基板の端部に達する経路の熱抵抗が、半導体基板の中心部から第2方向に沿って半導体基板の端部に達する経路の熱抵抗と略等しくなる。したがって、半導体基板の中心部から第1方向と第2方向の両方に効率的に放熱することができ、半導体基板の中心部の温度上昇を抑制することができる。
実施例1の半導体装置が備える半導体チップの平面図。 実施例1の半導体装置の、[010]方向に沿う縦断面図。 β型酸化ガリウムの熱伝導率と温度Tの関係を示すグラフ。 実施例2の半導体装置が備える半導体チップの平面図。 実施例2の半導体装置の、[010]方向に沿う縦断面図。
本明細書が開示する一例の半導体装置では、前記半導体基板が酸化物半導体により構成されていてもよい。また、前記半導体基板が酸化ガリウムにより構成されていてもよい。また、前記半導体基板がβ型酸化ガリウムにより構成されていてもよい。この場合、前記第1方向が、[010]方向であってもよい。
本明細書が開示する一例の半導体装置は、前記半導体基板の上面に設けられた上面電極と、前記半導体基板の下面に設けられた下面電極をさらに有していてもよい。また、前記上面電極と前記下面電極の間に前記半導体基板を介して電流が流れてもよい。この場合、前記下面電極に放熱板が接合されていてもよい。また、前記放熱板が等方的熱伝導特性を有していてもよい。また、前記上面電極に金属ブロックが接合されていてもよい。また、前記金属ブロックが等方的熱伝導特性を有していてもよい。
本明細書が開示する一例の半導体装置は、前記半導体基板の温度を検出する温度検出素子をさらに有していてもよい。前記温度検出素子が、前記半導体基板の上面の中央部に設けられていてもよい。
図1、2に示す実施例1の半導体装置10は、半導体チップ12と、金属ブロック30と、放熱板40を有している。金属ブロック30は、半導体チップ12の上面に固定されている。放熱板40は、半導体チップ12の下面に固定されている。実施例1では、半導体チップ12は、ショットキーバリアダイオードである。
半導体チップ12は、半導体基板22と上面電極26と下面電極28を有している。半導体基板22は、β型酸化ガリウムにより構成されている。半導体基板22の上面22aは、β型酸化ガリウムの(001)面によって構成されている。すなわち、半導体基板22の厚み方向は、β型酸化ガリウムの[001]方向と平行である。以下では、半導体基板22の厚みを、厚みDという。図1に示すように半導体基板22を厚み方向に沿って見たときに、半導体基板22は、横方向に長い長方形の形状を有している。半導体基板22を上側から見たときに、長辺23はβ型酸化ガリウムの[010]方向と平行であり、短辺24はβ型酸化ガリウムの[100]方向と平行である。以下では、長辺23の長さ(すなわち、半導体基板22の[010]方向における長さ)を長さL1といい、短辺24の長さ(すなわち、半導体基板22の[100]方向における長さ)を長さL2という。
上面電極26は、半導体基板22の上面22aを覆っている。上面電極26は、半導体基板22に対してショットキー接触している。下面電極28は、半導体基板22の下面22bを覆っている。下面電極28は、半導体基板22に対してオーミック接触している。したがって、半導体基板22と、上面電極26と、下面電極28によって、ショットキーバリアダイオードが形成されている。上面電極26の電位が下面電極28の電位よりも高いと、半導体基板22の内部を通って上面電極26から下面電極28へ電流が流れる。上面電極26の電位が下面電極28の電位よりも低いと、半導体基板22に流れる電流が停止する。
上面電極26には、金属ブロック30がはんだ等を介して接合されている。なお、図示していないが、金属ブロック30の上面には、絶縁層等を介して放熱板が接合されている。金属ブロック30は、半導体チップ12に電流を流す配線部材として機能するとともに、半導体チップ12から熱を逃がす放熱部材として機能する。金属ブロック30は、銅等の金属によって構成されている。金属ブロック30は、等方的熱伝導特性を有する。すなわち、金属ブロック30の熱伝導率は、いずれの方向でも等しい。
下面電極28には、放熱板40がはんだ等を介して接合されている。放熱板40は、半導体チップ12に電流を流す配線部材として機能するとともに、半導体チップ12から熱を逃がす放熱部材として機能する。放熱板40は、アルミニウム等の金属によって構成されている。放熱板40は、等方的熱伝導特性を有する。すなわち、放熱板40の熱伝導率は、いずれの方向でも等しい。
β型酸化ガリウムによって構成された半導体基板22は、熱伝導率に異方性を有している。すなわち、β型酸化ガリウムの熱伝導率は、結晶方向によって異なる。図3は、β型酸化ガリウムの熱伝導率と温度Tの関係を、結晶方向ごとに示している。図3に示すように、β型酸化ガリウムでは[010]方向の熱伝導率がその他の方向の熱伝導率よりも高い。上述したように、半導体基板22を厚み方向に沿って見たときに、長辺23は[010]方向と平行であり、短辺24は[100]方向と平行である。したがって、長辺23に沿う方向における半導体基板22の熱伝導率K1は、短辺24に沿う方向における半導体基板22の熱伝導率K2よりも高い。例えば、T=150℃における[010]方向の熱伝導率K1は14.4W/mKであり、150℃における[100]方向の熱伝導率K2は7.2W/mKである。
半導体基板22の長さL1、L2は、下記の数式1を、誤差が-5%から+5%の範囲内で満たす。
Figure 0007628943000002
数式1を誤差が-5%から+5%の範囲内で満たすことは、下記数式2を満たすことに等しい。
Figure 0007628943000003
