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JP7537581B1 - エレベータシステム及びエレベータの駆動電源遮断方法 - Google Patents

エレベータシステム及びエレベータの駆動電源遮断方法 Download PDF

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JP7537581B1
JP7537581B1 JP2023162451A JP2023162451A JP7537581B1 JP 7537581 B1 JP7537581 B1 JP 7537581B1 JP 2023162451 A JP2023162451 A JP 2023162451A JP 2023162451 A JP2023162451 A JP 2023162451A JP 7537581 B1 JP7537581 B1 JP 7537581B1
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卓也 北村
一男 前川
良介 松井
容子 近野
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Fujitec Co Ltd
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Abstract

Figure 0007537581000001
【課題】マシン上置きのエレベータにおいて、緊急時及び保守点検時に駆動装置に供給する電力を確実に遮断可能なエレベータを提供する。
【解決手段】エレベータシステム2は、エレベータかご9が昇降する昇降路X1と、昇降路上部に設置されたエレベータかご9を昇降させる駆動装置4と、駆動装置4を駆動する電力を供給する商用電源15と、エレベータかご9の昇降を制御する制御部18と、制御部18への商用電源15からの電力の供給を遮断する制御電源遮断手段25と、短絡することにより制御電源遮断手段25によって制御部18への商用電源15からの電力の供給を遮断する短絡部11,12,13と、制御電源遮断手段25によって制御部18への商用電源15からの電力の供給が遮断されることにより、駆動装置4への商用電源15からの電力の供給を遮断する駆動電源遮断手段19とを備える。

【選択図】図2

Description

本発明は、エレベータの保守点検時における駆動装置への電力供給を遮断するエレベータシステム及びエレベータの駆動電源遮断方法に関する。
エレベータは、昇降路の頂部に駆動装置(マシン)や制御盤を収容する機械室を持たず、昇降路内に駆動装置や制御盤を収容するマシンルームレスエレベータが採用されることがある。
また、マシンルームレスエレベータの駆動装置や制御盤を昇降路の下方に設置する場合(マシン下置き)や上方に設置する場合(マシン上置き)があるが、近年大雨による建物の冠水などにより、駆動装置や制御盤が水没し損傷することを回避するため、駆動装置や制御盤を昇降路の上方に設けることが望まれている。
なお、制御盤は駆動装置との配線を短くするために、駆動装置の近傍に設置することが望ましい。
マシン上置きの場合、駆動装置は最上階に着床したエレベータかごの頂部よりも上(オーバーヘッド)、あるいは平面視でエレベータかごと重ならない位置で正面視又は側面視で少なくともエレベータかごの一部と重なった位置に設置される。
また、制御盤は、制御盤の下端が最上階フロアレベルより上、かつ平面視でエレベータかごと重ならない位置に設置される。
なお、この場合、例えば制御盤の上端は最上階に着床したエレベータかご頂部よりも上へ突出している。
ところで、従来の制御盤において、エレベータが故障停止して電源リセットを試みる際、従来の回路構成では制御盤又は制御盤近傍に設けられたブレーカボックスに設置されたブレーカを直接操作し、電源をリセットする必要があった。
従来のマシン下置きの場合、エレベータかごが最下階以外に停止していれば最下階扉を開けてピットに入ることで制御盤やブレーカボックスにアクセス可能であった。
