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JP7613784B1 - ケーブルの盗難防止装置 - Google Patents

ケーブルの盗難防止装置 Download PDF

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JP7613784B1
JP7613784B1 JP2024057604A JP2024057604A JP7613784B1 JP 7613784 B1 JP7613784 B1 JP 7613784B1 JP 2024057604 A JP2024057604 A JP 2024057604A JP 2024057604 A JP2024057604 A JP 2024057604A JP 7613784 B1 JP7613784 B1 JP 7613784B1
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Abstract

Figure 0007613784000001
【課題】 ケーブル自体が切断される前にケーブルの切断予兆を検知し、窃盗犯に警告を発したり警備各所へ連絡し捕縛したりして、ケーブル切断に至る前に窃盗を断念させるケーブルの盗難防止装置を提供する。
【解決手段】
ケーブルの盗難防止装置10は、金属製芯線2aが絶縁層2bで被覆された電線3の単数からなり又はその複数を束ねてなるケーブル1の長手方向に沿ってケーブル1の少なくとも両接続端部近傍で付されケーブル1の故意の切断開始に伴う盗難予兆断線を検知させ絶縁体で被覆された単数又は複数の盗難予兆検知導電線6a・6b・6cと、盗難予兆断線に基いて電圧及び/又は電流の変化により断線の検知をする検知回路30a・30b・30c・・・と、断線の検知に基づいて断線信号を発する通知回路40と、断線信号により、防犯機器90を動作させる作動回路60とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、太陽光発電所、工事現場等におけるケーブル、とりわけ幹線ケーブルの盗難を事前に検知して防止するために使用される、ケーブルの盗難防止装置に関するものである。
脱炭素社会の実現のため、屋根での家庭用太陽光発電の他、広大な山間部や原野や休耕地・耕作放棄地でも太陽光発電が行われている。1000kw以上の所謂メガソーラー発電所や50kw以上の高圧ソーラー発電所のような大規模な商業用太陽光発電所が数多く設営されてきている。
このような商業用太陽光発電所100では、図6に示すように、10cm四方程度の太陽電池素子セル101を縦横に複数並べた太陽光パネルモジュール102を直列に組み合わせ、並列したアレイ103にして、太陽光を電力に変換する。アレイ103毎に導電性に優れた銅製のような金属製撚り芯線からなる細径のケーブル104でケーブル端子104a・104bを介して太陽光電力集合盤を備えた端子箱105にて集電し電圧を揃え、各端子箱105から銅製の金属製撚り芯線の複数を束ねられつつシースで覆われ地下埋設・溝埋設又はチューブ保護している太径の幹線ケーブル106でケーブル端子106a・106bを介して直流集合盤を備えた集合箱107にて電力を一つにまとめ、パワーコンディショナー(PCS)とも称される直流→交流変換器108を経て交流に変換され、電力供給される。
商業用太陽光発電所が常駐警備員のいない山間部等の広大な土地に設営されていて日中でも、また夜間なら尚更、人目に付き難いこと、金属とりわけ銅の価格が高騰していることとが相俟って、細径のケーブルよりもむしろ太径のケーブル中の銅製芯線の転売を狙って、一度に太径のケーブル中の大量の銅を掠め取り得る幹線ケーブルが、年間数百億円も盗難に遭っている。
端子箱105・集合箱107付近にありこれら集合盤への接続のために、地上で露出しシースが剥がされているケーブル端子106a・106b近傍で、幹線ケーブル106が、切断され、幹線ケーブル106ごと持ち去られる盗難が多発していると、関係省庁や警察や損害保険会社から注意喚起されている。
また、鉄筋鉄骨コンクリート造建築済みで主要電設ケーブル設置中の建設ビルのような工事現場でも同様に、夜間に幹線ケーブルが盗難に遭っている。
