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JP7601978B1 - 回転電気装置及び発電装置 - Google Patents

回転電気装置及び発電装置 Download PDF

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JP7601978B1
JP7601978B1 JP2023164055A JP2023164055A JP7601978B1 JP 7601978 B1 JP7601978 B1 JP 7601978B1 JP 2023164055 A JP2023164055 A JP 2023164055A JP 2023164055 A JP2023164055 A JP 2023164055A JP 7601978 B1 JP7601978 B1 JP 7601978B1
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Abstract

Figure 0007601978000001
【課題】永久磁石を利用する回転子を備えた新規な回転電気装置を提供する。
【解決手段】回転電気装置100は、中心軸22まわりに回転可能に構成された回転子20と、中心軸22を中心にして周方向に並んだ複数の第1永久磁石30と、回転子20に固定され、複数の第1永久磁石30と中心軸22との間に配置された少なくとも1つの第2永久磁石40と、を有する。複数の第1永久磁石30は、互いに同一の極性を中心軸22の方に向けて配置されている。第2永久磁石40は、前記極性と同一の極性を中心軸22とは反対の方に向けて配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転電気装置及び発電装置に関する。
回転電気装置は、電動装置や発電装置のように、回転可能な回転子を有する装置である。発電装置としては、例えば電磁誘導を利用した発電装置が知られている。以下の特許文献1及び特許文献2は、電磁誘導を利用した発電装置を開示している。
特許文献2に記載された発電装置では、円周状に配置された複数のコイルを備えた第1の多層多極コイル板と、偏心錘と、円周状に配置された複数のコイルを備えた第2の多層多極コイル板とが、この順序で配置されている。偏心錘は、回転自在に構成された摺動体と、両面着磁された円盤状ないし扇形状の多極磁石と、を含む。多極磁石の重心位置は、軸心からずれるように配置されている。特許文献1に記載された発電装置は、振動に伴い偏心錘が回転することによって、電磁誘導により発電が行われる。
特開2012-070535号公報
特許文献2に記載された発電装置では、偏心錘の重量の不均衡によって外部振動が偏心錘の回転に変換され、偏心錘に設けられた磁石とそれに対向するコイルとの間の電磁誘導により、発電が行われる。しかしながら、偏心錘の重量の不均衡を偏心錘の回転に変換する場合、外部振動の周波数と重量の不均衡との関係がマッチしていないと、偏心錘が安定的に回転し難い。
したがって、永久磁石を利用する回転子を備えた新規な回転電気装置及び/又は発電装置が望まれる。
一態様に係る回転電気装置は、中心軸まわりに回転可能に構成された回転子と、前記中心軸を中心にして周方向に並んだ複数の第1永久磁石と、前記回転子に固定され、前記複数の第1永久磁石と前記中心軸との間に配置された少なくとも1つの第2永久磁石と、を有する。前記複数の第1永久磁石は、互いに同一の極性を前記中心軸の方に向けて配置されている。前記第2永久磁石は、前記極性と同一の極性を前記中心軸とは反対の方に向けて配置されている。
一態様に係る発電装置は、上記の回転電気装置と、前記回転子に固定された少なくとも1つの第3永久磁石と、前記中心軸に沿った方向において前記第3永久磁石に対向して配置されたコイルと、を有する。
上記態様によれば、永久磁石を利用する回転子を備えた新規な回転電気装置及び/又は発電装置を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る回転電気装置の模式的側面図である。 図2は、第1実施形態に係る回転電気装置の模式的上面図である。 図3は、第2実施形態に係る回転電気装置の模式的側面図である。 図4は、第2実施形態に係る回転電気装置の模式的上面図である。 図5は、第3実施形態に係る回転電気装置の模式的側面図である。 図6は、第3実施形態に係る回転電気装置の模式的上面図である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。以下の図面において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることがあることに留意すべきである。