ところが、マシン上置きになると、エレベータかごの上に乗らないと制御盤にアクセスできないため、最上階からエレベータかご上に乗り込めるちょうど良い位置にエレベータかごが停止している場合しか制御盤又はブレーカボックスにアクセスできず、エレベータかごの停止位置による制限がマシン下置きよりも非常に厳しいものとなる。
マシン上置きで上記状況になった場合、電気的非常ブレーキ解放を行い、制御盤やブレーカボックスにアクセス出来る位置までエレベータかごを動かす必要があるが、電気的非常ブレーキ解放でエレベータかごを動かせるのは下げ荷方向(エレベータかごと釣合錘のうち、重い方側の方向)のみであり、確実に制御盤やブレーカボックスにアクセス出来るとは言い切れない。
また、マシン上置きの制御盤において、通常のメンテナンス時などに制御盤の上部に設置した部品の交換や点検を実施する場合など、メンテナンス作業を行う場合に適切な位置までエレベータかごを移動させるとブレーカに手が届かない位置となり、作業のために電源遮断を要する状況になってもブレーカでの電源遮断が出来ない場合があった。
これは、部品交換作業を行う位置にエレベータかごを移動すると、ブレーカが正面視又は側面視でエレベータかごと重なることから生じる問題である。
エレベータかご上の遠隔操作部82により制御盤5に電力を供給又は遮断する遠隔操作用スイッチ81を遠隔操作する点については、特開第2006-225090号公報により公知であるが、必ずしもエレベータかごの上に乗り込める位置にエレベータかごが停止しているとは限らない。
特開第2006-225090号公報
そこで課題は、マシン上置きのエレベータにおいて、緊急時及び保守点検時に駆動装置に供給する電力を確実に遮断可能なエレベータを提供することである。
本発明に係るエレベータシステムは、エレベータかごが昇降する昇降路と、前記昇降路上部に設置された前記エレベータかごを昇降させる駆動装置と、前記駆動装置を駆動する電力を供給する商用電源と、前記エレベータかごの昇降を制御する制御部と、前記制御部への前記商用電源からの電力の供給を遮断する制御電源遮断手段と、短絡することにより前記制御電源遮断手段によって前記制御部への前記商用電源からの電力の供給を遮断する短絡部と、前記制御電源遮断手段によって前記制御部への前記商用電源からの電力の供給が遮断されることにより、前記駆動装置への前記商用電源からの電力の供給を遮断する駆動電源遮断手段と、前記制御電源遮断手段及び駆動電源遮断手段は、電磁接触器であって、前記短絡部は、前記商用電源を電圧調整する自動電圧調整器と接続され、前記自動電圧調整器と前記短絡部との接続回路上に前記制御電源遮断手段の前記電磁接触器を構成する電磁接触器制御コイルが接続される
また、本発明に係るエレベータシステムは、前記駆動装置と前記商用電源の接続回路上に設けられたブレーカと、停電時に前記駆動装置と前記制御部に対して電力を供給する無停電電源装置と、前記無停電電源装置の前記駆動装置と前記制御部に対して電力を供給する機能を停止させる信号を出力する無停電電源装置シャットダウン回路とをさらに備え、前記無停電電源装置シャットダウン回路は、前記ブレーカがトリップしたときは電力を供給する機能を停止させる信号を出力しない一方で、前記ブレーカをOFFとしたとき、及び前記短絡部のいずれか1つが短絡されたときは電力を供給する機能を停止させる信号を出力してもよい。
本発明に係るエレベータの駆動電源遮断方法は、短絡することにより電磁接触器である前記制御電源遮断手段によって前記制御部への前記商用電源からの電力の供給を遮断し、前記商用電源を電圧調整する自動電圧調整器と接続され、前記自動電圧調整器と前記短絡部との接続回路上に前記制御電源遮断手段の前記電磁接触器を構成する電磁接触器制御コイルが接続される前記短絡部を短絡するステップと、前記短絡部の短絡により、前記制御電源遮断手段が前記制御部への前記商用電源からの電力の供給を遮断するステップと、前記制御部への前記商用電源からの電力の供給の遮断により、電磁接触器である前記駆動電源遮断手段が前記駆動装置への前記商用電源からの電力の供給を遮断するステップとを備える。

