JP7550550B2 - 塗布具 - Google Patents
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Description
1) 生分解性樹脂をペン先に用いることで、廃棄したとしても土壌に還りやすくなるため、従来の合成樹脂と較べて環境に対して優れた堆肥化分解性筆記具(例えば、特許文献1参照)、
2) 使用後、土中等に廃棄することにより速やかに分解・資化され得る繊維束芯を装着した筆記具として、毛管現象を生じ得る空隙を有するように生分解性繊維(ポリ乳酸繊維等)を生分解性樹脂からなるバインダー樹脂により結合させた生分解性繊維束芯を装着した筆記具(例えば、特許文献2参照)
などが知られている。
る。
前記塗布部は多孔化処理されていることが好ましい。
前記塗布部の側面または内面に溝を有していることが好ましい。
前記塗布部の1時間あたりの吸水率が5%以上であることが好ましい。
本発明の塗布具は、塗布部が木材由来の原材料から構成されることを特徴とするものである。
本発明は、上記の如く、塗布部が木材由来の原材料から構成されることを特徴とするものであるので、塗布部以外の塗布具本体等の構成、インクや、液状化粧料などの塗布液(液状物)、これらの塗布液を塗布具本体から塗布部へ供給する機構などは特に限定されず、従来より用いられている各種の塗布具の構造などを適用することができるものである(これらの点等については後述する)。
また、本発明における塗布部は、従来において用いられていた合成樹脂製や繊維製などの発泡体、繊維束体、燒結体などから構成される塗布部を木材由来の原材料から構成するものであり、塗布部の形状、大きさ、塗布具の用途(筆記具であれば、アンダーラインマーカー、サインペン、筆記板用ペン、塗布具であれば、化粧液塗布具、修正液塗布具、薬液塗布具)により変動するものである。
塗布部の原材料となる木材(樹木)としては、ソテツ目、イチョウ目、マツ目、モクレン目、クスノキ目、コショウ目、キンポウゲ目、マンサク目、イラクサ目、クルミ目、ヤマモモ目、ブナ目、ヤナギ目、ツバキ目、アオイ目、ツツジ目、カキノキ目、バラ目、ヤマモガシ目、フトモモ目、ミズキ目、ビャクダン目、ニシキギ目、クロウメモドキ目、ムクロジ目、セリ目、シソ目、ゴマノハグサ目、マツムシソウ目などに含まれる各種木材(樹木)を用いることができ、本発明ではイネ科タケ亜科に属するタケ類も用いることができる。
例えば、ソテツ科(ソテツ属)、イチョウ科(イチョウ属)、マツ科(マツ属:ヤクタネゴヨウ、ハイマツ、アカマツ、クロマツ、リュウキュウマツ;カラマツ属、トウヒ属:エゾマツ、オウショウトウヒ;ヒマラヤスギ属:レバノンスギ;トガサワラ属、ツガ属、モミ属)、ナンヨウスギ科(ナンヨウスギ属、アガチス属、ウォレミア属)、イヌマキ科〔=マキ科:イヌマキ属(=マキ属)〕、フィロクラドゥス科、コウヤマキ科(コウヤマキ属)、ヒノキ科(ヒノキ属:ヒノキ、サワラ;スギ属:スギ;スイショウ属、ヌマスギ属:ヌマスギ;、クロベ属:クロベ;アスナロ属:アスナロ、ヒバ;コノテガシワ属、イトスギ属、ビャクシン属:ビャクシン、カイズカイブキ、ハイビャクシン、ミヤマビャクシン、タマイブキ、キンイブキ、ネズ、ハイネズ;セコイア属:セコイア;メタセコイア属:メタセコイア;、セコイアデンドロン属:セコイアデンドロン;コウヨウザン属、タイワンスギ属)、イヌガヤ科(イヌガヤ属)、イチイ科(イチイ属:イチイ、キャラボク、ヨーロッパイチイ、カナダイチ、タイヘイヨウイチイ;、カヤ属:カヤ)、イネ科タケ亜科のホウライチク属、カンチク属、マダケ属(モウソウチク、マダケ、ハチク、ホテイチク)、ナリヒラダケ属、トウチク属、シホウチク属、メダケ属(メダケ、リュウキュウチク)、ヤダケ属(ヤダケ、ヤクシマダケ)、スズダケ属(スズタケ)などが挙げられる。