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る回転電気装置の模式的側面図である。なお、図1では、回転電気装置の構造の説明の都合上、一部の構造が断面で示されていることに留意されたい。図2は、第1実施形態に係る回転電気装置の模式的上面図である。なお、図2では、回転電気装置の構造の説明の都合上、一部の構造は図示されていない、又は透視的に図示されていることに留意されたい。特に、図2では、第1永久磁石30、第2永久磁石40及び第3永久磁石50の配置を説明するため、その他の構造はなるべく省略して示されている。
第1実施形態に係る回転電気装置100は、発電装置として好適に利用できる。回転電気装置100は、筐体10と、回転子20と、複数の第1永久磁石30と、少なくとも1つの第2永久磁石40と、少なくとも1つの第3永久磁石50と、コイル60と、を有していてよい。ここで、「永久磁石」という用語は、通常使用される意味と同様であり、必ずしも永久的に磁石の性質を保持し続ける部材であることを意味しない。すなわち、「永久磁石」は、電磁石とは異なり、長期的な期間、磁石の性質を保持する部材であればよい。
第1永久磁石30及び第2永久磁石40の種類としては、鉄・クロム・コバルト磁石、等方性及び異方性フェライト磁石、アルニコ磁石、希土類磁石(サマリウム・コバルト磁石、ネオジウム磁石)等が挙げられる。これらの中でも希土類磁石の内、ネオジウム磁石が高磁場を実現でき、小型軽量化の観点で好適である。
回転子20は、中心軸22まわりに回転可能に構成されていてよい。回転子20は、第2永久磁石40及び第3永久磁石50を固定可能であれば、どのような形状を有していてもよい。
図示した態様では、回転子20は、上部板24と下部板26を含んでいる。上部板24と下部板26のそれぞれは、中心軸22を中心とした円板の形状を有していてよい。上部板24と下部板26は、支柱25によって互いに連結されていてよい。支柱25は、中心軸22を中心として円周状に複数並んでいてよい。好ましくは、支柱25は、中心軸22から遠く離れた位置、すなわち上部板24と下部板26の半径方向Rの外側の端部付近に設けられていてよい。
筐体10は、回転子20を取り囲む筒状の形状を有していてよい。筐体10は、例えば合成樹脂材料、又は金属材料等によって構成されていてよい。合成樹脂材料は、例えば塩化ビニール樹脂、又はその他の樹脂材料であってよい。好ましくは、筐体10は、非磁性部材によって構成されている。すなわち、筐体10は、筒状の非磁性部材によって構成されていてよい。
複数の第1永久磁石30は、中心軸22を中心にして周方向に並んでいてよい。具体的には、複数の第1永久磁石30は、中心軸22に直交する面内で、中心軸22を中心にして周方向に並んでいてよい。好ましくは、複数の第1永久磁石30は、周方向に実質的に等間隔に並んでいる。
複数の第1永久磁石30は、互いに同一の極性を中心軸22の方に向けて配置されている。図示した態様では、各々の第1永久磁石30のS極が中心軸22の方に向けて配置されている。
複数の第1永久磁石30は、筐体10に支持されていてよい。前述したように、筐体10は、非磁性部材によって構成されていることが好ましい。筐体10が非磁性部材によって構成されている場合、複数の第1永久磁石30は、筒状の非磁性部材に支持されることになる。この場合、筐体10が第1永久磁石30の磁気モーメントに影響をほとんど与えないため、後述する回転子20の回転に良くない影響を与える可能性を低減させることができる。
第1実施形態では、回転電気装置100は、複数の第2永久磁石40を有する。第2永久磁石40は、回転子20に固定されていてよい。複数の第2永久磁石40は、複数の第1永久磁石30と中心軸22との間に配置されている。
第2永久磁石40は、第1永久磁石30の、中心軸22の方に向けられた極性と同一の極性を、中心軸22とは反対の方に向けて配置されている。すなわち、図示した態様では、各々の第2永久磁石40のS極が、中心軸22とは反対の方に向けて配置されている。
ここで、各々の第2永久磁石40のS極が中心軸22とは反対の方に向けて配置されてはいるが、S極が中心軸22を中心とする半径方向Rに完全に一致した方に向けられる必要はない。本明細書では、第2永久磁石40のS極とN極を結ぶ線が中心軸22を中心とする半径方向Rから傾斜していたとしても、第2永久磁石40のS極がN極よりも半径方向Rの外側に位置するときには、第2永久磁石40のS極が中心軸22とは反対の方に向けて配置されてはいると見做す。すなわち、図2に示す態様では、第2永久磁石40のS極が中心軸22とは反対の方に向けて配置されていると言える。
