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JP7548850B2 - ダンプカー - Google Patents

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JP7548850B2 JP2021045351A JP2021045351A JP7548850B2 JP 7548850 B2 JP7548850 B2 JP 7548850B2 JP 2021045351 A JP2021045351 A JP 2021045351A JP 2021045351 A JP2021045351 A JP 2021045351A JP 7548850 B2 JP7548850 B2 JP 7548850B2
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Description

本発明は、ダンプカーに関する。
ダンプカーは、荷台を傾けて積荷を排出できるトラックである(例えば特許文献1)。一般にダンプカーは、前後方向を長手方向とするシャシフレーム上に搭載された荷台と、シャシフレームに固定されて荷台を傾斜させるダンプ装置とを備えており、このダンプ装置を用いて例えば車両後方側に荷台に積載した土砂や廃棄物等を排出する。
特開2017-114413号公報
近年、建設系廃棄物や事業ごみ、一般家庭の粗大ごみ等、ごみの不法投棄が問題になっている。また、港湾や海岸等に海外等からごみが漂着する例も増えている。これらのごみを回収する回収車として、本発明者は、運搬と排出の両機能に優れ様々な場面で活用されるダンプカーに着目した。
しかし、ごみが不法投棄される場所は、山道下や河川等といったダンプカーが進入できない不整地や傾斜地等である場合も多い。こうしたごみを回収する場合、投機場所に立ち入ってごみを持ち運ぶ作業には、多大な労力を要する。苦労して投棄場所からごみを運び出しても、大型のごみであれば特に、ダンプカーの荷台に積み込む作業にも労力を要する。
本発明の目的は、ごみの回収作業の負担を軽減できるダンプカーを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、車両の前後方向を長手方向とするシャシフレームの上部に傾動可能に搭載された荷台と、前記荷台の床面と地面との間で昇降可能な荷受台を備えた荷受台昇降装置と、前記シャシフレームに設けられて前記車両の後方側に索状体を引き出し可能なウィンチとを備え、前記シャシフレームは、前後方向を長手方向とする左右のメインフレームと、前記左右のメインフレームを繋ぐクロスメンバとを含んで構成されており、前記ウィンチの全部が、前記車両の後部に前記クロスメンバの下端よりも地上高が低くなるように配置されているダンプカーを提供する。
また、本発明は、車両の前後方向を長手方向とするシャシフレームの上部に傾動可能に搭載された荷台と、前記荷台の床面と地面との間で昇降可能な荷受台を備えた荷受台昇降装置と、前記シャシフレームに設けられて前記車両の後方側に索状体を引き出し可能なウィンチとを備え、前記ウィンチが、前記シャシフレームの下側にサポート部材を介して設けられているダンプカーを提供する。
本発明によれば、人手によるごみの回収作業や積み込み作業の負担を軽減することができ、運搬及び排出に関するダンプカーの優れた性能を種々の回収作業に活かし、ダンプカーの活躍の場を広げることができる。
本発明の一実施形態に係るダンプカーの全体構成を表す側面図 本発明の一実施形態に係るダンプカーの全体構成を表す後面図 図1に示したダンプカーのダンプ姿勢を表す図 図1の側面図からウィンチとその周辺部を抜き出して表した拡大図 図4に示した部分を後方から見て表した後面図 図1に示したダンプカーを用いたごみ等の回収作業の一例の様子を表す図 図1に示したダンプカーを用いたごみ等の回収作業の他の例の様子を表す図
以下に図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
-ダンプカー-
