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JP7606300B2 - 毛髪洗浄剤組成物 - Google Patents

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JP7606300B2 JP2020151298A JP2020151298A JP7606300B2 JP 7606300 B2 JP7606300 B2 JP 7606300B2 JP 2020151298 A JP2020151298 A JP 2020151298A JP 2020151298 A JP2020151298 A JP 2020151298A JP 7606300 B2 JP7606300 B2 JP 7606300B2
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Description

本発明は、コアセルベートの生成を抑え、コーミング前の毛髪のうねりを抑制し、さらにコーミングによるうねりの発生を低減し、つやがあり、軽い仕上がりになる、毛髪洗浄剤組成物に関する。
近年、ナチュラルヘアーの流行から若者のヘアカラーやパーマの施術率は減少している。このため、髪の悩みも変化しており、髪の痛みの悩みが減少し、髪のうねりやまとまり難さの悩みが増えている。また、黒髪が増えるにつれ、つやの向上を求めてきている。このような悩みに対応し、近年では若者向けに、髪のまとまりやうねりを抑えるスタイリングシャンプーが人気となっている。しかしながら、ヘアシャンプーだけでは十分な効果が得られない場合があり、コンディショナーや洗い流さないケア剤と併用して使われる場合もある。また、これらを改善する技術として、シャンプー、コンディショナー、トリートメント等、洗い流して使用するタイプの毛髪化粧料においては、カチオン性ポリマーやシリコーン、油剤、糖類等を配合し、毛髪の硬さや重さを出すことによって、髪に生じたうねりを矯正することが試みられている。しかし、これらの技術では毛髪への硬さや重さは付与されるものの、うねりを充分に抑制できない場合もあり、髪の痛みが少ないナチュラルヘアーでは重く、べたついた感触になってしまう場合もあった。
さらに、うねりの改善については、例えば、レシチンと両性界面活性剤と皮膜形成ポリマーとカチオンポリマーを配合した毛髪化粧料(例えば、特許文献1)が開示されているが、やはり、ナチュラルヘアーでは重く、べたついた感触になってしまう場合もあった。
洗髪時の指通り性と、泡の滑りを向上させるために、コアセルベートという技術が使われている(特許文献2)。コアセルベートとは特定のカチオン性ポリマーと特定の界面活性剤を組み合わせる事で、洗髪時からすすぎ時までの希釈状態で、特定のカチオン性ポリマーと特定の界面活性剤が凝集体を作り水に不溶となり析出し、毛髪表面に吸着する事で洗髪からすすぎ時の毛髪の指通り性を向上させ、泡の滑りもよくなる(特許文献3)。一方で、すすぎ時のコアセルベートの過度の生成による、毛髪への過度の吸着及び残留は、毛髪のうねりの原因となる場合があった。
特開2004-203887号公報 特開2013-216639号公報 特開平04-273811号公報 特開2016-64994号公報
このような問題点を解決するために、本発明は、コアセルベートの生成を抑え、ヘアシャンプーだけで、コーミング前の毛髪のうねりを抑制し、さらにコーミングによるうねりの発生を低減し、つやがあり、軽い仕上がりとなる、毛髪洗浄剤組成物を提供することを主な目的とする。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の構造を有するアルギニン誘導体を含み、特定のカチオン性ポリマーを含み、アニオン性界面活性剤と両性界面活性剤を特定の組成とした、毛髪洗浄剤組成物にて上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、以下のとおりである。
(1)
(A)一般式(1)で示されるサクシニルアルギニンまたは、その塩 0.1~5.0重量%
(B)特定のカチオン性ポリマー(ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10のうち少なくとも1種) 0.05~1.0重量%であり、かつポリクオタニウム-10が0.2重量%以下
(C)アニオン性界面活性剤 5.0~16.0重量%
(D)両性界面活性剤 0.5~3.0重量%
かつ(C)成分/(D)成分の比率が4.0~30.0
の組成である毛髪洗浄剤組成物である。
(2)
(C)成分であるアニオン性界面活性剤が、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、N-アシルメチルタウリン塩、アルキルスルホコハク酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩からなる群から選択される少なくとも1種である、(1)の毛髪洗浄剤組成物である。
(3)
(D)成分である両性界面活性剤が、アミドアミンオキシド型、アミドプロピルベタイン型、及びスルホベタイン型からなる群より選択される少なくとも1種である、(1)又は(2)の毛髪洗浄剤組成物である。
本発明によれば、優れた性能を有する特定のアルギニン誘導体を含有し、特定のカチオン性ポリマーを含み、アニオン性界面活性剤と両性界面活性剤を特定の組成とすることにより、コアセルベートの生成を抑え、ヘアシャンプーだけで、コーミング前の毛髪のうねりを抑制し、さらにコーミングによるうねりの発生を低減し、つやがあり、軽い仕上がりとなる、毛髪洗浄剤組成物を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(A)成分は、一般式(1)で示されるサクシニルアルギニンまたは、その塩である。
(A)成分として、サクシニルアルギニン単体で用いてもよく、塩として用いてもよいが、塩としてはカリウム原子、カルシウム原子、ナトリウム原子、マグネシウム原子などを有する金属塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミンなどのアルカノールアミン類を用いることが出来、色相安定性と低い刺激性の観点から、金属塩としてはナトリウム原子を有する塩、アルカノールアミン塩としてはトリエタノールアミン塩が好ましい。
(A)成分は、特許文献4にも記載がある通り、毛髪にハリコシを与え、ボリュームアップさせるだけでなく、毛髪表面の感触も向上させる基剤である。(A)成分は、毛髪洗浄剤組成物の中に0.1~5.0重量%配合することにより、毛髪につやを与え、コーミング前の毛髪のうねりを抑制し、さらにコーミングによるうねりの発生を低減する効果が発現する。より好ましくは0.5~3.0重量%の配合である。0.1重量%を下回る配合では、本発明の効果が得られない場合があり、5.0重量%を超えて配合した場合、軽い仕上がりにならない場合があり、ごわつきが感じられる等の不具合が生じる場合もある。