図2に示すように、第2永久磁石40のN極とS極とを結ぶ線が、中心軸22を中心とした半径方向Rに対して傾斜していることが好ましい。第2永久磁石40のN極とS極とを結ぶ線と半径方向Rとの間の角度は、例えば0度より大きく90度より小さい、好ましくは10度~80度の範囲、より好ましくは20度~70度の範囲であってよい。これにより、発明者は、第2永久磁石40により生じる磁束密度の分布が、中心軸22を中心とする円周方向において非対称となり得るため、後述するように回転電気装置100の揺れに伴う回転子20の回転を促進する可能性があると推測した。
もっとも、回転子20の回転が可能であれば、第2永久磁石40のN極とS極とを結ぶ線は、中心軸22を中心とした半径方向Rと一致していてもよい。すなわち、第2永久磁石40は、半径方向Rから傾斜していなくてもよい。
図示した態様では、複数の第2永久磁石40は、回転子20の上部板24と下部板26のそれぞれに固定されていてよい。回転子20の上部板24に固定された複数の第2永久磁石40は、中心軸22を中心にして周方向に並んでいてよい。同様に、回転子20の下部板26に固定された複数の第2永久磁石40は、中心軸22を中心にして周方向に並んでいてよい。
本実施形態では、上部板24に固定された複数の第2永久磁石40と、下部板26に固定された複数の第2永久磁石40のそれぞれは、周方向に実質的に等間隔に並んでいる。
回転電気装置100は、第2永久磁石40よりも中心軸22側に、第4永久磁石42を有していてよい。各々の第4永久磁石42は、各々の第2永久磁石40に伴って配置されている。
第4永久磁石42のS極とN極を結ぶラインは、中心軸22を中心とした半径方向Rに沿って延びている。また、第4永久磁石42は、半径方向Rにおいて第2永久磁石40に隣接して設けられている。すなわち、第4永久磁石42の一方の磁極は、第2永久磁石40の一方の磁極と対向している。ここで、互いに対向する第4永久磁石42の一方の磁極と第2永久磁石40の一方の磁極とは、互いに異なる極性を有する。すなわち、第2永久磁石40と第4永久磁石42は、互いに引力を受けるような配置となっている。
第2永久磁石40が半径方向Rに対して傾斜している場合、第2永久磁石40の中心軸22側に向いた磁極から出た磁束は、中心軸22から傾斜した方向に延びると考えられる。第4永久磁石42が設けられていることにより、中心軸22に向かう磁束は、半径方向Rに沿って概ね真っすぐ延び易くなる。これにより、ある第2永久磁石40の、中心軸22側に向けられた磁極から中心軸22に向かう磁束が、隣接する第2永久磁石40へ与える影響を抑制することができる。
第1実施形態では、回転電気装置100は、複数の第3永久磁石50を有していてよい。第3永久磁石50は、回転子20に固定されていてよい。第3永久磁石50は、コイル60に対向するよう配置されていてよい。コイル60は、中心軸22に沿った方向において第3永久磁石50に対向して配置されていてよい。
図示した態様では、第3永久磁石50は、回転子20の上部板24の下部と下部板26の上部それぞれに固定されていてよい。回転子20の上部板24の下部と下部板26の上部それぞれに固定された複数の第3永久磁石50は、中心軸22を中心とした週方向に並んでいてよい。
コイル60は、回転子20の上部板24に固定された複数の第3永久磁石50と、回転子20の下部板26に固定された複数の第3永久磁石50との間に設けられていてよい。好ましくは、中心軸22から第3永久磁石50までの距離が、中心軸22からコイル60までの距離とほぼ等しい(図1参照)。コイル60は、中心軸22を中心として周方向に複数設けられていてよい。
周方向に隣接する第3永久磁石50は、互いに磁極の向きが異なるよう配置されていることが好ましい。さらに、上下方向で互いに対向する第3永久磁石50は、互いに異なる磁極を向かい合わせるよう配置されることが好ましい。
複数のコイル60は、中心軸22を中心とした周方向に並んでいてよい。好ましくは、複数のコイル60は、周方向に等間隔に並んでいてよい。
第2永久磁石40が、回転子20の回転中にコイル60に衝突しないよう、回転子20の高さ方向の位置を調整可能なスペーサ28が設けられていてもよい。
ここで、コイル60は、回転子20には固定されていない。したがって、回転子20が回転したとしても、コイル60は回転しないことに留意されたい。そのため、回転子20の回転に伴い、第3永久磁石50は、コイル60の直上又は直下に位置する状態と、コイル60から周方向に離れた状態と、に移動し得る。これにより、コイル60内の磁束密度が大きく変化し、誘導起電力が生じる。