本発明の多孔化処理は、上記木材から加工された塗布部前駆体に所定の気孔率や、木材に含まれる非極性成分を除去などして塗布液(インクを含む)流出性や、物理的強度(せん断強度、折損強度)を充足するように加工するものである。難浸透性の木材を原材料とした塗布部前駆体は、内部まで均一に処理することは容易ではないが、下記多孔化処理することにより、目的の効果が十分に発揮される塗布部が得られるものとなる。
この多孔化処理としては、例えば、上記木材から得た処理前の塗布部前駆体を
1)凍結乾燥又は熱風乾燥の乾燥処理により多孔化する方法
2)加圧水で含浸処理後、凍結(冷凍)処理し、次いで、凍結乾燥又は熱風乾燥の乾燥処理により多孔化する方法、
3)超臨界二酸化炭素処理により多孔化する方法
4)上記1)の乾燥処理後、上記2)の処理及び/又は上記3)の処理をして多孔化する方法、が挙げられる。
上記2)の多孔化する方法は、例えば、水中において100MPa以上の圧力を加えて木材組織内部へ水を浸透させて含浸処理し、その後、水分の膨張による木材組織破壊のきっかけとなる凍結処理により多孔化する方法である。
上記3)の「超臨界二酸化炭素処理」は、温度が31.1℃以上、圧力が7.38MPa以上にした状態の二酸化炭素のことで、気体並の高い流動性・浸透性と液体並の強い溶解力を合わせ持っているものであり、木材のような材料(塗布部)に対して、気体のように速やかに内部まで浸透し、液体に近い溶解力で塗布部を多孔化することができるものである。用いる二酸化炭素は無毒・不燃性・不活性・安価であり、使用後も回収して再利用できることから、環境や人体に有害な有機溶媒に代わる環境低負荷型反応溶媒である。
具体的には、所定の木材を加工処理した塗布部(試料)を耐圧容器に入れ、真空ポンプで容器内を真空にした後に二酸化炭素を入れて密封し、超臨界状態(40℃、80気圧)で1~96時間処理することにより多孔化を行うことができる。
上記4)の多孔化する方法は、上記1)~上記3)の多孔化する方法の組み合わせであり、上記1)の凍結乾燥又は熱風乾燥の処理後、上記2)の加圧水含浸処理、凍結(冷凍)処理、乾燥(凍結又は熱風)処理及び/又は上記3)の超臨界二酸化炭素処理をして多孔化する方法である。
上記1)~4)の多孔化する方法は、上記原材料となる木材(樹木)種(各目、各科、各属、産地、各木材からの取得部位等)により、木材の組織、含まれる非極性成分等が異なるので、これらの物性を考慮して上記1)~4)の多孔化する方法が適用される。
本発明において、「吸水率」とは、試料を水(液温25℃)に1時間浸漬させた後の重量から、初期の試料重量を差し引き、初期の試料重量で除して100を乗じることにより算出される、木材重量に対する水の重量を百分率で表した値を意味するものである。
上記所定の吸水率にするためには、上記1)~4)の多孔化処理法を好適に組み合わせること(少なくとも1種以上の組み合わせ)により調整することができる。
図1(a)は、本発明の塗布具に用いる塗布部10の多孔化処理前の一例を示す正面図、(b)は上記多孔化処理後、本実施形態では、上記1)の熱風乾燥処理の後、上記3)の超臨界二酸化炭素処理を行い多孔質材料とした塗布部10の正面図である。
図2(a)は本発明の塗布具に用いる塗布部の多孔化処理後に、更に塗布部10に溝(部)11、11…を施した一例を示す上面図、(b)はその縦断面図、(c)はその正面図である。