太陽光発電所等でのケーブルの盗難防止のため、また盗難による発電中止に基づく経済損失の低減等のために、特許文献1に「導線に第1の電流を供給する第1の電源手段と、警報を発する発音手段と、発音手段に第2の電流を供給する第2の電源手段と、第1の電流または第2の電流に対応してON/OFFされるスイッチ手段とを有し、第1の電源手段は、導線を経由してアースに接続され、導線が切断された場合にスイッチ手段に電流を供給し、第2の電源手段は、発音手段を経由してスイッチ手段に接続され、発音手段は、第1の電源手段がスイッチ手段に電流を供給した場合に、第2の電源手段から電流を供給されて通電状態となり、発音手段が発音する警報装置」が開示され、防犯に用いられている。このような警報装置は、導線すなわちケーブル自体が切断された時に警報を発するものであるが、切断されてしまったら警報によって窃盗を中止したとしても修繕に時間と費用とがかかるばかりか、人里離れた山間部等には警備員等が直ぐに到着できないことを奇貨として窃盗行為を続け切断幹線ケーブルを持ち去られてしまい、更に被害が拡大してしまうという問題があった。幹線ケーブルのみならず、細径のケーブルも同様な被害に遭いやすい。
実用新案登録第3209446号公報
本発明は前記の課題を解決するためになされたもので、ケーブル自体が切断される前にケーブルの切断予兆を検知し、窃盗犯に警告を発したり警備各所へ連絡し窃盗犯を捕縛したりして、ケーブル切断に至る前に窃盗を断念させるケーブルの盗難防止装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するためになされたケーブルの盗難防止装置は
金属製芯線絶縁層で被覆してなる電線数束ねてなるケーブルの両端部に、配置されている複数の盗難予兆検知導電線と、
前記ケーブルの故意の切断開始に伴う前記盗難予兆検知導電線の盗難予兆断線に基い電圧又は電流の変化により断線の検知をする検知回路と、
前記断線の検知に基づいて断線信号を発する通知回路と、
前記断線信号により、断線信号受信端末、監視機器、警報機器、警告照明機器、録画機器、及び街灯消灯器のうちの少なくとも何れかの防犯機器を動作させる作動回路とを有しており、
前記複数の盗難予兆検知導電線が、絶縁体で被覆されたエナメル線からなり、且つ、
夫々前記ケーブルの長手方向に沿うようにして互いに等間隔に並べられているものからなり、
又は、
夫々前記ケーブルの長手方向に沿うようにして互いに等間隔に並べられているものと、前記ケーブルを取り巻くように環状又は螺旋状に回周している部分を有する単数又は複数のものとからなる
ことを特徴とする。
このケーブルの盗難防止装置中、前記複数の盗難予兆検知導電線が、前記ケーブルに沿って等間隔に並んでいることが好ましい。
このケーブルの盗難防止装置中、前記ケーブルの周方向に付され前記盗難予兆断線を検知させ絶縁体で被覆された単数又は複数の回周した別な盗難予兆検知導電線を有していてもよい。
このケーブルの盗難防止装置は、前記ケーブルの両端部近傍で前記盗難予兆検知導電線及び前記ケーブルが、露出しているものであってもよい。
このケーブルの盗難防止装置は、複数の盗難予兆検知導電線が、個別の検知回路に接続され又は一つの検知回路に一括して接続されているものであってもよい。
このケーブルの盗難防止装置は、前記作動回路に、誤作動を防止する遅延回路が接続されているものであってもよい。
このケーブルの盗難防止装置は、前記作動回路に接続された停止タイマー又は停止回路を有するものであってもよい。
本発明のケーブルの盗難防止装置は、窃盗によるケーブルの芯線自体の切断に至る前の盗難予兆を検知して、芯線の切断に時間がかかる間に心理的プレッシャーを与えて窃盗を断念させたり、警備員を急行させて窃盗犯を捕縛させたりすることができる。
このケーブルの盗難防止装置は、既設のケーブルに事後的に設置でき、簡素な構成であるので、現状のケーブル設置工法のまま引き続き簡便に設置できる。
このケーブルの盗難防止装置は、ケーブルの盗難の際に切断される可能性の高い箇所に選択的に、安価かつ効率的に設置でき、費用対効果が高いものである。
このケーブルの盗難防止装置は、盗難予兆を確実に検知でき、かつ警報装置等の誤作動を生じない。
本発明を適用するケーブルの盗難防止装置の一部をなす盗難予兆検知導電線及びその接続先と、盗難防止対象のケーブルとを示す概要斜視図である。 本発明を適用するケーブルの盗難防止装置の一態様の構成を示す概略ブロック図である。 本発明を適用するケーブルの盗難防止装置の別な一態様の回路図である。 本発明を適用するケーブルの盗難防止装置の一部をなす別な盗難予兆検知導電線及びその接続先と、盗難防止対象のケーブルとを示す概要斜視図である。 本発明を適用するケーブルの盗難防止装置の一部をなす別な盗難予兆検知導電線及びその接続先と、盗難防止対象のケーブルとを示す概要斜視図である。 従来の太陽光発電所の基本構成を示す概要図である。