すすぎ時のコアセルベートの毛髪への過度の吸着及び残留は、(A)成分の効果を阻害する場合があり、コーミング前の毛髪のうねりの抑制が悪くなる場合があることから、(B)成分であるカチオン性ポリマーは、毛髪へのコアセルベートの残留が生じにくい、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10のうち少なくとも1種である。より好ましくはポリクオタニウム-7である。(B)成分は0.05~1.0重量%配合する事で、(A)成分の効果を低下することなく、洗髪時の髪の滑り性を改善することができる。好ましくは、0.1~0.5重量%の配合である。0.05重量%未満では、毛髪が絡まりやすくなる場合があり、仕上がり時の軽さが得られない場合がある。1.0重量%を超えて配合した場合、毛髪に吸着する場合があり、(A)成分の効果を阻害してしまう場合がある。また、ポリクオタニウム-10はポリクオタニウム-7よりもコアセルベートの残留が生じやすい場合があることから、0.2重量%以下の配合とする事が好ましく、また配合しなくてもよい。
(C)成分であるアニオン性界面活性剤は、主に洗浄力を目的として、毛髪洗浄剤組成物に配合される。(C)成分であるアニオン性界面活性剤として、強酸基を有し、コアセルベートの残留が生じにくい、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、N-アシルメチルタウリン塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホン酸塩、内部オレフィンスルホン酸塩、N-アシルタウリン塩、アシルイセチオン酸塩、α-スルホ脂肪酸メチルエステル塩等が挙げられ、好ましくは、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、N-アシルメチルタウリン塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩が挙げられる。
アルキル硫酸塩として、具体的には、ラウリル硫酸塩、(ヤシ油アルキル/ババス油アルキル)硫酸塩、アルキル(C12,13)硫酸塩、アルキル(C11-15)硫酸塩、アルキル(C11,13,15)硫酸塩、アルキル(C12-18)硫酸塩、アルキル(C12-14)硫酸塩、アルキル(C12-15)硫酸塩、アルキル(C12,14,16)硫酸塩、アルキル(C12-16)硫酸塩、オレイル硫酸塩、ココアルキル硫酸塩、ステアリル硫酸塩、セチル硫酸塩、セテアリル硫酸塩、ミリスチル硫酸塩などが挙げられる。好ましくは、ラウリル硫酸Naが挙げられる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩として、具体的には、ラウレス硫酸塩、ラウレス-2、-3、-5、-7、-8、-12、-40硫酸塩、(C10-15)パレス硫酸塩、(C11-15)パレス-3硫酸塩、(C11-15)パレス硫酸塩、(C11,13,15)パレス-1硫酸塩、(C12-14)s-パレス-3硫酸塩、(C12-14)パレス-3硫酸塩、(C12-15)パレス-3硫酸塩、(C12,13)パレス-3硫酸塩、(C12,13)パレス硫酸塩、オレス硫酸塩、コセス硫酸塩、トリデセス硫酸塩、ミレス-3、-4硫酸塩などが挙げられる。好ましくは、ラウレス硫酸Naが挙げられる。
α-オレフィンスルホン酸塩として、具体的には、オレフィン(C14-16)スルホン酸塩、オレフィン(C12-14)スルホン酸塩、オレフィン(C14-18)スルホン酸塩などが挙げられる。好ましくは、オレフィン(C14~16)スルホン酸Naが挙げられる。
N-アシルメチルタウリン塩として、具体的には、ココイルメチルタウリン塩、オレオイルメチルタウリン塩、カプロイルメチルタウリン塩、ステアロイルメチルタウリン塩、パルミトイルメチルタウリン塩、ミリストイルメチルタウリン塩、ラウロイルメチルタウリン塩などが挙げられる。好ましくは、ココイルメチルタウリンNaが挙げられる。
アルキルスルホコハク酸塩として、具体的には、スルホコハク酸ラウリル塩、スルホコハク酸ジエチルヘキシル塩、スルホコハク酸ジオクチル塩、スルホコハク酸セテアリル塩などが挙げられる。
ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩として、具体的には、スルホコハク酸ラウレス塩、スルホコハク酸(C12-14)s-パレス-2、-3、-5.-7、-9、-12塩、スルホコハク酸(C12-14)パレス-1、-2、-4塩、スルホコハク酸(C12-15)パレス塩、デセス-スルホコハク酸塩などが挙げられる。好ましくは、スルホコハク酸ラウレス2Naが挙げられる。
アニオン性界面活性剤の塩としては、ナトリウム原子、カリウム原子、カルシウム原子、マグネシウム原子などを有する金属塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミンなどのアルカノールアミン類、アルギニン、リシン、ヒスチジンなどの塩基性アミノ酸類、タウリンNaなどのアミノ酸塩、アンモニウムなどを用いることが出来る。
これらのアニオン性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
(C)成分は、毛髪洗浄剤組成物の中に 5.0~16.0重量%の組成とすることにより、洗浄性などのヘアシャンプーとしての基本的な性能が発揮される。より好ましくは8.0~13.0重量%の配合である。5.0重量%未満では、泡立ちが悪くなる場合がある。16.0重量%を超えて配合した場合、コンディショニング性が低下する場合があり、仕上がり時の軽さが得られない場合がある。
(D)成分である両性界面活性剤は、アニオン性界面活性剤の刺激の緩和、並びに泡質改善効果があり、毛髪洗浄剤組成物に配合される。
(D)成分である両性界面活性剤として、アミドアミンオキシド型等のアミンオキシド型、アミドプロピルベタイン型、スルホベタイン型、イミダゾリン型、アルキルベタイン型等の両性界面活性剤が挙げられ、好ましくは、アミドアミンオキシド型、アミドプロピルベタイン型、スルホベタイン型の両性界面活性剤が挙げられ、中でも毛髪へのコアセルベートの残留が生じにくく、かつアニオン性界面活性剤の刺激の緩和、並びに泡質改善効果に優れる、アミドアミンオキシド型の両性界面活性剤がより好ましい。
アミドアミンオキシド型の両性界面活性剤として、具体的には、ラウラミドプロピルアミンオキシド(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリン(登録商標)LAO-C)、コカミドプロピルアミンオキシド、コムギ胚芽油脂肪酸アミドプロピルアミンオキシド、ソイアミドプロピルアミンオキシド、ミリスタミドプロピルアミンオキシド、乳脂脂肪酸アミドプロピルアミンオキシドなどが挙げられる。好ましくは、ラウラミドプロピルアミンオキシドが挙げられる。