コイル60は、外部の蓄電池や電気的負荷200に電気的に接続されていてよい。具体的には、コイル60から延びた配線62は、外部の蓄電池や電気的負荷200に電気的に接続されていてよい。
回転電気装置100は、中心軸22に沿って延びる軸部材70を有していてよい。軸部材70は、中空の筒状の形状を有していてよい。コイル60は、軸部材70に連結されていてよい。具体的には、コイル60から引き出された配線は、軸部材70の中空部分を通して、軸部材70の開口部72から外側へ延出されていてよい。
回転電気装置100は、軸部材70の少なくとも一方の端部を支持する第1弾性部材80を備えていてよい。図示した態様では、軸部材70の下方側の端部が第1弾性部材80によって支持されている。
より具体的には、軸部材70は、筐体10の底板12には直接連結されていない。軸部材70は、第1弾性部材80を介して筐体10の底板12に連結されている。これにより、軸部材70は、外力が作用すると、軸部材70の中心軸が傾くように揺動可能に構成されている。
軸部材70は、ベアリング78を介して回転子20に接続されていてよい。これにより、軸部材70が回転することなく、回転子20が中心軸22まわりに回転可能に構成される。また、回転子20がベアリング78を介して軸部材70に接続されることにより、軸部材70の揺動に伴って、回転子20も揺動する。ベアリング78の具体的な構造は特に制限されない。ベアリング78は、例えばボールベアリング等であってよい。
特に、回転子20は、軸部材70の揺動(傾斜するような揺動)により、回転子20の回転面が傾斜するように揺動する。中心軸22まわりの周方向に関して静止した状態における回転子20が揺動すると、回転子20は、第1永久磁石30と第2永久磁石40との磁気による周方向における安定位置からずれ、回転電気装置100の振動と相まって回転子20は一方向にある程度回転すると推測される。
回転子20の回転に伴って、第3永久磁石50とコイル60の作用(電磁誘導)により、電力が生成される。コイル60に生成された電力は、配線を通じて外部に取り出すことができる。
ここで、前述したように、第2永久磁石40のN極とS極とを結ぶ線が、中心軸22を中心とした半径方向Rに対して傾斜している場合、第2永久磁石40により生じる磁束密度の分布が、中心軸22を中心とする円周方向において非対称となり得るため、振動に伴う回転子20の回転は起こりやすくなると推測される。
また、第2永久磁石40により生じる磁束密度の分布の円周方向における非対称性を増大させるため、第2永久磁石40に隣接して軟磁性体44が設けられていても良い。軟磁性体44は、比較的高い透磁率を有する材料である。軟磁性体44は、第2永久磁石40に対して中心軸22を中心にして周方向に非対称に設けられていてよい。図2に示す例では、軟磁性体44は、第2永久磁石40の、周方向における一方の側方のみを覆っている。これにより、振動に伴う回転子20の回転はより起こりやすくなると推測される。
軟磁性体44の材料は、特に制限されないが、鉄、モリブデン、ニッケルなどの強磁性体が挙げられる。この代わりに、軟磁性体44の材料は、アルミニウムや銅箔の積層体によって構成されていても良い。軟磁性体44の膜厚は、材料にもよるが、例えば1μmから1000μmの範囲から選択されることが好ましい。
回転電気装置100は、軸部材70の鉛直方向の上部に設けられた重り16を有していてよい。これにより、軸部材70は、振動に伴い水平方向に揺動し易くなる。
また、回転電気装置100は、筐体10と軸部材70とを連結する複数の第2弾性部材90を有していてよい。複数の第2弾性部材90は、中心軸22まわりに、周方向に並んで配置されていてよい。第2弾性部材90は、外力を受けていない場合に、軸部材70を鉛直方向に安定的に維持するために設けられていてよい。
(実験例1)
第1実施形態で説明した回転電気装置100を実際に製造し、発電実験を行った。筐体10は、塩化ビニール製の円筒形状である。周方向に6mmの等間隔で筐体10に複数の貫通穴を形成し、それぞれの貫通穴に第1永久磁石30が設けられている。第1永久磁石30は、マグファイン社製の円柱状のネオジウム磁石である。第1永久磁石30のS極が中心軸22の方に向けられている。
第2永久磁石40は、マグファイン社製の直方体形状のネオジウム磁石である。第4永久磁石42は、直方体形状のネオジウム磁石である。第2永久磁石40のS極が、半径方向Rの外側に向けられている。第2永久磁石40の長軸と、中心軸22を中心とした半径方向Rとの間の角度は、50度である。7個の第2永久磁石40が、周方向に等間隔で配置された。上面視で第2永久磁石40の右片側に、軟磁性体44が設けられている。軟磁性体44は、大同金網社製のパーマロイテープを3層重ねて貼り付けたものである。軟磁性体44の厚み、つまり3層全体の膜厚は、約150μmであった。
