JP7586363B1 - 切削インサート、ボディ及び切削工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】切削工具10のボディ20に取り付けられる切削インサート30であって、互いに対向する一対の端面のうちの一方の端面からなり、第1すくい面151,152を含む面として機能する略平行四辺形状の第1面110と、第1面110を区画する辺のうちの互いに対向する一対の辺111、113に沿って形成された一対の第1切れ刃511、512と、互いに対向する一対の側面からなり、第2すくい面621、622を含む面として機能する略台形状の第2面210、220と、それぞれの第2面210、220を区画する辺のうちの一辺201、203に沿って形成された第2切れ刃521、522と、を有する。
【選択図】図1
Description
第1すくい面151、152を上記のように形成された溝部から構成したことにより、第1面110がすくい面を含む面となる場合には、正のすくい角を付与することができる。また、第1面110が着座面611を含む面となる場合には、以下のメリットがある。すなわち、着座面611を軸AX2に沿って上から見た場合に着座面611が第1切れ刃511および第1切れ刃512よりも低い位置にあると、第2取付座820の第1取付面821を凸状にしておかなければならなくなるところ、第1すくい面151、152を上記のような溝部から構成したことにより、着座面611を軸AX2に沿って上から見た場合に最外面(頂面)とすることができる。その結果、第2取付座820の第1取付面821を凸状にする必要がなくなって単純な平面にすることができ、ボディ20の製造コスト低減が図られる。
(1)第1切れ刃511を使用する場合
切削インサート30を第1取付座810に装着させて第1切れ刃511を実際の「切れ刃」として用いる場合、第1切れ刃511をボディ20の先端側へ向けて第1姿勢とした切削インサート30を第1取付座810に嵌め込む。これにより、切削インサート30の第5面120を第1取付面811に当接させ、第3面310および第4面410を第2取付面812および第4取付面814に当接させ、第2面220を第3取付面813に当接させる。
切削インサート30を第1取付座810に装着させて第1切れ刃512を実際の「切れ刃」として用いる場合、第1切れ刃512をボディ20の先端側へ向けて第1姿勢とした切削インサート30を第1取付座810に嵌め込む。これにより、切削インサート30の第5面120を第1取付面811に当接させ、第3面320および第4面420を第2取付面812および第4取付面814に当接させ、第2面210を第3取付面813に当接させる。
(1)第2切れ刃521を使用する場合
切削インサート30を第2取付座820に装着させて第2切れ刃521を実際の「切れ刃」として用いる場合、第2切れ刃521をボディ20の先端側へ向けて第2姿勢とした切削インサート30を第2取付座820に嵌め込む。これにより、切削インサート30の第1面110を第1取付面821に当接させ、第4面420を第2取付面822に当接させ、第2面220を第3取付面823に当接させる。
切削インサート30を第2取付座820に装着させて第2切れ刃522を実際の「切れ刃」として用いる場合、第2切れ刃522をボディ20の先端側へ向けて第2姿勢とした切削インサート30を第2取付座820に嵌め込む。これにより、切削インサート30の第1面110を第1取付面821に当接させ、第4面410を第2取付面822に当接させ、第2面210を第3取付面823に当接させる。
20 ボディ
30 切削インサート
110 第1面
111、113 辺
151、152 第1すくい面
201、203 辺
210、220 第2面
511、512 第1切れ刃
521、522 第2切れ刃
611 着座面
621、622 第2すくい面
700 貫通孔
701a、702a 拡径部
810 第1取付座
820 第2取付座
Claims (9)
- 切削工具のボディに取り付けられる切削インサートであって、