図1は本発明の一実施形態に係るダンプカーの全体構成を表す側面図、図2はその後面図、図3は図1に示したダンプカーのダンプ姿勢を表す図である。以降の説明において、図1中の左右をダンプカーの前後とする。
図1及び図2に示したダンプカー1は、車両10、荷台20、荷受台昇降装置30及びウィンチ40を含んで構成されている。
車両10は、運転室11と、運転室11の後部に連設されたシャシフレーム(車体枠)12とを備えている。シャシフレーム12は、前後方向を長手方向としており、同方向を長手方向とする左右のメインフレーム(縦根太)13と、左右のメインフレーム13を所定位置において繋ぐクロスメンバ(横根太)14とを含んで構成されている。クロスメンバ14は左右方向を長手方向とし、前後に間隔をあけて複数個所に設けられている。シャシフレーム12の後部、つまり左右のメインフレーム13の後部(後端部付近)には、荷台20の傾動支点となる回転軸25を通す軸孔15(図4)が備わっている。なお、メインフレーム13は主として型鋼又は鋼管等の長尺の鋼材で構成されるところ(図5)、図4ではその鋼材に直接軸孔15を穿った構成を例示してある。但し、メインフレーム13は長尺の鋼材にブロック状又はブラケット状のパーツを溶接等で接合して構成される場合もあり、こうしたブロック状又はブラケット状の部分に軸孔15が設けられる場合もある。例えば、車両メーカで製造されたオリジナルのシャシフレームに、メインフレーム13を構成する後付けパーツとして、軸孔15を設けたブラケット状の部材(不図示)を溶接する場合等である。
荷台20は、シャシフレーム12上に、後部を支点にして傾動可能に搭載されている。この荷台20には、床下後部にブラケット設けられており、このブラケットが回転軸25を介してシャシフレーム12のメインフレーム13と連結されている。本実施形態のダンプカー1には、いわゆるサブフレーム(例えば特開2019-147534号公報のサブフレーム4)が存在せず、サブフレームを介さずにシャシフレーム12に荷台20が直接連結されている。但し、サブフレームを介してシャシフレーム12に荷台20を連結した構成としても良い。本実施形態において、荷台20は、床板21、前壁22、及び左右の側壁23からなり、上方と後方は開口している。
また、荷台20とシャシフレーム12は、既知のダンプ装置を構成する油圧シリンダ(不図示)で連結されている。この油圧シリンダは、一端側がホイスト機構(不図示)を介して荷台20に、他端側がシャシフレーム12にそれぞれ回動自在に連結されている。油圧シリンダの伸縮動作により、シャシフレーム12に対して回転軸25を支点に荷台20が傾動し、後方に向かって下り傾斜となるダンプ姿勢(図3)に起立したり水平に倒伏したりする(図1)。シリンダはシャシフレーム12に搭載された油圧ポンプ(不図示)からの圧油により駆動される。
-荷受台昇降装置-
荷受台昇降装置30は、左右のポスト31、左右のスライダ32、荷受台33を含んで構成されている。
左右のポスト31は、荷受台33の昇降動作をガイドする断面が角型の中空の部材であり、荷台20の後部、具体的には荷台20の左右の側壁23の後端面にそれぞれ固定されている。荷台20が倒伏した状態(図1)で左右のポスト31は鉛直に延びる。従って、本実施形態の場合、荷受台昇降装置30が荷台20と共に傾動する。
ポスト31の上端の位置は、運転室11の上面よりもやや高く、本実施形態では荷台20の側壁23の上面に高さが合わせてある。左右のポスト31の上部には、定滑車である固定シーブ35(図1)が回転自在に支持されている。固定シーブ35の回転軸は、左右に延びる。なお、固定シーブ35は、ポスト31の内部に収容された要素であるが、図1においてはポスト31の外壁を透視して表してある。
ポスト31の下端の位置は、荷台20の床板21の下面やシャシフレーム12の下面よりも低く、本実施形態ではダンプカー1の所定のデパーチャアングルα(図1)が確保する上で可能な範囲で低く設定してある。左右のポスト31は、車両幅方向(左右方向)に延びる同じく断面が角型で中空の部材であるクロスメンバ34(図2)により連結されている。クロスメンバ34の上面は、荷台20の床板21の上面(床面)に高さが合わせてある。