第3永久磁石50は、マグファイン社製の正方形の板状のネオジウム磁石である。8個の第3永久磁石50が周方向に等間隔に配置されている。8個の第3永久磁石50は、上部板24と下部板26のそれぞれに設けられた。周方向に隣接する第3永久磁石50は、互いに磁極の向きが異なるよう配置された。さらに、上下方向で互いに対向する第3永久磁石50は、互いに異なる磁極を向かい合わせるよう配置された。
第1弾性部材80は、0.41N/mmのばね定数と5cmの自然長を有するつる巻きばねであった。重り16は、200gの分銅錘であった。4つの第2弾性部材90は、ゴム製のバンドであった。
コイル60は、周方向に等間隔に4つ設けられた。中心軸22の方向に沿ったコイル60と第2永久磁石40との間の間隔は、約0.5mm~1.0mmであった。それぞれのコイル60は、直径10mmの樹脂製円筒の周囲に100回巻かれたエナメル線により構成された。4つのコイル60は、すべて電気的に直列に接続された。回転子20の回転に伴い、4個のコイル60に同時に同相の起電圧が生じるよう構成されている。コイル60から引き出された配線62は、外部の電力取り出し回路に接続された。コイル60に生成された電圧は、電力取り出し回路により測定された。
発電実験では、手動で、10秒間で30往復(すなわち3Hzの振動数)、前述した回転電気装置100を揺動させた。これにより、回転子20が回転し、安定的に約400mVの起電圧が発生したことを確認できた。回転電気装置100の揺動を止めると直ちに回転子20の回転は停止した。
ここで、通常の環境下で発生する振動の周波数は、およそ1Hz~30Hz程度であることが知られている。例えば、地震動の周波数は約10Hz程度であると考えられる。土木工事の振動の周波数は約20Hz程度であると考えられる。自動車等の交通に伴う振動の周波数は、約1Hz~30Hz程度であると考えられる。また、人の歩行や走行に伴う振動の周波数は、約約1Hz~5Hz程度であると考えられる。
上記の回転電気装置100は上記の発電実験により3Hzの振動で発電可能であることがわかる。そのため、上記の回転電気装置100は、通常の環境下で発生する振動の周波数において、発電可能であると考えられる。なお、回転電気装置100の各構造の設計を調整することにより、3Hz以外の他の周波数で発電可能な構成にすることも可能と考えられる。
ここで、回転電気装置100から第1永久磁石30をすべて取り除いて上記と同一の条件下で同様の発電実験(外部からの揺動)を行ったが、回転子20が回転しないことを確認できた。また、回転電気装置100から第2永久磁石40をすべて取り除いて上記と同一の条件下で同様の発電実験(外部からの揺動)を行ったが、回転子20が回転しないことを確認できた。
以上の結果から、本実施形態に係る回転電気装置100では、外部からの外力、すなわち回転電気装置100の揺動に起因し、かつ第1永久磁石30と第2永久磁石40の両方の作用によって、回転子20が回転することがわかる。
[第2実施形態]
図3は、第2実施形態に係る回転電気装置の模式的側面図である。なお、図3では、回転電気装置の構造の説明の都合上、一部の構造が断面で示されていることに留意されたい。図4は、第2実施形態に係る回転電気装置の模式的上面図である。なお、図4では、回転電気装置の構造の説明の都合上、一部の構造は図示されていない、又は透視的に図示されていることに留意されたい。特に、図4では、第1永久磁石30及び第2永久磁石40の配置を説明するため、その他の構造はなるべく省略して示されている。
第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号が付されており、その説明を省略することがあることに留意されたい。
第2実施形態に係る回転電気装置100は、筐体10と、回転子20と、複数の第1永久磁石30と、少なくとも1つの第2永久磁石40と、を有していてよい。
回転子20は、中心軸22まわりに回転可能に構成されていてよい。回転子20は、第2永久磁石40を固定可能であれば、どのような形状を有していてもよい。図示した態様では、回転子20は、円盤状の形状を有する。
複数の第1永久磁石30の配置については、第1実施形態と同様である。第2実施形態では、回転電気装置100は、1つの第2永久磁石40を有する。第2永久磁石40は、回転子20に固定されていてよい。複数の第2永久磁石40は、複数の第1永久磁石30と中心軸22との間に配置されている。第2永久磁石40の磁極の向きや、第2永久磁石40の配向(半径方向からの傾斜角)等については、第1実施形態と同様である。