アミンオキシド型の両性界面活性剤として、具体的には、オレアミンオキシド、ココアミンオキシド、ジヒドロキシエチルコカミンオキシド、ジヒドロキシエチルラウラミンオキシド、ステアラミンオキシド、デシルアミンオキシド、デシルテトラデシルアミンオキシド、ベヘナミンオキシド、ミリスタミンオキシド、ラウラミンオキシドなどが挙げられる。
アミドプロピルベタイン型の両性界面活性剤として、具体的には、コカミドプロピルベタイン(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンCPB、CPB-R)、(カプリル/カプラミド)プロピルベタイン、イソステアラミドプロピルベタイン、ウンデシレナミドプロピルベタイン、オリーブアミドプロピルベタイン、オレアミドプロピルベタイン、シア脂アミドプロピルベタイン、ソイアミドプロピルベタイン、パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンPKPB)、ババスアミドプロピルベタイン、ミリスタミドプロピルベタイン、メドウフォームアミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンLPB、LPB-R)、リシノレイン酸アミドプロピルベタイン、乳脂脂肪酸アミドプロピルベタイン、馬油脂肪酸アミドプロピルベタインなどが挙げられる。好ましくは、コカミドプロピルベタインが挙げられる。
スルホベタイン型の両性界面活性剤として、具体的には、ラウリルヒドロキシスルホベタイン(ラウリルヒドロキシスルタイン)、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンLSB、LSB-R)、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、エルカミドプロピルヒドロキシスルタイン、メトキシシンナミドプロピルヒドロキシスルタインなどが挙げられる。好ましくは、ラウリルヒドロキシスルホベタイン(ラウリルヒドロキシスルタイン)が挙げられる。
イミダゾリン型の両性界面活性剤として、具体的には、ココアンホ酢酸Na(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンCH、CH-R、CL、CL-R)、アルガンアンホ酢酸Na、イソステアロアンホ酢酸Na、オリーブアンホ酢酸Na、カカオ脂アンホ酢酸Na、カプロアンホ酢酸Na、ゴマアンホ酢酸Na、コメヌカアンホ酢酸Na、シア脂アンホ酢酸Na、スイートアーモンドアンホ酢酸Na、パームアンホ酢酸Na、ババスアンホ酢酸Na、ピーナッツアンホ酢酸Na、ヒマワリ種子アンホ酢酸Na、ブドウ種子アンホ酢酸Na、マンゴーアンホ酢酸Na、綿実アンホ酢酸Na、ラウロアンホ酢酸Na(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンLHL、LHL-SF)、ココアンホジ酢酸2Na、ダイズ油脂肪酸アンホジ酢酸2Na、ラウロアンホジ酢酸2Na、ココアンホプロピオン酸Na(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンNS、SF、SFD)、ココアンホジプロピオン酸2Naなどが挙げられる。これらの両性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。さらに、毛髪洗浄剤組成物の外観の透明性、粘度の調整、コアセルベート生成量のコントロールなどの効果を求める場合は、両性界面活性剤は脱塩精製品を使用することが好ましい。
(D)成分である両性界面活性剤は、毛髪洗浄剤組成物に0.5~3.0重量%配合する事で、アニオン性界面活性剤の刺激の緩和、並びに泡質改善効果が認められる。より好ましくは1.0~2.0重量%の配合である。0.5重量%未満ではこの効果が弱くなる場合があり、3.0重量%を超えると、カチオン性ポリマーとのコアセルベートが大量に生成する場合があり、本発明の効果を低下させてしまう場合がある。また、アミドプロピルベタイン型とスルホベタイン型の両性界面活性剤は、アミドアミンオキシド型の両性界面活性剤よりも毛髪へのコアセルベートの残留が生じやすい場合があることから、アミドプロピルベタイン型とスルホベタイン型の両性界面活性剤は、合計で1.5重量%以下の配合とする事が好ましく、また配合しなくてもよい。
(C)成分/(D)成分の比率としては、重量比で4.0~30.0とすることにより、本発明の効果が発現する。より好ましくは、5.0~20.0である。4.0を下回る比率では、コアセルベートが生成する場合があり、(A)成分の効果を阻害する場合があり、本発明の効果が得られない場合がある。30.0を超えた場合、コンディショニング効果が低下する場合があり、毛髪が絡まり易くなる場合があり、ごわつきが生じる場合があり、仕上がり時の軽さが得られない場合がある。
その他、本発明の毛髪洗浄剤組成物には、必要に応じて、上記以外の成分を、本発明の効果を実質上損なわない質的、量的な範囲内で配合することができる。ただし、毛髪の表面に吸着し、(A)成分の効果を阻害する場合がある成分については、添加量のコントロールが必要な場合がある。
特に限定されるわけではないが、非イオン界面活性剤としては、PPG-2コカミド(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のアミゼット(登録商標)1PC)、コカミドMEA(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のアミゾール(登録商標)CME)、コカミドDEA(川研ファインケミカル社製のアミゾールCDE-G)、パーム核油脂肪酸アミドDEA(川研ファインケミカル社製のアミゾールKD-1)、ラウラミドDEA(川研ファインケミカル社製のアミゾールLDE-G)、(ラウラミド/ミリスタミド)DEA(川研ファインケミカル社製のアミゾールLMDE-Y)、ラウラミドMIPA(川研ファインケミカル社製のアミゾールPLME-A)、PEG-3ラウラミド(川研ファインケミカル社製のアミゼット2L-Y)、(ラウリル/ミリスチル)グリコールヒドロキシプロピルエーテル(川研ファインケミカル社製のビスコセーフ(登録商標)LMPE)、コカミドメチルMEA、2-エチルヘキシルグリセリルエーテル、2-エチルヘキサン酸グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル、アルキルグリセリルエーテル、アルキルグルコシド、アルキルサッカライド、アルキルフェノールホルマリン縮合物の酸化エチレン誘導体、アルキルポリグルコシド、アルキレングリコール脂肪酸エステル類、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