スライダ32は、左右のポスト31の内部に1つずつ挿入されており、それぞれポスト31の内部でポスト31にガイドされて昇降可能である。説明の便宜のために、図1及び図3において、スライダ32はポスト31を透視して示してある。左右のスライダ32には、ポスト31の内部を通り固定シーブ35に掛けられたワイヤ(不図示)の一端が固定されている。ワイヤの他方側は、動滑車である移動シーブ(不図示)を介してポスト31又はクロスメンバ34の内壁に固定されている。移動シーブは、油圧シリンダ(不図示)のロッド先端に回転自在に取り付けられている。油圧シリンダは、ポスト31又はクロスメンバ34に沿った姿勢でポスト31又はクロスメンバ34の内部に収容されている。この油圧シリンダの伸縮によりポスト31又はクロスメンバ34の内部で移動シーブが移動し、移動シーブに掛けられたワイヤに引かれてスライダ32が上昇したり、ワイヤが繰り出されてスライダ32が自重で降下したりする。
荷受台33は、左右のスライダ32に連結されており、スライダ32と共にポスト31に沿って昇降可能である。荷受台33は、荷受面Sを上に向けた水平姿勢において、荷台20の床面に荷受面Sが連なる高さと接地する高さとの間で昇降する。詳細には図示していないが、左右のポスト31の後壁面(後方を向く面)には、上下に延びるスリットが設けられており、ポスト31の内部に収容されたスライダ32の一部がスリットを介してポスト31から突出している。荷受台33は、左右のスライダ32におけるポスト31から後方に突出した部分に連結されている。
また、荷受台33は、スライダ32に対し左右に延びる回転軸を介して連結されており、図1に両矢印で表したように、荷受面Sを上に向けた水平姿勢と荷受面Sを前に向けた起立姿勢との間の90度の範囲で回動自在に構成されている。荷受台昇降装置30には、荷受台33の回動範囲の下限を制限するストッパが備わっており、このストッパにより昇降中も荷受台33の水平姿勢が保たれる。またポスト31の側面には、起立姿勢の荷受台33に係り合う保持部材が備わっており、この保持部材により起立姿勢の荷受台33が意図せず倒れることが防止される。
上記のように、荷受台33は、ポスト31に沿って起立可能であり、起立した状態で荷台20の後壁を兼ねる。つまり、荷受台33が起立姿勢のとき、荷台20は後方の開口が荷受台33で塞がれ、荷受台33が水平姿勢のとき、荷台20の後方の開口が開放される。
また、荷受台昇降装置30には、ダンプカー1のリヤバンパ36が備わっている。リヤバンパ36は、左右のポスト31の互いの対向面の下部に両端が連結されて支持されており、クロスメンバ34、シャシフレーム12及びウィンチ40のいずれの下端部よりも上面が低位置になるように配置されている。リヤバンパ36は荷受台昇降装置30に備わっているため、荷台20の傾動時に荷受台昇降装置30と共に傾動し、図3に破線で示したように回転軸25を中心に円弧軌道T(図3)を描いて回動する。
-ウィンチ-
図4は図1の側面図からウィンチ40とその周辺部を抜き出して表した拡大図、図5はその後面図である。
ウィンチ40は、索状体であるウィンチロープ41(図6)が巻き回されたウィンチドラム42と、ウィンチドラム42を駆動するモータ43とを含んで構成されている。ウィンチロープ41の先端にはフック(不図示)が連結されている。ウィンチロープ41を車両後方側に繰り出し(引き出し)対象物に適宜フックを掛けてモータ43を駆動すると、ウィンチドラム42にウィンチロープ41が巻き取られて対象物がダンプカー1に引き寄せられる。
このウィンチ40は、シャシフレーム12よりも地上高が低くなるように、シャシフレーム12の下側に組み付けられたサポート部材を介して固定されている。具体的には、まずシャシフレーム12のメインフレーム13の後端付近に、メインフレーム13から下方に延びる左右のブラケット44が取り付けられている。これら左右のブラケット44は、最も後方のクロスメンバ14より後側に位置しており、左右に延びるサポート45をクロスメンバ14よりも低位置で支持している。ウィンチ40は、このサポート45の上に搭載されて固定され、全部がウィンチ40を支持するシャシフレーム12(クロスメンバ14)よりも低く位置している。このようにウィンチ40の地上高をシャシフレーム12よりも低くしたことで、シャシフレーム12の左右のメインフレーム13の間で最も後方のクロスメンバ14より後側の狭小領域にウィンチ40が設置可能となる。
