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JP7539588B2 - 紙幣処理装置、紙幣処理プログラム及び紙幣処理方法 - Google Patents

紙幣処理装置、紙幣処理プログラム及び紙幣処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、紙幣処理装置、紙幣処理プログラム及び紙幣処理方法に関する。
紙幣処理装置内に紙幣を入金する場合には、紙幣処理装置内の投入口から紙幣を投入することになる。尚、紙幣の中には、例えば、ルーブル紙幣等のように金属成分を含有する紙幣がある。
しかしながら、紙幣処理装置内の投入口は紙幣専用であるにも関わらず、投入口に硬貨を投入してしまう場合も考えられる。そこで、従来の紙幣処理装置では、投入口内に金属センサを配置し、投入口内に硬貨が投入された場合には、金属センサで検出した金属量に基づき、投入口内への硬貨等の異物混入と検知した場合、硬貨を返却することになる。
特開2019-057269号公報 特開平10-241001号公報 特開平10-214360号公報
紙幣処理装置では、金属成分を多く含有する紙幣の束が投入口から投入された場合に、投入された紙幣の束の金属量が硬貨の金属量以上の場合もある。しかしながら、紙幣処理装置では、投入された紙幣の束の金属量が硬貨の金属量以上の場合、投入された紙幣束を異物混入と誤検知される場合がある。その結果、紙幣処理装置では、入金された対象が紙幣のみであるにも関わらず、異物混入として紙幣束が返却されてしまうような事態が生じる。
一つの側面では、入金時の入金対象の誤検知を防止できる紙幣処理装置等を提供することにある。
一つの態様の紙幣処理装置では、金属成分を含有する紙幣を含む入金対象を投入口から投入可能にする処理装置である。紙幣処理装置は、第1の推定部と、取得部と、第2の推定部と、判定部とを有する。第1の推定部は、投入された前記入金対象の紙幣枚数を推定する。取得部は、投入された前記入金対象の実測金属量を取得する。第2の推定部は、前記第1の推定部にて推定された前記紙幣枚数と事前に定めた前記紙幣1枚相当の基準金属量とに基づき、投入された前記入金対象の金属量を判定閾値として推定する。判定部は、前記実測金属量と前記判定閾値とを比較し、比較結果に基づき、投入された前記入金対象が紙幣のみであるか否かを判定する。
一つの側面として、入金時の入金対象の誤検知を防止できる。
図1は、本実施例の紙幣処理装置の外観の一例を示す説明図である。 図2は、紙幣処理装置の内部構成の一例を示す説明図である。 図3は、制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、各貨幣の金属量の一例を示す説明図である。 図5は、テンプレートテーブルの一例を示す説明図である。 図6は、紙幣処理装置内の投入口内の入金対象の紙幣厚みを計測する方法の一例を示す説明図である。 図7は、入金処理に関わるCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、入金処理に関わるCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、推定処理に関わるCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、記憶処理に関わるCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本願の開示する紙幣処理装置等の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
[紙幣処理装置1の構成]
図1は、本実施例の紙幣処理装置1の外観構成の一例を示す説明図である。図1に示す紙幣処理装置1は、例えば、ATM(Automatic Teller Machine)装置である。尚、紙幣処理装置1は、例えば、金属成分を含有するルーブル紙幣等の紙幣を入出金可能とする処理装置である。尚、金属成分は、例えば、紙幣の紙の繊維やインク等に混入された金属の成分である。紙幣処理装置1は、タッチパネル2と、投入口3と、カード挿入口4と、通帳挿入口5と、を有する。
タッチパネル2は、各種情報を表示すると共に、各種コマンドを入力する操作パネルである。投入口3は、紙幣処理装置1内に入金対象、例えば、紙幣を入出金する入出金口である。カード挿入口4は、例えば、キャッシングカードを紙幣処理装置1内に挿入又は紙幣処理装置1から排出する入出口である。通帳挿入口5は、通帳を紙幣処理装置1内に挿入又は紙幣処理装置1から排出する入出口である。