互いに対向する一対の端面のうちの一方の端面からなり、第1すくい面を含む面として機能する略平行四辺形状の第1面と、
前記第1面を区画する辺のうちの互いに対向する一対の辺に沿って形成された一対の第1切れ刃と、
互いに対向する一対の側面からなり、第2すくい面を含む面として機能する略台形状の第2面と、
それぞれの前記第2面を区画する辺のうちの前記第1面と対向する面を区画していない辺に沿って形成された第2切れ刃と、
を有し、
前記第2面を区画する辺のうちの前記第1面と隣接する隣接辺と、前記第2面を区画する辺のうちの前記第1面と対向する面に隣接する隣接辺とが平行である、
切削インサート。 - 前記第1すくい面は、前記第1切れ刃に沿って前記第1切れ刃と接続するように延在し、延在方向と直交する断面において湾曲状に凹むように形成された溝部からなり、
前記第1面を当該切削インサートの180度回転対称軸に沿って上から見た場合に、前記第1面が前記第1切れ刃よりも低い位置にない、
請求項1に記載の切削インサート。 - 前記一対の端面で開口する貫通孔を有し、
前記貫通孔は、その両端に、前記端面へ向かって拡径する拡径部を有する、
請求項1または請求項2に記載の切削インサート。 - 互いに対向する一対の端面のうちの一方の端面からなり、第1すくい面を含む面として機能する略平行四辺形状の第1面と、前記第1面を区画する辺のうちの互いに対向する一対の辺に沿って形成された一対の第1切れ刃と、互いに対向する一対の側面からなり、第2すくい面を含む面として機能する略台形状の第2面と、それぞれの前記第2面を区画する辺のうちの前記第1面と対向する面を区画していない辺に沿って形成された第2切れ刃と、を有し、前記第2面を区画する辺のうちの前記第1面と隣接する隣接辺と、前記第2面を区画する辺のうちの前記第1面と対向する面に隣接する隣接辺とが平行である、切削インサートが装着されるボディであって、
切削時の切れ刃として前記第1切れ刃が使用可能な第1姿勢で前記切削インサートが装着される第1取付座と、
切削時の切れ刃として前記第2切れ刃が使用可能な第2姿勢で前記切削インサートが装着される第2取付座と、
を有する、
ボディ。 - 回転中心軸周りに回転可能なボディであって、
前記第1取付座及び前記第2取付座が前記回転中心軸に沿って配列されている、
請求項4に記載のボディ。 - 互いに対向する一対の端面のうちの一方の端面からなり、第1すくい面を含む面として機能する略平行四辺形状の第1面と、前記第1面を区画する辺のうちの互いに対向する一対の辺に沿って形成された一対の第1切れ刃と、互いに対向する一対の側面からなり、第2すくい面を含む面として機能する略台形状の第2面と、それぞれの前記第2面を区画する辺のうちの前記第1面と対向する面を区画していない辺に沿って形成された第2切れ刃と、を有し、前記第2面を区画する辺のうちの前記第1面と隣接する隣接辺と、前記第2面を区画する辺のうちの前記第1面と対向する面に隣接する隣接辺とが平行である、切削インサートと、
切削時の切れ刃として前記第1切れ刃が使用可能な第1姿勢で前記切削インサートが装着される第1取付座と、切削時の切れ刃として前記第2切れ刃が使用可能な第2姿勢で前記切削インサートが装着される第2取付座と、を有する、ボディと、
を備える、
切削工具。 - 前記切削インサートは、
前記第1すくい面が、前記第1切れ刃に沿って前記第1切れ刃と接続するように延在し、延在方向と直交する断面において湾曲状に凹むように形成された溝部からなり、前記第1面を当該切削インサートの180度回転対称軸に沿って上から見た場合に、前記第1面が前記第1切れ刃よりも低い位置にない、
請求項6に記載の切削工具。 - 前記切削インサートは、
前記一対の端面で開口する貫通孔を有し、
前記貫通孔は、その両端に、前記端面へ向かって拡径する拡径部を有する、
請求項6または請求項7に記載の切削工具。 - 前記ボディは回転中心軸周りに回転可能なボディであり、
前記ボディには、前記第1取付座及び前記第2取付座が前記回転中心軸に沿って配列されている、
請求項6に記載の切削工具。
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