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの形態に限定されるものではない。
本発明のケーブルの盗難防止装置の一態様について、その一部をなす盗難予兆検知導電線及びその接続先、並びに盗難防止対象物であるケーブルである幹線ケーブルとを示す概要斜視図である図1と、その構成の概略を示すブロック図である図2とを、参照しながら説明する。
ケーブルの盗難防止装置10は、図1に示すように、複数の銅線のような金属線が撚らせた金属製芯線2aが絶縁層2bで被覆されている電線3の複数を、抑えテープ4又は抑え糸(不図示)で束ねて、シース5で覆った幹線ケーブルのようなケーブル1の盗難を、ケーブル1の金属製芯線2aの切断前に盗難予兆検知導電線が切断されることによる盗難予兆断線の検知によって、事前に防止するために用いられるものである。
ケーブルの盗難防止装置10は、図2に示すように、ケーブルの盗難防止装置10自体を駆動させるための電源20と、必要に応じて電源20に接続して設けられON/OFFを時間帯で切り替える時間計24と、ケーブル1の露出している近傍にケーブル1と平行しつつ盗難予兆断線の検知すべき範囲まで伸びて折り返して付されておりケーブル1の盗難開始のケーブル1自体の切断開始に先立つケーブル1の端子周辺で盗難予兆断線を検知する盗難予兆検知導電線6・6・6・・・と、電源へ繋がる盗難予兆検知導電線6・6・6・・・の一端側6a1・6b1・6c1・・・に対する他端側6a2・6b2・6c2・・・で夫々接続されており盗難予兆断線に基いて電圧及び/又は電流の変化により盗難予兆断線を検知する検知回路30a・30b・30c・・・と、検知回路30a・30b・30c・・・に接続され盗難予兆断線の検知に基いて断線信号を発する通知回路40と、誤動作を防止するため必要に応じて通知回路40に接続される遅延回路50と、通知回路40又は必要に応じて設置される遅延回路50に接続され断線信号に応じて断線信号受信端末、監視機器、警告照明機器91a、警報機器91b、録画機器、及び街灯消灯器から選ばれる少なくとも何れかの防犯機器90を動作させる作動回路60と、必要に応じ作動回路60に接続され盗難予兆の検知後に盗難危機が回避されたら防犯機器90の動作を停止させる停止回路70とを、有している。
ケーブルの盗難防止装置10は、ケーブル1を窃盗する際に、窃盗犯がケーブル1内の金属製芯線2aを切断する前に、ケーブルの外周に存する盗難予兆検知導電線6・6・6・・・が、先に切断されるから、ケーブルが盗難に遭う前に盗難予兆として検出することができるというものである。
盗難予兆検知導電線6・6・6・・・は、例えばエナメル線である。エナメル線は、直径0.025~3.2mmの軟銅線やアルミナ線に厚さ0.003~0.035mm程度の高分子化合物を溶かしたワニスの絶縁被膜を焼き付けたものである。高分子化合物は、ポリビニルホルマール、ポリウレタン、ポリアミドイミド、ポリエステル、ポリアミドなどが挙げられる。盗難予兆検知導電線6・6・6・・・は、この範囲より細いと不意の切断で誤作動を起こす恐れがあり、この範囲より太いと、窃盗犯が盗難予兆検知導電線6・6・6・・・を認識するのでこの部位を避けてケーブル1だけを切断して盗難予兆断線を検知できなくなる恐れがある。
盗難予兆検知導電線6・6・6・・・は、窃盗犯が盗難予兆検知導電線6・6・6・・・を避けてケーブル1を切断しないように、電線3中の金属製芯線2aを覆う絶縁層2b及び/又はシース5と同色又は同系色にしてもよく、また窃盗犯がケーブルの盗難防止装置10駆動中であることを認識して窃盗を諦めるように敢えて絶縁層2b及び/又はシース5と違う目立つ色にしてもよい。
夫々の盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・が、個別に検知回路30a・30b・30c・・・に接続されていることによって、盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・の少なくとも何れかが故意に切断された時に、盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・を流れる電流及び/又は電圧が変化していることを検知回路30a・30b・30c・・・で検出することにより、どのケーブルの何処の端部でケーブル切断開始がなされようとしているか、検知することができるようになる。