本発明に係るエレベータシステム及びエレベータの駆動電源遮断方法によれば、マシン上置きのエレベータにおいて、緊急時及び保守点検時に駆動装置に供給する電力を確実に遮断可能なエレベータを提供することができる。
本発明の一実施形態であるエレベータシステムの概略構成図である。 本発明の一実施形態であるエレベータシステムの概略ブロック図である。 本発明の一実施形態であるエレベータの駆動電源遮断方法のフロー図である。
各図面において、構成要素の寸法は、例えば、理解を容易にするために、実際の寸法に対して拡大、縮小して示す場合があり、また、各図面の間での寸法比は、一致していない場合がある。なお、各図面において、例えば、理解を容易にするために、構成要素の一部を省略して示す場合がある。
以下、本発明に係るエレベータシステムの一実施形態について、図1及び図2を参照しながら説明する。また、本発明に係るエレベータの駆動電源遮断方法の一実施形態について、図3を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、エレベータシステム及びエレベータの駆動電源遮断方法の構成等の理解を助けるために例示するものであり、エレベータシステム及びエレベータの駆動電源遮断方法の構成を限定するものではない。
図1は、本発明の一実施形態であるエレベータシステムの概略構成図である。図1に示すように、エレベータ1は、例えば、人(乗客)が乗るためのエレベータかご9と、エレベータかご9に接続される主ロープ8と、主ロープ8に接続される釣合錘5と、主ロープ8を駆動してエレベータかご9及び釣合錘5を上下方向D3へ走行させる駆動装置4と、エレベータ1の各部を制御する制御盤3を備えていてもよい。また、エレベータかご9と釣合錘5の下方の昇降路X1の底部には、安全装置としてのバッファ6がそれぞれ備えられてもよい。
各図において、第1方向D1は、水平方向と平行な方向である第1横方向D1であり、第2方向D2は、水平方向と平行な方向であって、且つ、第1横方向D1と直交する第2横方向D2であり、第3方向D3は、第1横方向D1及び第2横方向D2と直交する鉛直方向であって、上下方向D3である。なお、例えば、エレベータかご9に対して人が乗り降りする方向は、第1横方向D1としてもよい。
駆動装置4は、モータ14によって駆動される。また、駆動装置4によって駆動される主ロープ8は、昇降路X1の頂部付近の一部に一端を固定され、エレベータかご9に設けられたかごシーブ10を経由して、駆動装置4の図示しない駆動シーブに巻き掛けられ、さらに釣合錘5に設けられた釣合錘シーブ7を経由して、再び昇降路X1の頂部付近の一部に他端を固定される。なお、本実施形態において、駆動装置4はモータ14によって駆動されるが、駆動する手段はモータ14に限られない。例えば、駆動手段は、リニア駆動方式や油圧駆動方式であってもよい。
本発明において、駆動装置4は、本実施形態のように、昇降路X1の内部且つ最上階乗場よりも上方に配置される。具体的には、昇降路X1の頂部付近に配置される。
図1に示すように、例えば、乗場は複数設けられている。本実施形態において、少なくとも最上階乗場NTと最下階乗場NLが設けられ、建物に応じてこれら最上階乗場NTと最下階乗場NLとの間に1又は2以上の乗場が設けられる。
図2は、本発明の一実施形態であるエレベータシステム2の概略ブロック図である。制御盤3内の回路等により、本発明に係るエレベータシステム2は構成される。エレベータシステム2は、緊急時及び保守点検時に駆動装置4(モータ14)に供給する電力を遮断するべく商用電源15からモータ14への電力供給を制御する。
エレベータシステム2は、商用電源15に接続され、エレベータかご9の昇降を制御する制御部18、モータ14、インバータ16、無停電電源装置(UPS)17を備えている。商用電源15の電力は、インバータ16を介してモータ14に供給され、無停電電源装置17を介して制御部18に供給されてもよい。また、無停電電源装置17は、バッテリー接続部28を介して電力を蓄電しておき、商用電源15の停電時にインバータ16及び制御部18に電力を一時的に供給し、最寄り階にエレベータかご9を着床させる。