ショットキーバリアダイオードがオンして半導体基板22に電流が流れると、半導体基板22が発熱する。半導体基板22が上面22a及び下面22bの広い範囲で金属ブロック30及び放熱板40に接合されているので、半導体基板22全体に比較的均等に電流が流れる。また、半導体基板22が上面22a及び下面22bの広い範囲で金属ブロック30及び放熱板40に接合されているので、半導体基板22の全体で金属ブロック30及び放熱板40によって略均等に放熱が行われる。このように、半導体基板22に均等に電流が流れるとともに半導体基板22で均等に放熱が行われると、半導体基板22の中心部22cが、半導体基板22の中で最も高温となる。すなわち、半導体基板22で発生した熱は、半導体基板22の内部を横方向(すなわち、厚み方向に直交する方向)にも移動する。半導体基板22の中心部22cは、半導体基板22の外周端面から遠いため、高温になり易い。ショットキーバリアダイオードは、半導体基板22の中心部22cの温度が基準値(すなわち、ショットキーバリアダイオードに対して設定されている最高動作温度(例えば、150℃))を超えないように制御される。例えば、ショットキーバリアダイオードの動作条件に基づいて中心部22cの温度が予測され、中心部22cの温度が基準値を超えないようにショットキーバリアダイオードの電流値や通電時間が制限される。実施例1の半導体装置10では、半導体基板22の形状が上記数式1を満たす形状であるため、中心部22cの温度上昇が抑制される。以下に、中心部22cの温度上昇抑制について、詳細に説明する。
図1の放熱経路101は、中心部22cから[010]方向に沿って短辺24(すなわち、半導体基板22の外周端面)まで達する放熱経路を示している。また、図1の放熱経路102は、中心部22cから[100]方向に沿って長辺23(すなわち、半導体基板22の外周端面)まで達する放熱経路を示している。また、一般に、放熱経路の熱抵抗Rは、R=Lr/(S・K)の数式によって定まる。なお、この数式において、変数Lrは放熱経路の長さであり、変数Sは放熱経路の断面積であり、変数Kは放熱経路の熱伝導率である。放熱経路101の断面積S1は、長さL2と厚みDの積である。また、放熱経路101の長さLr1は、長さL1の半分である。したがって、放熱経路101の熱抵抗R1は、R1=Lr1/(S1・K1)=L1/(2・L2・D・K1)の関係を満たす。放熱経路102の断面積S2は、長さL1と厚みDの積である。また、放熱経路102の長さLr2は、長さL2の半分である。したがって、放熱経路102の熱抵抗R2は、R2=Lr2/(S2・K2)=L2/(2・L1・D・K2)の関係を満たす。放熱経路101の熱抵抗R1と放熱経路102の熱抵抗R2が等しい場合には、L1/(2・L2・D・K1)=L2/(2・L1・D・K2)の関係が満たされる。この数式は、上記数式1と等しい。したがって、上記数式1を満たすことは、放熱経路101の熱抵抗R1と放熱経路102の熱抵抗R2が等しいことを意味する。
上述したように、半導体基板22の長さL1、L2は、上記数式1を誤差が-5%から+5%の範囲内で満たす。したがって、半導体基板22では、放熱経路101の熱抵抗R1と放熱経路102の熱抵抗R2がほぼ等しい。このため、ショットキーバリアダイオードが動作したときに、中心部22cから放熱経路101と放熱経路102によって略均等に放熱される。したがって、中心部22cが効率的に放熱され、中心部22cの温度上昇が抑制される。このため、実施例1の半導体装置10は、比較的厳しい温度条件でも動作を継続することができる。
なお、図3に示すように、熱伝導率は、半導体基板の温度によって変化する。上記数式1の熱伝導率K1、K2として、半導体装置の動作温度範囲内の温度における熱伝導率を採用することができる。例えば、半導体装置の最高動作温度(例えば、150℃)における熱伝導率を、熱伝導率K1、K2として用いることができる。
図4、5は、実施例2の半導体装置110を示している。なお、図4、5では、実施例1の半導体装置10の各部に対応する部分に対して、実施例1と同様の参照符号を付している。実施例2の半導体装置110では、半導体チップ12は、MOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)である。すなわち、半導体基板22の内部に、ゲート電極、ゲート絶縁膜、ソース層、ボディ層、ドレイン層等を有するMOSFET構造が形成されている。実施例2では、上面電極26がMOSFETのソース電極であり、下面電極28がMOSFETのドレイン電極である。上面電極26は金属ブロック30に接続されており、下面電極28は放熱板40に接続されている。なお、実施例2では、金属ブロック30は、後述する温度検出素子90を覆うように配置されている。
実施例2では、半導体基板22の上面22aに、温度検出素子90が設けられている。温度検出素子90は、半導体基板22の上面22a上に設けられたポリシリコン膜によって構成されているpnダイオードである。温度検出素子90は、図示しない層間絶縁膜によって半導体基板22から絶縁されている。上面電極26は、温度検出素子90とその配線91、92を避けるように、上面22aに設けられている。また、半導体基板22の上面22aには、信号電極27a~27cが設けられている。信号電極27a~27cは、上面電極26の隣に配置されている。信号電極27a~27cのそれぞれは、ワイヤー94によって図示しない端子に接続されている。