なお、本実施形態では、ブラケット44として、メインフレーム13の底面にボルトB1等で連結して立ち下げた第1ブラケット44aと、サポート45にボルトB2等で連結した第2ブラケット44bとを、ボルトB3等で連結した構成を図5に示してある。例えば車両メーカで車両10が製造される場合、ボルトB1を挿入するメインフレーム13の締結孔には、メインフレーム13からオリジナルのリヤバンパ(不図示)を取り外した際に露出する締結孔を利用することができる。また、本実施形態において、最も後方のクロスメンバ14は、メインフレーム13の後端から前方に間隔をあけた位置にあるが、メインフレーム13の後端位置に配置しても良い。この場合、左右のブラケット44と最も後方のクロスメンバ14とが前後方向に重なった位置関係又は接近した位置関係となる。
また、後述する理由からウィンチ40の前後位置については可能な範囲で後方であることが望ましく、本実施形態では上記の通り前後に間隔をあけて複数存在するクロスメンバ14のうち最も後方のクロスメンバ14よりも更に後方に位置している。但し、ダンプカー1のリヤバンパ36よりもウィンチ40を後方に設けることは望ましくない。そこで、本実施形態では、荷台の傾動に伴って回動するリヤバンパ36の円弧軌道Tの内側にウィンチ40を配置し、これによりリヤバンパ36に対してウィンチ40が前後方向に接近した構成としてある。
また、図2及び図4に示した通り、ウィンチ40はサポート45の長手方向の中央に位置し、車幅の中央(ダンプカー1の前後に延びる中心線上)に位置している。但し、例えばウィンチ40の重心が車幅の中央に厳密に一致している必要はなく、例えば後方から見てウィンチドラム42が車幅中心に重なっていれば良い。
-作業例-
図6はダンプカー1を用いたごみ等の回収作業の一例の様子を表す図である。同図では、例えば河川等、ダンプカー1が走行できる路面Aから斜面Bを下った不整地Cに投棄されたごみGを回収する例を説明する。
同図においてごみGを回収する場合、路面A上で車両後部をごみGに向けてダンプカー1を停車させ、荷受台33を水平姿勢として路面Aに下ろし、ウィンチロープ41を繰り出してごみGにフックを掛ける。ごみGにフックが掛けられる部位がない場合、ワイヤロープ(不図示)を用いて玉掛けをする。
ごみGにフックを掛けたら、モータ43を駆動してウィンチロープ41をウィンチドラム42に巻き取り、不整地Cから路面AにごみGを引き上げてダンプカー1のすぐ近くに引き寄せる。
その後、路面Aに引き上げたごみGを荷受台33に載せてフックを外し、そのまま荷台20の床面の高さまでリフトアップし、荷受台33から荷台20にごみGを積み込む。
荷台20へのごみGの積み込みが完了したら、荷台20の床面の高さに上げた荷受台33を起立させてロックし、荷台20の後方の開口を閉じる。そして、必要に応じてごみGが荷台20から落下しないように処置し、ダンプカー1を走行させてごみGを処分場等の目的地に運送する。
なお、図6の作業において、例えば荷受台33に人手でごみGを載せる場合には、荷受台33を下ろす領域の手前までごみGを引き上げ、フックを外してウィンチロープ41をウィンチドラム42に巻き取った後、荷受台33を接地するまで下げても良い。
図7はダンプカー1を用いたごみ等の回収作業の他の例の様子を表す図である。同図では、路面Aとの高低差の小さな不整地CからごみGを引き寄せる例を説明する。同図のごみGを回収する場合も、図6の例と同様、路面A上で車両後部をごみGに向けてダンプカー1を停車させ、ウィンチロープ41を繰り出してごみGにフックを掛ける。その後、ウィンチロープ41を巻き取って不整地Cからダンプカー1の近くにごみGを引き寄せ、荷受台33を用いてごみGを持ち上げて荷台20に積み込む。図7の例においても、ウィンチロープ41を繰り出す前に荷受台33を路面Aに下ろしておけば、荷受台33の上にウィンチ40でごみGを載せることができる。その後のごみGの運搬については図6の例と同様である。