本発明の一実施形態であるエレベータシステム2は、電源遮断部27を備える。電源遮断部27は、図2において一点鎖線で囲まれた部分である。電源遮断部27は、商用電源15からの電力を電圧調整する自動電圧調整器24が商用電源15に接続されてもよい。自動電圧調整器24は、開回路である短絡部11、12、13に接続され、各短絡部の一方の接続回路をまとめて電磁接触器制御コイル26Aに接続されてもよい。なお、本実施形態において短絡部を3つ備えているが、1、2又は4以上備えてもよい。また、自動電圧調整器24によって調整される電力の電圧は48V以下であってもよく、好ましくは24Vであってもよい。
図1に示すように、短絡部11は、例えば、制御盤3の上端に設けられてもよい。また、短絡部12は、例えば、最上階NTの乗場ドアより昇降路側かつ乗場ドア敷居の下方に設けられてもよい。また、短絡部13は、例えば、最下階NLの乗場ドアより昇降路側かつ乗場ドア敷居の下方に設けられてもよい。なお、短絡部12及び短絡部13の設置位置は、作業員が乗場ドアを開放すればアクセス可能な位置であればよい。短絡部11,12,13は、例えば、コネクターであって、ジャンパーピンによって短絡されてもよい。
また、自動電圧調整器24は、独立した閉回路に接続され、当該閉回路には、電磁接触器制御コイル26Aの動作により開閉する電磁接触器接点26Bと電磁接触器制御コイル25Aが直列に接続されてもよい。電磁接触器接点26Bは、通常閉じており、電磁接触器制御コイル26Aに通電することにより開いてもよい。
商用電源15と無停電電源装置17との接続回路上に電磁接触器接点25Bが設けられてもよい。電磁接触器接点25Bは、通常閉じており、電磁接触器制御コイル25Aの電源が遮断されることにより開いてもよい。これにより、商用電源15から無停電電源装置17への電力の供給が遮断され、さらには無停電電源装置17を介して供給されていた制御部18への電力の供給が遮断される。
商用電源15とインバータ16の間に電磁接触器接点19Bを設け、無停電電源装置17とインバータ16の間に電磁接触器接点20Bを設けてもよい。また、制御部18と接続され、制御部18に電力が供給されているときは通電し、制御部18への電力が遮断されると電源が遮断される電磁接触器制御コイル19A、及び制御部18と接続され、制御部18に電力が供給されているときは制御部18の制御により通電しておらず、制御部18への電力が遮断されると無停電電源装置17から電力の供給を受けた制御部18の制御により通電する電磁接触器制御コイル20Aを設けてもよい。
電磁接触器接点19Bは、通常閉じており、電磁接触器制御コイル19Aの電源が遮断されることにより開いてもよい。また、電磁接触器接点20Bは、通常開いており、電磁接触器制御コイル20Aに通電することにより閉じてもよい。無停電電源装置17から電力の供給を受けた制御部18は、停電等電源異常時の商用電源15が失われたときに、制御により電磁接触器制御コイル20Aに通電し、電磁接触器接点20Bを閉じることにより、無停電電源装置17によって蓄電していた電力をインバータ16に供給し、最寄り階にエレベータかご9を着床させる。
一方、短絡部11,12,13により短絡されたとき、前述したように電磁接触器接点25Bが開き、制御部18への電力の供給が遮断され、また、後述する無停電電源装置シャットダウン回路29により無停電電源装置17から制御部18への電力の供給が遮断され、電磁接触器制御コイル19Aへの電力の供給が遮断されると共に、制御部18の制御電源が遮断されることから、電磁接触器制御コイル20Aは制御部18による制御によって通電することなく、電磁接触器制御コイル20Aは電力の供給が遮断された状態を維持する。これにより、電磁接触器接点19Bは開き、電磁接触器接点20Bは開いた状態を維持する。従って、短絡部11,12,13により短絡されたとき、商用電源15からの電力及び無停電電源装置17からの電力のいずれも、インバータ16及びモータ14に供給されない。
以上により、電磁接触器接点19Bは、駆動電源遮断手段として機能し、電磁接触器接点25Bは、制御電源遮断手段として機能する。