信号電極27cは、MOSFETのゲート電極(図示省略)に接続されている。MOSFETは、下面電極28(すなわち、ドレイン電極)に上面電極26(すなわち、ソース電極)よりも高い電位が印加された状態で使用される。信号電極27c(すなわち、ゲート電極)に所定の電位が印加されると、MOSFETがオンし、半導体基板22の内部を下面電極28から上面電極26に向かって電流が流れる。信号電極27cの電位が低下すると、MOSFETがオフし、電流が停止する。
信号電極27aは、配線91によって温度検出素子90に接続されている。信号電極27bは、配線92によって温度検出素子90に接続されている。信号電極27aと信号電極27bを介して、温度検出素子90(すなわち、pnダイオード)に定電流を流すことができる。温度検出素子90の温度が変化すると、温度検出素子90で生じる順方向電圧降下が変化する。したがって、信号電極27aと信号電極27bの間の電圧を測定することで、温度検出素子90の温度を検出することができる。温度検出素子90が半導体基板22の上面22aの中心に設けられているので、温度検出素子90によって半導体基板22の中心部22cの温度を検出することができる。
実施例2でも、半導体基板22は、β型酸化ガリウムにより構成されている。実施例2でも、実施例1と同様に、長辺23が[010]方向と平行であり、短辺24が[100]方向と平行である。実施例2でも、半導体基板22の長さL1、L2は、上記数式1を、誤差が-5%から+5%の範囲内で満たす。
実施例2では、MOSFETの動作中に、半導体基板22が発熱する。また、MOSFETの動作中に、半導体基板22の中心部22cの温度が温度検出素子90によって検出される。MOSFET90は、温度検出素子90によって検出される中心部22cの温度が基準値(例えば、MOSFETに対して定められた最高動作温度)を超えないように制御される。例えば、温度検出素子90の検出温度が基準値を超えると、MOSFETに流れる電流が抑制される場合がある。また、例えば、温度検出素子90の検出温度が基準値を超えると、MOSFETの動作時間が制限される場合がある。実施例2でも実施例1と同様に、半導体基板22の長さL1、L2が数式1を誤差が-5%から+5%の範囲内で満たすので、半導体基板22の中心部22cから熱が効率的に放出される。したがって、半導体基板22の中心部22cの温度上昇が抑制され、温度検出素子90によって検出される温度の上昇が抑制される。したがって、MOSFETは厳しい温度条件でも動作を継続することができる。
なお、実施例2において、半導体基板22中におけるMOSFETのレイアウトによっては、半導体基板22中で最も温度が高くなる箇所が中心部22cからずれる場合がある。この場合、温度検出素子90の位置を中心部22cからずらしてもよい。
なお、上述した実施例1、2では、長辺23が伸びる方向が[010]方向であり、短辺24が伸びる方向が[100]方向であった。しかしながら、長辺23が伸びる方向における熱伝導率が短辺24が伸びる方向における熱伝導率よりも高ければ、長辺23が伸びる方向及び短辺24が伸びる方向はどのような方向であってもよい。
また、上述した実施例1、2では、半導体基板22がβ型酸化ガリウムによって構成されていたが、半導体基板22が他の方の酸化ガリウムによって構成されていてもよいし、半導体基板22が酸化ガリウム以外の酸化物半導体によって構成されていてもよいし、半導体基板22が酸化物半導体以外の半導体によって構成されていてもよい。半導体基板22の材料として、熱伝導率に異方性を有する種々の材料を用いることができる。
実施例の[010]方向は第1方向の一例である。実施例の[100]方向は第2方向の一例である。実施例の長辺23は第1方向に沿って伸びる辺の一例である。実施例の短辺24は第2方向に沿って伸びる辺の一例である。
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。
10:半導体装置、12:半導体チップ、22:半導体基板、23:長辺、24:短辺

Claims (12)

  1. 半導体装置であって、
    厚み方向に沿って見たときに、第1方向に沿って伸びる辺(23)と第2方向に沿って伸びる辺(24)を備える長方形の形状を備える半導体基板(22)を有し、
    前記半導体基板の前記第1方向における熱伝導率K1が、前記半導体基板の前記第2方向における熱伝導率K2と異なり、
    前記半導体基板の前記第1方向における長さL1と前記半導体基板の前記第2方向における長さL2が、
    Figure 0007628943000004
    という関係を、誤差が-5%から+5%の範囲内で満たす、半導体装置。
  2. 前記半導体基板が酸化物半導体により構成されている、請求項1の半導体装置。
  3. 前記半導体基板が酸化ガリウムにより構成されている、請求項1または2の半導体装置。
  4. 前記半導体基板がβ型酸化ガリウムにより構成されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記第1方向が、[010]方向である請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記半導体基板の上面に設けられた上面電極(26)と、
    前記半導体基板の下面に設けられた下面電極(28)、
    をさらに有し、
    前記上面電極と前記下面電極の間に前記半導体基板を介して電流が流れる、請求項1~5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記下面電極に放熱板(40)が接合されている、請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記放熱板が等方的熱伝導特性を有する、請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記上面電極に金属ブロック(30)が接合されている、請求項6~8のいずれか一項に記載の半導体装置。