特に、図7に示す例では、ダンプカー1が入り込むことができない狭い路にごみGが置かれている場合に好適である。この場合において、従来のダンプカーでは荷台にごみGを積み込むまでが困難であったところ、本実施形態のダンプカー1では、ウィンチ40及び荷受台昇降装置30を用いることによって容易にごみGを荷台20に積み込むことができる。
図6や図7のようにして荷台20に積み込んだごみGを目的地で荷台20から排出する場合、ダンプカー1を所定の場所に停車させ、荷受台33のロックを外して荷受台33を倒し荷台20の後方の開口を開放する。その際、荷受台33は、高さを変えることなく単に水平に倒し、図3に示したように荷受面Sが荷台20の床面に連なるようにすることが望ましい。ダンプカー1の位置決めと荷台20の後部開口の開放の作業順序は逆でも良い。その後、図3のように荷台20を斜めに立ち上げて荷台20からごみGを排出する。
-効果-
(1)本実施形態によれば、山道下や河川等といった回収車が進入できない不整地や傾斜地等に投棄されたごみでも、図6や図7で説明したようにウィンチ40を用いることによってダンプカー1のすぐ近くまで引き寄せることができる。従って、不整地や傾斜地で作業者がごみを持ち運ぶ負担を大きく軽減できる。そして、荷受台33を使用してごみを荷台20に上げることができるので、比較的大型のごみでも荷台20への積み込みを容易に行うことができる。このようにダンプカー1の荷台20にごみを積み込む作業に要する労力も少ない。勿論、ごみ処分場等の目的地で荷台20からごみを排出する作業も、ダンプ機能により容易に実施できる。よって、本実施形態のダンプカー1によれば、ごみの回収作業の負担を軽減することができる。
また、荷台20にごみGを積み込んだ後の目的地への運搬やごみGの排出については、ダンプカー1に備わった本来的な運搬及び排出の機能が活かされる。よって、本実施形態によれば、人手によるごみの回収作業や積み込み作業の負担を軽減することができるのみならず、運搬及び排出に関するダンプカーの優れた性能を種々の回収作業に活かし、ダンプカーの活躍の場を広げることができる。
また、図6及び図7の例でも触れた通り、予め荷受台33を下げておくことで、その後ウィンチロープ41を繰り出してごみを引き寄せれば、ウィンチ40により荷受台33の上にごみを直接載せられる。このような場合には、ウィンチ40で引き寄せたごみを荷受台33に移載する労力も省くことができ、ごみの回収作業の負担を一層軽減することができる。ウィンチドラム42の巻き取り力を利用して、人手によらず荷受台33にごみGを載せることができるので、省人化の点で好ましい。
なお、コンテナを脱着する機構を持つコンテナ運搬車(例えば特開2020-132294号公報)もごみの回収に有効であるが、ごみの不法投棄の現場ではコンテナを下ろすのに適した地面や空間がない場合も少なくない。
それに対し、本実施形態のダンプカー1は、例えば荷台20を下ろす必要がなく、停車スペースと荷受台33の動作スペースが確保できれば足りる。ごみを持ち運ぶ労力が軽減できる点やごみの持ち運びの外的制限を緩和できる点の他、このようにごみ回収に広いスペースを要さない点で、コンテナ運搬車よりも有利である。
また、特に大型のごみを回収する場合には、クレーンを搭載したトラック等も使用できる。ただ、大型のごみを吊り上げるためには、安定した吊り姿勢で地表面からごみを吊り上げる必要があり、アウトリガーの展開等の準備作業に慎重を要する。また、一般にクレーンは運転室と荷台との間に搭載され、クレーンを車載するスペースの分だけ荷台の積載容量が小さくなり、一度に運搬できるごみの量も減少し得る。
それに対し、本実施形態のダンプカー1は、ウィンチ40でごみを引き摺るだけで地表面から吊り上げないのでアウトリガーが不要で、クレーンを用いる場合に比べてごみGの引き上げのための準備作業も容易である。また、シャシフレーム12上に、クレーン等の荷台20の容量を制限する設備を追設する必要もなく、同程度の車格のダンプカーと比較して荷台20の容量を小さくする必要もない。これらの点において、クレーンを搭載したトラックと比較しても本実施形態に係るダンプカー1は有利である。