より具体的には、ケーブルの盗難防止装置10は、図3に示すような回路で構成されている。
電源20、例えば100Vの商用交流電源(AC電源)が、ケーブルの盗難防止装置10の電源として用いられる。電源20には、電力計21とヒューズ22とが接続されている。さらに電源20にはノーヒューズブレイカー(NFB)23a・23bが接続され、必要に応じて監視員や作業員等が居る時間だけ盗難防止装置10の駆動を停止するようON/OFFが制御される時間計24が接続され、必要に応じヒューズ25と電力計26とリセット回路27とに接続している。
電源20から、盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・の一端側6a1・6b1・6c1・・・で分岐している。各盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・の他端側6a2・6b2・6c2・・・が検知回路(X1)30a・(X2)30b・(X3)30c・・・に接続している。
盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・は、例えばケーブル1として幹線ケーブル106(図6参照)の端部近傍に取り付けられる。このケーブル1である幹線ケーブル106は、複数本の金属線2aが撚られた金属製芯線2を絶縁層2bで被覆された電線3の複数を、抑えテープ4で束ねシース5で覆って(図1参照)、端部近傍を除き地下埋設・溝埋設又はチューブ保護され、ケーブル端子106aを介して端子箱105の太陽光電力集合盤に接続され、またケーブル端子106bを介して集合箱107の直流集合盤に接続されている(図6参照)。端子箱105・集合箱107が地上に設置される(不図示)ことから、これらケーブル端子106a・106b近傍は、接続のために地上に出ており、シース5が剥かれ金属製芯線2aの絶縁層2bごと電線3が露出しつつ、金属製芯線2aが端子箱105・集合箱107内でこれらの集合盤に接続されている。このようなケーブル106の露出した電線3部分は、窃盗犯が切断し易い箇所となっている。
そこで、盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・は、このようなケーブル1として幹線ケーブル106の露出した電線3中の金属製芯線2a上の絶縁層2b部分に、ケーブル長手方向に沿って取り付けられる(図1参照)。盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・は、金属製芯線2a上の絶縁層2bに付されつつ抑えテープ4又は抑え糸若しくはシース5内に設置されていてもよく、抑えテープ4上又は抑え糸上若しくはシース5上に付されて設置されていてもよく、適宜使い分けてもよい。例えば盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・のうち盗難予兆検知導電線6aは、電線3中の金属製芯線2a上の絶縁層2bの露出部分にてケーブル長手方向に沿って付される。盗難予兆検知導電線6aは、好ましくは、盗難予兆断線の検知すべき範囲であるケーブル端子106a・106b近傍(図6参照)例えばケーブル端子106a・106b部位から地下埋設・溝埋設又はチューブ保護されて始める部位まで数メートルにわたって、又は必要ならばケーブル1全体にわたって、付されている。盗難予兆検知導電線6b・6c・・・も同様に電線3中の金属製芯線2a上の絶縁層2bの露出部分に付されている。
検知回路(X1)30a・(X2)30b・(X3)30c・・・と並列してその先で、第一スイッチ回路(X1)32a・(X2)32b・(X3)32c・・・がONになった状態で直列に繋がっている。検知回路(X1)30a・(X2)30b・(X3)30c・・・と第一スイッチ回路(X1)32a・(X2)32b・(X3)32c・・・とは、リレー回路(不図示)で繋がっている。検知回路(X1)30a・(X2)30b・(X3)30c・・・の何れかが盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・の断線を検知したら、断線信号として認識するリレー回路(不図示)を介して、それに対応する第一スイッチ回路(X1)32a・(X2)32b・(X3)32c・・・がOFFになるようになっている。それに対応して電流が途絶えたら通知回路(X6)40aが動作するようになっている。通知回路(X6)40aは、盗難予兆断線を検知すると、別なスイッチ回路(X6)41aをONにするようにリレー回路(不図示)で繋がっている。