上記塗布部10に形成する溝(部)11の幅、長さ、深さ及びその形状等は、塗布部の形状、大きさ、塗布部の形態などにより変動するものであり、塗布具本体から塗布部への塗布液の供給が効率よく、かつ塗布部で良好に塗布できればよく、特に限定されない。
本実施形態の塗布部10は、外形φ3mm、溝の長さは端面から端面までの12mmであり、溝幅0.2mm、溝深さ0.2mm、溝形状:ハコ状、溝本数は8本であり、その溝間隔も約1mmの所定間隔毎に形成したものとなっている。この実施形態の溝の構造は一例であり、塗布部の形状等、塗布具の構造、用途、塗布液の性状等により所定の設定がなされるものである。また、内面に溝部若しくは通気孔を形成する方法等としては、例えば、端面からの切削加工や、あらかじめ溝を形成した複数の材料を貼り合わせて内部に溝を形成する貼り合わせ加工などが挙げられる。
本発明の塗布具は、上述の如く、塗布部が木材由来の原材料から構成されることを特徴とするものであるので、塗布部以外の塗布具の構成、インクや、液状化粧料などの塗布液を塗布具本体から塗布部へ供給する機構などは特に限定されず、従来より用いられている各種の塗布具に適用することができる。
本実施形態の塗布具Aは、マーキングペンタイプのバルブ式の筆記具に適用したものであり、図3に示すように、ペン芯となる塗布部10、塗布具本体となる軸筒20、インクを吸蔵する液体吸蔵体35、弁機構40、キャップ部60を備えている。
軸筒20は、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ガラス等で形成されるものであり、水性インク、油性インク、熱変色性インクなどの粘度100mPa・s未満の低粘度の筆記具用インクを収容する有底筒状の後軸21と、ペン芯から構成される塗布部10を摺動保持する先軸30とを有している。
後軸21は、例えば、ポリプロピレン等からなる熱可塑性樹脂を使用して有底筒状体に成形され、筆記具本体として機能する。この後軸21全体及び先軸30は不透明又は透明(及び半透明)に成形されるが、外観上や実用上の観点からいずれを採用しても良い。また、後軸21の開口部22の外周部に先軸30が螺合等により固着される構造となっている。
上記塗布部10は、先軸30の小径部33内に保持されており、そのペン芯となる塗布部10の先端側は小径部33から露出した構造となっている。
この液体吸蔵体35は、天然繊維、合成樹脂繊維などの繊維束、フェルト等の繊維束を加工した繊維束体、または、硬質スポンジ、樹脂粒子焼結体等からなる樹脂粒子多孔体などから構成されるものである。
弁棒41は、弁体41bと、スプリング部材42の前端を保持する段部41cとを有し、その先端部がペン芯30の後端面に当接する構造となっている。
上記液溜まり部45の容積量は、隙間部36の容積より大きいことが望ましい。この液溜まり部45により、一度のポンピング操作(開弁操作)をすれば、液溜まり部45に溜まったインクが隙間部36に一度に全部流れこめないため、スポンジ上面からも濡れさせることが出来る上に、次のポンピング操作によらず、液溜まり部45のインクが常に液体吸蔵体35に接するようにすることでインク濡れを促進できるものとなる。
上記実施形態では、図1、図2では、各形状の塗布部を用いたが、各塗布具(筆記具を含む)の用途等のより、図4(a)~(n)に示される各形状の塗布部であってもよいものである。
また、上記実施形態では、バルブ式の筆記具としたが、バルブ式の他、中綿方式、直液方式等であっても良く、また、塗布具の塗布液は、筆記具用インクの他、マニキュア液、液状化粧料等とし、化粧具、その他液体を一般に塗布するものとしてもよいものである。