また、荷台の容量制限を回避する観点では、一般的なダンプカーをクレーン車と共に使用し、クレーン車でダンプカーにごみを積載することも考えられる。しかし、玉掛け作業に慎重を要することに加え、複数の車両の停車スペースを必要とし、スペースに余裕がない現場では作業自体が困難である。
その点、本実施形態に係るダンプカー1であれば、図6や図7を用いて説明した通り、ごみの引き寄せ及び荷台20への積み込みが単独でできるため、他の車両を必要としない。
(2)本実施形態のダンプカー1においては、ウィンチ40がシャシフレーム12の後部にシャシフレーム12よりも地上高が低い位置に配置されている。
まず、ウィンチ40がシャシフレーム12よりも低位置にあることで、仮にウィンチ40をシャシフレーム12の上に搭載した場合に比べ、先に図7で示したようにごみGを引き寄せる際、ウィンチロープ41の角度は水平に近付く。これによりウィンチ40のけん引力に占める垂直成分を抑制し、ごみGの引き寄せに寄与する水平成分を増加させることができ、ウィンチ40の牽引力でごみGを効率的に引き寄せることができる。また、ウィンチ40がシャシフレーム12よりも低位置にあることで、車両後部に設けられた艤装物(テールランプ等)と繰り出されたウィンチロープ41との干渉も回避できる。
また、図6のように傾斜地からごみGを引き上げる際、ウィンチ40の配置が前方に移動する程、ウィンチ40とごみGとを結ぶ直線に、路面Aと斜面Bとの境界となる地表面のコーナー部分が干渉する可能性が高まる(図6の二点鎖線41’)。ウィンチ40及びごみGを結ぶ直線と、路面A及び斜面Bの境界部分との干渉量が大きい程、ごみGを引き寄せる際にウィンチロープ41が地表面に強く擦れる。
そこで、本実施形態に係るダンプカー1では、ウィンチ40の配置を車両10の後部にしている。これにより、ウィンチ40及びごみGを結ぶ直線と、路面A及び斜面Bの境界部分との干渉量又は干渉を抑制することができ、傾斜地からごみGを引き上げる作業について合理性が高い。この効果は、図7のように平地でごみGを引く場合に限らず、図6に示したように傾斜地でごみGを引く場合でも得られる。
また、ウィンチ40を車両10の後部に配置することで、リヤバンパ36とウィンチ40との前後の距離が短くなる。そのため、ウィンチ40によりごみGを牽引する際のウィンチロープ41とリヤバンパ36との上下の間隔を確保でき、ウィンチロープ41とリヤバンパ36との干渉を抑制できる。これにより、ごみGの牽引動作を安定して行うことができる。
荷受台昇降装置30も後部に配置されているため、ウィンチロープ41を巻き取っていけば、自然と荷受台33の近くにごみGを引き寄せることができる。従って、引き寄せたごみGを荷受台33に移載する際のごみGの移動距離を抑えられ、作業面でも合理的である。
(3)一般的に、ダンプカーのリヤバンパは、シャシフレームから後方に延ばしたステーで支持される。しかし、特に小型又は中型の車両ではシャシフレームの後部にウィンチを設置すると、リヤバンパのステーを取り付けることがスペースの制約で難しい。スペースが大きく制限された状態でそのままシャシフレームにステーを取り付ける場合、その制限を回避するためにステーの形状が複雑化したり長くなったりするだけでなく、所要の強度を確保するためにステーの重量も増加し得る。
それに対し、本実施形態では、荷受台昇降装置30の左右のポスト31によりリヤバンパ36を支持する構成を採用している。本実施形態では、ウィンチ40を低位置に配置することで上述した効果を奏することに加え、下方に延びるポスト31でリヤバンパ36を支持することで、ウィンチ40よりも更に低い位置にリヤバンパ36を無理なく配置することができる。これにより、ウィンチロープ41とリヤバンパ36との干渉も生じ難くなり、ウィンチ40の動作がリヤバンパで制限される場面も減少する。また、リヤバンパ36をポスト31に連結したことで、バンパ支持用のステーに関し、上述したようなステー構造の複雑化や長尺化を回避し、重量増加も避けられる。