図2は、紙幣処理装置1の内部構成の一例を示す説明図である。図2に示す紙幣処理装置1は、搬送ユニット10と、収納ユニット20とを有する。搬送ユニット10は、投入口3と、搬送部11と、鑑別部12と、一時保留部13と、不良券収納庫16と、制御装置17とを有する。
搬送部11は、紙幣処理装置1内の各部位に入金対象である紙幣を搬送するメカ機構である。鑑別部12は、投入口3から入金された紙幣の金種を含む所定の分類条件を鑑別する。分類条件としては、例えば、金種、損傷状態、外形寸法を含む。分類条件として金種を用いており、鑑別部12にあらかじめ設定された金種に関する鑑別データに基づいて紙幣の金種が鑑別される。尚、鑑別部12によって金種が鑑別不能な紙幣、例えば、部分的に欠損した紙幣等は、鑑別部12から一時保留部13に送られることなく、鑑別部12から投入口3へ戻されて返却される。
不良券収納庫16は、鑑別部12にて不良券と鑑別された紙幣を収納する収納庫である。搬送部11は、例えば、鑑別部12にて紙幣が不良券と鑑別された場合、当該紙幣を一時保留部13に搬送した後、当該紙幣を不良券収納庫16に搬送して収納する。
収納ユニット20は、例えば、金種毎に鑑別された紙幣を収納する6個の金種カセット21を有する。搬送部11は、例えば、鑑別部12にて鑑別された紙幣の金種に基づき、当該紙幣を一時保留部13に保留した後、当該紙幣の金種に応じた金種カセット21に搬送して収納する。
[制御装置17の構成]
図3は、制御装置17の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示す制御装置17は、タッチパネル2及び鑑別部12の他に、通信部31と、移動量センサ32と、金属センサ33と、メカ制御部34と、メモリ35と、CPU36とを有する。通信部31は、金融機関のサーバと通信する通信インタフェースである。移動量センサ32は、例えば、投入口3内のプッシャープレート3Cの実測移動時間を計測するセンサである。移動量センサ32は、投入口3内のプッシャープレート3Cの初期位置からステージプレート3B上の紙幣に所定レベルで押圧する位置まで所定移動速度で移動完了するまでの実測移動時間を計測する。
金属センサ33は、例えば、投入口3内のステージプレート3Bに配置し、ステージプレート3B上に載置する入金対象の金属量を測定するセンサである。尚、金属センサ33は、例えば、入金対象の金属量を電流換算値で測定するものである。メカ制御部34は、例えば、搬送部11等のメカ機構を制御する。メモリ35は、制御装置17に関わる各種情報を記憶する。CPU36は、制御装置17全体を制御する。
CPU36は、第1の取得部51と、第2の取得部52と、第1の推定部53と、第2の推定部54と、判定部55と、制御部56とを有する。第1の取得部51は、金属センサ33で測定した投入口3内の入金対象の金属量を実測金属量として取得する。第2の取得部52は、移動量センサ32で計測したプッシャープレート3Cの実測移動時間を取得する。
第1の推定部53は、投入口3内の入金対象の紙幣枚数を推定した推定紙幣枚数を算出する推定処理を実行する。尚、推定紙幣枚数は、投入口3内の入力対象の紙幣の推定枚数である。第1の推定部53は、テンプレートテーブル41から単位枚数相当の基準紙幣厚み(mm)及び基準金属量(mg)を取得する。第1の推定部53は、例えば、(単位枚数相当の基準紙幣厚み÷単位枚数)から1枚相当の基準紙幣厚みを算出する、例えば、厚み取得部である。第1の推定部53は、第2の取得部52にて実測移動時間(m秒)を取得し、例えば、((実測移動時間-マージン)×プッシャープレートの移動速度(mm/m秒))から、投入口3内の入金対象の紙幣厚み(mm)を算出する。尚、マージンは、実測移動時間の誤差を吸収する時間である。第1の推定部53は、例えば、(算出した入金対象の紙幣厚み÷1枚相当の基準紙幣厚み)で入金対象の推定紙幣枚数を算出し、算出した推定紙幣枚数を推定値メモリ44に記憶する。