、イソデシルグリセリルエーテル、オレイン酸とメチルグルコースのジエステルまたはトリエステルのポリエチレングリコールエーテル、グリセリンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、ジステアリン酸エチレングリコール、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコール、ショ糖脂肪酸エステル類、セスキオレイン酸ソルビタン、セテアレス-60ミリスチルグリコール、ソルビタンモノステアレート、ソルビタン脂肪酸エステル類、ソルビット脂肪酸エステル、テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビット、テトラグリセリンモノラウリルエーテル、テトラポリオキシアルキレンエチレンジアミン縮合物類、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、プルロニック(登録商標)型類、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ペンタエリトリトール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールモノオレート、ポリエチレングリコール型非イオン界面活性剤、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、ポリオキシアルキレンエーテル、ポリオキシアルキレンエステル類、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシアルキレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンジメチルダイマージオールエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンヒマシ油誘導体、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシアルキレン脂肪酸アミド、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシエチレン・POPアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルチオエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレン-オクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチレングリセリルココエート、ポリオキシエチレン-グリセリンモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシエチレンスタノールエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンステロールエーテル、ポリオキシエチレンセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステルなどのポリオキシエチレンソルビタンモノ脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン-ソルビットモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステリルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル類、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸PEG-グリセリル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル、ポリオキシソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシブチレン・ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル類、ポリオキシプロピレンモノオクチルエーテル、ポリグリセリルエーテル、ポリグリセリルモノアルキルエーテル、ポリグリセリンアルキルエーテル、ポリグリセリンラウリン酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリソルベート、ポリプロピレングリコールカプリリルエーテル、モノアルキルグリセリルエーテル、モノアルケニルグリセリルエーテル、モノオレイン酸エチレングリコール、モノグリセリド誘導体、モノグリセリンアルキルエーテル、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ラウリン酸PEG-4、ラウリン酸ジエチレングリコール、ラウリン酸プロピレングリコール、硬化ヒマシ油誘導体、高級脂肪酸ショ糖エステル、脂肪酸オキシブチレン、脂肪酸グリコールエステル、脂肪酸グリセリンエステル、脂肪酸ジオキシブチレン、脂肪族アルキル基を含むブロックポリマー、多価アルコール型非イオン界面活性剤、多価アルコール脂肪酸エステル、糖アルコール脂肪酸エステル、糖エーテル系、糖エステル系等を挙げることが出来る。
その他の成分として、例えば、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(メタ)アクリルシリコーン系グラフト共重合体、(メタ)アクリル変性シリコーン、1,1,1-トリフェニル-3,3-ジアルキル-3-アルケニルジシロキサン、EO変性シリコーン、PEG/PPG-ジメチコン、PEG-ジメチコン、アクリルシリコーン類、アミドアルキル変性ポリシロキサン、アミノアルキル側鎖を有するシリコーン、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン、アミノグリコール変性ポリシロキサン、アミノフェニル変性ポリシロキサン、アミノプロピルジメチコン、アミノプロピルトリアルコキシシラン、アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン共重合体、アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、アミノ変性シリコーン・ポリエーテルブロック共重合体、アモジメチコン、アルキル変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、エポキシアミノシランコポリマー、オキシラニル基又はオキセタニル基を有するポリシロキサン、カルビノール変性ポリシロキサン、カルボキシ変性シリコーン、グリセリル変性シリコーン、ジフェニルポリシロキサン、ジメチコノール、ジメチコン、ジメチコンコポリオール、ジメチコン