なお、ダンプカー1の製造に関しては、車両メーカが製造した車両10が荷台20等を架装(搭載)する架装メーカの工場に持ち込まれ、その工場内で車両10に荷台20、荷受台昇降装置30及びウィンチ40等が架装される。従って、架装メーカの工場内に持ち込まれる車体10には、車両メーカで取り付けられたオリジナルのリヤバンパがステーを介してシャシフレーム12の後部に締結手段(ボルト及びナット)で固定されていることが多い。そこで、本実施形態では、その締結手段を外し、露出した締結孔をウィンチ40の設置に用いることができる。つまり、ブラケット44(図5参照)を固定するために、オリジナルのリヤバンパの装着に使われていた締結孔を活用することができる。よって、ダンプカー1の製造効率及び強度の低下を抑制できる。
更には、リヤバンパ36の配置を低くすることで、荷台20と共に回動するリヤバンパ36の軌道をウィンチ40の下側に通すことができる。リヤバンパ36の配置を下げることで、回動するリヤバンパ36とウィンチ40との干渉を避けることができる。換言すれば、リヤバンパ36の円弧軌道Tの内側にウィンチ40を配置することで、ダンプカー1の後端に位置するリヤバンパ36に対してウィンチ40が前後方向に接近した構成が成立する。このようにウィンチ40がダンプカー1の後端近くに無理なく配置されたレイアウトを実現することができ、前述した効果(2)を合理的に得ることができる。
(4)起立姿勢の荷受台33が、荷台20の後方の開口を塞ぐ扉(荷台20の後壁)を兼ねている。荷受台33は後方に倒すと荷台20の床面に連なるので、図3に示したように荷台20を後傾させると、荷受台33の先端が地面付近まで下がる。つまり、荷受台33が荷台20の床面に連なって地面近くまで延びるシュートの役割を果たし、荷台20から排出されるごみを目的の排出位置に案内することができる。
(5)ウィンチ40が車幅の中央に位置しているので、ごみGをダンプカー1の車幅方向中央寄りの位置まで牽引し易くなる。従って、荷受台33にごみGをウィンチ40により載せる際及び人手を介して載せる際のいずれも荷受台33の中央にごみGを載せ易くなる。
従って、荷受台33をリフトアップする過程においてダンプカー1の左右いずれかに負荷が偏ることもなく、ごみGの積み込み作業を良好に行うことができる。特に、ダンプカー1を不整地等に停止させて作業を行う際には、重量バランスが巧くとれることで安定性が良くなって好ましい。また、車幅中央にウィンチ40が設けられていることで、ダンプカー1を停車できる条件やごみGの周辺状況等でウィンチロープ41の繰り出し方向が左右に振れても、牽引後にはごみGを車幅中央の位置に引き寄せることができるため好ましい。
(6)シャシフレーム12に荷台20の傾動支点となる回転軸25を通す軸孔15が備わっている。つまり、回転軸25を介して荷台20がシャシフレーム12に連結される構造であり、本実施形態のダンプカー1はいわゆるサブフレームを持たない。このように、サブフレームがない分、荷台20の床面の位置が下がり、荷台20の高さ方向の寸法を長くとって荷台容積を拡大することができる。これにより、より多くのごみを回収し運搬することができる。
また、ダンプカー1の重心も低くなって走行時等における安定性も高くなる。但し、サブフレームが存在する形態と比較して、本実施形態の構成ではウィンチ40を設けるためのスペースが制限される。しかし、上述したように地上高を低くできる構成、更にはウィンチ40の上部の位置をシャシフレーム12の上部の位置よりも低くした構成を採っていることで、走行安定性等に優れたサブフレームレスの構造ながら無理なくウィンチ40を設置することができる。
-変形例-
ダンプカーのダンプ機構には、本実施形態で説明した機構以外にも種々のものが存在する。傾動方向が三方向に切り換えられるいわゆる三転ダンプ等が一例である。三転ダンプ機能を備えたダンプカーにも、本実施形態のダンプカー1のようにウィンチ40や荷受台昇降装置30を実装して同様の効果を得ることができる。