第2の推定部54は、投入口3内の入金対象の推定金属量を算出する。尚、推定金属量は、投入口3内の入金対象の金属量の推定量である。第2の推定部54は、例えば、(単位枚数相当の基準金属量÷単位枚数)で紙幣1枚相当の基準金属量を算出する。第2の推定部54は、例えば、算出した(紙幣1枚相当の基準金属量×入金対象の推定紙幣枚数)で、入金対象の推定金属量を算出する。第2の推定部54は、算出した推定金属量に設定メモリ42に記憶中の調整値を加算して判定閾値を得て、判定閾値を閾値メモリ43に記憶する。尚、判定閾値は、入金対象が紙幣であるか否かを判定するための閾値である。調整値は、紙幣束の金属量と紙幣以外の異物(例えば硬貨)が混在した金属量との区別を明確にするためのマージンである。また、説明の便宜上、判定閾値は、入金対象の推定金属量に調整値を加算することで算出する場合を例示したが、調整値を加算することなく推定金属量を判定閾値としても良い。
判定部55は、第1の取得部51で取得した投入口3内の入金対象の実測金属量が判定閾値以下であるか否かを判定する。判定部55は、入金対象の実測金属量が判定閾値以下の場合、入金対象が紙幣のみであると判断する。また、判定部55は、入金対象の実測金属量が判定閾値を超えた場合、入金対象が紙幣以外の異物又は硬貨が混在していると判断する。制御部56は、CPU36全体を制御する。
<メモリ35の構成>
メモリ35は、テンプレートテーブル41と、設定メモリ42と、閾値メモリ43と、推定値メモリ44とを有する。テンプレートテーブル41は、事前に設定した金種毎の各紙幣の基準紙幣厚み及び基準金属量を記憶するテーブルである。設定メモリ42は、判定閾値に与えるマージンや、プッシャープレート3Cの移動速度等の各種設定情報を記憶するメモリである。閾値メモリ43は、第2の推定部54で算出した判定閾値を記憶するメモリである。推定値メモリ44は、第1の推定部53で算出した推定紙幣枚数を記憶するメモリである。
図4は、各貨幣の金属量の一例を示す説明図である。貨幣としては、金属成分を含有する、例えば、3種類の紙幣と、3種類の硬貨を有する場合を想定する。紙幣Aの100枚相当の金属量を10mg、紙幣Bの100枚相当の金属量を600mg、紙幣Cの100枚相当の金属量を100mgとする。また、硬貨Aの1枚相当の金属量を1000mg、硬貨Bの1枚相当の金属量を800mg、硬貨Cの1枚相当の金属量を500mgとする。従って、従来技術では、投入口3内の紙幣束の紙幣枚数が多くなると、投入口3内の入金対象に硬貨が混在しているものと判断されるおそれがある。
図5は、テンプレートテーブル41の一例を示す説明図である。図5に示すテンプレートテーブル41は、金種41A毎に、単位枚数41Bと、事前に算出した単位枚数相当の基準紙幣厚み41Cと、事前に算出した単位枚数相当の基準金属量41Dとを管理するテーブルである。紙幣Aは、10枚相当の基準紙幣厚みを1000μm、10枚相当の基準金属量を1mgとする。紙幣Bは、10枚相当の基準紙幣厚みを1000μm、10枚相当の基準金属量を60mgとする。紙幣Cは、10枚相当の基準紙幣厚みを1000μm、10枚相当の基準金属量を10mgとする。尚、図5に示すテンプレートテーブル41では、ある国の紙幣の金種毎の単位枚数相当の基準紙幣厚み及び基準金属量を事前に記憶する場合を例示した。しかしながら、国毎の紙幣の金種毎の単位枚数相当の基準紙幣厚み及び基準金属量を事前に記憶しても良く、適宜変更可能である。
[投入口3内の入金対象の紙幣厚みの計測方法]
図6は、紙幣処理装置1内の投入口3内の入金対象の紙幣厚みを計測する方法の一例を示す説明図である。図6に示す紙幣処理装置1内の投入口3には、シャッタ3Aと、ステージプレート3Bと、プッシャープレート3Cとを有する。シャッタ3Aは、投入口3の開口を開閉する扉である。ステージプレート3Bは、投入口3内の入金対象、例えば、紙幣束を載置するプレートである。プッシャープレート3Cは、ステージプレート3Bの面に対して垂直方向に移動し、ステージプレート3B上に載置した紙幣を所定レベル圧で押圧するプレートである。メカ制御部34は、プッシャープレート3Cを駆動制御する。移動量センサ32は、投入口3内に入金対象が投入された後、プッシャープレート3Cの初期位置から所定レベル圧になるまで紙幣を押圧するまでの位置に到達するまでの実測移動時間を計測する。第2の取得部52は、移動量センサ32で計測したプッシャープレート3Cの実測移動時間を取得する。第1の推定部53は、計測した実測移動時間、設定メモリ42に記憶中のプッシャープレート3Cの所定速度及びマージンに基づき、入金対象の紙幣厚みを算出する。
[紙幣処理装置1の入金処理]