なお、本実施形態において、電磁接触器制御コイル19A及び電磁接触器接点19Bを含む電磁接触器19、電磁接触器制御コイル20A及び電磁接触器接点20Bを含む電磁接触器20及び電磁接触器制御コイル25A及び電磁接触器接点25Bを含む電磁接触器25はコンタクタであってもよい。また、本実施形態において、電磁接触器制御コイル26A及び電磁接触器接点26Bを含む電磁接触器26はリレーであってもよい。電磁接触器19,20,25は、大電流が流れることからコンタクタであることがよく、それに対して電磁接触器26は、大きな電流が流れないため、リレーとすることにより小型かつ安価な装置により回路を構成することができる。
本実施形態において、過電流が流れた場合に各機器の損傷を防止するために、商用電源15とインバータ16の間にブレーカ21が設けられ、商用電源15と自動電圧調整器24及び無停電電源装置17の間にブレーカ22が設けられ、無停電電源装置17とインバータ16の間にブレーカ23が設けられてもよい。
本実施形態において、無停電電源装置17に対して、バッテリーに蓄電していた電力をインバータ16及び制御部18に一時的に供給するのを停止させる信号を出力する無停電電源装置シャットダウン回路29を備えてもよい。無停電電源装置シャットダウン回路29は、閉回路となったとき、バッテリーに蓄電していた電力をインバータ16及び制御部18に供給するのを一時的に停止させる信号を出力する。
無停電電源装置シャットダウン回路29は、ブレーカ21の補助接点21Aが接続されてもよい。ブレーカ21のON、トリップ又はOFFのいずれかの状態によって、補助接点21Aが開閉するように構成されてもよい。具体的には、ブレーカ21がON又はトリップのとき、補助接点21Aは開いており、ブレーカ21がOFFのとき、補助接点21Aは閉じていてもよい。
これにより、通常状態であるブレーカ21がON及びブレーカ21が過電流によりトリップしたときは、補助接点21Aが開いたままとなり、無停電電源装置シャットダウン回路29は、無停電電源装置17に対して、バッテリーに蓄電していた電力をインバータ16及び制御部18に一時的に供給するのを停止させる信号を出力しない。そのため、停電時又は過電流によりブレーカ21がトリップすることにより、モータ14及び制御部18に電力が供給されなくなったとき、無停電電源装置17は、バッテリーに蓄電していた電力をインバータ16及び制御部18に一時的に供給する。
これに対して、ブレーカ21が例えば手動によりOFFとされたときは、補助接点21Aが閉じる。補助接点21Aが閉じたことにより、無停電電源装置シャットダウン回路29は、無停電電源装置17に対して、バッテリーに蓄電していた電力をインバータ16及び制御部18に一時的に供給するのを停止させる信号を出力する。これにより、無停電電源装置17がバッテリーに蓄電していた電力をインバータ16及び制御部18に一時的に供給することがないため、エレベータかご9が昇降することはなく、保守作業等のためにブレーカ21を手動によりOFFとした作業員が安全に作業を行うことができる。
また、無停電電源装置シャットダウン回路29は、電磁接触器26の電磁接触器接点26Cにより、無停電電源装置17に対して、バッテリーに蓄電していた電力をインバータ16及び制御部18に一時的に供給するのを停止させる信号を出力させる、又は出力させない構成としてもよい。具体的には、電磁接触器接点26Cは、通常時は開いており、無停電電源装置17に対して、バッテリーに蓄電していた電力をインバータ16及び制御部18に一時的に供給するのを停止させる信号を出力しない。そのため、停電時又は過電流によりブレーカ21がトリップすることにより、モータ14及び制御部18に電力が供給されなくなったとき、無停電電源装置17は、バッテリーに蓄電していた電力をインバータ16及び制御部18に一時的に供給する。