第1実施形態と同様、第2永久磁石40のN極とS極とを結ぶ線が、中心軸22を中心とした半径方向Rに対して傾斜していることが好ましい。第2永久磁石40のN極とS極とを結ぶ線と半径方向Rとの間の角度φは、例えば0度より大きく90度より小さい、好ましくは10度~80度の範囲、より好ましくは20度~70度の範囲であってよい(図4も参照)。もっとも、回転子20の回転が可能であれば、第2永久磁石40のN極とS極とを結ぶ線は、中心軸22を中心とした半径方向Rと一致していてもよい。すなわち、第2永久磁石40は、半径方向Rから傾斜していなくてもよい。
回転電気装置100は、中心軸22に沿って延びる軸部材70を有していてよい。軸部材70は非磁性材料によって構成されていることが好ましい。第2実施形態では、軸部材70は、回転子20とともに回転可能に構成されている。軸部材70は、下部基板18と上部基板19との間を延びていてよい。ここで、下部基板18と上部基板19は、回転子20の回転に伴って回転しない。
軸部材70の上部に、一対の第1軸受け磁石74が設けられている。一対の第1軸受け磁石74は、互いに反発するよう同じ極性を向かい合わせて配置されている。さらに、一対の第1軸受け磁石74は、上部基板19を挟んで両側に配置されている。これにより、回転子20が回転したときに軸部材70が上部基板19に接触して摩擦損失が生じる可能性を抑制できる。
同様に、軸部材70の下部に、一対の第2軸受け磁石75が設けられている。一対の第2軸受け磁石75は、互いに反発するよう同じ極性を向かい合わせて配置されている。さらに、一対の第2軸受け磁石75は、下部基板18を挟んで両側に配置されている。これにより、回転子20が回転したときに軸部材70が下部基板18に接触して摩擦損失が生じる可能性を抑制できる。
第2実施形態では、第2弾性部材90は、筐体10と上部基板19とを連結している。第2弾性部材90は、複数設けられていてよい。具体的には、上部基板19は、第2弾性部材90により支持されている。外力(揺動する力)が回転電気装置100に加えられると、第2弾性部材90の作用により、上部基板19が揺動する。すなわち、上部基板19は、第1実施形態で説明した重り16と同様の機能を有する。
上部基板19の揺動に伴い、軸部材70の中心軸が傾くように揺動し、回転子20は、回転子20の回転面が傾斜するように揺動する。これにより、第1実施形態と同様に、回転子20は、回転電気装置100の振動と相まって回転子20は一方向にある程度回転すると推測される。
図3及び図4に示す態様では、第2永久磁石40は1つのみ設けられている。この代わりに、第1実施形態と同様、複数の第2永久磁石40が回転子20に固定されていてもよい。
回転電気装置100を発電装置として利用する場合には、第1実施形態と同様に、第3永久磁石50やコイル60が設けられていてもよい。
(実験例2)
第2実施形態で説明した回転電気装置100を実際に製造し、実験を行った。筐体10は、塩化ビニール製の円筒形状である。4つの第2弾性部材90が週方向に等間隔に設けられた。
周方向に5mmの等間隔で筐体10に複数の貫通穴を形成し、それぞれの貫通穴に第1永久磁石30が設けられている。第1永久磁石30は、マグファイン社製の円柱状のネオジウム磁石である。第1永久磁石30のS極が中心軸22の方に向けられている。
1つの第2永久磁石40は、マグファイン社製の直方体形状のネオジウム磁石である。第2永久磁石40の長軸と、中心軸22を中心とした半径方向Rとの間の角度φは、50度である。上面視で第2永久磁石40の右片側に、軟磁性体44が設けられている。軟磁性体44は、大同金網社製のパーマロイテープを3層重ねて貼り付けたものである。軟磁性体44の厚み、つまり3層全体の膜厚は、約150μmであった。
上記の回転電気装置100に、回転トルクを測定する測定装置を取り付けた(図3も参照)。図3に示す測定装置300は、測定装置300は、軸部材70に取り付けられた第1ギア205と、第1ギア205に連結された複数のギア(減速ギア群)210と、を有する。減速ギア群210に取り付けられた回転軸220には、ゼンマイばね240が取り付けられている。
回転子200の回転に伴い軸部材70が回転すると、第1ギア205及び減速ギア群210が回転する。減速ギア群210の回転に伴い回転軸220が回転し、これによりゼンマイばね240が巻かれる。このゼンマイばね240の巻き数によって、回転トルクの大きさを算出することができる。
また、ゼンマイばね240と減速ギア群210との間に不図示のクラッチを設けておき、クラッチによりゼンマイばね240と減速ギア群210との接続を切り離すことによって、巻かれたゼンマイばね240が解放される。この解放時の回転エネルギーを発電モータ250に与えることで、回転トルクの大きさに応じた電力が発生する。この電力を電圧計260で測定することによって、回転トルクの大きさを間接的に算出した。