図7及び図8は、入金処理に関わるCPU36の処理動作の一例を示すフローチャートである。入金処理は、投入口3に入金対象、例えば、紙幣束を投入した場合に実行する処理である。図7においてCPU36内の制御部56は、投入口3に投入された入金対象に対する入金処理を開始するか否かを判定する(ステップS11)。尚、入金処理を開始するか否かを判定する基準は、入金操作を検出したか否かで判断するものとする。
制御部56は、入金対象の入金処理を開始する場合(ステップS11:Yes)、判定閾値の初期化を要求する(ステップS12)。尚、判定閾値の初期化要求とは、閾値メモリ43に記憶中の判定閾値を初期化する要求である。つまり、制御部56は、入金処理を開始する都度、閾値メモリ43内の判定閾値を初期化するものである。制御部56は、判定閾値の初期化が完了したか否かを判定する(ステップS13)。尚、判定閾値の初期化が完了した場合とは、閾値メモリ43に記憶中の判定閾値の初期化が完了した状態である。
制御部56は、判定閾値の初期化が完了した場合(ステップS13:Yes)、金属センサ33をスタンバイ状態に設定する(ステップS14)。尚、金属センサ33をスタンバイ状態に設定する処理とは、金属センサ33の金属量の測定準備を設定する処理である。制御部56は、投入口3の開口を開閉するシャッタ3Aを開動作すべく、メカ制御部34を制御する(ステップS15)。
制御部56は、シャッタ3Aを開動作した後、投入口3内に入金対象があるか否かを判定する(ステップS16)。制御部56は、投入口3内に入金対象がある場合(ステップS16:Yes)、投入口3のシャッタ3Aを閉動作すべく、メカ制御部34を制御する(ステップS17)。CPU36内の第1の取得部51は、シャッタ3Aを閉動作した後、金属センサ33のスタンバイ状態を解除する(ステップS18)。尚、金属センサ33のスタンバイ状態を解除する処理は、金属センサ33の測定を開始する処理である。第1の取得部51は、金属センサ33を通じて投入口3内の入金対象の実測金属量を取得する(ステップS19)。制御部56は、メカ制御部34を通じてステージプレート3B上に載置した紙幣を所定レベル圧で押圧すべく、プッシャープレート3Cを移動させ(ステップS20)、図8に示すM1に移行する。
制御部56は、入金処理を開始しない場合(ステップS11:No)、図8に示す処理動作を終了する。また、制御部56は、判定閾値の初期化が完了したのでない場合(ステップS13:No)、判定閾値の初期化が完了したか否かを判定すべく、ステップS13に移行する。また、制御部56は、投入口3内に入金対象がない場合(ステップS16:No)、入金対象が投入口3に投入されるまでステップS16に移行する。
図8においてCPU36内の第1の推定部53は、投入口3内の入金対象の紙幣の枚数を推定する図9に示す推定処理を実行する(ステップS31)。CPU36内の第2の推定部54は、投入口3内の紙幣の枚数を推定した後、判定閾値を記憶する図10に示す記憶処理を実行する(ステップS32)。
第2の推定部54は、判定閾値を記憶する記憶処理を実行した後、ステップS19の取得結果である入金対象の実測金属量とステップS32の記憶処理で得た判定閾値とを比較する(ステップS33)。CPU36内の判定部55は、入金対象の実測金属量が判定閾値以下であるか否かを判定する(ステップS34)。
判定部55は、入金対象の実測金属量が判定閾値以下である場合(ステップS34:Yes)、入金対象が紙幣のみと判断する(ステップS35)。制御部56は、入金対象を紙幣のみと判断した後、金属センサ33をスタンバイ状態に設定し(ステップS36)、投入口3内の入金対象の紙幣の繰り出し動作を実行し(ステップS37)、図8に示す処理動作を終了する。尚、繰り出し動作とは、搬送部11を通じて投入口3内の入金対象の紙幣を繰り出し搬送する動作である。
判定部55は、入金対象の実測金属量が判定閾値以下でない場合(ステップS34:No)、入金対象が紙幣以外の異物が混在しているものと判断する(ステップS38)。制御部56は、投入口3内の入金対象が紙幣以外の異物が混在していると判断した場合、投入口3のシャッタ3Aを開動作すべく、メカ制御部34を制御する(ステップS39)。
制御部56は、シャッタ3Aの閉動作を実行した後、投入口3内から入金対象がなし、すなわち、抜き取られたか否かを判定する(ステップS40)。制御部56は、投入口3から入金対象が抜き取られた場合(ステップS40:Yes)、シャッタ3Aを閉動作すべく、メカ制御部34を制御する(ステップS41)。更に、制御部56は、シャッタ3Aを閉動作した後、金属センサ33をスタンバイ状態に設定し(ステップS42)、図8に示す処理動作を終了する。