検知回路(X1)30a・(X2)30b・(X3)30c・・・と並列してその先で、第二スイッチ回路34a・34b・34c・・・がOFFになった状態で並列に繋がっている。第一スイッチ回路(X1)32a・(X2)32b・(X3)32c・・・がOFFになったら、夫々に対応する第二スイッチ回路34a・34b・34c・・・がONとなるように連動するリレー回路又は自己保持回路(不図示)で、第一スイッチ回路(X1)32a・(X2)32b・(X3)32c・・・と第二スイッチ回路34a・34b・34c・・・とが繋がる構成となっている。何れかの第二スイッチ回路34a・34b・34c・・・がONになったら、第二スイッチ回路34a・34b・34c・・・の少なくとも何れかで電流が流れたら、それに対応して通知回路(X7)40bが動作するようになっている。通知回路(X7)40bは、盗難予兆断線を検知すると、別なスイッチ回路(X7)41bをONにするようにリレー回路(不図示)で繋がっている。
なお、第一スイッチ回路(X1)32a・(X2)32b・(X3)32c・・・と第二スイッチ回路34a・34b・34c・・・とが並列した例を図示しているが、第一スイッチ回路(X1)32a・(X2)32b・(X3)32c・・・を用いるが、第二スイッチ回路34a・34b・34c・・・を用いないものであってもよい。
なお、必要に応じ、第一スイッチ回路(X1)32a・(X2)32b・(X3)32c・・・の少なくとも何れかがOFFとなることによって盗難予兆断線を次へ通知する通知回路(X6)40aと、第二スイッチ回路34a・34b・34c・・・の少なくとも何れかがONになることによって盗難予兆断線を次へ通知する通知回路(X7)40bとの何れかに、リレー回路を介して通知回路40cに繋がっていてもよい。このとき、通知回路(X6)40aと通知回路(X7)40bとの何れかが動作することに応じて、通知回路(X8)40cは、盗難予兆断線を検知すると、別なスイッチ回路(X8)41cをONにするようにリレー回路(不図示)で繋がっているので、スイッチ回路(X7)41bが何らかの不具合で動作せず電流が流れなくても、スイッチ回路(X8)41cにより電流が流れるようになる。
これらの通知回路(X6)40a・(X7)40b・(X8)40cが、動作した場合であっても、盗難予兆検知導電線6b・6c・・・の断線の検知に依らず、電圧変動、電圧の瞬低・瞬停・瞬断などによる誤作動を防止するため、必要に応じ、遅延回路(T1)50aが第一スイッチ回路(X1)32a・(X2)32b・(X3)32c・・・や第二スイッチ回路34a・34b・34c・・・と並列に設けられる。遅延回路(T1)50aは、通知回路(X6)40aが動作開始してから所定時間例えば1~60秒後でも動作し続けているときに、リレー回路を介して、別なスイッチ回路(T1)51aがONとなるように設計されている。
通知回路(X6)40a・(X7)40bと、第一スイッチ回路(X1)32a・(X2)32b・(X3)32c・・・及び第二スイッチ回路34a・34b・34c・・・と、スイッチ回路(T1)51a及びスイッチ回路(X6)41a並びにスイッチ回路(X7)41bとに並列してその先に、フリッカーリレー(FR)回路である作動回路60が設けられている。作動回路60は、別なスイッチ回路(X6)41aや(X7)41bと別なスイッチ回路(T1)51aとがONになったら電流が流れて、作動するように警告照明機器91a、警報機器91bのような防犯機器90に接続されている。
警報機器91bは、例えば窃盗犯に警告音や警告メッセージを発したりするスピーカーである。警告照明機器91aは、例えば窃盗犯が窃盗しようとしている盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・近傍を照らすサーチライト、動く窃盗犯のような目的物をカメラで追尾しながら照らす追尾ライト、回転灯、又はパトライト(登録商標)である。防犯機器90は、ケーブル1を用いた商用太陽光発電所の警備会社や管理会社や所有会社又は警察に通報する断線信号受信端末91cであってもよく、監視員又は警備員が持つ携帯電話又はタブレット(不図示)であってもよい。防犯機器90は、カメラ例えば暗視カメラ等を搭載し昼間のみならず夜間でも録画可能な録画機器であってもよい。防犯機器90は、ケーブル1が設置されている周辺を夜間に照らす街灯を消灯させ窃盗犯が暗闇で行動し難くする消灯器であってもよい。
盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・として、図1に示すようにケーブルに平行に付した例を示したが、図4に示すように、ケーブルに平行に付すと共に又はそれに代えて、ケーブルを取り巻くように単数の環状の盗難予兆検知導電線7aとし、その一端7aを電源に接続し他端7aを検知回路31aに接続し、スイッチ回路33a・35aにリレー回路を介して接続するものであってもよい。環状の盗難予兆検知導電線7aを複数並べてもよい。これによって、金属製芯線2aが絶縁層2bで被覆されている電線3を引き離すような窃盗動作を行った際にも盗難予兆断線として検知することができる(図3参照)。
また、図5に示すようにケーブルを螺旋状に取り巻く盗難予兆検知導電線8aとし、その一端8aを電源に接続し他端8aを検知回路に接続するものであってもよい。これによって、盗難予兆検知導電線8aを1本にして単数の検知回路31a(図3参照)で断線を検知できるように簡素化することができる。
以下に、図3を参照しながら、ケーブルの盗難防止装置10の動作について説明する。
まず、電源20を入れて、ケーブルの盗難防止装置10を駆動させる。このとき、時間計24が、ケーブルの盗難防止装置10をON状態となるようにしておく。一方、時間計24は、監視員や作業員等が居る間だけ、監視や作業ができるように作業等の際に故意に不通電したのに、不意な盗難予兆断線であると検知してしまわないように、所定の時間中、ケーブルの盗難防止装置10をOFF状態にする時間設定がなされている。
まず、ケーブルの盗難防止装置10をON状態にすると、電流が、盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・を流れる。
このような電流が、盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・を流れていると、検知回路(X1)30a・(X2)30b・(X3)30c・・・は、盗難予兆断線が無いと判断し、第一スイッチ回路(X1)32a・(X2)32b・(X3)32c・・・が働かない。そのためスイッチ回路(X1)32a・(X2)32b・(X3)32c・・・は、全てONのままであり、電流が流れている。通知回路(X6)40aは、電流が流れているから、盗難予兆断線無しと判断する。それによってスイッチ回路(X6)41aは、働かないから、OFFのままである。
一方、第二スイッチ回路34a・34b・34c・・・は、全てOFFのままであり、電流が途絶えている。通知回路(X7)40bは、電流が流れないから、盗難予兆断線無しと判断する。それによって、スイッチ回路(X7)41bは、働かないから、OFFのままである。
スイッチ回路(X6)41a・スイッチ回路(X7)41bがOFFであると、フリッカーリレー回路である作動回路60が、働かないから、警報機器91bや警告照明機器91aや断線信号受信端末91cのような防犯機器90が動作しない。
窃盗犯が、電線3中の金属製芯線2a上の絶縁層2bの露出部分で、ケーブル1を切断し始めると、ケーブル1の電線3中の金属製芯線2aが切られる前に、先ず盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・の何れか、例えば盗難予兆検知導電線6aが切断されて断線する。すると、検知回路(X1)30aへ電流が流れないようになるから、盗難予兆断線が有ると判断し、リレー回路(不図示)を介して、第一スイッチ回路(X1)32aをON状態からOFF状態にする。その結果、通知回路(X6)40aは、リレー回路を介して、スイッチ回路(X6)41aをONにし、通電させる。一方、第一スイッチ回路(X1)32aがOFF状態となると、第二スイッチ回路34aがON状態となる。その結果、通知回路(X7)40bは、リレー回路を介して、スイッチ回路(X7)41bをONにし、通電させる。
通知回路(X6)40aが動作開始してから所定時間、例えば1~60秒間、好ましくは2~10秒間動作し続けていると、誤作動でないと判断して、リレー回路を介して、別なスイッチ回路(T1)51aがONとなり、通電させる。