実際に、上記の回転電気装置100を手動で揺動させることで回転子200を回転させ、ゼンマイばね240の復元力と回転のトルクとがつり合うまで、ゼンマイばね240を巻いた。このときのゼンマイばね240の最大の巻き数から回転トルクを算出した(以下の表1参照)。回転トルクTrは、ゼンマイばね240の巻き総数をNに比例するため、実測された巻き総数から算出することができる。
次に、クラッチを解放し、ゼンマイばね240が元の状態に巻き戻るまでの時間に発電モータで発生した瞬間の最大起電圧を測定した(以下の表1参照)。実験例2において回転トルクは101[N・mm]であり、最大起電圧は1.58[V]であった。
(実験例3)
第2永久磁石40の長軸と中心軸22を中心とした半径方向Rとの間の角度φを90度にした以外は実験例2と同じ構成及び同じ条件で実験が行われた。実験例3において回転トルクは14[N・mm]であり、最大起電圧は0.3[V]であった。
(実験例4)
第2永久磁石40の長軸と中心軸22を中心とした半径方向Rとの間の角度φを0度にした以外は実験例2と同じ構成及び同じ条件で実験が行われた。実験例4において回転トルクは6[N・mm]であり、最大起電圧は0.1[V]であった。
(表1)
Figure 0007601978000002
表1に示す結果から、第2永久磁石40のN極とS極とを結ぶ線は中心軸22を中心とした半径方向Rに対して傾斜していることが好ましいことがわかる。この観点から、角度φは、例えば0度より大きく90度より小さい、10度~80度の範囲、20度~70度の範囲であることが好ましい。もっとも、第2永久磁石40のN極とS極とを結ぶ線が傾斜していなくても、回転トルク及び最大起電力は生じているため、角度φが0°及び90°であってもよいことに留意されたい。
(実験例5)
実験例4の回転電気装置100から軟磁性体44を取り除いたことを除き、実験例4と同じ構成及び同じ条件で実験を行った。この場合、測定された回転トルクと最大起電圧の値は、実験例4のものと比較して小さいことが確認できた。
[第3実施形態]
図5は、第3実施形態に係る回転電気装置の模式的側面図である。なお、図5では、回転電気装置の構造の説明の都合上、一部の構造が断面で示されていることに留意されたい。図6は、第3実施形態に係る回転電気装置の模式的上面図である。なお、図6では、回転電気装置の構造の説明の都合上、一部の構造は図示されていない、又は透視的に図示されていることに留意されたい。特に、図6では、第1永久磁石30及び第2永久磁石40の配置を説明するため、その他の構造はなるべく省略して示されている。
第3実施形態において、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号が付されており、その説明を省略することがあることに留意されたい。
第3実施形態に係る回転電気装置100は、回転子20と、複数の第1永久磁石30と、少なくとも1つの第2永久磁石40と、を有していてよい。回転子20は、中心軸22まわりに回転可能に構成されていてよい。回転子20は、第2永久磁石40を固定可能であれば、どのような形状を有していてもよい。図示した態様では、回転子20は、円盤の形状を有する。
第3実施形態では、複数の第1永久磁石30は、筐体の底板12と、筐体の上板14のそれぞれに設けられている。筐体の底板12に設けられた複数の第1永久磁石30は、中心軸22を中心にして周方向に並んでいてよい。筐体の上板14に設けられた複数の第1永久磁石30は、中心軸22を中心にして周方向に並んでいてよい。周方向における複数の第1永久磁石30の配置や磁極の向きは、第1実施形態と同様である(図6も参照)。
第2永久磁石40は、回転子20に固定されていてよい。第3実施形態では、複数の第2永久磁石40は、円盤状の回転子20の上部と、円盤状の回転子20の下部と、に設けられている。回転子20の上部と下部のそれぞれに設けられた複数の第2永久磁石40は、中心軸22を中心にして周方向に並んでいてよい。周方向における複数の第2永久磁石40の配置や磁極の向きは、第1実施形態と同様である(図6も参照)。
第3実施形態では、回転子20の上部と下部に設けられたそれぞれの第2永久磁石40が、筐体の上板14と底板12に設けられたそれぞれの第1永久磁石30に対向する。これにより、第1永久磁石30と第2永久磁石40の磁力の作用をより強化することができる。
また、回転子200は、第1永久磁石30と第2永久磁石40との反発力によって、中心軸22の方向において底板12と上板14から離間していてよい。この場合、回転子200は軸部材70に固定されていなくてもよい。すなわち、回転子200の中心に設けられた貫通孔に軸部材70が通されているだけでよい。