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン共重合体、シラノール基末端ジメチルポリシロキサン、シリコーンエラストマー、シリコーンクオタニウム-16/グリシドキシジメチコンクロスポリマー、シリコーングラフトポリマー、シリコーンリン酸トリエステル、シリコーンワックス、デシルトリシロキサンカルボン酸、トリメチルシリルアモジメチコン、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、パンテニルコハク酸シリコーンクオタニウム-2、ビス(アルコキシ)PGアモジメチコン、ビス(PEG/PPG)ジメチコン、ビスセテアリルアモジメチコン、ヒドロキシプロピルポリシロキサン加水分解コムギタンパク、フェニルトリメチコン、フッ素変性シリコーン、フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン、べタイン変性シリコーン、ポリアミノ変性シリコーン、ポリエーテル・アルキル共変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性シリコーン、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、ポリオキシアルキレン側鎖を有するシリコーン、ポリオキシアルキレン構造を含有するアミノポリエーテル変性シリコーン、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン共重合変性ポリシロキサン、ポリグリシドール変性シリコーン、ポリグリセリン・アルキル共変性ポリシロキサン、ポリグリセリン変性ポリシロキサン、ポリシリコーン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メドウフォーム油脂肪酸PEG-ジメチコン、メルカプト変性シリコーン、リノールアミドプロピルPG-ジモニウムクロリドリン酸ジメチコン、架橋型オルガノポリシロキサン、架橋型シリコーンPOAコポリマー、架橋型ポリエーテル変性シリコーン、架橋型ポリグリセリン変性シリコーン、高重合アミノ変性シリコーン、高重合ジメチコン、高重合ジメチルシリコーン、低重合ジメチルシリコーン、高重合メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサンエマルジョン、三次元架橋構造を有するシリコーン重合物、脂肪酸変性シリコーン、第4級アンモニウム基含有シリル化ウレタン系ポリマー、第4級カチオン変性シリコーン、長鎖アルキル変性アクリレートシリコーン、直鎖アミノポリエーテル変性シリコーン、直鎖アミノポリエーテル変性ポリシロキサン、非乳化性架橋型、部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物シリコーン等のシリコーン類、グリセリン、ジグリセリン等のグリセリン誘導体、1,3-ブチレングリコール、メチレングリコール、グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ペンチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキシレングリコール、カプリリルグリコール、デシレングリコール、ラウリルグリコール、ラウリルグリコールヒドロキシプロピルエーテル等のグリコール類、プロパンジオール、1,2-ブタンジオール、1,4-ブタンジオール、2,3-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール、1,2-ペンタンジオール、イソペンチルジオール、ヘキサンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,10-デカンジオール、エチルヘキサンジオール、オクタンジオール、ブチルエチルプロパンジオール、メチルプロパンジオール、2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール等のジオール類、ペンタエリスリトール、キシリトール、フルクトース、ソルビトール、マンニトール、イノシトール、グルコース、ラクトース、マルチトール、スクロース等の糖類、糖アルコール類などポリオール類、ヒドロキシアルキル化シクロデキストリン、ヒロドキシプロピルセルロース、アシル化プルラン、ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース、アリトール、タリトール、トレハロースイソステアリン酸エステルなどの糖類誘導体、トレハロース、ヒアルロン酸、アセチル化ヒアルロン酸、コラーゲン、カルボキシメチルキトサンサクシナミド、PPG-2アルギニン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、アミジノプロリン、桑乳液、ハチミツ、ピロリドンカルボン酸類、グルコサミン類、アラニルグルタミン、グリセリル-N-(2-ヒドロキシエチル)カルバメート、グルカミン類等の保湿剤、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン等の水溶性保湿油、ジグルコシル没食子酸、グリシルグリシン、パンテノール、カチオン化ヒドロキシプロピルセルロース、カルニチン、プロテオグリカン、ポリクオタニウム-67、-107、ベタイン、トリポリヒドロキシ脂肪酸ジペンタエリスリチル、セリシン、高級アルコールと2-クロロ-2-オキソ-1,3,2-ジオキサホスホランとを有機塩基の存在下で反応させて得られる中間体をジメチルアルキルアミンにより開環することで得られるホスホリルコリン類似基含有化合物等のヘアコンディショニング剤、ポリ(スチレンスルホネート)ナトリウム塩、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロライド)などのポリ電解質、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸ベヘネス)クロスポリマー、(PEG/デシルテトラデセス/HDI)コポリマー、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン、第4級アンモニウム基含有シリル化ウレタン系ポリマー、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(スチレン/アクリレーツ/メタクリル酸)コポリマー、カルボキシビニルポリマー、ホスホリルコリン基含有重合体、リン酸架橋されたデンプン誘導体、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、ポリスチレンスルホン酸Na、(メタクリロイルエチルジメチルベタイン/塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム/メタクリル酸メトキシポリエチレングルコール)コポリマー、アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル・ポリオキシエチレン共重合体、ポリメタクリル酸メトキシポリエチレングリコール、メタクリル系共重合体、水添ポリイソブテン、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体、ポリウロン酸、2-((メタ)アクリロイルオキシ)エチル‐2’-(トリメチルアンモニオ)エチルホスフェート重合体などの高分子類、γ-ドコサラクトン、グルコノラクトン、エルカラクトンなどのラクトン類、