一方、短絡部11,12,13の何れかが短絡し、電磁接触器制御コイル26Aに通電すると、電磁接触器接点26Cが閉じ、無停電電源装置17に対して、バッテリーに蓄電していた電力をインバータ16及び制御部18に一時的に供給するのを停止させる信号を出力する。これにより、無停電電源装置17がバッテリーに蓄電していた電力をインバータ16及び制御部18に一時的に供給することがないため、エレベータかご9が昇降することはなく、保守作業等のために短絡部11,12,13の何れかを短絡させた作業員が安全に作業を行うことができる。
次に、本実施形態に係るエレベータの駆動電源遮断方法のについて、図2及び図3を参照しながら説明する。
図3に示すように、図2に示す(制御盤)短絡部11、(最上階)短絡部12及び(最下階)短絡部13のいずれか1つが作業員(保守員)によって短絡される(S1のYES)。
(制御盤)短絡部11、(最上階)短絡部12及び(最下階)短絡部13のいずれか1つが短絡されることにより、これらと接続された電磁接触器制御コイル26Aに通電する(S2)。
自動電圧調整器24を電源とする閉回路において、電磁接触器接点26Bと電磁接触器制御コイル25Aが直列に接続されており、電磁接触器制御コイル26Aの通電により、電磁接触器接点26Bが開き、電磁接触器接点26Cが閉じる(S3)。
電磁接触器接点26Bが閉じるのに伴い、電磁接触器接点26Bと直列に接続された電磁接触器制御コイル25Aへの通電が遮断され(S4)、電磁接触器接点26Cが開くのに伴い、無停電電源装置シャットダウン回路29により、無停電電源装置17に対して、バッテリーに蓄電していた電力をインバータ16及び制御部18に供給するのを一時的に停止させる信号を出力される(S5)。
電磁接触器制御コイル25Aへの通電が遮断されることにより、商用電源15と制御部18との接続回路上にある電磁接触器接点25Bが開き、制御部18への商用電源15からの電源が遮断される(S6)。
制御部18への商用電源15からの通電が遮断されることにより、制御部18に接続された電磁接触器制御コイル19Aの通電が遮断され、無停電電源装置17からの電力が供給されない制御部18による制御がされないため、電磁接触器制御コイル20Aの通電が遮断された状態が維持される(S7)。
電磁接触器制御コイル19Aの通電が遮断されることにより、商用電源15とインバータ16との接続回路上にある電磁接触器接点19Bが開く。また、電磁接触器制御コイル20Aの通電が遮断された状態が維持されることにより、無停電電源装置17とインバータ16との接続回路上にある電磁接触器接点20Bが開いた状態が維持される(S8)。
上述の通り、(制御盤)短絡部11、(最上階)短絡部12及び(最下階)短絡部13のいずれか1つが作業員(保守員)によって短絡されることによって、商用電源15からインバータ16を経由したモータ14への駆動電源及び無停電電源装置17からインバータ16を経由したモータ14への駆動電源が遮断される(S9)。
[1]
以上により、本発明に係るエレベータシステム2は、エレベータかご9が昇降する昇降路X1と、前記昇降路上部に設置された前記エレベータかご9を昇降させる駆動装置4と、前記駆動装置4を駆動する電力を供給する商用電源15と、前記エレベータかご9の昇降を制御する制御部18と、前記制御部18への前記商用電源15からの電力の供給を遮断する制御電源遮断手段25と、短絡することにより前記制御電源遮断手段25によって前記制御部18への前記商用電源15からの電力の供給を遮断する短絡部11、12、13と、前記制御電源遮断手段25によって前記制御部18への前記商用電源15からの電力の供給が遮断されることにより、前記駆動装置4への前記商用電源15からの電力の供給を遮断する駆動電源遮断手段19とを備えてもよい。
斯かる構成によれば、制御盤3の上部、最上階乗場NT及び最下階乗場NLでの作業で、エレベータ1の駆動電源を遮断することができる。
[2]
また、本発明に係るエレベータシステム2は、前記制御電源遮断手段25及び駆動電源遮断手段19は、電磁接触器25,19であってもよい。
斯かる構成によれば、小型の機器によって、エレベータ1の駆動電源を遮断することができる。
[3]