第3実施形態では、軸部材70は、第2実施形態と同様に、回転子20とともに回転可能に構成されている。そのため、軸部材70は、ベアリング79を介して筐体の上板14と底板12に取り付けられている。
ベアリング79としては、例えばボール軸受、油軸受、空気軸受、磁気軸受、流体軸受などが用いられ得る。また、回転方向とは反対方向への回転を規制するため、不図示のワンウェイが設けられていてもよい。
第3実施形態に係る回転電気装置100は、底板12及び/又は上板14を中心軸22の方向に移動させる駆動装置400を備えていても良い。駆動装置400は、例えば、ギア410と、駆動部420と、不図示のクラッチ機構と、を有していてよい。ギア410は、例えばラックピニオンギアであってよい。
ギア410は、底板12及び/又は上板14に設けられた不図示のギアとかみ合わせられていてよい。クラッチ機構は、ギア410と底板12及び/又は上板14との接続を切る装置である。
図5に示す態様では、ギア410は、上板14に設けられた不図示のギアとかみ合わせられている。この状態で駆動部420がギア410を駆動させることにより、上板14は、軸方向22に沿って移動可能になる。
これにより、軸方向22に沿った方向における第1永久磁石30と第2永久磁石40との間隔を変えることができる。また、駆動装置400は、第1永久磁石30と第2永久磁石40(回転子200)の設置及び/又は取り外し時にも利用できる。
第3実施形態では、回転子20や軸部材70は、第1実施形態及び第2実施形態で説明したようには揺動しない。この場合であっても、第1永久磁石30と第2永久磁石40による回転子20の回転機構は、様々な用途に利用可能と考えられる。
もっとも、第3実施形態においても、回転子20や軸部材70は、第1実施形態及び第2実施形態で説明したようには揺動可能に構成されていても構わない。
回転電気装置100を発電装置として利用する場合には、第1実施形態と同様に、第3永久磁石50やコイル60が設けられていてもよい。
上記態様によれば、回転電気装置100は、各種の機械の動力源や発電装置などに利用できる。特に、自然環境下における振動を利用した振動発電装置としての応用も期待できる。
上述したように、実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替の実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
100 回転電気装置
16 重り
20 回転子
22 中心軸
30 第1永久磁石
40 第2永久磁石
44 軟磁性体
50 第3永久磁石
60 コイル
70 軸部材
80 第1弾性部材
90 第2弾性部材
R 半径方向

Claims (7)

  1. 中心軸まわりに回転可能に構成された回転子と、
    前記中心軸を中心にして周方向に並んだ複数の第1永久磁石と、
    前記回転子に固定され、前記複数の第1永久磁石と前記中心軸との間に配置された少なくとも1つの第2永久磁石と、を有し、
    前記複数の第1永久磁石は、互いに同一の極性を前記中心軸の方に向けて配置されており、
    前記第2永久磁石は、前記極性と同一の極性を前記中心軸とは反対の方に向けて配置されており
    前記回転子は、前記中心軸に交差する方向に揺動可能に構成されている、回転電気装置。
  2. 前記第2永久磁石に隣接し、前記中心軸を中心にして周方向に非対称に設けられた軟磁性体を有する、請求項1に記載の回転電気装置。
  3. 前記第2永久磁石のN極とS極とを結ぶ線が、前記中心軸を中心とした半径方向に対して傾斜している、請求項1に記載の回転電気装置。
  4. 前記中心軸に沿って延びる軸部材と、
    前記軸部材の少なくとも一方の端部を支持する第1弾性部材と、を有する、請求項に記載の回転電気装置。
  5. 前記中心軸に沿って延びる軸部材と、
    前記軸部材の鉛直方向の上部に設けられた重りと、を有する、請求項に記載の回転電気装置。
  6. 前記中心軸に沿って延びる軸部材と、
    前記回転子のまわりに設けられた筐体と、
    前記筐体と前記軸部材とを連結する複数の第2弾性部材と、を有する、請求項に記載の回転電気装置。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の回転電気装置と、
    前記回転子に固定された少なくとも1つの第3永久磁石と、
    前記中心軸に沿った方向において前記第3永久磁石に対向して配置されたコイルと、を有する、発電装置。
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