2-エチルヘキサン酸セチル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジグリセリル混合脂肪酸エステル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸フィトステリル、イソステアリン酸プロピレングリコール、イソデシルベンゾエート、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル、オクタン酸セチル、オリーブ脂肪酸エチル、オレイン酸エチル、オレイン酸フィトステリル、コハク酸ジ2-エチルヘキシル、コハク酸ジエチルヘキシル、コハク酸ビス(ジエチレングリコールエチルエーテル)エステル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジネオペンタン酸トリプロピレングリコール、ジペンタエリスリトールとヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸等の混合脂肪酸とのエステル、ジリノール酸ジ(フィトステアリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ステアリル、ステアリン酸硬化ヒマシ油、セバシン酸ジエチル、セバチン酸ジエチル、デキストリン脂肪酸エステル、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、トリエチルヘキサノイン、ネオペンタン酸イソデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸エチルヘキシル、パルミチン酸オクチル、ヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油、フィトステリルイソステアレート、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ミリスチル、リンゴ酸ジイソステアリル等のエステル油、ラウロイルサルコシンイソプロピル、ラウロイルグルタミン酸(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル/イソステアリル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジイソステアリル、ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデセス-2、ラウロイルグルタミン酸ジステアレス-2、ラウロイルグルタミン酸ジヘキシルデシル、ミリストイルメチル-β-アラニン(フィトステリル/デシルテトラデシル)等のアシルアミノ酸エステル、18-メチルエイコサン酸、14-メチルペンタデカン酸、14-メチルヘキサデカン酸、15-メチルヘキサデカン酸、15-メチルヘプタデカン酸、16-メチルヘプタデカン酸、16-メチルオクタデカン酸、17-メチルオクタデカン酸、17-メチルノナデカン酸等の分岐脂肪酸、ならびにそのエステル油、ラノリン脂肪酸及びその塩などのラノリンからの抽出品、スフィンゴシン、天然セラミド又は天然型セラミド類、及びその誘導体、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、アボカド油、ヒマシ油、サフラワー油、ホホバ油、ヒマワリ油、ナタネ油、ゴマ油、大豆油、メドウフォーム油、ラベンダー油、ユーカリ油、ゼラニウム油、サイプレス油、ローズ油、カルバナム油、ペッパー油、バジル油、パルムローザ油、パインニードル油、イランイラン油、ペチグレン油、タイム油、カミツレ油、アサイヤシ果実油、アルガン油、バオバブ油、オレンジラフィー油等の天然油、水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油、水添ナタネ油、水添パーム油、水添ホホバ油等の水添油、流動パラフィン、流動イソパラフィン、ワセリン、スクワレン、スクワラン、2,2,4,6,6-ペンタメチルヘプタン、テルペン類等の炭化水素油、アロエベラエキス、オウゴン根エキス、オタネニンジンエキス、カキタンニンエキス、カニナバラエキス、カミツレ花エキス、セイヨウオドリギソウエキス、セイヨウナシ枝エキス、センチフォリアバラエキス、チャ葉エキス、トウセンカエキス、ハマメリスエキス、フユボダイジュエキス、マグワエキス、ヤグルマギクエキス、ユズエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス、サンショウエキス、ヒノキエキス、ホップエキス、ゲンチアナエキス、タイソウエキス、キウイエキス、サンザシエキス、リンゴエキス、アルピニアカツマダイ種子エキス、ショウキョウエキス、アズキ種子エキス、アルテアエキス、セージエキス、コメヌカ発酵エキス、マリアアザミエキス、セイヨウシロヤナギエキス、グレープフルーツエキス、フクジュソウエキス等のエキス類、ウコン抽出物、オタネニンジン抽出物、ヒバマタ抽出物、ブナの芽抽出物、米ぬか抽出物、ツバキ抽出物、トウニン抽出物、クララ抽出物、クロレラ抽出物、マジョラム抽出物、イチヤクソウ抽出物、月桃葉抽出物、ブロッコリー抽出物、ホウセンカ抽出物、マロニエ抽出物、カンゾウ抽出物、ブッチャーブルーム抽出物、オジギソウ抽出物、イノモトソウ抽出物、クラリセージ抽出物、ジュニパーベリー抽出物、スイカズラ抽出物、カギカズラ抽出物、腐葉土抽出物、サフラン抽出物、マヌカ抽出物、ハトムギ種子抽出物、ダイズ種子抽出物、ザクロ花抽出物、ユズ果実抽出物、ハトムギ種子抽出物、ダイズ種子抽出物、ザクロ抽出物、ユズ抽出物、コーヒーノキ抽出物、ヒマラヤユキノシタ抽出物、スモモ抽出物、ビルベリー抽出物、チャ抽出物、イネ科植物の果実を発酵させたものから得た抽出物、大豆発酵物抽出物、褐藻抽出物、エイジツ抽出物、トゲナシ抽出物、ノバラ抽出物、巨大胚芽米玄米発酵物抽出物、バラの花弁と胎座を含む雌蕊の抽出物、マンゴスチン抽出物、ヒメジョオン抽出物、カレープラント抽出物、イチョウ抽出物、ショウガ抽出物、トウキンセンカ抽出物、マルメロ種子抽出物、リュウガンニク抽出物、アンズ抽出物、ペカン抽出物、陽光桜抽出物、ネコノヒゲ抽出物、クロミキイチゴ抽出物、ヒマラヤンラズベリー抽出物、ノグルミ抽出物、ディアリウムインダム抽出物、オウバク抽出成分、オウレン抽出成分、カッコン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、ショウキョウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、トウガラシ抽出成分、ワレモコウ抽出成分等の天然物抽出物類、天然物抽出成分類、真珠層を有する貝殻又は真珠から得られる蛋白質又はその加水分解物、シルクから得られる蛋白質又はその加水分解物、マメ科植物の種子から得られる蛋白含有抽出物、ジンクピリチオン、トリクロロカルバニリド、イオウ、グリチルリチン酸2K、塩化ベンザルコニウム等の抗フケ剤、グリオキシル酸、グリオキシル酸水和物、グリオキシル酸塩、グリオキシルアミドなどの帯電防止剤、増粘剤、粘度調整剤、エタノール等の低級アルコール、ナフタレンスルホン酸などの界面活性助剤、乳化剤、乳濁剤、フィチン酸などの金属イオン封鎖剤、紫外線吸収剤、スルフォラファン、ニコチン酸アミド、タンニン酸、アルギニルフルコトシルグルコース、レチノイン酸トコフェリル、ポリフェノール類などの酸化防止剤、防腐剤、粉末成分、ウレタン樹脂、疎水変性ポリエーテルウレタン、ポリウレタンゲルなどのウレタン類、血行促進剤、局所刺激剤、毛包賦活剤、毛髪栄養剤、抗男性ホルモン剤、抗脂漏剤、抗老化薬剤、エモリエント剤、角質溶解剤、グリチルレチン酸、コレステロール、フィトステロール、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール、メントール、アルコキシサリチル酸、サリチル酸、アスタキサンチン、N-ベンゾイルグリシルグリシン、フミン酸、フルボ酸、1-インダニリデン誘導体、アラントイン、グリコサミノグリカン、ミツロウ、キャンデリラロウ、ポリグルタミン酸類、ニコチン酸類、ホスホセリン、スチグマステロール、オレアノール酸、トレハンジェリン、トコフェリルリン酸、アスコルビルエチル、フラバノン類、コスツノリド、デヒドロコスツスラクトン、アスコルビン酸-2-リン酸-6-脂肪酸、ホエイ類、グリセロホスホコリン、グルコヘプトン酸、グリセリル-1-オクタデシルウレタンなどの皮膚コンディショニング剤、ミコナゾールなどの殺菌剤、防腐剤、消炎剤、トラネキサム酸などの抗炎症剤、清涼剤、アミノ酸、トコフェノール、アスコルビン酸、グルコピラノシルアスコルビン酸などのビタミン類、ビタミン誘導体類、生薬エキス類、ミノキシジル、メチルグリオキサール、イソリキリチゲニン等の育毛薬剤、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸、グリコール酸、グルクロン酸、水酸化NaなどのpH調整剤、海洋深層水、色素、グンジョウなどの染料、色材、メラニン前駆体などの染色剤、ベンジルアルコール、ゲラニオールなどの香料等が挙げられる。
本発明の毛髪洗浄剤組成物は、ヘアシャンプー等の製品に用いることが出来る。
本発明の効果に関して、以下の実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例等に限定されるものではない。
製造例(サクシニルアルギニンNa塩の製造)
500mlの4つ口フラスコに、蒸留水190gを加え、アルギニン(東京化成工業株式会社)53.8gを入れ、攪拌して完全に溶解させた。そこへ無水コハク酸(30.9g、1当量、東京化成工業株式会社)を加えた。50℃に昇温し、pHが6付近となるように、水酸化Na(富士フィルム和光純薬社)の48重量%水溶液(25.7g、1当量)を滴下し、目的物を得た。目的物の構造はH-NMR(日本電子株式会社、JNM-ECZ400S)で確認した。H-NMRケミカルシフト:1.5~1.8ppm(4H m)、2.3ppm(4H m)、3.1ppm(2H m)、4.1ppm(1H m)。
試験方法
表1、2に示す組成の毛髪洗浄剤組成物を常法に準じて調製し、実施例1~11および比較例1~8に記載する毛髪洗浄剤組成物を得た。組成における数値は、純分の重量%を示す。得られた毛髪洗浄剤組成物について下記評価を行った。その結果を表1、2に示す。
評価方法
コアセルベートの確認試験
表1、2の毛髪洗浄剤組成物と、それらを精製水で重量比20倍希釈した際の濁度(ホワイトバランス)を分光式色差計(日本電色工業株式会社、Spectrophotometer SE2000)により測定した。希釈させた時のホワイトバランスの変動から、コアセルベートの生成の有無を確認した。
<コアセルベートの確認基準>
〇:透明(ホワイトバランスの変動なし)
×:濁る(ホワイトバランスの上昇)
〇の場合はコアセルベートが生成していないことを示し、×の場合はコアセルベートが生成していることを示す。
評価用うねり毛束の調整
長さ30cm、幅5cmの毛束(ビューラックス社、毛髪ストランド5 黒髪100%根元揃え)をラウレス硫酸Na(花王社、エマール(登録商標)E-27C)の10重量%水溶液3gにて洗浄して、40℃のお湯で洗い流した。タオルドライを行い、リングコームにてコーミングをして、吊るした状態で自然乾燥を行った。自然乾燥後の毛束を、うねりの度合いの強さを4段階に選別し、一番うねりの強いグループを評価用毛束として選択し、評価用うねり毛束として用いた。
コーミング前のうねり抑制効果の評価方法
評価用うねり毛束を、10重量%のラウレス硫酸Na水溶液3gを用いて洗浄した後、40℃のお湯で洗い流した。タオルドライを行い、リングコームにてコーミングをして吊るした状態で、室温25℃、湿度60%の恒温恒湿室にて自然乾燥させてから、処理前の状態として画像で記録した。記録した後、再び評価用うねり毛束を、本発明の実施例及び比較例の毛髪洗浄剤組成物3gを各毛束に塗布し、洗浄して、40℃のお湯で洗い流した。その後、タオルドライを行い、評価用うねり毛束を吊るした状態で、室温25℃、湿度60%の恒温恒湿室にて自然乾燥させてから、処理後の状態として画像で記録した。5名の訓練された評価者が、各毛束の処理前の状態を記録した画像と、各毛束の処理後の状態を記録した画像を見比べ、うねり抑制効果を下記評価基準に従って観察評価し、5人のスコアの合計の平均値を算出した。当該平均値を下記スコア基準に基づき判定した。
<コーミング前のうねり抑制効果 評価基準>
5点:毛束にうねりは全くない
4点:毛束の一部に僅かにうねりがある
3点:毛束の一部にうねりがある
2点:毛束全体にうねりがある
1点:毛束全体に大きなうねりがある
<コーミング前のうねり抑制効果 スコア基準>
◎:大変優れている・・・4.5点以上
○:優れている・・・・・3.0点以上~4.5点未満
△:劣っている・・・・・1.5点以上~3.0点未満
×:大変劣っている・・・1.5点未満
コーミング後(30回、300回)のうねり発生程度の評価方法