また、荷受台昇降装置にも、様々な種類がある。例えばシーブとワイヤを用いてスライダ32を駆動する構成を例示したが、例えばワイヤに代えてチェーン、シーブに代えてスプロケットを用いた構成とすることもできる。また、例えば荷箱の内部に荷受台を収納する荷受台昇降装置(例えば特開2010-155600号公報、特開2005-289150号公報)も適用可能である。スペースに余裕があれば、荷受台をスライドさせて車枠の下部に引き込んで格納する回転格納式荷受台昇降装置(特開2020-50131号公報)を適用することも考えられる。荷受台を回動させて車枠の下部に格納する回転格納式荷受台昇降装置(特開2010-52569号公報)を適用することも考えられるも。また、荷台の後部で荷受台を起立させて格納する荷受台昇降装置であっても、ポストに沿って荷受台が昇降するのではなく、回動するアームによって荷受台が昇降するものがある(例えば特開2008-189189号公報、特開2004-224082号公報)。これらの荷受台昇降装置を適用することも考えられる。
また、ウィンチ40に関しても、同様の効果を発揮できるものであれば適宜設計変更可能である。例えばワイヤロープ41を種類の異なる索状体にする設計変更や、ウィンチ40を固定する部材やその構成を変える設計変更も可能である。
また、ウィンチ40をシャシフレーム12の後部に設けた構成を例示したが、ウィンと40を車両10の後部(後端近傍)に配置できれば、ウィンチ40を支持するブラケット44を支持する部材はシャシフレーム12である必要はない。例えば前述したサブフレームを設けた場合には、サブフレームの後部にブラケット44を固定する構成も考えられる。場合によっては、荷台20やポスト31に等にブラケット44を固定した構造も考えられ得る。
1…ダンプカー、10…車両、11…運転室、12…シャシフレーム、15…軸孔、20…荷台、21…床板(荷台の床面)、23…側壁、25…回転軸(支点)、31…ポスト、33…荷受台、36…リヤバンパ、40…ウィンチ、A…路面(地面)、T…円弧軌道(リヤバンパの軌道)

Claims (5)

  1. 車両の前後方向を長手方向とするシャシフレームの上部に傾動可能に搭載された荷台と、
    前記荷台の床面と地面との間で昇降可能な荷受台を備えた荷受台昇降装置と、
    前記シャシフレームに設けられて前記車両の後方側に索状体を引き出し可能なウィンチとを備え、
    前記シャシフレームは、前後方向を長手方向とする左右のメインフレームと、前記左右のメインフレームを繋ぐクロスメンバとを含んで構成されており、
    前記ウィンチの全部が、前記車両の後部に前記クロスメンバの下端よりも地上高が低くなるように配置されているダンプカー。
  2. 請求項のダンプカーにおいて、
    前記荷受台昇降装置は、
    前記荷台の後部に設けられ、前記荷受台の昇降動作をガイドする左右のポストと、
    前記ウィンチよりも低く位置するように前記左右のポストの下部に両端が支持されたリヤバンパとを備え、
    前記ウィンチは、前記荷台の傾動に伴って回動する前記リヤバンパの軌道の内側に位置するように、前記リヤバンパに対して前後方向に接近して配置されているダンプカー。
  3. 請求項のダンプカーにおいて、
    前記荷台が、左右の側壁を有すると共に、後方が開口しており、
    前記荷受台が、起立可能に構成されており、起立した状態で前記荷台の後壁を兼ねるダンプカー。
  4. 車両の前後方向を長手方向とするシャシフレームの上部に傾動可能に搭載された荷台と、
    前記荷台の床面と地面との間で昇降可能な荷受台を備えた荷受台昇降装置と、
    前記シャシフレームに設けられて前記車両の後方側に索状体を引き出し可能なウィンチとを備え、
    前記ウィンチが、前記シャシフレームの下側にサポート部材を介して設けられているダンプカー。
  5. 請求項1-のいずれか1項のダンプカーにおいて、
    前記シャシフレームに前記荷台の傾動支点となる回転軸を通す軸孔が備わっているダンプカー。
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