予備回路である通知回路(X8)40cが作動すると、スイッチ回路(X8)41cがONになって、通電される。
スイッチ回路(X6)41a・スイッチ回路(X7)41b、及びスイッチ回路(T1)51a、並びに必要に応じて設けられるスイッチ回路(X8)41cがONであると、フリッカーリレー回路である作動回路60へ通電するようになり、作動回路60が働き、警報機器91bや警告照明機器91aや断線信号受信端末91cのような防犯機器90が動作する。
防犯機器90は、好ましくは窃盗犯に破壊されないように、電柱や高所櫓などの高所に設置される。
例えば、警報機器91bは、それのスピーカーから、窃盗犯に向け大音量サイレンのような警告音を発したり、直ちに窃盗を止めなければ通報するというような警告メッセージを発したりして、窃盗犯に危機感を与え、窃盗継続を諦めさせる。
又は、警告照明機器91は、窃盗犯が窃盗しようとしている盗難予兆検知導電線6a近傍がどのケーブル1であるか作動回路60で認識して、まさに切断されようとしているケーブル1付近をサーチライトで照らしたり、動く窃盗犯のような目的物をカメラで追尾しながら照らす追尾ライトで照らしたりして、窃盗犯を威嚇し、窃盗継続を諦めさせる。
若しくは窃盗犯が窃盗しようとしている盗難予兆検知導電線6a近傍がどのケーブル1であるか作動回路60で認識して、まさに切断されようとしているケーブル1付近の回転灯好ましくは赤色回転灯、又はパトライト(登録商標)を点灯させ、窃盗犯に危機感を与え、窃盗継続を諦めさせる。
或いは、窃盗犯が窃盗しようとしている盗難予兆検知導電線6a近傍がどのケーブル1であるか作動回路60で認識して、広大な太陽光発電所の何処で窃盗が起ころうとしているかを、太陽光発電所の警備会社や管理会社や所有会社又は警察の断線信号受信端末91cに、無線又は有線で通報したり、監視員又は警備員が持つ携帯電話又はタブレットに、インターネットを介して又は無線を介して、通報したりする。これによって、警備員や警察官が直ちに現場へ急行できるようになり、窃盗犯の逮捕に繋ぐことができるようになる。
防犯機器90は、必要に応じて、カメラ例えば暗視カメラやズームカメラ等を搭載した録画装置にして、窃盗犯の窃盗状況を録画して、窃盗の証拠とすることもできる。必要に応じて、スピーカーやカメラを搭載したドローンを遠隔操作して、窃盗犯を威嚇し、窃盗継続を諦めさせるようにしてもよい。
防犯機器90は、必要に応じて、太陽光発電所や工事現場を夜間中照らす街灯を消灯させ暗闇にして窃盗犯が窃盗行為を行い難くする街灯消灯器とし、その間に警備員等が駆けつけて窃盗犯を捕縛するように時間稼ぎをすることもできる。
防犯機器90は、盗難予兆の検知後に盗難危機が回避されたら防犯機器90の動作を手動、又は自動、若しくは遠隔操作により、停止回路70によって、停止するようにしてもよい。又はリセット回路27によって、ケーブルの盗難防止装置10を初期状態に戻すようにしてもよい。
なお、図2・図3中、盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・の夫々が、検知回路(X1)30a・(X2)30b・(X3)30c・・・に繋がっている例を示したが、盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・を、まとめて1本に接続し、一つの検知回路(X1)30aのみにつなげてもよい。この場合、盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・の何れかが切断されたときに、電圧又は電流に変化が起こるので、それを検知回路(X1)30aで検知するようにすればよい。これにより、ケーブルの盗難防止装置10の構成を簡素にすることができる。
窃盗犯が電線3中の金属製芯線2a上の絶縁層2bの露出部分で切断する例を示したが、このような露出部分が、破壊され難い端子箱105や集合箱107(図6参照)に収められている場合、シース5上に、盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・を付していてもよい。
複数の盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・は、不等間隔に付されていてもよいが、等間隔に付されていると何れの方向からケーブル1の切断が開始されても、盗難予兆検知導電線6a・6b・6c・・・の何れかが断線するようになる。