また、制御部56は、投入口3から入金対象がある場合(ステップS40:No)、投入口3内から入金対象が抜き取られたか否かを判定すべく、ステップS40に移行する。
[紙幣処理装置1の推定処理]
図9は、推定処理に関わるCPU36の処理動作の一例を示すフローチャートである。図9に示す推定処理は、投入口3内の紙幣枚数を推定する処理である。図9において第1の推定部53は、テンプレートテーブル41から単位枚数相当の基準紙幣厚み及び基準金属量を取得する(ステップS51)。
第1の推定部53は、例えば、(単位枚数相当の基準紙幣厚み÷単位枚数)で1枚相当の基準紙幣厚みを算出する(ステップS52)。第1の取得部51は、移動量センサ32を通じて、投入口3内の対象貨幣に対してプッシャープレート3Cの初期位置からプッシャープレート3Cが入金対象を所定レベル圧まで押圧する移動完了までの実測移動時間を取得する(ステップS53)。
第1の推定部53は、例えば、((実測移動時間-マージン)×プッシャープレート3Cの移動速度)から、投入口3内の入金対象の紙幣厚みを算出する(ステップS54)。更に、第1の推定部53は、(入金対象の紙幣厚み÷1枚相当の基準紙幣厚み)に基づき、投入口3内の入金対象の推定紙幣枚数を算出する(ステップS55)。そして、第1の推定部53は、算出した入金対象の推定紙幣枚数を推定値メモリ44に記憶し(ステップS56)、図9に示す処理動作を終了する。
[紙幣処理装置1の記憶処理]
図10は、記憶処理に関わるCPU36の処理動作の一例を示すフローチャートである。図10において第2の推定部54は、例えば、(単位枚数相当の基準金属量÷単位枚数)で紙幣1枚相当の基準金属量を算出する(ステップS61)。第2の推定部54は、紙幣1枚相当の基準金属量と第1の推定部53で算出した推定紙幣枚数とを乗算することで、入金対象の推定金属量を算出する(ステップS62)。
第2の推定部54は、設定メモリ42から調整値を取得し(ステップS63)、算出した推定金属量に調整値を加算して金属量の判定閾値を算出する(ステップS64)。第2の推定部54は、算出した金属量の判定閾値を閾値メモリ43内に記憶し(ステップS65)、図10に示す処理動作を終了する。つまり、入金対象の入金処理毎に入金対象の推定指定枚数、1枚相当の基準金属量及び調整値に基づき判定閾値を記憶する。
尚、説明の便宜上、図7、図8、図9及び図10の処理では、入金対象の紙幣は同一基準金属量の紙幣A、紙幣B及び紙幣Cの何れか1種類の金種であることを想定している。しかしながら、例えば、紙幣A、紙幣B及び紙幣Cが同一基準金属量であればよく、入金対象として異なる金種の紙幣が混在した状態にも適用可能である。
[実施例の効果]
紙幣処理装置1は、推定紙幣枚数と紙幣1枚相当の基準金属量とに基づき、投入口3に投入された入金対象の推定金属量を判定閾値として推定する。紙幣処理装置1は、実測金属量と判定閾値とを比較し、比較結果に基づき、投入された入金対象が紙幣のみであるか否かを判定する。その結果、投入口3に投入される入金対象毎に判定閾値を記憶するため、入金対象の誤検知を防止できる。
第1の推定部53は、投入された入金対象の紙幣の厚みを計測し、計測された紙幣の厚みと、紙幣1枚相当の基準紙幣厚みとに基づき、投入された入金対象の紙幣枚数を推定する。その結果、投入口3に投入された入金対象の紙幣枚数を推定できる。
判定部55は、実測金属量が判定閾値以下の場合に、投入された入金対象が紙幣のみであると判定する。その結果、紙幣処理装置1は、入金対象の誤検知を防止しながら、紙幣のみの入金と認識できる
判定部55は、実測金属量が判定閾値を超えた場合に、投入された入金対象が紙幣以外の異物が混在しているものと判定する。その結果、紙幣処理装置1は、入金対象の誤検知を防止しながら、硬貨等の異物が混入された入金と認識できる。
[別の実施例]
尚、説明の便宜上、判定閾値は、投入口3の入金対象毎に入金対象の推定金属量と調整値とを加算して算出する場合を例示した。しかしながら、判定閾値はこれに限定されるものではなく、投入口3の入金対象毎に入金対象の推定金属量を判定閾値としても良い。
入金対象の推定金属量を判定閾値に設定した場合、判定部55は、実測金属量と判定閾値との差分が所定値以下の場合に、投入された入金対象が紙幣のみであると判定する。尚、所定値は、前述した調整値の範囲内とする。その結果、紙幣処理装置1は、差分が所定値以下の場合、紙幣のみの入金と認識できる。