また、本発明に係るエレベータシステム2は、前記短絡部11、12、13は、前記商用電源15を電圧調整する自動電圧調整器24と接続され、前記自動電圧調整器24と前記短絡部11、12、13との接続回路上に前記制御電源遮断手段25の前記電磁接触器25を構成する電磁接触器制御コイル25Aが接続されてもよい。
斯かる構成によれば、自動電圧調整器24から供給される低電圧の電源を短絡部11、12、13で短絡することにより、安全にエレベータ1の駆動電源を遮断することができる。
[4]
また、本発明に係るエレベータシステム2は、前記駆動装置4と前記商用電源15の接続回路上に設けられたブレーカ21と、停電時に前記駆動装置4と前記制御部18に対して電力を供給する無停電電源装置17と、前記無停電電源装置17の前記駆動装置4と前記制御部18に対して電力を供給する機能を停止させる信号を出力する無停電電源装置シャットダウン回路29とをさらに備え、前記無停電電源装置シャットダウン回路29は、前記ブレーカ21がトリップしたときは電力を供給する機能を停止させる信号を出力しない一方で、前記ブレーカ21をOFFとしたとき、及び前記短絡部11,12,13のいずれか1つが短絡されたときは電力を供給する機能を停止させる信号を出力してもよい。
斯かる構成によれば、保守作業を行うために駆動装置4への電力の供給を遮断しようとする作業員の意図に反して、無停電電源装置17から駆動装置4へ電力が供給されないため、安全に保守作業を行うことができる。。
[5]
また、本発明に係るエレベータの駆動電源遮断方法は、短絡することにより前記制御電源遮断手段25によって前記制御部18への前記商用電源15からの電力の供給を遮断する前記短絡部11,12,13を短絡するステップS1と、
前記短絡部11,12,13の短絡により、前記制御電源遮断手段25が前記制御部18への前記商用電源15からの電力の供給を遮断するステップS6と、
前記制御部18への前記商用電源15からの電力の供給の遮断により、前記駆動電源遮断手段19が前記駆動装置4への前記商用電源15からの電力の供給を遮断するステップS9と
を備えたエレベータの駆動電源遮断方法。
斯かる構成によれば、制御盤3の上部、最上階乗場NT及び最下階乗場NLでの作業で、エレベータ1の駆動電源を遮断することができる。
なお、本発明に係るエレベータシステム及びエレベータの駆動電源遮断方法は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、エレベータシステム及びエレベータの駆動電源遮断方法は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(A)上記実施形態に係るエレベータシステム及びエレベータの駆動電源遮断方法において、最上階NTに設けられた短絡部12及び最下階NLに設けられた短絡部13は、乗場敷居の昇降路側に設置されている。しかしながら、エレベータシステム及びエレベータの駆動電源遮断方法は、斯かる構成に限られない。
例えば、短絡部12及び短絡部13は、乗場に設けられたターミナルボックス、あるいは乗場操作装置のボックス内部に設けられても同様の効果を得ることができることは勿論である。
(B)また、上記実施形態に係るエレベータシステム及びエレベータの駆動電源遮断方法において、短絡部11,12,13は、ジャンパーピンを挿入して短絡させる構成である。しかしながら、エレベータシステム及びエレベータの駆動電源遮断方法は、斯かる構成に限られない。
例えば、短絡部11,12,13の短絡は、スイッチ操作によるものでもよく、また、乗場に設けられたタッチパネルの操作によるものでもよく、あるいは、短絡部11,12,13と接続した携帯端末の操作によるものであっても同様の効果を得ることができることは勿論である。
(C)なお、例えば、特許請求の範囲、明細書及び図面において示したシステム及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各工程の実行順序は、前の工程の結果物を後の工程で用いるものでない限り、任意の順序で実現できる。例えば、便宜上、「まず」、「次に」等を用いて説明したとしても、この順で実行することが必須であることを意味するものではない。
1…エレベータ、2…エレベータシステム、3…制御盤、4…駆動装置、5…釣合錘、6…緩衝器、7…釣合錘シーブ、8…主ロープ、9…エレベータかご、10…かごシーブ、11…制御盤短絡部、12…最上階短絡部、13…最下階短絡部、14…モータ、15…商用電源、16…インバータ、17…無停電電源装置(UPS)、18…制御部、19、20、25、26…電磁接触器、19A,20A,25A,26A…電磁接触器制御コイル、19B,20B,25B,26B,26C…電磁接触器接点、21,22,23,…ブレーカ、21A…ブレーカ補助補助接点、24…自動電圧調整器、27…電源遮断部、28…バッテリー接続部、29…無停電電源装置シャットダウン回路

Claims (3)

  1. エレベータかごが昇降する昇降路と、
    前記昇降路上部に設置された前記エレベータかごを昇降させる駆動装置と、
    前記駆動装置を駆動する電力を供給する商用電源と、
    前記エレベータかごの昇降を制御する制御部と、
    前記制御部への前記商用電源からの電力の供給を遮断する制御電源遮断手段と、
    短絡することにより前記制御電源遮断手段によって前記制御部への前記商用電源からの電力の供給を遮断する短絡部と、
    前記制御電源遮断手段によって前記制御部への前記商用電源からの電力の供給が遮断されることにより、前記駆動装置への前記商用電源からの電力の供給を遮断する駆動電源遮断手段と
    前記制御電源遮断手段及び駆動電源遮断手段は、電磁接触器であって、
    前記短絡部は、前記商用電源を電圧調整する自動電圧調整器と接続され、前記自動電圧調整器と前記短絡部との接続回路上に前記制御電源遮断手段の前記電磁接触器を構成する電磁接触器制御コイルが接続される
    レベータシステム。
  2. エレベータかごが昇降する昇降路と、
    前記昇降路上部に設置された前記エレベータかごを昇降させる駆動装置と、
    前記駆動装置を駆動する電力を供給する商用電源と、
    前記エレベータかごの昇降を制御する制御部と、
    前記制御部への前記商用電源からの電力の供給を遮断する制御電源遮断手段と、
    短絡することにより前記制御電源遮断手段によって前記制御部への前記商用電源からの電力の供給を遮断する短絡部と、
    前記制御電源遮断手段によって前記制御部への前記商用電源からの電力の供給が遮断されることにより、前記駆動装置への前記商用電源からの電力の供給を遮断する駆動電源遮断手段と、
    前記駆動装置と前記商用電源の接続回路上に設けられたブレーカと、
    停電時に前記駆動装置と前記制御部に対して電力を供給する無停電電源装置と、
    前記無停電電源装置の前記駆動装置と前記制御部に対して電力を供給する機能を停止させる信号を出力する無停電電源装置シャットダウン回路とをさらに備え、
    前記無停電電源装置シャットダウン回路は、前記ブレーカがトリップしたときは電力を供給する機能を停止させる信号を出力しない一方で、前記ブレーカをOFFとしたとき、及び前記短絡部のいずれか1つが短絡されたときは電力を供給する機能を停止させる信号を出力す
    レベータシステム。
  3. 短絡することにより電磁接触器である制御電源遮断手段によって制御部への商用電源からの電力の供給を遮断し、前記商用電源を電圧調整する自動電圧調整器と接続され、前記自動電圧調整器と短絡部との接続回路上に前記制御電源遮断手段の前記電磁接触器を構成する電磁接触器制御コイルが接続される前記短絡部を短絡するステップと、
    前記短絡部の短絡により、前記制御電源遮断手段が前記制御部への前記商用電源からの電力の供給を遮断するステップと、
    前記制御部への前記商用電源からの電力の供給の遮断により、電磁接触器である駆動電源遮断手段が駆動装置への前記商用電源からの電力の供給を遮断するステップと
    を備えたエレベータの駆動電源遮断方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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