更に、上記実施形態の筆記具Aでは、塗布具本体となる軸筒などの断面を円筒状に形成したが、三角形状、楕円形状、四角形以上の方形状などの異形形状にしても良いものである。
下記4種の木材(樹木)を用いて下記処理法(処理1~4)により多孔化処理などを行った塗布部前駆体(直方体:10×15×20mmに二面に二本のV溝加工:図5参照)を作製した。
下記表1に木材種(4種)と処理法(4種)の組み合わせからなる作成した各塗布部を示す。得られた塗布部前駆体の吸水率(1時間当たり)を上述の方法で算出した。
また、得られた各塗布部を用いて、下記方法により液体塗布具を作製して下記評価法により塗布性を評価した。
これらの結果を下記表1に示す。
A:栂(ツガ:マツ科ツガ属)
B:桧(ヒノキ:ヒノキ科ヒノキ属)
C:ユーカリ(フトモモ科ユーカリ属)
D:バルサ(パンヤ科バルサ属)
下記熱風乾燥を単独(処理1)で、また、下記処理法の組み合わせ(処理2~4)にて処理した(下記表1参照)。
熱風乾燥は、塗布部(試料)を温度120℃の熱風を用いて試料内の水分を蒸発させると共に、水分以外の揮発性の有機物を加熱により揮発させて多孔化した。
超臨界二酸化炭素は、塗布部(試料)を耐圧容器に入れ、真空ポンプで容器内を真空にした後に二酸化炭素を入れて密封し、超臨界状態(40℃、80気圧)で48時間処理して多孔化した。
凍結乾燥は、氷点下20℃の低温により木材内部の水分を凍結させた状態で水分を昇華させると共に、水分以外の揮発性の有機物を真空下にて除去して多孔化した。
加圧含浸後冷凍は、塗布部(試料)を試験耐圧容器に入れ、水中において700MPaの圧力を加えて木材組織内部へ水を浸透させて含浸処理し、その後、水分の膨張による木材組織破壊のきっかけとなる凍結処理により多孔化した。
処理1~4を、下記及び下記表1に記載した。
<処理2>熱風乾燥→超臨界二酸化炭素
<処理3>凍結乾燥→加圧含浸後冷凍
<処理4>凍結乾燥→加圧含浸後冷凍→超臨界二酸化炭素
各部材の構成:
塗布部(ペン芯):各木材種×処理1~4(各吸水率)、両側部に各2本の溝部m:幅0.3mm,深さ0.3mmの溝加工:図5参照)
インク吸蔵体35:ウレタンスポンジ、気孔率75%、外形:φ15×15mm(空洞部;φ8×15mm)
弁棒、弁座体、弁筒:ポリエチレン製
スプリング部材:ステンレス製
軸筒、先軸:ポリプロピレン製
隙間部:容積0.20ml(片側の隙間1.6mm、長さ10mm)
液溜部:容積0.40ml
カーボンブラック分散液(プロピレングリコールモノメチルエーテル溶剤、固形分20質量%) 60質量%
テルペンフェノール樹脂 10質量%
エチルアルコール 30質量%
自動筆記試験機にて上質紙(JIS P3201に準拠;坪量範囲40~157g/m2、白色度75.0%以上)へ4.5m/minの速度で100m筆記して下記評価基準で評価した。
評価基準;
A:カスレなし。
B:20m以上100m以下でカスレが見られる。
10 塗布部
20 軸筒
21 後軸
30 先軸
35 液体吸蔵体
36 隙間部
40 弁機構
45 液溜まり部
Claims (1)
- 塗布部が木材由来の原材料のみから構成されると共に、多孔化処理され、かつ、断面T字形状の塗布部から構成され、筆記部側の直方体形状部分の二面の鉛直方向に、それぞれ二本のV溝加工を形成していることを特徴とする塗布具。
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