ケーブルの盗難防止装置10には、作動回路に接続された停止回路に代えて、停止タイマーが用いられていてもよい。
ケーブル3として、太径の幹線ケーブル106が狙われる例を示したが、アレイ103内で太陽光パネルモジュール102同士を繋ぐ細径のケーブルあってもよく、アレイ103と端子箱の太陽光電力集合盤とを繋ぐ細径のケーブル104であっても同様にケーブルの盗難防止装置10を用いることができる。
また、ケーブル3として、鉄筋鉄骨コンクリート造建築済みで主要電設ケーブル設置中の建設ビルのような工事現場のケーブルであっても同様に幹線ケーブルの盗難防止装置10を用いることができる。この場合、内装まで建設ビルが完成したら幹線ケーブルが盗難に遭うことはないので、ケーブルの盗難防止装置10を取り外し可能とし再利用してもよい。
本発明のケーブルの盗難防止装置は、太陽光発電所、工事現場等において、盗難を防止すべきケーブルに取り付けられて、窃盗犯に警告を発したり警備各所へ連絡したりして、ケーブル切断に至る前に窃盗を断念させて、被害を最小限に抑えさせて、ケーブルの盗難を防止するのに用いられる。
1はケーブル、2aは金属製芯線、2bは絶縁層、3は電線、4は抑えテープ、5はシース、6・6・6・・・及び7・8は盗難予兆検知導電線、6a1・6b1・6c1・・・及び7a1・8a1は盗難予兆検知導電線の一端側、6a2・6b2・6c2・・・及び7a2・8a2は盗難予兆検知導電線の他端側、10はケーブルの盗難防止装置、20は電源、21は電力計、22はヒューズ、23a・23bはノーヒューズブレイカー、24は時間計、25はヒューズ、26は電力計、27はリセット回路、30a・30b・30c・30d・・・及び31aは検知回路、32a・32b・32c・32d・・・及び33a、並びに34a・34b・34c・34d・・・及び35aはスイッチ回路、40・40a・40b・40cは通知回路、41a・41b・41cはスイッチ回路、50・50aは遅延回路、51aはスイッチ回路、60は作動回路、70は停止回路、90は防犯機器、91aは警告照明機器、91bは警報機器、91cは断線信号受信端末、100は太陽光発電所、101は太陽電池素子セル、102は太陽光パネルモジュール、103はアレイ、104は細径のケーブル、104a・104bはケーブル端子、105は端子箱、106は太径の幹線ケーブル、106a・106bはケーブル端子、107は集合箱、108は直流→交流変換器である。

Claims (5)

  1. 金属製芯線絶縁層で被覆してなる電線数束ねてなるケーブルの両端部に、配置されている複数の盗難予兆検知導電線と、
    前記ケーブルの故意の切断開始に伴う前記盗難予兆検知導電線の盗難予兆断線に基い電圧又は電流の変化により断線の検知をする検知回路と、
    前記断線の検知に基づいて断線信号を発する通知回路と、
    前記断線信号により、断線信号受信端末、監視機器、警報機器、警告照明機器、録画機器、及び街灯消灯器のうちの少なくとも何れかの防犯機器を動作させる作動回路とを有しており、
    前記複数の盗難予兆検知導電線が、絶縁体で被覆されたエナメル線からなり、且つ、
    夫々前記ケーブルの長手方向に沿うようにして互いに等間隔に並べられているものからなり、
    又は、
    夫々前記ケーブルの長手方向に沿うようにして互いに等間隔に並べられているものと、前記ケーブルを取り巻くように環状又は螺旋状に回周している部分を有する単数又は複数のものとからなる
    ことを特徴とするケーブルの盗難防止装置。
  2. 前記ケーブルの両端部近傍で前記盗難予兆検知導電線及び前記ケーブルが、露出していることを特徴とする請求項1に記載のケーブルの盗難防止装置。
  3. 複数の盗難予兆検知導電線が、個別の検知回路に接続され又は一つの検知回路に一括して接続されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブルの盗難防止装置。
  4. 前記作動回路に、誤作動を防止する遅延回路が接続されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブルの盗難防止装置。
  5. 前記作動回路に接続された停止タイマー又は停止回路を有することを特徴とする請求項1に記載のケーブルの盗難防止装置。
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