  10. 前記金属ブロックが等方的熱伝導特性を有する、請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記半導体基板の温度を検出する温度検出素子(90)をさらに有する、請求項1~10のいずれか一項に記載の半導体装置。
  12. 前記温度検出素子が、前記半導体基板の上面の中央部に設けられている、請求項11に記載の半導体装置。
JP2021214928A 2021-12-28 2021-12-28 半導体装置 Active JP7628943B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021214928A JP7628943B2 (ja) 2021-12-28 2021-12-28 半導体装置
US18/062,289 US20230207635A1 (en) 2021-12-28 2022-12-06 Semiconductor device
CN202211686457.3A CN116364764A (zh) 2021-12-28 2022-12-26 半导体器件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021214928A JP7628943B2 (ja) 2021-12-28 2021-12-28 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023098270A JP2023098270A (ja) 2023-07-10
JP7628943B2 true JP7628943B2 (ja) 2025-02-12

Family

ID=86897263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021214928A Active JP7628943B2 (ja) 2021-12-28 2021-12-28 半導体装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20230207635A1 (ja)
JP (1) JP7628943B2 (ja)
CN (1) CN116364764A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020107636A (ja) 2018-12-26 2020-07-09 株式会社Flosfia 結晶性酸化物膜
JP2020141003A (ja) 2019-02-27 2020-09-03 トヨタ自動車株式会社 スイッチング素子とその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020107636A (ja) 2018-12-26 2020-07-09 株式会社Flosfia 結晶性酸化物膜
JP2020141003A (ja) 2019-02-27 2020-09-03 トヨタ自動車株式会社 スイッチング素子とその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20230207635A1 (en) 2023-06-29
CN116364764A (zh) 2023-06-30
JP2023098270A (ja) 2023-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6588363B2 (ja) スイッチング素子
CN110622320B (zh) 半导体装置
CN110337719A (zh) 引线框架和集成电路连接布置
JP7380062B2 (ja) 半導体モジュール
CN110265390A (zh) 半导体器件
JP5369868B2 (ja) 半導体装置
JP7628943B2 (ja) 半導体装置
CN110504255B (zh) 反向导通型半导体装置
US9735081B2 (en) Semiconductor device
JP7070661B2 (ja) 半導体装置
US20150221641A1 (en) Semiconductor device
JP6642719B2 (ja) 半導体装置
CN112151598A (zh) 半导体装置
JP2014160779A (ja) 半導体装置
CN105938830A (zh) 半导体装置
CN111180516B (zh) 半导体装置
US20170200795A1 (en) Transistor Device with Segmented Contact Layer
JP6996332B2 (ja) 半導体モジュール
JP2010183018A (ja) 半導体装置
CN113491008B (zh) 半导体装置
WO2024122162A1 (ja) スイッチング素子
CN118676140A (zh) 半导体装置
JP2024124913A (ja) 半導体装置
CN116779598A (zh) 半导体装置
JP2021097171A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20241226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7628943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150