判定部55は、実測金属量と判定閾値との差分が所定値を超える場合に、投入された入金対象が紙幣以外の異物が混在しているものと判定する。その結果、紙幣処理装置1は、硬貨等の異物が混入された入金と認識できる。
本実施例の紙幣処理装置1では、例えば、ATM(Automatic Teller Machine)を例示したが、例えば、CD(Cash Dispenser)、TCR(Teller Cash Recycler)や両替機等の紙幣処理装置でも良く、適宜変更可能である。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
1 紙幣処理装置
3 投入口
32 移動量センサ
33 金属センサ
51 第1の取得部
52 第2の取得部
53 第1の推定部
54 第2の推定部
55 判定部
56 制御部

Claims (8)

  1. 金属成分を含有する紙幣を含む入金対象を投入口から投入可能にする紙幣処理装置であって、
    投入された前記入金対象の紙幣枚数を推定する第1の推定部と、
    投入された前記入金対象の実測金属量を取得する取得部と、
    前記第1の推定部にて推定された前記紙幣枚数と事前に定めた前記紙幣1枚相当の基準金属量とに基づき、投入された前記入金対象の金属量を判定閾値として推定する第2の推定部と、
    前記実測金属量と前記判定閾値とを比較し、比較結果に基づき、投入された前記入金対象が紙幣のみであるか否かを判定する判定部と、
    を有することを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 前記第1の推定部は、
    投入された前記入金対象の紙幣の厚みを取得する厚み取得部を有し、
    前記厚み取得部にて取得された前記紙幣の厚みと、事前に定めた前記紙幣1枚相当の基準紙幣厚みとに基づき、投入された前記入金対象の紙幣枚数を推定することを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
  3. 前記判定部は、
    前記実測金属量が前記判定閾値以下の場合に、投入された前記入金対象が前記紙幣のみであると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の紙幣処理装置。
  4. 前記判定部は、
    前記実測金属量が前記判定閾値を超えた場合に、投入された前記入金対象が前記紙幣以外の異物が混在しているものと判定することを特徴とする請求項3に記載の紙幣処理装置。
  5. 前記判定部は、
    前記実測金属量と前記判定閾値との差分が所定値以下の場合に、投入された前記入金対象が前記紙幣のみであると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の紙幣処理装置。
  6. 前記判定部は、
    前記実測金属量と前記判定閾値との差分が所定値を超える場合に、投入された前記入金対象が前記紙幣以外の異物が混在しているものと判定することを特徴とする請求項5に記載の紙幣処理装置。
  7. 金属成分を含有する紙幣を含む入金対象を投入口から投入可能にする紙幣処理装置が、
    投入された前記入金対象の紙幣枚数を推定し、
    投入された前記入金対象の実測金属量を取得し、
    推定された前記紙幣枚数と事前に定めた前記紙幣1枚相当の基準金属量とに基づき、投入された前記入金対象の金属量を判定閾値として推定し、
    前記実測金属量と前記判定閾値とを比較し、比較結果に基づき、投入された前記入金対象が紙幣のみであるか否かを判定する
    各処理を実行することを特徴とする紙幣処理方法。
  8. 金属成分を含有する紙幣を含む入金対象を投入口から投入可能にする紙幣処理装置内のプロセッサに、
    投入された前記入金対象の紙幣枚数を推定し、
    投入された前記入金対象の実測金属量を取得し、
    推定された前記紙幣枚数と事前に定めた前記紙幣1枚相当の基準金属量とに基づき、投入された前記入金対象の金属量を判定閾値として推定し、
    前記実測金属量と前記判定閾値とを比較し、比較結果に基づき、投入された前記入金対象が紙幣のみであるか否かを判定する
    各処理を実行させることを特徴とする紙幣処理プログラム。
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