コーミング前のうねり抑制効果を評価した後の各毛束に対し、リングコームにて30回コーミングした時の評価用毛束の状態、さらにリングコームにて270回(トータル300回)コーミングした時の評価用毛束の状態を、コーミング後の状態として画像で記録した。5名の訓練された評価者が、各毛束のコーミング前の状態を記録した画像と、各毛束のコーミング後の状態を記録した画像を見比べ、コーミング30回後、および300回後のうねり発生程度を、下記評価基準に従って観察評価し、5人のスコアの合計の平均値を算出した。当該平均値を下記スコア基準に基づき判定した。
<コーミング後(30回、300回)のうねり発生程度 評価基準>
5点:コーミング後の毛束にうねりは発生していない
4点:コーミング後の毛束の一部に僅かにうねりが発生している
3点:コーミング後の毛束の一部にうねりが発生している
2点:コーミング後の毛束全体にうねりがある
1点:コーミング後の毛束全体に大きなうねりがある
<コーミング後(30回、300回)のうねり発生程度 スコア基準>
◎:大変優れている・・・4.5点以上
○:優れている・・・・・3.0点以上~4.5点未満
△:劣っている・・・・・1.5点以上~3.0点未満
×:大変劣っている・・・1.5点未満
300回コーミング後のつやの評価方法
5名の訓練された評価者が、コーミング300回後の評価用うねり毛束のつやを、下記評価基準に従って観察評価し、5人のスコアの合計の平均値を算出した。当該平均値を下記スコア基準に基づき判定した。
<300回コーミング後のつや 評価基準>
4点:毛束の面が整い、つやがある
3点:毛束の面がやや乱れているが、つやがある
2点:毛束の面がやや乱れていて、つやがない
1点:毛束の面が大きく乱れていて、つやがない
<300回コーミング後のつや スコア基準>
◎:大変優れている・・・3.5点以上
○:優れている・・・・・3.0点以上~3.5点未満
△:劣っている・・・・・2.0点以上~3.0点未満
×:大変劣っている・・・2.0点未満
仕上がりの軽さの評価方法
長さ30cm、幅5cmの毛束(ビューラックス社、毛髪ストランド5 黒髪100%根元揃え)をブリーチした。ブリーチ処理毛を室温25℃、湿度60%の恒温恒湿室で24時間静置し、評価用毛束とした。評価用毛束に表1、2の毛髪洗浄剤組成物を3g塗布し、洗浄して、40℃のお湯で洗い流した。タオルドライを行い、ドライヤーの温風によりハンドブロー乾燥させ、仕上がりの軽さについて、下記の評価基準に従い、専門パネラー8名により官能評価試験を行った。8名のスコアの合計の平均値を算出した。当該平均値を下記スコア基準に基づき判定した。
<仕上がりの軽さ 評価基準>
5:非常に軽さがある
4:やや軽さがある
3:どちらともいえない
2:やや軽さがない
1:軽さがない
<仕上がりの軽さ スコア基準>
◎:大変優れている・・・4.0点以上
○:優れている・・・・・3.5点以上~4.0点未満
△:劣っている・・・・・3.0点以上~3.5点未満
×:大変劣っている・・・3.0点未満
実施例
※1:リポフロー(登録商標)MN(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社)、※2:カチナール(登録商標)HC-200(東邦化学工業社)、※3:エマールE-27C(花王社)、※4:エマール327(花王社)、※5:リポラン(登録商標)LB-440(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社)、※6:NIKKOL(登録商標)CMT-30(日光ケミカルズ社)、※7:REWOPOL(登録商標) SB FA 30 B(エボニック ジャパン社)、※8:ソフタゾリンLAO-C(川研ファインケミカル社)、※9:ソフタゾリンCPB(川研ファインケミカル社)、※10:アンヒトール(登録商標)20HD(花王社)、※11:アミノーン(登録商標)C-11S(花王社)、※12:試薬(富士フィルム和光純薬社)
比較例
評価の結果
本発明の毛髪洗浄剤組成物の範囲内で調製された実施例1~11は、コアセルベートの生成を抑え、コーミング前のうねり抑制効果に優れ、コーミング後のうねりの発生を低減し、コーミング後のつやがあり、仕上がりが軽かった。
一方で、(A)成分が範囲外となる比較例1では、300回コーミング後のうねり発生、仕上がりの軽さが劣った。(A)成分が範囲未満となる比較例2では、コーミング前のうねり抑制効果、コーミング後のうねり発生、コーミング後のつやが劣った。(B)成分が範囲外となる比較例3では、コアセルベートが生成し、コーミング前のうねり抑制効果、コーミング後のうねり発生、コーミング後のつやが劣った。(B)成分が範囲未満となる比較例4では、コーミング後のうねり発生、コーミング後のつや、仕上がりの軽さが劣った。(C)成分が範囲外、(C)成分/(D)成分が範囲外となる比較例5では、コーミング後のうねり発生、コーミング後のつや、仕上がりの軽さが劣った。(D)成分が範囲外、(C)成分/(D)成分が範囲未満となる比較例6では、コアセルベートが生成し、コーミング前のうねり抑制効果、コーミング後のうねり発生、コーミング後のつやが劣った。(D)成分が範囲未満であり、(C)成分/(D)成分が範囲外となる比較例7では、300回コーミング後のうねり発生、コーミング後のつや、仕上がりの軽さが劣った。(B)成分のポリクオタニウム-10が範囲外となる比較例8では、コアセルベートが生成し、コーミング後のうねり発生、コーミング後のつや、仕上がりの軽さが劣った。
本発明、毛髪洗浄剤組成物により、コアセルベートの生成を抑え、コーミング前の毛髪のうねりを抑制し、さらにコーミングによるうねりの発生を低減し、つやがあり、軽い仕上がりとなるため、ヘアシャンプー等の製品の商品価値を高めることが出来る。

Claims (3)

  1. (A)式(1)
    Figure 0007606300000005
    で示されるサクシニルアルギニンまたは、その塩 0.1~5.0重量%
    (B)ポリクオタニウム-7: 0.05~1.0重量%
    (C)アニオン性界面活性剤 5.0~16.0重量%
    (D)両性界面活性剤 0.5~3.0重量%
    かつ(C)成分/(D)成分の比率が4.0~30.0
    の組成である毛髪洗浄剤組成物。
  2. (C)成分であるアニオン性界面活性剤が、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、N-アシルメチルタウリン塩、アルキルスルホコハク酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の毛髪洗浄剤組成物。
  3. (D)成分である両性界面活性剤が、アミドアミンオキシド型、アミドプロピルベタイン型、及びスルホベタイン型からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の毛髪洗浄剤組成物。
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